JP6391992B2 - シート穿孔装置及びこれを備えるシート処理装置並びに画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置から順次搬出され集積し束としたシートに対して穿孔する装置であり、より詳しくはシート束を二つ折りにしたシートを一括して穿孔することが可能な装置に関する。
一般に、画像形成装置から搬出されるシートを部揃えしてステープル綴じ、或いは冊子状に折り合わせる処理装置は広く知られている。これらの処理装置はシートの中ほどをステープルあるいは接着剤で中綴じして冊子状に折り合わせるものがある。この様な装置では、画像形成製装置装の排出直後に1枚ずつ穿孔し、その後に綴じや中折りを行うようになっている。しかし、先に穿孔を行うと、シート束として折り合せると穿孔位置がずれることがあった。
このシート間の穿孔位置のずれを防止するため、綴じや中折りを行ってからこの折りシートに一括して穿孔処理を行う処理構成としているものがある。
例えば特許文献1には、中綴折りしたシートを一括してパンチ孔を穿孔する装置が示されている。
このものは、中綴じ装置、三方裁断装置、穿孔装置の順に装置を連接させ、穿孔装置においては、上下の把持体でシートを把持しこの把持体内から穿孔刃を突出し、シート束に一括してパンチ孔を穿孔しているものである。
また、特許文献2には、シート処理装置から搬送されてくる二つ折りにされたシート束の先端側への穿孔とシート束の後端側の裁断を行う装置が示されている。この装置は穿孔及び裁断の各処理を行うがこの際のシートの押えを共通の押え板で押えるものである。
特開2011−84047号公報 特許第5153489公報
上述のように画像形成装置などから搬出されるシート束特に折りシート束に対して一括の穿孔処理を施す装置には、それぞれ次の問題がある。
まず、特許文献1のものは、折りシートを一括して穿孔する装置は従前のように画像形成装置から排出されるシートの1枚1枚に穿孔処理を行う場合に比べ、シートを折りこんだ状態で一度に一括して穿孔するもので、シート毎の穿孔位置がずれることなく仕上がりがよくなる。この特許文献1には二つのタイプの一括穿孔装置が示され、一つ目のタイプは穿孔刃やこれを移動するカム等を支持する把持部材を昇降して穿孔時にシートを押圧するものである。もう一つのタイプは、穿孔刃やこれを移動するカムを支持する支持筐体とこの下に穿孔刃周囲を押える筒状押え部材とこの周囲でシートを押える上方把持部材で穿孔時にシートを押えているものが示されている。
ところで、上記のシート穿孔装置は、折りシートには折ったシートが2、3枚の極めて薄い折りシートから折りシートにして50、60枚程度のかなり厚いシート束に穿孔処理をすることが必要となり、シートの厚さがかなり相違している。さらに、これらの折りシートは二つに折りにされているために、枚数の少ない束は折り曲げ部があまり厚くならないが、枚数が多いシートは折り曲げた部分に空間ができて膨らみ通常の枚数よりもかなり厚くなってしまう。そして、折りシートへの穿孔はこの折り曲げ側を穿孔する、この二つ折りシートの折り付近のシート厚さはかなりの厚さになっていた。
従って、上記の特許文献1の何れのタイプでも、薄い折りシートだけでなく厚い折りシートへの穿孔も行えるように、シートの押えを行う把持部材や上方把持部材は、かなり厚いシートの搬入に備えて、搬入シートからかなり離れた上方の位置に待機していた。この為薄い折りシートでは、例えば先端が上方にカールしていたり、変形したりするとシートの搬入をガイドするものがないために、先端が湾曲して把持部材に当接して搬送不良を起こしてしまう。また、この湾曲した部分と他の機構などと衝突してしまいやはり搬送ができなくなってしまう。
特許文献2に示すもの同様に、比較的薄い折りシートから厚い折りシートまで処理するためには、シートを押える上押え板をシートから離間した高い位置に設定することが必要となる。この為、上述した薄い折りシートに対しては上記同様の問題が発生する。特に薄いシートにあっては圧接したローラ間でシートをしごきながら折りを行うため先端の折り部がカールしやすく搬送不良を起こしやすかった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであって、シートの厚さが異なるもの、特に二つ折りにされたシートの厚さが異なっていても、シート厚さに応じてシートを押圧するシート押圧部材を搬入シートが搬送案内できる位置に移動させたので、穿孔処理する際のシートの搬入がスムーズに行え、搬送不良を少なくできるシート穿孔装置及びこれを備えるシート処理装置、画像形成装置の提供をその主な課題としている。
本発明は、上記課題を解決するために以下の構成を採用する。
請求項1に記載の発明は、所定の搬送方向に搬送されるシートを載置する載置台と、前記載置台上に載置されるシートに穿孔を行う穿孔部材と、前記穿孔部材をシートに穿孔処理を施す穿孔位置と前記穿孔位置から退避した退避位置に移動する穿孔移動部材と、前記穿孔移動部材を駆動する穿孔駆動部材と、前記載置台上に載置されたシートを押圧するシート押圧部材と、前記シート押圧部材を前記穿孔部材に沿って、前記載置台のシートを押圧する押圧位置と、前記シートを前記載置台に案内する案内位置と、前記シートを前記載置台から排出する離間位置とに移動する押圧移動部材と、前記押圧移動部材を駆動する押圧駆動部材と、
前記シート押圧部材を前記押圧位置、前記離間位置及び前記案内位置に移動させるとともに、前記載置台に搬入されるシートの厚さに応じて前記案内位置を異ならせるべく、前記押圧駆動部材を制御する制御手段と、を備えたシート穿孔装置
である。
これによれば、特に二つ折りにされたシートの厚さが異なっていても、シート厚さに応じてシートを押圧するシート押圧部材を搬入シートの適切な位置に移動して搬送案内させたので、穿孔処理する際のシートの搬入がスムーズに行え、搬送不良を少なくできる。また、穿孔部材とシート押圧部材とを移動するための駆動を独立に行うので、それぞれの動作が確実に行える。
請求項2の発明は、上記制御手段は、前記シート押圧部材を前記離間位置から前記載置台に搬入されるシートの厚さに対応した前記案内位置に移動してシートを前記載置台に搬入し、前記載置台上にシートが載置された後、前記シート押圧部材を前記押圧位置に移動し、その後に前記穿孔部材を前記退避位置から前記穿孔位置へ、更に前記穿孔位置から前記退避位置に移動して前記シート前記穿孔処理を施した後に、前記穿孔処理を施された前記シートを前記載置台から排出するために、前記シート押圧部材を前記押圧位置から前記離間位置に移動すべく、前記押圧駆動部材及び前記穿孔駆動部材を制御する請求項1記載のシート穿孔装置である。
