JP6394509B2 - 搬送設備 - Google Patents

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Description

本発明は、物品が段積みされた段積み物品を第1支持部から第2支持部に搬送する搬送装置と、前記搬送装置の作動を制御する制御装置と、を備えている搬送設備に関する。
かかる搬送設備の従来例が、特開平10−338352号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の搬送設備では、整列・払出しローラ62を第1支持部とし、パレット112を第2支持部として、搬送装置(積付け・取出し装置90)にて、段積み物品を第1支持部から第2支持部に搬送している。
段積み物品としてつば付きケースWを段積みしており、つば付きケースWには、第1支持部にて支持されるケースの底面部より上方に、つば部が設けられている。そして、搬送装置は、支持体にて物品のつば部を支持して搬送することで、第1支持部にて物品の底面全体が支持されている場合でも、第1支持部にて支持されている物品を容易に掬い取れるようになっている。
上記特許文献1の搬送装置は、把持部材91,92を備えており、段積み物品における最下段の物品のつば部を把持部材91,92にて支持するとともに、その把持部材91,92にて段積み物品を把持した状態で、段積み物品を搬送している。そのため、特許文献1の搬送装置では、把持部材91,92にて段積み物品を支持した状態で把持部材91,92を移動させるときに、把持部材91,92にて支持されている段積み物品の姿勢が崩れることが把持部材91,92にて規制されている。
特開平10−338352号公報
しかし、上記特許文献1の搬送装置では、把持部材91,92における段積み物品を支持する部分と段積み物品の姿勢の崩れを規制する部分とは一体的に移動するため、段積み物品における最下段の物品のつば部の直下に把持部材91,92を移動させるときに、把持部材91,92が段積み容器に干渉した場合に、把持部材91,92は段積み物品の姿勢の崩れを適正に規制できる位置に位置していない場合がある。そのため、段積み物品を支持する支持体を段積み物品における最下段の物品の第2支持体の直下に移動させるときに、段積み物品の姿勢が崩れてしまう虞がある。
そこで、搬送装置にて段積み物品を搬送するときに段積み物品の姿勢が崩れることを適切に防止できる搬送設備が求められる。
本発明に係る搬送設備の特徴構成は、物品が段積みされた段積み物品を第1支持部から第2支持部に搬送する搬送装置と、前記搬送装置の作動を制御する制御装置と、を備えている搬送設備において、
前記搬送装置は、横移動装置と、第1昇降装置と、を備え、前記横移動装置は、前記段積み物品における最下段の物品を下方から支持する支持体と、前記段積み物品の側方に位置して当該段積み物品と対向する規制体と、前記支持体を移動させる第1駆動部と、前記規制体を移動させる第2駆動部と、を備え、前記第1昇降装置は、前記第1支持部を前記支持体に対して相対的に上下方向に沿って移動させる第3駆動部を備え、物品は、前記第1支持部にて下方から支持される第1被支持部と、前記第1被支持部より上方に位置する第2被支持部と、を備え、前記制御装置は、第1制御、第2制御、第3制御、第4制御、第5制御を実行し、前記第1制御は、前記第2駆動部を制御して、前記段積み物品の側方の規制位置に前記規制体を位置させる制御であり、前記第2制御は、前記第3駆動部を制御して、前記段積み物品における最下段の物品の前記第1被支持部を前記第1支持部が支持している状態で、前記第1支持部を前記支持体に対して相対的に上方に移動させて、前記最下段の物品の前記第2被支持部が前記支持体より高くする制御であり、前記第3制御は、前記第1制御及び前記第2制御の実行が完了した後に、第1駆動部を制御して、前記第2被支持部の直下の位置に前記支持体を位置させる制御であり、前記第4制御は、前記第3制御の実行が完了した後に、前記第3駆動部を制御して、前記第1支持部を前記支持体に対して相対的に下方に移動させて、前記最下段の物品の前記第2被支持部を前記支持体にて下方から支持する状態で、且つ、前記最下段の物品の前記第1被支持部から前記第1支持部が下方に離間する状態とする制御であり、前記第5制御は、前記第4制御の実行が完了した後に、前記第1駆動部と前記第2駆動部とを制御して、前記支持体と前記規制体とを一体的に移動させて、前記支持体にて支持した前記段積み物品を前記第1支持部の直上から前記第2支持部の直上に移動させる制御であり、前記第2駆動部の駆動により前記規制体が移動する方向に対して上下方向視で交差する方向を交差方向として、前記規制体は、前記交差方向に移動することで、前記段積み物品の横側方に接近した接近位置と、この接近位置よりも前記段積み物品から離間した離間位置とに移動するように構成され、前記規制位置は、前記規制体を前記接近位置に移動させた位置であり、前記規制位置にある前記規制体と前記段積み物品との前記交差方向の間隔は、前記支持体の前記交差方向の幅の半分より狭い点にある。
この特徴構成によれば、第1制御及び第2制御の実行が完了した後に、第3制御及び第4制御を実行することで、第1支持部にて支持されていた物品を支持体にて支持することができる。そして、第5制御を実行することで、第1支持部の直上から第2支持部の直上に段積み物品を搬送できる。
