JP6396026B2 - 繊維引込部材を備える、扁平梁偏向先端部を有するカテーテル - Google Patents

繊維引込部材を備える、扁平梁偏向先端部を有するカテーテル Download PDF

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Description

本発明は、高周波(RF)又は他のエネルギー源を使用した組織のマッピング及び/又は組織の除去などのように、患者を診断又は治療する目的で患者の血管内で使用する医療用装置に関する。より具体的には、本発明は、平面上の2方向偏向のための扁平梁を有する偏向可能なカテーテルに関する。
電極カテーテルは、長年にわたり医療行為で一般的に用いられている。電極カテーテルは心臓内の電気的活動を刺激及びマッピングし、異常な電気的活動が見られる部位を除去するために用いられる。使用中、電極カテーテルは、主要静脈又は動脈、例えば、大腿動脈に位置付けられているガイドシース内に挿入され、心室内に誘導される。心室内で、カテーテルは、誘導シースの遠位端を通過して伸展し、マッピングアセンブリを暴露させる。カテーテルは、マッピングアセンブリが心室の管状領域に位置付けられるように、動作を介して操作される。カテーテルの正確な位置及び向きを制御する能力は非常に重要であり、カテーテルがどれほど有用であるかを大きく決定する。
可動型カテーテルは、一般的に公知である。例えば、米国再発行特許第34,502号は、その遠位端にピストンチャンバを有するハウジングを備える、制御ハンドルを有するカテーテルについて記述している。ピストンは、ピストンチャンバ内に載置され、長さ方向移動が与えられる。細長いカテーテル本体の近位端は、ピストンに付着される。引込線がハウジングに取り付けられ、ピストンを通り、カテーテル本体を通ってカテーテル本体の遠位端の先端部分内へと延びている。この配置では、ハウジングに対するピストンの長さ方向動作は、カテーテルの先端部分の偏向をもたらす。米国再発行特許第34,502号に記述されている設計は、概ね、1本の引込線を有するカテーテルに限定される。2方向の偏向が望ましい場合には、1本よりも多い引込線が必要となる。
平面上の2方向の偏向に対して適合されたカテーテルも知られている。梁の両側に偏向して定められた平面を掃引するのを可能にするために、通常は扁平梁が提供される。形状記憶を備える金属の扁平な偏向梁が好ましく、典型的には金属引込線と共に使用される。このような構成において、金属偏向梁への金属引込線の固定は、金属フェルールの使用によって容易に達成され得、これは金属引込線の遠位端にクリンプされ、扁平な金属線によって抵抗溶接されてTバーを形成し、ひいてはこれは梁へと抵抗溶接される。しかしながら、金属及びステンレス鋼の引込線、及び特にニチロールにより構成されるものは、高価であり得、クリンプされる際に脆弱化し、よって破断しやすいものとなる。その上、繊維系引込線を使用するカテーテルは、カテーテルの偏向を操作する際により円滑な「感触」をユーザーにもたらし得る。いくつかの繊維系引込部材はまた、金属引込線よりも高い牽引力に耐え得る。
したがって、金属偏向梁、及び繊維系引込部材の組み合わせを利用し、繊維系引込部材を容易かつしっかりと金属梁に固定する構造をもたらす、カテーテルが所望される。
本発明は、予測可能な面内二方向偏向を生じるために、金属偏向梁、及び1つ以上の繊維引込部材を有するカテーテルを目的とする。非金属の繊維引込部材を、金属偏向梁に取り付ける又は固定することの課題は、平坦な下面及び薄い平坦な遠位部によって、繊維引込部材の遠位端上にクリンプされ、成形される、金属フェルールの使用によって対処され、ここで平坦な外側下面は、フェルールが梁に対して平坦に位置し、薄い平坦部が、その遠位端、又はその付近において、抵抗溶接又はレーザー溶接される。カテーテルが、二方向の偏向のために2つの繊維引込部材を有する場合、各フェルールは、両方の間に挟まれる梁の遠位部と反対かつ鏡像の関係で位置付けられる。各フェルールの下面は、梁の対応する面に対して平坦に位置し、その対応する薄い平坦な遠位部は、両方の薄い遠位部及びその間の梁の部分が、単一レーザーパルスによって一緒に溶接されるように位置合わせされる。
一実施形態において、カテーテルは、第1中央ルーメンを有する第1管状構造を備える細長いカテーテル本体と、カテーテル本体の遠位にあり、第2中央ルーメンを有する第2管状構造を有する偏向可能区域と、カテーテル本体の近位の制御ハンドルと、を含む。平面内偏向のため、カテーテルは更に、第1及び第2の相対する表面を有する扁平梁を含み、扁平梁は偏向可能な区域の少なくとも第2中央ルーメンを通じて延び、少なくとも1つの繊維引込部材が、カテーテル本体から、偏向区域を通じて、扁平梁の1つの表面に沿って延びている。繊維引込部材の遠位端を梁の第1表面に固定するためにフェルールが提供される。フェルールは、フェルールの近位部を通じてのみ延びる、繊維引込部材の遠位端を受けるルーメンをもたらし、フェルールの遠位部に繊維引込部材、及び他の任意のくず又は汚染物質がないようにする。クリンプされたフェルールはまた、梁の第1表面に当接するように適合された平坦な外側下面と、単一レーザーパルスによって梁に溶接された薄い平坦な遠位部とをもたらす、成形された本体を有する。
