JP6384783B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に照明器具に関し、より詳細には光源ユニットから光を照射する照明器具に関する。
従来、天井に埋め込まれる天井埋込型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、下面が開口する円筒状に形成された器具本体と、器具本体の下面開口を塞ぐように器具本体に取り付けられる枠体と、器具本体の内部に収納される光源部、非常用電源及び点灯回路部とを備える。
非常用電源は、箱形に形成されたケースを具備し、ケースの下面には、一対の接続孔を有するランプソケットが一体に設けられている。光源部は、一対の接続ピンを有するハロゲン電球からなり、各接続ピンを対応する接続孔に差し込むことにより、ハロゲン電球が非常用電源に機械的且つ電気的に接続される。
特開2014−17116号公報
上述の特許文献1に示した照明器具では、光源部がハロゲン電球のみで構成されており、接続ピンと接続孔との間の接触圧がハロゲン電球の自重よりも大きいことから、上記接触圧によりハロゲン電球を保持することができる。
ところで、ハロゲン電球だけでなく、光学部材(例えばレンズ)や放熱部材などで光源部を構成した場合、上記接触圧のみでは光源部を保持することができず、より強固な保持構造が必要になる。一例として、ねじにより光源部を固定する方法が挙げられるが、この場合、光源部を着脱する際にねじを締めたり、緩めたりしなければならず、作業性がよくなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されており、作業性の低下を抑えつつ、光源ユニットを強固に保持可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、光源ユニットと、前記光源ユニットに電源を供給する給電回路、及び前記給電回路が収納されるケースを有する電源装置と、前記光源ユニット及び前記電源装置が収納される器具本体とを備え、前記ケースは、前記光源ユニットが収納される収納部の少なくとも一部、及び前記光源ユニットを前記収納部に収納させた状態で前記光源ユニットを保持する保持部の少なくとも一部を有し、前記ケースは第1ケースからなり、外部電源の停電時に電源を供給する蓄電池、及び前記蓄電池が収納される第2ケースを有する非常用電源を備え、前記収納部は、前記第1ケース及び前記第2ケースを互いに結合させた状態で前記第1ケース及び前記第2ケースに跨るように形成され、前記保持部は、前記第1ケースに設けられた第1保持部と、前記第2ケースに設けられた第2保持部とで構成されることを特徴とする。
本発明の構成によれば、作業性の低下を抑えつつ、光源ユニットを強固に保持可能な照明器具を提供することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる光源ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具において器具本体からカバーを取り外した状態の斜視図である。 図4Aは本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる取付部材の正面図、図4Bは背面図、図4C及び図4Dは側面図である。 本発明の実施形態に係る別の照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るさらに別の照明器具の分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る照明器具10について、図面を参照しながら具体的に説明する。但し、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されることなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
また、以下の説明では特に断りがない限り、器具本体1の軸方向を上下方向(開口部111側が下側)と規定し、さらに光源ユニット2の放熱部材24の長手方向を前後方向、放熱部材24の幅方向(短手方向)を左右方向と規定して説明を行う。但し、上記の各方向は、照明器具10の取付方向を規定するものではない。
本実施形態の照明器具10は、例えば天井に埋め込まれる天井埋込型の非常灯であって、商用電源(外部電源)が停電になると光源ユニット2を点灯させる。この照明器具10は、図1に示すように、器具本体1と、光源ユニット2と、電源装置3と、非常用電源4と、カバー5とを備える。
器具本体1は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、上下方向を軸方向とする円筒状に形成された本体部11を有する。この本体部11の下部には、本体部11の下面を開放することで形成された円形の開口部111が設けられており、開口部111の開口端縁には、外向きに突出する鍔部12が全周に亘って設けられている。
