JP6388379B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来から、情報処理装置と画像形成装置とが通信する文書処理システムにおいて、用紙サイズを選択して、ステイプルなどの印刷設定を行い、印刷プレビューを表示し、印刷を行うことが可能である。
また、用紙サイズとしては文書ファイルのページサイズに応じて最適な用紙サイズを自動的に選択して印刷することが行われている。さらに、ユーザがあらかじめ複数の用紙サイズの組み合わせを選択し、その組み合わせの用紙の中から用紙サイズを自動的に選択して印刷する技術がある(特許文献1)。
特開2005−149212号公報
しかしながら、複数のページサイズが存在するような文書ファイルに対してステイプルなどの出力用紙サイズに機能可否が依存するような機能を設定し印刷を行う場合、特許文献1に開示される印刷技術では、文書ファイル内に存在するページサイズをユーザがあらかじめ確認してから出力用紙サイズを設定するという手間が発生する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ページサイズが異なる複数のページからなる文書情報を印刷する際に、印刷装置が出力可能な出力用紙サイズの組み合わせに適応した印刷設定を文書情報に設定できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
文書情報から印刷装置に出力される印刷情報を生成するプリンタドライバを有する情報処理装置であって、前記文書情報に対し、所定の後処理を行う印刷機能が設定された場合、前記印刷装置で処理可能な出力用紙サイズの組み合わせを取得する取得手段と、ページサイズが異なる複数のページから構成される前記文書情報の出力用紙サイズを、文書情報に含まれる前記ページのページサイズに基づいて決定する指示がなされているかを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって前記指示がなされていると判断された場合、前記文書情報のページサイズに基づいて前記文書情報の出力用紙サイズを決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された出力用紙サイズが複数存在する場合、前記取得手段によって取得された前記処理可能な出力用紙サイズの組み合わせに基づいて、前記決定手段によって決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせが設定可能な組み合わせであるかを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段によって設定可能な組み合わせでないと判断された場合、前記決定手段によって決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせが、前記印刷装置で処理可能な出力用紙サイズの組み合わせになるように調整する調整手段と、前記文書情報に対して設定された前記印刷機能が解除された場合、前記調整手段によって調整された出力用紙サイズを、前記調整手段によって調整される前の出力用紙サイズに設定する設定手段と、を有することを特徴とする。

本発明によれば、ページサイズが異なる複数のページからなる文書情報を印刷する際に、印刷装置が出力可能な出力用紙サイズの組み合わせに適応した印刷設定を文書情報に設定できる。
画像形成システムの一例を示す図である。 情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 クライアント端末のソフトウェア構成を説明するブロック図である。 情報処理装置が処理する文書のデータ構造を示す図である。 図5に示した文書データの詳細を示す図である。 文書処理アプリケーションのUIの構成を説明する図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 文書処理アプリケーションのUIの構成を説明する図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成システムの一例を示す図である。
図1において、クライアント端末101、MFP(Multifunction Peripheral)102は、ネットワーク110を介して接続されている。図において、クライアント端末101は、複数台接続されていても構わない。ネットワーク110は、例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線等のいずれであり、またこれらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークである。
