JP6381736B1 - 物体検知装置およびこれを用いた自動運転システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自車の進路上の物体が走行に支障のない物体か否かを正確かつ迅速に判定する物体検知装置を得る。【解決手段】送信手段101により周期的に自車の進行方向に電波を送信し、この反射波を受信手段102で受信して、この受信結果に基づいて、物体検知手段103が自車の進路上の物体を検知し、増減検出手段104により、受信手段102により受信された受信電力が、過去の周期で検知された同一物体の受信電力に比べて、増加または減少したことを検出し、増加または減少に応じて増減フラグを立て、次いで算出手段105により、今回の増減フラグが、過去の周期に検知された同一物体の最新の増減フラグに比べて変動したかどうかを判定し、変動した回数を算出し、障害物判定手段106により、この回数を用いて、自車の走行に支障があるか否かを、判定する。【選択図】図1

Description

この発明は、車両周辺の物体を検知するための物体検知装置、およびこれを用いた自動運転システムに関するものである。
従来の物体検知装置としては、次のものがある。
この物体検知装置では、送信手段が自車の進行方向前方に電波を送信する。受信手段は、送信手段が送信した電波の物体による反射波を受信する。物体検知手段は、受信手段の受信結果に基づいて自車の進路上の物体を検知する。
障害物判定手段は、物体検知手段で検知した物体が、自車の走行に支障がある障害物であるか否かを判定する。
この障害物判定手段は、
(1)受信電力のばらつきを所定の閾値と比較し、この閾値よりも小さい場合、
(2)または、受信信号のレベル値を所定の値で比較し、この値以下である場合、
(3)または、受信信号レベルの減少率を所定の値で比較し、この減少率が所定の値以上である場合に、
自車の進路上の物体は走行に支障がない物体(物体は自車が跨ぐことができる低位置物体)であると判定する。(特許文献1参照)
特開2001−191876号公報(第4〜6頁、第3図)
従来の物体検知装置では、自車の進路上の物体は走行に支障がない物体(物体は自車が跨ぐことができる低位置物体)を判定することができる。
しかしながら、上述の(1)から(3)の比較では、正確かつ迅速に判定することができないという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、自車の進路上の物体が走行に支障のない物体か否かを正確かつ迅速に判定する物体検知装置およびこれを用いた自動運転システムを得ることを目的とする。
この発明に係わる物体検知装置においては、周期的に自車の進行方向に電波を送信する送信手段、この送信手段により送信された電波の物体による反射波を受信する受信手段、この受信手段の受信結果に基づいて、自車の進路上の物体を検知する物体検知手段、受信手段により受信された受信電力が、過去に検知された同一物体の受信電力に比べて、増加または減少したことを検出し、増加または減少に応じて増減フラグを立てる増減検出手段、増減フラグが、過去に検知された同一物体の最新の増減フラグに比べて変動したかどうかを判定し、変動した回数を算出する変動回数算出手段、および物体検知手段により検知された物体が、自車の走行に支障があるか否かを、変動回数算出手段により算出された回数に基づき、判定する障害物判定手段を備え、障害物判定手段は、変動回数算出手段で算出された回数が、第一の閾値を超えている場合に、自車の走行に支障があると判定するとともに、第一の閾値は、物体との相対速度に応じて変更されるものである。
この発明によれば、周期的に自車の進行方向に電波を送信する送信手段、この送信手段により送信された電波の物体による反射波を受信する受信手段、この受信手段の受信結果に基づいて、自車の進路上の物体を検知する物体検知手段、受信手段により受信された受信電力が、過去に検知された同一物体の受信電力に比べて、増加または減少したことを検出し、増加または減少に応じて増減フラグを立てる増減検出手段、増減フラグが、過去に検知された同一物体の最新の増減フラグに比べて変動したかどうかを判定し、変動した回数を算出する変動回数算出手段、および物体検知手段により検知された物体が、自車の走行に支障があるか否かを、変動回数算出手段により算出された回数に基づき、判定する障害物判定手段を備え、障害物判定手段は、変動回数算出手段で算出された回数が、第一の閾値を超えている場合に、自車の走行に支障があると判定するとともに、第一の閾値は、物体との相対速度に応じて変更されるので、自車の進路上の物体が走行に支障のない物体か否かを正確かつ迅速に判定することができる。
