JP6380182B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートを給紙ローラに当接する位置まで持ち上げる載置板を備える給紙装置に関する。
従来、画像形成装置に備えられる給紙装置に、給紙をするタイミングで、記録シートが載置された載置板を上昇させ、載置板の上方に配置された給紙ローラに記録シートを当接させるように構成されたものが知られている。例えば、特許文献1で開示されている給紙装置では、載置板の下に押上部材が設けられており、この押上部材が付勢部材により常に載置板を押し上げる方向に付勢されている。そして、給紙装置は、押上部材に作用するカムを備え、このカムにより、給紙をしないときは押上部材を押し下げ、給紙をするときは押上部材が付勢部材の付勢力により載置板を押し上げるように構成されている。
特開2013−209192号公報
しかしながら、上述した技術では、載置板が上昇したときに、載置板上の記録シートが給紙ローラに勢いよく当たるため、給紙ローラの耐久性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、給紙ローラの耐久性を向上させることができる給紙装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の給紙装置は、装置本体と、記録シートが載置され、一端部に設けられた回動軸を中心に他端部が揺動する載置板と、を備えている。
載置板は、載置板に載置された最上位の記録シートの前記他端部側の端部が前記最上位の記録シートを搬送する位置にある給紙位置と、給紙位置よりも低い位置に配置される離間位置と、給紙位置よりも高い位置に配置される当接位置との間を揺動可能に設けられている。
そして、給紙装置は、載置板の上方において装置本体に設けられ、前記最上位の記録シートに接触する接触位置と前記最上位の記録シートから退避する退避位置とに揺動可能に支持される給紙ローラと、載置板を上方へ揺動するように付勢する付勢部材と、載置板に作用することで載置板を付勢部材に抗して離間位置に移動させるとともに、所定のタイミングで付勢部材により載置板が上方へ揺動されるのを許容するカムと、載置板の上方に設けられ、載置板が上方に揺動したときに、前記最上位の記録シートと当接し、載置板を当接位置に停止させる当接部と、前記最上位の記録シートが当接部に当接した後、載置板を給紙位置に移動させる移動部材と、載置板が離間位置から当接位置へ揺動するときは給紙ローラを退避位置に退避させ、前記最上位の記録シートが当接部に当接した後、給紙ローラを載置板へ近づけて接触位置に配置させる給紙ローラ揺動機構と、を備えている。
このように構成された給紙装置よれば、載置板が付勢部材の付勢力により上方へ揺動したときに、載置板に載置された記録シートが、給紙ローラに当たらずに当接部に当たるので、給紙ローラに衝撃が加わるのを抑え、給紙ローラの耐久性を向上させることができる。
前記した給紙装置において、移動部材は、給紙ローラであることが望ましい。
これによれば、移動部材として別部材を設ける構成に比べて、構成が簡単になるとともに、載置板に載置された記録シートに給紙ローラを確実に接触させることができる。
前記した給紙装置において、当接部は、載置板の前記他端部の上方に配置されていることが望ましい。
仮に当接部を載置板の回動軸の上方に配置した場合、載置板に載置されている記録シートが少ないときは、この記録シートを当接部に当接させるために載置板を大きく揺動させなければならず、装置が大型化する。上記した構成では、載置板を大きく揺動させなくても載置板に載置された記録シートを当接部に当接させることができるので、装置の小型化が可能である。
前記した給紙装置において、装置本体は、給紙ローラを保持する給紙フレームを有し、当接部は、給紙フレームに設けられていることが望ましい。
これによれば、給紙ローラを保持する給紙フレームに当接部を設けているので、給紙ローラと当接部の位置精度が向上する。
前記した給紙装置において、当接部は、弾性部材からなることが望ましい。
これによれば、載置板が当接部に当たったときに発生する衝撃音を緩和することができる。
この場合、当接部は、スポンジであってもよい。
前記した給紙装置において、当接部は、記録シートの幅方向において、給紙ローラの一方側に配置されている第1当接部材と、他方側に配置される第2当接部材とを有していることが望ましい。
これによれば、給紙ローラに対して一方側のみに当接部を設ける構成に比べて、載置板が当接部に当接したときに、載置板が傾くのを抑えることができる。
前記した給紙装置において、給紙フレームが、内側に給紙ローラが配置される開口部を有している場合、当接部は、少なくとも一部が開口部の縁に配置されていることが望ましい。
これによれば、小さいサイズの記録シートが載置板上に載置されている場合にも、当接部を記録シートに当接させることができる。また、当接部が給紙ローラに近い位置に配置されるので、載置板に載置されたシートが給紙ローラに当たるのを抑えることができる。
前記した給紙装置において、第1当接部材は、前記一方側端部における載置板の第1被当接部に当接する第1当接部を有し、第2当接部材は、前記他方側端部における載置板の第2被当接部に当接する第2当接部を有することが望ましい。
これによれば、載置板が当接部に当接したときに、載置板の記録シート幅方向の両端部が振動するのを抑えることができる。
前記した給紙装置において、給紙ローラ揺動機構は、給紙ローラに作用し、給紙ローラを揺動可能に構成された連動機構と、給紙ローラを退避位置へ向けて付勢する第2の付勢部材と、連動機構に作用することで、給紙ローラを載置板へ向けて移動させるように構成された第2のカムと、を備えていてもよい。この場合、第2のカムは、カムと一体に回転可能に設けることができる。
本発明によれば、載置板が付勢部材の付勢力により上方へ揺動したときに、載置板上の記録シートが、給紙ローラに当たらずに当接部に当たるので、給紙ローラに衝撃が加わるのを抑え、給紙ローラの耐久性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るフィーダ部を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 架橋部材と押圧部材を示す斜視図であって、押上部材が初期位置に位置する状態を示す図(a)と、押上部材が初期位置から上方に回動した状態を示す図(b)である。 給紙フレーム周りの構成を示す斜視図である。 当接部の位置を示す図である。 給紙ローラ揺動機構等を示す斜視図である。 第1ギヤの斜視図(a)、第1ギヤの図(a)で示す面とは反対側の面を示す斜視図(b)と、第2ギヤの斜視図(c)と、第2ギヤの図(c)で示す面とは反対側の面を示す斜視図(d)と、第1ギヤおよび第2ギヤの斜視図(e)と、第1ギヤおよび第2ギヤの図(e)で示す面とは反対側の面を示す斜視図(f)である。 第3カム、第2ギヤおよびリンクを示す図である。 待機時のフィーダ部を示す図(a),(b)と、図(a)とは反対側から見たフィーダ部を示す図(c)である。 ソレノイド作動時のフィーダ部を示す図(a),(b)と、図(a)とは反対側から見たフィーダ部を示す図(c)である。 用紙載置板が上昇し始めたときのフィーダ部を示す図(a),(b)と、図(a)とは反対側から見たフィーダ部を示す図(c)である。 用紙載置板が図10の状態からさらに上昇したときのフィーダ部を示す図(a),(b)と、図(a)とは反対側から見たフィーダ部を示す図(c)である。 用紙載置板上の用紙が当接部に当接した状態を示す図である。 給紙ローラが接触位置に位置するときの第3カムの姿勢を示す図である。 用紙載置板が給紙位置に位置するときの状態を示す図である。 当接部の変形例を示す図であって、第1の変形例を示す図(a)と、第2の変形例を示す図(b)と、第3の変形例を示す図(c)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、本発明の一実施形態に係る給紙装置の一例としてのフィーダ部を備えたレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、記録シートの一例としての用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
装置本体2は、筐体100と、トップカバー22と、フロントカバー23とを備えている。筐体100は、その上部に後述するプロセスカートリッジ6の着脱のための開口21Aを有するとともに、その前部に用紙Pを差し込むための差込口21Bを有している。
具体的に、トップカバー22は、トップカバー22の回動軸22Aが装置本体2の上側後方に設けられており、この回動軸22Aを中心として上方に回動するようになっている。また、トップカバー22は、装置本体2の後方端部から前方端部までを覆うカバーであり、上方に回動することによって、装置本体2の上側が開放されるようになっている。
フロントカバー23は、フロントカバー23の回動軸23Aが装置本体2の前側下方に設けられており、この回動軸23Aを中心として前方に回動するようになっている。また、フロントカバー23は、装置本体2の下方端部から上方端部までを覆うカバーであり、前方に回動することによって、装置本体2の前側が開放されるようになっている。なお、図1において、2点鎖線で示すフロントカバー23が、装置本体2の前側を閉じた状態であり、実線で示すフロントカバー23が、装置本体2の前側を開放した状態である。
つまり、筐体100の上部の開口21Aが、トップカバー22によって開閉されるとともに、前部の差込口21Bが、フロントカバー23によって開閉されるようになっている。筐体100の構成については、後で詳述する。
フィーダ部3は、装置本体2の下方に位置し、用紙Pを載置するための給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pを画像形成部4に向けて給紙する給紙機構32とを備えている。
給紙トレイ31は、装置本体2の下部に配置される載置板の一例としての用紙載置板220と、前述したフロントカバー23とによって構成されている。具体的には、フロントカバー23は、下端部を中心にして前後に揺動可能となっており、前側に倒した状態において、給紙トレイ31の一部を構成している。また、用紙載置板220は、用紙Pを1枚給紙するタイミング毎に、用紙Pを後述する給紙ローラ210へ向けて持ち上げるようになっている。
給紙機構32は、給紙ローラ210と、分離ローラ32Aと、分離パッド32Bとを主に備えている。給紙ローラ210は、分離ローラ32Aよりも用紙Pの搬送方向上流側で、用紙載置板220の後端の上に配置されている。分離ローラ32Aは、分離パッド32Bと対向して配置されている。
給紙ローラ210および分離ローラ32Aは、給紙ローラユニット32Cとして1つの部品になっている。給紙ローラユニット32Cは、給紙ローラ210および分離ローラ32Aの他に、アイドルギヤ32Dとホルダ32Eを備えている。
アイドルギヤ32Dは、図示しない給紙ローラ210と一体に回転するギヤと、図示しない分離ローラ32Aと一体に回転するギヤとに噛合している。これにより、給紙ローラ210と分離ローラ32Aが互いに連動して回転可能となっている。
ホルダ32Eは、給紙ローラ210、分離ローラ32Aおよびアイドルギヤ32Dを一体的に保持している。ホルダ32Eは、図5に示すように、給紙ローラ210の上に配置される上壁32Hと、給紙ローラ210の左右両側に配置され、給紙ローラ210を回転可能に支持する側壁32Iと、上壁32Hから後方へ延びる延出部32Jとを有している。
図1に戻り、フィーダ部3では、フロントカバー23を前側に倒して給紙トレイ31を形成した後で、この給紙トレイ31上に用紙Pを載せる。そして、給紙トレイ31上に載置された用紙Pに給紙ローラ210が接触して回転することで、給紙トレイ31上に載置された用紙Pが分離ローラ32Aへ送り出され、送り出された用紙Pが、分離ローラ32Aと分離パッド32Bとの間で1枚ずつに分離されて画像形成部4に供給される。フィーダ部3の構成については、後で詳述する。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、プロセスカートリッジ6と、定着装置7とを備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の前側に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、後述する感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ6は、装置本体2の後側中央部付近に位置しており、給紙機構32の上部に設けられている。プロセスカートリッジ6は、開口21Aを通して筐体100に対して上側前方に向かって着脱可能であり、感光ドラム61と、感光ドラム61上のトナー像を用紙Pに転写させる転写ローラ62と、図示しない公知の帯電器、現像ローラ、層厚規制ブレード、トナー収容室などを備えている。
このプロセスカートリッジ6では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、トナー収容室内のトナーが現像ローラによって感光ドラム61の静電潜像に供給され、感光ドラム61の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ62の間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置7は、装置本体2の上側後方に位置し、プロセスカートリッジ6の上方に配置されており、主に、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内側には、ハロゲンランプ等の図示しない熱源が設けられている。
加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟持して搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上側に設けられている。
そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排出ローラ8に搬送され、この排出ローラ8から排出トレイ9上に排出される。
排出トレイ9は、装置本体2の後側から前側に向かって斜め上方に向かって延び、トップカバー22の一部として設けられている。また、トップカバー22の後方側、かつ、排出トレイ9の後端部には、延長トレイ10が設けられている。延長トレイ10は、排出トレイ9の前側端部付近において回動中心を有し、図1において2点鎖線で示すような排出トレイ9と対向する位置と、実線で示すような2点鎖線で示す位置から略180度前方へ回動した位置との間を移動可能に設けられている。延長トレイ10は、画像形成していないとき、2点鎖線の位置に配置させて、排出トレイ9を覆うカバーとしての役割を担っている。また、延長トレイ10は、画像形成時に実線で示す位置に配置されることによって、排出される用紙Pの先端部を保持する役割を担っている。
<筐体の詳細構成>
次に、装置本体2を構成する筐体100の詳細構成について説明する。
筐体100は、左右一対のサイドフレーム110(左側のみ図示)と、架橋部材120とを備えている。
一対のサイドフレーム110は、画像形成部4を挟んで対向するように、左右方向で対向して配置されている。
架橋部材120は、板金から形成された平板状の部材である。架橋部材120は、一対のサイドフレーム110の底部同士を繋ぐように、一対のサイドフレーム110に固定されている。より詳細に、架橋部材120は、一対のサイドフレーム110の後端部の一部同士を繋いでいる。
架橋部材120は、図2(a)に示すように、後述する押上部材240の回動軸241を支持するための支持部121が、左右方向の略中央部と右端部に設けられている。支持部121は、架橋部材120の一部を切り起こすことで形成されている。
そして、筐体100は、図3に示すように、架橋部材120の上に、給紙フレーム130をさらに備えている。
給紙フレーム130は、給紙ローラ210を回転可能に支持する部材である。給紙フレーム130は、架橋部材120の上方に位置し、一対のサイドフレーム110を繋ぐように、一対のサイドフレーム110に固定されている。
図3に示すように、給紙フレーム130は、左右方向における略中央部に、開口部131を有している。開口部131は、内側に給紙ローラ210と分離ローラ32Aが配置される部分であり、上下方向に貫通している。
給紙フレーム130は、分離ローラ32Aを回転可能に支持している。具体的に、給紙フレーム130は、分離ローラ32Aのローラ軸32Fを回転可能に支持している。ローラ軸32Fは、分離ローラ32Aと一体に回転可能に設けられている。ローラ軸32Fは、分離ローラ32Aから左方へ延び、右端部が給紙フレーム130の左右方向外側に配置されている。また、給紙フレーム130は、分離ローラ32Aの右端部に取り付けられた軸受部材32Gを介して、分離ローラ32Aを支持している。
このように分離ローラ32Aが給紙フレーム130に支持されることにより、給紙ローラ210は、ホルダ32Eを介して、給紙フレーム130に保持されている。そして、給紙ローラ210は、分離ローラ32Aの回転中心を中心に給紙フレーム130に対して上下方向に揺動可能となっている。具体的に、給紙ローラ210は、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pの後端部に接触して当該用紙Pを給紙可能な接触位置と、接触位置から上方に退避する退避位置とに揺動可能に給紙フレーム130に支持されている。なお、接触位置に位置する給紙ローラ210は、下端部が、後述する当接部140より下方に位置している(図14参照)。
また、給紙フレーム130は、開口部131の左右両側に当接部140が設けられている。具体的に、当接部140は、給紙フレーム130の下面のうち、開口部131の縁に配置されている。
この当接部140は、用紙載置板220の後端部の上方に配置されている。仮に当接部を用紙載置板220の前端部の上方に配置した場合、用紙載置板220に載置されている用紙Pが少ない場合には、この用紙Pを当接部に当接させるために用紙載置板220を大きく揺動させる必要があるため、装置が大型化する。本実施形態では、当接部140を用紙載置板220の後端部の上方に配置することで、用紙載置板220を大きく揺動させなくても、用紙載置板220に載置された用紙Pを当接部140に当接させることができるので、装置の小型化が可能となっている。
当接部140は、用紙載置板220が上方に揺動したときに、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pと当接するように設けられている。当接部140は、用紙載置板220または用紙載置板220上の用紙Pが当たったときの衝撃を吸収することができる部材からなり、給紙フレーム130に貼付されている。例えば、当接部140は、スポンジやゴム等の弾性部材からなる。
そして、当接部140は、給紙ローラ210の右側に配置される第1当接部材141と、給紙ローラ210の左側に配置される第2当接部材142とを有している。
図4に示すように、第1当接部材141と第2当接部材142は、用紙載置板220の上の用紙Pの左右方向両端部よりも左右方向内側に配置されている。
第1当接部材141は、下側を向く第1当接部の一例としての第1当接面141Aを有している。この第1当接面141Aは、用紙載置板220上に用紙Pがない場合には、用紙載置板220のうち第1当接部材141の下側に位置する第1被当接部221Aに当接し、用紙載置板220上に用紙Pがある場合には、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pに当接するように設けられている。
第2当接部材142は、下側を向く第2当接部の一例としての第2当接面142Aを有している。この第2当接面142Aは、用紙載置板220上に用紙Pがない場合には、用紙載置板220のうち第2当接部材142の下側に位置する第2被当接部221Bに当接し、用紙載置板220上に用紙Pがある場合には、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pに当接するように設けられている。
<フィーダ部の詳細構成>
次に、本発明の特徴部分であるフィーダ部3の詳細構成について説明する。
図3に示すように、フィーダ部3は、給紙ローラ210と、用紙載置板220と、押上部材240(図1参照)と、付勢部材の一例としての第1引張バネS1と、駆動機構300(図8(a)参照)とを備えている。また、フィーダ部3は、給紙ローラ210に作用する給紙ローラ揺動機構400(図5参照)を備えている。
用紙載置板220は、用紙Pが載置される板状の部材であり、シート載置面である上面221に載置された用紙Pを給紙ローラ210へ向けて持ち上げるように構成されている。具体的に、用紙載置板220は、他端部の一例としての後端部222が架橋部材120の上に配置され、一端部の一例としての前端部223に設けられた回動軸223Aが一対のサイドフレーム110(装置本体2)に回動可能に支持されている。これにより、用紙載置板220は、回動軸223Aを中心に後端部222が上下に揺動するようになっている。そして、用紙載置板220は、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pの後端部222側の端部である後端部が、当該最上位の用紙Pを搬送する位置にある給紙位置(最上位の用紙Pが接触位置にある給紙ローラ210に当接する位置)と、給紙位置よりも低い位置、より詳細には、最も低い位置に配置される離間位置と、給紙位置よりも高い位置に配置され、最上位の用紙Pが当接部140に当接する当接位置との間を揺動可能に設けられている。なお、上記した用紙載置板220の各位置の高さ関係は、用紙載置板220に同じ枚数の用紙Pが載置されているときの高さ関係である。この用紙載置板220は、用紙載置板220に載置される最上位の用紙Pが当接部140に当接することで、当接位置で停止するようになっている。
より詳細に、本実施形態において、離間位置は、図1の二点鎖線で示すような用紙載置板220が略水平になっている位置である。そして、給紙位置は、図14に示すように、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pの後端部が、接触位置にある給紙ローラ210の下端の高さ位置(線Aの位置)に位置し、給紙ローラ210に接触するときの用紙載置板220の位置である。この給紙位置は、用紙載置板220に載置された用紙Pの枚数によって変化する。
なお、給紙位置および当接位置は、用紙載置板220に載置された用紙Pの枚数により異なる。具体的に、用紙載置板220に複数枚の用紙Pが載置されている場合と、用紙載置板220に1枚の用紙Pが載置されている場合とでは、用紙載置板220に複数枚の用紙Pが載置されている場合の方が、給紙位置と当接位置が低い位置になる。
図1に示すように、用紙載置板220の前端部223は、サイドフレーム110の前端部付近に位置し、用紙載置板220の後端部222は、サイドフレーム110の後端部付近(より具体的には、給紙ローラ210と対向する位置)に配置されている。
押上部材240は、用紙載置板220の後端部222の下側(上面221とは反対側)に設けられている。押上部材240は、架橋部材120の上に重なって用紙載置板220を離間位置に位置させる初期位置(図2(a)の位置)から後端部222が上方へ回動することで用紙載置板220を押し上げるように構成されている。
具体的に、押上部材240は、図2(a),(b)に示すように、架橋部材120に回動可能に支持されている。押上部材240は、主に板金から形成されており、架橋部材120の左端部から架橋部材120の略中央部まで設けられている。
この押上部材240は、前端部(他端部)の左右2箇所に、回動軸241が設けられている。回動軸241は、円形断面を有している。この回動軸241は、架橋部材120の支持部121に回動可能に支持されている。これにより、押上部材240は、後端部が上下動するように回動可能になっている。
なお、回動軸241は、樹脂で形成されている。これにより、回動軸241を安価に構成することができるようになっている。
また、押上部材240の左端部には、後述する駆動機構300の第2カム322と当接する作用部243が左側の回動軸241と一体に設けられている。作用部243は、押上部材240の左端部の縁に沿って前後方向に延びて設けられており、用紙載置板220よりも用紙Pの幅方向、つまり、左右方向外側に配置されている。
作用部243の後端部には、上方へ向けて突出する側面視略三角形状の当接突起244が設けられている。この作用部243は、樹脂から形成されている。そして、作用部243の前端には、上に向かって延びるアーム部245が設けられ、アーム部245の先端にはフック部245Aが設けられている。なお、この作用部243の樹脂は、後述する第2カム322の押圧に耐えることができる強度を有している。
押上部材240の右端部には、後端に、押上部242が左右に離れて2つ設けられている。押上部242は、初期位置にある状態で、押上部材240の本体部240Aから後斜め上方へ向けて延びて形成されている。押上部242は、押上部材240の後端部が上方へ揺動するときに、用紙載置板220の下面に当接する部分である(図10(c)参照)。
第1引張バネS1は、図3に示すように、一端部が押上部材240のフック部245Aに係止され、他端部が後述するギヤ支持部材160(図9(c)参照)に支持されている。そして第1引張バネS1は、用紙載置板220が離間位置にあるときの用紙載置板220の上面221に沿って前後方向に長くなるように設けられている。これにより、第1引張バネS1を用紙載置板220と給紙ローラ210が対向する上下方向に沿って長くなるように設ける場合に比べて、装置本体2を上下方向に小型化することができる。
第1引張バネS1は、フック部245Aを前方に向けて引っ張っている。つまり、第1引張バネS1は、押上部材240を後端部が上方へ揺動する方向へ付勢することで、押上部材240を介して用紙載置板220を上方へ揺動するように付勢している。
駆動機構300は、押上部材240の上下動と、給紙ローラ210の回転を制御するための機構である。具体的に、駆動機構300は、用紙Pを1枚給紙するタイミング毎に、押上部材240の後端部を上昇させ、給紙ローラ210を回転させたあと、押上部材240を下降させるように構成されている。
駆動機構300は、第1ギヤ310、第2ギヤ320、駆動ギヤ330、第3ギヤ340およびラッチ機構350とから構成されている。
なお、第1ギヤ310、第2ギヤ320、駆動ギヤ330および第3ギヤ340は、図1に示す装置本体2内に設けられている駆動源Mから後述する第2カム322に駆動力を伝達する複数のギヤであり、用紙載置板220よりも左右方向外側、具体的には、図8(c)に示すように、装置本体2内に設けられているギヤ支持部材160に回転可能に支持されている。ギヤ支持部材160は、各ギヤ310,320,330,340と前述した第1引張バネS1を安定して保持するために、剛性の高い部材で形成されている。
第1ギヤ310は、図6(a),(b)に示すように、駆動用ギヤ部311と、伝達用ギヤ部312と、第1カム313と、第1バネ支持部314と、第1ストッパ部316を有している。
駆動用ギヤ部311は、円形状の歯車であり、その周面には、欠歯部311Aを除いてギヤ歯が設けられている。この駆動用ギヤ部311は、後述する駆動ギヤ330と噛合することで回転するようになっており、給紙動作を行っていない待機時(図8(a)〜(c)に示す状態)では、欠歯部311Aが駆動ギヤ330と対向する位置に配置されている。
伝達用ギヤ部312は、略半円状の歯車であり、その円周面の約3分の2の範囲に、ギヤ歯が設けられている。この伝達用ギヤ部312は、第3ギヤ340と噛合して回転することで、第3ギヤ340を回転させるようになっており、待機時では、ギヤ歯が第3ギヤ340に対向せず、押上部材240が上昇して用紙載置板220が給紙位置に位置した後に、第3ギヤ340に対向するように配置されている。なお、伝達用ギヤ部312のギヤ歯は、後述する第3ギヤ340を、給紙ローラ210が用紙Pを1枚ピックアップするのに必要な分だけ回転させるように設けられている。
第1カム313は、略円筒状に形成されており、その周面に、径方向に突出する係合爪313Aを有している。係合爪313Aは、待機時において、ラッチアーム351の先端と係合して、第1ギヤ310の回転を止めるためのものである。
そして、駆動用ギヤ部311、伝達用ギヤ部312および第1カム313は、同軸上で回転するように、一体に形成されている。具体的には、第1ギヤ310に形成されている貫通孔315の中心が回転中心となるように、第1カム313、駆動用ギヤ部311、伝達用ギヤ部312の順に軸方向に並んで設けられている。
第1バネ支持部314は、第1ギヤ310の第1カム313とは反対側に設けられている。第1バネ支持部314は、貫通孔315から径方向に延びる第1支持面314Aと、第1支持面314Aから突出する第1支持突起314Bとを有している。
第1ストッパ部316は、貫通孔315から径方向に延びる壁であり、周方向にずれた位置に2つ設けられている。
第2ギヤ320は、図6(c)、(d)に示すように、ギヤ部321と、カムの一例としての第2カム322と、第2バネ支持部323と、第2ストッパ部325とを有している。
ギヤ部321は、略半円状に形成されており、その周面に、ギヤ歯を有している。具体的に、ギヤ部321の周面には、第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311の欠歯部311Aと周方向の長さが同じ欠歯部321Aと、その欠歯部321Aを挟むように設けられるギヤ歯とを有している。このギヤ部321のギヤ歯は、第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311のギヤ歯と位相が同じになるように形成されている。このギヤ部321は、待機時では、欠歯部321Aが第1ギヤ310の欠歯部311Aと重なるように配置されている。
第2カム322は、ギヤ部321の回転軸と同軸上で回転するカムであり、軸方向において、押上部材240の当接突起244と当接可能な位置に配置されている。第2カム322は、周面が、第1面322Aと、第2面322Bと、凹部322Cとから構成されている。
具体的に、第1面322Aは、押上部材240の当接突起244と対向したときに、押上部材240を第1引張バネS1の付勢力に抗して初期位置に位置させることができるような、第2カム322の回転中心から離れた位置に設けられている。つまり、第2カム322は、第1面322Aが当接突起244と対向したときに、用紙載置板220に押上部材240を介して作用することで、用紙載置板220を第1引張バネS1の付勢力に抗して離間位置に移動させるように構成されている。
第2面322Bは、第1面322Aよりも回転中心からの距離が短い面であり、押上部材240の当接突起244と対向したときに、押上部材240が第1引張バネS1の付勢力によって上昇するのを許容するようになっている。つまり、第2カム322は、第2面322Bが当接突起244と対向したときに、第1引張バネS1により用紙載置板220が上方へ揺動されるのを許容するように構成されている。
凹部322Cは、第1面322A上に設けられた凹みである。なお、凹部322Cは、押上部材240の当接突起244と対向したときに、当接突起244が凹部322C(カム面)を押す力が、第2カム322の回転中心に向かうように形成されている。
このように構成された第2カム322は、待機時では、凹部322Cが押上部材240の当接突起244に対向するように配置されている。
そして、ギヤ部321と第2カム322は、第2ギヤ320に設けられている軸部324を回転軸として一緒に回転するように、一体に形成されている。
第2バネ支持部323は、ギヤ部321の径方向に延びる端面に設けられている。第2バネ支持部323は、径方向に延びる第2支持面323Aと、第2支持面323Aから突出する第2支持突起323Bとを有している。
第2ストッパ部325は、軸部324から径方向に延びる壁から周方向に向けて突出する突起である。第2ストッパ部325は、第2ギヤ320を第1ギヤ310に組み付けたときに、第1ギヤ310の第1ストッパ部316を挟むように、径方向にずれた位置に2つ設けられている。
以上のように構成された第1ギヤ310と第2ギヤ320は、図6(e),(f)に示すように、第2ギヤ320の軸部324を第1ギヤ310の貫通孔315に差し込んで組み付けることで、一つの組部品となっており、軸部324がギヤ支持部材160に回転可能に支持されている。なお、第1ギヤ310と第2ギヤ320は、一方が他方に対して回転可能になっている。そして、第1ギヤ310の第1ストッパ部316と第2ギヤ320の第2ストッパ部325とが係合することで、第1ギヤ310と第2ギヤ320の一方の他方に対する回転が規制されている。また、第1ストッパ部316と第2ストッパ部325が係合しているとき、第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311のギヤ歯と第2ギヤ320のギヤ部321のギヤ歯の位相は同じになっている。
また、第1ギヤ310に第2ギヤ320が組み付けられた状態では、第2支持突起323Bの先端と、第1支持突起314Bの先端が向かい合っており、圧縮バネS2が、第1バネ支持部314と第2バネ支持部323との間に配置されている。
図3に示すように、駆動ギヤ330は、装置本体2内に設けられている駆動源M(図1参照)から駆動力が入力されて回転するギヤである。具体的に、駆動ギヤ330は、駆動源Mに接続された第4ギヤ360と噛合している。この駆動ギヤ330は、第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311および第2ギヤ320と噛合でき、かつ、第1ギヤ310の伝達用ギヤ部312とは噛合しない位置に設けられている。
第3ギヤ340は、給紙ローラ210に回転駆動力を伝達するギヤである。この第3ギヤ340は、第1ギヤ310の伝達用ギヤ部312と噛合でき、かつ、第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311および第2ギヤ320とは噛合しない位置に設けられている。
ラッチ機構350は、図8(a)に示すように、揺動可能なラッチアーム351と、ラッチアーム351の基端部を押し引きするソレノイド352とを備えて構成されている。ラッチアーム351は、先端が第1ギヤ310の第1カム313の周面に当接可能な位置に配置されている。
図5に示すように、給紙ローラ揺動機構400は、給紙ローラ210を揺動させるための機構である。具体的に、給紙ローラ揺動機構400は、用紙載置板220が離間位置から当接位置へ移動するときは給紙ローラ210を退避位置に退避させ、用紙載置板220上の最上位の用紙Pが当接部140に当接した後、給紙ローラ210を用紙載置板220へ近づけて接触位置に配置させるように構成されている。
給紙ローラ揺動機構400は、連動機構の一例としてのリンク410と、第2の付勢部材の一例としての第2引張バネ420(図1参照)と、第2のカムの一例としての第3カム430とを備えている。
リンク410は、給紙ローラ210の上方から第3カム430の上方まで左右方向に延びる部材であり、給紙ローラ210に作用し、給紙ローラ210を揺動可能に構成されている。リンク410は、左右方向における給紙ローラ210と第3カム430の間の位置で給紙フレーム130に回動可能に支持される軸部411と、軸部411から給紙ローラ210側へ延びる第1アーム412と、軸部411から第3カム430側へ延びる第2アーム413とを有している。
第1アーム412は、先端部412Aが給紙ローラ210の上方、つまり、ホルダ32Eの延出部32Jの上方に配置されている。
第2アーム413は、先端部413Aが第3カム430の上方に配置され、この先端部413Aに、第3カム430へ向けて突出する当接突起413Bを有している。
このように構成されたリンク410は、軸部411を中心に給紙フレーム130に対して回動可能であり、当接突起413Bが下方に移動することで第1アーム412の先端部412Aがホルダ32Eから離れるように上方へ移動し、当接突起413Bが上方に移動することで第1アーム412の先端部412Aがホルダ32Eを押し下げるように下方へ移動するようになっている。
図1に示すように、第2引張バネ420は、給紙ローラ210を退避位置へ向けて付勢するように設けられている。具体的に、第2引張バネ420は、一端がホルダ32Eの上壁32Hのうち前後方向における分離ローラ32Aと第1アーム412の先端部412Aの間の位置に固定され、他端がホルダ32Eの上方で筐体100に固定されている。
図5に示すように、第3カム430は、リンク410に作用することで、給紙ローラ210を用紙載置板220へ向けて移動させるように構成された部材であり、第1ギヤ310の左右方向内側に配置され、第2ギヤ320の軸部324に支持されている。これにより、第3カム430は、第2ギヤ320の第2カム322と一体に回転可能に設けられている。
図7に示すように、第3カム430は、外周面に、第1面431と、第3カム430の回転方向(図中の矢印参照)における第1面431の上流端から上流側へ向かうほど回転中心から離れるように延びる第2面432と、第3カム430の回転方向における第2面432の上流端から延び、第1面431より径が大きい第3面433と、第3面433と第1面431を繋ぎ、第1面431に近づくほど徐々に第3カム430の回転中心からの距離が小さくなる第4面434とを有している。
第1面431は、第2ギヤ320が停止しているときにリンク410の当接突起413Bに対向する面である。この第1面431は、リンク410の第1アーム412の先端部412Aが、給紙ローラ210が第2引張バネ420の付勢力によって退避位置に移動可能な位置になるように設けられている。
第3面433は、給紙ローラ210が回転しているとき、より詳細には、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pが当接部140に当接して用紙載置板220が当接位置で停止した後、用紙載置板220が離間位置へ向けて揺動し始めるまでの間、つまり、給紙中に当接突起413Bに対向する面である。この第3面433は、リンク410の当接突起413Bを押し上げることで、リンク410の第1アーム412の先端部412Aが、ホルダ32Eを第2引張バネ420の付勢力に抗して徐々に押し下げて、給紙ローラ210を接触位置に位置させるように設けられている。
このように給紙ローラ揺動機構400が構成されることにより、給紙ローラ210は、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pが当接部140に当接した後、用紙Pを介して用紙載置板220を下方へ押し、用紙載置板220を給紙位置に移動させる移動部材として機能する。
次に、以上のように構成されるフィーダ部3の動作について説明する。
図8(a)〜(c)に示す待機時においては、第2カム322の第1面322Aのうち凹部322Cが押上部材240の当接突起244と対向している。これにより、第2カム322は、押上部材240を第1引張バネS1の付勢力に抗して初期位置に位置させている。
また、この待機時においては、第2ギヤ320は、第2カム322の凹部322Cが押上部材240の当接突起244と係合することで、回転が止められている。一方、第1ギヤ310は、ラッチアーム351が係合爪313Aと係合することによって、圧縮バネS2が縮められた状態になるような位置で回転が止められている。
そして、リンク410の当接突起413Bは、第3カム430の第1面431に当接している。これにより、リンク410の第1アーム412がホルダ32Eから離間し、給紙ローラ210が退避位置に位置する。
用紙Pを給紙するタイミングになると、待機時の状態からソレノイド352が作動し、図9(a)に示すように、第1ギヤ310の係合爪313Aからラッチアーム351が外れる。これにより、図9(a)〜(c)に示すように、圧縮バネS2の付勢力により、第1ギヤ310が図9(a)における反時計回りに押されて、回転している駆動ギヤ330に第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311のギヤ歯が噛み合う。これにより、第1ギヤ310が駆動ギヤ330に駆動されて回転し始める。