ネットワーク110は、データの送受信が可能であればよく、有線、無線どちらでも構わない。また、様々な企業などにより、クライアント端末101は、例えば、デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコン、タブレット端末等から成るが、プログラムの実行環境が内蔵されたスマートフォンであってもよい。クライアント端末101では、オフィスアプリケーションやプリンタドライバ等のプログラムを実行する環境が内蔵されている。MFP102は、ネットワークに接続されておりクライアント端末101から送信された印刷ジョブを処理して出力する機能を有する。
図2は、本実施形態を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図である。本例は、図1に示したクライアント端末101を実行するコンピュータのハードウェア構成に対応する。
図2において、Central Processing Unit(CPU)202は装置全体の制御を行う。CPU202はハードディスク(HDD)205に格納されているアプリケーションプログラム、OS等を実行し、Random Access Memory(RAM)203にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。Read Only Memory(ROM)204は記憶手段であり、内部には、基本I/Oプログラム等の各種データを記憶する。RAM203は一時記憶手段であり、CPU202の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
HDD205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能し、オフィスアプリケーションやWebブラウザー等のアプリケーションプログラム、OS、関連プログラム等を格納している。ディスプレイ206は表示手段であり、キーボード207から入力したコマンド等を表示したりするものである。インターフェース208は外部装置I/Fであり、プリンター、USB機器、周辺機器を接続する。キーボード207は指示入力手段である。システムバス201は、装置内におけるデータの流れを司るものである。
ネットワークインターフェースカード(NIC)209は、該インターフェース209、ネットワーク110を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM204、RAM203、HDD205などで変更することも可能である。本実施形態中で特に明記しない場合は、各種処理はCPU202により実行され、処理中に生成されるデータはROM204、RAM203、HDD205によりRead/Writeされるものとする。
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を説明するブロック図である。本例は、図1に示したMFP102のハードウェア構成例である。
図3において、MFP102は、CPU301、RAM302、ROM303、通信インターフェース304、プリンタエンジン305、ハードディスク306および操作パネル307を備えている。MFP102のこれらの構成要素は、それぞれシステムバス308を介して互いに接続されている。CPU301は、RAM302をワークメモリとして、ハードディスク306に格納されたソフトウェアを実行する。
また、操作パネル307から入力されるユーザの指示に応じて、MFP102の動作を設定する。また、CPU301は、通信インターフェース304を介して、外部の危機から入力されるPDLデータなどの印刷データに基づき画像データを生成し、画像データをプリンタエンジン305に供給して印刷を行う。ROM303には、ハードディスク306へのデータの入出力を制御する、いわゆるBIOS等が記憶される。
図4は、図1に示したクライアント端末101のソフトウェア構成を説明するブロック図である。
図4において、401は文書処理アプリケーションで、本発明の各種処理を実行するためのユーザインターフェースを備え、ユーザからの要求を受付けて、各種機能の実行を管理している。402〜404は文書処理アプリケーションを構成するコンポーネントを示している。以下、詳述する。
402は文書処理UI部で、図7で示すユーザインターフェース(UI)や図12で示すユーザインターフェースの構築やユーザからの各種入力操作を受け付けて処理を行う。
403は文書作成部で、文書の解析や文書の編集や印刷設定の編集など文書の作成処理を行う。404は文書印刷部で、文書をプリンタドライバ405に送信する処理を実行する。405はプリンタドライバで、HDD205にインストールされ、通信可能なMFP102に印刷ジョブを送信する。また、プリンタドライバ405は、文書情報から印刷装置へ出力すべき印刷情報(印刷ジョブ)を生成する機能を備える。
