JP6375722B2 - 蓄電モジュールの製造方法及び蓄電パックの製造方法 - Google Patents

蓄電モジュールの製造方法及び蓄電パックの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓄電モジュールの製造方法及び蓄電パックの製造方法に関する。
蓄電パックには、蓄電モジュールが筐体に収容されたものがある。このような蓄電パックとしては、例えば、特許文献1記載の蓄電積層アッセンブリ(蓄電パック)がある。この蓄電積層アッセンブリは、複数の蓄電モジュールからなる蓄電列が複数段重ねられて構成されている。このように、通常、蓄電パックでは、蓄電モジュールは、筐体内に収容されている。
特開2011−054353号公報
蓄電パックでは、蓄電モジュールに含まれる蓄電セルの異常高温状態を検出するなどの目的で、温度センサが用いられる。温度センサは蓄電セルに接続される。例えば、温度センサが蓄電セルから外れていたり、温度センサが蓄電セルに対して傾いて接続されていたりすると、温度センサと蓄電セルとの接続状態が悪くなる。この場合、温度センサにより蓄電セルの温度を正確に検出することができない。このため、蓄電セルと当該蓄電セルに接続される温度センサとの接続状態を検査可能な蓄電モジュールが望まれている。
本発明の目的は、蓄電セルと当該蓄電セルに接続される温度センサとの接続状態を検査可能な蓄電モジュールの製造方法及び蓄電パックの製造方法を提供することである。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法は、複数の蓄電セルと、複数の蓄電セルのうち少なくとも一つの蓄電セルに接続される温度センサと、を備える蓄電モジュールの製造方法であって、蓄電セルまたは蓄電セルに熱的に接続されている伝熱部材を加熱する加熱工程と、温度センサによって測定される蓄電セルの温度に基づいて、蓄電セルと温度センサとの接続状態を検査する検査工程と、を含む。
この製造方法では、蓄電セルの温度が温度センサにより測定される。これにより、例えば、温度センサにより測定された蓄電セルの温度が閾値を超えた場合に、蓄電セルと温度センサとの接続状態が良好であると判定することができる。なお、加熱工程と検査工程とは、同時に行ってもよく、加熱工程の後に検査工程を行ってもよい。
一実施形態において、蓄電モジュールは、蓄電セルの1つの面を覆うカバー部材を更に備え、温度センサは、カバー部材と蓄電セルの1つの面との間に配置されていてもよい。
この場合、カバー部材によって蓄電セルと温度センサとの接続部分を目視などにより直接確認することができなくなる。そのような場合でも、蓄電セルと温度センサとの接続部分を目視などにより直接確認する必要がないので、蓄電セルと温度センサとの接続状態を検査することができる。
一実施形態において、伝熱部材は、温度センサが接続される蓄電セルと、当該蓄電セルと隣接する蓄電セルとの間に設けられた伝熱プレートであり、加熱工程では、伝熱プレートが加熱されてもよい。
この場合、加熱工程において加熱された伝熱プレートにより、温度センサが接続される蓄電セルと、当該蓄電セルと隣接する蓄電セルと、が加熱されるため、複数の蓄電セルを効率的に加熱することができる。
本発明の他の側面に係る蓄電パックの製造方法は、筐体と、筐体内に収容される複数の蓄電セルと、複数の蓄電のうち少なくとも一つの蓄電セルに接続される温度センサとを備える蓄電パックの製造方法であって、筐体を加熱する加熱工程と、温度センサによって測定される蓄電セルの温度に基づいて、蓄電セルと温度センサとの接続状態を検査する検査工程と、を含む。
この製造方法では、蓄電セルの温度が温度センサにより測定され、温度センサによって測定される蓄電セルの温度に基づいて、蓄電セルと温度センサとの接続状態が検査される。このため、筐体内に収容された蓄電セルと温度センサとの接続状態を検査することができる。
本発明によれば、蓄電セルと当該蓄電セルに接続される温度センサとの接続状態を検査可能な蓄電モジュールの製造方法及び蓄電パックの製造方法が提供される。