これによれば、シート押圧部材が離間位置から案内位置に移動してからシートを搬入し、シートを押圧してから穿孔を行い、穿孔完了して離間位置に移動後シートを排出するから、シートの搬入、穿孔、排出が確実に行える。
請求項3の発明は、前記制御手段は、前記離間位置を前記案内位置よりも前記穿孔処理を施された前記シートからさらに離間した位置に設定する請求項2に記載のシート穿孔装置である。
これによれば、穿孔後シート束を載置台から搬出する場合には、案内位置よりもシートからさらに離間した位置に移動するので、たとえ穿孔した際に縁などに生じる所謂バリが発生しても、シート押圧部材に引っ掛かり搬送不良を起こすことが少なくできる。
請求項4の発明は、前記シート押圧部材は、前記穿孔部材にスライド可能で前記穿孔部材を囲う筒形状の基端部と、前記載置台の前記搬送方向に沿って延設されて前記載置台上に載置されたシートを押圧するとともに、前記搬送方向上流側が前記載置台に搬入されるシートから徐々に離間する傾斜開口部を備えたシート押圧端部と、を備えた請求項3に記載のシート穿孔装置である。
これによれば、シート押圧部材は穿孔部材に沿って移動し、またシート搬入側がスロート上に開口しているので、構成スペースを有効に利用しているとともに、シートの載置台への搬入がよりスムーズに行うことができる。
請求項5の発明は、前記穿孔移動部材と前記押圧移動部材とは、それぞれ偏心カムによって構成されている請求項4に記載のシート穿孔装置である。
これによれば、これによれば、偏心カムを採用することにより、穿孔部材の移動と押圧部材の各移動が簡単に構成できるシート穿孔装置が提供できる。
請求項6の発明は、前記穿孔駆動部材と前記押圧駆動部材とは、単一の駆動モータから構成され、前記駆動モータの所定方向の回転により前記穿孔移動部材としての前記偏心カムを回転させ、前記駆動モータの前記所定方向と逆方向の回転により前記押圧移動部材としての前記偏心カムを回転させる請求項5記載のシート穿孔装置である。
これによれば、駆動原を一つにできるので、コストやスペースの削減が可能となり小型化が可能となる。
請求項7の発明は、前記制御手段は、前記載置台へ後続シートの搬入がある場合には、前記シート押圧部材を前のシートを前記載置台に案内した前記案内位置に移動して、後続シートを前記載置台に案内する請求項6記載のシート穿孔装置である。
これによれば、連続して束生成する場合には、前の厚さ情報を利用してシート押圧手段を案内位置に移動するので、その都度の厚さ測定が不要となり、処理速度の向上が期待できる。
請求項8の発明は、シートを束として集積するスタッカ部と、前記スタッカ部に集積したシート束に折り処理を施す折り処理部と、前記折り処理部で前記折り処理を施されたシート束を前記載置台に搬送する搬送手段と、請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載のシート穿孔装置を備えたシート処理装置である。
これによれば、上記各項に記載した作用効果を持つシート処理装置が提供できる。
請求項9の発明は、順次シート上に画像形成する画像形成手段と、前記画像形成手段からのシートに所定の処理を施すシート処理装置とから構成され、前記シート処理装置は、前記請求項1ないし7の何れか1項に記載のシート穿孔装置を備えている画像形成装置である。
これによれば、上記各項に記載した作用効果を持つシート処理装置を備えた画像形成装置が提供できる。
本発明は上記の解決手段を有することにより下記の効果を奏する。
載置台に載置して穿孔するシートの厚さが異なるもの、特に二つ折りにされたシートの厚さが大きく異なっていても、シート厚さに応じてシートを押圧するシート押圧部材を搬入シートの適切な位置に移動させたので、穿孔処理するために載置台へのシート搬入がスムーズに行えて搬送不良を少なくできる。また、穿孔部材とシート押圧部材とを移動するための駆動を独立して行うので、それぞれの動作が確実に行えるシート穿孔装置及びこれを備えるシート処理装置、画像形成装置の提供ができる。
本発明に係わる画像形成装置とシート穿孔装置を内装したシート処理装置を組み合わせた全体構成を示した説明図。 本発明に係わるシート穿孔装置を備えたシート処理装置の全体説明図。 図2のシート穿孔装置の側面断面説明図。 図3のシート穿孔装置のシート排出側からの正面断面説明図。 シート穿孔装置の穿孔部材とシート押え部材の駆動をそれぞれ有する他の実施例の説明図。 図3と図4のシート穿孔装置のシート押圧部材のシート案内、押圧及び穿孔部材の穿孔動作を示す動作状態説明図で、図6(a)は穿孔部材とシート押圧部材が離間位置としての初期位置にある状態を示し、図6(b)はシート押圧部材がシート厚さに応じて受け入れ位置に移動した状態を示し、図6(c)はシート押圧部材によりシートを押圧した穿孔直前の状態を示す説明図。 図6に続くシート穿孔装置の穿孔部材の穿孔及びシート押圧部材の穿孔動作完了からの復帰動作を示す説明図で、図7(a)押圧部材により押圧した状態で穿孔が完了した説明図、図7(b)はシート押圧部材が次のシート束の厚さに応じた受け入れ位置でシートの搬入を待つ説明図、図7(c)は穿孔部材が離間位置に復帰し全てが初期位置に復帰したことを示す説明図。 図6と図7に示すシート穿孔装置の穿孔及び押し出し動作を示すフローチャート図。 図6と図7に示すシート穿孔装置の穿孔及び押し出し動作を示す図8に続くフローチャート図。 図2のシート処理装置の制御構成説明図である。
以下図示の実施の態様に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる画像形成装置を含む全体構成を示し、図2はシート処理装置の全体構成の説明図を、図3はシート処理装置に内装するシート穿孔装置の側面断面説明図であり、図4はシート穿孔装置の正面断面説明図である。また、図5はシート穿孔装置の穿孔部材とシート押圧部材を移動する他の駆動構成を示す説明図である。
そこで、図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aとシート処理装置Bで構成され、シート処理装置Bにはシート穿孔装置50がユニットとして組み込まれている。
[画像形成装置の構成]