また、本体部11の側壁には、上下方向に沿ってT字状に開口する一対の切欠部112,112が、本体部11の中心軸に対して対称な位置にそれぞれ設けられている。これらの切欠部112,112には、取付金具6,6が上下方向に移動自在に配置されており、これらの取付金具6,6と鍔部12との間で天井板を挟み込むことで、器具本体1が天井に取り付けられる。
さらに、本体部11の側壁には、カバー5に取り付けられた一対の取付ばね7,7がそれぞれ引っ掛けられる2個1組のばね受け部113,113が、本体部11の一部を切り起こすことで形成されている。また、各組のばね受け部113,113は、本体部11の中心軸に対して対称な位置に設けられている。
電源装置3は、図1に示すように、合成樹脂製の第1ケース31(ケース)を有する。第1ケース31の左側面(非常用電源4との対向面)における上端寄りの位置には、外部からの電源線(図示せず)が接続される端子台32が取り付けられている。なお、端子台32は、図示しない接続構造により電源装置3に機械的且つ電気的に接続され、電源線を介して入力される商用電源を電源装置3に出力する。
また、第1ケース31の下面には、下向きに突出し且つ先端に引掛爪(図示せず)を有する矩形板状の引掛部311が設けられている。さらに、第1ケース31の下面には、非常用電源4の充電状態を点検するための点検スイッチ33が設けられている。また、第1ケース31の下面において点検スイッチ33の近傍には、上下方向に長い筒体34が設けられており、この筒体34の内部には、非常用電源4の充電状態を表示するモニタランプ(図示せず)が配置されている。
第1ケース31の内部には、商用電源の正常時に非常用電源4を充電する充電回路(図示せず)と、商用電源が停電になると非常用電源4から出力される電源を光源ユニット2に供給する給電回路(図示せず)とが実装された基板(図示せず)が収納されている。また、この基板には、光源ユニット2のコネクタ部232内に収納された第1接続端子26(図2参照)に接続される第2接続端子(図示せず)と、点検スイッチ33と、上記モニタランプとが実装されている。
非常用電源4は、図1に示すように、合成樹脂製の第2ケース41を有し、第2ケース41の内部には複数の蓄電池(図示せず)が収納されている。また、第2ケース41の下面には、下向きに突出し且つ先端に引掛爪4111を有する矩形板状の引掛部411が設けられている。
ここで、電源装置3と非常用電源4とを組み付けた状態では、図3に示すように、光源ユニット2を収納するための収納部100が下面中央に形成される。つまり、本実施形態では、第1ケース31及び第2ケース41に跨るように収納部100が形成される。
また、収納部100の開口端縁には、電源装置3の第1ケース31から後方(収納部100側)に突出する矩形のリブ312と、非常用電源4の第2ケース41から前方(収納部100側)に突出する矩形のリブ412とが設けられている。これらのリブ312,412は、左右方向における間隔が放熱部材24の幅寸法と略同じ寸法に設定されている。
したがって、光源ユニット2を収納部100に収納する際には、リブ312,412によって左右方向への移動が規制された状態で、収納部100に対して上下方向に真っ直ぐ収納することができる。その結果、電源装置3の第1ケース31内に配置された上述の第2接続端子と、光源ユニット2のコネクタ部232の第1接続端子26との位置ずれが起こりにくくなり、第1接続端子26と第2接続端子とを確実に接続することができる。ここに、本実施形態では、リブ312,412により案内部が構成されている。
カバー5は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、円板状に形成された本体部51を有し、本体部51の中央には円形の開口部511が設けられている。そして、照明器具10を組み立てた状態では、光源ユニット2のレンズ22が開口部511を臨むように配置され、光源ユニット2からの光が開口部511を通して外部に照射される。
また、本体部51において開口部511の近傍には、楕円形状の開口部512が設けられている。そして、照明器具10を組み立てた状態では、光源ユニット2の点検スイッチ33及び筒体34が開口部512を臨むように配置され、作業者は、開口部512を通して点検スイッチ33を操作し、上記モニタランプを確認する。
光源ユニット2は、図2に示すように、基板21と、レンズ22と、取付部材23と、放熱部材24と、放熱シート25とを備える。
基板21は矩形板状に形成され、基板21の下面には円形のLEDチップ210(発光素子)が実装されている。この基板21は、取付部材23のベース部231の中央に設けられた開口部2311を通してLEDチップ210を下側に露出させた状態で、ベース部231の上面に載せられる。