図1は、第一実施形態に係る蓄電パックの概略構成を示す斜視図である。 図2は、蓄電モジュールの概略構成を示す分解斜視図である。 図3は、図2に示した蓄電モジュールの一部の概略構成を示す分解斜視図である。 図4は、温度センサの設置態様を示した図である。 図5は、第一実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法のフローチャートである。 図6は、第一実施形態の変形例に係る蓄電パックが備える蓄電モジュールの概略構成を示す斜視図である。 図7は、図6に示した蓄電モジュールの概略構成を示す分解斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
(第一実施形態)
図1を参照して、本実施形態に係る蓄電パック1の構成を説明する。図1は、一実施形態に係る蓄電パック1の概略構成を示す斜視図である。
蓄電パック1は、複数の蓄電モジュール2と、複数の蓄電モジュール2を収容する筐体3とを備えている。図1では、蓄電パック1に収容されている複数の蓄電モジュール2が模式的に図示されている。複数の蓄電モジュール2のそれぞれは、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池といった蓄電セルを備えている。蓄電モジュール2が備える蓄電セルは、二次電池に限られず、例えば、電気二重層キャパシタなどでもよい。複数の蓄電モジュール2は、それぞれ互いに電気的に接続されており、ボルトなどの固定部材によって筐体3内に固定されている。
次に、図2を参照して、1つの蓄電モジュール2の構成について説明する。図2は、1つの蓄電モジュール2の概略構成を示す図である。蓄電モジュール2においては、並設された複数の蓄電ユニット10,10Aが電気的に接続されている。複数の蓄電ユニット10,10Aの並設方向の両端側には、エンドプレート16,16がそれぞれ設けられる。一対のエンドプレート16,16により複数の蓄電ユニット10,10Aが拘束されている。一対のエンドプレート16,16には、一方のエンドプレート16から、他方のエンドプレート16の向きに延びる4本のボルト19A〜19Dが挿通されている。4本のボルト19A〜19Dは、蓄電ユニット10,10Aおよび一対のエンドプレート16に挿通され、他方のエンドプレート16側でナットに螺合されて固定される。エンドプレート16,16は、剛性が高い部材から構成され、例えば、鉄で構成される。一対のエンドプレート16,16には、それぞれ固定部材18が固定されている。固定部材18は、例えばボルト等により筐体3に固定される。
蓄電モジュール2には複数の蓄電ユニット10,10Aが併設される方向に沿って、複数の蓄電ユニット10,10Aの上面を覆う蓋12が設けられている。蓋12は、サーミスタ20(温度センサ)が接続される蓄電ユニット10の蓄電セル11の上面(後述する端子13が設けられる面)を覆うカバー部材である。サーミスタ20には、複数の蓄電セル11のうち少なくとも一つの蓄電セル11が接続されている。サーミスタ20は、蓋12によって覆われる蓄電セル11の上面と蓋12との間に配置される。サーミスタ20については、後述する。蓋12は、複数の蓄電モジュール2が積層される場合において下側に位置する蓄電モジュール2と上側に位置する蓄電モジュール2との電気的絶縁を図る役割及び異常時に蓄電セル11から吐出されるガスが上方に吹き出すことを阻止する機能を有している。蓋12は、バスバーカバーとも呼ばれる部材である。
蓋12には、蓄電モジュール2に関する各種制御を行う制御装置Eが載置されている。制御装置Eは、サーミスタ20の信号線22を含むケーブル17Bの接続端子17Aが接続される端子入力部Eaを有している。制御装置Eは、信号線22を介して入力されたサーミスタ20の電気抵抗を測定することにより、異常な電気抵抗を検出した際には蓄電モジュール2を流れる電流を遮断する。