この発明の実施の形態1による物体検知装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による物体検知装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による物体検知装置の自動車の距離に応じた反射波の受信強度の分布を示す模式図である。 この発明の実施の形態1による物体検知装置のリフレクタからの反射のマルチパスの様子を示す図である。 この発明の実施の形態2による物体検知装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による物体検知装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による自動運転システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による自動運転システムの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による物体検知装置の構成を示すブロック図である。
図1において、物体検知装置1は、移動体(例えば自動車)に搭載され、移動体の周囲の物体の検知を行なう。物体検知装置1は、後述する送受信部11と制御部12を有する。
送受信部11は、単一の送信アンテナと複数の受信アンテナとを有し、送信アンテナと受信アンテナとの組み合わせ毎のビート信号(受信結果)を生成するように構成されている。具体的には、受信アンテナ毎にミキサを有して、各チャンネルの受信結果を同時に生成するように構成される。
実施の形態1では、単一の送信アンテナと複数の受信アンテナとを有することとするが、送信アンテナが複数であってもよいし、受信アンテナが単一であってもよい。
送受信部11は、後述する送信手段101、受信手段102を有する。
送信手段101は、所定の周期(例えば50msec)で空間に電磁波を放射する。受信手段102は、送信手段101によって放射された電磁波が物体で反射された反射波を受信し、受信結果を、制御部12の物体検知手段103に出力する。
制御部12は、後述する物体検知手段103、増減検出手段104、算出手段105、障害物判定手段106、メモリ107を有する。
制御部12は、例えば、専用のロジック回路や、CPU(Central Processing Unit)を中心として、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置がバスを介して相互に接続され、I/O(Input/Output)ポート、タイマー、カウンター等を有する。
制御部12は、以下に述べる物体検知装置1の各構成要素の動作タイミングなどを制御する。また物体検知手段103、増減検出手段104、算出手段105、障害物判定手段106で実施される信号処理は、制御部12に書き込まれたプログラムによって実行される。
以下、制御部12の各構成要素について説明する。
物体検知手段103は、受信手段102が出力する受信結果に基づいて、既知のレーダ方式や測角方式に対応する測定用信号処理を実施して、物体を検知し、物体との距離、相対速度、方位方向、および受信手段102が受信した受信波のうち、検知した物体から反射した信号の電力を受信強度として測定する。
また、物体検知手段103は、現在の周期に検知した物体と、メモリ107に記憶されている過去の周期において検知された物体とが同一の物体か否かを判定し、同一の物体であれば、同一の物体であることが分かるように同一の識別子を与え、同一でない場合は、現在の周期に検知された物体に新たな識別子を与える。
物体検知手段103は、測定した物体の受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子を増減検出手段104に出力する。
増減検出手段104は、メモリ107に記憶されている過去の周期に検知した物体のうち、現在周期に検知した物体と同一の物体があれば、過去の周期に検知した受信強度と、現在周期に検知した受信強度とから受信強度の増減を検出し、受信強度が増加したか、減少したかを表すフラグを増減フラグとして、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子とともに算出手段105に出力する。
