JP6392802B2 - 無線通信装置、位置情報通知システムおよび位置情報送信方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

無線通信装置、位置情報通知システムおよび位置情報送信方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動可能な無線通信装置の位置を通知する技術に関する。
人、ペット、または物品などに付けた無線タグ(無線通信装置)が、GPS(Global Positioning System)などによって取得した自機の位置情報を報告する無線タグの位置検索システムがある。広いエリアにおいて無線タグの位置検索を行う場合、無線タグにおける位置情報の通知手段として、基地局を介して行う無線通信(広域無線通信)が採用される。一般に、広域無線通信は、電力消費が大きいことが知られている。しかし、このような無線タグに内蔵される電池は、携帯性を考慮して、できるだけ小さいことが望まれる。したがって、位置情報の通知における無線通信により電力を大量に消費することが、あまり大きくない電池容量がなくなる恐れを高めてしまうという問題となる。
このような問題に対する関連技術として、特許文献1には、携帯電話網を通じて、位置検出装置がGPSによる測位結果を送信する位置検出方法が開示されている。この特許文献1に記載された方法においては、位置検出装置が、GPSより消費電力が少ない基地局との通信結果に基づいて、自機の移動を判定することにより、GPSの使用回数を低減することができる。
また、特許文献2には、携帯無線通信サービスの圏外に長期間にわたって存在する場合における消費電力を低減する携帯電話装置が開示されている。この特許文献2に記載されたGPS機能付き携帯電話装置は、定期的なGPS測位に基づいて、不要な基地局との同期試行の通信を削減することにより、消費電力を低減することができる。
また、特許文献3に開示された無線通信装置は、近距離無線通信モジュールを備えるタグとの間で無線通信を行う際の、タグからの電波の電界強度、および無線通信装置の動きを検出するセンサに基づいて、タグの位置を推定する。すなわち、この無線通信装置は、GPSより消費電力が少ない電界強度の測定およびセンサの動作によって位置を測定することができる。
また、特許文献4には、無線タグ捜索システムにおいて、無線捜索エリアに在圏する無線タグの個数、およびタグ捜索装置から無線タグが遠ざかる速度などに応じて、無線タグからの信号の送信間隔を制御する無線タグ捜索方法が開示されている。
特開2006−153695号公報 特開2007−259198号公報 特開2013−172420号公報 特開2014−217049号公報
しかしながら、特許文献1乃至4に開示された位置検出方法、携帯電話装置、無線通信装置、および無線タグ捜索システムにおいては、位置情報の通知における無線通信による電力消費を低減するという効果はない。
本発明の1つの目的は、自機の位置情報を含む通知を送信する際の無線通信による電力消費を低減する無線通信装置などを提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一態様に係る無線通信装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の一態様に係る無線通信装置は、
自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報管理手段と、
前記自機の位置情報を含む通知を生成する通知手段と、
無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記基地局との間で行われる無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記通知を送信する無線通信制御手段
とを備える。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る位置情報通知システムは、上述した構成を備える無線通信装置と、
前記無線通信装置から送信される前記無線通信装置の位置情報を含む通知を受信し、通知に含まれる情報を蓄積するサーバと
前記無線通信装置に対して無線通信サービスを提供し、前記無線通信装置と前記サーバとを接続する少なくとも1つの基地局と
を含む。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る位置情報通知方法は、情報処理装置によって、
自機の位置を表す位置情報を取得し、
前記自機の位置情報を含む通知を生成し、
無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記基地局との間で行われる無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記通知を送信する。
また、同目的は、上記の各構成を有する無線通信装置、並びに対応する方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、およびそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明には、無線通信装置において、位置情報の送信による消費電力を低減できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る位置情報通知システムにおける通信環境の一例を示す構成図である。 第2の実施形態において無線通信装置100が行う動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の変形例において無線通信装置100が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態、および、その変形例に係る位置情報通知システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態に係る無線通信装置1は、無線通信制御部2、位置情報管理部5、および通知部6を含む。
