JP6375709B2 - 冷却システム - Google Patents
冷却システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6375709B2 JP6375709B2 JP2014121558A JP2014121558A JP6375709B2 JP 6375709 B2 JP6375709 B2 JP 6375709B2 JP 2014121558 A JP2014121558 A JP 2014121558A JP 2014121558 A JP2014121558 A JP 2014121558A JP 6375709 B2 JP6375709 B2 JP 6375709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric
- circulation amount
- pump
- efficiency
- pumps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
これにより、例えば、単一の電動ポンプのみを駆動する構成や、定格が異なる電動ポンプを選択し、供給電力を調整して駆動する構成と比較して、電動ポンプで消費される電力を削減することができる。
本発明は、前記目標循環量が0から増大する場合には、前記ポンプ制御装置が前記2つの電動ポンプのうち、最高効率で駆動した際の消費電力と、効率循環量とが小さい電動ポンプを先に駆動しても良い。
〔冷却システムの構成〕
図1に示すように、乗用車等の車両に備えられるエンジンEのウォータジャケット1(熱源の一例)の冷却水(冷媒の一例)をラジエータ2(放熱器の一例)に送り、放熱の後にウォータジャケット1に戻す循環型の冷媒流路Rが構成されている。この冷媒流路Rに冷却水を循環させる第1電動ポンプP1と第2電動ポンプP2と備え、これらを個別に制御するポンプ制御装置10と、各々の電動ポンプP(第1電動ポンプP1と第2電動ポンプP2との上位概念)に電力を供給するモータ制御ユニット11とを備えてエンジンの冷却システムが構成されている。
このエンジンの冷却システムでは、第1電動ポンプP1と第2電動ポンプP2とに等しい性能のものが使用されている。具体的には、各々の電動ポンプPが最高効率で駆動した際の消費電力と、効率循環量Qeとが等しい性能のものが使用されている。
このポンプ制御装置10の制御形態の概要をポンプ制御ルーチンとして図3のフローチャートに示している。この制御では、循環量設定部10Aが温度センサTSで計測される冷却水の水温に基づいて、冷媒流路Rに循環させる目標循環量Qdを設定する(#1ステップ)。
前述した実施形態では、位相差αを周期Tの1/2に設定しているが、電動ポンプPの駆動時には、ロータとインペラWとを含む回転系が回転することにより振動が発生することも多く、このように回転系の振動の特性や、2つのモータMの位置関係や、モータMの回転数、あるいは、インペラWによって送られる冷却水の脈動や、冷却水同士の干渉等により、位相差αを一義的に決めることが困難である。
このように、2つの電動ポンプPの少なくとも一方を最高効率で駆動して省電力を実現するだけではなく、複数の電動ポンプPを備えているため、単一の電動ポンプPを備えるものと比較して電動ポンプPの故障時にも冷却水を循環させることが可能となりエンジンEのオーバヒートを抑制できる。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
2 放熱器(ラジエータ)
10 ポンプ制御装置
P 電動ポンプ
R 冷媒流路
Qd 目標循環量
Qe 効率循環量
Claims (6)
- 熱源と放熱器との間の冷媒流路に冷媒を循環させる複数の電動ポンプと、複数の前記電動ポンプを個別に制御するポンプ制御装置とを備え、
複数の前記電動ポンプは、全てが冷媒の循環量を調整可能であり、
前記ポンプ制御装置が、複数の前記電動ポンプを個別に最高効率で駆動した際の単位時間あたりの冷媒の循環量を効率循環量として電動ポンプ毎に記憶しており、
前記ポンプ制御装置は、
設定された目標循環量が0である場合には、全ての前記電動ポンプを停止状態に維持し、
前記目標循環量が0よりも大きく、複数のうちの1つの電動ポンプの効率循環量より小さい場合には、前記1つの電動ポンプに対し前記目標循環量を得る電力を供給するとともに、複数の前記電動ポンプのうち前記1つの電動ポンプを除く他の電動ポンプは停止し、
前記目標循環量が、前記1つの電動ポンプの効率循環量を超え、且つ、複数の前記電動ポンプの全ての効率循環量を積算した値を越えない場合には、前記1つの電動ポンプを最高効率で駆動すると共に、前記目標循環量から当該1つの電動ポンプの効率循環量を減じた残余分を循環させるように前記他の電動ポンプを駆動する冷却システム。 - 前記ポンプ制御装置は、設定された目標循環量が、複数の前記電動ポンプの全ての効率循環量を積算した値より大きい場合には、複数の前記電動ポンプの全てに対して、効率循環量を得る電力より大きい電力を供給して駆動する請求項1記載の冷却システム。
- 前記ポンプ制御装置は、設定された目標循環量が、複数の前記電動ポンプの全ての効率循環量を積算した値より大きい場合には、複数の前記電動ポンプの少なくとも1つに対して、その電動ポンプの最高効率で駆動する電力を供給し、他の電動ポンプに対して、効率循環量を得る電力より大きい電力を供給して駆動する請求項1記載の冷却システム。
- 複数の前記電動ポンプとして、最高効率で駆動した際の消費電力と、効率循環量とが等しい2つの電動ポンプが用いられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却システム。
- 複数の前記電動ポンプとして、最高効率で駆動した際の消費電力と、効率循環量とが異なる2つの電動ポンプが用いられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却システム。