なお、増減フラグは、実施の形態1では、増加のとき1、減少のとき−1をとることとし、受信強度の増減がない場合は、過去の周期の増減フラグと同一の値を現在の増減フラグに与える。
また、過去の周期は、同一の物体の過去の最新の周期とするが、過去の最新の周期を含む複数の周期であってもよく、複数の周期の場合は、複数の受信強度の平均値または他の計算式による値を用いる。
算出手段105(変動回数算出手段)は、過去の周期に検知した物体の受信強度の増減に対して、現在の周期に検知した物体の受信強度の増減が変動したか否かを増減変動回数として算出(カウント)する。
算出手段105は、メモリ107に記憶されている過去の周期に検知した物体のうち、現在周期に検知した物体と同一の物体があれば、過去の周期(同一の物体についての過去の最新の周期)に検知した同一の物体の受信強度の増減と、現在周期に検知した物体の受信強度の増減とを増減フラグで比較し、増減が異なっていれば(過去の周期が減少で、現在の周期が増加、または過去の周期が増加で、現在の周期が減少であれば)増減変動回数をインクリメント(1を加算)する。
算出手段105は、算出した増減変動回数とともに、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグを障害物判定手段106に出力する。
障害物判定手段106は、増減変動回数に基づいて、物体が自車の走行に支障がない低位置物体かそれ以外の物体かを判定し、低位置物体か否かのフラグを与える。
障害物判定手段106は、判別した低位置物体か否かのフラグを物体との距離、相対速度、方位方向とともに外部(例えば自動車の車両制御装置)に出力し、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグ、増減変動回数をメモリ107に出力する。
メモリ107は、物体検知装置1が検知した物体の受信強度、距離、相対速度、方位方向、物体の識別子、増減検出手段104が検出する受信強度の増減フラグ、算出手段105が算出する増減変動回数を記憶する。
図3は、この発明の実施の形態1による物体検知装置の自動車の距離に応じた反射波の受信強度の分布を示す模式図である。
図3において、グラフは、地上から1m程度の高さに存在する金属球ターゲット(以下、リフレクタと呼称する)、低位置物体(高さ10cm以下)、自動車の3種類について、自車からの距離に応じた反射波の受信強度の分布を示している。
図3(a)は、地上から1m程度の高さに存在するリフレクタからの反射波の受信強度分布を示す図、図3(b)は、低位置物体からの反射波の受信強度分布を示す図、図3(c)は、自動車からの反射波の受信強度分布を示す図である。
図4は、この発明の実施の形態1による物体検知装置のリフレクタからの反射のマルチパスの様子を示す図である。
図4において、路面より高い位置にあるリフレクタ(金属球ターゲット)からの反射波は、リフレクタから直接帰ってくる直接波と、路面に反射して帰ってくる反射波とによりマルチパスが起こる。マルチパスが起こると、リフレクタの受信強度は、図3(a)に示すように、距離に伴い顕著な(振れ幅の大きい)増減を繰り返す。
次に、物体検知装置の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS101において、送信手段101は、空間に電磁波を放射する。次に、ステップS102において、受信手段102は、送信手段101により放射された電磁波が、物体に反射された反射波を受信し、受信結果を、制御部12の物体検知手段103に出力する。
次に、ステップS103において、物体検知手段103は、送信手段101が放射した電磁波および受信手段102が受信した反射波とから、既知のレーダ方式や測角方式に対応する測定用信号処理を実施して、物体を検知し、物体との距離、相対速度、方位方向、および受信手段102が受信した受信波のうち、物体から反射した信号の電力を受信強度として測定する。
物体検知手段103は、物体の方位方向および送信波の角度パターンが分かっている場合は、測定した受信強度を角度補正して基準方位方向(例えば正面方向)で検知した相当の受信強度に補正してもよい。
物体検知手段103は、現在の周期に検知した物体と、メモリ107に記憶されている過去の周期において検知した物体とが、同一の物体か否かを判定する相関処理を行う。
