JP6379690B2 - 活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物及び樹脂成形物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物及び樹脂成形物 Download PDF

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本発明は、曇りの少ない硬化塗膜が得られる活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物、及びその硬化塗膜を有する樹脂成形物に関する。
ポリメチルメタクリレート樹脂(以下「PMMA」という。)及びポリカーボネート樹脂(以下「PC」という。)は、透明性、成形性、耐熱性、耐衝撃性に優れている。特に、ガラスと比べると、軽量で、耐衝撃性に優れ、成形加工が容易であるという利点を有しており、多くの分野で広く利用されている。PMMA及びPCを利用した製品としては、例えば、ヘッドランプレンズ、テールランプ、サイドカバーランプ等の自動車用灯具が挙げられる。高湿度環境下でヘッドランプやテールランプ等の自動車用灯具を点灯した場合、ランプカバーの内部が高温高湿度になり、外部との温度差によりカバーの内面に曇りが発生することがある。その結果、カバーの美観が損なわれ商品価値が低下する、或いはランプの輝度が低下して安全上の障害となることがある。この様なカバー内面の曇りを防ぐために、加熱硬化型防曇塗料組成物(特許文献1)や光硬化型防曇塗料組成物(特許文献2)の硬化塗膜が提案されている。これらの硬化塗膜を内面に有するランプカバーでは、この硬化塗膜が水分を吸収することでカバー内面の曇りを防いでいる。しかし、硬化塗膜の飽和吸水量を超えると結露が生じ、この水滴がカバー内面を垂れるので、カバー内部が乾燥した後にその垂れ跡が残るので美観が損なわれる問題があった。
特開平6−212146号公報 特開2003−12966号公報
本発明の目的は、防曇性及びPMMAやPC等の樹脂製基材に対する密着性という基本的な性能に加えて、結露した水滴が垂れても垂れ跡が残らない(以下「耐水性」という。)硬化塗膜を形成できる活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物を提供することにある。また、樹脂成形物の少なくとも一部の表面にこのような特性を有する硬化塗膜を有する樹脂成形物を提供することにある。
本発明は、下記式(1)、(2)又は(3)で示されるラジカル重合性化合物(A)(以下「(A)成分」という。)、ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤又はアクリル系レベリング剤である水溶性レベリング剤(B)(以下「(B)成分」という。)及び光重合開始剤(C)(以下「(C)成分」という。)を含む活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物であって、(A)成分の配合量がラジカル重合性化合物の総量に対して30〜100質量%であり、(B)成分の配合量がラジカル重合性化合物の総量100質量部に対して0.01〜2質量部である組成物である。
式(1)中、nは0〜10の整数であり、(n+2)個のXはそれぞれ独立にエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基[CH=CR−CO(OC−;Rは水素原子又はメチル基、yはエチレンオキサイドによる変性数を示す。]、(メタ)アクリロイル基[CH=CR−CO−;Rは水素原子又はメチル基を示す。]又は水酸基であり、Xの少なくとも1つはエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基を示す。なお、この化合物の(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの平均変性数は6〜12個である。

式(2)中、nは0〜4の整数であり、(4+2n)個のXはそれぞれ独立にエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基[CH=CR−CO(OC−;Rは水素原子又はメチル基、yはエチレンオキサイドによる変性数を示す。]、(メタ)アクリロイル基[CH=CR−CO−;Rは水素原子又はメチル基を示す。]又は水酸基であり、Xの少なくとも1つはエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基を示す。なお、この化合物の(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの平均変性数は6〜12個である。

式(3)中、nは0〜3の整数であり、(3+n)個のXはそれぞれ独立にエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基[CH=CR−CO(OC−;Rは水素原子又はメチル基、yはエチレンオキサイドによる変性数を示す。]、(メタ)アクリロイル基[CH=CR−CO−;Rは水素原子又はメチル基を示す]又は水素原子であり、Xの少なくとも1つはエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基を示す。なお、この化合物の(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの変性数は6〜12個である。
