JP6375139B2 - 無線周波数識別通知システム - Google Patents

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Description

本開示は一般的には、無線周波数識別デバイスに関係するものである。
無線周波数識別(RFID)システムによって、RFIDリーダデバイスなどのRFIDデバイスは、狭域のワイヤレス無線周波数通信を介して、RFIDタグ内に記憶される情報(例えば、タグ、ラベル、または識別子)を取得することが可能になる。RFIDシステムを使用する一部の商業的な用途では、対象物の追跡および監視を容易にするために、対象物にRFIDタグを取り付ける場合がある。
RFIDシステムを、支払システムにおいて使用することもまた可能である。例えばスマートカードは、会計情報およびRFIDトランスポンダを含み得る。RFIDトランスポンダは、会計トランザクションを容易にするように、RFIDリーダに会計情報を提供することが可能である。一部のそのようなRFIDシステムは、脆弱性を有する場合がある。例えば、RFIDトランスポンダを含むスマートカード上に記憶される情報が、RFIDトランスポンダと通信する能力があるRFIDリーダデバイスを動作させる無許可の第三者(例えば、犯罪者)に提供される場合がある。スマートカードから取得される情報は、個人識別情報および銀行口座情報を含み得るものであり、それらの情報が悪質な目的で使用される場合がある。その結果、会社、消費者、および政府は、盗取された身元情報ならびに危険にさらされている個人情報および私的情報の影響について、防止および解決するために相当量の金銭を費やす場合がある。
本明細書で開示する特定の実施形態は、無線周波数識別(RFID)通知システムを説明する。RFID通知システムによって、1つもしくは複数の通知(例えば、メッセージまたは音声出力)、情報(例えば、時間、日付、または地理的場所)、または両方が、コンピューティングデバイス(例えば、移動電話)により提供されることが可能になる。通知、情報、または両方は、情報(例えば、個人識別情報または銀行口座情報)を記憶するRFIDタグデバイス(例えば、RFIDクレジットカード)などのRFIDデバイスでのアクティビティの発生を指示し得る。RFIDデバイスでのアクティビティの発生は、RFIDリーダデバイスからのRFIDデバイスでの無線周波数通信情報(例えば、質問信号)の受信に基づくものであり得る。通知、情報、または両方を、監視システム(例えば、セキュリティシステム)に提供することが可能であり、監視システムは、通知、情報、または両方に応答して、1つまたは複数の処置を遂行することが可能である。例えば監視システムは、通知、情報、または両方に基づいて識別された地理的場所での、1つまたは複数のカメラの動作を制御することが可能である。
コンピューティングデバイスにより提供される通知によって、RFIDデバイスのユーザは、RFIDデバイスにより受信される通信情報を監視することが可能になり得る。追加的には、RFIDデバイスでのアクティビティの発生に応答して動作させられる1つまたは複数のカメラを介して取得されるデータによって、ユーザは、RFIDデバイスの無許可のアクセスに関連する区域内のアクティビティを監視することが可能になり得る。RFIDデバイスを取り巻く区域の範囲内のアクティビティを監視することが、RFIDリーダデバイスを使用して、許可なしにRFIDデバイスからの情報にアクセスする第三者の逮捕の際に助力となる場合がある。
RFIDデバイスでのアクティビティの発生を識別するために、RFIDデバイスを、RFIDリーダデバイスからのRFID質問信号を受信することに応答して、コンピューティングデバイスに無線周波数通信情報(例えば、通知信号)を送信するように構成することが可能である。コンピューティングデバイスに送信される無線周波数通信情報は、RFID質問信号がRFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含み得る。RFIDデバイスから受信される無線周波数通信情報に基づいて、コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスがRFIDデバイスから無線周波数通信情報をいつ受信したかに基づいて、RFIDデバイスがアクセスされたときの時間、日付、または両方を決定することが可能である。コンピューティングデバイスは、(例えば、全地球測位システムを使用して)RFIDデバイスでのアクティビティがどこで発生したかを指示する地理的場所を決定することもまた可能である。コンピューティングデバイスは、RFIDデバイスから無線周波数通信情報を受信することに応答してコンピューティングデバイスで決定される情報に基づいて、RFIDデバイスで発生するアクティビティの通知を生成することが可能である。
特定の実施形態では、デバイス(例えば、RFIDトランスポンダ)は、RFIDリーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される質問信号を受信するための受信器を含む。デバイスは、受信器で特定の質問信号を受信することに応答して、コンピューティングデバイス(例えば、移動電話)に第2の周波数帯域によって通知信号を送信するための送信器を含む。コンピューティングデバイスは、RFIDリーダデバイスとは別個であり、第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個である。通知信号は、特定の質問信号がデバイスで受信されたということを指示するデータを含む。
特定の実施形態では、方法は、RFIDデバイスの受信器で、RFIDリーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される質問信号を受信することを含む。方法は、質問信号を受信することに応答して、RFIDデバイスから、コンピューティングデバイスに第2の周波数帯域によって通知信号を送信することをさらに含む。コンピューティングデバイスは、RFIDリーダデバイスとは別個であり、第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個である。通知信号は、質問信号がRFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含む。
別の特定の実施形態では、コンピュータ可読媒体は、プロセッサにより実行されるときに、プロセッサに、コンピューティングデバイスで、RFIDデバイスから第2の周波数帯域によって通知信号を受信させる命令を記憶する。通知信号は、RFIDデバイスによる質問信号の受信に応答してRFIDデバイスから送信される。質問信号は、RFIDリーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される。第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個である。通知信号は、質問信号がRFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含む。命令は、通知信号を受信することに応答して、RFIDデバイスに関連する情報を決定するように、プロセッサによりさらに実行可能である。情報は、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたときのコンピューティングデバイスの地理的場所を指示する。
デバイスであって、無線周波数識別(RFID)リーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される質問信号を受信するための受信器と、受信器で特定の質問信号を受信することに応答して、コンピューティングデバイスに第2の周波数帯域によって通知信号を送信するための送信器であって、コンピューティングデバイスが、RFIDリーダデバイスとは別個であり、第2の周波数帯域が、第1の周波数帯域とは別個であり、通知信号が、特定の質問信号がデバイスで受信されたということを指示するデータを含む、送信器とを備える、デバイス。
コンピューティングデバイスによる通知信号の受信によって、コンピューティングデバイスが、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたときの時間、日付、または両方を指示する情報を決定する、デバイス。コンピューティングデバイスによる通知信号の受信によって、コンピューティングデバイスが、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたコンピューティングデバイスの地理的場所を指示する情報を決定する、デバイス。コンピューティングデバイスが移動通信デバイスである、デバイス。受信器および送信器が、RFIDトランスポンダの構成要素である、デバイス。