この相関処理では、過去の周期に検知した物体の距離、相対速度、方位方向と、現在の周期に検知した物体の距離、相対速度、方位方向とを比較して行う(例えば、それぞれの情報の値の差がそれぞれに対して定められた所定の閾値以下であれば同一の物体とみなす)。
物体検知手段103は、相関処理において、α―βフィルタやカルマンフィルタなどの既知のフィルタを用いて、物体を追尾し、物体の位置や速度、方位方向を平滑化してもよい。
また、物体検知手段103は、この相関処理において、既知の平滑化処理を用いて物体の受信強度を平滑化してもよい。
物体検知手段103は、現在の周期に検知した物体と、メモリ107に記憶されている過去の周期において検知した物体とが同一の物体であれば、同一の物体であることが分かるように同一の識別子を与え、同一でない場合は、現在の周期に検知された物体に新たな識別子を与える。
物体検知手段103は、測定した物体の受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子を増減検出手段104に出力する。
次に、ステップS104において、増減検出手段104は、現在の周期に検知された物体の識別子と、メモリに記憶されている過去の周期に検知した物体の識別子とを比較し、現在の周期に検知された物体が、過去の周期においてすでに検知されている物体か、現在の周期に初めて検知された物体かを判定する。
現在の周期に検知した物体と同一の物体を過去の周期において検知していれば、ステップS105に、現在の周期に検知した物体が、過去の周期では検知されていない初めて検知した物体であれば、ステップS108に進む。
次に、ステップS105において、増減検出手段104は、過去の周期に検知したことのある物体について、過去の周期に測定した受信強度と現在周期に測定した受信強度とから受信強度の増減を検出する。
この増減の判定は、例えば、現在周期の物体の受信強度から、過去の周期の物体の受信強度を減算した結果、その符号が正なら増加、負なら減少と判定する。
この増減の判定は、一次精度の後退差分近似による受信強度の傾き(の正負)によって増減を判定していることと同義であるが、増減の判定はこれに限られず、既知の微分フィルタや差分近似によって求めた傾きを用いてもよい。
また、物体との距離や相対速度や受信信号の品質(例えば、信号対雑音電力比)に応じて、増減の判定方向を変更する(例えば、相対速度が小さいほど微分フィルタや差分近似の計算点数を増やすなど)ような構成にしてもよい。
増減検出手段104は、検出した増減が増加であれば、増加を表す値(実施の形態1では1とする)を増減フラグに設定し、検出した増減が減少であれば、減少を表わす値(実施の形態1では−1とする)を増減フラグに設定する。
増減検出手段104は、増減フラグ、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子を算出手段105に出力する。
次に、ステップS106において、算出手段105は、過去の周期(同一の物体についての過去の最新の周期)に検知した物体の受信強度の増減に対して、現在の周期に検知した同一の物体の受信強度の増減が変動したか否かを判定する。算出手段105は、過去の周期に検知した物体の受信強度の増減と、現在周期に検知した物体の受信強度の増減とを比較し、増減が異なっていれば(過去の周期が減少で現在の周期が増加、または過去の周期が増加で現在の周期が減少)、ステップS107に進み、増減が異なっていなければ、ステップS110に進む。
次に、ステップS107において、算出手段105は、過去の周期に検知した物体の受信強度の増減と、現在周期に検知した物体の受信強度の増減とが異なっている物体の増減変動回数をインクリメント(1を加算)する。
算出手段105は、算出した増減変動回数とともに、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグを障害物判定手段106に出力する。
ステップS108では、増減検出手段104は、ステップS104で現在周期において初めて検知されたと判定された物体について、増減変動フラグを1(増加を表す)に設定し、増減フラグ、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子を算出手段105に出力する。
