JP6381247B2 - 画像処理装置と携帯端末を有するシステム - Google Patents

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Description

本発明は、近接無線通信を用いた情報処理装置と携帯端末における携帯端末側のアプリ起動方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータの技術をベースとして作られた、インターネットとの親和性が高い多機能携帯電話、いわゆるスマートフォンなどの携帯端末が普及しつつある。また、携帯端末で利用可能なアプリケーション(以下、単にアプリと称す場合もある)を開発するためのソフトウエア開発キット(SDK)も多数公開されている。そのため、開発者が自由に携帯端末用アプリを開発し、それを配布することが可能な環境になりつつある。
例えば、携帯端末からプリンタ、ファックス、あるいはこれらの機能を備えた複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を操作するためのアプリ(MFPアプリ)などもSDKを使用して開発され、公開されている。ユーザは、このMFPアプリを携帯端末で起動することにより、MFPが有する様々な機能を使用することができる。なお、携帯端末において使用されるアプリ(モバイル用アプリ)は、一般的に単機能のアプリケーションとして作成されることが多い。そのため、携帯端末からMFPを操作するユーザは、MFPの基本的な機能はMFPアプリを介して操作し、拡張的な機能を使用する際には改めて別のアプリを起動しなければならないことが多い。
また、近接無線通信(非接触通信)の一例であるNFC(Near Field Communication)が様々な分野で普及している。NFCの機能は、例えばNFCタグ、NFCリーダ/ライタなどを含んで構成されるNFCユニットを搭載する機器により実現される。NFCユニットを搭載した機器間においては、機器同士を数センチメートル以内に近づけるだけで通信セッションが確立され、その後、機器同士を遠ざけると通信セッションが切断される。このように、機器同士をお互いに近づけたり、遠ざけたりするだけで通信セッションの確立/解除が行われる。そのため、NFCは、ユーザが様々なサービスを簡単に利用するための便利な手段として、様々な分野で注目を集め実用化が進められている。
例えば、画像形成装置には、デバイスのステータス情報が記録されるNFCタグを配備する。携帯端末には、NFCタグに記録された情報を読み取るためのリーダ(NFCリーダ)を備える。このようなシステム構成とした場合、ユーザは、携帯端末をステータスを確認したいデバイスにかざす、つまり近接させるだけでそのデバイスの詳細な情報を簡単に取得することができる。
また、NFCタグは、URIスキーム(例えば、http)、SSID(Service Set Identifier)、暗号キーなどの各種情報が書き込み可能に構成されている。
このような情報が記録されたNFCタグを読み取った携帯端末では、例えば所定のアプリが自動的に起動されたり、種別の異なる通信規格、例えば3G通信から無線LAN通信へ自動的に接続を切り替えるWi−Fiハンドオーバ処理が実行されたりする。
例えば、特許文献1に開示された携帯端末では、この携帯端末をMFPに近づけてNFC通信セッションを開始させてMFPから機能選択情報を取得する。その後、携帯端末をMFPから遠ざけて一旦NFC通信セッションを解除し、手元で設定項目を指定するなどの操作を行う。そして、再び携帯端末をMFPに近接させてNFC通信セッションを開始させることにより、設定項目に従ったジョブの実行を指示する、というものである。
特開2013−78035号公報
しかしながら、NFCタグに書き込み可能な起動アプリに関する情報は1つに制限される。そのため、ユーザは、MFP側で実行させたいジョブに応じてアプリの画面を切り替えたり、あるいはジョブに応じて別のアプリを起動したりする必要がある。
本発明は、このような課題を鑑みて、処理内容に応じた適切なアプリを携帯端末において起動させることを、主たる目的とする。
本発明は、画像処理装置と、複数のアプリケーションがインストールされている携帯端末とを有するシステムであって、前記画像処理装置は、スキャナと、ディスプレイと、NFCタグと、前記スキャナの状態を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知されたスキャナの状態に対応する情報を前記NFCタグに書き込む書込手段と、を備え、前記携帯端末は、前記NFCタグから、前記NFCタグに書き込まれている前記情報を取得する取得手段と、前記情報に基づいて、前記複数のアプリケーションのいずれかを起動する起動手段と、を備え、前記検知手段によって検知されたスキャナの状態が変更した場合、前記書込手段は、変更後のスキャナの状態に対応する情報を前記NFCタグに書き込むことを特徴とする。