そして、支持体を第2被支持部の直下に位置させるための第3制御による支持体の移動は、第1制御の実行が完了した後に行われる。つまり、第1制御を実行することで、規制体は段積み物品の側方の規制位置に位置し、このように規制体が段積み物品の側方の規制位置に位置する状態で支持体が移動する。そのため、第2支持部の直下の位置に支持体を移動させるときに、その支持体が段積み物品に干渉して段積み物品の姿勢が崩れようとしても、規制位置に位置する規制体が段積み物品に接触することで、規制体の姿勢が崩れることを防止できる。
また、上述の如く第1制御と第3制御とで支持体と規制体とが別々に移動するにも関わらず、第5制御では、支持体と規制体とを一体的に移動させる。そのため、支持体にて支持している状態で当該支持体を移動させる際に、加減速や振動等により段積み物品の姿勢が崩れようとしても、その段積み物品の姿勢が崩れることを規制体にて適切に防止できる。
このように、搬送装置にて段積み物品を搬送するときに段積み物品の姿勢が崩れることを適切に防止できる。
ここで、前記搬送装置は、第2昇降装置を備え、前記第2昇降装置は、前記第2支持部
を前記支持体に対して相対的に上下方向に沿って移動させる第4駆動部を備え、前記制御
装置は、前記第5制御の実行が完了した後に、第6制御、第7制御、第8制御、第9制御
を実行し、前記第6制御は、前記第4駆動部を制御して、前記第2支持部を前記支持体に
対して相対的に上方に移動させて、前記最下段の物品の前記第1被支持部を前記第2支持
部にて下方から支持した状態で、且つ、前記最下段の物品の前記第2被支持部から前記支
持体が下方に離間する状態とする制御であり、前記第7制御は、前記第6制御の実行が完
了した後に、前記第1駆動部を制御して、前記支持体が前記第2被支持部の直下から側方
に退避した退避位置に位置させる制御であり、前記第8制御は、前記第7制御の実行が完
了した後に、前記第4駆動部を制御して、前記第2支持部を前記支持体に対して相対的に
下方に移動させて、前記最下段の物品の前記第2被支持部が前記支持体より低くする制御
であり、前記第9制御は、前記第7制御の実行が完了した後に、前記第2駆動部を制御し
て、前記規制位置から前記規制体を退避させる制御であると好適である。
この構成によれば、第7制御の実行が完了した後に、第9制御を実行することで、支持
体を第2被支持部の直下から側方に退避させるための第7制御による支持体の移動は、第
9制御の実行が開始する前に行われる。つまり、第9制御を実行する前は、規制体は段積
み物品の側方の規制位置に位置しており、このように規制体が段積み物品の側方の規制位
置に位置する状態で支持体が移動する。そのため、第2支持部の直下の位置から支持体を
退避させるときに、その支持体が段積み物品に干渉した場合でも、規制位置に位置する規
制体が段積み物品に接触することで、段積み物品の姿勢が崩れることを防止できる。
また、前記段積み物品を搬送するコンベヤにより構成された第2搬送装置を更に備え、前記第1支持部又は前記第2支持部は、上下方向視での位置が固定されて前記第2搬送装置における搬送面に対して昇降する昇降体であり、前記支持体と前記昇降体とのうちの前記昇降体のみが上下方向に沿って移動すると好適である。
また、前記第1支持部は、パレットであり、前記第2支持部は、上下方向視での位置が固定されて第2搬送装置における搬送面に対して昇降する昇降体であると好適である。
この構成によれば、搬送装置の支持体にてパレットに支持されている段積み物品を掬い取るときに段積み物品の姿勢が崩れることや、支持体を移動させて段積み物品をパレットの直上から昇降体の直上に移動させるときに、段積み物品の姿勢が崩れることを防止できる。
また、前記第1支持部は、上下方向視での位置が固定されて第2搬送装置における搬送面に対して昇降する昇降体であり、前記第2支持部は、パレットであると好適である。
この構成によれば、昇降体に支持されている物品を搬送装置の支持体にて掬い取るときに段積み物品の姿勢が崩れることや、支持体を移動させて段積み物品を昇降体の直上からパレットの直上に移動させるときに、段積み物品の姿勢が崩れることを防止できる。
また、前記パレットが、上下方向に見て前記第2搬送装置の搬送方向と交差する横幅方向に2つの前記段積み物品が並ぶ状態で前記段積み物品を支持し、前記搬送装置における前記横移動装置として、前記パレットに対して前記横幅方向の一方側に配設されて、前記パレットにおける前記横幅方向の一方側の部分を前記第1支持部又は前記第2支持部とする第1横移動装置と、前記パレットに対して前記横幅方向の他方側に配設されて、前記パレットにおける前記横幅方向の他方側の部分を前記第1支持部又は前記第2支持部とする第2横移動装置と、が備えられていると好適である。
この構成によれば、第1横移動装置と第2横移動装置とにより、第1支持部としてのパレットに対して横幅方向の両側から段積み物品を積み付ける、又は、積み下ろしを行える。
つまり、例えば、第1支持部に対して横幅方向の一方側にのみ横移動装置を配設した場合では、パレットにおける横幅方向の他方側の部分に対して段積み物品を積み込み又は積み下ろしするときに、支持体の移動距離が長くなるため、支持体の移動距離の長さに応じて段積み物品が荷崩れする虞が増すが、横移動装置を第1支持部としてのパレットに対して横幅方向の双方に配設することで、パレットにおける一方側の部分と他方側の部分との双方に対して段積み物品を積み込む又は積み下ろしするときに、支持体の移動距離を短くできるため、段積み物品が荷崩れする虞を低減できる。
また、前記規制位置は、前記段積み物品に対して横側方に離間した位置であると好適である。