無線通信装置1は、CPU(Central Processing Unit:図示せず)を用いて実行されるコンピュータ・プログラム(ソフトウェア・プログラム)の制御により動作する一般的な情報処理装置(コンピュータ)によって構成されても良い。または、無線通信装置1の各部が、専用のハードウェアデバイス、または論理回路によって構成されても良い。なお、この無線通信装置1をコンピュータによって実現したハードウェア構成例については、図5を参照して後述する。
無線通信制御部2は、無線通信を介して、図示しない基地局と通信することができる。また、無線通信装置1は、図示しない基地局を介して、図示しないサーバ等と通信することができる。無線通信制御部2は、通知部6の制御によって、図示しない基地局を介して、自機の位置を表す位置情報を含む通知を、図示しないサーバ等に対して送信する。通知の送信に際して、無線通信制御部2は、図示しない基地局との間で行われる、無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、図示しないサーバに対する通知を送信することができる。
上述した基地局に対する図示しない基地局との間で行われる、無線通信の開始または維持に係る通信とは、無線通信装置1が基地局によって提供される無線通信サービスを利用するに際して、基地局と無線通信装置1との間で実行される通信プロトコルに基づく通信である。基地局とは、無線通信装置1の存在するエリアに対して、無線通信サービスを提供する基地局である。無線通信制御部2は、無線通信に必要な各種の通信プロトコル処理を行うことができる。無線通信に必要な各種の通信プロトコル処理については、良く知られた一般的な技術を採用することができるので、詳細な説明は省略する。
位置情報管理部5は、自機の位置情報を取得し、取得した自機の位置情報を通知部6に渡す。
通知部6は、位置情報管理部5から受けとった自機の位置情報を含む通知を生成する。通知部6は、生成した通知を、無線通信制御部2を制御することにより無線通信を介して、図示しないサーバなどに対して送信する。
上述したように、通知部6の制御により、自機の位置情報を含む通知を送信する際、無線通信制御部2は、図示しない基地局との間で行われる、無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、図示しないサーバに対する通知の送信を行うことができる。すなわち、無線通信制御部2は、無線通信を行うにあたって元々必要な基地局との通信中に、基地局を経由して接続されるサーバに対する位置情報の通知を送信することができる。これにより、例えば、基地局に対する通信開始の通信を完了させて通信可能な待ち受け状態となった後、改めて無線通信を開始して通知を送信する場合に比べて、本実施形態に係る無線通信制御部2は、通知を送信する際の無線通信の開始という処理が省略できる。すなわち、無線通信装置1は、図示しないサーバに対して通知を送信する際の無線通信による消費電力を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、位置情報の通知を送信する際の無線通信による電力消費を低減することができる。
その理由は、無線通信制御部2が、図示しない基地局との間で行われる、無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、図示しないサーバに対する、自機の位置情報を含む通知の送信を行うことができるからである。
なお、通知を送信する際に基地局との間で無線通信の開始または維持に係る通信が不要な場合、無線通信制御部2は、そのような通信を伴わずに、通知の送信を行ってもよい。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする第2の実施形態について説明する。以下では、第2の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明し、第1の実施形態と同様な構成を有する第2の実施形態の構成要素には、第1の実施形態で付した参照符号と同一の参照符号を付し、その構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
まず、図2を参照して、以下に本実施形態の構成を説明する。図2は、本発明の第2の実施形態に係る位置情報通知システムにおける通信環境の一例を示す構成図である。
図2を参照すると、本実施形態に係る位置情報通知システムは、無線通信装置100、基地局200、およびサーバ300を含む。無線通信装置100、および基地局200は、広域無線通信により通信可能である。図2においては省略されているが、本システムにおいては、複数の基地局200が存在してもよい。無線通信装置100は、移動した先のエリアにおいて無線通信サービスを提供する各基地局200に対して無線通信を行う。基地局200、およびサーバ300は、インターネットや構内LAN(ローカルエリアネットワーク)、無線通信ネットワーク等の通信ネットワーク(以下、単にネットワークと言う)1000を介して通信可能である。無線通信装置100は、基地局200を介して、サーバ300と通信可能である。
無線通信装置100、基地局200、およびサーバ300は、CPU(Central Processing Unit:図示せず)を用いて実行されるコンピュータ・プログラム(ソフトウェア・プログラム)の制御により動作する一般的な情報処理装置(コンピュータ)によって構成されても良い。または、無線通信装置100、基地局200、およびサーバ300の各部が、専用のハードウェアデバイス、または論理回路によって構成されても良い。なお、この無線通信装置100、基地局200、およびサーバ300をコンピュータによって実現したハードウェア構成例については、図5を参照して後述する。
無線通信装置100は、無線通信制御部120、アンテナ121、GPS(Global Positioning System)部130、センサ部180、位置情報管理部150、通知部160、および記憶装置170を含む。記憶装置170は、移動履歴情報171を記憶することができる。
無線通信制御部120は、広域無線通信を介して、基地局200と通信することができる。無線通信制御部120は、基地局200を介して、サーバ300と通信することができる。無線通信制御部120は、広域無線通信に必要な各種の通信プロトコル処理を実行する。通信プロトコル処理には、例えば、自機が存在する無線通信のサービス圏を管理する基地局200に対して、自機の位置を知らせる位置登録の処理を含む。上述した基地局200に対する位置登録の処理とは、無線通信を行うに際して、無線通信装置100が自機の位置を基地局200に対して登録するという一般的な通信プロトコル処理の一部である。位置登録の処理については、良く知られた一般的な技術を採用することができるので、詳細な説明は省略する。
