JP6384310B2 - 修正装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを所定の位置に修正する修正装置に関する。
従来より、点火プラグのハウジングに固定された側方電極の先端部が中心電極の軸線上に位置するように側方電極の位置を修正する修正装置が知られている。
特許文献1に記載の装置は、点火プラグの搬送経路にエアハンマユニットを設置している。この装置は、エアハンマユニットの作業位置で点火プラグの搬送を停止した後、エアハンマユニットが有するハンマによって点火プラグの側方電極を複数回打撃することにより、側方電極を中心電極側へ曲げている。側方電極が所定量曲げられた後、点火プラグは、次の工程が行われる場所へ搬送される。
特開平11−121144号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、点火プラグの側方電極を打撃する際、点火プラグの搬送を停止しているので、側方電極の曲げ加工に時間が長くかかる。これと同様に、点火プラグの搬送経路に修正装置を設置し、その修正装置の作業位置で点火プラグの搬送を停止した後、側方電極の位置を修正する構成とした場合、ワークとしての点火プラグの側方電極の修正に時間が長くかかることになる。そのため、点火プラグの生産能力を高めることが困難になることが懸念される。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、ワークの位置修正を短時間で行うことが可能な修正装置を提供することを目的とする。
本発明は、点火プラグの側方電極を所定の位置に修正する修正装置であり、搬送手段、嵌合部材、ガイドレールおよび制御手段を備える。
搬送手段は、点火プラグを所定方向へ搬送する。点火プラグと共に移動する嵌合部材は、点火プラグの搬送方向に対し交差する方向の両側に設けられた第1当接部及び第2当接部、並びに、第1当接部と第2当接部との間に側方電極を収容する収容溝を有する。点火プラグと共に嵌合部材が移動する方向に延びるガイドレールは、嵌合部材の移動を案内する。ガイドレールが嵌合部材の移動を案内しているとき、制御手段は、点火プラグの搬送方向に対し交差する方向にガイドレールを移動することにより、側方電極を所定の位置に修正可能である。
これにより、点火プラグの搬送方向に対し交差する方向にガイドレールが移動すると、ガイドレールに案内されている嵌合部材が有する第1当接部または第2当接部から、側方電極に対して荷重が印加される。そのため、修正装置は、搬送手段により点火プラグを搬送しながら、側方電極を所定の位置に修正することが可能である。したがって、修正装置は、点火プラグの搬送を止めることなく、点火プラグの位置修正を短時間で行うことができる。
本発明の第1実施形態による修正装置が適用された点火プラグ製造機の平面図である。 図1のII部分の拡大図である。 図2のIII方向の矢視図である。 図2のIV−IV線の断面図である。 図4のV−V線の断面図である。 修正装置が側方電極の位置を修正する際の動作の説明図である。 修正装置が側方電極の位置を修正する際の動作の説明図である。 本発明の第2実施形態による修正装置の平面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。また、各図において同一の構成が複数記載されている場合には、その一部のみに符号を付すものとする。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図7に示す。第1実施形態の修正装置1は、点火プラグ製造機100に適用され、点火プラグ10の筒状のハウジング11の端面から軸方向に延びる側方電極12を中心電極13側へ曲げる加工を行うものである。本実施形態の点火プラグ10の側方電極12は、特許請求の範囲に記載の「ワーク」の一例に相当する。
まず、点火プラグ製造機100の全体構成について説明する。
図1に示すように、第1実施形態の点火プラグ製造機100は、曲げ加工装置2と修正装置1とを備えている。点火プラグ10は、筒状のハウジング11の内側に絶縁材を介して中心電極13が取り付けられ、ハウジング11の端面から側方電極12が軸方向に延びた状態で点火プラグ製造機100に搬入される。点火プラグ10は、図1の矢印に示すように、一点鎖線に示す動線に沿って搬送される。なお、図1では、7個の点火プラグ10のみを図示しているが、実際の点火プラグ製造機100では、多数の点火プラグ10が所定間隔をあけて連続して搬送される。
点火プラグ製造機100には、動線に沿って搬送される点火プラグ10を撮影する複数のカメラ101−104が設けられている。複数のカメラ101−104により撮影された画像データは、点火プラグ製造機100の制御部60に伝送される。制御部60は、点火プラグ製造機100の各部を制御する。本実施形態の制御部60は、特許請求の範囲に記載の「制御手段」の一例に相当する。