RFIDリーダデバイスが、第1の周波数帯域で質問応答信号を受信するように構成され、第2の周波数帯域で通知信号を受信するように構成されない、デバイス。第1の周波数帯域がおおよそ860MHzから960MHzまでである、デバイス。第2の周波数帯域が、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを使用する通信をサポートする周波数帯域を含む、デバイス。送信器が、特定の質問信号に応答してRFIDリーダデバイスに第1の周波数帯域によって質問応答信号を送信するようにさらに構成され、質問応答信号が、デバイスで記憶される情報を含む、デバイス。
通知信号の受信によって、コンピューティングデバイスが、監視システムに情報を伝達し、情報が、特定の質問信号がデバイスにより受信されたということを指示し、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたコンピューティングデバイスの地理的場所を指示し、かつ、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたときの時間を指示する、デバイス。送信器が、特定の質問信号から導出されるエネルギーを使用して通知信号を送信する、デバイス。
無線周波数識別(RFID)デバイスの受信器で、RFIDリーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される質問信号を受信することと、質問信号を受信することに応答して、RFIDデバイスから、コンピューティングデバイスに第2の周波数帯域によって通知信号を送信することであって、コンピューティングデバイスが、RFIDリーダデバイスとは別個であり、第2の周波数帯域が、第1の周波数帯域とは別個であり、通知信号が、質問信号がRFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含む、送信することとを含む、方法。
方法は、第2の周波数帯域が、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを使用する通信をサポートする周波数帯域を含むということをさらに含む。方法は、RFIDリーダデバイスが、RFIDデバイスの第2のユーザとは別個である第1のユーザにより動作させられ、第1のユーザが、RFIDデバイスで記憶される情報にアクセスすることが許可されていないということをさらに含む。
方法は、コンピューティングデバイスによる通知信号の受信によって、コンピューティングデバイスが、RFIDデバイスに関連する情報を決定し、情報が、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたときのコンピューティングデバイスの地理的場所を指示するということをさらに含む。方法は、コンピューティングデバイスが監視システムに関連し、コンピューティングデバイスによる通知信号の受信によって、監視システムが、コンピューティングデバイスの地理的場所に近接する区域内のカメラを動作させるということをさらに含む。方法は、コンピューティングデバイスによる通知信号の受信によって、コンピューティングデバイスが、監視システムに命令を送出し、命令によって、監視システムが、コンピューティングデバイスの地理的場所に近接する区域に対してカメラを含む空中移動プラットフォームを操縦し、監視システムが、区域でカメラを動作させるということをさらに含む。
プロセッサにより実行されるときに、プロセッサに、コンピューティングデバイスで、無線周波数識別(RFID)デバイスから第2の周波数帯域によって通知信号を受信させ、ただし通知信号が、RFIDデバイスによる質問信号の受信に応答してRFIDデバイスから送信され、質問信号が、RFIDリーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信され、第2の周波数帯域が、第1の周波数帯域とは別個であり、通知信号が、質問信号がRFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含むように、受信させ、かつ、通知信号を受信することに応答して、RFIDデバイスに関連する情報を決定させる、ただし情報が、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたときのコンピューティングデバイスの地理的場所を指示するように、決定させる、命令を記憶するコンピュータ可読媒体。
1つの態様ではコンピュータ可読媒体は、情報が、通知信号がコンピューティングデバイスで受信されたときの時間、日付、または両方を指示し、命令が、情報に基づいて通知を表示するように、プロセッサによりさらに実行可能であるということを含む。別の態様ではコンピュータ可読媒体は、第2の周波数帯域が、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを使用する通信をサポートする周波数帯域を有することを含む。
説明した特徴、機能、および利点を、様々な実施形態において独立的に実現することが可能であり、または、さらに他の実施形態において組み合わせることが可能であり、それらの実施形態のさらなる詳細を、以下の説明および図面を参照して開示する。
無線周波数識別(RFID)通知システムのブロック線図である。 RFID通知システムにより遂行される方法の特定の実施形態のフロー線図である。 本開示の1つまたは複数の態様を実装するために使用され得るコンピューティングシステムの特定の実施形態を例示する図である。
図1を参照すると、無線周波数識別(RFID)通知システム100のブロック線図が示されている。RFID通知システム100によって、スマートカード(例えば、クレジットカードまたはデビットカード)、または別の、RFIDの使用が可能にされたデバイスからの情報(例えば、個人情報または会計情報)にアクセスする試みの検出が容易になり得る。通知によって、スマートカードにアクセスする許可された試みおよび/または無許可の試みの識別が可能になり得る。情報を記憶しRFID通信をサポートするスマートカードを使用してトランザクションを容易にすることが、よりありふれたことになるにつれて、そのような情報は、スマートカードの所有者が知らない状態で、または許可が与えられていない状態で、スマートカードからの情報へのアクセスの仕方を知得している窃盗犯に、よりアクセス可能になっている場合がある。第三者がスマートカードからの情報をスキャンすることが可能である1つの方途は、スマートカードの通信可能な距離の範囲内の公共区域内で(RFIDリーダデバイス120とも呼ぶ)RFID質問デバイスを使用することによるものである。そのようなRFIDリーダデバイス120を、(第1の無線信号116などの)RFID質問信号を周期的に送信するように、ならびに、スマートカードから受信される応答(例えば、第3の無線信号118などの質問応答信号)を収集および記憶するようにプログラムすることが可能である。そのような質問応答信号は、公共区域内でスマートカード上に記憶される会計情報または他の個人情報を含み得る。
この様式で情報を収集することに関与している人間の識別および/または逮捕を容易にするように、RFID通知システム100はRFIDデバイス110を含み得る。RFIDデバイス110は、RFID通知システム100が、特定の区域内でスマートカードをスキャンする試みを識別することを可能にする様式で、修正または構成されるスマートカードであり得る。例えばRFIDデバイス110は、RFIDトランスポンダ124を含み得る。RFIDトランスポンダ124を、第1の無線信号116などのRFID質問信号を受信するように、および、RFIDデバイス110からの情報(例えば、第1の情報114)にアクセスする試みが行われたということを指示する(第2の無線信号122などの)通知信号を送信するように構成することが可能である。