別の実施形態において、カテーテルは、面内二方向偏向のために、カテーテル本体から偏向可能区域を通じて延びる、第2繊維引込部材を含む。第2繊維引込部材の遠位端を梁の第2表面に固定するために、第2フェルールがもたらされる。第1フェルールと同様に第2フェルールは、第2フェルールの近位部を通じてのみ延びる第2引込部材の遠位端を受容するルーメンをもたらし、第2フェルールの遠位部に第2繊維引込部材、及び他の任意のくず又は汚染物質がないようにする。第2のクリンプされたフェルールはまた、梁の第2表面に当接するように適合された平坦な外側下面、及び薄い平坦な遠位部をもたらす成形された本体を有し、第1及び第2の薄い平坦な遠位部は、単一レーザーパルスによって梁に同時に溶接される。
より詳細な実施形態において、フェルールの近位部は、繊維引込部材の遠位端を把持するように適合された歯でクリンプされる。繊維引込部材は、液晶ポリマーから紡糸された繊維を含み、偏向梁は、ステンレス鋼合金、ニッケル/チタン合金、及び燐青銅合金からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む。フェルールは、ステンレス鋼を含む。
本発明のこれらの特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、添付図面と合わせて考慮し、以下の詳細な説明を参照することによってより充分な理解がなされるであろう。選択した構造及び特徴は、残りの構造及び特徴を見やすくするために、図面によっては示されていない点を理解されたい。
本発明の一実施形態によるカテーテルの上面平面図である。 本発明の一実施形態による、図1のカテーテル本体とカテーテルの偏向可能区域との間の、遷移区域の側面断面図である。 線C−Cに沿って取られた、図2のカテーテル本体の端部断面図である。 線A−Aに沿って取られた、図2の遷移区域の端部断面図である。 線B−Bに沿って取られた、図2の遷移区分の端部断面図である。 部分破断図として示される図2の遷移区分の斜視図である。 一実施形態によるジョイントブラケットの平面図である。 本発明の実施形態による、図1のカテーテルの偏向可能な部分と遠位側アセンブリとの間の接合部の垂直断面図である。 線A−Aに沿って取られた、図4の偏向可能な部分の端部断面図である。 線B−Bに沿って取られた、図4の偏向可能な部分の端部断面図である。 本発明の実施形態による、繊維引込部材の遠位端が上部に固定された、偏向梁の遠位端の側方断面図である。 図5の偏向梁の一部の詳細図である。 再成形及び平坦化の前の、フェルールの斜視図である。 ダイセットにおける鍛造のために調製されたフェルールの側方断面図である。 再成形及び平坦化の後の、図6のフェルールの斜視図である。 本発明の一実施形態による、遠位アセンブリの構成要素が取り付けられた、図4の偏向梁の遠位端の平面図である。
本発明は、カテーテル本体(又はシャフト)、及び正確な平面内二方向の偏向を実行するために、1つ以上の遷移引込部材によって偏向される、細長い扁平梁又は「刃」を有する、偏向可能な遠位端を有する、カテーテルを目的とする。扁平梁の使用は、リード線、引込線、ケーブル、管、及び前進遠位先端部設計のための、他の任意の支持部材を含む構成要素のために、カテーテル内の空間を最大化する。遷移引込部材の使用は、引込線に関連する破断及び脆弱性の問題を回避する。図1を参照すると、本発明の実施形態によるカテーテル10は、カテーテル本体12と、カテーテル本体に対して遠位の偏向可能な遠位部分14と、カテーテルシャフトに対して近位の制御ハンドル16と、を含む。偏向可能区域14は、例えば、偏向可能区域14の遠位端から延在し、かつ横方向に配向される概して円形の主部をともなう、投げ縄状の設計を有する先端アセンブリ15を有する。二方向の偏向は、カテーテルに沿って制御ハンドル16からカテーテル本体12を通って偏向可能な部分14まで延びる1つ以上の引込線を動かす制御ハンドル16の上に設けられたアクチュエータ13を、ユーザーが操作することによって達成される。
図2及び図2Aを参照すると、カテーテル本体12は、単一の中央又は軸方向ルーメン18を備える細長い管状構造体11である。カテーテル本体12は、可撓性すなわち折り曲げ可能であるが、その長さに沿っては実質的に非圧縮性である。カテーテル本体12は、任意の適切な構造であってもよく、任意の適切な材料で作製されてもよい。一実施形態では、カテーテル本体12は、少なくとも内側コーティング又は内側層20と、制御ハンドル16を回転するとき、カテーテル10の偏向可能区域14が、対応する様式で回転するように、カテーテル本体12のねじり剛性を上昇するために埋め込まれたステンレス鋼等の編組したメッシュ21をともなう外側コーティング又は外側層22とを備える、多層である。カテーテル本体12の外径は重要ではないが、好ましくは約8フレンチ以下である。同様に、層20及び層22の厚さは、重要ではない。
偏向可能な部分14は、可撓性がより高いこと以外は、カテーテル本体12の管状構造体11と同様に構成される管状構造体17を有する。図2及び図2Cの実施形態に示されるように、偏向可能区域14は、少なくとも内側コーティング又は内側層24、及び埋め込まれたステンレス鋼等の編組したメッシュ25をともなう外側コーティング又は外側層26を備える中央ルーメン19及び多層構成体を有する。偏向可能区域14の外径は、好ましくは、約8フレンチ以下でカテーテル本体12と同様である。