第1のカメラ101が撮影した画像により側方電極12と中心電極13との位置関係が測定された後、点火プラグ10は曲げ加工装置2に搬送される。点火プラグ10は、曲げ加工装置2が備える複数のローラ4の下を搬送されながら、側方電極12がそのローラ4に当接することにより中心電極13側へ次第に折り曲げられる。
曲げ加工装置2から搬出された点火プラグ10は、第2のカメラ102が撮影した画像により中心電極13の軸に対する側方電極12の偏心量が測定された後、修正装置1に搬送される。点火プラグ10は、修正装置1が備える複数のガイドレール40の下を搬送されながら、側方電極12の偏心が次第に修正される。
本実施形態の第2のカメラ102は、特許請求の範囲に記載の「視覚手段」の一例に相当する。
修正装置1から搬出された点火プラグ10は、第3のカメラ103と第4のカメラ104が撮影した画像により中心電極13と側方電極12との位置関係が規格範囲内にあるか否かが測定され、次の工程に搬送される。
次に、修正装置1について詳細に説明する。
図2から図5に示すように、修正装置1は、搬送手段20、嵌合部材30、ガイドレール40及び制御部60などを備えている。
図3及び図4に示すように、搬送手段20は、設置台21を有している。設置台21は、筒状に形成され、内側に点火プラグ10のハウジング11を設置可能である。点火プラグ10のハウジング11に設けられた六角部15と設置台21の内壁とが当接することにより、点火プラグ10の軸の回転が防がれる。
搬送手段20は、図示していない電動モータまたは油圧などの動力源により、設置台21を動線に沿って図2の矢印AからBの方向へ搬送する。
図3及び図4に示すように、嵌合部材30は、点火プラグ10の搬送方向に対し交差する方向の両側に設けられた第1当接部31、第2当接部32、及び、その第1当接部31と第2当接部32とを接続する接続部33を有する。
図3の矢印Aに示すように、嵌合部材30は、第2搬送手段22により、設置台21に設置された点火プラグ10と共に搬送方向へ移動する。また、図3の矢印221に示すように、嵌合部材30は、点火プラグ10の搬送方向に対して交差する方向へ往復移動可能である。
嵌合部材30が有する第1当接部31と第2当接部32は、嵌合部材30が矢印221の方向へ移動したときに、点火プラグ10の側方電極12に当接可能な位置に設けられている。
なお、搬送手段20と第2搬送手段22は、それぞれ設置台21と嵌合部材30を同期して矢印Aの方向へ移動する。また、設置台21は矢印221の方向へ移動することなく、嵌合部材30のみが矢印221の方向へ往復移動可能である。
嵌合部材30は、接続部33の点火プラグ10側で、第1当接部31と第2当接部32との間に点火プラグ10の側方電極12を収容可能な収容溝34を有する。収容溝34の幅は、点火プラグ10の側方電極12が中心電極13の軸に対して大きく偏心していた場合でも、その側方電極12を収容可能な大きさに設定されている。
さらに、嵌合部材30は、点火プラグ10と反対側にローラフォロア35を有する。ローラフォロア35は、接続部33に固定された軸部36に対し回転可能に設けられている。ローラフォロア35は、ガイドレール40が有するカム溝41に嵌合可能である。
図2から図4に示すように、ガイドレール40は、点火プラグ10と嵌合部材30が共に搬送される搬送経路の上方に固定されている。ガイドレール40は、嵌合部材30に設けられたローラフォロア35を案内するカム溝41を有する。このカム溝41は、ローラフォロア35の外径よりも僅かに大きく形成され、点火プラグ10と共に嵌合部材30が移動する方向に延びている。そのため、ガイドレール40が設けられた場所を点火プラグ10と嵌合部材30が通過するとき、嵌合部材30はガイドレール40のカム溝41に案内される。
図2に示すように、ガイドレール40は、点火プラグ10の搬送経路に沿って複数個並べて設けられる。図2の矢印C−H(及び図3のC,D)に示すように、複数個のガイドレール40はそれぞれ点火プラグ10の搬送経路に対し交差する方向に往復移動可能に設けられている。なお、修正装置1が備えるガイドレール40の個数は3個に限らず、例えば点火プラグ10の体格又は材質等に適合するように、適宜変更可能である。
搬送手段20は、1個の嵌合部材30とそれに対応する1個の点火プラグ10が1個のガイドレール40に案内されるように、搬送経路の前後に位置する点火プラグ10と点火プラグ10との間隔をあけて搬送する。