本発明の活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物において、(A)成分は、エトキシ化ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート又はエトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートであることが好ましい。また、(B)成分は、ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤又はアクリル系レベリング剤であることが好ましい。
また本発明は、樹脂成形物の少なくとも一部の表面に本発明の活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物を硬化して得られた硬化塗膜を有する樹脂成形物であり、樹脂成形物はポリカーボネート製であることが好ましい。ここで樹脂成形物は車両用灯具であることが好ましい。
本発明によれば、防曇性及び基材に対する密着性という基本的な性能に加えて、結露した水滴が硬化塗膜表面を垂れても、垂れ跡が残らない硬化塗膜を形成できる活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物を提供できる。また、樹脂成形物の少なくとも一部の表面にこのような特性を有する硬化塗膜を有する樹脂成形物を提供できる。
本発明の活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物(以下「本組成物」という。)は、(A)成分、(B)成分及び(C)成分を含む。
(A)成分は、前記式(1)、(2)又は(3)で示されるラジカル重合性化合物であり、本組成物の硬化塗膜に防曇性を付与する成分である。
(A)成分の化合物は、1分子中の(メタ)アクリロイル基の数が多いほど本組成物の硬化塗膜の耐水性が良くなり、少ないほど硬化塗膜の樹脂基材に対する密着性が良くなる。この観点から1分子中の(メタ)アクリロイル基の数は2〜8が好ましく3〜6がより好ましい。さらに、メタクリロイル基よりもアクリロイル基の方が空気雰囲気中での硬化性の観点から好ましい。また(A)成分の化合物は、(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの平均変性数(以下「EO平均変性数」という。)は6〜12であり、8〜10が好ましい。EO平均変性数は、多いほど硬化塗膜の防曇性が良くなり、少ないほど硬化塗膜の耐水性が良くなる傾向がある。
式(1)で示される化合物の具体例としては、EO平均変性数が6〜12個のエトキシ化グリセロールトリ(メタ)アクリレートやエトキシ化1,2,3,4−ブタンテトロールテトラ(メタ)アクリレートが挙げられる。式(2)で示される化合物の具体例としては、EO平均変性数が6〜12個のエトキシ化ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、エトキシ化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートが挙げられる。式(3)で示される化合物の具体例としては、EO平均変性数が6〜12個のエトキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレートが挙げられる。中でも、(A)成分としては式(2)で示される化合物が好ましく、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートがより好ましい。
本組成物における(A)成分の配合量は、ラジカル重合性化合物の総量に対して30〜100質量%である。(A)成分の配合量は多いほど防曇性が良くなる傾向がある。
(B)成分は、水溶性のレベリング剤であり、硬化塗膜の平滑性を向上させる成分である。なお、ここで水溶性とは、25℃においてレベリング剤と水を1:1の質量比率で混合した際、ニゴリや分離が目視で確認されないものと定義する。レベリング剤が水溶性であると、硬化塗膜の外観が良くなる。水溶性でないレベリング剤の場合、硬化塗膜について、透明性の低下(ニゴリ)、平滑性の低下(ユズ肌)、異物及びハジキ(塗膜成分がはじかれて、基材が剥き出しになる現象)といった外観不良が起きやすくなる。
(B)成分としては、ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤及びアクリル系レベリング剤が好ましい。
ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤は、シロキサン構造中のケイ素原子と結合している置換基の一部がエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドに代表されるアルキレンオキサイドを有する有機基で置換されたものである。水溶性のポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤としては、例えばビック・ケミージャパン(株)製のBYK−348等のポリジメチルシロキサンのメチル基の一部を有機基で置換したものが挙げられる。
一方、アクリル系レベリング剤は、例えば(メタ)アクリロイル基を有する単量体を共重合して製造される。水溶性のアクリル系レベリング剤は、(メタ)アクリロイル基を有する単量体として、水酸基を有する(メタ)アクリレート並びにエチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドに代表されるアルキレンオキサイドを有する(メタ)アクリレート等の親水性基を有する単量体を共重合して製造することができる。水溶性のアクリル系レベリング剤としては、例えばビック・ケミージャパン(株)製のBYK−381やBYK−3441等が挙げられる。