カテーテル本体12及び偏向可能区域14の層のために適切な材料としては、適度な熱偏向温度を有し、温度変動に起因するその患者の身体内への導入によって、カテーテル本体12及び偏向可能区域14の剛性及びひいては偏向特性が変わらない材料が挙げられる。カテーテル本体12の内層20及び外層22のために適切な材料としては、Pebax及びPellethaneが挙げられる。内層20及び外層22の両方のために特に適切な材料としては、ショア硬度が約25〜55Dのより低い範囲のプラスチックが挙げられる。
偏向可能区域14の内層24及び外層26のための適切な材料としては、ポリウレタン又はPebaxが挙げられる。一実施形態では、偏向可能な部分14の管状構造体17は、押出し編み上げ構造体を含み、内層24は、直径0.0041cm(0.0016インチ)のPENブレード(1cm当たり19.7〜31.5pics(インチ当たり50〜80pics))が組み込まれた、厚さ0.0051cm〜0.0076cm(約0.002インチ〜0.003インチ)の範囲の天然の「粘着性」2533−SA−PEBAXであり、外層26は、放射線不透過性とするために約25%の硫酸バリウムが添加された、押出されたPEBAX 5533−SA−01又は4033−SA−01 PEBAXを含む。
偏向可能な部分14の長さにわたって延びるのは、扁平梁つまり「ブレード」30として構成された細長い支持構造体であり、図2Bに示されるように、矩形断面Rは、より大きな幅W及びより薄い厚さTを有し、かつ、平らで滑らかな2つの反対側の矩形対向面FA及びFB(又は面、本明細書では交換可能に用いられる)、及び摩擦を生じさせる、例えば、起伏のある、粗い、非平坦な、及び/又は鋸歯状の2つの外側の長手方向側縁面E1及びE2を画定する。梁30は、力を加えると、その本来の形状から離れて伸張させるか又は屈曲させることが可能であり、かつ力を取り除くと、実質的に本来の形状に戻る能力がある、任意の適切な降伏強さの高い材料で構築されてもよい。梁のための適切な材料としては、硬質、冷間加工ステンレス合金鋼(304又は316硬質状態)、ニッケル/チタン合金(ニチノール)又は燐青銅合金が挙げられる。ニチノール合金は、典型的には約55%ニッケル及び45%チタンからなるが、約54%〜約57%のニッケル及び残部がチタンからなってもよい。好適なニッケル/チタン合金は、耐久性、強度、耐食性、電気抵抗、及び温度安定性とともに、優れた形状記憶性を有する、ニチノールである。梁の幅Wは、概して偏向可能な区域14の内径に等しい。したがって、中央ルーメン19を2つのサブルーメン、例えば、いずれかの空間を通過するリード線、ケーブル、及び管系などの構成部品をともなう等しい半分の円筒状の空間19A及び19Bへと効果的に分割又は二分するために、梁30は、偏向可能な区域14の内側の位置にある。
カテーテル10は、図2及び図3に示されるように、カテーテルシャフト12と偏向可能な部分14との間のジョイント又は遷移区分65によってもたらされる優れたトルク伝達能力を有する。遷移区域65は、ユーザーに患者内で遠位アセンブリ15を正確に設置しかつ制御するための手段を提供するために、高い忠実度でかつ低いヒステリシスで、ねじり力を制御ハンドル16から遠位アセンブリ15へと伝える。遷移区分65は、例えば、打抜き又は酸エッチングによって形成される一対の対向する細長い半円筒形部材又はブラケット66A、66Bを含み、このブラケットは、所定のパターンで配置される円形穿孔又は打ち抜き形成した貫通孔68を有する。一実施形態では、11個の貫通孔が存在し、パターンは、隣接する列が所定の距離だけオフセットする複数の横方向列を含むが、他の交互パターン又はオフセットパターンも同様に好適であることが理解されよう。図3Aの図示した実施形態では、パターンは、それぞれ2つの貫通孔を有する列R1、R3、R5、及びR7と、それぞれ2つの貫通孔を有する列R2、R4、及びR6とを有し、列R2、R4及びR6は、穿孔のほぼ直径の分だけ列1、3、5及び7からオフセットされている。ブラケット66A、66Bは、梁30と同じ材料で構成されることができ、また、熱融合中に高い接合強度を得るために、接着剤で予めコーティングされてもよい。
図示した実施形態では、各ブラケットは、その長さに沿って均一な半円形状又は「C」字形形状断面を有し、その外側縁69が、例えば、レーザー溶接73によって、梁30の対応する側に添着される。曲面形状の断面又は半円形の断面を有することで、C字形ブラケット66A、66Bは、遷移区分65における管状構造体11及び17の当接端部に構造的支持を提供する。図3により良好に示されるように、ブラケット66A及び66Bは、(カテーテル本体12と偏向可能な部分14との間のジョイント65を越えて短い距離だけ近位方向に延びる)近位端30Pの近くで、梁30に取り付けられている。このように取り付けられると、ブラケット66A及び66Bが、概ね、円筒形の中空本体66を形成し(周辺輪郭が遷移区分65において、梁30を実質的に包囲している)、これは梁30によって、リード線、ケーブルなどが通過し得る2つの半円形の空洞67A及び67B(図2B及び2C)へと分割される中央ルーメン67を画定する。