無線通信制御部120は、通知部160の制御によって、基地局200を介して、自機の位置を表す位置情報、後述する移動履歴情報171および付加情報を含む通知を、サーバ300に対して送信することができる。無線通信制御部120は、基地局200に対する位置登録の通知と併せて、サーバ300に対する通知の送信を行うことができる。
アンテナ121は、無線通信制御部120が行う広域無線通信を実現する無線電波を受発信することができる。
GPS部130は、GPS信号を受信することにより、自機の位置を表す位置情報を取得することができる。GPS部130は、位置情報管理部150によって制御される。
センサ部180は、移動測定部140、および温湿度センサ181を含む。移動測定部140は、加速度センサ141、地磁気センサ142、およびジャイロセンサ143を含む。本実施形態において、移動測定部140が測定する移動状況とは、移動測定部140の各部の測定値が統合された結果である。すなわち、移動測定部140は、加速度センサ141、地磁気センサ142、およびジャイロセンサ143という各種センサにより、自機の移動状況を継続的に測定することができる。本実施形態においては、移動測定部140が測定する移動状況を表す情報は、少なくとも、自機が移動した軌跡を表す軌跡情報、および、軌跡情報が測定された時刻を表す移動時刻情報を含む。温湿度センサ181は、自機(または自機の周辺)の温度および湿度を測定することができる。センサ部180が測定した移動状況、温度、および湿度の測定結果は、位置情報管理部150に渡される。
位置情報管理部150は、移動測定部140が測定した移動状況に基づいて、GPS部130によって自機の位置情報の取得を行う。位置情報管理部150は、取得した自機の位置情報を、通知部160に渡す。位置情報管理部150は、少なくとも移動測定部140が測定した移動状況を表す情報を含む移動履歴情報171を記憶装置170に保存する。位置情報管理部150は、GPS部130によって取得された位置情報、並びに、温湿度センサ181によって取得された温度および湿度などを、移動履歴情報171に含めて保存してもよい。
通知部160は、位置情報管理部150から受けた自機の位置情報を、無線通信制御部120によって、無線通信を介して、サーバ300に対して通知する。本実施形態では、通知部160は、自機の位置情報の送信に際して、移動履歴情報171、および付加情報も併せて送ることができる。付加情報とは、無線通信装置100が自機が居る位置において生成した位置情報および移動履歴情報171以外の情報である。本実施形態では、通知部160は、温湿度センサ181によって測定された温度および湿度を表す付加情報も併せて送ることができる。
記憶装置170は、例えば、半導体メモリ装置、またはディスク装置などにより実現される。
本実施形態において、無線通信制御部120は、第1の実施形態における無線通信制御部2を基本とする。無線通信制御部120が行う基地局200に対する位置登録は、第1の実施形態における図示しない基地局との間で行われる、無線通信の開始または維持に係る通信の一具体例である。位置情報管理部150は、第1の実施形態における位置情報管理部5を基本とする。本実施形態において、位置情報管理部150は、自機の位置情報を、GPS部130から取得する。通知部160は、第1の実施形態における通知部6を基本とする。無線通信制御部120、位置情報管理部150、および通知部160は、上述した点以外は、第1の実施形態と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
また、GPS部130に含まれるGPS受信機能は、測位機能を実現する構成の一例であって、自機の位置情報を取得可能な他の機能による構成であってもよい。同様に、移動測定部140に含まれる加速度センサ141、地磁気センサ142、およびジャイロセンサ143は、移動の測定機能を実現する構成の一例であって、自機の移動を測定可能な他の装置による構成であってもよい。例えば、移動測定部140は、GPS部130とは異なる、位置情報を取得することができる機能部であってもよい。そのような移動測定部140は、例えば、位置情報を取得し、さらに前回取得した位置情報からの変位を算出することを周期的に繰り返すことにより、移動状況を継続的に得ることができる。
サーバ300は、通信制御部301、制御部302、および記憶装置303を含む。サーバ300は、上述したとおり、情報処理装置とも呼べる。
通信制御部301は、通信ネットワーク1000、および基地局200を介して、無線通信装置100と通信することができる。
制御部302は、通信制御部301を介して、無線通信装置100の位置情報、移動履歴情報171、および付加情報を、無線通信装置100から受信することができる。制御部302は、無線通信装置100から受信した上記の情報を記憶装置303に蓄積する。
記憶装置303は、制御部302の制御により、無線通信装置100から受信した情報を記憶することができる。記憶装置303は、サーバ300に内蔵されている必要はない。例えば、記憶装置303は、いずれかの通信ネットワークを介して接続される記憶装置などであってもよい。
次に、上述した構成を備える本実施形態の動作について詳細に説明する。初めに、以下の説明における前提を説明する。
本実施形態に係る位置情報システムにおいては、移動する無線通信装置100が、自機の位置情報、移動の経過を表す移動履歴情報、並びに、温度および湿度などの付加情報をサーバ300に通知する。本位置情報通知システムにおいては、例えば、無線通信装置100は、人物、ペット、または車両などに無線タグとして取り付けられる。以下では、無線通信装置100を無線タグとも言う。サーバ300が蓄積する無線タグの位置情報、移動履歴情報および付加情報は、例えば、無線タグを付けた対象物を探すことなどを目的として、図示しない端末などによって参照されてもよい。無線タグの携帯性を考慮すると、無線タグに内蔵する電池は、極力小さいことが望まれる。