ガイドレール40は、点火プラグ10の搬送方向の上流側端部と下流側端部に位置するカム溝41にそれぞれ、中央側から外側へ向かいカム溝41の内径を徐々に大きくしたテーパ部42を有する。これにより、点火プラグ10の搬送方向の上流側に位置するガイドレール40のカム溝41から、その下流側に位置するガイドレール40のカム溝41へローラフォロア35が移動するとき、ガイドレール40が延びる方向の壁44にローラフォロア35が接触することが防がれる。
図4及び図5に示すように、可動手段50は、いわゆる偏芯カム機構である。可動手段50は、ガイドレール40から点火プラグ10の反対側に延びるシャフト43と、そのシャフト43が嵌合する溝51を有する偏芯カム52を備えている。偏芯カム52は、点火プラグ10とは反対側の端面に設けられた回転軸53を中心として回転可能である。その可動手段50は、制御部60からの指示により駆動制御される。図5に示すように、偏芯カム52の回転軸53の中心と溝51の中心との距離は、溝51の一方の側から他方の側へ向かうに従い徐々に変化している。図5では、回転軸53の中心と溝51の中心との距離は、紙面上側から紙面下側へ向かってL,M,Nの順に長くなっている。これにより、図5の矢印Pに示すように偏芯カム52が回転軸53を中心として回転すると、図4及び図5の矢印Qに示すようにシャフト43と共にガイドレール40は点火プラグ10の搬送経路に対し交差する方向に往復移動する。
制御部60の制御によりガイドレール40が移動して点火プラグ10の側方電極12を修正する工程を図6に示す。
この修正工程は、点火プラグ10と共に移動する嵌合部材30がガイドレール40のカム溝41を通過する時間内に行われる。
図6(A)では、点火プラグ10の側方電極12は、点火プラグ10の軸に対し図6の紙面左側に偏芯している。
図6(B)の矢印Rに示すように、ガイドレール40が紙面右側に移動すると、ガイドレール40と共に嵌合部材30も紙面右側に移動し、嵌合部材30の第1当接部31と側方電極12が当接する。
図6(C)の矢印Sに示すように、ガイドレール40がさらに紙面右側に移動すると、ガイドレール40と共に嵌合部材30も紙面右側に移動し、嵌合部材30の第1当接部31から側方電極12に対し曲げ荷重が印加される。これにより、側方電極12の中心が中心電極13の軸の上に位置するように修正される。
図7に示すように、本実施形態の修正装置1は、3個のガイドレール40を備えている。本実施形態の修正装置1は、点火プラグ10の搬送の上流側に位置するガイドレール40よりも、その下流側に位置するガイドレール40の移動量を大きくすることにより、側方電極12の修正を多段階で行うことが可能である。図7は、制御部60の制御により3個のガイドレール40が移動して点火プラグ10の側方電極12を多段階に修正する工程を示すものである。
なお、図7では、ガイドレール40の外縁、そのガイドレール40に案内される嵌合部材30の第1当接部31と第2当接部32、及び、点火プラグ10のハウジング11と側方電極12のみを模式的に示し、その他の構成の図示を省略している。
以下、図7を参照した説明において、上流側のガイドレール、中間のガイドレール、下流側のガイドレールに対し、それぞれ符号401,402,403を付して説明することとする。
図7(A)に示すように、点火プラグ10の搬送方向の上流側のガイドレール401を点火プラグ10が通過している最中に、制御部60は、そのガイドレール401を基準位置Tから矢印Cの方向へ距離Xだけ動かす。なお、一点鎖線Uは、移動後のガイドレール401の中心位置を示している。これにより、側方電極12は、全体の修正量のうちの1/3程度の量が修正される。
その後、点火プラグ10と共にローラフォロア35が上流側のガイドレール401から中間のガイドレール402へ移動するとき、制御部60は、その2つのガイドレール401,402のカム溝41同士が連通するように、2つのガイドレール401,402の位置を制御する。これにより、上流側のガイドレール401のカム溝41から中間のガイドレール402のカム溝41へローラフォロア35と点火プラグ10が移動する。
次に図7(B)に示すように、中間のガイドレール402を点火プラグ10が通過している最中に、制御部60は、そのガイドレール402を基準位置Tから矢印Eの方向へ距離Yだけ動かす。なお、一点鎖線Vは、移動後のガイドレール402の中心位置を示している。これにより、側方電極12は、全体の修正量のうちの2/3程度の量が修正される。中間のガイドレール402が移動する距離Yは、上流側のガイドレール401が移動した距離Xよりも大きい。
その後、点火プラグ10と共にローラフォロア35が中間のガイドレール402から下流側のガイドレール403へ移動するとき、制御部60は、その2つのガイドレール402,403のカム溝41同士が連通するように、2つのガイドレール402,403の位置を制御する。これにより、中間のガイドレール402のカム溝41から下流側のガイドレール403のカム溝41へローラフォロア35と点火プラグ10が移動する。