この構成によれば、規制体を規制位置に位置させた状態では、規制体は段積み物品から離間しているため、規制体を規制位置に位置させた状態で第1支持部を支持体に対して相対的に上下方向に沿って移動させた場合でも規制体と段積み物品とが干渉し難く、この規制体と段積み物品との干渉に起因する段積み物品の姿勢の崩れを防止できる。
また、物品は、側周囲の形状が下方側ほど小さくなる先細り形状に形成された容器本体と、前記容器本体の上端に備えられて前記容器本体から側方に突出する突出部と、を備えた容器であり、前記第被支持部は、前記突出部にて構成され、前記第被支持部は、前記容器本体の底面部にて構成され、前記段積み物品が、前記容器における前記容器本体の収容空間に、当該容器に積み重ねる別の前記容器における前記容器本体の下部を収容する状態で、複数の前記容器が段積みされていると好適である。
この構成によれば、容器を段積みした場合では、容器の形状によっては姿勢が崩れ易い場合があるが、段積みした容器を搬送装置にて第1支持部から第2支持部に搬送するときにおいて、規制体を規制位置に位置させた状態で支持体を移動させることで、段積みした容器を搬送装置にて搬送するときに段積みした容器の姿勢が崩れることを適切に防止できる。
搬送設備の平面図 制御ブロック図 第1制御における第3搬送装置の作用図 第2制御における第3搬送装置の作用図 第3制御における第3搬送装置の作用図 第4制御における第3搬送装置の作用図 第5制御における第3搬送装置の作用図 第6制御における第3搬送装置の作用図 第7制御における第3搬送装置の作用図 第8制御における第3搬送装置の作用図 第9制御における第3搬送装置の作用図 規制体が規制位置に位置している状態を示す側面図 規制体が規制準備位置に位置している状態を示す側面図
以下、本発明にかかる搬送設備の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、搬送設備には、パレットPを搬送する第1搬送装置1と、容器Cを段積みした段積み容器Sを搬送する第2搬送装置2と、パレットPに対する段積み容器Sの積み込み又は積み降しを行う第3搬送装置3と、パレットPに積まれている段積み容器Sの位置合わせを行う位置合わせ装置4と、パレットPの段ばらし又は段積みを行う段積み・段ばらし装置5と、これらの装置の作動を制御する制御装置H(図2参照)と、が備えられている。尚、容器Cが、物品に相当し、段積み容器Sが、段積み物品に相当する。
〔容器〕
図12及び図13に示すように、容器Cは、側周囲の形状が下方側ほど小さくなる先細り形状に形成された容器本体7と、容器本体7の上端に備えられて容器本体7から側方に突出する突出部8と、を備えている。
段積み容器Sは、容器Cにおける容器本体7の収容空間に当該容器Cに積み重ねる別の容器Cにおける容器本体7の下部を収容する状態で、複数の容器Cが段積みされている。
容器Cは、上下方向に見た形状が矩形状に形成されている。尚、容器Cの短辺が沿う方向を短辺方向と称し、容器Cの長辺が沿う方向を長辺方向と称する。
そして、段積み容器Sは、主搬送方向Xに3つの段積み容器Sを並べ且つ副搬送方向Yに2つの段積み容器Sを並べた状態でパレットP上に積み込まれる。
尚、容器Cの底面部7aが、パレットPにて下方から支持される第1被支持部に相当し、容器Cの突出部8が、第1被支持部より上方に位置する第2被支持部に相当する。
次に、第1搬送装置1、第2搬送装置2、第3搬送装置3について説明するが、これらの装置を説明するに当たり、第2搬送装置2が段積み容器Sを搬送する方向を主搬送方向Xと称し、上下方向に見て主搬送方向Xと直交する方向を副搬送方向Yと称する。また、第3搬送装置3は、パレットPに対して段積み容器Sを載せる積み込みと、パレットPから段積み容器Sを降ろす積み降しと、を行うが、本実施形態では、第3搬送装置3にて積み込みを行う場合について主に説明する。
〔第1搬送装置〕
第1搬送装置1は、上流搬送部1aと、中流搬送部1bと、下流搬送部1cと、を備えている。
上流搬送部1aは、パレットPを副搬送方向Yに搬送するコンベヤにて構成されている。この上流搬送部1aにて搬送されるパレットPの搬送経路の途中には、段ばらし箇所14が設定されている。この段ばらし箇所14は、段積みされた複数枚のパレットPを段積み・段ばらし装置5にて1枚ずつ段ばらしする箇所である。
つまり、上流搬送部1aは、副搬送方向Yの上流側から段積みされたパレットPを段ばらし箇所14に搬送し、この段ばらし箇所14で段ばらしされたパレットPを1枚ずつ段ばらし箇所14から副搬送方向Yの下流側に搬送するように構成されている。
ちなみに、段積み・段ばらし装置5は、段積みされたパレットPの下から2段目のパレットPを上流搬送部1aの段ばらし箇所14から持ち上げ、上流搬送部1a上に残された最下段のパレットPのみが段ばらし箇所14から搬送された後、2段目以上のパレットPを上流搬送部1aの段ばらし箇所14に降ろすようにして、段積みされたパレットPを段ばらしするように構成されている。また、段積み・段ばらし装置5は、段ばらしを逆の手順で行うことで段積みするように構成されている。
中流搬送部1bは、パレットPを主搬送方向Xに搬送するコンベヤにて構成されている。この中流搬送部1bにて搬送されるパレットPの搬送経路の途中には、積み込み箇所15が設定されている。この積み込み箇所15は、段積み容器Sが載せられていないパレットP(以下、空のパレットPと称する)に第3搬送装置3にて段積み容器Sが積み込まれる箇所である。
つまり、中流搬送部1bは、主搬送方向Xの上流側から空のパレットPを積み込み箇所15に搬送し、この積み込み箇所15で段積み容器Sが積み込まれた後、その段積み容器Sが積み込まれたパレットP(以下、実のパレットPと称する)を積み込み箇所15から主搬送方向Xの下流側に搬送するように構成されている。