特定の実施形態では、RFID質問信号は、第1の周波数帯域で、RFIDデバイス110で受信され、通知信号122は、第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域で、RFIDデバイス110から送信される。例えば第1の周波数帯域を、おおよそ860MHzから960MHzまでの範囲のような、極超短波(UHF)周波数範囲の中の周波数を使用するRFIDプロトコルをサポートするRFID通信のために使用することが可能である。第2の周波数帯域を、おおよそ300MHzから3000MHzまでである範囲の中の周波数をサポートするデータ通信のために使用することが可能である。第2の周波数帯域は、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを含む通信プロトコルを使用する通信をサポートすることが可能である。パーソナルエリアネットワークプロトコルは、Bluetooth(登録商標)通信プロトコル(Bluetooth(登録商標)はBluetooth(登録商標) SIG, Inc.の登録商標である)、または赤外線データ通信プロトコルなどのプロトコルを含み得る。ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコルは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレス通信標準の1つによりサポートされるワイヤレス通信プロトコルを含み得る。セルラー通信プロトコルは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、移動通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)、進化型EDGE、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPP2、第4世代(4G)、ロングタームエボリューション(LTE)、4G−LTE、またはそれらの組み合わせを含み得る。
通知信号122を、RFIDデバイス110の近くに近接して存在するコンピューティングデバイス130(例えば、移動電話)により受信することが可能であり、そのことによってコンピューティングデバイス130のユーザは、RFIDデバイス110にアクセスする試みを指示する通知を受信することが可能である。例えば、コンピューティングデバイス130は可搬型であり得るものであり、そのことによってコンピューティングデバイス130は、RFIDデバイス110を携行してもいるユーザにより携行される。したがってユーザは、公共区域を歩いて通るときにRFIDデバイス110およびコンピューティングデバイス130の両方を携行することが可能である。
コンピューティングデバイス130は、RFIDリーダデバイス120による、RFIDデバイス110からの情報114を取得する試みなどの、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生に関係する情報(例えば、第2の情報138)を決定することが可能である。コンピューティングデバイス130により決定される第2の情報138は、通知信号122がコンピューティングデバイス130で受信されたときの時間、コンピューティングデバイス130の物理的場所(例えば、地理的場所)、または両方を指示し得る。コンピューティングデバイス130は、第2の情報138(例えば、時間および物理的場所を指示するメッセージ)を含む表示を生成することにより、音声警告を提供することにより、またはコンピューティングデバイス130の振動を引き起こすことにより、RFIDデバイス110にアクセスする試みの通知を提供することが可能である。
追加的に、または代替的に、コンピューティングデバイス130は、セキュリティ監視システム(例えば、監視システム160)に通信情報を送出して、RFIDデバイス110にアクセスする試みを監視システムに通知すること、および、試みに関係する情報(例えば、第3の情報150)を提供することが可能である。第3の情報150は、コンピューティングデバイス130により決定される第2の情報138、監視システム160の動作を制御するための命令、他の情報、またはそれらの組み合わせを含み得る。
監視システム160は、カメラ170およびカメラ180などのカメラを含むサーベイランスシステムを制御して、RFIDデバイス110にアクセスする試みに関係する追加的な情報を収集することが可能である。例えば監視システム160は、カメラ170、180を動作させて、RFIDデバイス110にアクセスする試みが発生した地理的場所の近傍の範囲内の区域内でデータ(例えば、ビデオデータ)を収集することが可能である。データは、RFIDリーダデバイス120を動作させる個人を逮捕するために使用可能であり得る。特定の実施形態では、カメラ180は移動型であり得る。例えばカメラ180を、空中移動プラットフォーム(例えば、クワッドコプタ)などの移動プラットフォーム上に装着することが可能である。移動型である場合カメラ180は、RFIDデバイス110がアクセスされた可能性がある区域に対して、より近い位置に可動であり得るものであり、そのことによってデータが、区域内の人間に関して収集され得る。
特定の実施形態ではRFIDデバイス110は、RFIDトランスポンダ124およびメモリデバイス112を含み得る。RFIDトランスポンダ124は、回路102、ならびに、アンテナ104、受信器106、および送信器108を含む通信回路網を含み得る。アンテナ104は、受信器106および送信器108を含み得る、または、受信器106および送信器108に結合され得る。メモリデバイス112は、不揮発性メモリを含み得る。メモリデバイス112を、情報(例えば、第1の情報114)を記憶するように構成することが可能である。第1の情報114は、RFIDデバイス110、または、RFIDデバイス110に関連する、RFIDデバイス110に取り付けられる、もしくはRFIDデバイス110を含む対象物を識別するための識別情報(例えば、タグ、ラベル、または識別子)を含み得る。第1の情報114は、個人識別情報、銀行口座情報、旅行識別、政府識別、RFIDデバイス110に取り付けられる、RFIDデバイス110に関連する、もしくはRFIDデバイス110を含む対象物に関連する情報、RFIDデバイス110のユーザに関連する情報、または、それらの組み合わせを含み得る。
回路102を、メモリデバイス112に結合することが可能である。回路102は、集積回路を含み得る、または集積回路内部に含まれ得る。アンテナ104を、回路102に結合することが可能である。回路102を、メモリデバイス112内に記憶される第1の情報114を記憶する、処理する、または両方を行うように構成することが可能である。さらに回路102を、アンテナ104、受信器106、および送信器108の動作を制御するように構成することが可能である。例えば回路102は、アンテナ104での無線周波数信号の変調および復調を遂行することが可能である。特定の実施形態ではRFIDデバイス110は、中に回路102およびメモリデバイス112が集積され得るチップ(例えば、マイクロチップ)を含み得る。他の特定の実施形態ではRFIDデバイス110は、上にアンテナ104、ならびに、メモリデバイス112および回路102を含むチップが、装着される、または取り付けられる、基板フィルムを用いたはめ込みを含み得る。
RFIDデバイス110を、アンテナ104を介して、RFID質問デバイス(例えば、RFIDリーダデバイス120)、コンピューティングデバイス130、または両方と通信するように構成することが可能である。例えば受信器106は、RFIDデバイス110で記憶される第1の情報114を取得するためにRFIDリーダデバイス120から送信されるRFID質問信号などの第1の無線信号116を受信することが可能である。送信器108は、コンピューティングデバイス130に通知信号などの第2の無線信号122を送信することが可能である。通知信号122は、RFIDデバイス110での第1の無線信号116の受信に基づく、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生を指示するデータを含み得る。通知信号122内に含まれるデータは、第1の情報114の少なくとも一部分(例えば、RFIDデバイス110の識別子)を含み得る。
特定の実施形態ではRFIDリーダデバイス120は、RFID通信プロトコルを使用して第1の周波数帯域でRFIDデバイス110に質問信号116を送出する。質問信号116を受信することに応答して、RFIDデバイス110は、RFID通信プロトコルとは別個である通信プロトコル(例えば、セルラー通信プロトコル)を使用して第2の周波数帯域で通知信号122を送出する。第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個である。この実施形態ではRFIDリーダデバイス120は、RFID通信プロトコルとは別個である通信プロトコルを使用して第2の周波数帯域で送信される通知信号122などの通信情報を受信するように構成され得ない。このように、別個の通信プロトコルを使用して第2の周波数帯域で通知信号122を送信することによって、RFIDリーダデバイス120のユーザ(例えば、窃盗犯)が、RFIDデバイス110がアクセスされたということを指示する通知を受信することを防止することが可能になる。
