JP6376381B2 - 車両事故通報システム - Google Patents
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Description
この構成によれば、車両事故検知手段により事故発生が検知された場合に、通報手段により管理センターへ乗員の着座情報及びシートベルト着用情報などの事故情報を送信する通報動作が実行された後、更に、乗員検知手段により検知される着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して送信する動作を所定時間に亘って継続することができる。従って、管理センターのオペレータは、事故情報を確認することに加えて、車両事故発生後における車両内の乗員の着座情報を所定時間に亘って確認することにより、乗員の着座状態の変化を把握することができる。これにより、オペレータは、乗員が声を発せないために音声通話の不可能な状況であっても、事故情報と事故発生後に所定時間間隔で送信される着座情報とを確認することで、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、情報処理装置の受信部により、車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報を受信することができる。これにより、管理センターのオペレータは、シートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、事故車両に搭載された車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、管理センター側において情報処理装置の推定部により、乗員の傷害程度を自動的に推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、乗員の傷害程度を迅速且つ的確に把握することができ、適切な緊急処置を素早く行うことができる。
この構成によれば、推定部により、事故発生時にシートベルトの着用がなく、事故発生後に座席における荷重変化がない場合、当該座席の乗員は車室外に飛ばされるなどして、重傷を負っている可能性が高い状態(重傷)であると推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、事故車両の乗員に対して迅速な救命活動が必要であることを把握でき、適切な緊急処置を素早く実行することができる。
この構成によれば、車両事故検知手段により事故発生が検知された場合に、通報手段により管理センターへ乗員の着座情報及びシートベルト着用情報などの事故情報を送信する通報動作が実行された後、更に、乗員検知手段により検知される着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して送信する動作を所定時間に亘って継続することができる。従って、管理センターのオペレータは、事故情報を確認することに加えて、車両事故発生後における車両内の乗員の着座情報を所定時間に亘って確認することにより、乗員の着座状態の変化を把握することができる。これにより、オペレータは、乗員が声を発せないために音声通話の不可能な状況であっても、事故情報と事故発生後に所定時間間隔で送信される着座情報とを確認することで、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、情報処理装置の受信部により、車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報を受信することができる。これにより、管理センターのオペレータは、シートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、事故車両に搭載された車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、管理センター側において情報処理装置の推定部により、乗員の傷害程度を自動的に推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、乗員の傷害程度を迅速且つ的確に把握することができ、適切な緊急処置を素早く行うことができる。
この構成によれば、推定部により、オペレータからの問いかけに対して乗員が応答できない状態であって、事故発生時にシートベルト着用がないので重傷を負っている可能性が高いが、座席の荷重変化はあるので乗員の意識はある状態であると推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、乗員が重傷である可能性が高いことを把握して、直ちに救急車両を手配するとともに、乗員に意識がある旨を病院の救急隊員などに伝えて救命活動に役立てることができる。
この構成によれば、車両事故検知手段により事故発生が検知された場合に、通報手段により管理センターへ乗員の着座情報及びシートベルト着用情報などの事故情報を送信する通報動作が実行された後、更に、乗員検知手段により検知される着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して送信する動作を所定時間に亘って継続することができる。従って、管理センターのオペレータは、事故情報を確認することに加えて、車両事故発生後における車両内の乗員の着座情報を所定時間に亘って確認することにより、乗員の着座状態の変化を把握することができる。これにより、オペレータは、乗員が声を発せないために音声通話の不可能な状況であっても、事故情報と事故発生後に所定時間間隔で送信される着座情報とを確認することで、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、情報処理装置の受信部により、車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報を受信することができる。これにより、管理センターのオペレータは、シートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、事故車両に搭載された車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、管理センター側において情報処理装置の推定部により、乗員の傷害程度を自動的に推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、乗員の傷害程度を迅速且つ的確に把握することができ、適切な緊急処置を素早く行うことができる。
この構成によれば、推定部により、該当する座席の乗員がシートベルトを着用していたものの座席の荷重変化がないことから、乗員が意識のない状態であると推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、乗員が重傷を負っているおそれがあるので、その旨を救急隊員などに伝え、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、車両事故検知手段により事故発生が検知された場合に、通報手段により管理センターへ乗員の着座情報及びシートベルト着用情報などの事故情報を送信する通報動作が実行された後、更に、乗員検知手段により検知される着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して送信する動作を所定時間に亘って継続することができる。従って、管理センターのオペレータは、事故情報を確認することに加えて、車両事故発生後における車両内の乗員の着座情報を所定時間に亘って確認することにより、乗員の着座状態の変化を把握することができる。これにより、オペレータは、乗員が声を発せないために音声通話の不可能な状況であっても、事故情報と事故発生後に所定時間間隔で送信される着座情報とを確認することで、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、情報処理装置の受信部により、車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報を受信することができる。これにより、管理センターのオペレータは、シートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、乗員の傷害程度を推定することができ、適切な緊急処置を行うことができる。
この構成によれば、事故車両に搭載された車両用緊急通報装置から送信されるシートベルト着用情報及び着座情報に基づいて、管理センター側において情報処理装置の推定部により、乗員の傷害程度を自動的に推定することができる。これにより、管理センターのオペレータは、乗員の傷害程度を迅速且つ的確に把握することができ、適切な緊急処置を素早く行うことができる。
この構成によれば、推定部により、事故発生時にシートベルトの着用があって、座席の荷重変化があることから、乗員の意識はあるけれども、オペレータの問いかけに対して応答ができない状態であると推定することができる。これにより、オペレータは、事故発生時に乗員がシートベルトを着用していたものの、重傷をおっているおそれがある旨を救急隊員などに伝えて、適切な緊急処置を行うことができる。なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、参考形態における車両用緊急通報装置及び車両事故通報システムついて図1〜図4を参照して説明する。図1に示すように、本参考形態における車両事故通報システム10は、車両に搭載された車両用緊急通報装置1と、管理センター3に設置された情報処理装置2とを有して構成されている。
次に、本発明の実施形態について、図5〜図8を参照して説明する。なお、図5〜図8には上記参考形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてだけ説明する。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形または拡張を施すことができる。例えば、上記実施形態では、乗員検知センサ13として荷重センサを用いたが、乗員検知センサ13として静電容量センサを各座席A1〜A4に設けるようにしてもよい。静電容量センサは、乗員が座席に着座したことに伴う静電容量の変化を検出するものである。この静電容量センサの出力に基づいて、乗員の着座状態を検知することができる。
2 情報処理装置
3 管理センター
10 車両事故通報システム
