JP6369784B2 - 発光装置、及びそれを用いた照明用光源及び照明装置 - Google Patents

発光装置、及びそれを用いた照明用光源及び照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光装置及びこれを用いた照明用光源、並びに照明装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の半導体発光素子は、高効率で省スペースな光源として各種機器に広く利用されている。例えば、LEDは、電球形LEDランプや直管形LEDランプ等の照明用光源、あるいは、液晶表示装置におけるバックライト光源に用いられている。この場合、LEDは、LEDモジュール(発光装置)としてユニット化されて各種機器に内蔵されている。
このようなLEDモジュールとして、複数のLEDチップを直接基板に実装した構造であるCOB(Chip On Board)構造の発光装置、又は、パッケージ化されたLED素子を基板上に複数個実装した構造であるSMD(Surface Mount Device)構造の発光装置がある。
例えば特許文献1は、COB構造の発光装置を開示している。特許文献1に開示された発光装置は、長尺状基板にライン状に配列された複数のLED(LED素子群)と複数のLEDを封止するライン状の封止部材(蛍光体含有樹脂)とを有する。
特開2011−176017号公報
1つの電源回路であっても当該電源回路から供給される電力を変更するだけで分光分布を変更できる発光装置等を提供することを目的とする。
本発明に係る発光装置の一態様は、第1発光ダイオードを含み、第1スペクトルを発することのできる第1発光素子部と、第2発光ダイオードと前記第2発光ダイオードに直列接続された定電圧素子とを含み、前記第1発光スペクトルとは異なる第2スペクトルを発することができるとともに前記第1発光素子部と並列接続された第2発光素子部とを備え、前記第1発光素子部と前記第2発光素子部の各々の順方向電流−順方向電圧(IF−IV)特性を示す線が交差する。
発光装置に1つの電源回路から供給する電力を変えるだけで、発光装置の発する分光分布を変えることができる。
本発明の実施形態に係る発光装置の概略外観斜視図 図1に示す発光装置の平面図 図1に示す発光装置の回路図 図1に示す発光装置における第1発光素子部と第2発光素子部のIF−VF特性を示す図 図1に示す発光装置のツェナーダイオードのIV特性を示す図 図1に示す発光装置のツェナーダイオードによる損失を説明する図であって、発光素子部X(12直列/ZD無)、発光素子部Y(6直列/ZD有)、及び、発光素子部Z(6直列/ZD無)の各々の単独回路における順方向電流と消費電力との関係を示す図 発光素子部Y(6直列/ZD有)の単独回路における順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示す図 発光素子部X(12直列/ZD無)の単独回路、発光素子部Y(6直列/ZD有)の単独回路、及び、発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続した回路(図1に示す発光装置に相当)の各々におけるVF−IF特性を示す図 発光素子部X(12直列/ZD無)と発光素子部Y(6直列/ZD有)とを並列接続した回路における順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示す図 本発明の実施形態の発光装置において、第1発光素子部(12直列/ZD無)と第2発光素子部(8直列/ZD有)とを並列接続した場合における発光装置のIF−VF特性を示す図 図10に示す特性の発光装置における順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示す図 図10に示す特性の発光装置について、第1発光素子部(12直列/ZD無)の単独回路、第2発光素子部(8直列/ZD有)の単独回路、第1発光素子部と第2発光素子部とを並列接続した回路の各々におけるVF−IF特性を示す図 図10に示す特性の発光装置の回路における順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示す図 本発明の実施形態に係る他の発光装置の平面図 図14に示す発光装置(封止部材形成前及び電極端子設置前)の平面図 図14に示す発光装置の回路図 本発明の実施形態の更に他の発光装置の平面図 本発明の実施形態に係るもう一つ別の発光装置の平面図 本発明の実施形態に係る直管形LEDランプの外観斜視図 図19に示す直管形LEDランプを用いた本発明の実施の形態に係る照明装置の斜視図 本発明の実施の形態に係る電球形LEDランプの外観斜視図 図21に示す電球形LEDランプを用いた本発明の実施の形態に係る照明装置の斜視図 本発明の実施形態に係る他の照明装置の第1例を示す図 本発明の実施形態に係る他の照明装置の第2例を示す図 本発明の実施形態に係る他の照明装置の第3例を示す図
