JP6393671B2 - 情報配信装置、情報配信プログラム及び情報配信方法 - Google Patents

情報配信装置、情報配信プログラム及び情報配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報配信装置、情報配信プログラム及び情報配信方法に関する。
広告提供サイトのウェブページに広告情報と共に広告主ごとに関連付けられた電話番号を掲載し、それを見た利用者が広告主に対して電話を架けた場合に、その通話の成立に基づいて広告料の課金を発生させる方式が提案されている。なお、この広告方法の一方式を、ペイ・パー・コール(Pay per Call)方式といい、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2005−115945号公報
近年では広告提供サイトも数多く存在している。多数の広告提供サイトに自社の広告情報を掲載する場合に、これらのサイトごとに異なる電話番号を割り当てて掲載する場合には1つの広告主に対して多数の電話番号を準備する必要がある。更に、1つの広告提供サイト内に複数の商材(商品やサービス等の広告の対象物。)の広告情報を掲載する場合もある。複数の商材の各々について各々異なる電話番号を割り当てるとすると、更に多くの電話番号を準備する必要がある。広告主ごとに異なる電話番号を準備する必要があるので、必要な電話番号は膨大な数となる。
このように、数多くの広告提供サイト及び商材ごとに異なる電話番号を割り当てるには、桁数の多い電話番号とする必要がある。しかし電話番号の桁数が増えると、電話をかける利用者の架け間違いが増えたり、煩わしさから架電を断念する利用者が増えたりしてしまい、広告効果の減退に繋がってしまう。架電受付システム側の仕様により、広告情報に対して割当て可能な電話番号桁数に制約があり、むやみに桁数を増加させることができない場合もある。
また、広告主が広告情報を掲載する広告提供サイトの数や取り扱う商材の種類は変動することがあるため、広告主ごとに(又は広告提供サイトごとに)余裕を見て多めの電話番号数を確保しておく必要がある。そうすると、電話番号の桁数をたとえ多くしてもその電話番号資源がすぐに枯渇してしまい、更にどんどん電話番号の桁数を増やして広告主ごとの電話番号数の確保に対応しなければならない。
利用者が広告を見て広告主に電話を架けても広告主が不在であったり、たまたま手が離せず電話に出られない場合がある。架電があったこと自体に広告主が気づかなければ、利用者に折り返し連絡をすることもできない。せっかくの利用者からの架電が無駄になってしまい、広告主にとってビジネスチャンスを失うこととなる。
また、広告効果の観点から見れば、広告情報に接して電話を架けた利用者に対して、更なる広告情報の提供ができれば、より好ましい。その利用者が来店等した場合に、それをきっかけとしてまた広告情報の提供ができれば、一層の広告効果の向上が見込まれる。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、利用者からの架電があった際に広告主がその架電に気づかなかったとしても、架電があったことを広告主に通知して、その架電をビジネスチャンスに活かすことのできる情報配信装置、情報配信プログラム及び情報配信方法を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(1)広告主を識別するために当該広告主と関連付けられた識別情報を第1広告情報と共に明示的又は黙示的に広告媒体に掲載する識別情報掲載手段と、前記識別情報に基づく、着信先の電話番号としての架電先番号宛の架電を受け付ける架電受付手段と、前記架電を前記架電先番号に関連付けられた架電先電話機器へと接続する架電接続手段と、前記架電の発信元の電話番号としての架電元番号をインターネット又は電話回線網を介して取得する架電元番号取得手段と、前記広告主の連絡先アドレスとしてのメールアドレス又はSMSアドレスを記憶する記憶手段と、前記架電元番号を特定するための情報である架電元特定情報を前記連絡先アドレスに宛てて配信する架電元特定情報配信手段と、前記広告主と前記識別情報との関連付けを解除し、該広告主と異なる他の広告主と前記識別情報とを関連付ける関連付け変更手段と、を有する情報配信装置。
広告主の連絡先アドレスに宛てて架電元特定情報を配信することができる。架電元特定情報は、架電元番号を特定するための情報なので、広告主は、連絡先アドレスにおいて受信したメールやメッセージに基づき、架電元番号に(つまり、架電先電話機器を保持する利用者に)連絡をとることができる。広告主が、架電先番号宛の架電に気づかない場合であっても、連絡先アドレスで受信したメール又はメッセージにより「架電があったこと」「架電元特定情報」を把握することができる。
また、広告主と識別情報との関連付けを解除し、広告主と異なる他の広告主と識別情報とを関連付けるので、1つの識別情報を複数の広告主が利用することができ、識別情報の再利用を可能として識別情報の資源の有効活用及び枯渇防止を図ることができる。なお、関連付け変更手段により、広告主と識別情報との関連付けとの解除、及び、広告主と異なる他の広告主と識別情報との関連付けを自動的に行えば、広告主と識別情報との動的な割当てを自動的に行うことができる。
なお、ここで、広告媒体の例示として、インターネットのウェブページ、フリーペーパー等の広告雑誌や新聞、テレビやラジオ等の放送媒体を適用することができる。もちろん、広告主は、複数の広告媒体に第1広告情報を掲載してもよく、その場合において広告媒体ごとに異なる識別情報を掲載してもよい。その際、その複数の識別情報は広告主と関連付けられており、いずれの識別情報に基いて架電が行われたかによって、いずれの広告媒体に接した利用者からの架電かを判断することができるようになっていてもよい。
また、黙示的に掲載とは、例えば、ウェブページに直接視認可能な態様で識別情報が掲載されておらず、バナーやテキストに識別情報がリンクされていたり、マウスのロールオンで識別情報がポップアップ表示される場合を含む趣旨である。