図1に示す画像形成装置Aは、給紙部1からシートを画像形成部2に送り、画像形成部2でシートに印刷した後、本体排紙口3からシートを搬出する。給紙部1は複数のサイズのシートが給紙カセット1a、1bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部2に給送する。画像形成部2は例えば静電ドラム4と、その周囲に配置された印字ヘッド(レーザ発光器)5と現像器6と、転写チャージャ7と定着器8が配置され、静電ドラム4上にレーザ発光器5で静電潜像を形成し、これに現像器6でトナーを付着し、転写チャージャ7でシート上に画像を転写し、定着器8で加熱定着する。このように画像形成されたシートは本体排紙口3から順次搬出される。図示9は循環経路であり、定着器8から表面側に印刷したシートを、本体スイッチバック経路10を介して表裏反転した後、再び画像形成部2に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートは本体スイッチバック経路10で表裏反転された後、本体排紙口3から搬出される。
図示11は画像読取装置であり、プラテン12上にセットした原稿シートをスキャンユニット13で走査し、反射ミラー、集光レンズを経て光電変換素子14で電気的に読み取る。この画像データは画像処理部で例えばデジタル処理された後、データ貯蔵部17に転送され、前記レーザ発光器5に画像信号を送る。また、図示15は原稿送り装置であり、原稿スタッカ16に収容した原稿シートをプラテン12に給送するフィーダ装置である。
上記構成の画像形成装置Aには制御部(コントローラ)が設けられ、コントローラパネル18から画像形成条件、例えばシートサイズ指定、カラー・モノクロ印刷指定、プリント部数指定、片面・両面印刷指定、拡大・縮小印刷指定などのプリントアウト条件が設定される。一方、画像形成装置Aには上記スキャンユニット13で読み取った画像データ或いは外部のネットワークから転送された画像データがデータ貯蔵部17に蓄積され、このデータ貯蔵部から画像データはバッファメモリに転送され、このバッファメモリ19から順次、レーザ発光器5にデータ信号が移送されるように構成されている。
上記コントローラパネル18からは画像形成条件と同時にシート処理条件も入力指定される。このシート処理条件は例えば、(1)「プリントアウトモード」、(2)「ステープル綴じモード」、(3)「シート中綴じ束折りモード」、(4)「中折りシート一括穿孔モード」などが指定される。そして画像形成装置Aは画像形成条件及び後処理条件に応じてシート上に画像形成する。
[シート処理装置の構成]
上述の画像形成装置Aに連結されたシート処理装置Bは、画像形成装置Aの本体排紙口3から画像形成されたシートを受け入れ下記のシート処理が可能なように設定されている。
まず、(1)画像形成がされたシートを第1排紙トレイ21に収容する(前述の「プリントアウトモード」)。(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えして、端面綴じステープル装置33で綴じ後第1排紙トレイ21に収納する(前述の「ステープル綴じモード」)。(3)本体排紙口3からのシートを第2の処理トレイであるスタッカ部35で束状に部揃えしてこのシート束の中程を中綴じステープラ40で綴じ後、冊子状に折り畳んで第2排紙トレイ22に収納する(前述の「シート束中綴じ束折りモード」)。(4)中綴じして冊子状に折り畳んだシート束の折り目付近に束を一括して穿孔して、第2排紙トレイに22に収納する(前述の「中折りシート一括穿孔モード」。)などが指定可能なように構成されている。
ところで、シート処理装置Aは図2に示すようにケーシング20に上記第1排紙トレイ21と第2排紙トレイ22を備え、本体排紙口3に連なる搬入口23を有するシート搬入経路P1が設けられている。このシート搬入経路P1はケーシング20に略々水平方向の直線経路で構成されている。そしてこのシート搬入経路P1から分岐しシートを反転方向に移送する第1スイッチバック搬送路SP1と第2スイッチバック搬送路SP2が配置されている。そして第1スイッチバック搬送路SP1が経路下流側で、第2スイッチバック搬送路SP2が経路上流側でそれぞれシート搬入経路P1から分岐され、両搬送路は互いに距離を隔て対置に配置されている。
このような経路構成でシート搬入経路P1には搬入ローラ24と排紙ローラ25が配置されている。排紙ローラ25は正逆転可能となっている。またシート搬入経路P1には第2スイッチバック搬送路SP2にシートを案内する経路切換片(図示せず)が配置されソレノイドなどの作動手段に連結されている。またシート搬入経路P1には搬入口23からのシートに捺印処理するスタンプ手段、或いはシートを1枚ずつ穿孔処理する1枚穿孔ユニット28が搬入ローラ24の下流側に設けられている。
[第1スイッチバック搬送路SP1の構成]
図2に示されるようにシート搬入経路P1の下流側(装置後端部)に配置された第1スイッチバック搬送路SP1は次のように構成されている。シート搬入経路P1にはその出口端に排紙ローラ25が設けられ、この排紙ローラ25のシートを積載支持する処理トレイ29が設けられている。この処理トレイ29の上方には正逆転ローラ30がトレイ上のシートと接する位置と離間した待機位置との間で昇降自在に配置されている。この正逆転ローラ30が連結され処理トレイ29上にシートが進入する際は同図時計方向に回転し、シート後端が排紙ローラ25から排紙されトレイ上に進入した後は反時計方向に回転するように制御される。従って処理トレイ29上に第1スイッチバック搬送路SP1が構成されている。
上述の第1スイッチバック搬送路SP1の下流側には第1排紙トレイ21が配置され、この第1排紙トレイ21は第1スイッチバック搬送路SP1及び第2スイッチバック搬送路SP2に導かれるシートの先端を支持するように構成されている。
上記の処理トレイ29の排紙方向後端部には、端面綴じステープル装置33が配置されている。このステープル装置33は処理トレイ29上に集積されたシート束の後端縁の1個所若しくは複数個所にステープル綴じする。綴じ処理されたシート束は第1排紙トレイ21排出される。
上述のように構成された第1スイッチバック搬送路SP1は前記(2)の「ステープル綴じモード」のときには排紙ローラ25からのシートを処理トレイ29上に部揃えし、このシート束を端面綴じステープル装置33で後端縁の1個所又は複数個所をステープル綴じする。また前記(1)の「プリントアウトモード」のときには排紙ローラ25からのシートをスイッチバック搬送することなく、処理トレイ29に沿って送られたシートを正逆転ローラ30の図示時計方向の回転で第1排紙トレイ21に搬出する。