レンズ22は、例えば透明なガラスからなり、上下方向を軸方向とする円柱状に形成された本体部221を有する。本体部221の上端縁には、外向きに突出する鍔部222が全周に亘って設けられている。また、本体部221の下面(出射面)は、外縁部から中心部に近づくほど上向きに凹むようなすり鉢状に形成されている。このレンズ22は、基板21のLEDチップ210を覆うようにして基板21の下側に配置され、LEDチップ210から放射される光の配光を制御する。
取付部材23は、例えば合成樹脂成型品であって、図4A〜図4Dに示すように、上下方向(図4A中の紙面に垂直な方向)を厚み方向とする板状に形成されたベース部231を有する。ベース部231の右端縁には、上向きに突出する角筒状のコネクタ部232が一体に設けられている。このコネクタ部232は、第1接続端子26,26がそれぞれ収納される2つの収納部2322,2322を有している。
また、ベース部231の中央には、上下方向(ベース部231の厚み方向)に貫通する矩形の開口部2311が設けられている。さらに、ベース部231の下面には、U字状に形成された一対の溝2312,2313が、開口部2311とコネクタ部232の各収納部2322との間を繋ぐように設けられている。
また、ベース部231の前後方向(図4A中の左右方向)における両端縁には、側方に突出し且つ先端が下向きに突出するL字状の固定部2315,2317がそれぞれ設けられている。固定部2315の先端には、内向き(開口部2311側)に突出する三角形状の固定爪2315aが設けられ、固定部2317の先端には、内向き(開口部2311側)に突出する三角形状の固定爪2317aが設けられている。
さらに、ベース部231の左右方向(図4A中の上下方向)における両端縁には、側方に突出し且つ先端が下向きに突出するL字状の固定部2314,2316がそれぞれ設けられている。固定部2314の先端には、内向き(開口部2311側)に突出する三角形状の固定爪2314aが設けられ、固定部2316の先端には、内向き(開口部2311側)に突出する三角形状の固定爪2316aが設けられている。
ここで、固定部2314〜2317をベース部231の下面から直接立ち上げるのではなく、本実施形態のようにL字状に湾曲させることで、固定部2314〜2317を撓みやすくすることができる。
また、ベース部231の前後方向における開口部2311と固定部2315との間には、ベース部231の下面から下向きに突出するリブ2324が設けられている。さらに、ベース部231の前後方向における開口部2311と固定部2317との間には、ベース部231の下面から下向きに突出するリブ2326が設けられている。
また、ベース部231の左右方向における開口部2311と固定部2314との間には、ベース部231の下面から下向きに突出するリブ2323が設けられている。さらに、ベース部231の左右方向における開口部2311と固定部2316との間には、ベース部231の下面から下向きに突出するリブ2325が設けられている。
また、ベース部231の周方向における固定部2314と固定部2315との間には、ベース部231の下面から下向きに突出し且つ弧状に湾曲するガイド部2319が設けられている。さらに、ベース部231の周方向における固定部2315と固定部2316との間には、ベース部231の下面から下向きに突出し且つ弧状に湾曲するガイド部2320が設けられている。
また、ベース部231の周方向における固定部2316と固定部2317との間には、ベース部231の下面から下向きに突出し且つ弧状に湾曲するガイド部2321が設けられている。さらに、ベース部231の周方向における固定部2317と固定部2314との間には、ベース部231の下面から下向きに突出し且つ弧状に湾曲するガイド部2318が設けられている。
これらのガイド部2318〜2321は、取付部材23のベース部231にレンズ22を取り付ける際のガイドとして機能する。また、各ガイド部2318〜2321の先端には、先端に近づくほど厚みが薄くなるように傾斜するテーパがつけられており、このテーパによってレンズ22をガイド部2318〜2321に誘いやすくなっている。
また、ベース部231の上面には、図4Bに示すように、開口部2311の周りを取り囲むように溝2328が形成されており、光源ユニット2を組み立てた状態では、基板21の上面に密着した状態で放熱シート25が溝2328内に収納される。
放熱部材24は、例えば放熱性の高いアルミニウムからなり、前後方向に長い矩形板状に形成された底壁部241と、底壁部241の前後方向における両端から下向きに突出する一対の側壁部242,244とを有する。一方の側壁部242には、非常用電源4の第2ケース41に設けられた引掛部411の引掛爪4111が引っ掛けられる矩形の引掛孔2421が設けられている。また、他方の側壁部244には、電源装置3の第1ケース31に設けられた引掛部311の引掛爪(図示せず)が引っ掛けられる矩形の引掛孔(図示せず)が設けられている。