本発明によれば、処理内容に応じた適切なアプリが携帯端末において起動するため、ユーザビリティの向上を図ることができる。

第1実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図。 携帯端末のハードウエア構成の一例を示すブロック図。 MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図。 NFCタグの記憶領域のメモリマップを示す模式図。 (a)は、情報処理システム全体のソフトウエア構成の概要を示す図、(b)は、MFPのソフトウエア構成の一例を示す図、(c)は、携帯端末のソフトウエア構成の一例を示す図。 MFPの処理手順を示すフローチャート。 携帯端末の処理手順を示すフローチャート。 MFPアプリが保持するデータテーブルの一例を説明するための図。 第2実施形態に係るMFPの処理手順を示すフローチャート。 携帯端末の処理手順を示すフローチャート。 MFPアプリが保持するデータテーブルの一例を説明するための図。
以下、本発明をスマートフォン、タブレットPCなどの携帯端末、情報処理装置の一例であるプリンタ、ファックス等の機能を有する複合機(MFP)を含む情報処理システムに適用した場合の実施形態例について、図面を用いて詳細に説明する。なお、携帯端末側で起動される別アプリが使用する通信接続がWi−Fi(登録商標)通信である場合を例に挙げて説明する。また、携帯端末及び情報処理装置は、近接無線通信(非接触通信)の一例であるNFCにより相互に情報伝達が可能に構成されているものとする。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図1に示す情報処理システムSは、ネットワーク回線10、携帯端末1000、アクセスポイント2000、MFP(Multifunction Peripheral)3000、NFC(Near Field Communication)タグ5000を含んで構成される。
携帯端末1000は、例えばスマートフォン、タブレットPCなどの情報機器であり、無線LAN通信を中継する機能を有するアクセスポイント2000を介してネットワーク回線10に接続される。
MFP3000は、例えばプリンタ、ファックス等の機能を有する複合機であり、ネットワーク回線10に接続される。MFP3000は、また、ユーザが携帯端末1000にインストールされているアプリケーション(以下、アプリと称す)を起動し、これを操作することにより出力されるコマンドに応じて動作するように構成される。なお、携帯端末1000と同様に、MFP3000もアクセスポイント2000を介してネットワーク回線10に接続するように構成することもできる。
NFCタグ5000は、通信セッションが確立した携帯端末1000において自動的に起動させるアプリを特定するための情報、通信接続の切り替え、例えばWi−Fi(登録商標)ハンドオーバ処理の情報などの各種情報が記録可能なタグである。NFCタグ5000に記録された情報は、例えば携帯端末1000が有するNFCリーダ/ライタを用いて読み取られる。このように、NFCタグ5000は、各種情報が記録される格納部を構成する。
以下、携帯端末1000、MFP3000それぞれのハードウエア構成について具体的に説明する。
図2は、携帯端末1000のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示す携帯端末1000は、コントローラ1010、通信ユニット1020、音声出力部1030、音声入力部1040、カメラ1050、コネクタ1060、ストレージ1070、タッチスクリーンディスプレイ1080を含んで構成される。携帯端末1000は、また、ボタン1090、加速度センサ1100、方位センサ1110、ジャイロスコープ1120、NFCリーダ/ライタ1130を有する。
コントローラ1010は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む一種のコンピュータであり、携帯端末1000の動作を統括的に制御する。このように、コントローラ1010は、携帯端末1000が有する各種機能を実現するための制御手段として機能する。なお、コントローラ1010は、例えば通信ユニット1020などの他の構成機器を含んで統合されたSoC(System-on-a-chip)等の集積回路として構成してもよい。
通信ユニット1020は、アクセスポイント2000を介した他の機器との通信を行うためのモジュールである。通信ユニット1020は、例えば携帯電話の無線通信規格である2G、3G、4G等の無線通信の種別に応じた通信を行う。通信ユニット1020は、また、Wi−Fi(IEEE802.11)、WiMAX(登録商標)、NFC等の無線通信の種別に応じた通信を行うように構成することもできる。なお、通信ユニット1020は、上述した種別の異なる通信規格の1つ又は複数を切り替えながらサポートするように構成することもできる。