本実施形態では、無線通信装置100における消費電力の大きさは、広域無線通信>>GPS部130によるGPS受信>>移動測定部140による移動測定>広域通信待ち受けの順に小さくなる。上記において、「A>B」は、Aという動作がBという動作に比べて、比較的大きな電力を消費することを表す。「A>>B」は、「A>B」という記述より、消費電力の差分がさらに大きいことを表す。すなわち、広域無線通信、およびGPS受信を頻回に行うと、無線通信装置100の省電力性能が大幅に劣化する。本実施形態は、GPS部130と移動測定部140との消費電力の大きさという特性の違いに基づいて、無線通信装置100の消費電力を低減する一例である。
以上が、以下の説明における前提である。
次に、図3を参照して、詳細な動作を説明する。図3は、第2の実施形態において無線通信装置100が行う動作を示すフローチャートである。図3を参照すると、まず、移動測定部140が移動状況を測定する(ステップS10)。具体的には、本実施形態では、移動測定部140は、加速度センサ141、地磁気センサ142、およびジャイロセンサ143のそれぞれの測定値を統合した移動の軌跡を表す軌跡情報と測定時刻を表す測定時刻情報とを、移動状況として出力する。加速度センサ141、地磁気センサ142、およびジャイロセンサ143の測定結果を統合して移動の軌跡情報として出力する方法としては、良く知られた一般的な方法を採用することができるので、詳細な説明は省略する。移動測定部140は、測定した移動状況を位置情報管理部150に対して周期的に出力する。
位置情報管理部150は、移動測定部140から受けた移動状況を移動履歴情報171として、記憶装置170に記録する(ステップS11)。本実施形態では、一例として、移動履歴情報171は、少なくとも、自機が移動した軌跡を表す軌跡情報、および、軌跡情報が測定された時刻を表す移動時刻情報を含む。位置情報管理部150は、移動履歴情報171として、移動を開始した基準地点の位置情報を含めてもよい。基準地点の位置情報は、GPS部130が測定した最新の値である。まだGPS部130による測位が行われていない場合、位置情報管理部150は、初めの基準地点を、仮の座標としてもよい。または、位置情報管理部150は、無線通信装置100が起動した後に、GPS部130によって初期の位置測定を行うことにより、初めの基準地点の情報を得てもよい。
次に、位置情報管理部150は、前回通知した位置からの移動距離が所定値より大きいか否かを判定する(ステップS12)。「前回通知した位置」とは、通知部160がサーバ300に対して最後に通知を行った際の位置である。ステップS17およびS20において後述するとおり、位置情報管理部150は、通知を行う際に基準地点を最新の位置情報によって更新する。位置情報管理部150は、具体的には、移動履歴情報171に基づいて、基準地点から移動したことにより達した地点と、基準地点との間の距離である移動距離を算出する。
移動距離が所定値より小さい場合(ステップS12のNO)、無線通信装置100は、ステップS10の動作に戻る。
移動距離が所定値より大きい場合(ステップS12のYES)、位置情報管理部150は、移動を停止している時間が所定時間T1より長いか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、まず、位置情報管理部150は、最新の移動履歴情報171から過去に遡って、自機の移動が概ね停止している状態が継続している時間(移動を停止している時間)を算出する。すなわち、移動を停止している時間は、現在の位置に自機が概ね滞留しているとみなせる時間である。位置情報管理部150は、移動の程度に所定の幅を持って、移動が停止している状態であると判定してもよい。そして、位置情報管理部150は、算出した移動を停止している時間を所定時間T1と比較する。
移動を停止している時間が所定時間T1より短い場合(ステップS13のNO)、無線通信装置100は、ステップS10の動作に戻る。
移動を停止している時間が所定時間T1より長い場合(ステップS13のYES)、位置情報管理部150は、前回の通知からの経過時間が所定時間T2より長いか否かを判定する(ステップS14)。「前回の通知」とは、通知部160がサーバ300に対して最後に行った通知である。まだ通知を行ったことがない場合、位置情報管理部150は、前回の通知を行った時刻からの経過時間が所定時間T2より長いと判定する。
前回の通知を行った時刻からの経過時間が所定時間T2より短い場合(ステップS14のNO)、無線通信装置100は、ステップS10の動作に戻る。
前回の通知を行った時刻からの経過時間が所定時間T2より長い場合(ステップS14のYES)、位置情報管理部150は、GPS部130により位置を測定する(ステップS15)。すなわち、位置情報管理部150は、移動距離が所定値より大きく、かつ、移動を停止している状態が所定時間T1より長く続き、さらに、前回の通知を行ってから所定時間T2より長く経過した場合に、新たな位置情報の取得および通知を行うことを決定する。GPS部130は、位置情報管理部150の制御を受けて、GPS受信により測位を行う。GPS部130は、取得した位置情報を位置情報管理部150に対して出力する。
GPS部130から位置情報を受けた位置情報管理部150は、通知部160に対して、サーバ300への新たな通知を行うことを指示する。具体的には、位置情報管理部150は、通知部160に対して、位置情報、前回の通知以降に記録した移動履歴情報171の内容、並びに、温度および湿度を表す情報を出力する。位置情報管理部150は、例えば、本ステップS15において、温湿度センサ181から、現在の温度および湿度を表す情報を取得してもよい。または、位置情報管理部150は、ステップS10において、移動測定部140から移動状況を受ける際に、併せて温湿度センサ181からも温度および湿度を表す情報を取得しておいてもよい。
通知部160は、位置情報、前回の通知以降に記録した移動履歴情報171の内容、並びに、温度および湿度を表す付加情報を含む通知を生成する。そして、通知部160は、無線通信制御部120を介して、サーバ300に対する通知の送信を行う。通知の送信に際して、無線通信制御部120は、基地局200に対する位置登録が必要かどうかを判定する(ステップS16)。具体的には、無線通信制御部120は、いずれかの基地局200に対して、広域無線通信の待ち受け状態であるかどうかを判定する。例えば、無線通信制御部120は、すでに広域無線通信の待ち受け状態にある場合、基地局200に対する位置登録が不要であると判定する。
基地局200に対する位置登録が不要である場合(ステップS16のNO)、無線通信制御部120は、待ち受け状態から、そのままサーバ300に対する通知の情報送信動作を開始する。すなわち、無線通信制御部120は、通知部160から送信を指示された位置情報、移動履歴情報、および付加情報を、サーバ300に対して通知する(ステップS17)。
基地局200に対する位置登録が必要である場合(ステップS16のYES)、無線通信制御部120は、基地局200への位置登録と併せて、サーバ300に対する通知の送信を行う(ステップS20)。具体的には、無線通信制御部120は、基地局200に対する位置登録動作における一連の通信シーケンスの合間、または通信シーケンスに続けて、サーバ300への通知を送る。なお、上記の「基地局200への位置登録」という動作には、広域無線通信を行うに際して行われる基地局200に対する一連の通信プロトコル処理を含む。
通知の送信後、移動測定の基準地点は、通知した位置情報によって更新される。そして、無線通信装置100は、再びステップS10の動作に戻り、上述した動作を繰り返す。
基地局200は、無線通信装置100から送られた通知を、通信ネットワーク1000を介して、サーバ300に対して送信する。サーバ300においては、制御部302が、通信制御部301を介して、通知を受信する。制御部302は、受信した通知に含まれる情報を記憶装置303に蓄積することができる。
以上説明したように、本実施形態には、上述した第1の実施形態と同様の効果に加えて、さらに、移動履歴情報171および付加情報をサーバ300に対して送信する際の無線通信による電力消費も低減できるという効果もある。
その理由は、通知部160が、位置情報と共に、記録された移動履歴情報171と、センサ部180が取得した付加情報を、サーバ300に対して通知するからである。
(第2の実施形態の変形例)
なお、本実施形態の変形例としては以下のようなものが考えられる。
例えば、無線通信制御部120は、無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、位置情報管理部150に通知してもよい。そして、位置情報管理部150は、通知部160を介して、無線通信の開始または維持に係る通信と一緒に、自機の位置情報などを含むサーバ300への通知を行ってもよい。図4を参照して、無線通信制御部120が位置登録処理の発生を通知する場合を説明する。図4は、第2の実施形態の変形例において無線通信装置100が行う動作を示すフローチャートである。この例では、無線通信の待ち受け状態である無線通信制御部120が、無線通信装置100の移動によって接続する基地局200が替わることなどにより、基地局200に対する位置登録が必要となったことを位置情報管理部150に通知する。この場合における基地局200に対する位置登録の通信は、無線通信の維持に係る通信の一例と言える。
図4を参照すると、無線通信制御部120は、無線通信プロトコルにしたがって、基地局200に対する位置登録が必要かどうかを監視する(ステップS30)。基地局200に対する位置登録が必要となった場合(ステップS30のYES)、無線通信制御部120は、位置登録処理の発生を位置情報管理部150に通知する。無線通信制御部120は、位置登録処理を行わずに待機する。
位置情報管理部150は、通知を受けて、GPS部130により位置を測定する(ステップS31)。ステップS31における各部の動作は、図3に示すステップS15と同様である。そして、位置情報管理部150は、通知部160および無線通信制御部120を介して、新たにGPS部130によって取得された自機の位置情報、移動履歴情報171、および付加情報の通知を行う(ステップS32)。この場合、基地局に対する位置登録が必要であるので、無線通信制御部120の動作は、図3に示すステップS16のYES、およびステップS20の動作と同じである。すなわち、ステップS31およびS32は、図3に示すステップS15、S16およびS20と同様であるので重複する詳細な説明は省略する。
このように、本変形例に係る位置情報管理部150は、無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の測位のタイミングを調整することができる。その結果として、測位に続いて通知部160が行うサーバ300への通知のタイミングも、調整される。言い換えると、位置情報管理部150は、位置情報管理部150は、サーバ300への通知が省電力で送信できるときに合わせて、自機の測位、および、通知部160を介したサーバ300への通知の送信を行うことができる。この結果として、無線通信装置100は、自機の位置情報を含む通知をサーバ300へ送信する際の無線通信による電力消費を、さらに低減することができる。
その理由は、無線通信制御部120が、無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを位置情報管理部150に通知するからである。
また、本変形例は、さらに変形することができる。例えば、位置情報管理部150は、無線通信制御部120から通知を受けた後、所定の条件によって、自機の測位およびサーバ300への通知の送信(図4のステップS31)を実行するか否かを判定してもよい。所定の条件としては、例えば、図3のステップS12〜S14の一部の判定を行ってもよい。具体的には、位置情報管理部150は、基地局200への位置登録が必要になったという通知を受けたが、前回の通知を行った時刻から所定時間が経過していない(図3のステップS14)ので、測位および通知の送信を見送るという動作を行ってもよい。このとき、無線通信制御部120は、そのまま基地局200への位置登録を行わずに待ち受け状態を終了してもよい。または、無線通信制御部120は、タイマー等によって、通知を伴わずに基地局200への位置登録を行うことにより無線通信を維持してもよい。
また、位置情報管理部150は、ステップS12からS14に示した、GPS部130による測位および通知部160による通知を行うタイミングを決定する判定方法は一例である。位置情報管理部150は、ステップS12からS14にて行う判定の順番を組み替えてもよい。位置情報管理部150は、ステップS12からS14にて行う判定の一部を組み合わせて、または、いずれか1つの判定によって、測位および通知のタイミングを決定してもよい。