さらに、一方の側壁部242の下端には、外向き且つ底壁部241と平行に延出する延出部243が一体に設けられ、他方の側壁部244の下端には、外向き且つ底壁部241と平行に延出する延出部245が一体に設けられている。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。
まず最初に、作業者は、基板21の下面に実装されたLEDチップ210を取付部材23のベース部231の開口部2311を通して下側に露出させた状態で、基板21をベース部231の上面に載せる。さらに、作業者は、導体27,27の一端に接続された第1接続端子26,26をそれぞれコネクタ部232の収納部2322,2322に収納した後、導体27,27の他端をそれぞれ基板21の電極211,211に半田接続する。このとき、導体27,27は、ベース部231に形成された溝2312,2313にそれぞれ配置される。
続けて、作業者は、ベース部231に載せた基板21の上面に放熱シート25を載せた後、ベース部231の上面と放熱部材24の底壁部241の下面とが密着するようにして取付部材23を放熱部材24に取り付ける。
このとき、取付部材23のベース部231に設けた貫通孔2327,2327にそれぞれ通した取付ねじ(図示せず)を、放熱部材24の底壁部241に設けたねじ孔2411,2411にそれぞれねじ込むことで、取付部材23が放熱部材24に取り付けられる。またこのとき、コネクタ部232は、底壁部241に設けられた切欠部2412を通して上側に突出する。さらにこのとき、放熱シート25は、放熱部材24の底壁部241に密着しており、基板21のLEDチップ210で発生した熱が放熱シート25を介して放熱部材24に伝えられる。
そして最後に、作業者は、レンズ22の軸方向が上下方向となり且つ鍔部222側が上側となるように向きを調整した状態でレンズ22を取付部材23に押し付け、レンズ22を取付部材23に取り付ける。これにより、光源ユニット2の組み立てが完了する。
このとき、レンズ22を取付部材23に押し付けることで、レンズ22の鍔部222により固定部2314〜2317の固定爪2314a〜2317aが外向きに押され、固定部2314〜2317が外向きに撓められる。そして、レンズ22を取付部材23にさらに押し付けることで、レンズ22の鍔部222が固定爪2314a〜2317aを乗り越え、レンズ22の上面(入射面)がリブ2323〜2326に接触する。
そして、固定部2314〜2317が弾性力によって元の位置に復帰することで、固定部2314〜2317の固定爪2314a〜2317aとリブ2323〜2326との間に鍔部222が挟まれ、レンズ22が取付部材23に取り付けられる。
レンズ22が取付部材23に取り付けられた状態では、レンズ22の上面がリブ2323〜2326の下面に接触している。また、ベース部231の周方向においてリブ2323〜2326がない部分では、レンズ22の鍔部222がガイド部2318〜2321に接触している。その結果、レンズ22の上面とベース部231の下面との間の隙間に塵埃が進入するのを抑えることができる。
次に、照明器具10の施工手順について説明する。
まず最初に、作業者は、電源装置3が右側、非常用電源4が左側となるように配置した後、図示しない接続構造により電源装置3と非常用電源4とを機械的且つ電気的に接続する。そして、作業者は、機械的且つ電気的に接続された電源装置3及び非常用電源4を器具本体1の内部に収納する。
電源装置3と非常用電源4とを組み付けた状態では、下面中央に収納部100が形成され、作業者は、レンズ22が下側となる向きで光源ユニット2を収納部100に収納する。このとき、光源ユニット2は、リブ312,412によって左右方向への移動が規制された状態で収納部100に収納される。
そして、作業者が光源ユニット2を収納部100の所定位置まで押し込むと、光源ユニット2が電源装置3及び非常用電源4に保持される。このとき、放熱部材24の側壁部242の引掛孔2421に第2ケース41の引掛部411の引掛爪4111が引っ掛けられ、且つ、側壁部244の引掛孔(図示せず)に第1ケース31の引掛部311の引掛爪(図示せず)が引っ掛けられる。
そして最後に、作業者が、器具本体1の開口部111を塞ぐようにカバー5を器具本体1に取り付けると、照明器具10の施工が完了する。このとき、カバー5に取り付けられた各取付ばね7が、器具本体1の対応するばね受け部113,113に引っ掛けられ、カバー5が器具本体1に保持される。
ここに、本実施形態では、第1ケース31に設けられた引掛部311と第2ケース41に設けられた引掛部411とで保持部が構成されている。また、本実施形態では、引掛部311により第1保持部が構成され、引掛部411により第2保持部が構成されている。