本発明の実施形態の説明に先立ち、従来の発光装置における課題を説明する。
近年、調色可能な照明用光源(電球形LEDランプ等)の開発が進められている。この場合、色温度が互いに異なる複数の光源(LED素子群)が用いられる。
例えば、1つのLEDモジュール(発光装置)に、色温度の異なる2つのLED素子群を設けることが考えられる。この場合、1つの基板に色温度の異なる2つのLED素子群を設けて、各々を独立に駆動して調色することが考えられる。
また、1つのLED素子群をそれぞれ有し、互いに色温度が異なる2つのLEDモジュールを配置して、各々のLEDモジュールにおけるLED素子群を独立に駆動して調色することも考えられる。
いずれの場合でも、2つのLED素子群に投入する電力の大きさ(値)を変えて調色する。そのため、2つのLED素子群を独立して駆動するために2つのLED素子群の各々に電源回路が必要になる。つまり、2つのLED素子群を駆動するために独立した2つの電源回路(電源系統)が必要になる。2つの電源回路を用いると、各々の電源回路の特性ばらつきによって投入電力が異なり、色ばらつきの原因となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、本願発明者らは、1つの電源回路であっても分光分布を変更できる発光装置等を見出した。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程(ステップ)、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(発光装置)
まず、本発明の実施形態に係る発光装置1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、発光装置1の概略外観斜視図であり、図2は、発光装置1の平面図である。
図1及び図2に示すように、発光装置1は、LEDによって構成されたLEDモジュールである。発光装置1は第1発光素子部10と第2発光素子部20とを有する。第1発光素子部10は、第1LED(第1発光ダイオード)11を含み、第1スペクトルを発する。第2発光素子部20は、第2LED(第2発光ダイオード)21及び第2LED21と直列接続された定電圧素子23を含み、第1スペクトルとは異なる第2スペクトルを発する。
具体的には、第1発光素子部10の発する第1スペクトルの色温度は第2発光素子部20の発する第2スペクトルの色温度(発光色)と異なっている。第2発光素子部20の色温度が第1スペクトルの色温度よりも高くなるように構成されることが好ましい。一例として、低色温度である第1スペクトルの色温度は、2635K(x=0.47,y=0.42)であり、高色温度である第2スペクトルの色温度は、6075K(x=0.32,y=0.34)である。このように第2スペクトルを第1スペクトルよりも高い色温度に設定すると、発光装置1に供給する電力を下げた時に、発光装置1の発する光が低色温度の方向に調色される。すなわち、フィラメント電球に似た調色制御が可能となる。
一方、第1スペクトルの色温度が第2スペクトルの色温度よりも高くなるように設定してもよい。第2スペクトルを第1スペクトルよりも低い色温度に設定すると、発光装置1に供給する電力を下げた時に、発光装置1の発する光が高色温度の方向に調色される。すなわち、高色温度の光は、低照度でもプルキニェ現象により明るく見えるので、省エネなどの効果を得ることができる。
発光装置1において、第1発光素子部10及び第2発光素子部20の各々の光出力比率を調整する(調光する)ことによって、発光装置1の調色を行うことができる。詳細は後述するが、発光装置1において、第1発光素子部10と第2発光素子部20とは、並列接続されている。かつ、第1発光素子部と第2発光素子部の各々のIF−VF特性を示す線が交差するように構成されている。これにより、発光装置1に1つの電源回路を接続する構成、つまり、発光装置1の電源系統を1つのみとする構成でも、電源回路から発光装置1に供給する電力(直流電流または直流電圧)を変えるだけで発光装置1の発する光の分光分布を変えることができる。すなわち、ひとつの電源回路で所望する調色をすることができる。