また、無線通信装置100は、サーバ300に対して、移動に伴う付加情報の履歴を含めて通知してもよい。具体的には、例えば、ステップS10において、温湿度センサ181は、移動測定部140の各部と同様に、位置情報管理部150に対して、測定結果を出力する。位置情報管理部150は、温湿度センサ181から受けた測定結果(温度および湿度)を付加情報として、移動履歴情報171に加えて記録する。位置情報管理部150は、ステップS16において通知の送信を指示する際に、付加情報を含む移動履歴情報171を通知部160に対して出力する。通知部160は、移動履歴情報171に含まれる付加情報も通知に含めて、サーバ300に対して送信する。このようにすれば、無線タグを付けた対象物の移動中における温湿度管理の状態などが記録できるという効果もある。
また、温度および湿度は、サーバ300に対する通知に含まれる付加情報の一例である。付加情報は、他の情報であってもよい。例えば、付加情報は、カメラ、またはマイクなど、温湿度センサ181以外の機能部が取得する情報であってもよい。または、付加情報は、無線通信装置100の電池の残量など、無線通信装置100の内部で生成される情報であってもよい。
また、無線通信装置100は、付加情報を含めずに、サーバ300に対する通知を送信してもよい。例えば、位置情報管理部150は、所定の判定基準に基づいて、必要と判断した場合に付加情報を通知に加えてもよい。また、本実施形態は、単に、付加情報の取り扱いなしに(除外して)構成することも可能である。その場合、センサ部180は、温湿度センサ181のような移動測定部140以外のセンサを含む必要はない。
(ハードウェア構成例)
なお、上述した各実施形態およびその変形例(以下では「各実施形態」と言う)において図1および図2に示した各部は、それぞれ独立したハードウェア回路で構成されていてもよいし、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。ただし、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の各実施形態、および、その変形例に係る無線通信装置1および位置情報通知システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。すなわち、図5は、上述した各実施形態における無線通信装置1および100、基地局200、およびサーバ300の少なくとも何れかを実現可能なコンピュータの構成であって、上述した各実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を示す。
図5に示したコンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903、通信インタフェース(IF:InterFace)904、ディスプレイ905、およびハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)906を備え、これらがバス907を介して接続された構成を有する。なお、図5に示したコンピュータが無線通信装置1および100、基地局200、またはサーバ300として機能する場合、ディスプレイ905は常時設けられる必要はない。
また、通信インタフェース904は、上述した各実施形態において、当該各コンピュータ間における通信を実現する一般的な通信手段である。ハードディスク装置906には、プログラム群906Aと、各種の記憶情報906Bとが格納されている。プログラム群906Aは、例えば、上述した図1および図2に示した各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報906Bは、例えば、図2に示した移動履歴情報171などである。このようなハードウェア構成において、CPU901は、コンピュータ900の全体の動作を司る。
そして、上述した各実施形態を例に説明した本発明は、各実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1および図2)あるいはフローチャート(図3および図4)の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して実行することによって達成される。また、このコンピュータ内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリであるRAM903またはハードディスク装置906などの不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、上記の場合において、当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、フロッピーディスク(登録商標)またはCD−ROM(Compact Disc−ROM)等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法のように、現在では一般的な手順を採用することができる。当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法としては、インターネット等の通信ネットワーク1000を介して外部よりダウンロードする方法も一般的である。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード、或いは係るコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
なお、上述した実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の付記に限定されるものではない。
(付記1)
自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報管理手段と、
前記自機の位置情報を含む通知を生成する通知手段と、
無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記基地局との間で行われる無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記通知を送信する無線通信制御手段と