ステップS109では、算出手段105は、ステップS104で、増減検出手段104により、現在周期において初めて検知されたと判定された物体について、増減変動回数を0に設定し、増減変動回数、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグを障害物判定手段106に出力する。
最後に、ステップS110において、障害物判定手段106は、増減変動回数が、閾値ThA(第一の閾値)より大きいとき、その物体が自車の走行に支障がある物体であると判定する。
次に、この自車の走行に支障がある物体の判定について、図3を用いて、さらに詳しく説明する。
図3は、地上から1m程度の高さに存在するリフレクタ、低位置物体(高さ10cm以下)、自動車の3種類について、自車からの距離に応じた反射波の受信強度の分布を示している。
図3(a)は、地上から1m程度の高さに存在するリフレクタからの反射波の受信強度分布、図3(b)は、低位置物体からの反射波の受信強度分布、図3(c)は、自動車からの反射波の受信強度分布をそれぞれ示している。
路面より高い位置にあるリフレクタからの反射波は、図4に示すように、ターゲットから直接帰ってくる直接波と、路面に反射して帰ってくる反射波とによりマルチパスが起こる。マルチパスが起こると、直接波と反射波の経路長の差によって、それらが同相で重なれば受信強度が増加し、逆相で重なれば受信強度が下がるため、路面より高い位置にあるリフレクタの受信強度は、図3(a)に示すように、距離に伴い顕著な(振れ幅の大きい)増減を繰り返す。
低位置物体の場合には、路面とほぼ同じ高さに存在するため、路面からのマルチパスの影響は小さく、図3(b)に示すように、受信強度の分布は距離に対して単調増加する。
一方、ターゲットが車両の場合は、路面より高い位置に存在し、マルチパスの影響を受けるが、点ではなく高さ方向に幅を持っており、反射点が高さ方向に分布しているため、図4に示すような、単純な2波のみのマルチパスとならず、複数のマルチパス波(2波以上)が複合的に影響する。
そのため、ターゲットが車両の場合には、受信強度の分布は、図3(c)に示すように、微小な増減とともに、距離の変化に伴って顕著な増減を繰り返しながら減少する。
このように、低位置物体では、受信強度の増減の変動が少なく、車両などの高さを持つ物体は、受信強度の増減の変動が多くなり、受信強度の増減の変動によって、低位置物体と、それ以外の物体とを判別することができる。
なお、実施の形態1は、閾値ThAの値を仮に10とするが、設計者の設計思想または実データ(教師データ)に対する処理結果などに基づいて、閾値ThAは自由に設定してよい。
また、物体との相対速度に応じて、受信電力の増減の変動を検出するサンプル数が変わるため、物体との相対速度(物体検知装置が搭載される移動体の速度が分かる場合は、その速度でもよい)に応じて、閾値ThAを変更するようにしてもよい(相対速度が大きいほど閾値ThAを小さくする)。
また、受信電力の増減の変動を検出するサンプル数は、物体を検知してから物体検知装置を搭載した移動体が移動した距離に応じても変動するため、物体を検知してから物体検知装置を搭載した移動体が移動した距離に応じて、その他の条件に応じて閾値ThAを変更するようにしてもよい。
実施の形態1によれば、物体の受信強度の増減の回数に着目して、低位置物体か否かを判定するため、受信強度の大きさや分散(ばらつき)で判別できない場合でも、正しく低位置物体か否か判別することができる。
なお、実施の形態1では、受信強度の増減を、「現在周期の物体の受信強度から過去の周期の物体の受信強度を減算した値の符号」で算出しており、厳密には、時間変動に対する受信強度の変動となっている。
実施の形態1では、物体判定の目的が自車と物体との衝突を回避するためであり、自車が物体に接近しているときのみ(あるいは離反しているときのみ)を考慮している。自車が物体に接近しているときのみを考慮するのであれば、時間の経過に伴い、自車と物体との距離が減少するという時間と物体の距離の関係は一意に決まるため、時間変動に対する受信強度の増減と距離変動に対する受信強度の変動は同義となる。
物体と自車が離反するときも考慮して、低位置物体か否かの判定をする場合は、例えば図2に示すフローチャートの処理で、ステップS105とステップS106の間に追加し、離反の場合に増減を反転することで、離反の場合も考慮して距離変動に対する受信強度の増減を算出することができる。