さらに、本実施形態では、放熱部材24の側壁部242に設けた引掛孔2421と、側壁部244に設けた引掛孔(図示せず)により第1引掛部が構成されている。また、本実施形態では、第1ケース31に設けられた引掛部311の引掛爪(図示せず)と、第2ケース41に設けられた引掛部411の引掛爪4111により第2引掛部が構成されている。
而して、本実施形態によれば、電源装置3及び非常用電源4側に設けられた引掛爪を、光源ユニット2側に設けられた引掛孔に引っ掛けるだけで光源ユニット2を電源装置3及び非常用電源4に取り付けることができ、ねじ固定する場合に比べて作業性が向上する。また、従来例のように接続ピンと接続孔との接触圧のみで光源部を保持させる場合に比べて、光源ユニット2を強固に保持させることができる。
図5は本実施形態の別の照明器具10の分解斜視図である。この照明器具10は、器具本体1と、光源ユニット2と、電源装置3と、非常用電源4と、カバー5とを備える。なお、器具本体1、電源装置3、非常用電源4及びカバー5については、図1で説明した照明器具10と同様であるから、ここでは説明を省略する。
光源ユニット2は、基板21(図2参照)と、レンズ22と、取付部材23と、放熱部材24と、放熱シート25(図2参照)とを備える。ここに、本例の光源ユニット2は、図2で説明した光源ユニット2よりも光出力の大きいLEDチップ210(図2参照)を採用しており、LEDチップ210で発生する熱も大きくなる。従って、本例では、放熱部材24による放熱効率を向上させるために、放熱部材24の表面積を大きくしている。以下、放熱部材24について具体的に説明する。
放熱部材24は、図5に示すように、矩形板状の底壁部241と、底壁部241の端部より底壁部241と直交する方向(下向き)に突出する4つの側壁部242,244,246,247とで下面が開口する箱形に形成されている。側壁部242の下端には、外向き且つ底壁部241と平行に延出する延出部243が一体に設けられ、側壁部244の下端には、外向き且つ底壁部241と平行に延出する延出部245が一体に設けられている。
また、側壁部242には、非常用電源4の第2ケース41に設けられた引掛部411の引掛爪4111が引っ掛けられる矩形の引掛孔(図示せず)が設けられている。さらに、側壁部244には、電源装置3の第1ケース31に設けられた引掛部311の引掛爪(図示せず)に引っ掛けられる矩形の引掛孔2441が設けられている。
本例においても、電源装置3及び非常用電源4側に設けられた引掛爪を、光源ユニット2側に設けられた引掛孔に引っ掛けるだけで光源ユニット2を電源装置3及び非常用電源4に取り付けることができ、ねじ固定する場合に比べて作業性が向上する。また、従来例のように接続ピンと接続孔との接触圧のみで光源部を保持させる場合に比べて、光源ユニット2を強固に保持させることができる。
図6は本実施形態のさらに別の照明器具10の分解斜視図である。上述の図1及び図5で説明した照明器具10のように天井埋込型の照明器具だけでなく、本例の照明器具10のように天井直付け型の照明器具であってもよい。この照明器具10は、器具本体8と、光源ユニット2と、電源装置3と、非常用電源4と、カバー9とを備える。なお、光源ユニット2、電源装置3及び非常用電源4については、図1で説明した照明器具10と同様であるから、ここでは説明を省略する。
器具本体8は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、上下方向を軸方向とする扁平な円筒状に形成された本体部81を有する。本体部81の底壁部には、矩形の開口部811と、2個1組の貫通孔812,812と、ダルマ孔813とが設けられている。開口部811には、天井裏に先行配線された電源線(図示せず)が通される。また、2個1組の貫通孔812,812及びダルマ孔813には、天井板から露出する吊ボルト(図示せず)がそれぞれ通され、器具本体8を天井板に固定する。
カバー9は、上面が開口し且つ上下方向を軸方向とする円筒状に形成された本体部91を有し、本体部91の底壁部には、円形の開口部911と楕円形状の開口部912とが設けられている。
次に、この照明器具10の施工手順について説明する。
まず最初に、作業者は、器具本体8の開口部811を通して上記電源線を下向きに引き出した後、天井板から露出する吊ボルトを貫通孔812,ダルマ孔813に通して器具本体8を天井板に固定する。続けて、作業者は、電源装置3と非常用電源4とを組み付けた後、適宜の取付方法により電源装置3及び非常用電源4を器具本体8に取り付ける。
さらに、作業者は、電源装置3と非常用電源4とを組み付けることで形成される収納部100に光源ユニット2を収納する。このとき、放熱部材24の側壁部244に設けられた引掛孔2441に電源装置3の第1ケース31に設けられた引掛部311の引掛爪3111が引っ掛けられる。またこのとき、放熱部材24の側壁部242に設けられた引掛孔(図示せず)に非常用電源4の第2ケース41に設けられた引掛部411の引掛爪4111が引っ掛けられる。その結果、光源ユニット2が電源装置3及び非常用電源4に保持される。