図5は、本実施形態を示す情報処理装置が処理する文書のデータ構造を示す図である。
図5において、501はヘッダーで、後述するデータが紐付けされて管理される。502は文書の本文データで、単数または複数の文書ファイルを結合して管理したデータである。文書の本文データ502はページを保持しており各ページからページサイズを取得することが可能である。503はオリジナルデータで、文書の作成元の文書データである。そのため、オリジナルデータは複数文書で構成されて構わない。504は文書データで、本文データ502のドキュメント、章、ページの情報や、印刷設定情報を管理する。
図6は、図5に示した文書データの詳細を示す図である。本例は、xmlで記述された例である。
図6において、文書の本文データは、階層構造になっておりドキュメント601、章602、ページ603の構成を持つ。各階層は、印刷設定を保持している。出力用紙604は設定されている出力用紙サイズおよび用紙サイズの丸め処理に関する情報が格納されている。さらに、印刷設定には用紙混載設定605やステイプル設定606など備えている。ページは本文データの1ページに対応する。章は1ページ以上のページを持ち、ドキュメントに1つ以上存在する。また、章属性の<IncludePages>は、その章に属するページIDを示している。
図7は、図4に示した文書処理UI部402が表示する文書処理アプリケーション401のUIの構成を説明する図である。本例は、文書処理アプリケーション401のUIの一例を示している。また、本UI画面は、文書をオープン、もしくは新規作成の指示を受けると文書処理アプリケーション401が実行され表示される。なお、CPU202はプリンタドライバ405が提供する当該UI画面の表示制御を行う。
図7において、801はウインドウを示す。802は文書の文書名を示す。803は文書の章を示す。804は文書のページを示す。802〜804は図6で示した文書構造と対応している。804は文書の本文データのサムネイル表示を示す。
805はプリンタドライバ選択コントロール(PDSC)で、HDD205にインストールされたプリンタドライバの一覧を選択肢として表示し、ユーザからの指示に応じて印刷するプリンタを決定する。806は印刷ボタンで、印刷ボタンはユーザからの指示に応じて、PDSC805で指定したプリンタドライバヘ文書の本文データの印刷を処理する際に押下される。
807は出力用紙サイズ選択コントロールで、PDSC805で指定したプリンタドライバから利用可能な用紙サイズの一覧を取得してリストし、ユーザからの指示に応じて出力用紙サイズを決定する。出力用紙サイズ選択コントロール(OSSC)807は、用紙サイズを文書の本文データ502に存在するページのページサイズに従って出力用紙を自動的に選択する用紙サイズ自動(AUTO)という選択肢を含む。OSSC807をAutoとすることにより、自動出力用紙の設定が有効となり、当該の設定状態が本実施形態に示すフローチャートの処理で参照され、出力用紙サイズの組み合わせ処理が実行される。
なお、出力用紙サイズを決定する方法については、出力可能な用紙の中からページの面積比が一番近いものを選択してもよいし、縦横のいずれか近いものを選択してもよいし、特定の用紙のみから選択するようにしてもよい。もちろん、他の方法であってもよい。808は印刷機能設定として、ステイプル機能設定の有効または無効とするためのステイプルコントロール(SC)である。ここで、ステイプル機能とは、印刷されるシートに所定の後処理を行う印刷機能の1つであって、SC802の設定状態で設定の有効または無効が決定される。
ステイプルコントロール808をONにすることで図8に示す処理フローが開始され、OFFにすることで図9に示す処理フローが開始される。なお、ステイプルコントロール808は、予めユーザにより出力用紙サイズが自動以外に設定されており、該当の出力用紙サイズで設定不可の場合には設定不可のようにコントロールの制御を行う。809は、文書のサムネイル表示を示している。サムネイル表示809はOSSC807で指定された出力用紙サイズを反映して表示を行う。
図8は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ステイプルなどの用紙サイズに機能可否が依存する印刷機能を設定した場合の処理例である。なお、各ステップは、クライアント端末のCPU202がHDD205等に記憶された制御プログラム(図4に示したモジュールを含む)を実行することで実現される。以下の説明では、図4に示したモジュールを主体として説明する。
S701では、印刷設定の変更指示を受けた文書処理UI部402は、印刷設定変更通知を文書作成部403に通知する。通知を受けた文書作成部403は、文書データ504を取得する。続けてS702で、文書作成部403は、図6に示したドキュメント、章、ページの出力用紙サイズを取得する。