図2及び図3を参照すると、カテーテル10と遷移区分65を組み立てる際には、カテーテルシャフト12の管状構造体11の遠位端11Dを、円筒体66の近位端66P上に摺動させる。偏向可能区域14の管状構造17の近位端17Pは、円筒形本体66の遠位端66Dへと摺動し、梁30は、偏向可能区域14のルーメン19を通じて延びる(梁30の小さな近位端は、カテーテル本体12のルーメン18内へと延びる)。このように、管状構造体17の遠位端及び管状構造体11の近位端は、約5mm〜12mm、好ましくは約6.5mm〜10mmの範囲であり得る円筒形本体66の長さに沿った中間位置において又はその近くで互いに当接するように、円筒形本体66を反対方向から覆う。
次に、管状構造体11及び17の内被20及び24は、それぞれ、融解して穿孔68に流入し、結節点20N及び24Nを形成するのに十分な熱及び圧力を加えることによって本体66に融接される(図2)。融接部は、カテーテルシャフト12の管状構造体と偏向可能な部分14との間に、非常に強い連結接合を作り出す。結節点20N及び24Nは、ジョイント65に対して軸方向荷重容量を増大させる。実際に、得られたトルク伝達接合ジョイントのねじり力及び張力は、このジョイントに接合される編み組みカテーテル本体12及び偏向部分14のそれよりも強い。本体66内で、又は本体66と接触する梁30の、摩擦を生じさせる縁部E1及びE2は、内層20及び24をつかんで、梁30と管状構造体11及び17との間の滑りを防止するのも助ける。
遷移区分65への熱及び圧力の適用を容易にするために、1つ又は2つ以上の熱収縮保護チューブ70(図2)(例えば、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)又はポリエチレンテレフタレート(PET))を、遷移区分の上に設置して収縮(又は「復元」)させる(例えば、ヒートガン又は炉によって)。内層20及び24を加熱して融解(又は「再流動化」)させ、穿孔68の中に流し込み、その後冷却するために、次に、熱収縮性チューブ70によって覆われた遷移区分65を二部分からなる熱融着ダイヘッド(図示せず)に入れる。収縮チューブ70は、融解した層が加熱されたダイと接触するのを防止し、かつ偏向可能な部分14及びカテーテル本体12の嵌合端部の間に均一な遷移部を形成するための加工助剤として使用され得る。したがって、収縮管70は、融合プロセスの後、遷移区域65から除去される。
熱融合ダイヘッドは、加熱/融合プロセスの間、融合ダイヘッドの動きを感知するために、精度の高い融合ダイ高さ測定表示器(LVDT)を利用する。シャフト12及び偏向部分14の層の構成材料は、材料ロット間で広範囲の熱履歴(−18℃(±25°F))を有する押出された未加工の熱可塑性ポリマーを含み得るので、加熱/融着プロセス中のポリマーの熱履歴の影響を低減しながらプロセス制御を達成するために、ポリマーの軟化及び得られるダイヘッドの動きの監視は、温度測定以外の別の手段となる。更に、遷移区域は、迅速なサイクルタイムを提供するための水冷の熱融合機械を使用して、最小限の時間(例えば、約60秒未満)の間に生成することができる。結果として得られる遷移区域は、有利なことに、均質かつ継ぎ目がない。熱−加圧融着操作が一旦完了すると、この構造物は変化を受けない。
図2及び図3に示されるように、カテーテル10は、梁30の各表面FA、FBに沿って、それぞれ中央に延びる、一対の遷移引込部材28A及び28Bにより、二方向の偏向を提供する。引込部材は、梁30にしっかりと取り付けられていないため、この構成は、円滑な二方向ステアリングをもたらす。繊維引込部材に好適な材料は、Celanese Acetate LLCにより作られ、Kuraray Co.,Ltdにより現在製造される、液晶ポリマー(LCP)から紡糸して製造された繊維(VECTRAN)である。しかしながら、他の合成繊維、又は索類も使用され得ることが理解される。
繊維引込部材28A及び28Bの近位端は制御ハンドル16内に固定され、また、ユーザーによって操作されるアクチュエータ13(図1)に応答する制御ハンドル16内の偏向機構は、繊維引込部材28A又は28の近位端を引っ張るか、ないしは別の方法でこれに作用するように構成されて、梁30の面FA又はFBに対して別個の曲率で遠位部分14を偏向させる。カテーテルの偏向が圧縮コイルの遠位端又はその近くで開始するように、各繊維引込部材は、カテーテル本体12の全体を通じて、可撓性であるが圧縮に抵抗する対応する圧縮コイル62A及び62B(図2、及び図3)を通って延びる。以下により詳細に説明されるように、引込部材が梁30の対応する側に設けられた対応する保護スペーサーチューブ36の内部で滑らかに摺動することができるように、各繊維引込部材は、偏向可能な部分14の梁30に沿って、PTFE又はテフロン(登録商標)でコーティングされてもよい。
図2Cを参照し、各スペーサー36は、引込部材28A及び28Bと、梁30の中立曲げ軸線NAとを、所定の距離だけ分離するために、所定の厚さを有し、曲げモーメントを含む、引込部材への力を低減させる。例示される実施形態において、梁30の各側のスペーサー36は、スペーサー接着層34と、ルーメンに通されたエラストマースペーサーチューブ36の壁とを含み得る。繊維引込部材を梁30に拘束し、固定するため、また、接着剤の破断及び剥離を防ぐ更なる手段として、1つ以上の熱収縮管38及び39が梁30上に配置され、スペーサーを通じて操作される繊維引込部材28A、28Bを含む、梁30の両側FA及びFBの上のスペーサーを被覆及び包囲する。梁30の非平坦又は織地化長手方向縁部E1及びE2は、偏向中に移動しないか又は滑らないように第1の熱収縮管38をつかみ、かつ固定するのを助ける。