11 エアバッグECU(車両事故検知手段)
11a エアバッグ装置(乗員保護手段)
12 加速度センサ
13 乗員検知センサ(乗員検知手段)
14 シートベルトスイッチ(シートベルト着用検知手段)
15 GPS装置(位置特定手段)
16 スピーカ(音声出力手段)
17 マイク(音声受信手段)
19 DCM(通報手段、情報送信手段)
20 事故情報
21 通信部、受信部
22 着座情報表示部、推定結果表示部
23 判定部
24 推定部
Claims (12)
- 車両に搭載された車両用緊急通報装置(1)と、
前記車両の外部の管理センター(3)に設置された情報処理装置(2)と、
を備えた車両事故通報システムであって、
前記車両用緊急通報装置は、
前記車両の事故発生を検知する車両事故検知手段(11)と、
前記車両の各座席(A1〜A4)における乗員の着座状態を検知する乗員検知手段(13)と、
前記車両の各前記座席における前記乗員のシートベルトの着用状態を検知するシートベルト着用検知手段(14)と、
前記車両事故検知手段により前記事故発生が検知された場合に、前記乗員検知手段により検知された前記乗員の着座情報、前記シートベルト着用検知手段により検知されたシートベルト着用情報、及び緊急通報信号を前記管理センターへ送信する通報動作を実行する通報手段(19,S4)と、
前記通報手段による前記通報動作の実行後、前記乗員検知手段から前記着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して前記管理センターへ送信する動作を所定時間に亘って継続する情報送信手段(19,S6)と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記管理センターに設置され、前記車両用緊急通報装置から送信される前記シートベルト着用情報及び前記着座情報を受信する受信部(21,S5,S7)と、
前記受信部により受信された前記シートベルト着用情報及び前記着座情報に基づいて、前記乗員の傷害程度を推定する推定部(24,S9、S15)と、
を有し、
前記推定部は、前記シートベルト着用情報が着用なしで、且つ前記着座情報に変化がない場合、前記乗員の傷害程度が重傷であると推定することを特徴とする車両事故通報システム(10)。 - 車両に搭載された車両用緊急通報装置(1)と、
前記車両の外部の管理センター(3)に設置された情報処理装置(2)と、
を備えた車両事故通報システムであって、
前記車両用緊急通報装置は、
前記車両の事故発生を検知する車両事故検知手段(11)と、
前記車両の各座席(A1〜A4)における乗員の着座状態を検知する乗員検知手段(13)と、
前記車両の各前記座席における前記乗員のシートベルトの着用状態を検知するシートベルト着用検知手段(14)と、
前記車両事故検知手段により前記事故発生が検知された場合に、前記乗員検知手段により検知された前記乗員の着座情報、前記シートベルト着用検知手段により検知されたシートベルト着用情報、及び緊急通報信号を前記管理センターへ送信する通報動作を実行する通報手段(19,S4)と、
前記通報手段による前記通報動作の実行後、前記乗員検知手段から前記着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して前記管理センターへ送信する動作を所定時間に亘って継続する情報送信手段(19,S6)と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記管理センターに設置され、前記車両用緊急通報装置から送信される前記シートベルト着用情報及び前記着座情報を受信する受信部(21,S5,S7)と、
前記受信部により受信された前記シートベルト着用情報及び前記着座情報に基づいて、前記乗員の傷害程度を推定する推定部(24,S9、S16)と、
を有し、
前記推定部は、前記シートベルト着用情報が着用なしで、且つ前記着座情報に変化がある場合、前記乗員が重傷であるが意識のある状態であると推定することを特徴とする車両事故通報システム(10)。 - 車両に搭載された車両用緊急通報装置(1)と、
前記車両の外部の管理センター(3)に設置された情報処理装置(2)と、
を備えた車両事故通報システムであって、
前記車両用緊急通報装置は、
前記車両の事故発生を検知する車両事故検知手段(11)と、
前記車両の各座席(A1〜A4)における乗員の着座状態を検知する乗員検知手段(13)と、
前記車両の各前記座席における前記乗員のシートベルトの着用状態を検知するシートベルト着用検知手段(14)と、
前記車両事故検知手段により前記事故発生が検知された場合に、前記乗員検知手段により検知された前記乗員の着座情報、前記シートベルト着用検知手段により検知されたシートベルト着用情報、及び緊急通報信号を前記管理センターへ送信する通報動作を実行する通報手段(19,S4)と、
前記通報手段による前記通報動作の実行後、前記乗員検知手段から前記着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して前記管理センターへ送信する動作を所定時間に亘って継続する情報送信手段(19,S6)と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記管理センターに設置され、前記車両用緊急通報装置から送信される前記シートベルト着用情報及び前記着座情報を受信する受信部(21,S5,S7)と、