を備える無線通信装置。
(付記2)
前記無線通信制御手段は、前記無線通信の開始または維持に係る通信として、前記基地局に対する位置登録の通信を含む
付記1記載の無線通信装置。
(付記3)
前記無線通信制御手段が、さらに、基地局に対する無線通信の開始または維持に係る通信の発生を監視し、前記無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、
前記位置情報管理手段は、前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の位置を表す新たな位置情報を取得するタイミングを調整し、
前記通知手段は、前記新たな位置情報の取得後に、前記新たな位置情報を含む通知を生成し、
前記無線通信制御手段は、前記発生した無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記サーバに対して前記新たな位置情報を含む通知を送信する
付記1または2記載の無線通信装置。
(付記4)
自機の移動状況を継続的に測定する移動測定手段をさらに備え、
前記位置情報管理手段は、前記移動状況を表す情報を含む移動履歴情報を記憶し、
前記通知手段は、自機の位置情報を含む通知を送信する際に、前記移動履歴情報も含めて送信する
付記1乃至3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか1つに記載の無線通信装置と、
前記無線通信装置から送信される前記無線通信装置の位置情報を含む通知を受信し、通知に含まれる情報を蓄積するサーバと
前記無線通信装置に対して無線通信サービスを提供し、前記無線通信装置と前記サーバとを接続する少なくとも1つの基地局と
を含む位置情報通知システム。
(付記6)
自機の位置を表す位置情報を取得し、
前記自機の位置情報を含む通知を生成し、
無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記基地局との間で行われる無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記通知を送信する
位置情報通知方法。
(付記7)
基地局に対する無線通信の開始または維持に係る通信の発生をさらに監視し、
前記無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、
前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の位置を表す新たな位置情報を取得するタイミングを調整し、
前記新たな位置情報の取得後に、前記新たな位置情報を含む通知を生成し、
記発生した無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記サーバに対して前記新たな位置情報を含む通知を送信する
付記6記載の位置情報通知方法。
(付記8)
自機の移動状況を、さらに継続的に測定し、
前記移動状況を表す情報を含む移動履歴情報を記憶し、
自機の位置情報を含む通知を送信する際に、前記移動履歴情報も含めて送信する
付記6または7記載の位置情報通知方法。
(付記9)
自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報管理処理と、
前記自機の位置情報を含む通知を生成する通知処理と、
無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記基地局との間で行われる無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記通知を送信する無線通信制御処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
(付記10)
前記無線通信制御処理において、さらに、基地局に対する無線通信の開始または維持に係る通信の発生を監視し、前記無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、
前記位置情報管理処理において、前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の位置を表す新たな位置情報を取得するタイミングを調整し、
前記通知処理において、前記新たな位置情報の取得後に、前記新たな位置情報を含む通知を生成し、
前記無線通信制御処理において、前記発生した無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記サーバに対して前記新たな位置情報を含む通知を送信する
付記9記載のコンピュータ・プログラム。
(付記11)
自機の移動状況を継続的に測定する移動測定処理をさらに含み、
前記位置情報管理処理において、前記移動状況を表す情報を含む移動履歴情報を記憶し、
前記通知処理において、自機の位置情報を含む通知を送信する際に、前記移動履歴情報も含めて送信する
付記9または10記載のコンピュータ・プログラム。
1、100 無線通信装置
2、120 無線通信制御部
5、150 位置情報管理部
6、160 通知部
121 アンテナ
130 GPS部
140 移動測定部
141 加速度センサ
142 地磁気センサ
143 ジャイロセンサ
170 記憶装置
171 移動履歴情報
180 センサ部
181 温湿度センサ
200 基地局
300 サーバ
301 通信制御部
302 制御部
303 記憶装置
900 情報処理装置(コンピュータ)
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 通信インタフェース(IF)
905 ディスプレイ
906 ハードディスク装置(HDD)
906A プログラム群
906B 各種の記憶情報
907 バス
1000 ネットワーク(通信ネットワーク)

Claims (10)

  1. 自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報管理手段と、
    前記自機の位置情報を含む通知を生成する通知手段と、
    無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記通知を送信する無線通信制御手段と、