音声出力部1030は、例えばスピーカであり、コントローラ1010から受信した音声信号を音声として出力する。
音声入力部1040は、例えばマイクであり、受け付けた音声を音声信号に変換し、変換後の音声信号をコントローラ1010へ送信する。
カメラ1050は、物体を撮影するアウトカメラであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)を含んで構成される。
コネクタ1060は、他の機器との接続を仲介する端子である。コネクタ1060は、携帯端末1000に接続する機器に応じた、例えばUSB(Universal Serial Bus)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ1060は、また、Dockコネクタのような専用に設計された端子であってもよい。なお、コネクタ1060を介して携帯端末1000に接続される機器は、例えば外部ストレージ、スピーカ、通信装置などである。
ストレージ1070は、コントローラ1010が実行する各種プログラム、並びに、設定データを含む各種データなどを記憶する記憶装置である。ストレージ1070は、また、コントローラ1010による処理結果を一時的に記憶するための作業領域としても利用される。
なお、ストレージ1070は、半導体記憶デバイス、磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを用いて構成したり、複数種類の記憶デバイスを含んで構成したりすることができる。また、ストレージ1070は、メモリカード等の可搬性を有する記憶媒体、及び、この記憶媒体の読み取り装置を組み合わせ構成することもできる。
ストレージ1070に記憶されるプログラムは、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーション、アプリケーションの動作を支援するための制御プログラムがある。
アプリケーションは、コントローラ1010を介して所定の処理が実行されるように規定されたプログラムである。例えば、アプリケーションが実行されることにより、例えばタッチスクリーンディスプレイ1080の表示画面上に所定の画面を表示させたりすることができる。また、この画面に対してユーザが行った操作(ジェスチャ操作)を検出させたり、検出結果に応じた処理が実行されるように制御したりすることができる。
制御プログラムは、例えば携帯端末1000が有する各機能部を原始的に制御したり、携帯端末1000が有するアプリケーションを起動したりするためのOS(Operating System)である。例えば、コントローラ1010は、制御プログラムに基づき通信ユニット1020、音声出力部1030、及び音声入力部1040等を制御し、これにより通話を実現する。
なお、アプリケーション及び制御プログラムは、予めストレージ1070に記憶させておく他、通信ユニット1020を介してそれぞれをストレージ1070にインストールすることもできる。
タッチスクリーンディスプレイ1080は、文字、画像、図形等のグラフィックを表示画面上に表示する表示部、及び、画面上でユーザが行う操作、例えば指、あるいはスタイラスペンなどを介したタップ、フリックなどの操作を検出する操作受付部として機能する。
ボタン1090は、ユーザにより操作される一又は複数のボタンである。コントローラ1010は、ボタン1090に対してユーザが行った操作(クリック、ダブルクリック、プッシュなど)を検出する。ボタン1090は、例えば、表示画面の表示内容をホームポジション画面へと遷移させるホームボタン、携帯端末1000の電源ON/OFFを行うためのパワーオン/オフボタン、音量を調整する音量ボタンなどである。
加速度センサ1100は、携帯端末1000に働く加速度の方向及びその大きさを検出するセンサである。方位センサ1110は、磁方位センサとも呼ばれ、地磁気を計測することにより携帯端末1000の向きを検出するセンサである。ジャイロスコープ1120は、携帯端末1000の姿勢を検出するセンサである。
加速度センサ1100、方位センサ1110及びジャイロスコープ1120それぞれの検出結果を組み合わせることにより、携帯端末1000の位置及び姿勢の変化を検出することができる。
NFCリーダ/ライタ1130は、NFCタグ内に記録された情報の読み取り、及び、NFCタグに対し情報の書き込みを行うための装置である。例えば、読み取りあるいは書き込み対象のNFCタグに携帯端末1000を所定の距離まで近づけることで通信セッションが確立され、このNFCタグに対する情報の読み取り、あるいは情報の書き込みが行われる。
なお、図2に示した携帯端末1000のハードウエア構成は例示であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜その構成を変更することができる。また、コントローラ1010は、タッチスクリーンディスプレイ1080、ボタン1090、加速度センサ1100等の検出結果に応じて必要な制御を携帯端末1000に対して行う。
図3は、MFP3000のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すMFP3000は、システムバス3010、CPU3020、ROM3030、RAM3040、ネットワークインタフェースカード(NIC)3050、外部入力コントローラ(PANELC)3060を含んで構成される。MFP3000は、また、タッチパネル(PANEL)3070、ディスプレイコントローラ(DISPC)3080、表示モジュール(DISPLAY)3090を有する。MFP3000は、また、ディスクコントローラ(DKC)3110、大規模記憶装置(HDD)3110、プリンタ(PRINTER)3200、スキャナ(SCANNER)3300を有する。
NFCタグ5000は、システムバス3010を介してMFP3000と接続される。また、MFP3000は、NIC3050を介してネットワーク回線10に接続される。
CPU3020は、ROM3030あるいはHDD3110に格納された各種プログラムを実行することにより、システムバス3010に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM3040は、CPU3020の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
このように、CPU3020は、MFP3000が有する各種機能を実現するための一種のコンピュータとして機能する。
NIC3050は、ネットワークインタフェースカードであり、ネットワーク回線10に接続された他の機器、あるいはファイルサーバ等との双方向通信を仲介する。なお、NIC3050を無線通信モジュールとして構成し、アクセスポイントを介してネットワーク回線10に接続するように構成することもできる。
PANELC3060は、外部入力コントローラであり、MFP3000が有する各種ボタン、あるいはPANEL3070が受け付けたユーザからの操作入力を制御する。
DISPC3080は、ディスプレイコントローラであり、例えば液晶ディスプレイなどの表示モジュール(DISPLAY)3090の画面の表示を制御する。DKC3100は、ディスクコントローラであり、ハードディスクドライブなどの大規模記憶装置(HDD)3110へのデータの書き込み、読み出しを制御する。
PRINTER3200は、例えば電子写真方式で実現される印字部であり、記録材(例えば、用紙)に対して印刷を行う。
SCANNER3300は、原稿の画像を読み取るための画像読み取り部である。なお、SCANNER3300にADF(オートドキュメントフィーダ)(不図示)を装着し、これにより原稿束を一枚ごと自動的に搬送されるように構成してもよい。
なお、HDD3110の所定の記憶領域に読み取った画像を一時的に保存するように構成することもできる。
NFCタグ5000は、通信セッションが確立した携帯端末1000において自動的に起動させるアプリを特定するための情報、通信接続の切り替え、例えばWi−Fiハンドオーバ処理の情報などの各種情報が記録可能なタグである。
図4は、NFCタグ5000の記憶領域のメモリマップを示す模式図である。
NFCタグ5000は、NDEF(NFC Data Exchange Format)と呼ばれる形式で各種情報の記録が行われる。図4に示すように、例えばNDEF形式のレコード(NFC Record1、NFC Record2、NFC Record3、・・・、)があり、レコードの先頭アドレスから順に各種情報が記録される。
例えば、携帯端末1000をNFCタグ5000に通信セッションが確立する距離まで近接させたとする。このとき、コントローラ1010は、携帯端末1000においてアプリが起動していなければ、NFCタグ5000の先頭アドレスに記録されているNDEFレコードを取得する。そして、読み込んだNDEFレコードのURIスキームに携帯端末1000おいて起動させるアプリが指定されている場合、コントローラ1010は指定されたアプリを起動する。例えば、URIスキームで指定されるアプリは、NFC通信を介して携帯端末1000からMFP3000を操作するMFPアプリ(第1のアプリケーション)である。
ここで、URIスキームとは、情報資源の場所とその属性を示す文字列を示すものであり、例えば「xxx://aaa/bbb」という形式で記述される。この記述「xxx://aaa/bbb」の「xxx」部分は、アプリのカテゴリ、「aaa」部分はアプリの名称、「bbb」部分はアプリの各種パラメータを意味する。
また、携帯端末1000におい既にてアプリが起動している場合、コントローラ1010は、起動しているアプリに応じたNFCタグ5000の特定の領域に記録されているNDEFレコードを取得する。そして、起動しているアプリは、取得されたNDEFレコードの内容に従った処理を実行する。
図5は、情報処理システムSのソフトウエア構成の一例を示す図である。
具体的には、図5(a)は、情報処理システムS全体のソフトウエア構成の概要、図5(b)は、MFP3000のソフトウエア構成の一例、図5(c)は、携帯端末1000のソフトウエア構成の一例である。
図5(a)に示すように、NFCタグ5000の先頭アドレスのNDEFレコード(URIスキームREC)には、MFPアプリの起動を指定するURIスキームなどが格納されている。次のNDEFレコード(Android Pkg REC)には、Android(登録商標)パッケージ情報が格納されている。続いて、次のNDEFレコード(Wi−FiHandoverREC)には、Wi−Fiハンドオーバ処理のための情報(例えば、IPアドレス、アクセスポイント情報など)が格納されている。
また、MFP3000と携帯端末1000との通信セッションが確立されている場合、NFCタグ5000に記録された各情報は、OS1700、MFPアプリ1600を実行するコントローラ1010により各NDEFレコードに格納された情報が取得される。
コントローラ1010は、OS1700を実行することによりURIスキームRECから情報を取得し、起動が支持されているMFPアプリ1600を起動する。MFPアプリ1600を実行しているコントローラ1010は、URIスキームRECのパラメータ、Wi−FiHandoverRECに格納された情報をそれぞれ取得する。コントローラ1010は、取得したこれらの情報に基づき別アプリ1500(第2のアプリケーション)を起動する。図5(a)では、このような情報の授受の関係を矢印線で例示している。
図5(b)に示す各機能部は、ROM3030に格納されたソフトウエアがCPU3020により実行されることにより実現される機能部である。
パラメータ設定部3500は、NFCタグ5000に書き込む情報を特定する。具体的には、携帯端末1000の表示画面に表示させるUI(ユーザインタフェース)画面、Wi−Fiハンドオーバ処理に関する情報を特定する。パラメータ設定部3500は、特定した情報をURIスキームRECのパラメータとして設定する。
ここで、UI画面は、例えばMFP3000に実行させる機能がFAX受信であれば、携帯端末1000の表示画面に表示させるUI画面はFAX受信を操作するためのFAX受信画面になる。また、このUI画面を携帯端末1000の表示画面に表示させるためには、MFPアプリとは異なる別のアプリ(例えばFAXビューアアプリ)の起動が必要になる場合もある。つまり、UI画面が特定されることに伴い、携帯端末1000側で起動すべき別アプリも特定されることになる。詳細については、図8を用いて後述する。
Wi−Fiハンドオーバ処理に関する情報は、MFP3000に設定されているIPアドレス、当該MFP3000が接続するアクセスポイントのSSID、あるいはユーザが予め指定したアクセスポイントのSSIDなどの情報から特定される。
なお、携帯端末1000の表示画面に表示するUI画面は、ユーザ自ら指定することもできる。また、例えばMFP3000のモデル名称などに基づき自動判別されたUI画面は表示されるように構成することもできる。
NFCタグ書込部3510は、パラメータ設定部3500が設定したパラメータをNFCタグ5000に書き込む。UI画面に関する情報(画面情報)は、図5(a)に示すURIスキームRECのパラメータとして書き込まれる。例えば、起動対象のアプリがMFPアプリであり、携帯端末1000の表示画面に表示させるUI画面が「aaa」であるとする。この場合、URIスキームRECには「aaa」をパラメータとする「xxx://MFPアプリ/aaa」が情報として書き込まれる。また、Wi−Fiハンドオーバ処理に関する情報などのハンドオーバ情報は、図5(a)に示すWi−FiHandoverRECに書き込まれる。つまり、URIスキームRECにはアプリケーション情報が記録され、Wi−FiHandoverRECにはハンドオーバ情報が記録される。
図5(c)に示す各機能部は、ストレージ1070に格納されたソフトウエアであるMFPアプリ1600がコントローラ1010により実行されることにより実現される機能部である。
NFCタグ5000との通信セッション確立を契機にNFCタグ5000の先頭レコードが読み込まれる。例えば、図5(a)に示すURIスキームRECに図5(a)に示すMFPアプリ1600の起動情報が含まれる場合、当該アプリが起動される。
NFCタグ読込部1610は、NFCタグ5000の記憶領域に記録された各種情報を読み込む。具体的は、NFCタグ読込部1610は、URIスキームRECのパラメータ、及び、Wi−FiHandoverRECの各情報を読み込む。
起動アプリ判定部1620は、取得したパラメータに応じて起動される別アプリにおいて通信接続の切り替え(Wi−Fi通信への切り替え)が必要であるか否かを判定する。