なお、発光装置1は、さらに、基板30と、基板30に形成された配線40と、配線40と電気的に接続された電極端子50と、ワイヤ60とを有する。また、発光装置1は、基板30上にLEDチップが直接実装されたCOB構造のLEDモジュールである。以下、発光装置1の各構成部材について詳細に説明する。
[第1発光素子部]
第1発光素子部10は、基板30上に設けられている。また、第1発光素子部10は、第1スペクトルの光を発する。例えば、色温度を2635K(x=0.47,y=0.42)に設定する。
第1発光素子部10は、複数の第1LED11と、第1LED11を封止する第1封止部材12を有している。第1封止部材12は波長変換材として蛍光体を含有している。第1LED11から出射する光において、色変換(波長変換)された光と色変換されなかった光とを混合した光が第1発光素子部10から放出される。第1発光素子部10は、直線状に構成されており、発光装置1における第1線状光源である。
また、第1発光素子部10は、複数の第1LED11を有する発光素子群として構成する例を示している。第1発光素子部10は、少なくとも1つの第1LED11を有していればよい。図2に示す第1発光素子部10において、各々の順方向電圧(VF)を約3Vとする12個の第1LED11が用いられている。
第1LED11は、基板30上に実装される。例えば、複数の第1LED11は、基板30の長手方向に沿って線状(一直線状)に一列に配列されている。また、複数の第1LED11は、配線40及びワイヤ60によって直列接続となるように電気的に接続されている。
第1LED11は、半導体発光素子の一例であって、所定の直流電力により発光する。各々の第1LED11は、いずれも単色の可視光を発するベアチップである。例えば、通電により青色光を発する青色LEDチップが用いられる。青色LEDチップとして、例えばInGaN系の材料によって構成されており、中心波長440nm以上、470nm以下の窒化ガリウム系の半導体発光素子を用いることができる。
各々の第1LED11は、ワイヤ60によって配線40と電気的に接続されている。例えば、第1LED11のチップ上面には直流電力を供給するためのp側電極及びn側電極が形成されており、p側電極と配線40の各々のひとつのワイヤ接続部はワイヤ60によってボンディング接続されており、同様にn側電極と配線40の各々の他のひとつのワイヤ接続部はワイヤ60によってボンディング接続されている。なお、配線40(ワイヤ接続部)を介さずに、隣り合う第1LED11同士を直接、ワイヤ60で接続(所謂、Chip−to−chip接続)としてもよい。
第1封止部材12は、第1LED11を覆うように基板30上に形成されている。第1LED11を第1封止部材12によって被覆することで第1LED11を保護することができる。第1封止部材12は、一列に配列された複数の第1LED11を一括封止するように形成されている。つまり、第1封止部材12は、第1LED11の並び方向(配列方向)に沿って全ての第1LED11を覆うようにして一直線状に形成されている。
第1封止部材12は、主として透光性材料で構成される。第1LED11の光の波長を所定の波長に変換する場合、第1封止部材12(透光性材料)に波長変換材が混合される。例えば、第1封止部材12は、波長変換材として蛍光体を含み、第1LED11の発光波長(色)を変換する波長変換部材としても機能する。このような第1封止部材12として、例えば、蛍光体粒子を含有する絶縁性の樹脂材料(蛍光体含有樹脂)用いることができる。蛍光体粒子は、第1LED11の発光によって励起されて所望の色(波長)の光を放出する。
第1封止部材12を構成する樹脂材料として、例えば、シリコーン樹脂を用いることができる。また、第1封止部材12に、光拡散材を分散させてもよい。なお、第1封止部材12は、フッ素系樹脂などの有機材のほか、低融点ガラスやゾルゲルガラス等の無機材によって形成してもよい。
また、蛍光体粒子として、例えば、第1LED11が青色光を発光する青色LEDである場合、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子を用いることができる。なお、光拡散材として、シリカなどの粒子が用いられる。
すなわち、第1封止部材12は、シリコーン樹脂に所定の黄色蛍光体粒子を分散させた蛍光体含有樹脂である。全ての第1LED11を一括封止するように蛍光体含有樹脂をディスペンサーによって基板30の表面に塗布する。その後、硬化させることで第1封止部材12を形成することができる。この場合、第1封止部材12の形状はシリンドリカルであり、第1封止部材12の長手方向に垂直な断面における形状は、略半円形である。
[第2発光素子部]
第2発光素子部20は、基板30上に設けられている。また、第2発光素子部20は、第2スペクトルの光を発する。例えば、色温度を6075K(x=0.32,y=0.34)に設定する。前述のとおり、第1スペクトルよりも第2スペクトルの色温度を高温に設定している。第1スペクトルと第2スペクトルの色温度の差が大きいほど、調色できる色温度範囲が広がる。言い換えると、両者の電流値の差が小さくても十分な範囲で色温度の調整をすることができる。例えば、3000K以上であることが好ましい。なお、電流値と色調整の範囲については、後ほど詳細に説明する。一方、色温度の差が大きすぎると光束の変化が大きくなるので、12000K以下であることが好ましい。発光装置1における第1スペクトルと第2スペクトルの色温度差は3440Kである。この範囲の色温度差を得るために、第1発光スペクトルは2000K以上、3000K以下が好ましい。第2スペクトルの色温度は5500K以上、14000K以下が好ましい。
第2発光素子部20は、複数の第2LED21と、定電圧素子23と、第2LED21及び定電圧素子23を封止する第2封止部材22とを有している。第2封止部材22も波長変換材である蛍光体を含有している。第2LED21から出射する光において、色変換(波長変換)された光と色変換されていない光とを混合した色の光が、第2発光素子部20から放出される。また、第2発光素子部20は、直線状に構成されており、発光装置1における第2線状光源である。
また、第2発光素子部20も、複数の第2LED21を有する発光素子群として構成する例を示しているが、第2発光素子部20には、少なくとも1つの第2LED21を有していればよい。図2に示す第2発光素子部20において、各々の順方向電圧(VF)を約3Vとする6個の第2LED21が用いられている。
第2LED21は、基板30上に実装される。例えば、複数の第2LED21は、第1LED11の素子列と並行するように線状(一直線状)に一列に配列されている。また、複数の第2LED21は、配線40及びワイヤ60によって直列接続となるように電気的に接続されている。
第2LED21は、半導体発光素子の一例であって、所定の直流電力により発光する。各第2LED21は、いずれも単色の可視光を発するベアチップであり、第1LED11と同様に、例えば、青色LEDチップが用いられる。
各々の第2LED21は、ワイヤ60によって配線40と電気的に接続されており、第1LED11と同様に、例えば、第2LED21と配線40のワイヤ接続部とがワイヤ60によってボンディング接続されている。なお、第2LED21は、Chip−to−chip接続としてもよい。
なお、第1LED11と第2LED21とにおいて、中心波長(色温度)のそれぞれ異なるLEDチップを用いてもよい。つまり、第1LED11の色温度と第2LED21の色温度とが異なっていてもよい。
第2封止部材22は、第2LED21及び定電圧素子23を覆うように基板30上に形成されている。第2LED21及び定電圧素子23を第2封止部材22によって被覆することで第2LED21及び定電圧素子23を保護することができる。第2封止部材22は、一列に配列された複数の第2LED21及び定電圧素子23を一括封止するように形成されている。つまり、第2封止部材22は、第2LED21及び定電圧素子23の並び方向(配列方向)に沿って全ての第2LED21及び定電圧素子23を覆うように一直線状に形成されている。
第2封止部材22は、主として透光性材料で構成される。第2LED21の光の波長を所定の波長に変換する場合、第1封止部材12と同様に、第2封止部材22(透光性材料)に波長変換材が混合される。この場合、第2封止部材22を構成する材料及び形成方法として、第1封止部材12と同様の材料及び形成方法を用いることができる。
但し、第1発光素子部10(第1封止部材12)から放出される光の色温度(スペクトル)と、第2発光素子部20(第2封止部材22)から放出される光の色温度(スペクトル)とは異なることが好ましい。そのために、第1封止部材12と第2封止部材22とにおいて、含有させる蛍光体粒子の種類や量を変えている。なお、このことは、第1発光素子部10と第2発光素子部20とにおいて、中心波長の同じLEDチップを用いる場合であっても、中心波長の異なるLEDチップを用いる場合でも同様である。