    前記位置情報管理手段よりも小さい消費電力で自機の移動状況を測定する移動測定手段と、
    を備え、
    前記位置情報管理手段は、
    前記移動測定手段からの前記移動状況を表す情報に基づいて自機の移動距離が所定値より大きく、かつ、自機が移動を停止している時間が所定時間より長く、かつ、前回、前記通知を送信してからの経過時間が所定時間より長いと判断した場合に、
    前記通知手段に対して前記通知を生成するよう指示し、
    前記通知手段は、
    前記無線通信制御手段を介して、生成した前記通知を送信する
    無線通信装置。
  2. 前記無線通信制御手段は、前記無線通信の開始または維持に係る通信として、前記基地局に対する位置登録の通信を含む
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記無線通信制御手段が、さらに、前記基地局に対する前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を監視し、前記無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、
    前記位置情報管理手段は、前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の位置を表す新たな位置情報を取得するタイミングを調整し、
    前記通知手段は、前記新たな位置情報の取得後に、前記新たな位置情報を含む通知を生成し、
    前記無線通信制御手段は、前記発生した無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記サーバに対して前記新たな位置情報を含む通知を送信する
    請求項1または2記載の無線通信装置。
  4. 前記位置情報管理手段は、前記移動状況を表す情報を含む移動履歴情報を記憶し、
    前記通知手段は、自機の位置情報を含む通知を送信する際に、前記移動履歴情報も含めて送信する
    請求項1乃至3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の無線通信装置と、
    前記無線通信装置から送信される前記無線通信装置の位置情報を含む通知を受信し、通知に含まれる情報を蓄積するサーバと
    前記無線通信装置に対して無線通信サービスを提供し、前記無線通信装置と前記サーバとを接続する少なくとも1つの基地局と
    を含む位置情報通知システム。
  6. 情報処理装置によって、
    自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報管理手段よりも小さい消費電力の移動測定手段により自機の移動状況を測定し、
    前記測定された前記移動測定手段からの前記移動状況を表す情報に基づいて自機の移動距離が所定値より大きく、かつ、自機が移動を停止している時間が所定時間より長く、かつ、前回、自機の位置情報を含む通知を送信してからの経過時間が所定時間より長いと判断した場合に、
    前記位置情報を取得し、
    前記自機の位置情報を含む通知を生成し、
    無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記通知を送信する
    位置情報通知方法。
  7. 前記基地局に対する前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生をさらに監視し、
    前記無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、
    前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の位置を表す新たな位置情報を取得するタイミングを調整し、
    前記新たな位置情報の取得後に、前記新たな位置情報を含む通知を生成し、
    前記発生した無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記サーバに対して前記新たな位置情報を含む通知を送信する
    請求項6記載の位置情報通知方法。
  8. 自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報管理手段よりも小さい消費電力の移動測定手段により自機の移動状況を測定する移動測定処理と、
    前記測定された前記移動測定手段からの前記移動状況を表す情報に基づいて自機の移動距離が所定値より大きく、かつ、自機が移動を停止している時間が所定時間より長く、かつ、前回、自機の位置情報を含む通知を送信してからの経過時間が所定時間より長いと判断した場合に、前記位置情報を取得する位置情報管理処理と、
    前記自機の位置情報を含む通知を生成する通知処理と、
    無線通信によって通信する基地局を介して接続されるサーバに対して、前記通知を送信する無線通信制御処理と
    をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
  9. 前記無線通信制御処理において、さらに、前記基地局に対する前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を監視し、前記無線通信の開始または維持に係る通信が発生することを検知した場合、
    前記位置情報管理処理において、前記無線通信の開始または維持に係る通信の発生を契機として、自機の位置を表す新たな位置情報を取得するタイミングを調整し、
    前記通知処理において、前記新たな位置情報の取得後に、前記新たな位置情報を含む通知を生成し、
    前記無線通信制御処理において、前記発生した無線通信の開始または維持に係る通信と併せて、前記サーバに対して前記新たな位置情報を含む通知を送信する
    請求項8記載のコンピュータ・プログラム。
  10. 前記位置情報管理処理において、前記移動状況を表す情報を含む移動履歴情報を記憶し、
    前記通知処理において、自機の位置情報を含む通知を送信する際に、前記移動履歴情報も含めて送信する
    請求項8または9記載のコンピュータ・プログラム。
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