前記受信部により受信された前記シートベルト着用情報及び前記着座情報に基づいて、前記乗員の傷害程度を推定する推定部(24,S9、S17)と、
を有し、
前記推定部は、前記シートベルト着用情報が着用ありで、且つ前記着座情報に変化がない場合、前記乗員の意識がない状態であると推定することを特徴とする車両事故通報システム(10)。 - 車両に搭載された車両用緊急通報装置(1)と、
前記車両の外部の管理センター(3)に設置された情報処理装置(2)と、
を備えた車両事故通報システムであって、
前記車両用緊急通報装置は、
前記車両の事故発生を検知する車両事故検知手段(11)と、
前記車両の各座席(A1〜A4)における乗員の着座状態を検知する乗員検知手段(13)と、
前記車両の各前記座席における前記乗員のシートベルトの着用状態を検知するシートベルト着用検知手段(14)と、
前記車両事故検知手段により前記事故発生が検知された場合に、前記乗員検知手段により検知された前記乗員の着座情報、前記シートベルト着用検知手段により検知されたシートベルト着用情報、及び緊急通報信号を前記管理センターへ送信する通報動作を実行する通報手段(19,S4)と、
前記通報手段による前記通報動作の実行後、前記乗員検知手段から前記着座情報を所定時間間隔で繰り返し取得して前記管理センターへ送信する動作を所定時間に亘って継続する情報送信手段(19,S6)と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記管理センターに設置され、前記車両用緊急通報装置から送信される前記シートベルト着用情報及び前記着座情報を受信する受信部(21,S5,S7)と、
前記受信部により受信された前記シートベルト着用情報及び前記着座情報に基づいて、前記乗員の傷害程度を推定する推定部(24,S9、S18)と、
を有し、
前記推定部は、前記シートベルト着用情報が着用ありで、且つ前記着座情報に変化がある場合、前記乗員が意識のある状態であると推定することを特徴とする車両事故通報システム(10)。 - 前記乗員検知手段は、前記座席に加わる荷重を検出する荷重センサを有し、前記荷重センサの出力に基づいて前記乗員の着座状態を検知することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。
- 前記乗員検知手段は、前記座席に設けられて静電容量を検出する静電容量センサを有し、前記静電容量センサの出力に基づいて前記乗員の着座状態を検知することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。
- 前記車両用緊急通報装置は、
前記車両内に配設されて音声を出力する音声出力手段(16)と、
前記車両内に配設されて前記車両内の前記乗員の発する音声を受信する音声受信手段(17)と、
前記車両事故検知手段により前記事故発生が検知された場合に、前記音声出力手段及び前記音声受信手段を作動させる作動手段(11,S3)と、
を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。 - 前記車両用緊急通報装置は、前記音声受信手段により受信された前記乗員の音声を音声情報として前記情報処理装置に送信する音声情報送信手段(19)を有し、
前記情報処理装置は、
前記音声情報を受信すると共に前記音声出力手段に音声を送信することにより、前記車両用緊急通報装置と通信を行う通信部(21)と、
前記通信部により受信された前記音声情報に基づいて、前記乗員の応答があったか否かの判定を行う判定部(23,S11)と、
を有し、
前記推定部は、前記判定部により前記乗員の応答がないと判定された場合、前記乗員の傷害程度の推定を行うことを特徴とする請求項7に記載の車両事故通報システム。 - 前記車両事故検知手段は、前記車両に搭載された加速度センサにより検出される加速度が所定値以上である場合に、前記車両に搭載されて事故の衝撃から前記乗員を保護する乗員保護手段の作動を要する前記事故発生を検知することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。
- 前記車両用緊急通報装置は、前記車両の現在位置を特定する位置特定手段(15)を有し、
前記通報手段は、前記位置特定手段により特定された事故発生場所の位置情報を前記管理センターへ送信することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。 - 前記情報処理装置は、前記受信部により受信された前記着座情報に基づいて、前記各座席の着座情報を表示する着座情報表示部(22,S8)を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。
- 前記情報処理装置は、前記推定部により推定された前記乗員の傷害程度を表示する推定結果表示部(22,S10)を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の車両事故通報システム。
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