Wi−Fiハンドオーバ指示部1640は、起動アプリ判定部1620がWi−Fi通信への切り替えが必要であると判定した場合、コントローラ1010に対してWi−Fiハンドオーバの処理を実行するように指示を出す。
UI遷移処理/別アプリ起動部1630は、パラメータで指定されたUI画面への遷移、あるいはパラメータで指定された別アプリの起動を実行するようにコントローラ1010へ指示を出す。なお、この別アプリは、例えば図5(a)に示す別アプリ1500である。
以下、具体的な処理手順について図6〜図8を用いて詳細に説明する。
図6は、MFP3000の処理手順を示すフローチャートである。なお、図6に示す各処理は、CPU3020がROM3030に格納された所定のプログラムを実行することにより実現される。
CPU3020は、MFP3000の起動を契機に、当該MFP3000のIPアドレス、アクセスポイントのSSIDなどのWi−Fiハンドオーバ処理に関する情報を取得する。また、CPU3020は、携帯端末1000の表示画面に表示させるUI画面に関する画面情報を取得する(S601)。なお、取得した各情報は、例えばRAM3040に一時的に記録される。
CPU3020は、取得したWi−Fiハンドオーバ情報をWiFiHandoverRECに書き込む。また、CPU3020は、取得した画面情報をURIスキームRECのパラメータとして書き込む(S602)。つまり、NFCタグ5000にこれらの情報が記録される。その後、CPU3020は一連の処理を終了する。
図7は、携帯端末1000の処理手順を示すフローチャートである。図8は、MFPアプリ1600が保持するデータテーブルの一例を説明するための図である。
なお、このデータテーブルでは、携帯端末1000の表示画面に表示するUI画面(表示UI)、別アプリとして起動するアプリ(起動アプリ)、Wi−Fiハンドオーバ処理の要/不要のそれぞれが関連付けられている。また、図7に示す各処理は、コントローラ1010がMFPアプリ1600を実行することにより実現される。
コントローラ1010は、NFCタグ5000との通信セッションが確立されたことを契機に、当該NFCタグ5000に記録されたURIスキームRECを読み込む。そして、URIスキームRECにMFPアプリ1600の起動情報が含まれている場合、当該MFPアプリ1600を起動する。
コントローラ1010は、NFCタグ5000のURIスキームRECに格納されたパラメータを取得する(S701)。
コントローラ1010は、ステップS701の処理において取得したパラメータに基づきデータテーブル(図8)を参照し、表示UI、起動アプリ、Wi−Fiハンドオーバ処理の要否を決定する(S702)。
例えば、パラメータとデータテーブルにより特定された表示UIが「RUI」(図8、MFP3000が有するWEBページ)である場合、起動するアプリ(別アプリ)は「ブラウザ」となり、Wi−Fiハンドオーバ処理が必要であると決定される。また、パラメータから特定された表示UIがFAX送信(図8)である場合、起動するアプリがMFPアプリ1600となる。この場合、既にMFPアプリ1600は実行されているため、当該MFPアプリ1600のNFC通信によりMFP3000に対してファックス送信の実行を指示することになる。そのため、Wi−Fiハンドオーバ処理は不要になる。
コントローラ1010は、Wi−Fiハンドオーバ処理が必要であると決定した場合(S702:Yes)、Wi−Fiハンドオーバ処理を実行する(S703)。この場合、コントローラ1010は、NFC通信からWi−Fi通信へ通信接続の切り替えを行うことになる。また、そうでない場合(S702:No)、ステップS704の処理へ進む。
コントローラ1010は、起動するアプリがMFPアプリ1600であるか否かを判別する(S704)。起動するアプリがMFPアプリ1600である場合(S704:Yes)、タッチスクリーンディスプレイ1080上に表示する画面をパラメータに応じた画面に遷移する(S706)。また、そうでない場合(S704:No)、コントローラ1010は、パラメータにおいて指定された別アプリを起動し(S705)、一連の処理を終了する。
このように、本実施形態の情報処理システムSでは、携帯端末1000においてMFPアプリが起動した後に起動させる、パラメータに応じたUI画面を表示するための別アプリにおいて通信接続の切り替えが必要であるか否かが判別される。携帯端末1000は、通信接続の切り替えが必要であれば、対応する種別の通信に通信接続を切り替えてから別アプリを起動する。
これにより、例えば別アプリであるサードパーティ製のアプリを起動した後に、ユーザ自らが手動でWi−Fi通信などへの通信接続の切り替えを行う必要がなくなる。つまり、ユーザにとっては、処理内容に応じたアプリの切り替え、アプリの切り替えに伴う通信接続の切り替えなどの煩雑な作業が軽減される。その結果、素早く所望の操作を行うことが可能になり、ユーザビリティの向上を図ることができる。
また、通信接続の切り替え処理のためのプログラムを別アプリ毎に付加する必要がなくなり、その結果、アプリサイズの肥大化が抑制され、携帯端末が有する記憶装置の容量圧迫を抑制することができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、MFP3000の状態をパラメータとして書き込み、このパラメータに基づき別アプリを決定するように構成した場合について説明する。なお、第1実施形態において既に説明した構成と同じものはその説明を省略する。また、第1実施形態と異なる部分は、主として携帯端末1000の表示画面に表示するUI画面を決定する処理の部分である。
本実施形態に係るパラメータ設定部3500は、MFP3000の状態を表す情報としてデバイス状態、UI状態に関する情報をパラメータとして設定する。デバイス状態は、例えばADFに原稿が載置されている状態、MFP3000が一又は複数のセキュアジョブを受け付けている状態などといった状態である。また、UI状態は、例えばDISPLAY3090にFAX送信画面が表示されている状態、あるいはMFP3000の設定画面、又は、リモートスキャン画面が表示されているなどのUI画面の状態である。
本実施形態に係るNFCタグ書込部3510は、パラメータ設定部3500が設定したパラメータをNFCタグ5000に書き込む。例えば、ADFに原稿が載置されており、DISPLAY3090にはリモートスキャン画面が表示されている状態の場合、URIスキームRECには「xxx://MFPアプリ/Job=ADF&UI=Scan」が情報として書き込まれる。
以下、具体的な処理手順について図9〜図11を用いて詳細に説明する。
図9は、本実施形態に係るMFP3000の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、RAM3040上のワーク領域として、UI状態に関する情報を格納する領域(UIStatus)、及びジョブ状態に関する情報を格納する領域(JobStatus)のそれぞれが確保される。
CPU3020は、MFP3000の起動を契機に、当該MFP3000のIPアドレス、アクセスポイントのSSIDなどのWi−Fiハンドオーバに関する情報を取得する(S901)。
CPU3020は、取得したWi−Fiハンドオーバ情報をWi−FiHandoverRECに書き込む(S902)。
CPU3020は、UI状態に関する情報を取得する(S903)。CPU3020は、デバイス状態に関する情報を取得する(S904)。
CPU3020は、取得したUI状態に関する情報、及び、デバイス状態に関する情報をURIスキームRECのパラメータとして書き込む(S905)。つまり、NFCタグ5000にこれらの情報が記録される。
CPU3020は、UI状態に変化があったか否かを判別する(S906)。具体的には、直近にURIスキームRECのパラメータとして書き込んだUI状態と、今時点のUI状態とを比較することにより判別することができる。変化があった場合(S906:Yes)、CPU3020は、その時点のUI状態に関する情報を取得し、これをUIStatusに格納する(S908)。また、そうでない場合(S906:No)、ステップS908の処理へ進む。
CPU3020は、デバイス状態に変化があったか否かを判別する(S908)。具体的には、直近にURIスキームRECのパラメータとして書き込んだデバイス状態と、今時点のデバイス状態とを比較することにより判別することができる。変化があった場合(S908:Yes)、CPU3020は、その時点のデバイス状態に関する情報を取得し、これをJobStatusに格納する(S909)。また、そうでない場合(S908:No)、ステップS910の処理へ進む。
CPU3020は、UI状態あるいはデバイス状態の少なくとも一方において変化があったか否かを判別する(S910)。具体的には、UIStatusあるいはJobStatusの少なくとも一方に情報が格納されている場合には、変化があったと判別する。
CPU3020は、変化がないと判別した場合(S910:No)、ステップS906の処理に戻る。また、そうでない場合(S9106:Yes)、CPU3020は、UIStatusあるいはJobStatusの少なくとも一方に格納されている情報をURIスキームRECのパラメータとして書き込む(S911)。なお、CPU3020は、ステップS911の処理後にUIStatus及びJobStatusをクリアし、ステップS906の処理に戻る。このようにして、MFP3000の状態情報は最新の情報に更新される。
図10は、本実施形態に係る携帯端末1000の処理手順を示すフローチャートである。図11は、本実施形態に係るMFPアプリ1600が保持するデータテーブルの一例を説明するための図である。なお、このデータテーブルでは、デバイス状態、UI状態、MFPアプリ1600を介して携帯端末1000の表示画面に表示するUI画面(表示UI)のそれぞれが関連付けられている。