最後に図7(C)に示すように、下流側のガイドレール403を点火プラグ10が通過している最中に、制御部60は、そのガイドレール403を基準位置Tから矢印Gの方向へ距離Zだけ動かす。なお、一点鎖線Wは、移動後のガイドレール403の中心位置を示している。これにより、側方電極12は、中心電極13の軸上に修正される。下流側のガイドレール403が移動する距離Zは、中間のガイドレール402が移動した距離Yよりも大きい。
このようにして、側方電極12は、3個のガイドレール401,402,403により多段階で修正される。
なお、図7を参照した上述の説明では、点火プラグ10の搬送の上流側に位置するガイドレール40のカム溝41と、その下流側に位置するガイドレール40のカム溝41との間をローラフォロア35が通過する際、制御部60は、上流側のガイドレール40が移動した位置に下流側のガイドレール40の位置を合わせるように制御した。
これに対し、制御部60は、2つのガイドレール40のカム溝41の間をローラフォロア35が通過する際、その2つのガイドレール40の位置をいずれも基準位置Tに戻すことにより、その2つのガイドレール40のカム溝41同士を連通させてもよい。
図1で示したように、修正装置1から搬出された点火プラグ10は、第3のカメラ103と第4のカメラ104により中心電極13と側方電極12との位置関係が規格範囲内にあるか否かが測定された後、点火プラグ製造機100から次の工程に搬送される。
本実施形態の修正装置1は、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、点火プラグ10と共に嵌合部材30が移動する方向に延びるガイドレール40は、嵌合部材30の移動を案内する。ガイドレール40が嵌合部材30の移動を案内しているとき、制御部60は、点火プラグ10の搬送方向に対し交差する方向にガイドレール40を移動することにより、点火プラグ10の側方電極12を所定の位置に修正可能である。
これにより、点火プラグ10の搬送方向に対し交差する方向にガイドレール40が移動すると、そのガイドレール40に案内されている嵌合部材30が有する第1当接部31又は第2当接部32から、点火プラグ10の側方電極12に対して荷重が印加される。そのため、修正装置1は、搬送手段20により点火プラグ10を搬送しながら、点火プラグ10の側方電極12を所定の位置に修正することが可能である。したがって、修正装置1は、点火プラグ10の搬送を止めることなく、点火プラグ10の位置修正を高速で行うことができる。
(2)本実施形態では、ガイドレール40は、点火プラグ10の搬送方向に複数個並べて設けられる。修正装置1は、点火プラグ10の移動の上流側に位置するガイドレール40よりも、その下流側に位置するガイドレール40の移動量を大きくすることにより、点火プラグ10の側方電極12を多段階で修正する。
これにより、修正装置1は、点火プラグ10の側方電極12を少量ずつ位置修正することにより、正確な位置修正を行うことができる。また、修正装置1は、点火プラグ10の側方電極12に印加される応力を低減することにより、側方電極12の破壊を防ぐことが可能である。
(3)本実施形態では、搬送手段20は、点火プラグ10の搬送方向に並べて設けられた複数個のガイドレール40に対し、1個の嵌合部材30が1個のガイドレール40に案内されるように点火プラグ10を搬送する。
これにより、ガイドレール40の個数分の点火プラグ10を同時に位置修正することが可能である。したがって、修正装置1は、稼働時間に対して多数の点火プラグ10の位置修正を行うことが可能である。
(4)本実施形態では、ガイドレール40は、嵌合部材30に設けられたローラフォロア35を案内するカム溝41を有する。
点火プラグ10の移動の上流側に位置するガイドレール40のカム溝41と、その下流側に位置するガイドレール40のカム溝41との間をローラフォロア35が通過する際、制御部60は、上流側のガイドレール40のカム溝41と、下流側のガイドレール40のカム溝41とが連通するように、上流側のガイドレール40と下流側のガイドレール40との位置を制御する。
これにより、隣り合うガイドレール40のカム溝41の間をローラフォロア35が通過する際、カム溝41同士の段差によって嵌合部材30の第1当接部31または第2当接部32から点火プラグ10の側方電極12に対して意図しない曲げ荷重が印加されることを防ぐことができる。
(5)本実施形態では、ガイドレール40は、点火プラグ10の搬送方向の上流側端部と下流側端部に、中央側から外側へ向かいカム溝41の内径を徐々に大きくしたテーパ部42を有する。