続いて、図3を参照して、蓄電ユニット10,10Aの構成について説明する。図3は、図2に示した1つの蓄電モジュール2の一部の概略構成を示す分解斜視図であり、複数の蓄電ユニット10,10Aを示す。1つの蓄電ユニット10は、蓄電セル11と、伝熱プレート15(伝熱部材)と、蓄電セル11及び伝熱プレート15を保持する樹脂ホルダ14と、を備えている。伝熱プレート15は、蓄電ユニット10の蓄電セル11と蓄電ユニット10Aの蓄電セル11(温度センサが接続される蓄電セルと隣接する蓄電セル)との間に介在する。蓄電ユニット10Aは、後述するサーミスタ20が設けられない点を除いて、蓄電ユニット10と同様に構成される。
蓄電セル11は、ケース本体部121内に収容された電極組立体(図示しない)と、電極組立体に接合される一対の端子13,13とを備えている。一対の端子13,13は、この電極組立体の電力を外部に取り出す端子である。
ケース本体部121は、例えばアルミニウムなどの導電材料からなる有底角筒状の部材である。ケース本体部121が有する開口は、蓋板122により覆われる。ケース本体部121は、矩形平板状の底板12aと、底板12aの4つの辺から立設する2つの主面部12b,12c及び2つの側面部12d,12eとを有する。主面部12b,12cは、蓄電ユニット10,10Aにおける並設方向において対向する。側面部12d,12eの対向する方向は、主面部12b,12cが対向する方向と交差する。
樹脂ホルダ14は、樹脂によって一体成型された枠体であって、ケース本体部121の底板12aと対向する底面部14bと、ケース本体部121の側面部12dに対向する側面部14cと、ケース本体部121の側面部12eに対向する側面部14dと、側面部14cと側面部14dとの間に延び底面部14b及び蓋板122に対向する上面部14aと、を備える。
伝熱プレート15は、ケース本体部121の主面部12b及び側面部12eを覆うL字状の金属プレートであり、例えばアルミニウムで構成されている。伝熱プレート15は、側面部12eを覆う部分において外部から熱を受け、この受けた熱を、主に側面部12eを覆う部分から蓄電セル11に伝える。また、伝熱プレート15は、蓄電セル11からの熱を受け入れて、側面部12eを覆う部分から放熱することができる。
本実施形態の蓄電モジュール2は、蓄電モジュール2が筐体3に固定された際、側面部12eを覆う伝熱プレート15の部分が筐体3と当接するように配置される。
樹脂ホルダ14は、ケース本体部121の主面部12bを覆う部分を有していないため、伝熱プレート15は、樹脂ホルダ14に保持された蓄電セル11の主面部12bと対向する。
なお、蓄電セル11の主面部12b,12cには、その外縁領域を除く全面に、両面接着テープTが貼付されてもよい。伝熱プレート15は、両面接着テープTを介して、蓄電セル11の主面部12bと接着される。両面接着テープTは、サーマルインターフェースマテリアルである。図3に示されるように、蓄電セル11の主面部12cの側にも、隣接する蓄電ユニット10Aの伝熱プレート15が存在する。そのため、蓄電セル11は、両面接着テープTを介して、一対の伝熱プレート15,15で挟まれている。
ここで、図4を更に参照して、サーミスタ20について説明する。サーミスタ20は、サーミスタ本体(不図示)と、サーミスタ本体を収容するケース21と、サーミスタ本体から延びる信号線22と、を備えている。
サーミスタ本体は、温度に応じて電気抵抗が変化する素子である。サーミスタ本体は、直方体形状である。ケース21は、アルミニウムなど導電性を有する金属ケースである。ケース21は直方体形状である。ケース21の内部寸法は、サーミスタ本体の外形寸法に合わせて設計されており、ケース21にサーミスタ本体が隙間なく収容されている。
ケース21の外表面が、サーミスタ20の外表面である。サーミスタ20の外表面は、導電性を有する導電面である。信号線22は、その一端がサーミスタ本体である素子に接続されている。信号線22の他端は、サーミスタ本体の一側面から外方に延びている。信号線22は、その他の信号線とともに、蓄電モジュール2のケーブル17Bを構成している。
サーミスタ20は、その一面(下面)が、蓄電セル11の蓋板122に接するように設置されている。サーミスタ20の下面が、蓋板122に接触する接触部に相当する。サーミスタ20の下面は、蓄電セル11の蓋板122におけるサーミスタ20の設置領域と当接する。この設置領域とは、蓄電ユニット10におけるサーミスタ20が取り付けられる部分である。よって、サーミスタ20は、蓄電セル11の蓋板122に設置され、さらに、図4に示すように後述する保持部30によって、その位置および姿勢が保持される。
上面部14aは保持部30を備える。保持部30は、上面保持部30aと、側面保持部30bとを有する。上面保持部30aは、板状に形成されている。上面保持部30aは、サーミスタ20の蓋板122から離間する方向への移動を規制する。側面保持部30bは、蓋板122におけるサーミスタ20が当接する面の面方向の移動を規制する。側面保持部30bは、上面視した際に略L字状となるように設けられている。
側面保持部30bにおける蓋板122に対向する面とは反対側の面上に、上面保持部30aが設けられている。上面保持部30aおよび側面保持部30bによって画成された収容空間にサーミスタ20が挿入される。これにより、サーミスタ20が蓋板122から離間して移動することが規制される。
このような蓄電モジュール2の製造方法として、以下の処理手順が実行される。この処理手順について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。図5は、蓄電モジュールを製造する手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS10(加熱工程)において、蓄電セル11に熱的に接続されている伝熱プレート15を加熱する。本実施形態では、蓄電モジュール2が組み立てられた後に、伝熱プレート15が加熱される。加熱は、例えばヒーターなどの加熱装置により行われる。加熱温度は例えば50〜60℃である。加熱工程において、蓄電セル11と伝熱プレート15とを加熱してもよく、蓄電セル11を加熱してもよい。蓄電セル11を加熱する場合、例えばケース本体部121の底板12aを直接加熱する。
次に、ステップS20(検査工程)において、蓄電セル11とサーミスタ20との接続状態を検査する。ステップS20は、さらに、サーミスタ20により蓄電セル11の温度を測定する工程(ステップS22)と、測定された蓄電セル11の温度から蓄電セル11とサーミスタ20との接続状態の良否を判定する工程(ステップS24)とを含んでいる。ステップS20の後、良品の蓄電モジュール2を選別する。
ステップS22において、蓄電セル11の温度をサーミスタ20により測定する。ステップS24では、例えば、サーミスタ20により測定された蓄電セル11の温度の値が閾値を超えた場合に、蓄電セル11とサーミスタ20との接続状態が良好であると判定する。あるいは、例えば、蓄電セル11における温度上昇の変化量が閾値を超えた場合に、接続状態が良好であると判定してもよい。検査は、例えば制御装置Eから蓄電セル11の温度データを受けるコンピュータ等によって行われる。
以上説明した蓄電モジュール2の製造方法によれば、蓋12が設けられている場合であっても、蓄電セル11の温度がサーミスタ20により測定される。このため、蓄電監視基板等の制御装置Eが取り付けられている場合であっても、蓄電セル11とサーミスタ20との接続部分を目視などにより直接確認する必要がない。よって、サーミスタ20により測定された蓄電セル11の温度に基づいて、蓄電セル11とサーミスタ20との接続状態を検査することができる。
伝熱プレート15が蓄電ユニット10の蓄電セル11と蓄電ユニット10Aの蓄電セル11との間に設けられている場合、ステップS10において加熱された伝熱プレート15が複数の蓄電セル11を加熱するため、複数の蓄電セル11を効率的に加熱することができる。
(第一実施形態の変形例)
ここで、図6及び図7を参照して、第一実施形態の変形例について説明する。第一実施形態の変形例に係る蓄電モジュール2Aは、樹脂ホルダ14の側面部14dに形成される切欠き部35が露出するように、伝熱プレート15が主面部12b及び側面部12dを覆っている点を除いて第一実施形態に係る蓄電モジュール2と同様である。以下、第一実施形態との重複説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図6は、第一実施形態の変形例に係る蓄電パックが備える蓄電モジュールの概略構成を示す斜視図である。図7は、図6に示した蓄電モジュールの概略構成を示す分解斜視図である。