中流搬送部1bの上流側端部には、チェーン式のトランサーにて構成された第1移載装置16が昇降自在に設けられている。上流搬送部1aの搬送と第1移載装置16の搬送及び昇降により、上流搬送部1aの下流側端部から中流搬送部1bの上流側端部にパレットPが搬送されるようになっている。
中流搬送部1bには、昇降自在な昇降搬送部分17が備えられている。中流搬送部1bにおける昇降搬送部分17により主搬送方向Xの下流側の部分は、第2搬送装置2と同じ高さに配設されている。中流搬送部1bにおける昇降搬送部分17より主搬送方向Xの上流側の部分は、第2搬送装置2より下方に配設されている。中流搬送部1bは、昇降搬送部分17より上流側の部分と昇降搬送部分17より下流側の部分とを昇降搬送部分17で中継するように構成されている。
ちなみに、上流搬送部1aは、第2搬送装置2の下方をパレットPが通過可能なように、第2搬送装置2より下方に配設されている。
中流搬送部1bにて搬送されるパレットPの搬送経路における積み込み箇所15より主搬送方向Xの下流側には、第1位置合わせ箇所18が設定されている。この第1位置合わせ箇所18は、パレットPに積まれている段積み容器Sにおける主搬送方向Xでの位置を位置合わせ装置4にて適正な位置に位置合わせする箇所である。
下流搬送部1cは、パレットPを主搬送方向Xとは反対方向に搬送するコンベヤにて構成されている。この下流搬送部1cにて搬送されるパレットPの搬送経路の途中には、第2位置合わせ箇所19が設定されている。この第2位置合わせ箇所19は、パレットPに積まれている段積み容器Sにおける副搬送方向Yでの位置を位置合わせ装置4にて適正な位置に位置合わせする箇所である。
下流搬送部1cの上流側端部には、チェーン式のトランサーにて構成された第2移載装置20が昇降自在に設けられている。中流搬送部1bの搬送と第2移載装置20の搬送及び昇降により、中流搬送部1bの下流側端部から下流搬送部1cの上流側端部にパレットPが搬送されるようになっている。
〔第2搬送装置〕
第2搬送装置2は、段積み容器Sを主搬送方向Xに搬送するコンベヤにて構成されている。この第2搬送装置2では、段積み容器Sの短手方向が主搬送方向Xに沿い且つ長手方向が副搬送方向Yに沿う姿勢で搬送される。
そして、第2搬送装置2にて搬送される段積み容器Sの搬送経路の下流側端部に、容器纏め箇所21が設定されている。
つまり、第2搬送装置2は、主搬送方向Xの上流側から容器纏め箇所21に段積み容器Sを搬送して、最も下流側に位置する段積み容器Sをストッパー部材(図示せず)にて停止させた状態で後続の段積み容器Sを搬送するようにして、容器纏め箇所21に容器Cが隙間なく並ぶ状態(隣接する容器Cの突出部8同士が接触している状態、図12及び図13参照)となるように構成されている。
このように容器纏め箇所21に集められた3つの段積み容器Sは、第3搬送装置3にて積み込み箇所15に位置するパレットP上に積み込まれる。
第2搬送装置2として、第1搬送装置1の中流搬送部1bに対して副搬送方向Yの一方側に設けられた一方側の第2搬送装置2と、第1搬送装置1の中流搬送部1bに対して副搬送方向Yの他方側に設けられた他方側の第2搬送装置2と、の一対の第2搬送装置2が設けられている。
〔第3搬送装置〕
第3搬送装置3は、横移動装置24と、容器昇降装置25と、パレット昇降装置26と、を備えている。
図1〜図3等に示すように、横移動装置24は、段積み容器Sにおける最下段の容器Cを下方から支持する支持体28と、段積み容器Sの側方に位置して当該段積み容器Sと対抗する接触部29を備えた規制体30と、支持体28を移動させる第1駆動部としての第1電動モータ31と、規制体30を移動させる第2駆動部としての第2電動モータ32及び電動シリンダ33と、を備えている。
そして、横移動装置24として、第1横移動装置24aと第2横移動装置24bとの一対の横移動装置24が設けられている。第1横移動装置24aは、第1搬送装置1に対して副搬送方向Yの一方側に配設されて、パレットPにおける副搬送方向Yの一方側の部分に対して段積み容器Sを積み込むように構成されている。第2横移動装置24bは、第1搬送装置1に対して副搬送方向Yの他方側に配設されて、パレットPにおける副搬送方向Yの他方側の部分に対して段積み容器Sを積み込むように構成されている。尚、第1横移動装置24aと第2横移動装置24bとは同様に構成されている。
容器昇降装置25は、第1昇降部34と、この第1昇降部34を上下方向に沿って移動させる第3駆動部としての第3電動モータ35と、を備えている。第1昇降部34は、上下方向視での位置が固定さえて第2搬送装置2における搬送面に対して昇降する昇降体に相当する。
容器昇降装置25として、第1容器昇降装置25aと第2容器昇降装置25bとの一対の容器昇降装置25が設けられている。第1容器昇降装置25aは、一対の第2搬送装置2のうちの一方の第2搬送装置2に対して設けられている。第2容器昇降装置25bは、一対の第2搬送装置2のうちの他方の第2搬送装置2に対して設けられている。第1容器昇降装置25aと第2容器昇降装置25bとは同様に構成されている。
パレット昇降装置26は、第2昇降部37と、この第2昇降部37を上下方向に沿って移動させる第4駆動部としての第4電動モータ38と、を備えている。
そして、第3搬送装置3は、段積み容器Sを第1支持部11から第2支持部12に搬送するように構成されている。