識別情報は、典型的には複数桁の識別番号であり、架電先番号の一部を構成したり、架電先番号に付加して利用されたりするものである。例えば、識別情報が「ABCDEFGH」(A〜Hは数字)の場合に、架電先番号が「0066−ABCD−EFGH」であってもよい。また、架電先番号が「0066−1234−5678」であって、その後に付加番号として識別情報「ABCDEFGH」が入力されることにより、広告主の電話機器へと架電が接続されるようになっていてもよい。もちろん、識別情報は、架電先番号そのものであってもよい。
架電先番号は、架電先電話機器と関連付けられた番号であって、電話番号である。架電先番号にダイヤルすると、架電先電話機器に宛てた架電が可能である。しかし、架電先番号は、電話回線事業者によって架電先電話機器(又はそれと直接接続される電話回線)に割り振られた、いわゆる通常の回線電話番号(例えば、東京では“03”等の市外局番から始まる固定電話番号である。以下、本明細書では、これを「広告主回線電話番号」といい、架電先電話番号と区別する。)とは異なる。架電先電話番号に宛てた架電は、この情報配信装置を経由し、情報配信装置において広告主回線電話番号に接続され、架電先電話機器にて着信されるようになっている。
(2)前記架電元特定情報が、前記架電元番号であってもよい。広告主の連絡先アドレスに宛てて、架電元番号がそのまま配信される。広告主は、架電元番号を把握することができるので、発信元の電話機器(架電元電話機器)に電話をかけることができる。なお、架電元番号は、架電元電話機器に対して電話回線事業者によって割り振られたいわゆる通常の回線電話番号である。
また、架電元電話機器は、発信元である利用者が電話をかける際に使用する電話機器である。典型的には、架電元電話機器は、携帯電話、スマートフォン、電話機能付きタブレット端末等(これらを総称してスマートフォン等という。)を含むが、もちろん通常の固定電話機であってもよい。架電元電話機器がスマートフォン等である場合には、架電元番号は、日本においては“090”又は“080”等で始まる携帯電話番号である。
(3)前記架電元特定情報が、前記架電元番号と異なる情報としての架電元識別情報であり、前記記憶手段が、前記架電元番号と、前記架電元識別情報とを相互に関連付けて記憶しており、前記架電接続手段が、自身が受け付けた架電において前記架電元識別情報が特定された場合に当該架電を前記架電元番号に関連付けられた架電元電話機器へと接続してもよい。
広告主の連絡先アドレスに宛てて架電元番号でなく、架電元番号と関連付けられた架電元識別情報が配信される。広告主は、架電元識別情報を把握することができるので、架電元識別情報に基づき架電元電話機器に電話をかけることができる。なお、架電元識別情報は、典型的には複数桁の数字であって架電可能な番号であるが、必ずしもそれに限られない。例えば、アルファベット、アルファベットと数字との組合せ、バナー画像等であって、架電元番号にリンクされた情報であってもよい。すなわち、その架電元識別情報をメール又はメッセージとして受信した広告主が、架電元電話機器に対して電話をかけることができる情報であればよい。広告主に、架電元番号を配信する必要なく、広告主から架電元電話機器への折り返しの架電を可能とすることができる。
(4)情報配信装置が、前記架電先番号宛の架電が前記架電先電話機器において着信応答されなかった場合にのみ、前記架電元特定情報配信手段が、前記架電元特定情報を前記連絡先アドレスに宛てて配信してもよい。
広告主が、利用者(架電元番号)からの架電を受けなかった場合にのみ連絡先アドレスに宛てて架電元特定情報が配信される。広告主が利用者からの架電を受けた場合の連絡先アドレス宛の情報配信を削減することができる。架電を受けられなかった、つまり、架電があったことを広告主が把握できなかった場合にのみ、連絡先アドレス宛への情報配信を可能とする。
(5)前記架電元番号宛に第2広告情報を配信する広告情報配信手段、を更に有してもよい。取得した架電元番号宛に第2広告情報を配信するので、架電元電話機器を所持する利用者が、第1広告情報に接するのみの場合に比較して、高い広告効果を得ることができる。架電に基づき自動的に取得した架電元番号宛に第2広告情報を配信するので、簡便にかつ適切なタイミングで遅滞なく第2広告情報を配信することができる。
(6)情報配信装置が、前記架電元番号の入力をインターネット又は電話回線網を介することなく受け付ける架電元番号入力手段を更に有し、前記広告情報配信手段が、前記架電元番号入力手段によって受け付けられた前記架電元番号宛に第3広告情報を配信してもよい。
架電元番号入力手段によりインターネット又は電話回線網を介することなく架電元番号の入力が受け付けられるとは、例えば、来店した利用者から聞き出した携帯電話番号に基づき店舗内の端末で手入力された架電元番号が受け付けられるような態様であってもよい。また、例えば、来店した利用者が所持する携帯電話機器と店舗内の端末とで、例えばbluetooth通信(登録商標)、Felica通信(登録商標)、赤外線通信等の近距離無線通信を行うことにより、店舗内の端末でその携帯電話機器の架電元番号が受け付けられるような態様であってもよい。
架電元電話機器からの架電において、例えば発信者番号通知がされず、架電元番号が取得されなかった場合でも、利用者が店舗に来店することに基づき架電元番号を取得することができる。そして、その架電元番号に向けて第3広告情報を配信することができる。なお、第2広告情報や第3広告情報は、割引券やクーポンの情報、店舗の詳細情報やお勧めサービスの情報であってもよい。
(7)情報配信装置が、架電元番号宛への第2広告情報の配信の可否を判断する配信可否判断手段を更に有し、広告情報配信手段が、配信可否判断手段が配信可と判断した場合にのみ架電元番号宛に第2広告情報を配信してもよい。
取得した架電元番号に基いて、その架電元番号宛の第2広告情報の配信の可否を判断するので、配信すべき架電元番号宛に第2広告情報を自動的に配信し、配信すべきでない架電元番号宛に第2広告情報を配信しない、というプロセスの切り分けを実現することができる。配信すべきでない架電元番号宛に第2広告情報を配信しないので、無駄な広告配信を削減することができる。配信すべき架電元番号宛にのみ第2広告情報を配信することにより、結果的に配信効率の高い広告配信とすることができる。配信すべき架電元番号と配信すべきでない架電元番号とを、予めリストとして広告情報配信装置が有していることが好ましい。