熱収縮管38及び39は、66A及び66Bと梁30との間の溶接部73と干渉しないように、梁の遠位端30Dからブラケット66A、66Bの遠位端近くまで延在する。ブラケット66A、66Bに対して近位の梁30の長さによっては、熱収縮管はそこにも設けられてもよい。
本発明の特徴により、金属フェルール又は管31A及び31B(例えば、ステンレス鋼又は他の合金の皮下管)がクリンプされて、図4及び図5に示されるように、各繊維部材28A及び28Bの遠位端28Dに取り付けられる。各フェルールは、近位端31P及び遠位部31Dを有する中空円筒形本体を有する。鍛造、圧印、ないしは別の方法により、取り付けられた引込部材で平坦化される際、本体は引込部材を梁30にしっかりと固定するために、梁30に溶接された固定具を形成する。以下に記載されるように、平坦化した本体は、平坦な下面40及び薄い平坦部49をもたらす。平坦な下面40は、本体が梁30に対して平坦に位置することを可能にし、薄い平坦部49は本体が梁に対して容易に取り付けられる(例えば、抵抗溶接、又はレーザー溶接)ことを可能にする。
固定するべくフェルールを調製するため、図6に示されるように、各引込部材28の遠位端28Dが、フェルール31の中央ルーメン41内へと、その近位端から挿入される。特に、遠位部31Dに引込部材、及び好ましくは他のくず又は汚染物質が全くなく、存在しないように、遠位端28Dは本体の近位部31Pのみを通過して延びる。遠位部31Dは、本体の長さLの約10%〜30%、好ましくは約20%に及ぶ。例えば、フェルール本体が約0.41cm〜0.51cm(約0.16インチ〜0.2インチ)に及ぶ長さを有する場合、遠位部は0.081cm〜0.089cm(0.032インチ〜0.035インチ)の範囲である。
フェルール31の全体(挿入された引込部材の遠位端28Dと共に)は、圧印又は鍛造のために、ダイセット50内に配置される。図7の例示される実施形態において、ダイセット50は、フェルールの本体を鍛造、圧印、ないしは別の方法で再成形するために互いに対して駆動される、拘束ダイ42及び可動パンチ44を含む。拘束ダイ42は、平坦な下面40を形成及び成形するために、平坦面43を有する。可動パンチ44は、フェルールの近位部31Dと対応する非平坦な形成部45を有し、フェルールのこの部分を引込部材の遠位端28D上にクリンプする。不均一な形成部45は鋸歯又は歯48を形成し、よって遠位端28Dをクリンプ及び把持し、その後鍛造したフェレットのルーメン41にしっかりと固定される。可動パンチ44はまた、薄い平坦部49へと形成及び成形される、本体の遠位部31Dと対応する平坦面46をもたらし、ここで本体の内側表面56は互いに接触し、その間に汚染物質又は空隙が実質的に存在しないようにする。この点において、可動パンチ44の平坦面46は、内側表面56の間に非常に強い接触が確実にあるように、拘束ダイ42に向かってより深い突起又は寸法を有してもよい。
鍛造フェルール31を梁30に固定するため、アセンブリは、梁が、一方向偏向のためにいずれか一方の圧印したフェルール31、又は二方向偏向のために、2つの圧印したフェルール31A及び31Bと組み合わされるようにして、形成される。図5に示されるように、各鍛造フェルール31A及び31Bの平坦な下面40は、梁30の対応する表面FA及びFBと面し、接触するように配置される。したがって、フェルール31A及び31Bは互いに鏡像となるように配置され、これらの平坦な下面40は、梁30がその間にあるようにして互いに方向付けられる。圧印されたフェルールのいずれか一方又は両方とこのように構成され、薄い平坦部49は、梁30のいずれかの面FA又はFBから薄い平坦部49に適用される単一レーザーパルスLPによって、アセンブリが一緒に溶接され得るように、梁30の両側で互いに位置合わせされる。特に、単一レーザーパルスが平坦部49A及び49B、並びに梁30を透過し、これらの3つの構成要素を全て一緒に溶接するために、単一レーザーパルスを可能にする、堅牢な無酸化物溶接領域をもたらすために、梁30及び各薄い平坦部49の平坦な接触表面の間の空隙は、約0.0051cm(0.002インチ)以下であるべきである。フェルールの使用及び鍛造は、有利なことに、非金属の繊維系引込部材が、金属梁による偏向及びステアリング機構と共に使用されることを可能にする。抵抗溶接によって鍛造されたフェルールが梁に取り付けられる場合、各鍛造されたフェルールは、単一で溶接され、同時には溶接されない場合がある。
好ましくは遠位端28Dを含まない、繊維引込部材28は、雑音を弱め、かつ偏向中の動摩擦係数及び静摩擦係数の変化によって生成されるスティックスリップ型の不均一な運動を防止するために、低密度ポリエチレン又はテフロン(登録商標)(例えば、DUPONT TRASYS 9825又はTRASYS 426及びMCLUBE 1829テフロン(登録商標))系コーティング剤でコーティングされてもよい。合成炭化水素及びPTFE又はシリコーン及びPTFEを有する食品グレードのダンピングゲル(例えば、Nye Lubricantsフッ化炭素ゲル835C−FG// 874//880FG)で、繊維29及びスペーサーチューブ36の内部をコーティングする。