特定の実施形態では送信器108は、RFIDリーダデバイス120にRFID質問応答信号などの第3の無線信号118を送信することもまた可能である。質問応答信号118を、RFIDデバイス110での第1の無線信号116の受信に応答して送信することが可能である。第3の無線信号118を、RFIDデバイス110で記憶される第1の情報114のすべてまたは一部分を提供するように送信することが可能である。このようにRFIDデバイス110は、スマートカードとして機能して、質問信号116を受信することに応答して情報114を送信すること、および、質問信号116が受信されたということをユーザに警告することが可能である。代替の実施形態ではRFIDデバイス110は、質問応答信号118を送信することによりRFIDリーダデバイス120に応答しない。
RFIDデバイス110を、受動RFIDデバイスまたは能動RFIDデバイスとして動作するように構成することが可能である。RFIDデバイス110が受動RFIDデバイスとして動作するとき、RFIDデバイス110は、第1の無線信号116を介して送信される電磁エネルギー場により提供されるエネルギーから動作のための電力を取得することが可能である。特定の実施形態では、RFIDデバイス110が受動RFIDデバイスとして動作するとき、送信器108は、第1の無線信号116から導出されるエネルギーを使用して、第1の無線信号116を受信することに応答して、第2の無線信号122、第3の無線信号118、または両方を送信することが可能である。RFIDデバイス110が能動RFIDデバイスとして動作するとき、RFIDデバイス110は、RFIDデバイス110と一体である、またはRFIDデバイス110に結合されるバッテリなどの電源により供給されるエネルギーから動作のための電力を取得することが可能である。
RFIDリーダデバイス120を、RFIDタグ、RFIDトランスポンダ、スマートカード、またはRFIDデバイス110などの、RFID通信を使用するデバイスと通信するように構成することが可能である。RFIDリーダデバイス120は、送信器126および受信器128を含み得る。送信器126を、RFIDデバイス110に第1の無線信号116を送信して、第1の情報114を取得するように構成することが可能である。受信器128を、RFIDデバイス110から第3の無線信号118を受信するように構成することが可能である。第3の無線信号118は、RFIDデバイス110で記憶される情報(例えば、第1の情報114)を包含し得る。RFIDリーダデバイス120は、第1の情報114を表示または記憶して、第1の情報に基づいてアクティビティを遂行することが可能である。例えば第1の情報114を使用して、無許可の会計トランザクションを遂行することが可能である。
コンピューティングデバイス130は、RFIDデバイス110などのRFIDデバイスから通信情報を受信するように構成される通信ユニット136を含み得る。例えば通信ユニット136を、RFIDデバイス110から第2の無線信号122を受信するように構成することが可能である。通信ユニット136を、データ通信接続140を介して監視システム160などの監視システムに通信情報を送出するように構成することが可能である。データ通信接続140を、有線データ通信またはワイヤレスデータ通信として実装することが可能である。
特定の実施形態ではコンピューティングデバイス130は、移動通信デバイス(例えば、移動電話またはスマートフォン)、移動コンピューティングデバイス(例えば、タブレットコンピューティングデバイスまたは携帯情報端末デバイス)、またはパーソナルコンピュータを含む、またはそれらの内部に含まれる。コンピューティングデバイス130は、プロセッサ134、および、プロセッサ134にアクセス可能であるメモリ132を含み得る。メモリ132は、本明細書で説明する1つまたは複数の動作を遂行するようにプロセッサ134により実行可能である命令144を記憶することが可能である。命令144は、メモリ132内に記憶される、1つもしくは複数のコンピュータプログラム製品、1つもしくは複数のコンピュータソフトウェアアプリケーション(例えば、移動電話アプリケーション)、プログラムコード、またはそれらの組み合わせに含まれ得る。メモリ132は、コンピューティングデバイス130により決定される、情報(例えば、第2の情報138)、通知(例えば、通知146)、または両方を記憶することが可能である。第2の情報138、通知146、または両方は、RFIDデバイス110で発生したアクティビティの指示を提供することが可能である。追加的に、または代替的に、コンピューティングデバイス130は、コンピューティングデバイス130に関連する、またはコンピューティングデバイス130にアクセス可能である、記憶デバイス(例えば、データベース、ネットワークメモリデバイス、またはサーバ)内に、第2の情報138、通知146、または両方を記憶することが可能である。
コンピューティングデバイス130は、RFIDデバイス110から受信される通知信号122に基づいて第2の情報138を決定することが可能である。第2の情報138は、第2の無線信号122がコンピューティングデバイス130で受信されたときの時間、日付、または両方を指示し得る。第2の情報138は、通知信号122がコンピューティングデバイス130で受信されたコンピューティングデバイス130の物理的場所を指示し得る。物理的場所は、RFIDデバイス110でのアクティビティが発生した区域に対応する地理的場所であり得る。特定の実施形態では物理的場所を、コンピューティングデバイス130と一体である、またはコンピューティングデバイス130に結合される、全地球測位システム(GPS)142により提供される情報に基づいて決定することが可能である。
コンピューティングデバイス130は、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生に関係する第2の情報138を提供する表示を生成することが可能である。コンピューティングデバイス130は、複数の第2の無線信号122に対して決定された第2の情報138に基づいて、RFIDデバイス110でのアクティビティの複数の発生の分析結果(例えば、傾向、パターン、比較、またはそれらの組み合わせ)を含む表示を生成することもまた可能である。コンピューティングデバイス130は、コンピューティングデバイス130に関連するディスプレイデバイスで表示を提示することが可能である。コンピューティングデバイス130は、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生を識別する、通知146(例えば、メッセージまたは音声出力)などの通知を提供することが可能である。通知146を、通知信号122、第2の情報138、または両方に基づいて決定することが可能である。通知146を、ディスプレイデバイスでメッセージとして表示することが可能である。
特定の実施形態ではコンピューティングデバイス130を、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生に関係する情報(例えば、第3の情報150)を含む通信情報を、データ通信接続140を介して監視システム160に送出するように構成することが可能である。第3の情報150は、通知146、第2の情報138、または両方を含み得る。第3の情報150は、監視システム160の動作を制御するための命令もまた含み得る。例えば命令は、監視システム160が、第2の情報138に基づいて識別される地理的場所でのカメラ(例えば、カメラ170またはカメラ180)の動作をどのように制御することになるかを指示し得る。カメラ170、180を介して取得されるデータ(例えば、ビデオデータ、音声データ、または両方)によって、ユーザは、RFIDデバイス110でのアクティビティが発生した可能性がある地理的場所に関連する区域内のアクティビティを監視することが可能になり得る。
監視システム160は、プロセッサ164、および、プロセッサ164にアクセス可能であるメモリ162を含み得る。メモリ162は、本明細書で説明する動作を遂行するようにプロセッサ164により実行可能である命令を含み得る。監視システム160を、コンピューティングデバイス130などのコンピューティングデバイスから通信情報を受信するように構成することが可能である。例えば監視システム160は、データ通信接続140を介してコンピューティングデバイス130から第3の情報150を含む通信情報を受信することが可能である。メモリ162は、第3の情報150などの情報を記憶することが可能である。