説明を加えると、第3搬送装置3にて段積み容器SをパレットPに積み込むときは、第3搬送装置3は、容器昇降装置25の第1昇降部34から、パレット昇降装置26の第2昇降部37に支持されているパレットPに、段積み容器Sを搬送する。そのため、このように段積み容器SをパレットPに積み込む場合は、第1昇降部34が第1支持部11となり、パレットPが第2支持部12となる。また、容器昇降装置25が第1昇降装置となり、パレット昇降装置26が、第2昇降装置となる。
また、第3搬送装置3にて段積み容器SをパレットPから積み降ろす時は、第3搬送装置3は、パレット昇降装置26の第2昇降部37に支持されているパレットPから容器昇降装置25の第1昇降部34に段積み容器Sを搬送する。そのため、このように段積み容器SをパレットPから積み降ろす場合は、パレットPが第1支持部11であり、第1昇降部34が第2支持部12である。また、パレット昇降装置26が第1昇降装置となり、容器昇降装置25が第2昇降装置となる。
次に、横移動装置24と容器昇降装置25とパレット昇降装置26との各装置について説明を加える。
容器昇降装置25は、容器纏め箇所21の下方に設けられており、第1昇降部34は、第3電動モータ35の駆動により、第2搬送装置2の搬送面より下方に位置する下降高さと第2搬送装置2の搬送面より上方に突出する上昇高さとに昇降する。
そして、容器昇降装置25は、容器纏め箇所21に3つの段積み容器Sが位置する状態で、第1昇降部34を下降高さから上昇高さに上昇させることで、その上昇途中で第1昇降部34にて段積み容器Sにおける最下段の容器Cの底面部7aを下方から支持して、3つの段積み容器Sを第2搬送装置2の搬送面から持ち上げることができるように構成されている。
また、容器昇降装置25は、第1昇降部34にて3つの段積み容器Sを支持している状態で、第1昇降部34を上昇高さから下降高さに下降させることで、その下降途中で段積み容器Sにおける最下段の容器Cの底面部7aが第2搬送装置2にて下方から支持されて、3つの段積み容器Sを第2搬送装置2の搬送面に降ろすことができるように構成されている。
パレット昇降装置26は、積み込み箇所15の下方に設けられており、第2昇降部37は、第4電動モータ38の駆動により、第1搬送装置1の搬送面より下方に位置する下降高さと第1搬送装置1の搬送面より上方に突出する上昇高さとに昇降する。
そして、パレット昇降装置26は、積み込み箇所15にパレットPが位置する状態で、第2昇降部37を下降高さから上昇高さに上昇させることで、その上昇途中で第2昇降部37にてパレットPを下方から支持して、パレットPを第1搬送装置1の搬送面から持ち上げることができるように構成されている。
また、パレット昇降装置26は、第2昇降部37にてパレットPを支持している状態で、第2昇降部37を上昇高さから下降高さに下降させることで、その下降途中でパレットPが第1搬送装置1にて下方から支持されて、パレットPを第1搬送装置1の搬送面に降ろすことができるように構成されている。
次に、図2〜図11に基づいて、横移動装置24について説明する。尚、主搬送方向Xに対して直交する方向(容器纏め箇所21と積み込み箇所15とが並ぶ方向)を横幅方向aと称し、その横幅方向aにおける、容器纏め箇所21に対して積み込み箇所15が存在する方向を第1方向a1、その反対の方向を第2方向a2と称して説明する。
横移動装置24には、移動レール43に案内されて横幅方向aに移動する支持用アーム44と、移動レール43に案内されて横幅方向aに移動する規制用アーム45と、が備えられている。
支持体28は、支持用アーム44から第1方向a1に突出する状態で支持用アーム44に連結されている。また、図1及び図11に示すように、支持体28は、主搬送方向Xに間隔を空けた状態で4本並べて設けられている。これら4本の支持体28は、容器Cにおける容器本体7の短手方向の外寸より広く且つ容器Cにおける突出部8の外寸より狭い間隔で設けられている。
そして、横移動装置24は、第1電動モータ31の駆動により支持用アーム44を横幅方向aに移動させることで、支持体28が容器纏め箇所に位置する段積み容器Sより第2方向a2に位置する退避支持位置と、支持体28が容器纏め箇所に位置する段積み容器S(特に最下段の容器C)の突出部8と上下方向に見て重なる第1支持位置と、支持体28が積み込み箇所15に位置するパレットPに積み込まれた段積み容器S(特に最下段の容器C)の突出部8と上下方向に見て重なる第2支持位置と、に支持体28を移動させるように構成されている。
規制用アーム45として、容器纏め箇所21や積み込み箇所15のパレットP上に主搬送方向Xに並ぶ3つの段積み容器Sより主搬送方向Xの上流側に位置する規制用アーム45と、容器纏め箇所21や積み込み箇所15のパレットP上に主搬送方向Xに並ぶ3つの段積み容器Sより主搬送方向Xの下流側に位置する規制用アーム45と、の一対の規制用アーム45が設けられている。
そして、これら一対の規制用アーム45の夫々に支持体28が容器纏め箇所21や積み込み箇所15に向けて出退自在に設けられている。
そして、規制体30は、第2電動モータ32にて規制用アーム45を横幅方向aに移動させることで、規制体30が容器纏め箇所21に位置する段積み容器Sより第2方向a2に位置する退避規制位置と、規制体30が容器纏め箇所21に位置する段積み容器S(特に最下段の容器C)と主搬送方向Xに見て重なる第1規制位置と、支持体28が積み込み箇所15に位置するパレットPに積み込まれた段積み容器S(特に最下段の容器C)と主搬送方向Xに見て重なる第2規制位置と、に移動するように構成されている。
また、規制体30は、電動シリンダ33の駆動にて規制体30を主搬送方向Xに沿って移動させることで、規制体30が、主搬送方向Xに沿う方向において段積み容器Sに接近する接近位置とこの接近位置より段積み容器Sから離間させた離間位置とに移動するように構成されている。
規制体30は、支持体28より上方に配設されており、段積み容器Sにおける少なくとも下から2段目以上の容器Cの側方に位置する高さに設けられている。本実施形態では、段積み容器Sが支持体28に支持されている場合及び第1支持部11や第2支持部12に支持されている場合の双方において、段積み容器Sにおける下から2段目及び3段目の容器Cの突出部8の側方に位置するように、規制体30は形成及び配設されている。
規制体30を、横幅方向aにおいて規制体30を第1規制位置や第2規制位置に移動させ且つ主搬送方向Xにおいて規制体30を接近位置に移動させた位置が、段積み容器Sの側方に位置して当該段積み容器Sと対向する規制体30の規制位置となる。図12に示すように、接近位置に位置する一対の規制体30の主搬送方向Xでの間隔は、主搬送方向Xに並ぶ3つの段積み容器Sの主搬送方向Xの長さより広い間隔となっており、規制体30を規制位置に位置した状態では、段積み容器Sに対して主搬送方向Xに離間している。ちなみに、規制位置の規制体30と段積み容器Sとの主搬送方向Xでの間隔は、支持体28の主搬送方向Xでの幅の半分より狭い間隔となっており、離間位置の規制体30と段積み容器Sとの主搬送方向Xでの間隔は、支持体28の主搬送方向Xの幅より広い間隔となっている。
〔制御装置〕
次に、制御装置Hによる第3搬送装置3の制御について、図3から図13に基づいて、パレットPに段積み容器Sを積み込む場合(第1昇降部34を第1支持部11とし、パレットPを第2支持部12とする場合)について説明する。
制御装置Hは、第1制御、第2制御、第3制御、第4制御、第5制御、第6制御、第7制御、第8制御、第9制御の順に実行して、パレットPに段積み容器Sを積み込むべく第3搬送装置3の作動を制御する。ちなみに、制御装置Hは、パレットPに段積み容器Sを積み込む場合とは逆の手順で制御を実行することで、第3搬送装置3にてパレットPから段積み容器Sが積み降ろされる。
第1制御は、容器纏め箇所に3つの段積み容器Sが存在する状態で、第2電動モータ32及び電動シリンダ33を制御して、第2搬送装置2に支持されている段積み容器Sの側方の規制位置に位置させる制御である。
この第1制御を実行することで、図3に示すように、一対の規制体30が退避規制位置(図3で仮想線で示す位置)から第1規制位置(図3で実線で示す位置)に移動する。このように一対の規制体30が移動することで、一対の規制体30の一方が3つの段積み容器Sに対して主搬送方向Xの上流側に位置し、且つ、一対の規制体30の他方が3つの段積み容器Sに対して主搬送方向Xの下流側に位置する。
第2制御は、第1制御の実行が完了した後に、第3電動モータ35を制御して、段積み容器Sにおける最下段の容器Cの底面部7aを第1昇降部34が支持している状態で、第1昇降部34を上方に移動させて、最下段の容器Cの突出部8が支持体28より高くする制御である。
この第2制御を実行することで、図4に示すように、第1昇降部34が下降高さ(図3に示す高さ)から上昇高さ(図4に示す高さ)に上昇する。この第1昇降部34の上昇途中で第1昇降部34にて段積み容器Sが支持され、そのまま第1昇降部34を上昇高さまで上昇することで、段積み容器Sが第2搬送装置2から持ち上げられて、図4及び図12に示すように、最下段の容器Cの突出部8が支持体28より高くなる。
第3制御は、第2制御の実行が完了した後に、第1電動モータ31を制御して、最下段の容器Cの突出部8の直下の位置に支持体28を位置させる制御である。
この第3制御を実行することで、図5に示すように、支持体28を第1方向a1に移動して退避支持位置(図5に仮想線で示す位置)から第1支持位置(図5に実線で示す位置)に移動する。第1支持位置に位置する支持体28は、最下段の容器Cの突出部8の直下に位置する。
第4制御は、第3制御の実行が完了した後に、第3電動モータ35を制御して、第1昇降部34を下方に移動させて、最下段の容器Cの突出部8を支持体28にて下方から支持する状態で、且つ、最下段の容器Cの底面部7aから第1昇降部34が下方に離間する状態とする制御である。
この第4制御を実行することで、図6に示すように、第1昇降部34を上昇高さ(図5に示す高さ)から下降高さ(図6に示す高さ)に下降する。この第1昇降部34の下降途中で支持体28にて段積み容器Sが支持され、そのまま第1昇降部34を下降高さまで下降する。
第5制御は、第4制御の実行が完了した後に、第1電動モータ31と第2電動モータ32とを制御して、支持体28と規制体30とを一体的に移動させて、支持体28にて支持した段積み容器Sを第1昇降部34の直上から積み込み箇所15に位置するパレットPの直上に移動させる制御である。
この第5制御を実行することで、図7に示すように、支持体28が第1方向a1に移動して第1支持位置(図6に示す位置)から第2支持位置(図7に示す位置)に移動するとともに、一対の規制体30が第1方向a1に移動して第1規制位置から第2規制位置に移動する。このときの支持体28と一対の規制体30とは同じ速度で第1方向a1に移動することで、支持体28と規制体30とが一体的に移動するようになっている。また、段積み容器Sを支持する支持体28を第1支持位置から第2支持位置に移動させることで、段積み容器Sが第1昇降部34の直上から積み込み箇所15に位置するパレットPの直上に移動する。
第6制御は、第5制御の実行が完了した後に、第4電動モータ38を制御して、パレットPを上方に移動させて、最下段の容器Cの底面部7aをパレットPにて下方から支持した状態で、且つ、最下段の容器Cの突出部8から支持体28が下方に離間する状態とする制御である。
この第6制御を実行することで、図8に示すように、第2昇降部37が下降高さ(図7に示す高さ)から上昇高さ(図8に示す高さ)に上昇する。この第2昇降部37の上昇途中で第2昇降部37にてパレットPが支持され、そのまま第2昇降部37が上昇することで、パレットPが第1搬送装置1から持ち上げられる。そして、さらに第2昇降部37を上昇高さに向けて上昇する途中で、パレットPにて段積み容器Sが支持され、そのまま第2昇降部37が上昇高さまで上昇することで、段積み容器Sが支持体28から持ち上げられて、図8及び図12に示すように、最下段の容器Cの突出部8が支持体28より高くなる。
第7制御は、第6制御の実行が完了した後に、第1電動モータ31を制御して、支持体28が段積み容器Sにおける最下段の容器Cの突出部8の直下から側方に退避した退避支持位置に位置させる制御である。
この第7制御を実行することで、図9に示すように、支持体28が第2方向a2に移動して第2支持位置(図8に示す位置)から退避支持位置(図9に示す位置)に移動する。
第8制御は、第7制御の実行が完了した後に、第4電動モータ38を制御して、パレットPを下方に移動させて、最下段の容器Cの突出部8を支持体28より低くする制御である。
この第8制御を実行することで、図10に示すように、第2昇降部37が上昇高さ(図9に示す高さ)から下降高さ(図10に示す高さ)に下降する。この第2昇降部37の下降途中でパレットPが第1搬送装置1に支持される。
第9制御は、第8制御の実行が完了した後に、第2電動モータ32及び電動シリンダ33を制御して、規制位置から規制体30を退避させる制御である。
この第9制御を実行することで、図11に示すように、一対の規制体30が第2規制位置(図10に示す位置)から退避規制位置(図11に示す位置)に移動する。このように一対の規制体30が移動することで、一対の規制体30の双方が3つの段積み容器Sに対して主搬送方向Xに見て段積み容器Sと重複する範囲から退避する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、第1制御と第2制御と第3制御とについて、第1制御、第2制御、第3制御の順に実行したが、第2制御、第1制御、第3制御の順に実行してもよい。
また、上記実施形態では、第7制御と第8制御と第9制御とについて、第7制御、第8制御、第9制御の順に実行したが、第8制御、第7制御、第9制御の順に実行してもよい。
(2)上記実施形態では、第1昇降装置を、第3駆動部にて第1支持部11を昇降させて、第1支持部11を支持体28に対して相対的に上下方向に移動させたが、第1昇降装置を、第1駆動部にて支持体28を昇降させて、第1支持部11を支持体28に対して相対的に上下方向に移動させてもよい。
また、第2昇降装置を、第4駆動部にて第2支持部12を昇降させて、第2支持部12を支持体28に対して相対的に上下方向に移動させたが、第2昇降装置を、第4駆動部にて支持体28を昇降させて、第2支持部12を支持体28に対して相対的に上下方向に移動させてもよい。
(3)上記実施形態では、段積み物品のパレットPに対する積み込みと積み降ろしとの双方を実行したが、これら積み込みと積み降ろしとの何れか一方のみを実行してもよい。要するに、第3搬送装置3にて、第1支持部11から第2支持部12への搬送と第2支持部12から第1支持部11への搬送との双方を行ってもよく、また、これらの搬送の何れか一方のみを行ってもよい。
(4)上記実施形態では、第1支持部11及び第2支持部12の一方を昇降体とし他方をパレットPとしたが、第1支持部11及び第2支持部12の双方を昇降体としてもよく、また、第1支持部11及び第2支持部12の双方をパレットPとしてもよい。
(5)上記実施形態では、物品を容器Cとしたが、例えば、第1搬送装置1にて搬送されるパレットPより小型のパレット等の他の物品でもよい。
3 第3搬送装置(搬送装置)
7 容器本体
7a 底面部(第1被支持部)
8 突出部(第2被支持部)
11 第1支持部
12 第2支持部
24 横移動装置
24a 第1横移動装置
24b 第2横移動装置
25 容器昇降装置(第1昇降装置、第2昇降装置)
26 パレット昇降装置(第2昇降装置、第1昇降装置)
28 支持体
30 規制体
31 第1電動モータ(第1駆動部)
32 第2電動モータ(第2駆動部)
33 電動シリンダ(第2駆動部)
34 第1昇降部(昇降体)
35 第3電動モータ(第3駆動部)
38 第4電動モータ(第4駆動部)
C 容器(物品)
H 制御装置
P パレット
S 段積み容器(段積み物品)

Claims (8)

  1. 物品が段積みされた段積み物品を第1支持部から第2支持部に搬送する搬送装置と、前記搬送装置の作動を制御する制御装置と、を備えている搬送設備であって、
    前記搬送装置は、横移動装置と、第1昇降装置と、を備え、
    前記横移動装置は、前記段積み物品における最下段の物品を下方から支持する支持体と、前記段積み物品の側方に位置して当該段積み物品と対向する規制体と、前記支持体を移動させる第1駆動部と、前記規制体を移動させる第2駆動部と、を備え、
    前記第1昇降装置は、前記第1支持部を前記支持体に対して相対的に上下方向に沿って移動させる第3駆動部を備え、