(B)成分の配合量は、ラジカル重合性化合物の総量100質量部に対して0.01〜1質量部であり、硬化塗膜の平滑性、耐水性及び耐温水性の観点から0.02〜0.2質量部であることが好ましい。
(C)成分は光重合開始剤であり、本組成物に活性エネルギー線照射したときに効率よく硬化させるための成分である。具体例としては、ベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン等の水素引き抜き型光重合開始剤;2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、メチルオルトベンゾイルベンゾエイト、4−フェニルベンゾフェノン、t−ブチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、オリゴ{2−ヒドロキシ−2−メチル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロパノン}、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、2−メチル−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノ−1−プロパノン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1、ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド、2−ヒドロキシ−1−{4−〔4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオニル)ベンジル〕フェニル}−2−メチルプロパン−1−オン及びメチルベンゾイルホルメート等の分子内開裂型光重合開始剤が挙げられる。
(C)成分の配合量は、本組成物の空気雰囲気中での硬化性の観点から、ラジカル重合性化合物の総量100質量部に対して0.1〜20質量部の範囲内が好ましい。(C)成分は多いほど硬化性が良くなり、少ないほど硬化塗膜が黄変しにくい傾向がある。
本組成物には、(A)成分以外のラジカル重合性化合物をラジカル重合性化合物の総量に対して0〜70質量%配合することができる。(A)成分以外のラジカル重合性化合物としては、1分子内に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単量体(以下「単官能単量体」という。)及び/又は1分子内に2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単量体(以下「2官能単量体」という。)及び/又は一分子内に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単量体(以下「多官能単量体」という。)が挙げられる。
単官能単量体としては、単官能単量体の具体例としては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート;エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート;テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート等の複素環骨格を有するモノ(メタ)アクリレートが挙げられる。
2官能単量体の具体例としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、2−ブテン−1,4−ジ(メタ)アクリレート、シクロヘキサン−1,4−ジメタノールジ(メタ)アクリレート、水素化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、1,5−ペンタンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、2,2−ビス−(4−(メタ)アクリロイルオキシプロポキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(4−(メタ)アクリロイルオキシ(2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)プロパン、ビス−(2−メタアクリロイルオキシエチル)フタレート等が挙げられる。さらに、ビスフェノールA型ジエポキシと(メタ)アクリル酸とを反応させたエポキシジ(メタ)アクリレート等のエポキシジ(メタ)アクリレート;イソホロンジイソシアネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとを反応させたウレタンジ(メタ)アクリレート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとを反応させたウレタンジ(メタ)アクリレート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートとポリ(n=6〜15)テトラメチレングリコールとのウレタン化反応物に2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートを反応させたウレタンジ(メタ)アクリレート等のウレタンジ(メタ)アクリレート;ポリエチレングリコールとコハク酸及び(メタ)アクリル酸とを反応させたポリエステルジ(メタ)アクリレート等のポリエステルジ(メタ)アクリレートが挙げられる。