隣り合うガイドレール40のカム溝41の間をローラフォロア35が通過する際、カム溝41同士が僅かにずれることも考えられる。この場合でも、修正装置1は、ローラフォロア35がテーパ部42を通過することにより、嵌合部材30の第1当接部31または第2当接部32から点火プラグ10の側方電極12に対して意図しない曲げ荷重が印加されることを防ぐことができる。
(6)本実施形態では、制御部60は、第2のカメラ102の測定により検出された側方電極の位置情報に基づいて可動手段50によるガイドレール40の移動量を制御する。
これにより、制御部60は、中心電極13に対する側方電極12の位置ずれ量のばらつきに対応してガイドレール40の移動量を調整し、側方電極12の位置修正を正確に行うことが可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図8に示す。第2実施形態の点火プラグ製造機100は、点火プラグ10が、図8の一点鎖線に示される動線に沿って直線状に搬送される。そのため、第2実施形態の修正装置1が備える複数個のガイドレール40は、直線状に配置されている。
また、第2実施形態では、ガイドレール40を移動するための可動手段55は、リニアアクチュエータから構成されている。この第2実施形態の修正装置1も、第1実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、ワークとして点火プラグ10の側方電極12の修正を行う修正装置1について説明した。これに対し、他の実施形態では、修正装置1は、例えば平板または丸棒など、種々のワークの位置修正を行うことが可能である。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・修正装置
20・・・搬送手段
30・・・嵌合部材
31・・・第1当接部
32・・・第2当接部
34・・・収容溝
40・・・ガイドレール
60・・・制御部(制御手段)

Claims (6)

  1. 点火プラグ(10)が有する側方電極(12)を所定の位置に修正する修正装置(1)であって、
    前記点火プラグを所定方向へ搬送する搬送手段(20)と、
    前記点火プラグの搬送方向に対し交差する方向の両側に設けられた第1当接部(31)及び第2当接部(32)、並びに前記第1当接部と前記第2当接部との間に前記側方電極を収容可能な収容溝(34)を有し、前記点火プラグと共に移動する嵌合部材(30)と、
    前記点火プラグと共に前記嵌合部材が移動する方向に延び、前記嵌合部材を案内するガイドレール(40)と、
    前記ガイドレールが前記嵌合部材の移動を案内しているとき、前記点火プラグの搬送方向に対し交差する方向に前記ガイドレールを移動することにより、前記側方電極を所定の位置に修正可能な制御手段(60)と、を備えることを特徴とする修正装置。
  2. 前記ガイドレールは、前記点火プラグの搬送経路に沿って複数個並べて設けられ、
    前記制御手段は、前記点火プラグの移動の上流側に位置する前記ガイドレールよりも、その下流側に位置する前記ガイドレールの移動量を大きくすることにより、前記側方電極を多段階で修正することを特徴とする請求項1に記載の修正装置。
  3. 前記ガイドレールは、前記点火プラグの搬送経路に沿って複数個並べて設けられ、
    前記搬送手段は、1個の前記嵌合部材が1個の前記ガイドレールに案内されるように前記点火プラグを搬送することを特徴とする請求項1または2に記載の修正装置。
  4. 前記ガイドレールは、前記嵌合部材に設けられたローラフォロア(35)を案内するカム溝(41)を有し、
    前記点火プラグの移動の上流側に位置する前記ガイドレールの前記カム溝と、その下流側に位置する前記ガイドレールの前記カム溝との間を前記ローラフォロアが通過する際、前記制御手段は、上流側の前記ガイドレールの前記カム溝と、下流側の前記ガイドレールの前記カム溝とが連通するように、上流側の前記ガイドレールと下流側の前記ガイドレールとの位置を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の修正装置。
  5. 前記ガイドレールは、前記点火プラグの搬送方向の上流側端部と下流側端部に位置する前記カム溝に、中央側から外側へ向かい前記カム溝の内径を徐々に大きくしたテーパ部(42)を有することを特徴とする請求項4に記載の修正装置。
  6. 前記側方電極の位置を測定する視覚手段(102)をさらに備え、
    前記制御手段は、前記視覚手段の測定により検出された前記側方電極の位置情報に基づいて前記ガイドレールの移動量を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の修正装置
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