監視システム160を、カメラ170またはカメラ180などのカメラの動作を制御するように構成することが可能である。カメラ170、180のいずれかまたは両方を、コンピューティングデバイス130から受信される通信情報に応答して動作させることが可能である。監視システム160は、それぞれデータ通信接続172およびデータ通信接続182を介して、カメラ170およびカメラ180に命令を含む通信情報を送出することにより、カメラ170およびカメラ180を動作させることが可能である。カメラ170、180のいずれかまたは両方は、移動カメラ、ビデオカメラ、セキュリティカメラ、またはそれらの組み合わせを含み得る。特定の実施形態ではカメラ180を、空中移動プラットフォーム184などの移動プラットフォーム上に装着することが可能である。例えばカメラ180を、クワッドコプタ、または、任意の他の無人もしくは有人の空中の乗物上に装着することが可能である。監視システム160は、地理的場所に関連する特定の区域内で空中移動プラットフォーム184を操縦するための操縦プラットフォーム166もまた含み得る。監視システム160は、データ通信接続182を介して空中移動プラットフォーム184と通信することが可能である。
特定の実施形態では監視システム160は、セキュリティシステムと関連し得るものであり、または、セキュリティシステム内で実装され得るものである。監視システム160に関連するユーザは、コンピューティングデバイス130に関連するユーザとは別個であり得る。監視システム160は、コンピューティングデバイス130の地理的場所とは別個である地理的場所に存在し得る。特定の実施形態では監視システム160は、コンピューティングデバイス130と関連し得る。例えば監視システム160は可搬型であり得るものであり、そのことによって監視システム160を、コンピューティングデバイス130のユーザにより携行することが可能である。監視システム160は、コンピューティングデバイス130から受信される第3の情報150に基づいて通知(例えば、メッセージ、ビデオ出力、音声出力、またはそれらの組み合わせ)を提供することが可能である。監視システムは、第3の情報150のすべてまたは一部分の表示を提供することもまた可能である。
動作中、RFIDリーダデバイス120の第1のユーザは、RFIDリーダデバイス120を動作させて、RFIDデバイス110に質問して、RFIDデバイス110上に記憶される第1の情報114の少なくとも一部分を取得することが可能である。第1の情報114の一部分を取得するために、RFIDリーダデバイス120は、RFIDデバイス110に第1の無線信号116(例えば、質問信号)を送信することが可能である。RFIDデバイス110は、第2のユーザに関連し得るものであり、または第2のユーザにより動作させられ得る。例えば第1のユーザは、第1の情報114にアクセスする許可を有さず、RFIDデバイス(例えば、クレジットカード)から第1の情報114(例えば、第2のユーザに関連する個人識別情報および銀行口座情報)を収集することを試みる窃盗犯である場合がある。窃盗犯は、RFIDリーダデバイス120に、RFIDデバイス110に質問信号116を周期的に送信させることにより、公共区域内でRFIDリーダデバイス120を動作させて、第1の情報114を取得する場合がある。別の例では第1のユーザは、RFIDデバイス110からの第1の情報114(例えば、銀行口座情報)にアクセスして売買でのトランザクションを遂行するための、第2のユーザからの許可を有する、売買の販売代理人、または、自動化された精算もしくは購入のシステムである場合がある。販売代理人は、RFIDリーダデバイス120に質問信号116を送信させることにより、売買が確立した状態でRFIDリーダデバイス120を動作させて、第1の情報114を取得する場合がある。
特定の実施形態では質問信号116を、RFIDリーダデバイス120からRFIDデバイス110に第1の周波数帯域によって送信することが可能である。第1の周波数帯域は、おおよそ300MHzから3000MHzまでである範囲の中の周波数を使用する1つまたは複数のRFIDプロトコルを使用する通信をサポートすることが可能である。特定の実施形態では第1の周波数帯域は、おおよそ860MHzから960MHzまでである範囲の中のUHF通信をサポートすることが可能である。他の特定の実施形態では第1の周波数帯域は、3kHzから30kHzまでの周波数範囲を有する超長波(VLF)、30kHzから300kHzまでの周波数範囲を有する長波(LF)、3MHzから30MHZまでの周波数範囲を有する短波(HF)、またはそれらの組み合わせなどの、より低い周波数範囲の中の周波数を含み得る。無線周波数スペクトルの異なる一部分を、通信の無線送信技術、プロトコル、用途、および範囲に基づいて選択することが可能である。第1の周波数帯域内の一部の周波数は、政府機関により規制される場合があり、または民間の通信事業者の実施許諾の制限により規制される場合がある。
質問信号116を受信することに応答して、RFIDデバイス110は、コンピューティングデバイス130に第2の周波数帯域によって第2の無線信号122(例えば、通知信号)を送信することが可能である。コンピューティングデバイス130に送信される通知信号122は、質問信号116がRFIDデバイス110で受信されたときなどの、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生を指示するデータを含み得る。特定の実施形態ではRFIDデバイス110は、質問信号116から導出されるエネルギーに基づいて、通知信号122を送信するための電力を受信することが可能である。
第2の周波数帯域は、おおよそ300MHzから3000MHzまでである範囲の中の周波数を使用する1つまたは複数のRFIDプロトコルを使用する通信をサポートすることが可能である。他の特定の実施形態では第2の周波数帯域は、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを含む、1つまたは複数の他の通信プロトコルを使用する通信をサポートすることが可能である。パーソナルエリアネットワークプロトコルは、Bluetooth(登録商標)通信プロトコルまたは赤外線データ通信プロトコルなどのプロトコルを含み得る。ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコルは、IEEE802.11ワイヤレス通信標準の1つによりサポートされるワイヤレス通信プロトコルを含み得る。セルラー通信プロトコルは、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、GSM(登録商標)、EDGE、進化型EDGE、UMTS、GPRS、3GPP、3GPP2、4G、LTE、4G−LTE、またはそれらの組み合わせを含み得る。第2の周波数帯域を、通信の無線送信技術、プロトコル、用途、および範囲に基づいて選択することが可能である。第2の周波数帯域内の一部の周波数は、政府機関により規制される場合があり、または民間の通信事業者の実施許諾の制限により規制される場合がある。
特定の実施形態では第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個であり得る。例えば第1の周波数帯域が、RFID通信プロトコルをサポートする場合があり、第2の周波数帯域が、セルラー通信プロトコルなどの別個の通信プロトコルをサポートする場合がある。この例では第1の周波数帯域は、RFID通信プロトコルのために使用される、おおよそ860MHzから960MHzまでである範囲を有する場合があり、第2の周波数帯域は、特定の通信キャリアによりサポートされるセルラー通信プロトコルのために使用される周波数を含み得る。第2の周波数帯域による通知信号122の送信によって、コンピューティングデバイス130が、コンピューティングデバイス130がRFIDデバイス110のユーザにアクセス可能でないときに、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生に関係する情報を受信することが可能になり得る。例えばコンピューティングデバイス130は、コンピューティングデバイス130が通知信号122を受信する場合に、遠隔の場所にある場合がある。
特定の実施形態ではRFIDリーダデバイス120は、第1の周波数帯域で質問信号116を受信するように構成され得るものであり、第1の周波数帯域とは別個である第2の周波数帯域で通知信号122を受信するように構成され得ない。この実施形態ではRFIDリーダデバイス120を、第1の周波数帯域の範囲の外側の無線周波数を使用する他の通信プロトコルをサポートすることが可能でない、RFID通信プロトコルを使用して通信するように構成することが可能である。このようにしてRFIDリーダデバイス120は、通知信号122を受信または検出することが可能でない。