なお、図7に示すフローチャートにおける処理手順と異なる点は、図10に示すステップS1002の処理を含む点である。以下、このステップS1002の処理を中心に説明する。
コントローラ1010は、ステップS1001の処理において取得したパラメータに基づきデータテーブル(図11)を参照し、表示UIを決定する(S1002)。
例えば、パラメータとデータテーブルにより特定されたデバイス状態が「ADF原稿あり」であり、UI状態が「リモートスキャン画面」である場合、ユーザはMFP3000においてスキャンを実行しようとしていると判断することができる。そのため、表示UIは「Scan」に決定される。
その後、コントローラ1010は、ステップS1002の処理において決定された表示UIに基づきデータテーブル(図8)を参照し、起動アプリ、Wi−Fiハンドオーバ処理の要否を決定する(S1003)。なお、ステップS1004以降の各処理は、第1実施形態における処理と同様の処理になる。
このように、本実施形態の情報処理システムでは、MFP3000の状態を表す情報を状態情報(デバイス状態、UI状態)として特定し、この状態情報に基づき第1のアプリケーションを起動した後に起動させる第2のアプリケーションを特定する。
これにより、ユーザがMFP3000において実行しようとしている処理に対応するUI画面を携帯端末1000の表示画面に表示することができる。つまり、デバイス状態、UI状態の情報に基づき携帯端末1000で起動させるアプリが特定される。
そのため、ユーザにとっては、処理内容に応じたアプリの切り替え、アプリの切り替えに伴う通信接続の切り替えなどの煩雑な作業が軽減される。その結果、素早く所望の操作を行うことが可能になり、ユーザビリティの向上を図ることができる。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれ、例えば上述した各実施形態の一部を適宜組み合わせても良い。
なお、本実施形態において説明した各種処理の制御は、コンピュータに処理制御プログラム(コンピュータプログラム)をインストールすることにより動作させることもできる。また、処理制御プログラムをコンピュータにおいて実行可能に記録した記録媒体も本発明の範囲に含まれることは、言うまでもない。
10・・・ネットワーク回線、1000・・・携帯端末、2000・・・アクセスポイント、3000・・・MFP、5000・・・NFCタグ、S…情報処理システム。

Claims (5)

  1. 画像処理装置と、複数のアプリケーションがインストールされている携帯端末とを有するシステムであって、
    前記画像処理装置は、
    スキャナと、
    ディスプレイと、
    NFCタグと、
    前記スキャナの状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたスキャナの状態に対応する情報を前記NFCタグに書き込む書込手段と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記NFCタグから、前記NFCタグに書き込まれている前記情報を取得する取得手段と、
    前記情報に基づいて、前記複数のアプリケーションのいずれかを起動する起動手段と、を備え、
    前記検知手段によって検知されたスキャナの状態が変更した場合、前記書込手段は、変更後のスキャナの状態に対応する情報を前記NFCタグに書き込むことを特徴とする、
    システム。
  2. 前記起動手段は、前記情報によって特定される、前記ディスプレイが表示している画面の種類に対応するアプリケーションを起動することを特徴とする、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記複数のアプリケーションには、FAXアプリケーションが少なくとも含まれ、
    前記情報によって特定される、前記ディスプレイが表示している画面の種類がFAX機能の画面である場合、前記起動手段は、前記FAXアプリケーションを起動することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記複数のアプリケーションには、ブラウザアプリケーションが少なくとも含まれ、
    前記情報によって特定される、前記ディスプレイが表示している画面の種類が設定画面である場合、前記起動手段は、前記ブラウザアプリケーションを起動することを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記複数のアプリケーションには、印刷アプリケーションが少なくとも含まれることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
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