S703では、文書処理UI部402は、文書印刷部404に、設定された機能が処理可能な出力用紙サイズの組み合わせパターンの取得依頼を通知する。通知を受けた文書印刷部404は、プリンタドライバ405を通して、設定された印刷機能が処理可能な出力用紙サイズの組み合わせパターンを取得し、文書処理UI部402に応答する。続けて文書処理UI部402は応答された出力用紙サイズのパターンを文書作成部403に通知する。ここで、印刷機能の一例としてステイプル機能が設定されたものとして説明する。
なお、ここで出力用紙サイズの組み合わせパターンとは、例えば用紙A縦と用紙B横といった用紙サイズおよび向きの組み合わせのことである。用紙サイズの組み合わせパターンは2種類またはそれ以上であってもよい。
S704では、文書作成部403は、S702で取得した出力用紙サイズに用紙サイズ自動が存在するか否かを判定する。ここで、用紙サイズ自動が存在すると文書作成部403が判断した場合はS705に進み、存在しないと文書作成部403が判断した場合はS707に進む。
S705では、文書作成部403は、図5に示した本文データ502を参照し、用紙サイズが自動に設定されているページの原稿サイズを取得する。続けてS706で、文書作成部403は、取得した原稿サイズを元に出力用紙サイズおよび用紙の向きを決定する。S707では、文書作成部403は、出力用紙サイズが複数存在するかを判定する。ここでは、S706で決定された出力用紙サイズも含めて複数の出力用紙サイズが存在するか否かを判定する。ここで、複数の出力用紙サイズがあると文書作成部403が判断した場合、S708へ進み、複数の出力用紙サイズがないと文書作成部403が判断した場合は、S709へ進む。
なお、以降の処理において本処理で出力用紙サイズが複数存在するかの判定に用いた最終的な単一または複数の出力用紙サイズのことを最終出力用紙サイズとする。
S708では、文書作成部403が最終出力用紙サイズと、S703でプリンタドライバ405から取得した出力用紙サイズのパターンで合致するものが存在するか否かを判定する。ここで、合致する出力用紙サイズのパターンが存在すると文書作成部403が判断した場合には、S712に進み、存在しないと文書作成部403が判断した場合にはS710に進む。
S709では、文書作成部403が単一の用紙サイズである最終出力用紙サイズで設定の変更内容が適用可能かを判定する。適用可能であると文書作成部403が判断した場合には、S713に進み、適用できないと文書作成部403が判断した場合にはS710に進む。
S710では、文書作成部403が設定の変更内容が適用可能な用紙サイズに最終出力用紙サイズを調整する処理(以降、丸め処理とする)を行う。また合わせて出力用紙サイズ604に対して、用紙サイズに丸め処理が発生したという状態を設定する。例えば、A5が適用不可と判定され場合には適用可能な用紙Bを設定する。さらには、用紙サイズA,用紙サイズB,用紙サイズCの3種類の組み合わせが不可な場合に、適用可能な用紙サイズのパターン用紙サイズBと用紙サイズCを設定する。
本ステップにおいて、最終出力用紙サイズに対してどのような出力用紙サイズを設定するかについては、例えば、出力用紙サイズが1種類のときであれば既定のサイズに丸め処理してもよいし、設定可能な先頭の用紙サイズに丸め処理するなどしてもよい。
また、複数種類の用紙が存在する場合には、先頭ページから組み合わせ可能な用紙サイズのパターンを設定してもよいし、出力用紙サイズの多い順に優先して、最終出力用紙サイズを設定するなどしてもよい。
いずれの方法であっても、本処理フローにおいて、設定された機能が適用可能なように単一または複数の用紙サイズパターンを最終出力用紙サイズとして設定する。S710では、出力用紙サイズを丸め処理した内容に従ってメッセージを表示し、ユーザに通知するなどを合わせて行ってもよい。なお、必要に応じて調整された出力サイズの組合せをプレビューする制御を加えてもよい。
S711では、文書作成部403は、最終出力用紙サイズに複数の用紙サイズが存在するか否かを判定する。ここで、存在すると文書作成部403が判断した場合はS712に進み、存在しないと文書作成部403が判断した場合にはS713に進む。S712では、文書作成部403は、文書データ504の用紙混載設定605に対して、最終出力用紙サイズを設定する。S713では、文書作成部403が文書データ504の印刷設定、例えばステイプル設定606をONに設定する。
図9は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ステイプルなどの用紙サイズに機能可否が依存する機能を解除する指示を受け付けたと判断した場合の処理例である。なお、各ステップは、クライアント端末のCPU202がHDD205等に記憶された制御プログラム(図4に示したモジュールを含む)を実行することで実現される。以下の説明では、図4に示したモジュールを主体として説明する。また、図8の各処理ステップと同様の場合説明を省略する。なお、図8および、図9の処理完了後、本文データ502および文書データ504を用いて、図7に示したサムネイル809が生成される。