図1の例示の実施形態では、遠位アセンブリ15は、概して真っ直ぐな近位領域及び約360°旋回する少なくとも1つのループ、そうでない場合は、約720°旋回する2つのループを有する、概して円形の主領域を備える。近位領域は偏向可能な部分14に取り付けられ、主要領域は、マッピング及び/又は除去のために複数の電極(リング状電極及び/又は先端電極)を担持する。図4を参照すると、遠位側アセンブリ15は、形状記憶支持部材72と、遠位側アセンブリ15が担持する電極用のリード線140と、遠位側アセンブリの長さにわたって延在するカバー120とを含む。遠位側アセンブリ15の電極に取り付けられたリード線140は、非導電性のシース141を通って延び、このシース141は、遠位側アセンブリから、偏向可能な部分14のルーメン半部19Bを通り、遷移区分65の空洞半部67Bを通り、カテーテルシャフト12のルーメン18を通り、そして制御ハンドル16に至る。リング状電極はまた、偏向可能区域14に担持されてもよい。
電磁位置センサ134(図4)は、偏向可能な部分14の遠位端又は遠位側アセンブリ15の近位端の中又はその近くに装着される。センサケーブル136は、センサ134から、偏向可能な部分14のルーメン半部19A内、遷移区分65の空洞半部67B内、カテーテル本体12の中央ルーメン18内、そして制御ハンドル16内へと延び、そこで好適なコネクタ(図示せず)内で終端する。
カテーテル10はまた、例えば、遠位側アセンブリの電極の位置又はその近くにおいて流体を供給するために、遠位側アセンブリ15に潅注するように適合されてもよい。そのため、制御ハンドル16から遠位側アセンブリ15へと流体を通すための潅注チューブ150が設けられてもよい。図2の図示した実施形態では、チューブ150は、カテーテル本体12の中央ルーメン18を通り、偏向可能な部分14のルーメン19Bを通り、そして遠位側アセンブリ15に至る。
使用時には、適当なガイドシースをその遠位端が所望の位置に配置された状態で患者の体内に挿入する。本発明とともに使用するのに適した案内シースの例は、Biosense Webster,Inc.(Diamond Bar,Calif.)より市販されているPreface(商標)Braiding Guiding Sheathである。シースの遠位端は、例えば、心房などの心室のうちの1つの内部に案内される。本発明の一実施形態に基づくカテーテルは、その遠位端が案内シースの遠位端から延出するまで案内シースを通じて送られる。カテーテルがガイドシースを通じて送られると、遠位アセンブリ15はシースを通して適合するように真っ直ぐにされる。一旦カテーテルの遠位端が望ましい位置に位置付けられると、ガイドシースは、近位に引っ張られ、偏向可能な部分14及び遠位アセンブリ15が、シースの外側に延在することが可能になり、遠位アセンブリ15は、形状記憶により、その本来の形状に戻る。
制御ハンドル16上のアクチュエータ13を操作するユーザーは、制御ハンドル16内部の偏向機構を作動させ、引込部材28A又は28Bを引っ張って、遠位部分14を面上で梁30の一方又は反対側に偏向させる。次に、ユーザーは、カテーテル本体12、及び遷移部分65を介して偏向可能区域14へとトルクを伝達する制御ハンドル16を回転させることによって、遠位側アセンブリ15を回転させることができる。ブラケット66A及び66Bの穿孔68の中に熱融合を用いて形成される連結結節点によって、カテーテル本体12及び偏向可能な部分14の管状構造体11及び17が、ブラケット66A及び66Bに接合される。
梁、及び/又は半円筒状のブラケットを形成するのに適した材料としては、50/50NiTi、チタン(Ti−6AI−4V)、燐青銅510、ベリリウム銅、モネル合金K−500又はMP35N(非磁性ニッケル−コバルト−クロム−モリブデン合金)が挙げられる。カテーテル本体及び/又は偏向可能な部分の管状構造体のための組み込み編組みメッシュに適した材料としては、ステンレス鋼(304V又は316)、燐青銅、モネルK−500、PEN、又は、二次/外側の押出しコーティング又は層化の間にPEBAX又はPELLETHANEの押出された熱可塑性物質と容易に接合することができる他の合成繊維が挙げられる。
上記の説明文は、現時点における本発明の好ましい実施形態に基づいて示したものである。当業者であれば、本発明の原理、趣旨及び範囲を大きく逸脱することなく、本願に述べた構造の改変及び変更を実施することが可能であることは認識されるところであろう。当業者によれば理解されるとおり、図面は必ずしも一定の縮尺ではない。したがって、上記の説明文は、本願に述べられ、以下の添付図面に示される厳密な構造のみに関係したものとして読み取るべきではなく、むしろ、以下の最も完全で公正な範囲を有するとされる「特許請求の範囲」と符合し、かつそれらを補助するものとして読み取るべきである。
〔実施の態様〕
(1) カテーテルであって、
第1の中央ルーメンを有する第1の管状構造、遠位端、及び近位端を含む、細長いカテーテル本体と、
第2の中央ルーメンを有する第2の管状構造、及び前記カテーテル本体の前記近位端の遠位である近位端を有する、偏向可能区域と、
前記カテーテル本体の近位の制御ハンドルと、
第1及び第2の対向する表面を有し、前記偏向可能区域の少なくとも前記第2の中央ルーメンを通って延びる、扁平梁と、
前記カテーテル本体から、前記偏向可能区域を通じて延び、遠位端を含む、少なくとも1つの繊維引込部材と、
前記少なくとも1つの繊維引込部材の前記遠位端を、前記梁の前記第1表面に固定するフェルールと、を含み、前記フェルールが、
ルーメンであって、前記少なくとも1つの繊維引込部材の前記遠位端が前記ルーメン内へと、前記フェルールの近位部のみを通じて延びる、ルーメンと、