そして最後に、作業者が、光源ユニット2、電源装置3及び非常用電源4を覆うようにカバー9を器具本体8に取り付けることで、照明器具10の施工が完了する。
本例においても、電源装置3及び非常用電源4側に設けられた引掛爪を、光源ユニット2側に設けられた引掛孔に引っ掛けるだけで光源ユニット2を電源装置3及び非常用電源4に取り付けることができ、ねじ固定する場合に比べて作業性が向上する。また、従来例のように接続ピンと接続孔との接触圧のみで光源部を保持させる場合に比べて、光源ユニット2を強固に保持させることができる。
なお、本実施形態では、第1ケース31及び第2ケース41に跨るように収納部100を形成したが、第1ケース31のみに収納部を形成してもよく、本実施形態に限定されない。また、本実施形態では、引掛部311を第1ケース31に設け、且つ引掛部411を第2ケース41に設けたが、少なくとも第1ケース31に引掛部を設けてあればよく、本実施形態に限定されない。
さらに、本実施形態では、発光素子としてLEDチップ210を例に説明したが、発光素子はLEDチップ210に限らず、例えば有機ELやレーザ・ダイオードなどであってもよい。
以上説明したように、本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、光源ユニット2と、電源装置3とを備える。電源装置3は、光源ユニット2に電源を供給する給電回路、及び前記給電回路が収納されるケース(第1ケース31)を有する。器具本体1は、光源ユニット2及び電源装置3が収納される。前記ケースは、光源ユニット2が収納される収納部100の少なくとも一部、及び光源ユニット2を収納部100に収納させた状態で光源ユニット2を保持する保持部(引掛部311,411)の少なくとも一部を有している。
また、本実施形態の照明器具10のように、外部電源の停電時に電源を供給する蓄電池、及び前記蓄電池が収納される第2ケース41を有する非常用電源4を備えるのが好ましい。前記ケースは第1ケース31からなり、収納部100は、第1ケース31及び第2ケース41を互いに結合させた状態で第1ケース31及び第2ケース41に跨るように形成される。
また、本実施形態の照明器具10のように、前記保持部は、第1ケース31に設けられた第1保持部(引掛部311)と、第2ケース41に設けられた第2保持部(引掛部411)とで構成されるのが好ましい。
また、本実施形態の照明器具10のように、光源ユニット2は、LEDチップ210(発光素子)と、LEDチップ210で発生する熱を放熱する放熱部材24とを有しているのが好ましい。前記保持部は、放熱部材24に設けられた第1引掛部(引掛孔2421,2441)に引っ掛けられる第2引掛部(引掛爪3111,4111)を有している。
また、本実施形態の照明器具10のように、前記ケースは、収納部100への収納時において光源ユニット2を収納部100の所定位置へ案内する案内部(リブ312,412)の少なくとも一部を有しているのが好ましい。
1 器具本体
2 光源ユニット
3 電源装置
10 照明器具
31 第1ケース(ケース)
100 収納部
311 引掛部(保持部)

Claims (3)

  1. 光源ユニットと、
    前記光源ユニットに電源を供給する給電回路、及び前記給電回路が収納されるケースを有する電源装置と、
    前記光源ユニット及び前記電源装置が収納される器具本体とを備え、
    前記ケースは、前記光源ユニットが収納される収納部の少なくとも一部、及び前記光源ユニットを前記収納部に収納させた状態で前記光源ユニットを保持する保持部の少なくとも一部を有し
    前記ケースは第1ケースからなり、
    外部電源の停電時に電源を供給する蓄電池、及び前記蓄電池が収納される第2ケースを有する非常用電源を備え、
    前記収納部は、前記第1ケース及び前記第2ケースを互いに結合させた状態で前記第1ケース及び前記第2ケースに跨るように形成され、
    前記保持部は、前記第1ケースに設けられた第1保持部と、前記第2ケースに設けられた第2保持部とで構成されることを特徴とする照明器具。
  2. 前記光源ユニットは、発光素子と、前記発光素子で発生する熱を放熱する放熱部材とを有し、
    前記保持部は、前記放熱部材に設けられた第1引掛部に引っ掛けられる第2引掛部を有していることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記ケースは、前記収納部への収納時において前記光源ユニットを前記収納部の所定位置へ案内する案内部の少なくとも一部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具
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