そして、図10(a)〜(c)に示すように、第1ギヤ310の駆動用ギヤ部311が回転することで、第1ギヤ310の回転方向下流側の第1ストッパ部316が、対向する第2ギヤ320の第2ストッパ部325に当たって第2ギヤ320を押す。これにより、第2ギヤ320が回転し始める。そして、第2ギヤ320が回転することで、第2カム322の押上部材240の当接突起244と対向する面が第1面322Aから第2面322Bに変位する。そのため、押上部材240は、第1引張バネS1の付勢力によって、初期位置から、第2カム322の第2面322Bに沿って上昇し始める。そして、押上部材240が初期位置から上昇することで、押上部材240の押上部242が用紙載置板220を下から押し上げる。これにより、用紙載置板220の後端部222が上方に回動し始める。
そして、さらに第1ギヤ310および第2ギヤ320が回転すると、図11(a)〜(c)に示すように、用紙載置板220の後端部222は、さらに上昇する。第1ギヤ310の伝達用ギヤ部312のギヤ歯が、第3ギヤ340に噛み合う直前になると、図12に示すように、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pの後端部が当接部140に当接する。これにより、用紙載置板220が当接位置で停止する。
このように、用紙載置板220が上昇しているときに、給紙ローラ210を退避位置に退避させ、用紙載置板220に載置された用紙Pを給紙ローラ210ではなく、当接部140に当接させることで、給紙ローラ210に衝撃が加わるのを抑え、給紙ローラ210の耐久性を向上させることができる。
また、当接部140は、スポンジなどの弾性部材からなるので、用紙載置板220に載置された用紙Pが当接部140に当たったときの衝撃音を緩和することができる。
そして、当接部140は、給紙ローラ210の一方側に配置される第1当接部材141と、給紙ローラ210の他方側に配置される第2当接部材142とを有しているので、当接部140を給紙ローラ210に対して一方側にのみに設ける構成に比べて、用紙載置板220に載置された用紙Pが当接部140に当接したときに、用紙載置板220が傾くのを抑えることができる。
また、当接部140が、給紙フレーム130の開口部131の縁に配置されているので、小さいサイズの用紙Pが用紙載置板220に載置されている場合にも、当接部140を用紙Pに当接させることができる。また、当接部140が給紙ローラ210の近くに配置されるので、用紙載置板220に載置された用紙Pが給紙ローラ210に当たるのを抑えることができる。
またこのとき、図11(c)に示すように、リンク410の当接突起413Bが第3カム430の第2面432に当接し始める。これにより、リンク410の第1アーム412がホルダ32Eを押し下げ始める。
そして、図13に示すように、第3カム430がさらに回転し、リンク410の当接突起413Bが第3面433に当接すると、図14に示すように、第1アーム412がホルダ32Eをさらに押し下げて、給紙ローラ210を接触位置に位置させる。このとき、給紙ローラ210が用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pに当接し、用紙Pを介して用紙載置板220を押し下げて、用紙載置板220を給紙位置まで移動させる。
このように、給紙ローラ210により用紙載置板220を給紙位置まで押し下げることにより、給紙ローラ210が接触位置に位置するとき、用紙載置板220に載置された用紙Pに給紙ローラ210を確実に接触させることができる。また、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pの後端部の位置を、用紙Pの積載枚数によらずに、常に所定の高さ位置(図14の線Aの位置)に位置させることができるので、用紙Pの搬送精度を一定に保つことができる。そして、他の部材によって用紙載置板220を移動させる構成に比べて、部品点数を削減することができる。
また、用紙載置板220が給紙位置まで下がることにより、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pは、当接部140から離間する。
そして、図13に示すように、第1ギヤ310の伝達用ギヤ部312のギヤ歯が、第3ギヤ340に噛み合う。これにより、第3ギヤ340が回転し始めるので、これにともなって、給紙ローラ210も回転する。そのため、用紙載置板220に載置された用紙Pは、給紙ローラ210によって給紙される。このとき、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pが当接部140から離間しているため、用紙Pと当接部140の間で摩擦力が生じたり、用紙Pが当接部140に押されたりしない。そのため、用紙Pを搬送するときにかかる負荷を抑え、用紙Pの搬送能力の低下を抑えることができる。
そして、用紙Pを1枚給紙すると、第1ギヤ310の伝達用ギヤ部312のギヤ歯と第3ギヤ340の噛み合いが解除され、給紙ローラ210は停止する。
さらに第1ギヤ310および第2ギヤ320が回転すると、第2カム322の押上部材240の当接突起244と対向する面が、第2面322Bから第1面322Aに変位し、押上部材240を初期位置へ押し下げる。これにより、用紙載置板220も離間位置へ移動する。
次に、図8(a)に示すように、第1ギヤ310の係合爪313Aにラッチアーム351の先端が係合し、第1ギヤ310の回転が停止する。そして、第2ギヤ320は、第2カム322の凹部322Cが押上部材240の当接突起244と係合して停止する。つまり、第2カム322は、用紙Pを1枚給紙するタイミング毎に、1回転し、押上部材240を初期位置から上方へ揺動させたあと、初期位置へ移動させる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、当接部140が給紙フレーム130の開口部131の縁にのみ設けられていたが、当接部の構成はこれに限定されるもではない。
例えば、図15(a)に示すように、当接部500は、左右方向に長い弾性部材から構成されていてもよい。具体的に、当接部500は、給紙ローラ210に対して一方側に配置される第1当接部材510と、給紙ローラ210に対して他方側に配置される第2当接部材520とを備えている。そして、第1当接部材510と第2当接部材520は、左右方向内側の端部が開口部131の縁に配置され、左右方向外側の端部が用紙載置板220の左右の端部に対応する位置に配置されている。
このように当接部500を用紙載置板220の左右の端部に対応する位置にも設けることで、用紙載置板220に載置された用紙Pが当接部500に当接したときに、用紙載置板220の左右の両端部が振動するのを抑えることができる。
また、図15(b)に示すように、当接部140は、前記実施形態の第1当接部材141および第2当接部材142に加えて、給紙ローラ210の一方側で用紙載置板220に載置された用紙Pの左右方向一端部の上方に配置される第1当接部材143と、給紙ローラ210の他方側で用紙載置板220に載置された用紙Pの左右方向他端部の上方に配置される第2当接部材144を有していてもよい。
そして、図15(c)に示すように、当接部140は、前記実施形態の第1当接部材141および第2当接部材142を備えず、第1当接部材143と第2当接部材144のみを有する構成であってもよい。
前記実施形態では、給紙ローラ210が移動部材として機能するように構成されていたが、移動部材はこれに限定されず、給紙ローラ210以外の部材であってもよい。例えば、移動部材は、給紙ローラ210とは別に設けられた部材であり、第3カム430の回転に連動し、給紙ローラ210が接触位置へ移動するときに、用紙載置板220を下方へ押して用紙載置板220を給紙位置に移動させるように構成されていてもよい。
また、移動部材は、押上部材240に作用して、用紙載置板220に載置された最上位の用紙Pが当接部140に当接した後、用紙載置板220を給紙位置に移動させるように構成されていてもよい。
前記実施形態では、付勢部材の一例である第1引張バネS1が押上部材240を介して用紙載置板220を上方へ揺動するように付勢し、カムの一例である第2カム322が押上部材240を介して用紙載置板220に作用していたが、付勢部材とカムの構成はこれに限定されるものではない。例えば、付勢部材は、用紙載置板220に直接作用することで、用紙載置板220を上方へ揺動するように設けられていてもよい。そして、カムは、用紙載置板220に直接作用することで、用紙載置板220を付勢部材の付勢力に抗して離間位置に移動させるとともに、所定のタイミングで付勢部材により用紙載置板220が上方へ揺動されるのを許容するように設けられていてもよい。
2 装置本体
3 フィーダ部
130 給紙フレーム
131 開口部
140 当接部
141 第1当接部材
141A 第1当接面
142 第2当接部材
142A 第2当接面
210 給紙ローラ
220 用紙載置板
221A 第1被当接部
221B 第2被当接部
322 第2カム
400 給紙ローラ揺動機構
410 リンク
420 第2引張バネ
430 第3カム
P 用紙
S1 第1引張バネ

Claims (10)

  1. 装置本体と、
    記録シートが載置され、一端部に設けられた回動軸を中心に他端部が揺動する載置板と、を備え、
    前記載置板は、前記載置板に載置された最上位の記録シートの前記他端部側の端部が前記最上位の記録シートを搬送する位置にある給紙位置と、前記給紙位置よりも低い位置に配置される離間位置と、前記給紙位置よりも高い位置に配置される当接位置との間を揺動可能に設けられ、
    前記載置板の上方において前記装置本体に設けられ、前記最上位の記録シートに接触する接触位置と前記最上位の記録シートから退避する退避位置とに揺動可能に支持される給紙ローラと、
    前記載置板を上方へ揺動するように付勢する付勢部材と、
    前記載置板に作用することで前記載置板を前記付勢部材に抗して前記離間位置に移動させるとともに、所定のタイミングで前記付勢部材により前記載置板が上方へ揺動されるのを許容するカムと、
    前記載置板の上方に設けられ、前記載置板が上方に揺動したときに、前記最上位の記録シートと当接し、前記載置板を前記当接位置に停止させる当接部と、
    前記最上位の記録シートが前記当接部に当接した後、前記載置板を前記給紙位置に移動させる移動部材と、
    前記載置板が前記離間位置から前記当接位置へ揺動するときは前記給紙ローラを前記退避位置に退避させ、前記最上位の記録シートが前記当接部に当接した後、前記給紙ローラを前記載置板へ近づけて前記接触位置に配置させる給紙ローラ揺動機構と、を備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記移動部材は、前記給紙ローラであることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記当接部は、前記載置板の前記他端部の上方に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記装置本体は、前記給紙ローラを保持する給紙フレームを有し、
    前記当接部は、前記給紙フレームに設けられていることを特徴とする請求項1または請求項3のいずれか1項に記載の給紙装置。
  5. 前記当接部は、弾性部材からなることを特徴とする請求項4に記載の給紙装置。
  6. 前記当接部は、スポンジからなることを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
  7. 前記当接部は、記録シートの幅方向において、前記給紙ローラの一方側に配置されている第1当接部材と、他方側に配置される第2当接部材とを有していることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の給紙装置。
  8. 前記給紙フレームは、内側に前記給紙ローラが配置される開口部を有し、
    前記当接部は、少なくとも一部が前記開口部の縁に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の給紙装置。
  9. 前記第1当接部材は、前記一方側端部における前記載置板の第1被当接部に当接する第1当接部を有し、
    前記第2当接部材は、前記他方側端部における前記載置板の第2被当接部に当接する第2当接部を有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の給紙装置。
  10. 前記給紙ローラ揺動機構は、
    前記給紙ローラに作用し、前記給紙ローラを揺動可能に構成された連動機構と、
    前記給紙ローラを前記退避位置へ向けて付勢する第2の付勢部材と、
    前記連動機構に作用することで、前記給紙ローラを前記載置板へ向けて移動させるように構成された第2のカムと、を備え、
    前記第2のカムは、前記カムと一体に回転可能に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の給紙装置。
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