    物品は、前記第1支持部にて下方から支持される第1被支持部と、前記第1被支持部より上方に位置する第2被支持部と、を備え、
    前記制御装置は、第1制御、第2制御、第3制御、第4制御、第5制御を実行し、
    前記第1制御は、前記第2駆動部を制御して、前記段積み物品の側方の規制位置に前記規制体を位置させる制御であり、
    前記第2制御は、前記第3駆動部を制御して、前記段積み物品における最下段の物品の前記第1被支持部を前記第1支持部が支持している状態で、前記第1支持部を前記支持体に対して相対的に上方に移動させて、前記最下段の物品の前記第2被支持部前記支持体より高くする制御であり、
    前記第3制御は、前記第1制御及び前記第2制御の実行が完了した後に、第1駆動部を制御して、前記第2被支持部の直下の位置に前記支持体を位置させる制御であり、
    前記第4制御は、前記第3制御の実行が完了した後に、前記第3駆動部を制御して、前記第1支持部を前記支持体に対して相対的に下方に移動させて、前記最下段の物品の前記第2被支持部を前記支持体にて下方から支持する状態で、且つ、前記最下段の物品の前記第1被支持部から前記第1支持部が下方に離間する状態とする制御であり、
    前記第5制御は、前記第4制御の実行が完了した後に、前記第1駆動部と前記第2駆動部とを制御して、前記支持体と前記規制体とを一体的に移動させて、前記支持体にて支持した前記段積み物品を前記第1支持部の直上から前記第2支持部の直上に移動させる制御であり、
    前記第2駆動部の駆動により前記規制体が移動する方向に対して上下方向視で交差する方向を交差方向として、
    前記規制体は、前記交差方向に移動することで、前記段積み物品の横側方に接近した接近位置と、この接近位置よりも前記段積み物品から離間した離間位置とに移動するように構成され、
    前記規制位置は、前記規制体を前記接近位置に移動させた位置であり、
    前記規制位置にある前記規制体と前記段積み物品との前記交差方向の間隔は、前記支持体の前記交差方向の幅の半分より狭い搬送設備。
  2. 前記搬送装置は、第2昇降装置を備え、
    前記第2昇降装置は、前記第2支持部を前記支持体に対して相対的に上下方向に沿って移動させる第4駆動部を備え、
    前記制御装置は、前記第5制御の実行が完了した後に、第6制御、第7制御、第8制御、第9制御を実行し、
    前記第6制御は、前記第4駆動部を制御して、前記第2支持部を前記支持体に対して相対的に上方に移動させて、前記最下段の物品の前記第1被支持部を前記第2支持部にて下方から支持した状態で、且つ、前記最下段の物品の前記第2被支持部から前記支持体が下方に離間する状態とする制御であり、
    前記第7制御は、前記第6制御の実行が完了した後に、前記第1駆動部を制御して、前記支持体が前記第2被支持部の直下から側方に退避した退避位置に位置させる制御であり、
    前記第8制御は、前記第7制御の実行が完了した後に、前記第4駆動部を制御して、前記第2支持部を前記支持体に対して相対的に下方に移動させて、前記最下段の物品の前記第2被支持部を前記支持体より低くする制御であり、
    前記第9制御は、前記第7制御の実行が完了した後に、前記第2駆動部を制御して、前記規制位置から前記規制体を退避させる制御である請求項1記載の搬送設備。
  3. 前記段積み物品を搬送するコンベヤにより構成された第2搬送装置を更に備え、
    前記第1支持部又は前記第2支持部は、上下方向視での位置が固定されて前記第2搬送装置における搬送面に対して昇降する昇降体であり、
    前記支持体と前記昇降体とのうちの前記昇降体のみが上下方向に沿って移動する請求項1又は2に記載の搬送設備。
  4. 前記第1支持部は、パレットであり、
    前記第2支持部は、上下方向視での位置が固定されて第2搬送装置における搬送面に対して昇降する昇降体である請求項2又は3に記載の搬送設備。
  5. 前記第1支持部は、上下方向視での位置が固定されて第2搬送装置における搬送面に対して昇降する昇降体であり、
    前記第2支持部は、パレットである請求項2〜4の何れか一項に記載の搬送設備。
  6. 前記パレットが、上下方向に見て前記第2搬送装置の搬送方向と交差する横幅方向に2つの前記段積み物品が並ぶ状態で前記段積み物品を支持し、
    前記搬送装置における前記横移動装置として、前記パレットに対して前記横幅方向の一方側に配設されて、前記パレットにおける前記横幅方向の一方側の部分を前記第1支持部又は前記第2支持部とする第1横移動装置と、前記パレットに対して前記横幅方向の他方側に配設されて、前記パレットにおける前記横幅方向の他方側の部分を前記第1支持部又は前記第2支持部とする第2横移動装置と、が備えられている請求項に記載の搬送設備。
  7. 前記規制位置は、前記段積み物品に対して横側方に離間した位置である請求項1からのいずれか1項に記載の搬送設備。
  8. 物品は、側周囲の形状が下方側ほど小さくなる先細り形状に形成された容器本体と、前記容器本体の上端に備えられて前記容器本体から側方に突出する突出部と、を備えた容器であり、
    前記第被支持部は、前記突出部にて構成され、
    前記第被支持部は、前記容器本体の底面部にて構成され、
    前記段積み物品が、前記容器における前記容器本体の収容空間に、当該容器に積み重ねる別の前記容器における前記容器本体の下部を収容する状態で、複数の前記容器が段積みされている請求項1からのいずれか1項に記載の搬送設備。
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