多官能単量体の具体例としては、トリス{2−(メタ)アクリロイルオキシエチル}イソシアヌレート、カプロラクトン変性トリス{2−(メタ)アクリロイルオキシエチル}イソシアヌレート等の脂環骨格を有するポリ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等のトリメチロールプロパンポリ(メタ)アクリレート;ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘプタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールオクタ(メタ)アクリレート等のポリペンタエリスリトールポリ(メタ)アクリレート;EO平均変性数が5以下であるポリペンタエリスリトールポリ(メタ)アクリレート;カプロラクトン変性ポリペンタエリスリトールポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。さらに、イソホロンジイソシアネートとペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートとを反応させたウレタンヘキサ(メタ)アクリレート等のウレタンポリ(メタ)アクリレート;トリメチロ−ルエタンとコハク酸及び(メタ)アクリル酸とを反応させたポリエステル(メタ)アクリレート、トリメチロ−ルプロパンとコハク酸、エチレングリコ−ル及び(メタ)アクリル酸とを反応させたポリエステル(メタ)アクリレート等のポリエステルポリ(メタ)アクリレートが挙げられる。
中でも、(A)成分以外のラジカル重合性化合物としては、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、およびEO平均変性数が5以下であるポリペンタエリスリトールポリアクリレートが防曇性の観点から好ましく、空気雰囲気中での硬化性の観点からEO平均変性数が5以下であるポリペンタエリスリトールポリアクリレートがさらに好ましい。
また本組成物には(B)成分以外のレベリング剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、光安定剤、消泡剤、抗菌剤、防カビ剤、酸化防止剤、帯電防止剤、染料、顔料等の各種の添加剤を配合してもよい。
本組成物は、例えば、ディップ塗装、スプレー塗装、バーコーター塗装、フローコート、スピンコート、ロールコート等の塗装法に適している。塗装の際には、必要に応じて有機溶剤で希釈して粘度を調整してから使用してもよい。例えば、スプレー塗装の場合は、良好な塗膜外観を得るために25℃における粘度を20mPa・s以下に調整することが好ましい。
有機溶剤の具体例としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール等のアルコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、3−メトキシ−1−ブタノール、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等のアルコールエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類等が挙げられる。これらは一種単独で又は2種以上を組合せて使用できる。
本組成物は、各種の樹脂成形物の表面の改質に使用できる。樹脂成形物の材質としては、具体的には、PMMA、PC、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂、ポリアリルジグリコールカーボネート樹脂等が挙げられる。樹脂成形物が自動車用ヘッドランプレンズの場合、耐衝撃性の観点からPCが用いられることが多い。なお、樹脂成形物とは、各種の樹脂からなるシート状成形品、フィルム状成形品、射出成形により成形された各種形状の成形品等である。
本発明の樹脂成形物は、樹脂成形物の少なくとも一部の表面に本組成物の硬化塗膜を形成させたものであり、例えば、ヘッドランプレンズ、テールランプのカバー、サイドカバーランプのカバー等の自動車用灯具が挙げられる。これらの自動車用灯具では、本組成物の硬化塗膜は内面に形成される。
硬化塗膜は、本組成物を基材である樹脂成形物に塗布した後、活性エネルギー線を照射することにより、形成される。活性エネルギー線としては、例えば、α線、β線、γ線、X線、紫外線及び可視光線等が挙げられる。作業性及び硬化性の観点から活性エネルギー線としては紫外線が好ましい。紫外線の光源としては、例えば、高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンフラッシュランプ、LEDランプ等が挙げられる。本組成物の硬化性及び硬化塗膜の耐摩耗性の観点から、高圧水銀灯及びメタルハライドランプが好ましい。
硬化塗膜の厚みは1〜50μm好ましく、3〜20μmがより好ましい。硬化塗膜の厚みは、本組成物を基材に塗布する際の塗膜の厚みにより調節できる。
本組成物の塗膜に活性エネルギー線を照射する前には、適宜、塗膜に熱風乾燥機等を用いて有機溶剤を揮発させることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
[実施例1]
表1に示す配合比で活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物を調製した。得られた組成物を厚さ3mmのPC板(SABICイノベーティブプラスチックジャパン(株)製、商品名:「レキサンLS−2」)に、硬化塗膜の厚みが10μmになるようにスプレー塗装した。得られた塗装物を熱風乾燥機に入れ80℃で3分間加熱して有機溶剤を揮発させた後、空気中で高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射し、PC板の表面に硬化塗膜を形成させた。照射した紫外線の光量は、波長340nm〜380nmの積算光量で1000mJ/cm2{(株)オーク製作所製紫外線光量計UV−351(SN型)での測定値}であった。得られた硬化塗膜について、次の各種評価を行い、その結果を表1に示した。
(1)塗膜外観
硬化塗膜を目視により確認し、下記基準に基づき評価した。
「○」:平滑性が良く、ニゴリ、異物、ハジキがない。
「×」:平滑性が悪い(ユズ肌)、ニゴリ、異物、ハジキのいずれかの外観不良がある。
(2)密着性
カッターナイフを用いて硬化塗膜に縦横それぞれ11本の傷を1mm間隔で入れて100個のます目を作り、次にセロハンテ−プ(巾25mm、ニチバン(株)製)をます目に対して圧着させて上方に急激にはがした。これを3回繰り返した際の外観を目視にて観察し、下記基準に基づき評価した。
「○」:剥離を生じない。
「×」:剥離を生じる。
(3)防曇性
硬化塗膜を20℃50%RH環境下で1時間放置したものについて、硬化塗膜の表面に対し1cmの距離で息を2秒間吹きかけ、1秒間放置した後の曇りの有無を目視で判断する作業を1サイクルとし、これを10サイクル繰り返して、下記基準に基づき評価した。「◎」:息を10サイクル吹きかけても、曇りを生じない。
「○」:息を5〜9サイクル吹きかけると、曇りを生じた。
「×」:息を1〜4サイクル吹きかけると、曇りを生じた。
(4)耐水性
硬化塗膜を20℃50%RH環境下で1時間放置した後、水平にした硬化塗膜上にイオン交換水0.5mlをスポットし、5分間静置した後、垂直に傾けて水滴を垂らした。再び20℃50%RH環境下で1時間放置し、水滴が垂れた跡の有無を目視で観察し、下記基準に基づき評価した。
「○」:水滴の垂れ跡が確認されない。
「×」:水滴の垂れ跡が確認される。
(5)耐温水性
硬化塗膜を80℃の温水中に2時間浸漬させた後、20℃50%RH環境下で8時間以上放置したものについて、以下の項目を評価した。
(a)塗膜外観
硬化塗膜を目視確認し、下記基準に基づき評価した。
「○」:ニゴリ及び剥離を生じない。
「×」:ニゴリもしくは剥離を生じた。
(b)密着性
前記(2)密着性と同様の密着性評価を行い、下記基準に基づき評価した。
「○」:剥離を生じない。
「×」:剥離を生じる。
(c)防曇性
前記(3)防曇性と同様の防曇性評価を行い、下記基準に基づき評価した。
「◎」:息を10サイクル吹きかけても、曇りを生じない。
「○」:息を5〜9サイクル吹きかけると、曇りを生じた。
「×」:息を1〜4サイクル吹きかけると、曇りを生じた。
[実施例2〜8、比較例1〜11]
表1に示す配合比で活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物を調製した以外は、実施例1と同様の条件で硬化塗膜を形成し、評価結果を表1に示した。
なお、表1中の化合物の記号は次の通りである。
ATM−35E:1分子あたり35個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり8.75個のエトキシ基)により変性されたペンタエリスリトールテトラアクリレート{商品名:NKエステルATM−35E、新中村化学化学工業(株)製}
A−GLY−20E:1分子あたり20個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり6.70個のエトキシ基)により変性されたトリグリセロールトリアクリレート{商品名:NKエステルA−GLY−20E、新中村化学工業(株)製}
TMP21EOTA:1分子あたり21個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり7.00個のエトキシ基)により変性されたトリメチロールプロパントリアクリレート{商品名:ファンクリルTMP21EOTA、日立化成工業(株)製}
DPEA42:1分子あたり42個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり7.00個のエトキシ基)により変性されたジペンタエリスリトールヘキサアクリレート{商品名:ニューフロンティアDPEA42、第一工業製薬(株)製}
DPEA48:1分子あたり48個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり8.00個のエトキシ基)により変性されたジペンタエリスリトールヘキサアクリレート{商品名:ニューフロンティアDPEA48、第一工業製薬(株)製}
HCPK:1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン{商品名:イルガキュア184、BASFジャパン(株)製}
BYK348:ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤{商品名:BYK−348、ビック・ケミージャパン(株)製}
BYK381:アクリル系レベリング剤{商品名:BYK−381、ビック・ケミージャパン(株)製}
ATM−10E:1分子あたり10個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり2.50個のエトキシ基)により変性されたペンタエリスリトールテトラアクリレート{商品名:NKエステルATM−10E、新中村化学化学工業(株)製}
A−GLY−9E:1分子あたり9個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり3.00個のエトキシ基)により変性されたトリグリセロールトリアクリレート{商品名:NKエステルA−GLY−9E、新中村化学工業(株)製}
M3150:1分子あたり15個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり5.00個のエトキシ基)により変性されたトリメチロールプロパントリアクリレート{商品名:MIRAMERM3150、Miwon Specialty Chemicals Co.,LTD製}
DPEA30:1分子あたり30個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり5.00個のエトキシ基)により変性されたジペンタエリスリトールヘキサアクリレート{商品名:ニューフロンティアDPEA30、第一工業製薬(株)製}
A−600:1分子あたり14個のエトキシ基(アクリロイル基一個あたり7.00個のエトキシ基)を有するポリエチレングリコールジアクリレート{商品名:NKエステルA−600、新中村化学工業(株)製}
BYK−307:ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤{商品名:BYK−307、ビック・ケミージャパン(株)製}
BYK−323:アラルキル変性シリコーン系レベリング剤{商品名:BYK−323、ビック・ケミージャパン(株)製}
レジミックスL:アクリル系レベリング剤{商品名:レジミックスL、三井化学(株)製}

Claims (5)

  1. 下記式(1)、(2)又は(3)で示されるラジカル重合性化合物(A)、ポリエーテル変性シリコーン系レベリング剤又はアクリル系レベリング剤である水溶性レベリング剤(B)及び光重合開始剤(C)を含む活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物であって、前記(A)の配合量がラジカル重合性化合物の総量に対して30〜100質量%であり、前記(B)の配合量がラジカル重合性化合物の総量100質量部に対して0.01〜2質量部である組成物。
    式(1)中、nは0〜10の整数であり、(2+n)個のXはそれぞれ独立にエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基[CH2=CR−CO(OC2H4)y−;Rは水素原子又はメチル基、yはエチレンオキサイドによる変性数を示す。]、(メタ)アクリロイル基[CH2=CR−CO−;Rは水素原子又はメチル基を示す。]又は水素原子であり、Xの少なくとも1つはエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基を示す。なお、この化合物の(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの平均変性数は6〜12個である。
    式(2)中、nは0〜4の整数であり、(4+2n)個のXはそれぞれ独立にエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基[CH2=CR−CO(OC2H4)y−;Rは水素原子又はメチル基、yはエチレンオキサイドによる変性数を示す。]、(メタ)アクリロイル基[CH2=CR−CO−;Rは水素原子又はメチル基を示す。]又は水素原子であり、Xの少なくとも1つはエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基を示す。なお、この化合物の(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの平均変性数は6〜12個である。
    式(3)中、nは0〜3の整数であり、(3+n)個のXはそれぞれ独立にエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基[CH2=CR−CO(OC2H4)y−;Rは水素原子又はメチル基、yはエチレンオキサイドによる変性数を示す。]、(メタ)アクリロイル基[CH2=CR−CO−;Rは水素原子又はメチル基を示す]又は水素原子であり、Xの少なくとも1つはエチレンオキサイドにより変性された(メタ)アクリロイル基を示す。なお、この化合物の(メタ)アクリロイル基1個あたりのエチレンオキサイドの平均変性数は6〜12個である。
  2. 前記(A)が、エトキシ化ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート又はエトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートである請求項1記載の活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物。
  3. 樹脂成形物の少なくとも一部の表面に請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型防曇塗料組成物を硬化して得られた硬化塗膜を有する樹脂成形物。
  4. 前記樹脂成形物がポリカーボネート製である請求項に記載の樹脂成形物。
  5. 前記樹脂成形物が車両用灯具である請求項に記載の樹脂成形物。
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