本変形例の蓄電モジュール2は、蓄電モジュール2が筐体3に固定された際、側面部12dを覆う伝熱プレート15の部分が筐体3と当接するように配置される。
図6及び図7に示されるように、蓄電モジュール2Aでは、樹脂ホルダ14の側面部14dに切欠き部35が形成されている。このように構成される蓄電モジュール2Aでは、切欠き部35に加熱装置を挿入し、蓄電セル11を加熱することができる。この場合、加熱装置としては、切欠き部35に挿入可能であり加熱され得る部材であって、金属材料からなる棒状の部材などが例示できる。このように構成された場合であっても、上述した作用・効果を奏することができる。
(第二実施形態)
ここで第二実施形態について説明する。第二実施形態に係る蓄電パック1の製造方法は、加熱工程における加熱対象を除いて、第一実施形態に係る蓄電モジュール2の製造方法と同様である。以下、第一実施形態との重複説明は省略し、相違点を中心に説明する。
第二実施形態では、蓄電パック1が製造される。蓄電パック1は、上述したように、筐体3と、筐体3内に収容される複数の蓄電セル11と、蓄電セル11に接続されるサーミスタ20とを備えている(図1参照)。
本実施形態の蓄電モジュール2は、蓄電モジュール2が筐体3に固定された際、第一実施形態にて示したように、側面部12eを覆う伝熱プレート15の部分が筐体3と当接するように配置される。あるいは、蓄電モジュール2は、蓄電モジュール2が筐体3に固定された際、第一実施形態の変形例にて示したように、側面部12dを覆う伝熱プレート15の部分が筐体3と当接するように配置されてもよい。
まず、加熱工程において、蓄電パック1の筐体3を加熱する。加熱は、例えばヒーターなどの加熱装置により行われる。次に、検査工程において蓄電セル11とサーミスタ20との接続状態が検査される。
第二実施形態によれば、筐体3が加熱されることにより、蓄電パック1に備えられた蓄電セル11に伝熱され、蓄電セル11の温度がサーミスタ20により測定される。これにより、例えば、サーミスタ20により測定された蓄電セル11の温度が閾値を超えた場合に、蓄電セル11とサーミスタ20との接続状態が良好であると判定することができる。
以上、本発明の好適な実施形態及び実施形態の変形例について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上述した実施形態において、加熱工程は、蓄電ユニット10を組み立てる際に行われてもよい。温度センサとして、サーミスタ20に代えて、例えば熱電対等を用いてもよい。
1…蓄電パック、2,2A…蓄電モジュール、3…筐体、10…蓄電ユニット、11…蓄電セル、12…蓋(カバー部材)、14…樹脂ホルダ、15…伝熱プレート(伝熱部材)、20…サーミスタ(温度センサ)。

Claims (2)

  1. 複数の蓄電セルと、前記複数の蓄電セルのうち少なくとも一つの蓄電セルに接続される温度センサと、を備える蓄電モジュールの製造方法であって、
    前記温度センサが接続される前記蓄電セルと、当該蓄電セルと隣接する前記蓄電セルとの間に設けられ、前記蓄電セルに熱的に接続されている伝熱プレートを加熱装置により加熱する加熱工程と、
    前記温度センサによって測定される前記蓄電セルの温度に基づいて、前記蓄電セルと前記温度センサとの接続状態を検査する検査工程と、
    を含み、
    前記検査工程では、前記蓄電セルにおける温度上昇の変化量が閾値を超えるか否かにより、前記接続状態の良否を判定する、蓄電モジュールの製造方法。
  2. 前記蓄電モジュールは、前記蓄電セルの1つの面を覆うカバー部材を更に備え、
    前記温度センサは、前記カバー部材と前記蓄電セルの前記1つの面との間に配置されている、
    請求項1に記載の蓄電モジュールの製造方法。
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