[第2スイッチバック搬送路の構成]
前記シート搬入経路P1から分岐された第2スイッチバック搬送路SP2の構成について説明する。この第2スイッチバック搬送路SP2は、図2に示すようにシートが排紙ローラ25にニップされた状態で正転から逆転してスイッチバック搬送されてくるシートを案内する搬送路である。この搬送路は、図2に示すようにケーシング20に略々鉛直方向に配置され、経路入口に搬送ローラ36が、経路出口に出口搬送ローラ37が配置されている。また第2スイッチバック搬送路SP2の下流側にはこの搬送路から送られたシートを部揃えし一時集積する第2の処理トレイを構成するスタッカ部35が設けられている。図示のスタッカ部35はシートを移送する搬送ガイドで構成されている。このスタッカ部35には中綴じステープラ40と折りローラ45が配置されている。以下順次これらの構成について説明する。
[スタッカ部の構成]
まずスタッカ部35はシートの搬送をガイドするガイド部材で形成され、このガイド上にシートを積載収納するように構成されている。図示のスタッカ部35は第2スイッチバック搬送路SP2に連なり、ケーシング20の中央部に略々鉛直方向に配置されている。これによって装置を小型コンパクトに構成している。このスタッカ部35は内部に最大サイズシートを収納する長さ形状に形成され、特に図示のものは後述する中綴じステープラ40と折りローラ45を配置する側に突出するように湾曲又は屈曲した形状に構成されている。
上記スタッカ部35の搬送方向後端側には前述の第2スイッチバック搬送路SP2の出口端とオーバーラップするスイッチバック進入路35aが連設されている。これは第2スイッチバック搬送路SP2の出口搬送ローラ37から送られる搬入(後続)シートの先端とこのスタッカ部35に支持されている積載済(先行)シートの後端をオーバーラップさせることによって集積するシートのページ順位を確保するためである。また、スタッカ部35にはシートの搬入方向先端を規制するストッパー手段としての先端規制部材(以下、ストッパー38という)がガイド下流側に配置してあり、このストッパー38はスタッカ部35に沿って移動可能にガイドレールなどに支持され、図示しないシフト手段でシートをスタッカ部35に搬入する位置、集積方向の中程で綴じる位置及び折りローラ45で折る位置に位置移動するように構成されている。
[中綴じステープラの説明]
次に、このスタッカ部35の上方に位置する中綴じステープラ40は、ステープル針をシート束に打ち込むドライバーユニット41と打ち込まれたステープル針の脚部を互いに向き合う方向に折り曲げるクリンチャユニット42で構成され、それぞれのユニットはスタッカ部35を挟んで対向する位置に構成され、通常シート長さの2分の1となる図示Xの綴じ位置でシートを綴じる。尚、この中綴じステープラはシート束の綴じるスープル針として金属の針を用いるほか紙製からなる紙製針や針を使用しない圧着や切り込みをシートに入れて綴じてもよい。
[折りローラの説明]
次に、折りローラ45の構成について説明する。上述の中綴じステープラ40の下流側に配置された折位置Yには、図2に示すようにシート束を折り合わせる折りローラ45とこの折りローラ45のニップ位置にシート束を挿入する折りブレード46が備えられている。折りローラ45は互いに圧接した一対の圧接ローラで構成され、この圧接ローラは略々最大シートの幅長さに形成されている。この折りローラ45は、図示されていない圧縮スプリングで互いに圧接方向に付勢されている。上記一対の折りローラはゴムローラなどの比較的摩擦係数の大きい材料で形成されている。
また、図2に示すように上記の折りローラ45の圧接位置に向かって侵入する折りブレード46が進退可能に配置されている。この折りブレード46は、シート束が中綴じステープラ40で中綴じされた後、この綴じ位置を折りローラ45に押し込むように移動し、この動作に連動して折りローラ45が圧接回転することにより中綴じシートを二つ折りに中折りしていく。この途中で折りブレード46は元の位置に復帰して次のシート束の搬入に備える。折りブレードの移動位置は、折り位置Yとして図2に示されており、この位置はシートが束として綴じ針で綴じられた位置Xに一致している。
尚、この折りローラ45はシートを折りこまない状態と折りシートを折りこんだ状態とで、互いに圧接する折りローラ45の軸間の距離を測定して折りローラで折りこむシートの束厚を検知することにも利用している。
[シート穿孔装置の説明]
上記の折りローラ45は中折りシートを作成するとともにそのシート束を下流側に中折りシート束搬送パスBPに沿って搬送するようになっている。この下流側にはこの中折りシート束を第2排紙トレイ22に排出する束排出ローラ49が配置されている。上記の折りローラ45と束排出ローラ49との中折りシート束搬送パスBPには、本発明に係わるシート穿孔装置50が配置されている。
このシート穿孔装置50は図2に示されるように中折りシート束搬送パスBPを挟んで押圧穿孔ユニット51が配置され、このパスの下方には穿孔による穿孔屑を収納する穿孔屑ボックス52が配置されている。
以下、図3から図5までにより、本発明に係わるシート穿孔装置50についての構成を説明する。図3は図2のシート穿孔装置50の側面の断面説明図であり、図4はこの装置の束排出側からの正面断面説明図である。図5は第3図におけるシート穿孔装置の駆動系を変えた他の実施例の説明図である。
図3及び図4に示されるように、シート穿孔装置50は中折りシート束搬送パスBPの下方にシートの載置台53が配置されている。この載置台53には上流側の折りローラ45から搬送されてくるシートを検出するセンサSen1と、シート先端を導く下側に折り曲げられてガイドするシート受け入れ下ガイド54と、後述するとしての穿孔部材先端80aに穿孔刃を有する穿孔部材80が貫通する穿孔用ダイ55が設けられている。
一方、中折りシート束搬送パスBPの上方には、押圧ユニット51aと穿孔ユニット51bとを備える基台56が配置されている。この基台56は筒形状の基端部59を有するシート押圧部材60が貫通する基台貫通孔58が設けられている。この筒状のシート押圧部材60の筒内には、穿孔部材先端80aに穿孔刃を有する穿孔部材80が昇降可能に設けられている。言い換えると、基台貫通孔58にはすぐ内側にシート押え部材60の基端部59が位置し、その内側には穿孔部材先端80aに穿孔刃を有する穿孔部材80が昇降可能に設けられていることになる。