前記梁の前記第1表面に当接するように適合された平坦な外側下面と、
前記繊維引込部材を含まない、薄い平坦な遠位部と、
前記薄い平坦な遠位部と前記梁の前記第1表面との間の溶接形成部と、を含む、カテーテル。
(2) 前記フェルールの前記近位部が、前記少なくとも1つの繊維引込部材の前記遠位端を把持するように適合された歯を有する、実施態様1に記載のカテーテル。
(3) 前記溶接形成部は、単一レーザーパルス溶接形成部である、実施態様1に記載のカテーテル。
(4) 前記カテーテル本体から、前記偏向可能区域を通じて延び、遠位端を有する、第2繊維引込部材と、
前記第2繊維引込部材の前記遠位端を、前記梁の前記第2表面に固定する第2フェルールと、を更に含み、前記第2フェルールが、
第2ルーメンであって、前記第2繊維引込部材の前記遠位端が、前記ルーメン内へと、前記第2フェルールの近位部のみを通じて延びる、第2ルーメンと、
前記梁の前記第2表面に当接するように適合された第2の平坦な外側下面と、
前記第2繊維引込部材を含まない第2の薄い平坦遠位部と、
前記第2の薄い平坦な遠位部と前記梁の前記第2表面との間の第2溶接形成部と、を含む、実施態様1に記載のカテーテル。
(5) 前記第2フェルールの前記近位部が、前記第2繊維引込部材の前記遠位端を把持するための歯を有する、実施態様4に記載のカテーテル。
(6) 前記少なくとも1つの繊維引込部材が、液晶ポリマーから紡糸された繊維を含む、実施態様1に記載のカテーテル。
(7) 前記梁がステンレス鋼合金、ニッケル/チタン合金、及び燐青銅合金からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む、実施態様1に記載のカテーテル。
(8) 前記フェルールがステンレス鋼を含む、実施態様1に記載のカテーテル。
(9) 前記第1溶接部が、前記梁の遠位端、又はその付近にある、実施態様1に記載のカテーテル。
(10) 前記第2溶接部が、前記梁の遠位端、又はその付近にある、実施態様4に記載のカテーテル。
(11) 前記第1及び第2溶接部が、1つの単一レーザーパルス溶接部の一部である、実施態様4に記載のカテーテル。
(12) カテーテルであって、
第1の中央ルーメンを有する第1の管状構造、遠位端、及び近位端を含む、細長いカテーテル本体と、
第2の中央ルーメンを有する第2の管状構造、及び前記カテーテル本体の前記近位端の遠位である近位端を有する、偏向可能区域と、
前記カテーテル本体の近位の制御ハンドルと、
第1及び第2の対向する表面を有し、前記偏向可能区域の少なくとも前記第2の中央ルーメンを通って延びる、扁平梁と、
前記カテーテル本体から、前記偏向可能区域を通じて延び、それぞれが各遠位端を有する、第1及び第2繊維引込部材と、
前記対応する繊維引込部材の前記遠位端を、前記梁の前記第1及び第2表面にそれぞれ固定する、第1及び第2フェルールと、を含み、各フェルールが、
ルーメンであって、対応する引込部材の前記遠位端が、前記ルーメン内へと、前記フェルールの近位部のみを通じて延びる、ルーメンと、
前記梁の対応する表面に当接するように適合された平坦な外側下面と、
前記対応する繊維引込部材を含まない、薄い平坦な遠位部と、
各薄い平坦な遠位部と前記梁の対応する表面との間の溶接形成部を含む単一レーザーパルス溶接形成部と、を含む、カテーテル。
(13) 各フェルールの前記近位部が、前記対応する繊維引込部材の前記遠位端を把持するように適合された歯を有する、実施態様12に記載のカテーテル。
(14) 前記少なくとも1つの繊維引込部材が、液晶ポリマーから紡糸された繊維を含む、実施態様1に記載のカテーテル。
(15) 前記梁がステンレス鋼合金、ニッケル/チタン合金、及び燐青銅合金からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む、実施態様1に記載のカテーテル。
(16) 前記フェルールがステンレス鋼を含む、実施態様12に記載のカテーテル。
(17) 前記単一レーザーパルス溶接形成部が、前記梁の遠位端、又はその付近にある、実施態様1に記載のカテーテル。

Claims (18)

  1. カテーテルであって、
    第1の中央ルーメンを有する第1の管状構造、遠位端、及び近位端を含む、細長いカテーテル本体と、
    第2の中央ルーメンを有する第2の管状構造、及び前記カテーテル本体の前記近位端の遠位にある近位端を有する、偏向可能区域と、
    前記カテーテル本体の近位の制御ハンドルと、
    対向する第1表面及び第2面を有し、前記偏向可能区域の少なくとも前記第2の中央ルーメンを通って延びる、扁平梁と、
    前記カテーテル本体から、前記偏向可能区域を通じて延び、遠位端を含む、少なくとも1つの繊維引込部材と、
    前記少なくとも1つの繊維引込部材の前記遠位端を、前記梁の前記第1表面に固定する取り付け手段あって、前記取り付け手段は、
    フェルールであって、前記フェルールが、
    ルーメンであって、前記少なくとも1つの繊維引込部材の前記遠位端が前記ルーメン内へと、前記フェルールの近位部のみを通じて延びる、ルーメンと、
    前記繊維引込部材を含まない、薄い平坦な遠位部と、
    前記薄い平坦な遠位部と前記フェルールの前記近位部の両方にまたがる平坦な外側下面であって、前記梁の前記第1表面に当接するように適合された平坦な外側下面と、を含む、
    フェルールと、