質問信号116を受信することに応答して、RFIDデバイス110は、RFIDリーダデバイス120に第3の周波数帯域によって第3の無線信号118(例えば、質問応答信号)を送信することが可能である。RFIDデバイス110は、質問信号116から導出されるエネルギーを使用して、質問応答信号118を送信するための電力を受信することが可能である。第3の周波数帯域は、おおよそ300MHzから3000MHzまでである範囲の中の周波数を使用する1つまたは複数のRFIDプロトコルを使用する通信をサポートすることが可能である。特定の実施形態では第3の周波数帯域は、第1の周波数帯域に含まれる周波数の1つまたは複数をサポートすることが可能である。
RFIDリーダデバイス120に送信される質問応答信号118は、RFIDデバイス110で記憶される第1の情報114の少なくとも一部分を含み得る。例えば質問応答信号118は、RFIDデバイスの識別子を含む場合があり、個人識別情報、銀行口座情報、政府識別情報、口座情報、またはそれらの組み合わせなどの、RFIDデバイス110で記憶される他の情報を含まない場合がある。特定の実施形態ではRFIDデバイス110は、質問信号116を受信することに応答して質問応答信号118を送信することを禁止する場合がある。質問応答信号118の送信を禁止することによって、無許可の第三者が、RFIDリーダデバイス120により第1の情報114を取得することを防止することが可能になる。
コンピューティングデバイス130は、通知信号122がコンピューティングデバイス130によりいつ受信されるかに基づいて第2の情報138を決定することが可能である。例えば第2の情報138は、通知信号122がコンピューティングデバイス130で受信されたときの時間、日付、または両方を指示し得る。通知信号122が受信されたという指示は、RFIDデバイス110が質問信号116を受信したということ、およびその質問信号116の受信によって、RFIDデバイス110が通知信号122を送信したということを指示し得る。別の例では第2の情報138は、通知信号122がコンピューティングデバイス130により受信された物理的場所を指示し得る。物理的場所は、RFIDデバイス110でのアクティビティが発生し、そのことによってRFIDデバイス110が通知信号122を送信した可能性がある地理的場所に近接し得る。追加的に、または代替的に、物理的場所は、ランドマーク、会社住所、住宅住所、会社の名前、地理的場所(例えば、全地球測位座標)、またはそれらの組み合わせに、関連または対応し得るものである。特定の実施形態では物理的場所は、コンピューティングデバイス130に関連する全地球測位システム(GPS)142により提供される情報(例えば、全地球測位座標)に基づく地理的場所であり得る。
コンピューティングデバイス130は、コンピューティングデバイス130に関連するディスプレイデバイスで提示される、第2の情報138の少なくとも一部分を含む表示を生成することが可能である。表示内で提示される第2の情報138の一部分は、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生を指示し得る。例示のために、コンピューティングデバイス130は、通知信号122が受信されたときに対応する時間および日付を指示する情報を提示することが可能である。別の例ではコンピューティングデバイス130は、通知信号122が受信された物理的場所を指示する地理的地図を提示することが可能である。コンピューティングデバイス130は、第2の情報138に基づいてRFIDデバイス110でのアクティビティの分析結果(例えば、傾向、パターン、比較、またはそれらの組み合わせ)を決定することもまた可能である。特定の実施形態では、コンピューティングデバイスにより生成される表示は、RFIDデバイス110で発生した複数のアクティビティの分析結果(傾向、パターン、比較、またはそれらの組み合わせ)を含み得る。分析結果を、第2の情報138に基づいて決定することが可能である。例えば表示は、多重の通知信号122が特定の物理的場所の近傍の範囲内で受信されたときの時間期間のパターンを例示するチャートを含み得る。チャートは、第1の情報114の無許可のアクセスが特定の時間の間に特定の物理的場所で取得された可能性があるかどうかを決定する際に有用であり得る。
通知信号122を受信することに応答して、コンピューティングデバイス130は、コンピューティングデバイス130のユーザに通知146を提供することが可能である。例えば通知146は、情報(例えば、通知信号122がコンピューティングデバイス130により受信されたときの時間、日付、またはコンピューティングデバイス130の所在)とともにディスプレイデバイスで提示されるメッセージであり得る。コンピューティングデバイス130は、通知信号122を受信することに応答して、データ通信接続140を介して監視システム160に第3の情報150を伝達することが可能である。第3の情報150は、RFIDデバイス110でのアクティビティの発生を指示し得る。第3の情報150は、第2の情報138、通知146、RFIDデバイス110で発生した複数のアクティビティの分析結果、またはそれらの組み合わせの少なくとも一部分を含み得る。特定の実施形態では第3の情報150は、監視システム160の動作を制御するための命令を含み得る。例えば第3の情報150は、通知信号122に基づいて識別される物理的場所の近傍の範囲内のカメラ170、180の各々または両方を方向設定するための命令を含み得る。
監視システム160は、第3の情報150を受信することに応答して、カメラ170、180のいずれかまたは両方を動作させることが可能である。例えばカメラ170およびカメラ180を、第3の情報150内で指示されるコンピューティングデバイス130の物理的場所(例えば、地理的場所)に近接する範囲内の区域で動作させることが可能である。特定の実施形態では操縦プラットフォーム166が、データ通信接続182を介して空中移動プラットフォーム184に命令を伝達して、コンピューティングデバイス130の物理的場所に近接する範囲内の空中移動プラットフォーム184を操縦することが可能である。監視システム160は、カメラ180の動作を制御して、空中移動プラットフォーム184が物理的場所の近傍の範囲内にあるときにデータを取得することが可能である。
監視システム160は、監視システム160のユーザに、第3の情報150に含まれる通知146を提供することが可能である。例えば通知146を、通知信号122に基づくRFIDデバイス110でのアクティビティの発生を指示するように監視システム160で表示することが可能である。別の例では通知146を、監視システム160で音声警告として提示することが可能である。監視システムは、第3の情報150のすべてまたは一部分を含む表示を提供することが可能である。例えば表示は、第2の無線信号122がコンピューティングデバイス130でいつ受信されたかを指示し得る。別の例では表示は、コンピューティングデバイス130で受信される第2の無線信号122に対応する物理的場所を識別する地理的地図を提示することが可能である。表示内で提供される情報は、監視システム160のユーザが、RFIDデバイス110でのアクティビティがどこで発生した可能性があるかを決定することを支援することが可能である。そのような情報によって、ユーザは、いつ、およびどこで、カメラ170、180のいずれかまたは両方の動作を制御して、データ(例えば、ビデオデータ、音声データ、または両方)を取得すべきであるかを決定することが可能になり得る。データは、RFIDデバイス110を取り巻く区域内の無許可のアクティビティを識別する際に有用であり得る。
RFID通知システムによって、RFIDデバイス(例えば、スマートカード)のユーザは、移動電話などのコンピューティングデバイスを使用して、コンピューティングデバイスにより受信される通知信号に基づいて、RFIDデバイスで受信される何らかの通信情報を監視または追跡することが可能になり得る。通知信号によって、コンピューティングデバイスは、アクティビティがRFIDデバイスで、どこで(例えば、地理的場所)およびいつ(例えば、時間および日付)発生した可能性があるかを指示し得る、情報、通知、または両方を提供することがさらに可能になり得る。そのような情報および通知に基づいて、RFIDデバイスのユーザは、第三者(例えば、窃盗犯)による、RFIDデバイス上に記憶される私的情報への無許可のアクセスを得る試みを識別することが可能になり得る。RFID通知システムによって、監視システムは、アクティビティがRFIDデバイスで発生した地理的場所の区域の範囲内のデータ(例えば、音声またはビデオデータ)を取得することがさらに可能になる。音声およびビデオデータは、許可なしにRFIDデバイスからの情報にアクセスした可能性がある第三者の逮捕の際に助力となる場合がある。