また、物体検知装置(または物体検知装置が搭載された移動体)と物体が接近しているか、離反しているかは、距離の変動で判断してもよいし、相対速度の正負で判断してもよい。
また、物体検知装置は、移動体に搭載され、移動体の周囲の物体を検知するために用いられるが、移動体に搭載するときの搭載高さ(移動体を水平な地面においたときの物体検知装置の地面からの高さ)や、搭載仰角(移動体を水平な地面においたときの物体検知装置が電磁波を放射する方向と水平方向のなす角度)に応じて、閾値ThAの値を変更してもよい。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について、図を用いて説明する。
図5は、この発明の実施の形態2による物体検知装置の構成を示すブロック図である。
図5において、符号1、11、12、101〜104、107は図1におけるものと同一のものである。図5では、物体検知装置1に、図1の算出手段105、障害物判定手段106に代えて、後述する算出手段105a、障害物判定手段106aが設けられている。
算出手段105a(移動距離算出手段)は、過去の周期に検知した物体の受信強度の増減に対して、現在の周期に検知した物体の受信強度の増減が同一である距離を増減同一距離(累計移動距離)として算出する。
算出手段105aは、メモリ107に記憶されている過去の周期に検知した物体のうち、現在の周期に検知した物体と同一の物体があれば、過去の周期(同一の物体についての過去の最新の周期)に検知した同一の物体の受信強度の増減と、現在の周期に検知した物体の受信強度の増減とを、増減フラグにより比較し、増減が同一であれば、過去の周期の物体の距離と、現在の周期の物体の距離との差の絶対値を移動距離として、増減同一距離に加算する。
過去の周期に検知した物体の受信強度の増減と、現在周期に検知した物体の受信強度の増減とを比較し、増減が異なっていれば、増減同一距離を0にリセットする。
算出手段105aは、算出した増減同一距離とともに、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグを障害物判定手段106aに出力する。
障害物判定手段106aは、増減同一距離に基づいて、物体が自車の走行に支障がない低位置物体かそれ以外の物体かを判定し、低位置物体か否かのフラグを与える。
障害物判定手段106aは、判別した低位置物体か否かのフラグを物体との距離、相対速度、方位方向とともに外部(例えば自動車の車両制御装置)に出力し、受信強度、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグ、増減同一距離をメモリ107に出力する。
メモリ107は、物体検知装置1が検知した物体の受信強度、距離、相対速度、方位方向、物体の識別子、増減検出手段104が検出する受信強度の増減フラグ、算出手段105が算出する増減同一距離を記憶する。
次に、動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、ステップS101〜ステップS106、およびステップS108については、実施の形態1の動作と同様なため、その説明を省略する。
次に、ステップS107aにおいて、算出手段105aは、現在の周期に検知した物体の受信強度の増減と、過去の周期(同一の物体についての過去の最新の周期)に検知した同一の物体の受信強度の増減と、が同一であれば(ステップS106でyesの場合)、増減同一距離に、過去の周期から現在周期までの移動距離を加算する。
増減同一距離に加算する過去周期から現在の周期までの移動距離は、過去の周期に検知した物体の距離と、現在の周期に検知した物体の距離との差の絶対値を計算することで求める。
算出手段105aは、算出した増減同一距離とともに、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグを障害物判定手段106aに出力する。
ステップS109aでは、算出手段105aは、ステップS104で、増減検出手段104により現在周期において初めて検知されたと判定された物体について、増減同一距離を0に設定する。
また、過去の周期(同一の物体についての過去の最新の周期)に検知した物体の受信強度の増減と、現在周期に検知した同一の物体の受信強度の増減とを比較し、増減が異なっていれば(ステップS106)、増減同一距離を0にリセットする。
そして、算出手段105aは、増減同一距離、距離、相対速度、方位方向、識別子、増減フラグを障害物判定手段106aに出力する。
最後に、ステップS110aにおいて、障害物判定手段106aは、増減同一距離が閾値ThB(第二の閾値)より大きいとき、物体が自車の走行に支障がない低位置物体であると判定する。
実施の形態1で説明したように、図3に示すとおり、低位置物体の受信強度は、距離の減少(接近)に伴って単調増加し、車両などの高さ方向に幅をもつ物体の受信電力は、距離の減少(接近)に伴って複雑に増減しながら増加傾向を示す。
実施の形態2は、この「低位置物体の受信電力は距離の減少に伴って単調増加する」という特徴を利用している。
実施の形態2によれば、物体の受信強度の増減が同一である距離に着目して低位置物体か否かを判定するため、受信強度の大きさや分散(ばらつき)で判別できない場合でも正しく、低位置物体を判別することができる。
また、物体の受信強度の増減が同一である距離に着目して、低位置物体か否かを判定するため、物体の受信強度の増減の変動回数で識別するより早く(特に物体との相対速度が大きいとき)低位置物体を判別することができる。
なお、実施の形態2では、受信強度の増減が同一である距離に着目して、低位置物体か否かを判定したが、受信強度の増減が同一である回数に基づいて低位置物体か否かを判定するようにし、さらに閾値ThBを物体との相対速度に応じて変更するようにしてもよい(相対速度が大きいほどThBを小さくする)。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について、図を用いて説明する。
図7は、この発明の実施の形態3による自動運転システムの構成を示すブロック図である。
図7において、自動運転システムは、物体検知装置1を備えた車両2に適応される。物体検知装置1は、実施の形態1または実施の形態2の物体検知装置1と同様の物体検知装置である。
車両2は、主要な構成として、後述する制御装置201、車速センサ202、ヨーレートセンサ203、安全装置204を有する。
物体検知装置1は、検知した物体の距離、相対速度、方位方向、低位置物体フラグを制御装置201に出力する。ここで、低位置物体フラグは、検知した物体が低位置物体か否かを表すフラグで、実施の形態3では、物体が低位置物体と判定されたとき1、低位置物体でないと判定されたとき0の値をとることとする。
車速センサ202は、車速パルスセンサなどの自動車の車速を検出するセンサであり、検出した車速を制御装置201に出力する。ヨーレートセンサ203は、角加速度や地磁気方向などにより、自動車の進行方向を検出するセンサであり、検出したヨーレートを制御装置201に出力する。
制御装置201は、衝突判定部211および安全装置作動制御部212を有する。
衝突判定部211は、物体検知装置1が出力した物体の位置、相対速度、低位置物体フラグと、車速センサ202が出力する車速と、ヨーレートセンサ203が出力するヨーレートとから、自車が物体と衝突する可能性があるか否かを判定する。
安全装置作動制御部212は、衝突判定部211により、衝突の可能性があると判定された場合に安全装置204を作動させる。
安全装置204は、例えば、衝突を回避・軽減できるような適切な制動力を出力する電子制御式ブレーキ装置である。制動力は、衝突の可能性がある物体の位置や相対速度、自車速やヨーレートから算出する。
また、安全装置204は、これに限られず、運転者に警報音を発するスピーカであってもよいし、衝突時に乗員や歩行者等を保護するためのエアバッグ装置などでもよい。
次に、実施の形態3による物体検知装置の動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS301において、制御装置201は、車速センサ202およびヨーレートセンサ203から自車(車両2)の車速とヨーレートを取得する。取得した車速およびヨーレートは、衝突判定部211で行う衝突の可能性を判定するのに用いる。
次に、ステップS302において、制御装置201は、自車に周辺する物体の情報を物体検知装置1から取得する。
次に、ステップS303で、衝突判定部211は、取得した物体の情報から、低位置物体であるかどうかを、低位置物体フラグが1かどうかにより、判定する。
低位置物体でない場合には、ステップS304へ進み、低位置物体の場合は、処理を終了する。
次に、ステップS304では、衝突判定部211は、取得した物体の情報、および車速・ヨーレートから自車と衝突する可能性のある物体が存在するか否かを判定する。