- 前記目標循環量が0から増大する場合には、前記ポンプ制御装置が前記2つの電動ポンプのうち、最高効率で駆動した際の消費電力と、効率循環量とが小さい電動ポンプを先に駆動する請求項5に記載の冷却システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014121558A JP6375709B2 (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014121558A JP6375709B2 (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 冷却システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016000984A JP2016000984A (ja) | 2016-01-07 |
JP6375709B2 true JP6375709B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=55076693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014121558A Active JP6375709B2 (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 冷却システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6375709B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110026254A (zh) * | 2019-03-06 | 2019-07-19 | 泉州台商投资区百亚网络科技有限公司 | 基于高低势实现冷却液自循环的半导体低温试验箱 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01209511A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-23 | Nippon Johnson Controls Kk | 流体搬送圧力制御装置 |
JP2845898B2 (ja) * | 1988-08-11 | 1999-01-13 | レーヴエ・プンペンフアブリーク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 圧力上昇装置および類似装置の運転の経済性を改善する方法 |
JP5313848B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2013-10-09 | アズビル株式会社 | 送水圧力制御システムおよび方法 |
-
2014
- 2014-06-12 JP JP2014121558A patent/JP6375709B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016000984A (ja) | 2016-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6303354B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
JP6134905B2 (ja) | モータ駆動装置およびにこれを用いた電気機器 | |
JP2007189888A (ja) | インバータ装置 | |
WO2006009145A1 (ja) | インバータ装置 | |
JP2006101685A (ja) | インバータ装置 | |
JP6241453B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
JP6217667B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
JP2008206386A (ja) | インバータ装置 | |
JP2008109759A (ja) | 回転電機の制御装置 | |
CN111742481B (zh) | 电力变换装置 | |
JP2006200404A (ja) | インバータ回路及びモータ制御装置 | |
JP2007236188A (ja) | インバータ装置 | |
JP6375709B2 (ja) | 冷却システム | |
JP2010233385A (ja) | モータ駆動装置 | |
JP4539237B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP7346922B2 (ja) | 電動ポンプ制御装置および電動ポンプ制御システム | |
JP2019118243A (ja) | モータ制御装置 | |
JP3544338B2 (ja) | 圧縮機モータの制御装置 | |
JP4497148B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP2005176529A (ja) | ブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置 | |
JP2006353073A (ja) | インバータ装置 | |
JP5298778B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
JP6384135B2 (ja) | 冷却システム | |
JP7312067B2 (ja) | モータ制御装置、モータ制御システム及びモータ制御方法 | |
JP2010239762A (ja) | 電動機駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180709 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6375709 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |