JP6398806B2 - センサパッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、1つ以上のサーモパイルを備えたMEMSチップをパッケージ内に配置したセンサパッケージに関する。
体表面から流出する熱流の大きさを検知してその検知結果から深部体温を測定(算出)する方法として、図11(A)に示した構成のセンサモジュールを使用するもの(例えば、特許文献1参照)と、図11(B)に示した構成のセンサモジュールを使用するもの(例えば、特許文献2参照)とが知られている。
図11(A)に示したセンサモジュール、すなわち、断熱材の上下面にそれぞれ温度センサが取り付けられた1つの熱流束センサを用いる場合、断熱材の上面側の温度センサにより測定される温度Ta、断熱材の下面側の温度センサにより測定される温度Ttとから、以下の(1)式により深部体温Tbが算出される。
Tb=(Tt−Ta)Rx/R1+Tt …(1)
ここで、R1、Rxとは、それぞれ、断熱材の熱抵抗、皮下組織の熱抵抗のことである。
すなわち、図11(A)に示したセンサモジュールを用いる内部温度算出方法は、基本的には、R1及びRxの値として固定値を使用するものとなっている。ただし、Rx値は、場所による違いや個人差がある値であるため、Rx値として固定値を用いて上記式により算出した深部体温Tbには、用いたRx値と実際のRx値との差に応じた測定誤差が含まれることになる。そのため、Tt、Taの時間変化を測定して、測定結果からRxを算出することも行われている(特許文献1参照)。
図11(B)に示したセンサモジュールを用いて内部温度を算出する場合、断熱材の熱抵抗が異なる2つの熱流束センサのそれぞれによって、体表面からの熱流束を表す温度差が測定される。断熱材の熱抵抗が異なる2つの熱流束センサにより温度差を測定すれば、以下の2式を得ることが出来る。
Tb=(Tt−Ta)Rx/R1+Tt …(2)
Tb=(Tt′−Ta′)Rx/R2+Tt′ …(3)
ここで、Ta、Ta′とは、それぞれ、図11(B)において左側、右側に示してある熱流束センサの上面側の温度センサにより測定される温度のことである。Tt、Tt′とは、それぞれ、図11(B)において左側、右側に示してある熱流束センサの下面側の温度センサにより測定される温度のことである。R1、R2とは、図11(B)に示してあるように、各熱流束センサの断熱材の熱抵抗のことである。
R1及びR2が既知数である場合、上記2式中の未知数は、RxとTbだけである。従って、(2)及び(3)式から、Tbを求めることが出来る。図11(B)に示したセンサモジュールを用いて内部温度を算出する場合、この原理により、深部体温Tbが測定(算出)されている。
特開2002−372464号公報 特開2007−212407号公報
図11(A)、(B)に示したセンサモジュールは、Tbの算出に必要な情報を、複数の温度センサにて得るものとなっている。そして、温度センサの精度は、さほど高いものではないため、図11(A)、(B)に示したセンサモジュールには、熱抵抗及び熱容量が大きな断熱材が使用されている。そのため、これらのセンサモジュールは、応答性が悪い(安定した、深部体温の測定結果が得られるまでに要する時間が長い)ものとなっている。
サーモパイルを備えたMEMSチップを温度差の測定に使用すれば、深部体温を測定するためのモジュールの熱抵抗及び熱容量が大きく減少するため、応答性がより良い形で深部体温を測定することが可能となる。そのため、MEMSチップを用いた内部温度測定装置の開発が進められている。ただし、MEMSチップが、極めて小さな、周囲温度の影響を受けやすいデバイスであるが故に、深部体温等の測定対象物の内部温度を精度良く測定(算出)できる内部温度測定装置を製造することは極めて困難である。
そこで、本発明の課題は、測定対象物の内部温度を精度良く測定(算出)できる内部温度測定装置等の実現を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、1つ以上のサーモパイルを備えたMEMSチップを、パッケージ化して、『有底筒状の筐体と前記筐体を貫通する互いにほぼ平行な複数のリードとを含むパッケージと、所定方向の温度差を測定する1つのサーモパイル又は同一方向の温度差を測定する複数のサーモパイルを備えたMEMSチップと、を含み、前記MEMSチップが、前記1つのサーモパイル又は前記複数のサーモパイルによる温度差の測定方向が前記パッケージの各リードの長手方向とほぼ直交する姿勢で前記パッケージの前記筐体の内底面上に配置されている』センサパッケージとする。
すなわち、MEMSチップをパッケージ化すれば、極めて小さなMEMSチップを取り扱い易くすることが出来る。しかしながら、単純にパッケージ化したのでは、パッケージに設けられた複数のリードを介して流入する熱の影響でMEMSチップの各サーモパイルの温度差の測定精度が低下してしまう。一方、本発明のように、MEMSチップを、『前記MEMSチップが、前記1つのサーモパイル又は前記複数のサーモパイルによる温度差の測定方向が前記パッケージの各リードの長手方向とほぼ直交する姿勢』でパッケージの筐体の内底面に配置しておけば、複数のリードを介して流入する熱の影響によりMEMSチップの各サーモパイルの温度差の測定精度が低下してしまうことを抑止することが出来る。従って、本発明のセンサパッケージを用いておけば、測定対象物の内部温度を精度良く測定(算出)できる内部温度測定装置や、赤外線のMEMSチップへの入射の有無をサーモパイルによる温度差の測定結果から精度良く検出できる赤外線検出装置や、赤外線の発生源の温度を、サーモパイルによる温度差の測定結果から精度良く検出できる非接触温度測定装置を実現することが出来る。
本発明に係るパッケージの『有底筒状の筐体』は、有底円筒状、有底楕円筒状、有底角筒状等の、底部と当該底部の周囲を囲繞する側壁部とを備えた筐体であれば良い。また、本発明のセンサパッケージは、様々な形で実現することが出来る。例えば、本発明のセンサパッケージに、『前記パッケージの前記筐体の底部は、非伝熱部と、当該非伝熱部の構成材料よりも熱伝導性が良い材料(例えば、金属)からなる伝熱部とを含み、前記MEMSチップの少なくとも一部が、前記伝熱部上に位置している』構成を採用しておいても良
い。
また、本発明のセンサパッケージに、『前記複数のリードの前記筐体外の先端部の、同じ方向を向いた面が、同一平面上に位置している』構成を採用しておいても良い。尚、前記複数のリードの前記筐体外の先端部(複数のリードの筐体外の複数の先端部)の、同じ方向を向いた面とは、複数の先端部の、パッケージの内底面側(パッケージの内底面を含む平面側)又は逆側を向いた面のことである。この構成を採用しておけば、表面実装が可能なセンサパッケージを得ることが出来る。
本発明のセンサパッケージのパッケージは、どのような方法により形成(製造)しても良いが、パッケージをモールド成形(インサート成形)により形成するようにしておけば、簡単に(製造に必要な工程数が少ない形で)、センサパッケージを得ることが可能となる。
また、上方から入射した光が、センサパッケージの内面で反射してMEMSチップに入射されることを防ぐためや、センサパッケージ内の空気温度を安定化させるために、本発明のセンサパッケージのパッケージ筐体(パッケージの筐体)の各内側面を、黒色の部材で被覆しておいても良い。
本発明のセンサパッケージに、『前記MEMSチップは、前記1つ又は複数のサーモパイルを含む天面部と、前記天面部を前記パッケージの前記筐体の内底面に対して支持する、前記天面部に至る1つ以上の空洞を備えた支持部とを含み、前記MEMSチップが、前記支持部の、前記パッケージの前記筐体の内底面と対向する側の面に、接着用部材により前記内底面に対して固定されている1つ以上の第1領域と、接着用部材により前記内底面に対して固定されていない1つ以上の第2領域とが存在するように、且つ、前記MEMSチップと前記パッケージの前記筐体の底部の並び方向から見て各サーモパイルを構成している複数の熱電対の温接点が前記1つ以上の第1領域内に位置するように、前記パッケージの前記筐体の内底面に対して接着用部材により固定されている』構成を採用しておいても良い。この構成を採用しておけば、性能低下が生じない形で、空洞内の空気の圧力上昇によりメンブレン部(天面部の、空洞上に位置している部分)が破損することを抑止することが出来る。
また、本発明の第2の態様のセンサパッケージは、複数のリードを備えた有底筒状のパッケージと、所定方向の温度差を測定する1つのサーモパイル又は同一方向の温度差を測定する複数のサーモパイルを備えたMEMSチップと、を含み、前記MEMSチップが、前記1つのサーモパイル又は前記複数のサーモパイルによる温度差の測定方向が、前記パッケージの内側面の2部分であって、前記複数のリードからの熱流入による温度上昇量が他の部分よりも少ない2部分を結んだ方向となる姿勢で前記パッケージの内底面上に配置されている構成を有する。
この構成によっても、複数のリードを介して流入する熱の影響によりMEMSチップの各サーモパイルの温度差の測定精度が低下してしまうことを抑止することが出来る。従って、本発明の上記態様のセンサパッケージによっても、測定対象物の内部温度を精度良く測定(算出)できる内部温度測定装置や、赤外線のMEMSチップへの入射の有無をサーモパイルによる温度差の測定結果から精度良く検出できる赤外線検出装置や、赤外線の発生源の温度を、サーモパイルによる温度差の測定結果から精度良く検出できる非接触温度測定装置を実現することが出来る。
尚、本発明の第2のセンサパッケージにおける『前記パッケージの内側面の2部分であって、前記複数のリードからの熱流入による温度上昇量が他の部分よりも少ない2部分』
は、温度上昇量が最小量に近い量となる部分であれば良い。
本発明によれば、測定対象物の内部温度を精度良く測定(算出)できる内部温度測定装置、赤外線のMEMSチップへの入射の有無をサーモパイルによる温度差の測定結果から精度良く検出できる赤外線検出装置等を実現することが出来る。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンサパッケージを用いて製造された内部温度測定装置の概略構成図である。 図2は、実施形態に係るセンサパッケージのパッケージの斜視図である。 図3は、パッケージのモールド成形による製造法の説明図である。 図4は、パッケージ内に配置されるMEMSチップの構成例の説明図である。 図5は、パッケージ内に配置されるMEMSチップの構成例の説明図である。 図6は、MEMSチップの温度差測定方向とパッケージのリードの位置関係の説明図である。 図7は、MEMSチップのパッケージへの固定法の説明図である。 図8は、実施形態に係るセンサパッケージの使用法の説明図である。 図9は、実施形態に係るセンサパッケージの使用法の説明図である。 図10は、実施形態に係るセンサパッケージの変形例の説明図である。 図11は、体表面から流出する熱流の大きさを検知してその検知結果から深部体温を測定(算出)する方法の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係るセンサパッケージ10が用いられた内部温度測定装置1の概略構成を示す。
図示してあるように、内部温度測定装置1は、センサパッケージ10とプリント回路板30とを備えた装置である。
プリント回路板30は、演算回路32a等の各種デバイス32(抵抗、コンデンサ等)をプリント配線板31上に実装したユニットである。演算回路32aは、センサパッケージ10(後述するMEMSチップ20、ASIC26)による温度差、温度の測定結果から、測定対象物の内部温度を算出して出力する回路である。
図示してあるように、このプリント回路板30のプリント配線板31には、センサパッケージ10を挿入するための貫通孔が設けられている。
センサパッケージ10は、内部温度の算出に必要とされる値(温度と1つ以上の温度差)を測定するモジュールである。内部温度測定装置1は、このセンサパッケージ10の下面(図1における下側の面)を、内部温度の測定対象物(人体等)の表面に接触させて使用される装置として構成されている。
図1に示してあるように、センサパッケージ10は、パッケージ11とMEMSチップ20とASIC26とを備える。
パッケージ11は、MEMSチップ20及びASIC26のケースである。パッケージ11は、対向する2つの側面から複数のリード13が突出した形状を有している。
より具体的には、図2に示してあるように、パッケージ11は、略有底四角筒状の筐体12を有している。パッケージ11の筐体12の対向する側壁12a、12bのそれぞれには、筐体12の下面と所定の間隔をもって側壁12a/12bを貫通する複数のリード13が設けられている。各リード13の、筐体12下面との間の間隔は、プリント配線板31の貫通孔にセンサパッケージ10の底部側を挿入したときに、センサパッケージ10の下面がプリント回路板30(プリント配線板31)の下面から突出するように定められている。
また、筐体12の底部には、高熱伝導性の材料(本実施形態では、金属)からなる伝熱パッド14が設けられている。
筐体12の各側壁の構成材料は、熱伝導性が悪い絶縁性材料であれば良い。また、筐体12の底部の、伝熱パッド14以外の部分の構成材料は、熱伝導性が悪い材料であることが好ましいが、熱伝導性が良い材料であっても良い。
尚、筐体12の伝熱パッド14以外の部分の構成材料を、樹脂としておけば、図3に示したような形状の金属板40、すなわち、リード13となる部分と金属板14となる部分を有する金属板40を用いたモールド成形(インサート成形)によりパッケージ11を容易に製造することが出来る。従って、筐体12の伝熱パッド14以外の部分の構成材料を、樹脂としておくことが好ましい。
ASIC26(図1)は、入出力用の複数の電極が、その上面に設けられている集積回路である。ASIC26は、MEMSチップ20の所定部分の温度として使用される温度を測定するための温度センサを内蔵している。また、ASIC26は、当該温度センサの出力及びMEMSチップ20の出力を増幅する機能と、増幅後の各出力をデジタルデータ化する機能とを有している。このASIC26としては、例えば、絶対温度に比例した電圧を出力するPTAT(Proportional To Absolute Temperature)電圧源(つまり、温度計として機能する電圧源)を備え、PTAT電圧源の構成要素が温度センサとして機能する集積回路を使用することが出来る。
センサパッケージ10の構成要素として使用されるMEMSチップ20は、1つのサーモパイル、又は、同一方向の温度差を測定する複数個のサーモパイルを備えたデバイスである。
以下、図4及び図5を用いて、同一方向の温度差を測定する複数のサーモパイルを備えたMEMSチップ20(20a、20b)の構成例を説明する。尚、MEMSチップ20a,bに関する以下の説明において、上、下、左、右とは、図4(A)、図5(A)における上、下、左、右のことである。また、図4(A)は、同一方向(左右方向)の温度差を測定する2つのサーモパイル24a、24bを備えたMEMSチップ20aの上面図であり、図4(B)は、MEMSチップ20aの、図4(A)におけるX−X線断面図である。図5(A)は、同一方向(左右方向)の温度差を測定する3つのサーモパイル24a〜24cを備えたMEMSチップ20bの上面図であり、図5(B)は、MEMSチップ20bの、図5(A)におけるX−X線断面図である。
図4(B)及び図5(B)に示してあるように、MEMSチップ20(20a、20b)は、天面部21と支持部22とを備える。天面部21は、シリコン基板上に半導体プロセスを用いて形成される積層体である。図4(A)、(B)に示してあるように、MEM
Sチップ20aの天面部21内には、熱電対を直列接続したサーモパイル24a、24bが設けられている。また、図5(A)、(B)に示してあるように、MEMSチップ20bの天面部21内には、サーモパイル24a〜24cが設けられている。また、図示は省略してあるが、MEMSチップ20a、20bの天面部21の上面には、各サーモパイル24の電極が設けられている。
支持部22は、天面部21を形成したシリコン基板を裏面側からエッチングすることにより形成される部分である。図4(B)、図5(B)に示してあるように、支持部22は、天面部21に至る1つ又は複数の空洞を有している。以下、支持部22の各空洞上に位置している、天面部21の部分のことを、メンブレン部と表記する(図4(A)参照)。また、支持部22の、図4(A)、図5(A)における各一点鎖線枠25内の部分、すなわち、サーモパイル24による測温対象となっている天面部21の部分下に位置している支持部22の部分のことを、脚部23と表記する。
センサパッケージ10の構成要素として使用されるMEMSチップ20は、MEMSチップ20a、20bのような、同一方向(以下、温度差測定方向と表記する)の温度差を測定する複数個のサーモパイルを備えたデバイスか、或る方向(以下、温度差測定方向と表記する)の温度差を測定する1つのサーモパイルを備えたデバイスである。
本実施形態に係るセンサパッケージ10は、基本的には、上記のような構成を有するMEMSチップ20を、ASIC26と共に、パッケージ11の伝熱パッド14上に固定し、MEMSチップ20及びASIC26間とリード13及びASIC26間とを、ワイヤ・ボンディングにより電気的に接続したモジュール(図1参照)である。
ただし、センサパッケージ10は、図6に模式的に示してあるように、MEMSチップ20の温度差測定方向が、パッケージ11の各リード13の長手方向と略直交するように、MEMSチップ20をパッケージ11内に配置したものとなっている。
以下、センサパッケージ10に、上記構成を採用している理由を説明する。
センサパッケージ10のパッケージ11(図2参照)の側壁12a及び側壁12bには、複数のリード13が設けられているが、他の2側壁には、リード13が設けられていない。
リード13は、導電体であるため、高熱伝導体である。従って、リード13が設けられているパッケージ11の側壁12a及び側壁12bは、リード13を介して熱が流入し易いが故に、他の側壁よりも温度が上昇し易いものとなっている。また、リード13を介した熱流入により生ずる温度上昇量は、通常、側壁12aと側壁12bとで異なる。そして、MEMSチップ20のサーモパイル24により測定される温度差は、極めて小さな温度差である。
そのため、温度差測定方向が、側壁12a及び側壁12bの壁面と直交するように、MEMSチップ20を配置しておいた場合、MEMSチップ20の幾つかのサーモパイル24により測定される温度差に、側壁12a及び/又は12bの温度上昇に起因する比較的に大きな誤差が含まれてしまうことがある。
一方、温度差測定方向が、各リードの長手方向とほぼ直交するように、MEMSチップ20を配置しておけば、上記のような誤差がサーモパイル24による測定される温度差に含まれてしまうことを抑止できる。そのため、本実施形態に係るセンサパッケージ10に上記構成を採用しているのである。
以下、センサパッケージ10について、幾つかの説明を補足する。
MEMSチップ20は、通常、銀ペースト等の熱伝導性が良い接着剤を用いて、伝熱パッド14上に固定される。この際、MEMSチップ20の下面全域が、銀ペースト等によって伝熱パッド14上に固定されるようにしておいても良い。ただし、そのようにしておいた場合、メンブレン部の下方の空洞が閉空間となるため、温度上昇により空洞内の空気の圧力が上昇してメンブレン部が破損することが考えられる。
従って、各空洞が閉空間とならないように、MEMSチップ20は伝熱パッド14上に固定しておくことが好ましいのであるが、或る脚部23と伝熱パッド14との間に熱伝導性が悪い部分が存在していると、当該脚部23上に温接点が存在しているサーモパイル24により測定される温度差に、その分の誤差が含まれてしまうことになる。そして、図7に模式的に示してあるように、MEMSチップ20の各脚部23の下面全域のみに銀ペースト等を塗布して、MEMSチップ20を伝熱パッド14上に固定するようにしておけば、MEMSチップ20の性能を低下させることなく、空洞内の空気の圧力上昇によりメンブレン部の破損が生ずることを抑止できる。尚、この図7は、図5に示したMEMSチップ20bの、下面側から見た平面図である。
従って、センサパッケージ10の製造(組み立て)時には、MEMSチップ20の各脚部23の下面全域のみに銀ペースト等を塗布して、MEMSチップ20を伝熱パッド14上に固定するようにしておくことが好ましい。