定電圧素子23は、負荷電流の変化に対して素子両端の電圧を一定に維持する特性を有する素子である。定電圧素子23として、例えば、ツェナーダイオード(ZD)を用いることができる。発光装置1では、一例として、降伏電圧(ツェナー電圧)が18.5Vのツェナーダイオードを用いている。なお、定電圧素子23として、ツェナーダイオード以外に、バリスタ等を用いることもできる。
発光装置1において、ツェナーダイオードである定電圧素子23は、逆バイアスが印加されるように接続されている。また、定電圧素子23は、複数の第2LED21と直列接続とされている。定電圧素子23は、基板30上に実装されており、例えば、複数の第2LED21とともに線状(一直線状)に配列されている。
[基板]
基板30は、第1LED11、第2LED21及び定電圧素子23を実装するための実装基板である。基板30として、樹脂基板、セラミック基板、金属基板、又は、ガラス基板等を用いることができる。
樹脂基板として、例えば、ガラス繊維とエポキシ樹脂を含むガラスエポキシ基板、紙フェノールや紙エポキシを含む基板、又は、ポリイミド等で構成される可撓性を有するフレキシブル基板等を用いることができる。セラミック基板として、アルミナからなるアルミナ基板(例えば白色の多結晶アルミナ基板)又は窒化アルミニウム基板等を用いることができる。金属基板としては、例えば、表面に絶縁膜が形成された、アルミニウム合金基板、鉄合金基板又は銅合金基板等を用いることができる。また、樹脂基板の両面に銅薄膜が形成された両面回路基板を用いることもできる。なお、基板30は、透光性基板及び非透光性基板のいずれであってもよい。
また、基板30は、一例として長尺状で矩形状の基板を用いることができる。ただし、基板30の形状は矩形状に限られない。また、長尺状に限られない。
[配線]
配線40は、基板30に実装された回路素子(第1LED11、第2LED21、定電圧素子23)に電力を供給する。配線40は基板30の表面に所定形状にパターン形成されている。したがって、配線40は、第1LED11、第2LED21及び定電圧素子23と電気的に接続される。
例えば、配線40において、パターン(形状)を適宜変更することによって、隣り合う第1LED11同士又は隣り合う第2LED21同士を電気的に接続したり、第1LED11又は第2LED21と電極端子50とを電気的に接続したり、第2LED21と定電圧素子23とを電気的に接続したりする。
配線40は、金属等の導電部材によって構成されている。配線40として、例えば、銀配線又は銅配線等の金属配線を用いることができる。また、配線40として、母材金属として銀を用いて、メッキ処理により銀をコーティングした配線を用いることもできる。
また、配線40は、絶縁膜によって被覆されていることが好ましい。この場合、絶縁膜として、反射性及び絶縁性を有するレジスト等の絶縁樹脂膜やガラスコート膜等を用いることができる。例えば、絶縁膜として、反射率が98%程度の高反射率の白色樹脂材料(白レジスト)を用いることができる。配線40と第1LED11又は第2LED21とをワイヤ60によって接続するために、絶縁膜には、配線40の一部をワイヤ接続部(ランド)として露出させる開口部が設けられる。絶縁膜は、この開口部を除いて基板30の表面全面に形成される。
このように、白レジストやガラスコート膜等の絶縁膜によって基板30の全体を被覆することによって、第1発光素子部10(第1LED11、第1封止部材12)及び第2発光素子部20(第2LED21、第2封止部材22)から放出される光を反射させることができる。その結果、発光装置1の光取り出し効率を向上させることができる。また、配線40を絶縁膜で被覆することで、基板30の絶縁性(耐圧)を向上させることができる。更に、配線40の酸化を抑制できる。
[電極端子]
電極端子50は、第1LED11、第2LED21及び定電圧素子23に供給する電力を、外部電源(電源回路)等から受電する外部接続端子(コネクタ部)である。電極端子50は一対設けられており、一方の電極端子50は高電圧側電極端子であり、他方の電極端子50は低電圧側電極端子である。
外部電源から電極端子50に対して電力を供給することにより、配線40及びワイヤ60を介して、第1LED11、第2LED21及び定電圧素子23に電力が供給される。例えば、電極端子50に定電流源を接続することにより、第1LED11、第2LED21及び定電圧素子23に直流電流が供給される。