自車と衝突する可能性のある物体が存在しない場合には、処理を終了する。
次に、ステップS305では、自車と衝突する可能性のある物体が存在する場合に、安全装置作動制御部212は、安全装置204を作動させる。
安全装置作動制御部212は、衝突する可能性のある物体との距離や相対速度、自車速やヨーレートに応じて、安全装置204の動作を変更してもよい。
実施の形態3によれば、物体検知装置が、低位置物体でないと判定されたものに対して、安全装置が作動するようにしたので、安全装置が不要に作動し、乗員に違和感を与えることを回避することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 物体検知装置、2 車両、11 送受信部、12 制御部、101 送信手段、
102 受信手段、103 物体検知手段、104 増減検出手段、105 算出手段、
105a 算出手段、106 障害物判定手段、106a 障害物判定手段、
107 メモリ、201 制御装置、202 車速センサ、203 ヨーレートセンサ、
204 安全装置、211 衝突判定部、212 安全装置作動制御部

Claims (5)

  1. 周期的に自車の進行方向に電波を送信する送信手段、
    この送信手段により送信された電波の物体による反射波を受信する受信手段、
    この受信手段の受信結果に基づいて、自車の進路上の物体を検知する物体検知手段、
    上記受信手段により受信された受信電力が、過去に検知された同一物体の受信電力に比べて、増加または減少したことを検出し、増加または減少に応じて増減フラグを立てる増減検出手段、
    上記増減フラグが、過去に検知された同一物体の最新の増減フラグに比べて変動したかどうかを判定し、変動した回数を算出する変動回数算出手段、
    および上記物体検知手段により検知された物体が、自車の走行に支障があるか否かを、上記変動回数算出手段により算出された回数に基づき、判定する障害物判定手段を備え
    上記障害物判定手段は、上記変動回数算出手段で算出された回数が、第一の閾値を超えている場合に、自車の走行に支障があると判定するとともに、
    上記第一の閾値は、上記物体との相対速度に応じて変更されることを特徴とする物体検知装置。
  2. 上記増減検出手段は、過去の所定周期分の上記受信電力と、現在の受信電力との演算により、現在の受信電力の増加または減少を検出することを特徴とする請求項1に記載の物体検知装置。
  3. 周期的に自車の進行方向に電波を送信する送信手段、
    この送信手段により送信された電波の物体による反射波を受信する受信手段、
    この受信手段の受信結果に基づいて、自車の進路上の物体を検知する物体検知手段、
    上記受信手段により受信された受信電力が、過去に検知された同一物体の受信電力に比べて、増加または減少したことを検出し、増加または減少に応じて増減フラグを立てる増減検出手段、
    上記増減フラグが、過去に検知された同一物体の最新の増減フラグに比べて変動したかどうかを判定し、変動していない場合に、上記最新の増減フラグが立てられた時点から現在までの物体の移動距離を求めて、累計移動距離を算出する移動距離算出手段、
    および上記物体検知手段により検知された物体が、自車の走行に支障があるか否かを、上記移動距離算出手段により算出された累計移動距離に基づき、判定する障害物判定手段を備え
    上記障害物判定手段は、上記移動距離算出手段で算出された累計移動距離が、第二の閾値を超えている場合に、自車の走行に支障がないと判定するとともに、
    上記第二の閾値は、上記物体との相対速度に応じて変更されることを特徴とする物体検知装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の物体検知装置、
    およびこの物体検知装置により検知された物体が、自車の走行に支障があるか否かについての上記物体検知装置の判定結果に基づいて、自車の動作を制御する制御装置を備えたことを特徴とする自動運転システム。
  5. 上記制御装置は、上記物体検知装置により、上記物体が、自車の走行に支障があると判定された場合に、自車の動作を制御することを特徴とする請求項に記載の自動運転システム。
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