図2には、RFID通知システムにより遂行される方法200の特定の実施形態のフロー線図が示されている。方法200を、図1のRFID通知システム100のRFIDデバイス110により遂行することが可能である。
210で方法200は、RFIDデバイスの受信器で、RFIDリーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される質問信号を受信することを含む。例えば、図1のRFIDデバイス110の受信器106は、RFIDリーダデバイス120から第1の周波数帯域によって送信される質問信号116を受信することが可能である。
220で方法200は、質問信号を受信することに応答して、RFIDデバイスから、コンピューティングデバイスに第2の周波数帯域によって通知信号を送信することを含む。コンピューティングデバイスは、RFIDリーダデバイスとは別個であり、第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個である。通知信号は、質問信号がRFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含む。例えば、図1の質問信号116を受信することに応答して、RFIDデバイス110の送信器108は、コンピューティングデバイス130に第2の周波数帯域によって通知信号122を送信することが可能である。コンピューティングデバイス130は、RFIDリーダデバイス120とは別個であり、第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域とは別個である。通知信号122は、質問信号116がRFIDデバイス110で受信されたということを指示するデータを含む。
図3は、通信をサポートするように動作可能である多目的コンピューティングデバイス310を含むコンピューティング環境300のブロック線図である。例えばコンピューティングデバイス310、またはコンピューティングデバイス310の一部分は、図1のRFIDデバイス110、図1のRFIDリーダデバイス120、図1のコンピューティングデバイス130、または図1の監視システム160に対応し得る。
コンピューティングデバイス310は、少なくとも1つのプロセッサ320を含み得る。コンピューティングデバイス310の内部では、少なくとも1つのプロセッサ320が、システムメモリ330、1つもしくは複数の記憶デバイス340、1つもしくは複数の入出力インタフェース350、1つもしくは複数の通信インタフェース360、またはそれらの組み合わせと通信することが可能である。
システムメモリ330は、揮発性メモリデバイス(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)デバイス)、不揮発性メモリデバイス(例えば、読み出し専用メモリ(ROM)デバイス、プログラマブル読み出し専用メモリ、およびフラッシュメモリ)、または両方を含み得る。システムメモリ330はオペレーティングシステム332を含み得るものであり、オペレーティングシステム332は、コンピューティングデバイス310をブートするための基本入出力システム、ならびに、コンピューティングデバイス310がユーザ、他のプログラム、および他のデバイスと対話することを可能にする完全オペレーティングシステムを含み得る。システムメモリ330は、1つまたは複数のアプリケーション334、プログラムデータ336、無線周波数識別(RFID)通知動作337、およびアルゴリズム(複数可)338もまた含み得る。例えばRFID通知動作337は、図1のRFIDデバイス110、図1のRFIDリーダデバイス120、図1のコンピューティングデバイス130、図1の監視システム160、またはそれらの組み合わせにより遂行されるように本明細書で説明した、1つまたは複数の動作を含み得る。RFID通知動作337は、図1のRFIDデバイス110、図1のコンピューティングデバイス130、または図1の監視システム160により遂行される、1つまたは複数の動作を含み得る。アルゴリズム338は、方法200などの本明細書で説明した方法を遂行するように実行可能である命令を含み得る。プログラムデータ336は、アプリケーション334のそれぞれの機能を遂行するためにアプリケーション334により使用されるデータを含み得る。
少なくとも1つのプロセッサ320は、1つまたは複数の記憶デバイス340と通信することもまた可能である。例えば1つまたは複数の記憶デバイス340は、磁気ディスク、光学ディスク、またはフラッシュメモリデバイスなどの不揮発性記憶デバイスを含み得る。記憶デバイス340は、リムーバブルおよび非リムーバブルの両方のメモリデバイスを含み得る。記憶デバイス340を、オペレーティングシステム、アプリケーション、およびプログラムデータを記憶するように構成することが可能である。特定の実施形態では、システムメモリ330、記憶デバイス340、または両方は、有形の非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。記憶デバイス340は、アプリケーション334の1つまたは複数により使用されるデータを記憶することが可能である。
少なくとも1つのプロセッサ320は、1つまたは複数の入出力インタフェース350と通信することもまた可能である。入出力インタフェース350は、入力インタフェース352を含み得る。1つまたは複数の入出力インタフェース350によって、コンピューティングデバイス310は、ユーザ対話を容易にするように1つまたは複数の入出力デバイス370と通信することが可能になり得る。例えば1つまたは複数の入出力インタフェース350を、ユーザから入力を受信するように、別のコンピューティングデバイスから入力を受信するように、またはそれらの組み合わせを行うように適合させることが可能である。入出力インタフェース350は、シリアルインタフェース(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェース、または米国電気電子技術者協会(IEEE)インタフェース標準)、パラレルインタフェース、ディスプレイアダプタ、音声アダプタ、またはカスタムインタフェースを含む、1つまたは複数の標準インタフェースプロトコルに準拠し得るものである。入出力デバイス370は、ボタン、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、タッチスクリーン、および他のデバイスの何らかの組み合わせを含む、ユーザインタフェースデバイスおよびディスプレイを含み得る。
少なくとも1つのプロセッサ320は、1つまたは複数の通信インタフェース360を介して、他のコンピュータシステム380および/または他のデバイスと通信することが可能である。1つまたは複数の通信インタフェース360は、有線Ethernet(登録商標)インタフェース、IEEE802ワイヤレスインタフェース、Bluetooth(登録商標)通信インタフェース、電気、光学、もしくは無線周波数のインタフェース、赤外線インタフェース、または、他の有線もしくはワイヤレスのインタフェースを含み得る。1つまたは複数の通信インタフェース360は、送信器362を含み得る。送信器362は、図1の送信器108、図1の送信器126、または、図1の通信ユニット136に含まれる送信器に対応し得る。1つまたは複数の通信インタフェース360は、受信器364を含み得る。受信器364は、図1の受信器106、図1の受信器128、または、図1の通信ユニット136に含まれる受信器に対応し得る。他のコンピュータシステム380は、ホストコンピュータ、サーバ、ワークステーション、可搬型コンピュータ、電話機、タブレットコンピュータ、または、任意の他の通信デバイスもしくは構成要素を含み得る。
本明細書で説明した実施形態の例示は、様々な実施形態の構造の包括的な理解をもたらすことが意図されている。例示は、本明細書で説明した構造または方法を利用する装置およびシステムの、要素および特徴のすべての完全な説明として役立つことは意図されていない。多くの他の実施形態が、本開示を再検討すれば当業者には明白となり得る。他の実施形態が、構造的および論理的な代用および変更が本開示の範囲から逸脱することなく行われ得るように、利用され得るものであり、本開示から導出され得る。例えば方法ステップを、例示において示されるものとは異なる順序で遂行することが可能であり、または、1つもしくは複数の方法ステップを省略することが可能である。したがって本開示および図を、制限的ではなく例示的であるとみなすべきである。
さらには、具体的な実施形態を本明細書で例示および説明したが、同じまたは同様の結果を実現するように設計される任意の以後の配置構成を、示した具体的な実施形態の代わりに用いることが可能であるということを十分認識されたい。本開示は、様々な実施形態の一切の以後の適合または変形を網羅することが意図されている。上記の実施形態、および、本明細書で具体的に説明しない他の実施形態の組み合わせが、本説明を再検討すれば当業者には明白となろう。