S901では、文書作成部403は、取得した出力用紙サイズ604を参照し出力用紙サイズの設定に丸め処理が発生しているのかを判定する。ここで、丸め処理が発生していると文書作成部403が判断した場合にはS902に進み、丸め処理が発生していないと文書作成部403が判断した場合には、S903に進む。S902では、文書作成部403が出力用サイズを自動に設定する。S903では、文書作成部403文書データ504の印刷設定、例えばステイプル設定606をOFFに設定する。本処理フローを適用することで、ステイプルを適用したことにより用紙サイズが丸まってしまった場合にステイプルを外した場合に出力用紙サイズを、ステイプルを設定する前(丸め処理による調整前)の出力用紙サイズの状態に戻すことが可能となる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を実現するための最良の形態について図面を用いて説明する。第1実施形態との差分のみ説明する。なお、以下のフローチャートの説明において、第1実施形態と同一の処理ステップの番号は同一の処理を示す。
また、第1実施形態において、出力用紙サイズが自動の状態から丸め処理が発生した場合に、新たにページが追加されることでページを自動で追加するか丸め処理した出力用紙サイズにするかは状況により異なる。
また印刷設定をまとめたもので、文書処理アプリケーション401で、文書ファイルを開いた場合に、印刷設定を一括で適用することが可能なテンプレートというものが存在する。
テンプレートを登録することで外部ファイルとして保存し、文書処理アプリケーション401が終了後も利用することを可能とする。このような印刷テンプレートを生成する場合にも、状況により出力用紙サイズを自動の状態とするか丸め処理した固定の出力用紙サイズとするかは異なる。
図10は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、文書作成部403により実行されるページが追加された時の文書のデータの変更処理例である。なお、各ステップは、クライアント端末のCPU202がHDD205等に記憶された制御プログラム(図4に示したモジュールを含む)を実行することで実現される。以下の説明では、図4に示したモジュールを主体として説明する。
S1001では、文書作成部403が本文データ502および文書データ504に対して、ページの追加を行う。S1002では、文書作成部403が出力用紙サイズ604を参照し、丸め処理が設定されているかを判定し、丸め処理が存在する文書作成部403が判断した場合には、S1003に進み、存在しないと文書作成部403が判断した場合には処理を終了する。
S1003では、文書作成部403がページの構成が変更された時出力用紙サイズの設定として既存の設定を優先するか、出力用紙サイズの設定を再設定するか否かを、ページ挿入時出力用紙サイズ設定を参照し判定する。ここで、既存の設定を優先すると文書作成部403が判断した場合には処理を終了し、再設定を行うと文書作成部403が判断した場合にはS1004に進む。
なお、ページ挿入時出力用紙サイズ設定はウインドウ801の不図示のメニューアイテムなどが押下された際に、文書処理UI部402が図12に示すようなページ挿入時出力用紙サイズ設定ダイアログ1200を表示することで設定可能となる。
図12に示すUI画面において、1201および1202はページ挿入時出力用紙サイズ設定の決定を行うためのラジオボタンである。本設定値には、出力用紙サイズに丸め処理が存在する場合に、ページが増減したときに、出力用紙サイズを再設定するか否かを設定する。1201は、ページが増減した際に、出力用紙サイズの再設定を行う。1202は、既に設定されている出力用紙サイズの設定に従う。
S1004では、文書作成部403が出力用紙サイズを自動に再設定する。本処理フローのあとに、本文データ502および文書データ504を用いてサムネイル809が生成される。なお、本処理フローでは、単一ページの追加について説明したが、複数ページの追加や削除などに本処理フローと同様の処理を適用することはもちろん可能である。
図11は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、印刷設定をテンプレートとして登録する処理例である。なお、各ステップは、クライアント端末のCPU202がHDD205等に記憶された制御プログラム(図4に示したモジュールを含む)を実行することで実現される。以下の説明では、図4に示したモジュールを主体として説明する。ここで、テンプレートとは、印刷設定をまとめたもので、文書処理アプリケーション401で、文書ファイルを開いた場合に、印刷設定を一括で適用することが可能である。テンプレートを登録することで外部ファイルとして保存し、文書処理アプリケーション401が終了後も利用することを可能とする。