この基台貫通孔58を挟んでシート搬送方向下流側(図示左側)にシート束に穿孔する際に押圧する押圧ユニット51aが配置され、上流側(図示右側)に押圧したシートを穿孔する穿孔ユニット51bを設けている。以下、これらについて説明する。
[押圧ユニットの説明]
まず、押圧ユニット51aは、内部中空で筒状の基端部59を有するシート押圧部材60を上記基台貫通孔58に昇降可能に支持している。このシート押圧部材60はその上端が傘状に形成された傘部76を有している。このシート押圧部材60には、一端が基台56に回動自在に結合される押圧レバー結合部63を有し、他端がシート押圧部材60上端の傘部76に結合した押圧レバー結合ピン61を有する押圧レバー62が設けられている。この押圧レバー62の長手方向の中程には、押圧レバー結合部63を支点として揺動させる偏心カムで構成された押圧移動部材としての押圧カム66が配置されている。また、押圧レバー62の押圧カム66の位置には押圧カム受け64が設けられている。また押圧レバー結合部63付近には、この押圧カム受け64が常に押圧カム66に当接し復帰方向に弾圧する押圧レバースプリング65が基台56との間に介在している。
このシート押圧部材60の載置台53に対向する側は、筒状の上記基端部59に連なるシート押圧中央部60aとこれからシート搬入方向に延設されシートを受け入れる傾斜開口部となるように徐々に上方に広がるシート受け入れガイド部60bと図4によく示されるシート幅方向に延設されたシート押圧幅方向縁部60eとから構成されている。言い換えると、シート押圧部材60は1枚のプレートの様にシートを案内し押圧する構成となっている。また、上述したように穿孔部材80の穿孔刃としての穿孔部材先端は、上記のシート押圧中央部から出没してシートを押圧しながら穿孔する。言い換えると、シート押圧部材60は穿孔部材80に沿って上下スライド可能に構成されていることになる。
さらに押圧カム66の回転を受ける押圧カム受け64とこれが取り付けられる押圧レバー62との間には支持バネ部材64bを介して取り付けられている。従って、シート押圧部材60がシートの厚さにより途中で規制されたとしても、この支持バネ部材64bの弾性により押圧カム66は押圧カム受け64を押し下げて回転することになる。
なお、シート押圧部材60の傘部76と押圧レバー結合ピン61との結合は図4の部分拡大図に示す様に、押圧レバー62によって昇降する移動ピン61aが結合部材61bによって傘部76を両側から支持している。
ところで、上記の押圧カム66は、偏心した位置で押圧カム駆動軸67に結合され、押圧カムワンウェイクラッチ71を介して押圧駆動部としての単一の駆動モータ70に連結されている。また、この押圧カム66の周面には、この押圧カム66の位置をセンサ(Sen2)で検出させるフラグが貼付けている。このセンサが、図示68を検出すると、シート押圧部材60が退避位置にあることを示す押圧カムホームポジション(離間位置)を示し、図示69を検出すると、シート押圧部材60が押圧位置としてシートに押圧を完了して復帰点に到達したことの押圧カム下端位置にあることを示している。従って、このセンサが2度フラグを検出するとシート押圧部材60が昇降往復したことになる。
また、載置台53に載置されるシートの厚さに応じて、押圧カムホームポジション(離間位置)68からシート厚さプラス3ミリメートルに相当する範囲の位置まで押圧カム66を回動して停止させる。するとシート押圧部材60はシートを載置台53にガイドする位置に移動して停止して、シートの搬入を待つ状態になる。シートを受け入れ後、押圧カムを再び回転してシート押圧部材60でシートを押圧する位置に移動する。この位置はシート厚さに対して十分押圧できるいである。穿孔部材80によりシートに穿孔後さらに押圧カム66を回転するとシート厚さによりシート押圧部材60は下降しないが、押圧カム受け64の支持バネ部材64bの弾性により押圧カム66は押圧カム下端位置69を過ぎて回転し、その後押圧カムホームポジション(離間位置)68の位置で停止することになる。
[穿孔ユニットの説明]
次に、穿孔ユニット51bは、上述した筒状のシート押圧部材60の中空内部に嵌合して上下に摺動する棒状先端に穿孔刃を有する穿孔部材80を有している。この穿孔部材80には、一端が基台56に設けられた移動バー支持部79に穿孔結合部84で回動自在に取り付けられ、他端は穿孔レバー結合ピン81により穿孔部材80の上端に結合した穿孔レバー82が配設されている。また、この穿孔レバー82の長手方向の中程には、穿孔結合部84を支点として揺動させる偏心カムで構成された穿孔移動部材としての穿孔カム85が配置されている。また、穿孔レバー82の穿孔カム85の位置には、穿孔カム受け83が設けられ、穿孔結合部84付近には、この穿孔カム受け83が常に穿孔カム85に当接し、復帰するように戻す穿孔レバースプリング89が基台56との間に介在してある。
上記の穿孔カム85は、偏心した位置で穿孔カム駆動軸91に結合され、穿孔カムワンウェイクラッチ88を介して穿孔駆動部としての駆動モータ70に連結してある。また、この穿孔カム85の周面には、この穿孔カム85の位置をセンサ(Sen3)で検出させるフラグを貼付けている。このセンサが、図示フラグの86を検出すると、穿孔部材先端80aに穿孔刃を有する穿孔部材80がシート押圧部材60の中空内部の収納位置にあることを示す穿孔カムホームポジション(退避位置)86を示し、図示フラグの87を検出すると、穿孔部材先端80aがシート押圧部材60から突出して載置台53の穿孔用ダイ55に貫通した穿孔カム下端位置(穿孔位置)にあることを示している。従って、このセンサSen3が2度フラグを検出すると穿孔部材80がシート押圧部材60の中空内部を昇降往復したことになる。
[押圧駆動部と穿孔駆動部の説明]
ここで、これまでの説明においても触れたが、その回転方向により押圧駆動部材及び穿孔駆動部材を構成する駆動モータ70とその駆動系について説明する。図4に示されるように駆動モータ70は、基台56に立設したモータ支持ブラケット72に固定され、そのモータ駆動軸73が突出して設けられている。このモータ駆動軸73からの駆動は、その軸に設けられたギアにより分岐されて押圧カムワンウェイクラッチ71を介して押圧カム駆動軸67と、穿孔カムワンウェイクラッチ88を介して穿孔カム駆動軸91に接続されている。
従って、駆動モータ70のモータ駆動軸73が時計方向に正転すると押圧カムワンウェイクラッチ71が接続されて押圧カム66を移動する押圧カム駆動軸67を駆動する。この押圧カム66の回転はセンサ(Sen2)で検出されて動作制御される。
また、駆動モータ70はシートの厚さ情報を受けてその厚さに近い位置に個のシート押圧部材60を位置させるように駆動する。このシート厚さ分は、例えば押圧カム66の側面にあるマーキングをセンサ(Sen2)で検出し、これをカウントすることによって設定する。このシートの厚さに対応するシート押圧部材60の位置はシート表面から約3ミリメートルの位置が望ましい。これにより搬送されてくるシート束を載置台53の穿孔位置までシート押圧部材60により案内ガイドすることができ、シートの別の個所への接触や引っ掛かりを生じて詰まり等を起こすことを減少できる。
シートが載置台53の穿孔可能な所定位置に到達後、シート案内位置にあったシート押圧部材60はシートを穿孔時に移動しないように押圧する押圧位置に移動する。この押圧はシートの厚さ情報により、駆動モータをさらに正転してなされる。尚、この場合、押圧カム下端位置69を示すフラグを過ぎるとシート押圧部材60は、上昇に転じるので、この押圧カム下端位置69を示すフラグ手前でシートを押圧するようになっている。
一方、駆動モータ70のモータ駆動軸73が反時計方向に逆転すると押圧カムワンウェイクラッチ71の駆動伝達が断たれ、穿孔カムワンウェイクラッチ88が接続されて穿孔カム85を移動する穿孔カム駆動軸91が駆動される。この穿孔カム85の回転はセンサ(Sen3)で検出されて動作制御される。これらのセンサ(Sen2、Sen3)、駆動モータ70及びシート穿孔装置50へのシートの搬入排出を検出するセンサ(Sen1)は後述する押圧制御部としての中折りシート一括穿孔制御部123に接続されている。駆動モータ70は、この中折りシート一括穿孔制御部123によって駆動及びその駆動方向がコントロールされることになる。このように、本願の駆動系は駆動モータ70の正転、逆転の切り替えにより駆動の係合離脱を行っていて、単一の駆動原としている。
なお、駆動モータ70の反時計方向への逆転により、押圧カムワンウェイクラッチ71の駆動伝達が断たれシート押圧部材60のシート押圧状態からの浮き上がりがある場合には、上記押圧カムワンウェイクラッチ71から押圧カム駆動軸67の間に軸をソレノイド等からなるロック機構を設ければよい。通常は駆動機構の摩擦などにより押圧状態が維持されているので浮き上がりはないが、生じる場合は上記のロック機構を付加する。
ところで、シートの載置台へのシートの搬入を検出するセンサSen1や押圧カム66の位置と移動量を検出するセンサSen2、穿孔カム85の位置と移動量を検出するセンサSen3、あるいは後述するシート厚さを検知するSenTは追って説明する中折りシート一括穿孔制御部123に接続されている。駆動モータ70は、この中折りシート一括穿孔制御部123を制御手段としてその駆動及びその駆動方向がコントロールされることになる。
尚、載置台53に搬入される折りシートの厚さは、既に述べた圧接する折りローラ45の軸間の距離を測定して折りローラ45で折りこむシートの束厚を検知することができる。あるいは、スタッカ部35に搬入されるシート枚数をカウントしこれにシート厚さ通常のシート厚さを乗じた値を厚さ情報としてもよい。あるいは、また画像形成装置Aから枚数とシート厚さを乗じた値を受信し、これをシート厚さ情報としてもよい。このようにシートの厚さ情報を取得する方法は多種あるが、より好ましくは折りシートの曲げ部の折り厚を実際手に測定した値がよい。また、シート押圧部材60のシートを案内する位置は、シートから2〜4ミリ離間した位置に設定されると好ましいが、実際の折り曲げ部の厚さを検出せずに、シート枚数からシートの案内位置を設定するときは、もう少し多めに離間した位置に設定してもよい。
[駆動系の他の実施例]
次に、図5によりシート押圧部材60と穿孔部材80との駆動系を、これまでと異なる構成にしたものについて説明する。尚、これまでの実施例と同じ構成部材については同一符号を付して説明は省略する。
これまで図3と図4の実施例におけるシート押圧部材60と穿孔部材80の駆動系はその駆動モータ70の回転方向を変えることにより、シート押圧部材60と穿孔部材80の何れかを移動させるように駆動系にワンウエイクラッチを介在させて行っていた。これに対して、図5に示すものは、押圧カム66を駆動する駆動モータ96と穿孔カム85を駆動する駆動モータ97の2つのモータでそれぞれを駆動するものであ。このように独立で駆動してもよい。従って押圧駆動部材を駆動モータ96が穿孔駆動部材を駆動モータ97がそれぞれ独立して構成することになる。
また、この図5のものは、基台56の右端部に回動可能な厚さ検出レバー93を配置してある。この厚さ検出レバー93は、載置台53に搬送されてくるシートの厚さを厚さ検出センサ(SenT)で検出している。すなわち、載置台53に搬送されてくるシートにより、厚さ検出レバー93が移動し、これがSenTSで薄い、SenTMで中間厚さ、SenTLで厚いのを検出し、これに従って、シート押圧部材60がシートを案内する位置に移動させる。このよう要に構成すれば、厚さ検出のないシート処理装置Bにシート穿孔装置50を後から装着することもできる。
[シート穿孔装置の動作説明]
ここからは図6から図9によりシート穿孔装置50の案内、押圧及び穿孔の動作について説明する。まず、図6は図3と図4のシート穿孔装置50のシート押圧部材60の案内、押圧及び穿孔部材80の穿孔動作を示す動作状態説明図で、図6(a)はシート押圧部材60と穿孔部材80が初期位置にある状態を示し、図6(b)はシート押圧部材60がシートを案内する位置に移動してシートの搬入を開始している状態を示し、図6(c)はシート押圧部材60がシートのシート案内位置から移動して、シートを押圧している状態を示す説明図である。
図7は、図6に続くシート穿孔装置50のシート押圧部材60の押圧及び穿孔部材の押圧と穿孔完了からの戻り動作を示す説明図で、図7(a)シート押圧部材の押圧中に穿孔が完了を示した説明図、図7(b)は穿孔部材80の初期位置である退避位置への復帰を示す説明図、図7(c)はシート押圧部材60が初期位置である離間位置に復帰し、全てが初期位置に復帰したことを示す説明図である。
図8と図9は、上記シート穿孔装置50の案内、押圧及び穿孔の各動作を示すフローチャート図である。尚、説明の都合上、図8と図9に示すステップ(図中、S数字で表示)毎に、図6と図7の動作時状態図を参照して説明する。
[シート押圧部材と穿孔部材の動作説明]
後述する画像形成装置制御部110のモード設定手段112に、オペレターが入力手段111より、折りシートに対して一括押圧する「中折りシート一括押圧モード」を設定する。
まず、一部目の折りシート束が折りローラ45によって折り側を先端として搬送され、この搬送過程でシート束の厚さを測定する。特に重要な束厚は先端部の折り曲げ部なので、この厚さ情報を優先して利用するようにしてある。シート厚さ情報の検出は、先に述べたように複数あり、何れでもよいが、折り位置の厚さを検出できるものが好ましい。
シート穿孔装置50側から述べると、図6(a)の状態でシートの厚さ情報を入手したことを確認する(S1)。これにより、折られたシート束厚さが検出できたので、駆動モータ70を図示反時計方向に駆動して、押圧カム66としての偏心カムを回転する。(S2)。この駆動モータ70がシート厚さに対応した分回転したかを確認し(S3)、図6(b)に示す様に、シート厚さから3ミリ程度上方にシート押圧部材60を位置させて駆動モータ70を停止する(S4)。
この状態で、センサSen1により先端が検出されると、この検出から折りシートの折り側先端が押圧位置に位置しているかを確認する(S5)。その後、押圧をする所定位置に折りシートが搬送されると、折りローラ45の駆動回転を停止しシート束の搬送を停止する(S6)。このシート停止により、駆動モータ70を反時計方向に駆動し押圧カム66の回転を開始させる(S7)。図6(c)に示す様に、シート押圧部材60はシート束を載置台53に向けて押圧する。つまり、載置台53へのシートの載置完了後シート押圧部材60を押圧位置に移動している。押圧カム66の回転によりシート押圧部材60が押圧位置にあるかを確認する(S8)。穿孔の際シートが動かないように押圧する押圧位置に達すると一旦、駆動モータ70の駆動を停止し、これにより押圧カム66もその回転を停止する(S9)。
この状態で、一旦停止していた駆動モータ70を今度は時計方向に駆動を開始する。すると穿孔カム85が回転を始め、これにより穿孔部材80が下降する(S10)。さらに、穿孔カム85が回転すると、折りシートに穿孔し、その穿孔部材先端80aは載置台53の穿孔用ダイ55を貫通し、穿孔位置に到達する(S11)。この状態は、図7(a)にあるように、穿孔カム85の穿孔カム駆動軸91と穿孔カム受け83とが最も遠い位置にある。この際、図7(a)に示す様に、穿孔屑は穿孔屑ボックスに落下する。
駆動モータ70は、引き続き反時計方向に回転する(S13)。そして初期位置である退避位置に穿孔部材80が位置するかを確認する(S14)。センサSen3が穿孔カム85の図示フラグの86を検出すると穿孔部材80が穿孔刃カムホームポジション(退避位置)に相当する初期の位置に戻ったと判断し、図7(b)に示す様に穿孔部材80が退避位置である初期位置に戻り、駆動モータ70駆動を停止し、穿孔カム85の回転を停止する(S15)。
穿孔部材80が初期の位置である退避位置に戻ると、今度は駆動モータ70を時計方向に駆動を開始し、押圧カム66が回転してシート押圧部材60も押圧位置から上昇を開始する(S16)。引き続く押圧カム66の回転により、シート押圧部材60は、シート案内位置に停止することなく上昇する。この状態は図7(b)に示されている。押圧カム66が回転し、初期の位置である離間位置に到達したかを確認する(S17)。センサSen2が押圧カム66の押圧カムホームポジション(離間位置)68を示すフラグを検出するとシート押圧部材60が離間位置に戻ったと判断し、駆動モータ70を停止する(S18)。これにより、シート押圧部材60と穿孔部材80それぞれの位置である離間位置と退避位置とに戻ったことになる。
この状態で折りローラ45を回転してシートを束排出ローラ49に移動してシート束を第2排出トレイに排出する(S19)。引き続き、同一シート枚数で同じ処理を行う同一ジョブ中の次シート束があるときには、シート厚さ情報の入手(S1)前に戻り、上記同様の動作を繰り返す。
尚、通常は、同一ジョブの処理は、同一の枚数の同じ処理となりシート束厚さは同じになるので、連続した後続シート束があるときには1回目のシート束厚情報を利用して、シート押圧部材60の案内位置を設定してもよい。あるいは、同一のシート厚さか否かをその都度確認してシート押圧部材60を移動停止してもよい。あるいは、その都度シート厚を検出して、シート押圧部材60の位置を設定することもできる。また、この同一ジョブ中のシート束か否かは、次のシート束の処理時間が長くなるとジョブが終了し、次の枚数の異なるシート束であると判断することも可能である。シート束の枚数が同じで同じ処理を行う同一ジョブのシート束がなくなると押圧処理を終了する。
[制御構成の説明]
これまで、説明したシート穿孔装置50を備えるシート処理装置B及びこのシート処理装置を含む画像形装置Aの制御構成を図10のブロック図により説明する。画像形成手段を備える画像形成装置制御部110は、コントロールパネルに設けられた入力手段111から所望の処理を入力する。この入力はモード設定手段によって、シート処理装置Bのシート処理装置制御部115を制御する。
本実施例のシート処理装置Aのモードは既に説明したように、つぎのモードを備えている。
すなわち、(1)画像形成がされたシートを第1排紙トレイ21に収容する「プリントアウトモード」。(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃ええしてー端面綴じステープル装置33で綴じ後第1排紙トレイ21に収納する「ステープル綴じモード」(3)本体排紙口3からのシートを第2の処理トレイであるスタッカ部35で束状に部揃えしてこのシート束の中程を中綴じステープラ40で綴じ後、冊子状に折り畳んで第2排紙トレイ22に収納する「シート束中綴じ束折りモード」。(4)中綴じして冊子状に折り畳んだシート束の折り目付近に束を一括して押圧して、第2排紙トレイに22に収納する「中折りシート一括押圧モード」。これらのモードが指定可能なように構成されている。
シート処理装置Bは、上記の指定されたモードによって動作可能とされるシート処理装置制御部115と、動作プログラムを格納したROMと、制御データを記憶したRAMを備えている。そして、このシート処理装置制御部115は、この装置内のシート搬送を制御するシート搬送制御部116と、1枚ごとにシートに1枚穿孔ユニット28で押圧処理を行う1枚押圧制御部117と、処理トレイ29でシートの集積制御を行う処理トレイ制御部118と、この処理トレイ29にシート束として集積されたシートの端面側を綴じ、綴じ後排出する端面綴じ制御部119を備えている。