(8)配信可否判断手段が、架電元番号が携帯電話番号である場合にのみ配信可と判断してもよい。架電元番号が携帯電話番号である場合は、ショートメッセージサービス(SMS)を利用して、確実にその携帯電話機器宛に第2広告情報を配信することができる。一方、架電元番号が携帯電話番号でなく、例えば市外局番から始まる固定電話番号や050から始まるIP電話番号の場合には、その架電元番号宛の広告配信が電話機器にまで到達しない可能性がある。そのような場合に第2広告情報を配信不可とすることで、無駄な広告配信を削減することができる。
(9)コンピュータを、広告主を識別するために当該広告主と関連付けられた識別情報を第1広告情報と共に明示的又は黙示的に広告媒体に掲載する識別情報掲載手段、前記識別情報に基づく架電先番号宛の架電を受け付ける架電受付手段、前記架電を前記架電先番号に関連付けられた架電先電話機器へと接続する架電接続手段、前記架電の発信元の電話番号としての架電元番号をインターネット又は電話回線網を介して取得する架電元番号取得手段、前記架電元番号を特定するための情報である架電元特定情報を、記憶手段に記憶された前記広告主の連絡先アドレスとしてのメールアドレス又はSMSアドレスに宛てて配信する架電元特定情報配信手段、及び、前記広告主と前記識別情報との関連付けを解除し、該広告主と異なる広告主と前記識別情報とを関連付ける関連付け変更手段、として機能させる情報配信プログラム。
(10)コンピュータにより実行される各工程が、広告主を識別するために当該広告主と関連付けられた識別情報を第1広告情報と共に明示的又は黙示的に広告媒体に掲載する識別情報掲載工程と、前記識別情報に基づく架電先番号宛の架電を受け付ける架電受付工程と、前記架電を前記架電先番号に関連付けられた架電先電話機器へと接続する架電接続工程と、前記架電の発信元の電話番号としての架電元番号をインターネット又は電話回線網を介して取得する架電元番号取得工程と、前記架電元番号を特定するための情報である架電元特定情報を、記憶手段に記憶された前記広告主の連絡先アドレスとしてのメールアドレス又はSMSアドレスに宛てて配信する架電元特定情報配信工程と、前記広告主と前記識別情報との関連付けを解除し、該広告主と異なる広告主と前記識別情報とを関連付ける関連付け変更工程と、を有する情報配信方法。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、利用者からの架電があった際に広告主がその架電に気づかなかったとしても、架電があったことを広告主に通知して、その架電をビジネスチャンスに活かすことができる。
実施形態に係る広告情報配信システムの全体構成を示す概略構成図である。 情報配信サーバの内部構成の概略を示すブロック図である。 識別情報データベースのデータ構造の概略を示すデータ構造図である。 架電元識別情報データベースのデータ構造の概略を示すデータ構造図である。 広告情報配信システムの全体動作を説明するフローチャートである。
以下、実施形態に係る情報配信サーバ(情報配信装置)1について、図面を用いて説明する。なお、本明細書において、サーバはサーバコンピュータを意味し、サイト(ウェブサイト、インターネットサイトも略同義。)は、サーバ内に仮想的に構築されるウェブページの集合体を意味する。ウェブページとは、URLによって特定することができ、文字情報や画像情報等の種々の情報が掲載される仮想的な情報提供媒体である。ここにおいて、「ウェブサイトに掲載」することを「ウェブページに掲載」することと同義に用い、「ウェブサイトを閲覧」することを「ウェブページを閲覧」することと同義に用いる。
図1は、この広告情報配信装置としての情報配信サーバ1を含む広告情報配信システムSの全体構成を示す概略構成図である。情報配信サーバ1は、インターネットWを介して広告主端末3、広告提供サーバ5、利用者端末6と情報送受信可能に接続されている。広告主と利用者とは各々広告主電話機(架電先電話機器)7、利用者電話機(架電元電話機器)8を有しており、それらは電話回線網Nを介して情報配信サーバ1に接続されている。
この図1においては、情報配信サーバ1が1つのサーバとして情報配信装置を構成しているが、情報配信装置としての機能(後述する、識別情報掲載手段M1、架電受付手段M2、架電接続手段M3、架電元番号取得手段M4、架電元特定情報配信手段M9,広告情報配信手段M5、関連付け変更手段M6、配信可否判断手段M7、架電元番号入力手段M8が各々発揮する機能。)を複数のコンピュータが分散して有していてもよい。
例えば、情報配信サーバ1と別体とされた架電管理サーバ(不図示)を電話回線網Nに接続して配置し、その架電管理サーバが情報配信装置としての手段の一部(例えば、架電受付手段M2、架電接続手段M3、架電元番号取得手段M4等)を有するように構成してもよい。また、広告主端末3が架電元番号入力手段M8として機能してもよい。情報配信装置としての各手段を、1つのサーバコンピュータで実現するか、複数のサーバコンピュータの協働により実現するかは、設計的に適宜変更可能な事項である。
なお、広告主Aは、受信端末17を所持している。受信端末17は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット等の端末装置であって、連絡先アドレス宛てのインターネットメール又はショートメッセージ(SMSメール)が受信可能な端末である。受信端末17も、有線又は無線によりインターネットWに接続されている。
<情報配信サーバ1>
情報配信サーバ1は、この広告情報配信システムSの主要部を構成するサーバコンピュータであり、インターネットWを介して広告主端末3、広告提供サーバ5及び利用者端末6及び受信端末17に接続されている。なお、情報配信サーバ1と架電管理サーバとを別体で構成する場合には、情報配信サーバ1は、インターネットWを介して、又はインターネットWを介することなく架電管理サーバに接続されていることが好ましい。