S1002で、出力用紙サイズの丸め処理があると文書作成部403が判断した場合には、S1101に進む。S1101では、文書作成部403が出力用紙サイズとして、丸め処理した用紙サイズをテンプレートに登録するか用紙サイズを自動の状態で登録するかを選択可能なメッセージを表示する。S1102では、文書作成部403が丸め処理した用紙サイズで登録するとユーザにより選択されたか否かを判定し、丸め処理した用紙サイズで登録すると文書作成部403が判断した場合には、S1103に進み、用紙サイズを自動の状態で登録すると文書作成部403が判断した場合には、S1104に進む。S1103では、文書作成部403が丸め処理した用紙サイズを用いてテンプレートを生成し登録する。S1104では、文書作成部403が用紙サイズを自動の設定でテンプレートを生成し、登録する。
本実施形態によれば、文書作成部403が出力用紙サイズに丸めが存在しているかを判定し、既存の設定を優先するか否かを選択させることでユーザの意図するページ編集を行うことが可能となる。
さらに、テンプレートの登録についても、ユーザが丸め処理した出力用紙サイズをテンプレートに登録するか否かを選択させることでユーザの意図通りのテンプレートの生成が可能となる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態を実現するための最良の形態について図13を用いて説明する。以下、第1、第2実施形態との差分のみ説明する。なお、同一の処理ステップの番号の場合は同一の処理を示す。
本例は、文書ファイルの中には、ページの向きが正しくないものが存在することに対応する処理例である。例えば、スキャンデータなどでは文書ファイルの生成時に向きを誤った状態で行うと上下が逆のデータなどが生成されてしまう。上記のように、ページの向きが正しくない状態で、ステイプルなどの機能を使用してしまうと、ユーザの意図とは反した無駄な出力結果となってしまう。
図13は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ページの向きを考慮した場合にステイプル機能を適用した場合の処理例である。なお、各ステップは、クライアント端末のCPU202がHDD205等に記憶された制御プログラム(図4に示したモジュールを含む)を実行することで実現される。以下の説明では、図4に示したモジュールを主体として説明する。
S1301で、文書作成部403が本文データ502の各ページを参照し、ページ内の文字方向を取得する。S1302では、文書作成部403がS1301で取得した文字方向が文字の進行方向として正しい(一致する)かを判定する。正しい文字進行方向については、文書アプリケーションが対応可能な言語に応じて一意に保持してもよいし、ユーザにより設定可能としてもよい。S1301で、文字の進行方向が正しくないと文書作成部403が判定した場合には、S1303に進み、正しいと文書作成部403が判断した場合にはS707に進む。S1303では、文書作成部403が文字の進行方向が正しくなるページの回転角度を文書データのページに対して付加する。
さらに、回転角度が90°または270°の場合には、用紙の向きが変わるため文書データの最終出力用紙サイズの向きの更新を行う。なお、文書データのページに対して設定したページの回転角度を用いて、サムネイル生成時のおよび、印刷時の印刷データ生成時にページを回転させることで、ページ向きを文字方向と合わせることが可能となる。
本実施形態によれば、文書処理アプリケーション401にて、本文データ502のページ向きを検知し、向きを考慮して出力用紙サイズを決定することが可能となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 クライアント端末
102 MFP

Claims (8)

  1. 文書情報から印刷装置に出力される印刷情報を生成するプリンタドライバを有する情報処理装置であって、
    前記文書情報に対し、所定の後処理を行う印刷機能設定する指示を受け付けた場合、
    前記印刷装置で処理可能な出力用紙サイズの組み合わせを取得する取得手段と、
    ページサイズが異なる複数のページから構成される前記文書情報出力用紙サイズを、文書情報に含まれる前記ページのページサイズに基づいて決定する指示がなされているを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段によって前記指示がなされていると判断された場合、前記文書情報のページサイズに基づいて前記文書情報出力用紙サイズを決定する決定手段と