前述の詳細な説明において、様々な特徴を、本開示を簡素化する目的で、1箇所でグループ化した、または単一の実施形態において説明した場合がある。本開示を、請求する実施形態が、各々の請求項に明示的に記載されるよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映すると解釈すべきではない。むしろ以下の特許請求の範囲が反映するように、請求する主題は、開示した実施形態の任意のものの特徴のすべてより少ないものを対象としたものであり得る。
100 無線周波数識別(RFID)通知システム
102 回路
104 アンテナ
106 受信器
108 送信器
110 RFIDデバイス
112 メモリデバイス
114 第1の情報、情報
116 第1の無線信号、質問信号
118 第3の無線信号、質問応答信号
120 RFIDリーダデバイス
122 第2の無線信号、通知信号
124 RFIDトランスポンダ
126 送信器
128 受信器
130 コンピューティングデバイス
132 メモリ
134 プロセッサ
136 通信ユニット
138 第2の情報
140 データ通信接続
142 全地球測位システム(GPS)
144 命令
146 通知
150 第3の情報
160 監視システム
162 メモリ
164 プロセッサ
166 操縦プラットフォーム
170 カメラ
172 データ通信接続
180 カメラ
182 データ通信接続
184 空中移動プラットフォーム
200 方法
300 コンピューティング環境
310 多目的コンピューティングデバイス、コンピューティングデバイス
320 プロセッサ
330 システムメモリ
332 オペレーティングシステム
334 アプリケーション
336 プログラムデータ
337 無線周波数識別(RFID)通知動作
338 アルゴリズム(複数可)
340 記憶デバイス
350 入出力インタフェース
352 入力インタフェース
360 通信インタフェース
362 送信器
364 受信器
370 入出力デバイス
380 他のコンピュータシステム

Claims (13)

  1. コンピューティングデバイスであって、
    無線周波数識別(RFID)デバイスから第2の周波数帯域によって通知信号を受信するための受信器であって、前記通知信号は、前記RFIDデバイスで、RFIDリーダデバイスからの第1の周波数帯域による特定の質問信号を受信することに応答して、前記RFIDデバイスから送信され、前記コンピューティングデバイスは、前記RFIDリーダデバイスとは別個であり、前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域とは別個であり、前記通知信号は、前記特定の質問信号が前記RFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含む、受信器と、
    前記受信器に連結されたプロセッサであって、前記コンピューティングデバイスの地理的場所を指示する情報を決定するように構成され、かつ、前記受信器が前記通知を受信することに応答して、前記コンピューティングデバイスの前記地理的場所に近接する区域で監視システムのカメラを動作させるために前記監視システムにメッセージを送信するように構成された、プロセッサと
    を備える、コンピューティングデバイス。
  2. 前記受信器による前記通知信号の受信によって、前記プロセッサが、前記通知信号が前記受信器で受信されたときの時間、日付、または両方を指示する情報を決定する、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
  3. 前記監視システムは前記コンピューティングデバイスとは別個である、請求項1または2に記載のコンピューティングデバイス。
  4. 記第2の周波数帯域が、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを使用する通信をサポートする、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピューティングデバイス。
  5. 記RFIDリーダデバイスが、前記第1の周波数帯域で質問応答信号を受信するように構成され、前記第2の周波数帯域で前記通知信号を受信するように構成されない、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピューティングデバイス。
  6. 前記受信器による前記通知信号の受信によって、前記プロセッサが、前記監視システムに情報を伝達し、前記情報が、記通知信号が前記受信器で受信されたときの時間を指示する、請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピューティングデバイス。
  7. コンピューティングデバイスで、無線周波数識別(RFID)デバイスから第2の周波数帯域によって通知信号を受信することであって、前記通知信号は、前記RFIDデバイスで、RFIDリーダデバイスからの第1の周波数帯域による質問信号を受信することに応答して前記RFIDデバイスから送信され、前記コンピューティングデバイスは、前記RFIDリーダデバイスとは別個であり、前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域とは別個であり、前記通知信号は、前記質問信号が前記RFIDデバイスで受信されたということを指示するデータを含む、受信することと、
    前記通知信号を受信することに応じて、前記コンピューティングデバイスを介して、前記コンピューティングデバイスの地理的場所を指示する情報を決定することと、
    前記コンピューティングデバイスから監視システムにメッセージを送信することであって、前記監視システムは、前記メッセージを受信することに応答して前記コンピューティングデバイスの前記地理的場所に近接する区域でカメラを動作させる、送信することと
    を含む、方法。
  8. 前記第2の周波数帯域が、パーソナルエリアネットワーク通信プロトコル、ワイヤレスローカルエリアネットワークプロトコル、セルラー通信プロトコル、またはそれらのプロトコルの組み合わせを使用する通信をサポートする請求項7に記載の方法。
  9. 前記RFIDリーダデバイスが、前記RFIDデバイスの第2のユーザとは別個である第1のユーザにより動作させられ、前記第1のユーザが、前記RFIDデバイスで記憶される情報にアクセスすることが許可されていない、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記監視システムは、無許可のRFIDリーダデバイスのユーザの逮捕の際に助力となるように構成された、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記カメラは、前記コンピューティングデバイスの前記地理的場所に近接する場所に装着されたセキュリティカメラである、請求項に記載の方法。
  12. 前記メッセージによって、さらに、前記監視システムが、前記コンピューティングデバイスの前記地理的場所に近接する前記区域に対して第2のカメラを含む空中移動プラットフォームを操縦し、前記監視システムが、前記区域で前記第2のカメラを動作させ、前記空中移動プラットフォームはクワッドコプタである、請求項に記載の方法。
  13. 無線周波数識別(RFID)リーダデバイスから第1の周波数帯域によって送信される質問信号を受信するための受信器と、
    前記受信器で特定の質問信号を受信することに応答して、コンピューティングデバイスに第2の周波数帯域によって通知信号を送信するための送信器と
    を備えるRFIDデバイスであって、
    前記コンピューティングデバイスは、前記RFIDリーダデバイスとは別個であり、前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域とは別個であり、前記通知信号は、前記特定の質問信号が前記デバイスで受信されたということを指示するデータを含み、
    前記通知信号の受信によって、前記コンピューティングデバイスが、監視システムに情報を伝達し、前記情報が、前記特定の質問信号が前記デバイスにより受信されたということを指示し、前記通知信号が前記コンピューティングデバイスで受信された前記コンピューティングデバイスの地理的場所を指示し、かつ、前記通知信号が前記コンピューティングデバイスで受信されたときの時間を指示する、
    RFIDデバイス。
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