図2は、情報配信サーバ1の内部構成の概略を示すブロック図である。情報配信サーバ1は、内部に演算処理装置(CPU)15、記憶装置(メモリ)16を有している。メモリ16内には、情報配信プログラムPが格納されている。実施形態では、この情報配信プログラムPは、情報配信サーバ1を、識別情報掲載手段M1、架電受付手段M2、架電接続手段M3、架電元番号取得手段M4、架電元特定情報配信手段M9,広告情報配信手段M5、関連付け変更手段M6、配信可否判断手段M7として機能させる。また、情報配信プログラムPは、広告主端末3を架電元番号入力手段M8として機能させる。もちろん、架電元番号入力手段M8としての機能が情報配信サーバ1に含まれていてもよい。
メモリ16内には、識別情報データベースD1、架電元識別情報データベースD2も格納されている。図3Aは、識別情報データベースD1のデータ構造の概略を示すデータ構造図である。図3Bは、架電元識別情報データベースD2のデータ構造の概略を示すデータ構造図である。識別情報データベースD1は、広告主Aの情報と広告情報10と識別情報11と広告主電話機7の回線電話番号(広告主回線電話番号)13と連絡先アドレス18とが相互に関連付けられて構築されている。
広告情報10は、第1広告情報10aと第2広告情報10bと第3広告情報10cとを含んでいる。第1広告情報10aは、広告提供サーバ5のサイトページ(広告媒体)12a上に識別情報11と共に提供される広告情報である。第2広告情報10bは、架電元番号取得手段M4により架電元番号14が取得されたことに基づいて、利用者電話機8に向けて配信される広告情報である。第3広告情報10cは、架電元番号入力手段M8により架電元番号14が入力されたことに基づいて、利用者電話機8に向けて配信される広告情報である。
広告主回線電話番号13は、広告主Aの電話機(広告主電話機)7に対して電話回線事業者によって割り振られた通常の電話番号(電話回線番号)である。例えば、東京の市外局番である”03”から始まる固定電話番号である。もちろん、広告主回線電話番号13が”090”や”080”で始まる携帯電話番号、”070”で始まるPHS(パーソナルハンディフォンシステム)電話番号、”050”で始まるIP電話番号であってもよい。連絡先アドレス18は、インターネットメール(電子メール)アドレスやSMSメールの宛先アドレスであり、連絡先アドレス18宛のインターネットメール又はショートメッセージ(以下、総称してSMS等という。)は、広告主Aが所持する受信端末17で受信可能である。
識別情報11は、関連付けられた広告主Aの電話機器(広告主電話機7)を特定するための情報である。識別情報11に基づき利用者Uが架電すると、情報配信サーバ1を介して広告主電話機7へと架電が接続されるようになっている。
識別情報掲載手段M1は、広告主Aと関連付けられた識別情報11を第1広告情報10aと共にサイトページ12aに掲載する機能を有する。識別情報11と第1広告情報10aとは、インターネットWを介して情報配信サーバ1から広告提供サーバ5へと送信される。サイトページ12aに掲載された第1広告情報10aと識別情報11とは、利用者端末6によってこのサイトページ12aにアクセスする利用者によって閲覧される。
架電受付手段M2は、識別情報11に基づく利用者Uからの架電を受け付ける機能を有する。利用者Uは、利用者電話機8を用いて架電先番号宛に架電する。架電先番号は、広告主Aの広告主電話機7と関連付けられた架電可能な電話番号である。架電先番号は、広告主回線電話番号13そのものではなく、広告主回線電話番号13に関連付けされた別の電話番号である。架電先番号は、その一部に識別情報11を含んでいる。識別情報11そのものが架電先番号であってもよい。
架電接続手段M3は、架電先番号宛の架電を広告主電話機7へと接続する機能を有する。識別情報11を含む架電先番号と広告主回線電話番号13とが関連付けされていることに基づき、架電先番号宛の架電を広告主電話機7へと接続する。
架電元番号取得手段M4は、利用者電話機8から架電先番号宛にされた架電に基づき、架電元番号14をインターネットW又は電話回線網Nを介して取得する機能を有する。架電元番号14は、一般的には利用者電話機8の電話番号であって発信者番号とも呼ばれる。利用者電話機8が携帯電話機又はスマートフォン等であって、携帯電話番号が割り当てられた電話機器である場合には、架電元番号14は利用者Uの携帯電話番号である。本実施形態では、架電元番号14を利用者回線番号ともいうこととする。
上記の架電が、電話回線網Nを介した固定電話機又は携帯電話機からの架電(いわゆる通常の架電)である場合は、架電元番号取得手段M4は、電話回線網Nを介して架電元番号14を取得する。上記の架電が、いわゆるインターネット電話(050から始まるIP電話、VoIPを利用した電話、SNS(ソーシャルネットワークサービス)アプリやメッセンジャーアプリの通話機能を利用した電話等。)である場合には、架電元番号取得手段M4は、インターネットWを介して架電元番号14を取得する。その場合において、架電元番号14が電話番号でなく、利用者Uの通話アプリにおける登録IDである場合がある。
架電元識別情報データベースD2は、複数の架電元識別情報19を有して構築されている。架電元識別情報19は、架電の発信者(利用者)を特定するための架電元特定情報の一種である。利用者が識別情報11に基づいて架電し、架電元番号取得手段M4が架電元番号14を取得すると、架電元識別情報データベースD2に基づき、架電元識別情報19と架電元番号14との関連付けが行われるようになっている。
架電元識別情報19は、架電元番号14とは異なる情報であるが、架電元識別情報19に基づいて架電を行うことにより、利用者電話機8宛の通話が可能となる情報である。架電元識別情報19は、架電元番号とは異なる電話番号であって、その電話番号宛の架電が情報配信サーバ1にて受け付けられ、利用者電話機8への架電接続が可能な「電話番号」であってもよい。また、利用者電話機8への架電が可能な架電元番号14へのリンク処理がされた文字等の情報やバナー画像であってもよい。
後述する架電元特定情報配信手段M9により、連絡先アドレス18宛に架電元識別情報19が配信されることにより、広告主Aは、架電元番号14を把握することなく架電元番号14に宛てて折り返しの架電連絡をすることが可能となる。架電元番号(発信者番号)14を広告主Aに通知することなく、広告主Aから利用者Uへの折り返し連絡を可能とするので、個人情報の保護と広告主Aにとっての利便性との両立を図ることができる。なお、広告主Aに架電元番号14を通知してよい場合は、架電元識別情報データベースD2を不要としてもよい。架電元番号取得手段M4により取得した架電元番号14を含むSMS等を、架電元特定情報配信手段M9によって連絡先アドレス18宛に配信すればよい。
架電元特定情報配信手段M9は、架電元番号取得手段M4が架電元番号14を取得すると、架電元識別情報データベースD2に基づき架電元番号14と架電元識別情報19との関連付けを行う。そして、架電受付手段M2が受け付けた架電に対応する識別情報11に関連付けられた広告主Aの連絡先アドレス18に宛てて、取得した架電元番号14に関連付けられた架電元識別情報19を含むSMS等を配信する。
これにより、広告主Aは、利用者Uから識別情報11に基づく架電があったことに仮に気づかなかった場合でも、受信端末17により連絡先アドレス18宛のSMS等を受信し、利用者Uから架電があったこと、及び利用者Uに対応する架電元識別情報19を把握することができる。架電元識別情報19に基づいて架電を行うことにより、広告主Aから利用者Uに向けて折り返し電話をかけることができる。
なお、架電元識別情報19に基づく折り返し電話の方法は、種々のものが考えられる。例えば、架電元識別情報19が架電元番号14と異なる電話番号である場合は、その架電元識別情報19をそのままダイヤルすればよい。架電元識別情報19宛の架電が情報配信サーバ1によって受け付けられ、その架電が架電元番号14に対応する利用者Uの利用者電話機8へと接続される。
架電元識別情報19が電話番号ではない数桁の数字である場合は、予め定められた情報配信サーバ1宛ての電話番号にダイヤルし、最後に架電元識別情報19を付加することで、架電元識別情報19に関連付けられた利用者Uの利用者電話機8へと架電が接続される。架電元識別情報19が英文字やバナー画像であって架電元番号14へのリンク処理がされた、いわゆるCLICK TO CALL情報である場合には、その架電元識別情報19を受信端末17でクリックすることにより、利用者Uの利用者電話機8へと折り返し電話をかけることができる。
もちろん、連絡先アドレス18宛のSMS等に架電元番号14そのものが含まれている場合は、そのままその架電元番号14に電話をかければよい。この場合、架電元識別情報データベースD2は不要であり、架電元特定情報配信手段M9は架電元番号14と架電元識別情報19との関連付けは行わない。架電元番号取得手段M4が架電元番号14をそのままSMS等に含めて連絡先アドレス18宛に配信する。
広告情報配信手段M5は、架電元番号取得手段M4によって取得された架電元番号14宛に第2広告情報10bを配信する機能を有する。架電元番号14は利用者電話機8に関連付けられているので、第2広告情報10bは、利用者電話機8へと配信される。識別情報11に基づき架電を行った利用者Uは、利用者電話機8に配信された第2広告情報10bに接する(見る又は聞く)こととなる。広告情報配信手段M5は、架電元番号入力手段M8により架電元番号14が入力されたことに基づき、その入力された架電元番号14宛に第3広告情報10cを配信する機能を有する。架電元番号14は利用者電話機8に関連付けられているので、第3広告情報10cは、利用者電話機8へと配信される。識別情報11に基づき架電を行った利用者Uは、利用者電話機8に配信された第3広告情報10cに接する(見る又は聞く)こととなる。
配信可否判断手段M7は、架電元番号14への第2広告情報10bの配信の可否を判断する機能を有する。すなわち、取得した架電元番号14の内容に応じて、その架電元番号14宛の第2広告情報10bの配信を行うか(配信可)、行わないか(配信不可)を判断する。配信可否判断手段M7が配信可を判断した場合には、広告情報配信手段M5が架電元番号14宛の第2広告情報10bの配信を実行する。配信可否判断手段M7が配信不可を判断した場合には、広告情報配信手段M5は架電元番号14宛の第2広告情報10bの配信を実行しない。
例えば本実施形態では、架電元番号14が”090”や”080”で始まる携帯電話番号や”070”で始まるPHS電話番号である場合にのみ配信可否判断手段M7が配信可を判断し、それ以外(例えば、”03”の市外局番で始まる固定電話番号等)の場合に配信不可を判断する。もちろん、架電元番号14が利用者Uの通話アプリにおける登録IDであり、その登録ID宛にSMS等により第2広告情報10bの配信が可能である場合には、携帯電話番号に加えて架電元番号14が通話アプリの登録IDである場合にも配信可否判断手段M7が配信可を判断してもよい。
関連付け変更手段M6は、特定の広告主とその特定の広告主に関連付けられた識別情報との関連付けを解除し、その解除された識別情報と特定の広告主と異なる他の広告主とを関連付ける機能を有する。例えば、図3において、広告主A1と識別情報11aとが関連付けられている。関連付け変更手段M6は、広告主A1と識別情報11aとの関連付けを解除し、広告主A1と異なる広告主A2と識別情報11aとを関連付ける。
広告主A1の識別情報11として既に使用されなくなった識別情報11aを新たな広告主A2の識別情報11として再利用することができるので、識別情報ひいては架電先番号の再利用や資源有効活用を図ることができる。
広告主A1と識別情報11aとの関連付けを解除できないと、広告主A1がこの広告情報配信サービスを解約し、広告情報の配信を停止して広告主Aでなくなった場合であっても、識別情報11aを他の広告主A2の識別情報として再利用することができない。そうすると、広告主Aが新たに生じるごとに新しい識別情報11を生成する必要があり、識別情報11の数や種類を膨大に準備する必要が生じる。
しかし、新たな広告主A2に対し、かつて広告主A1の識別情報11として使用していた識別情報11aを関連付けることができれば、識別情報11の再利用(循環利用)が可能となり、識別情報11の生成数を削減することができる。ここで、識別情報11の生成と広告主Aとの関連付け、及び関連付けの解除や新たな広告主Aとの再度の関連付けは、情報配信サーバ1が自動的に実行可能である。また、広告主A1と識別情報11aとの関連付けの解除、及び新たな広告主A2と識別情報11aとの新たな関連付けは、各々所定条件を満たした場合に実行されるようになっていてもよい。
所定条件を満たした場合に実行されるとは、例えば、「識別情報11aに基づく架電が一定期間行われなかった場合や、第1広告情報10aの配信回数が一定回数に達しても架電が行われなかった場合に識別情報11aと広告主Aとの関連付けを解除する」ことであってもよい。また、「識別情報11aと広告主A1との関連付けが解除されてから一定期間経過した場合に、識別情報11aと広告主A2との関連付けが実行される」ことであってもよい。
<広告主端末3>
広告主端末3は、広告主Aが所持又は管理するコンピュータ端末である。広告主端末3は、内部に演算処理装置(CPU)、記憶装置(メモリ)を有しており、例えば金銭収受用のレジ端末の機能を有していてもよい。広告主端末3は、入力装置としてのキーボード及びFelicaポート等の近距離無線通信ユニットの少なくともいずれかを有している。広告主端末3は、情報配信プログラムPにより架電元番号入力手段M8として機能するようになっている。
架電元番号入力手段M8は、架電元番号14の入力をインターネットWや電話回線網Nを介することなく受け付ける機能を有する。例えば、利用者Uが広告主Aの店舗に来店し、自身の利用者電話機8の電話番号(架電元番号)14を伝えると、店員がその架電元番号14を広告主端末3にキーボード入力して架電元番号入力手段M8によって利用者電話機8の架電元番号14が受け付けられるようになっていてもよい。また、利用者Uが自身の利用者電話機8を所持して広告主Aの店舗に来店し、利用者電話機8の近距離無線通信機能に基づき、広告主端末3のFelicaポートと通信して自身の架電元番号14を送信することにより、架電元番号入力手段M8に利用者電話機8の架電元番号14が受け付けられるようになっていてもよい。いずれの場合も、広告主端末3による架電元番号の入力受付は、インターネットWも電話回線網Nも介さずに行われる。
受け付けられた架電元番号14はインターネットWを介して情報配信サーバ1へと送信される。したがって、情報配信サーバ1も架電元番号入力手段M8の一部として機能する。情報配信サーバ1の広告情報配信手段M5は、第3広告情報10cを架電元番号14に対応する利用者電話機8へと配信する。
<広告提供サーバ5>
広告提供サーバ5は、インターネットWに接続されたサーバコンピュータであり、広告媒体としてのサイトページ12aをインターネットW上に公開するものである。そのサイトページ12a上には、情報配信サーバ1から配信された第1広告情報10aと識別情報11とが、明示的又は黙示的に掲載される。
<利用者端末6>
利用者端末6は、利用者Uが所持又は管理し、インターネットWに接続可能なコンピュータ端末であり、サイトページ12aを閲覧可能とするものである。サイトページ12aを特定するURLを指定することにより、利用者端末6の表示画面にサイトページ12aの掲載情報と共に第1広告情報10a及び識別情報11が表示される。
<広告主電話機7>
広告主電話機7は、広告主Aが所持又は管理する電話機器である。広告主電話機7は、広告主電話機の回線電話番号(広告主回線電話番号)13と関連付けられており、その広告主回線電話番号13宛の架電が広告主電話機7で着信するようになっている。また、識別情報11に基づく架電先番号宛の架電も、情報配信サーバ1の架電受付手段M2及び架電接続手段M3を介して広告主回線電話番号13と紐付けられており、広告主電話機7へと着信するようになっている。
<利用者電話機8>
利用者電話機8は、利用者Uが所持又は管理する電話機器である。利用者電話機8は、架電元番号14と関連付けられており、発信者番号通知機能に基づき、自身の電話番号である利用者回線電話番号(架電元番号)14を情報配信サーバ1宛に送信可能である。また、利用者電話機8が携帯電話機やスマートフォンであって、その架電元番号14又は通話アプリの登録ID宛のSMS等を受信可能であれば、情報配信サーバ1の広告情報配信手段M5により配信される第2広告情報10bや第3広告情報10cを受信する。
なお、利用者端末6と利用者電話機8とは別々の機器であっても構わないが、利用者電話機8が携帯電話機やスマートフォンやタブレット端末であって、電話機としての機能に加えインターネット接続機能を有している場合には、利用者端末6と利用者電話機8とは一体の機器であってもよい。
続いて、この広告情報配信システムSの全体の動作について、図4を用いて説明する。図4は、広告情報配信システムSの全体動作のフローチャートである。情報配信サーバ1(識別情報掲載手段M1)が、広告主A1に関連付けられた識別情報11aと第1広告情報10aとを広告提供サーバ5に向けて送信する(S1)。広告提供サーバ5がサイトページ12aに識別情報11aと第1広告情報10aを掲載する(S2)。利用者Uが利用者端末6でサイトページ12aにアクセスし、識別情報11aと第1広告情報10aを閲覧する。利用者Uが利用者電話機8で識別情報11に基づく架電先番号宛に架電すると、その架電が情報配信サーバ1(架電受付手段M2)によって受け付けられる(S3)。情報配信サーバ1(架電接続手段M3)が架電を広告主回線電話番号13に対応する広告主電話機7へと接続する(S4)。それと共に、利用者電話機8の架電元番号14が情報配信サーバ1(架電元番号取得手段M4)により取得される(S5)。
情報配信サーバ1(架電元特定情報配信手段M9)により、架電元番号14と架電元識別情報19との関連付けが行われ(S51)、連絡先アドレス18に宛てて架電元識別情報19を含むSMS等が配信される(S52)。広告主Aは、受信端末17により受信したこのSMS等により、利用者Uからの架電があったことを把握することができ、かつ、利用者Uへの折り返し電話をかけることが可能となる。