    前記薄い平坦な遠位部と前記梁の前記第1表面との間の溶接形成部と、を含む、
    取り付け手段と、を含む、カテーテル。
  2. 前記フェルールの前記近位部が、前記少なくとも1つの繊維引込部材の前記遠位端を把持するように適合された歯を有する、請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記溶接形成部は、単一レーザーパルス溶接形成部である、請求項1に記載のカテーテル。
  4. 前記カテーテル本体から、前記偏向可能区域を通じて延び、遠位端を有する、第2繊維引込部材と、
    前記第2繊維引込部材の前記遠位端を、前記梁の前記第2表面に固定する第2取り付け手段であって、前記第2取り付け手段は、
    第2フェルールであって、前記第2フェルールが、
    第2ルーメンであって、前記第2繊維引込部材の前記遠位端が、前記ルーメン内へと、前記第2フェルールの近位部のみを通じて延びる、第2ルーメンと、
    前記梁の前記第2表面に当接するように適合された第2の平坦な外側下面と、
    前記第2繊維引込部材を含まない第2の薄い平坦遠位部と、を含む、
    第2フェルールと、
    前記第2の薄い平坦な遠位部と前記梁の前記第2表面との間の第2溶接形成部と、を含む、
    第2取り付け手段と、を更に含む、請求項1に記載のカテーテル。
  5. 前記第2フェルールの前記近位部が、前記第2繊維引込部材の前記遠位端を把持するための歯を有する、請求項4に記載のカテーテル。
  6. 前記少なくとも1つの繊維引込部材が、液晶ポリマーから紡糸された繊維を含む、請求項1に記載のカテーテル。
  7. 前記梁がステンレス鋼合金、ニッケル/チタン合金、及び燐青銅合金からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項1に記載のカテーテル。
  8. 前記フェルールがステンレス鋼を含む、請求項1に記載のカテーテル。
  9. 前記第1溶接形成部が、前記梁の遠位端、又はその付近にある、請求項1に記載のカテーテル。
  10. 前記第2溶接形成部が、前記梁の遠位端、又はその付近にある、請求項4に記載のカテーテル。
  11. 前記第1及び第2溶接形成部が、1つの単一レーザーパルス溶接部の一部である、請求項4に記載のカテーテル。
  12. カテーテルであって、
    第1の中央ルーメンを有する第1の管状構造、遠位端、及び近位端を含む、細長いカテーテル本体と、
    第2の中央ルーメンを有する第2の管状構造、及び前記カテーテル本体の前記近位端の遠位にある近位端を有する、偏向可能区域と、
    前記カテーテル本体の近位の制御ハンドルと、
    対向する第1表面及び第2面を有し、前記偏向可能区域の少なくとも前記第2の中央ルーメンを通って延びる、扁平梁と、
    前記カテーテル本体から、前記偏向可能区域を通じて延び、それぞれが各遠位端を有する、第1及び第2繊維引込部材と、
    前記対応する繊維引込部材の前記遠位端を、前記梁の前記第1及び第2表面にそれぞれ固定する取り付け手段であって前記取り付け手段は、
    第1及び第2フェルールであって、各フェルールが、
    ルーメンであって、対応する繊維引込部材の前記遠位端が、前記ルーメン内へと、前記フェルールの近位部のみを通じて延びる、ルーメンと、
    前記対応する繊維引込部材を含まない、薄い平坦な遠位部と、
    前記薄い平坦な遠位部と前記フェルールの前記近位部の両方にまたがる平坦な外側下面であって、前記梁の対応する表面に当接するように適合された平坦な外側下面と、を含む、
    フェルールと、
    各薄い平坦な遠位部と前記梁の対応する表面との間の溶接形成部を含む単一レーザーパルス溶接形成部と、を含む、
    取り付け手段と、を含む、カテーテル。
  13. 各フェルールの前記近位部が、前記対応する繊維引込部材の前記遠位端を把持するように適合された歯を有する、請求項12に記載のカテーテル。
  14. 前記少なくとも1つの繊維引込部材が、液晶ポリマーから紡糸された繊維を含む、請求項1に記載のカテーテル。
  15. 前記梁がステンレス鋼合金、ニッケル/チタン合金、及び燐青銅合金からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項1に記載のカテーテル。
  16. 前記フェルールがステンレス鋼を含む、請求項12に記載のカテーテル。
  17. 前記単一レーザーパルス溶接形成部が、前記梁の遠位端、又はその付近にある、請求項1に記載のカテーテル。
  18. 前記扁平梁は、前記偏向可能区域の少なくとも前記第2の中央ルーメンを通って少なくとも部分的に前記カテーテル本体の前記中央ルーメンへと延び、
    前記カテーテルは、
    前記偏向可能区域と前記カテーテル本体との間のジョイントを画定する第1および第2ブラケットであって、前記扁平梁の一部が前記第1および第2ブラケットを通って延び、前記第1ブラケットが前記扁平梁の第1表面側に取り付けられ、前記第2ブラケットが前記扁平梁の第2表面側に取り付けられる、第1および第2ブラケット、を更に含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載のカテーテル。
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