シート束のシート搬送方向の1/2付近を綴じる中綴じたり中折りしたりする場合、シートのスタッカ部35にシート束を集積するスタッカ部制御部120で制御される。このスタッカ部制御部120は、1枚ずつスタッカ部35に搬入してくるシートの先端を規制するストッパー38や図示していないシート側縁整合部材で整列したシート束を生成する。さらに、シート束の中程にステープル針等を打ち込むように中綴じステープラを制御する中綴じ制御部と中綴じされたシート束を折りブレード46で折りローラ45に押し込んで中折りを施すように制御するシート中折り制御部122を備える。
この中折りシートに対して、これまで説明した「中折りシート一括押圧モード」に従ってシート穿孔装置50を制御する中折りシート一括穿孔制御部123を備える。その後、一括押圧が終了した中折折りシートは、束移送を兼用する折りローラ45、束排出ローラ49を制御する中折シート排出制御部124により制御されて第2排紙トレイに排出集積される。
本発明に特に関連する、中折りシート一括押圧制御については、これまで各機構の説明及び図6から図9までの各動作状態説明図及び動作フローチャート図で説明したので、ここでの説明は省略するが、その内容でシート穿孔装置50を制御する。
A 画像形成装置
B シート処理装置
X 接着剤塗布位置
Y 折り位置
35 スタッカ部
40 中綴じステープラ
45 折りローラ
49 束排出ローラ
50 シート穿孔装置
51 押圧穿孔ユニット
52 穿孔屑ボックス
53 載置台
54 シート受け入れ下ガイド
56 基台
58 基台貫通孔
59 基端部
60 シート押圧部材
60a シート押圧中央部
62 押圧レバー
63 押圧レバー結合部
64 押圧カム受け
65 押圧レバースプリング
66 押圧カム(押圧移動部材/偏心カム)
67 押圧カム駆動軸
68 押圧カムホームポジション(離間位置)
69 押圧カム下端位置
70 駆動モータ(押圧駆動部/穿孔駆動部)
71 押圧カムワンウェイクラッチ
80 穿孔部材
80a 穿孔部材先端(穿孔刃)
82 穿孔レバー
83 穿孔カム受け
85 穿孔カム(穿孔移動部材/偏心カム)
86 穿孔カムホームポジション(退避位置)
87 穿孔カム下端位置(穿孔位置)
88 穿孔カムワンウェイクラッチ
91 穿孔カム駆動軸
123 中折りシート一括穿孔刃制御部(制御手段)

Claims (9)

  1. 所定の搬送方向に搬送されるシートを載置する載置台と、
    前記載置台上に載置されるシートに穿孔を行う穿孔部材と、
    前記穿孔部材をシートに穿孔処理を施す穿孔位置と前記穿孔位置から退避した退避位置に移動する穿孔移動部材と、
    前記穿孔移動部材を駆動する穿孔駆動部材と、
    前記載置台上に載置されたシートを押圧するシート押圧部材と、
    前記シート押圧部材を前記穿孔部材に沿って、前記載置台のシートを押圧する押圧位置と、前記シートを前記載置台に案内する案内位置と、前記シートを前記載置台から排出する離間位置とに移動する押圧移動部材と、
    前記押圧移動部材を駆動する押圧駆動部材と、
    前記シート押圧部材を前記押圧位置、前記離間位置及び前記案内位置に移動させるとともに、前記載置台に搬入されるシートの厚さに応じて前記案内位置を異ならせるべく、前記押圧駆動部材を制御する制御手段と、
    を備えたシート穿孔装置。
  2. 上記制御手段は、前記シート押圧部材を前記離間位置から前記載置台に搬入されるシート厚さに対応した前記案内位置に移動してシートを前記載置台に搬入し、前記載置台上にシートが載置された後、前記シート押圧部材を前記押圧位置に移動し、その後に前記穿孔部材を前記退避位置から前記穿孔位置へ、更に前記穿孔位置から前記退避位置に移動して前記シート前記穿孔処理を施した後に、前記穿孔処理を施された前記シートを前記載置台から排出するために、前記シート押圧部材を前記押圧位置から前記離間位置に移動すべく、前記押圧駆動部材及び前記穿孔駆動部材を制御する請求項1記載のシート穿孔装置。
  3. 前記制御手段は、前記離間位置を前記案内位置よりも前記穿孔処理を施された前記シートからさらに離間した位置に設定する請求項2に記載のシート穿孔装置。
  4. 前記シート押圧部材は、前記穿孔部材にスライド可能で前記穿孔部材を囲う筒形状の基端部と、前記載置台の前記搬送方向に沿って延設されて前記載置台上に載置されたシートを押圧するとともに、前記搬送方向上流側が前記載置台に搬入されるシートから徐々に離間する傾斜開口部を備えたシート押圧端部と、
    を備えた請求項3に記載のシート穿孔装置。
  5. 前記穿孔移動部材と前記押圧移動部材とは、それぞれ偏心カムによって構成されている請求項4に記載のシート穿孔装置。
  6. 前記穿孔駆動部材と前記押圧駆動部材とは、単一の駆動モータから構成され、前記駆動モータの所定方向の回転により前記穿孔移動部材としての前記偏心カムを回転させ、前記駆動モータの前記所定方向と逆方向の回転により前記押圧移動部材としての前記偏心カムを回転させる請求項5記載のシート穿孔装置。
  7. 前記制御手段は、前記載置台へ後続シートの搬入がある場合には、
    前記シート押圧部材を前のシートを前記載置台に案内した前記案内位置に移動して、後続シートを前記載置台に案内する請求項6記載のシート穿孔装置。
  8. シートを束として集積するスタッカ部と、
    前記スタッカ部に集積したシートに折り処理を施す折り処理部と、
    前記折り処理部で前記折り処理を施されたシート束を前記載置台に搬送する搬送手段と、
    請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載のシート穿孔装置を備えたシート処理装置。
  9. 順次シート上に画像形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段からのシートに所定の処理を施すシート処理装置とから構成され、
    前記シート処理装置は、前記請求項1ないし7の何れか1項に記載のシート穿孔装置を備えている画像形成装置。
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