情報配信サーバ1(配信可否判断手段M7)が、取得した架電元番号14への第2広告情報10bの配信可否を判断する(S6)。配信不可と判断した場合には、第2広告情報10bは配信されない(S7)。一方、配信可と判断した場合には、情報配信サーバ1(広告情報配信手段M5)が架電元番号14に対応する利用者電話機8に向けて第2広告情報10bを配信する(S8)。この第2広告情報10bは、SMS等により配信される。
利用者Uが広告主A1の店舗に来店し、広告主端末3(架電元番号入力手段M8)に架電元番号14が入力されると(S9)、その入力された架電元番号14が情報配信サーバ1(架電元番号入力手段M8)宛に送信され、情報配信サーバ1(広告情報配信手段M5)が架電元番号14に対応する利用者電話機8に向けて第3広告情報10cを配信する(S10)。この第3広告情報10cは、SMS等により配信される。
なお、識別情報11aが広告主A1の識別情報として利用されなくなってから一定期間が経過すると、情報配信サーバ1(関連付け変更手段M6)は、識別情報11aと広告主A1との関連付けを解除し、識別情報11aと広告主A2との関連付けを実行する。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
例えば、広告媒体はインターネットサイトのみならず雑誌、新聞、テレビ、ラジオ等であってもよい。その広告媒体に、識別情報11と第1広告情報10aとを掲載する場合において、特定の広告主A1と複数の識別情報11とが関連付けられており、広告媒体ごとに異なる識別情報11が掲載されるようになっていてもよい。どの識別情報11に基いて広告主電話機7宛の架電が行われたかによって、どの広告媒体に接した利用者からの架電かを把握することができる。また、同じ広告媒体であっても、掲載日や掲載時刻に応じて掲載する識別情報11を変更してもよい。どの識別情報11に基いて広告主電話機7宛の架電が行われたかによって、いつの広告媒体に接した利用者からの架電かを把握することができる。
取得した架電元番号14への第2広告情報10bの配信可否を判断する工程(S6)がなく、すべての取得した架電元番号14へ向けてSMS等により第2広告情報10bを配信してもよい。なお、SMS等により第2広告情報10bや第3広告情報10cを配信するプロセスのパターンとしては、以下のバリエーションが考えられる。
<パターン1>
(S5)又は(S6)の工程の後に、利用者U側に第2広告情報10bの配信の希望の有無を確認し、配信を希望した利用者Uにのみ第2広告情報10bを配信し、配信を希望しない利用者Uに対して第2広告情報10bを配信しない。この場合においては、利用者電話機8から広告主電話機7宛の架電のセッション中にIVR(音声応答サービス)等を用いて配信の希望の有無を利用者Uに確認する処理が実行されてもよい。
利用者Uと広告主Aとの通話の開始前、又は終了後であって架電のセッション中にIVRにより利用者Uに「広告情報をお送りしてよい場合は、数字の1を、不要の場合は数字の2をプッシュしてください。」などのアナウンスが流れ、利用者Uが利用者電話機8で数字「1」をプッシュすると、その信号が電話回線網Nを介して情報配信サーバ1へと送られ、第2広告情報10bが利用者電話機8に向けて配信されてもよい。
<パターン2>
(S5)又は(S6)の工程の後に、広告主A側に利用者Uに向けての第2広告情報10bの配信の意志を確認し、広告主Aが配信を希望した利用者Uにのみ第2広告情報10bを配信し、配信を希望しない利用者Uに対して第2広告情報10bを配信しない。この場合においては、利用者電話機8から広告主電話機7宛の架電のセッション中にIVR(音声応答サービス)等を用いて配信の希望の有無を広告主Aに確認する処理が実行されてもよい。
利用者Uと広告主Aとの通話の開始前、又は終了後であって架電のセッション中にIVRにより広告主Aに「現在通話中の利用者に広告情報を送る場合は、数字の1を、不要の場合は数字の2をプッシュしてください。」などのアナウンスが流れ、広告主Aが広告主電話機7で数字「1」をプッシュすると、その信号が電話回線網Nを介して情報配信サーバ1へと送られ、第2広告情報10bが利用者電話機8に向けて配信されてもよい。
<パターン3>
広告主端末3(又は広告提供サーバ5)からの配信指令信号(不図示)に基づき利用者Uの利用者電話機8に向けて第2広告情報10bや第3広告情報10cが配信されるような構成であってもよい。この場合において、利用者Uの利用者電話機の架電元番号14は、既に架電元番号取得手段M4又は架電元番号入力手段M8によって取得されており、広告主端末3(又は広告提供サーバ5)内に格納されている。広告主A(又は広告提供サーバ5の管理者)が広告主端末3(又は広告提供サーバ5)上で広告配信アプリ(不図示)等を操作することにより、広告情報10b,10cを配信すべき利用者電話機を選択し、その選択された利用者電話機を特定した情報を含む配信指令信号をインターネットWを介して情報配信サーバ1に向けて送信する。情報配信サーバ1は、配信指令信号に基づき選択された利用者電話機に向けて第2広告情報10b及び/又は第3広告情報10cを配信する。
[変形例]
上記の実施の形態では、架電元番号取得手段M4により架電元番号14が取得されると、架電元特定情報配信手段M9により、連絡先アドレス18に宛てて架電元識別情報19を含むSMS等が配信される例について説明した。利用者Uからの架電に広告主Aが着信しない場合にのみ連絡先アドレス18宛のSMS等を配信するように構成してもよい。
すなわち、架電接続手段M3が利用者Uからの架電を広告主電話機7へと接続(S4)し、広告主Aがその架電を着信応答した(電話に出た)場合には、架電接続手段M3がその着信応答を検知する。架電接続手段M3が架電の着信応答を検知すると、架電元特定情報配信手段M9は、連絡先アドレス18宛に架電元特定情報を含むSMS等を配信しない。すなわち、図4のS52の工程を(又は、それに加えてS51の工程も)実行しない。