    前記決定手段によって決定された出力用紙サイズが複数存在する場合、前記取得手段によって取得された処理可能な出力用紙サイズの組み合わせに基づいて、前記決定手段によって決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせが設定可能な組み合わせであるを判断する第2の判断手段と、
    記第2の判断手段によって設定可能な組み合わせでないと判断された場合、前記決定手段によって決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせが、前記印刷装置で処理可能な出力用紙サイズの組み合わせになるように調整する調整手段と、
    前記文書情報に対して設定された前記印刷機能解除する指示を受け付けた場合、
    前記調整手段によって調整された出力用紙サイズを、前記調整手段によって調整される前の出力用紙サイズに設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記調整手段によって調整された出力用紙サイズプレビューする表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の判断手段によって設定可能な組み合わせであると判断された場合、前記決定手段によって決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせを、前記印刷装置に出力される印刷情報の出力用紙サイズとして決定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 各ページの文書情報から取得される文字方向と前記印刷装置が印刷する文字方向とが一致するかどうかを判断する第3の判断手段と、
    前記第3の判断手段によって、前記文書情報から取得される文字方向と前記印刷装置が印刷する文字方向とが一致しないと判断された場合、
    前記文書情報から取得される文字方向と前記印刷装置が印刷する文字方向とが一致するようにページを回転して出力する設定を付加する付加手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記調整手段が調整した出力用紙サイズの組み合わせをテンプレートとして登録する登録手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記文書情報は、ドキュメント、章、ページを含み、所定の後処理を実行させる印刷機能設定の有効または無効の設定、自動出力用紙の組み合わせの有効または無効の設定が付加されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 文書情報から印刷装置に出力される印刷情報を生成するプリンタドライバを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記文書情報に対し、所定の後処理を行う印刷機能が設定された場合、
    前記印刷装置で処理可能な出力用紙サイズの組み合わせを取得する取得ステップと、
    ページサイズが異なる複数のページから構成される前記文書情報の出力用紙サイズを、文書情報に含まれる前記ページのページサイズに基づいて決定する指示がなされているかを判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップにおいて前記指示がなされていると判断された場合、前記文書情報のページサイズに基づいて前記文書情報の出力用紙サイズを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおいて決定された出力用紙サイズが複数存在する場合、前記取得ステップにおいて取得された前記処理可能な出力用紙サイズの組み合わせに基づいて、前記決定ステップにおいて決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせが設定可能な組み合わせであるかを判断する第2の判断ステップと、
    前記第2の判断ステップにおいて設定可能な組み合わせでないと判断された場合、前記決定ステップにおいて決定された複数の出力用紙サイズの組み合わせが、前記印刷装置で処理可能な出力用紙サイズの組み合わせになるように調整する調整ステップと、
    前記文書情報に対して設定された前記印刷機能が解除された場合、
    前記調整ステップにおいて調整された出力用紙サイズを、前記調整ステップにおいて調整される前の出力用紙サイズに設定する設定ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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