また、センサパッケージ10は、測定環境が、上方からセンサパッケージ10内に光(赤外線等)が入射せず、センサパッケージ10の上方の空気温度が安定している環境である場合には、図1に示してある状態、つまり、上部が封止されていない状態で、使用することが出来るものである。ただし、測定環境が、そのようなものであることは少ない。そして、上方からセンサパッケージ10内に光が入射する場合や、センサパッケージ10の上方の空気温度が変化する場合には、温度差の測定精度が低下してしまう。そのため、センサパッケージ10は、通常、図8に模式的に示してあるように、その開口部(上面)を、開口部以上のサイズの蓋部15で覆った状態で使用される。
また、センサパッケージ10は、上方の空気温度が低い方が感度が高くなるモジュールである。従って、センサパッケージ10の開口部を蓋部15で覆う場合には、図8に示してあるように、蓋部15の下面に、赤外線を吸収する部材16を設けておいても良い。また、センサパッケージ10の蓋部15として、放熱性が良い形状を有する部材、例えば、放熱フィンを備えた部材や、面積が、センサパッケージ10の開口部の面積の数倍ある部材を採用しておいても良い。
また、図9に模式的に示してあるように、蓋部15を設けることなく、センサパッケージ10の下面以外の部分を、筐体18で囲っておいても良い。尚、この場合も、筐体18の、センサパッケージ10の開口部上の部分に、赤外線を吸収する部材16を設けておくことにより、内部温度測定装置の感度を向上させることが出来る。
上方から入射した光が、センサパッケージ10の内面で反射してMEMSチップ20に入射されることを防ぐためや、センサパッケージ10内の空気温度を安定化させるために、センサパッケージ10(パッケージ11、筐体12)の内面を、黒色の部材、例えば、黒色の塗料、黒色の樹脂で被覆しておいても良い。
また、センサパッケージ10を人体の深部体温の測定に使用する場合には、センサパッ
ケージ10の下面に、生体適合性を有する絶縁性のフィルムや樹脂部材等を固定しておいても良い。また、測定対象物との間の熱的接触性を良好なものとするために、下面が、中央部分が下方に突出した曲面状になるように、または、下面に曲面からなる凸構造が複数存在するように、センサパッケージ10を製造しておいても良い。
《変形形態》
上記したセンサパッケージ10は、各種の変形を行うことが出来るものである。例えば、図10(A)に示してあるように、センサパッケージ10のパッケージ11を、1つの側壁のみにリード13が設けられているものに変形しても良い。尚、パッケージ11をそのように変形する場合にも、同図に示してあるように、MEMSチップ20の温度差測定方向が、パッケージ11の、リード13が設けられていない対向する2側壁の壁面と略直交する方向となるようにしておけば良い。ただし、パッケージ11をそのように変形する場合には、パッケージ11(センサパッケージ10)のプリント回路板30への固定を確実に行えるようにするために、図10(A)、(B)に示してあるように、リード13を設けられている側壁と対向する側壁に突起部19を設けておくことが好ましい。
センサパッケージ10に採用されている上記技術は、筐体12の形状や、リード13が貫通している側壁の数が上記したものとは異なるパッケージ11にも適用できるものである。例えば、有底円筒状の、各種方向にリード13が設けられているパッケージ11に、上記技術を適用する場合には、当該パッケージ11の構造から、パッケージ11の内側面の2部分であって、複数のリード13からの熱流入による温度上昇量が他の部分よりも少ない2部分を定める。この際、定める2部分は、温度上昇量が最小量に近い量となる部分(例えば、温度上昇量が、温度上昇量の最大量の10%以下となる部分)であれば良い。そして、温度差測定方向が、定めた2部分を結んだ方向となるように、パッケージ11の底部にMEMSチップ20を配置しておけば、リード13を介した熱の流入によりMEMSチップ20の出力に大きな誤差が生じないセンサパッケージ10を得ることが出来る。
上記したセンサパッケージ10は、内部温度測定装置に使用するものであったが、MEMSチップ20は、空洞の位置等を変えれば、赤外線検出装置や非接触温度測定装置のセンサとして使用できるものである。従って、センサパッケージ10を、赤外線検出装置や非接触温度測定装置用のセンサパッケージに変形しても良い。