一方、広告主Aが不在等の理由によりその架電に着信応答しなかった場合には、架電接続手段M3が着信応答なしを検知する。架電接続手段M3が架電の着信応答なしを検知すると、架電元特定情報配信手段M9は、連絡先アドレス18宛に架電元特定情報を含むSMS等を配信する。すなわち、図4のS51の工程及びS52の工程を実行する。
A,A1,A2…広告主 D1…識別情報データベース
D2…架電元識別情報データベース M1…識別情報掲載手段
M2…架電受付手段 M3…架電接続手段
M4…架電元番号取得手段 M5…広告情報配信手段
M6…関連付け変更手段 M7…配信可否判断手段
M8…架電元番号入力手段 M9…架電元特定情報配信手段
N…電話回線網 P…情報配信プログラム
S…広告情報配信システム U…利用者
W…インターネット 1…情報配信サーバ(情報配信装置)
3…広告主端末 5…広告提供サーバ
6…利用者端末 7…広告主電話機(架電先電話機器)
8…利用者電話機(架電元電話機器) 10…広告情報
10a…第1広告情報 10b…第2広告情報
10c…第3広告情報 11,11a…識別情報(架電先番号の一部又は全部)
12a…広告提供サイトのサイトページ(広告媒体)
13…広告主回線電話番号(広告主電話機の回線電話番号)
14…利用者回線番号(架電元番号架電元電話機の電話番号)
15…CPU(演算処理装置コンピュータ)
16…記憶装置(メモリ) 17…受信端末
18…連絡先アドレス 19…架電元識別情報(架電元特定情報の一種)

Claims (9)

  1. 広告主を識別する識別情報を第1広告情報と共に広告媒体に掲載する識別情報掲載手段と、
    前記識別情報に基づく架電先番号宛の架電を受け付ける架電受付手段と、
    前記架電を前記架電先番号に関連付けられた架電先電話機器へと接続する架電接続手段と、
    前記架電の発信元の架電元番号を取得する架電元番号取得手段と、
    前記広告主の連絡先アドレスを記憶する記憶手段と、
    前記架電元番号を特定する架電元特定情報を前記連絡先アドレス宛てに配信する架電元特定情報配信手段と、
    前記架電元番号の利用者が配信を希望し、かつ、架電のセッション中にIVRにより前記広告主に対して通話中の利用者に第2広告情報を送るか否かを問合せ、当該広告主が前記架電先番号に係る電話機を通じて第2広告情報を行う旨の回答をした場合に前記架電元番号宛に第2広告情報を配信する広告情報配信手段と、
    を備える情報配信装置。
  2. 前記架電元特定情報が、前記架電元番号である、請求項1に記載の情報配信装置。
  3. 前記架電元特定情報が、前記架電元番号と異なる情報としての架電元識別情報であり、
    前記記憶手段が、前記架電元番号と、前記架電元識別情報とを相互に関連付けて記憶しており、
    前記架電接続手段が、自身が受け付けた架電において前記架電元識別情報が特定された場合に当該架電を前記架電元番号に関連付けられた架電元電話機器へと接続する、請求項1に記載の情報配信装置。
  4. 前記架電先番号宛の架電が前記架電先電話機器において着信応答されなかった場合にのみ、前記架電元特定情報配信手段が、前記架電元特定情報を前記連絡先アドレスに宛てて配信する、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の情報配信装置。
  5. 請求項4に記載の情報配信装置と、
    前記架電元番号の入力をインターネット又は電話回線網を介することなく受け付ける架
    電元番号入力手段を更に有し、
    前記広告情報配信手段が、前記架電元番号入力手段によって受け付けられた前記架電元番号宛に第3広告情報を配信する、広告情報配信システム
  6. 前記架電元番号宛への第2広告情報の配信の可否を判断する配信可否判断手段を更に有し、
    前記広告情報配信手段が、前記配信可否判断手段が配信可と判断した場合にのみ前記架電元番号宛に前記第2広告情報を配信する、請求項4に記載の情報配信装置。
  7. 前記配信可否判断手段が、前記架電元番号が携帯電話番号である場合にのみ配信可と判断する、請求項に記載の情報配信装置。
  8. コンピュータを、
    広告主を識別する識別情報を第1広告情報と共に広告媒体に掲載する識別情報掲載手段、
    前記識別情報に基づく架電先番号宛の架電を受け付ける架電受付手段、
    前記架電を前記架電先番号に関連付けられた架電先電話機器へと接続する架電接続手段、
    前記架電の発信元の架電元番号を取得する架電元番号取得手段、
    前記架電元番号を特定する架電元特定情報を前記広告主の連絡先アドレス宛てに配信する架電元特定情報配信手段、
    前記架電元番号の利用者が配信を希望し、かつ、架電のセッション中にIVRにより前記広告主に対して通話中の利用者に第2広告情報を送るか否かを問合せ、当該広告主が前記架電先番号に係る電話機を通じて第2広告情報を行う旨の回答をした場合に前記架電元番号宛に第2広告情報を配信する広告情報配信手段
    として機能させる情報配信プログラム。
  9. コンピュータにより実行される各工程が、
    広告主を識別する識別情報を第1広告情報と共に広告媒体に掲載する識別情報掲載工程と、
    前記識別情報に基づく架電先番号宛の架電を受け付ける架電受付工程と、
    前記架電を前記架電先番号に関連付けられた架電先電話機器へと接続する架電接続工程と、
    前記架電の発信元の架電元番号を取得する架電元番号取得工程と、
    前記架電元番号を特定する架電元特定情報を前記広告主の連絡先アドレス宛てに配信する架電元特定情報配信工程と、
    前記架電元番号の利用者が配信を希望し、かつ、架電のセッション中にIVRにより前記広告主に対して通話中の利用者に第2広告情報を送るか否かを問合せ、当該広告主が前記架電先番号に係る電話機を通じて第2広告情報を行う旨の回答をした場合に前記架電元番号宛に第2広告情報を配信する工程と、
    を有する情報配信方法。
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