また、センサパッケージ10内に配置するMEMSチップ20が、温度測定方向と直交する方向にメンブレン部が並んだものや、メンブレン部がマトリックス状に並んだものであっても良いことは当然のことである。
10 センサパッケージ
11 パッケージ
12,18 筐体
12a、12b 側壁
13 リード
14 伝熱パッド
15 蓋部
20 MEMSチップ
21 天面部
22 支持部
23 脚部
24,24a,24b、24c サーモパイル
26 ASIC
30 プリント回路板
31 プリント配線板
32 デバイス
32a 演算回路

Claims (8)

  1. 有底筒状の筐体と前記筐体を貫通する互いにほぼ平行な複数のリードとを含むパッケージと、
    所定方向の温度差を測定する1つのサーモパイル又は同一方向の温度差を測定する複数のサーモパイルを備えたMEMSチップと、
    を含み、
    前記MEMSチップが、前記1つのサーモパイル又は前記複数のサーモパイルによる温度差の測定方向が前記パッケージの各リードの長手方向とほぼ直交する姿勢で前記パッケージの前記筐体の内底面上に配置されている
    ことを特徴とするセンサパッケージ。
  2. 前記パッケージの前記筐体の底部は、非伝熱部と、当該非伝熱部の構成材料よりも熱伝導性が良い材料からなる伝熱部とを含み、
    前記MEMSチップの少なくとも一部が、前記伝熱部上に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサパッケージ。
  3. 前記伝熱部の構成材料が、金属である
    ことを特徴とする請求項2に記載のセンサパッケージ。
  4. 前記複数のリードの前記筐体外の先端部の、同じ方向を向いた面が、同一平面上に位置している
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサパッケージ。
  5. 前記パッケージが、モールド成形により形成されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサパッケージ。
  6. 前記パッケージの前記筐体の内側面が、黒色の部材で被覆されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサパッケージ。
  7. 前記MEMSチップは、前記1つ又は複数のサーモパイルを含む天面部と、前記天面部を前記パッケージの前記筐体の内底面に対して支持する、前記天面部に至る1つ以上の空洞を備えた支持部とを含み、
    前記MEMSチップが、前記支持部の、前記パッケージの前記筐体の内底面と対向する側の面に、接着用部材により前記内底面に対して固定されている1つ以上の第1領域と、接着用部材により前記内底面に対して固定されていない1つ以上の第2領域とが存在するように、且つ、前記MEMSチップと前記パッケージの前記筐体の底部の並び方向から見て各サーモパイルを構成している複数の熱電対の温接点が前記1つ以上の第1領域内に位置するように、前記パッケージの前記筐体の内底面に対して接着用部材により固定されている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のセンサパッケージ。
  8. 複数のリードを備えた有底筒状のパッケージと、
    所定方向の温度差を測定する1つのサーモパイル又は同一方向の温度差を測定する複数のサーモパイルを備えたMEMSチップと、
    を含み、
    前記MEMSチップが、前記1つのサーモパイル又は前記複数のサーモパイルによる温度差の測定方向が、前記パッケージの内側面の2部分であって、前記複数のリードからの熱流入による温度上昇量が他の部分よりも少ない2部分を結んだ方向となる姿勢で前記パッケージの内底面上に配置されている
    ことを特徴とするセンサパッケージ。
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