電極端子50は、ソケットであり、樹脂製のカバーと、直流電力を受電するための導電部(導電ピン)とを有する(いずれも図示せず)。導電部は、基板30上に形成された配線40と電気的に接続されている。ソケットには、例えば、一端を外部電源等に接続したコネクタ線(ハーネス)の他端が装着される。これにより、電極端子50はコネクタ線を介して外部電源から電力の供給を受ける。
なお、電極端子50は、ソケットではなく、矩形状にパターン形成された金等で構成される金属電極(金属端子)とすることもできる。
また、複数の発光装置1同士を電気的に接続する場合は、例えば、一方の発光装置1の電極端子50と他方の発光装置1の電極端子50とをコネクタ線やリード線等で接続すればよい。
[ワイヤ]
ワイヤ60は、回路素子(第1LED11、第2LED21、定電圧素子23)と配線40とを電気的に接続するための電線であり、例えば、金ワイヤで構成される。ワイヤ60は、第1封止部材12(第2封止部材22)の直線方向と同じ方向になるように張られている。すなわち、第1発光素子部10及び第2発光素子部20における全てのワイヤ60は、平面視したときに一直線上に位置するように設けられている。
[動作]
次に、発光装置1の動作について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、発光装置1の回路図である。図4は、発光装置1における第1発光素子部10と第2発光素子部20のIF−VF特性を示す図である。図5は、ツェナーダイオードのIV特性を示す図である。
図3に示すように、発光装置1において、第1発光素子部10と第2発光素子部20とが並列接続されている。第1発光素子部10は、各々の順方向電圧VFを約3Vとする第1LED11を12個直列接続することによって構成されている。第2発光素子部20は、各々の順方向電圧(VF)を約3Vとする6個の第2LED21と降伏電圧Vzを18.5Vとする1個のツェナーダイオード(定電圧素子23)とを直列接続することによって構成されている。
発光装置1は、1つの電源系統に接続されている。図3に示すように、発光装置1は例えば定電流源を有する電源回路70に接続される。これにより、発光装置1に所定の直流(定電流)が供給される。なお、電源回路70は、定電流源に限るものではない。
図4に示すように、第1発光素子部10のIF−VF特性は、直列接続された12個の第1LED11によって得られる。一方、第2発光素子部20のIF−VF特性は、直列接続された6個の第2LED21のIF−VF特性にツェナーダイオードの降伏電圧Vzに加えた特性となる。このように、第2発光素子部20のIF−VF特性は、図5に示すツェナーダイオードの降伏電圧VFを含む特性となる。第1発光素子部と第2発光素子部の各々のIF−VF特性を示す線の交差する点におけるVFは36.5Vである。交点のVFに対するツェナーダイオード(定電圧素子23)の降伏電圧Vz(=18.5V)の割合は、51%である。
そして、第1発光素子部10と第2発光素子部20とは、各々のIF−VF特性を示す線が交差するように構成されている。つまり、第1発光素子部10におけるIF−VF特性を示す線の傾きと第2発光素子部20におけるIF−VF特性を示す線の傾きが異なるように設定することにより、これら2つのIF−VF特性を示す線を交差させている。これにより、順方向電流(IF)の変動に対する順方向電圧(VF)の変動の割合(IF−IV特性を示す線の傾き)を、第1発光素子部10と第2発光素子部20とで異ならせることができる。
IF−VF特性を示す線の傾きにおいて、ツェナーダイオードを含む第2発光素子部20の傾きが第1発光素子部10の傾きよりも小さくなっている。つまり、順方向電流の変動に対する順方向電圧の変動において、第2発光素子部20は、第1発光素子部10よりも小さい。言い換えると、順方向電圧の変動に対する順方向電流の変動において、第2発光素子部20は、第1発光素子部10よりも大きくなっている。
このようなIF−VF特性を有する第1発光素子部10と第2発光素子部20とが並列接続されている。これにより、発光装置1に投入する電流を変えるだけで、第1発光素子部10と第2発光素子部20とに流れる電流比率を変化させることができる。つまり、発光装置1への投入電力に応じて、第1発光素子部10と第2発光素子部20との並列接続間における順方向電流の配分比率を調整(制御)することができる。
以下、具体的に図4を参照して説明する。
電源回路70を定電流電源とする。例えば、電源回路70から第1発光素子部10と第2発光素子部20とに供給する電流を、2つのIF−VF特性の交差点(IF-≒70mA、VF≒36.5V)にあわせる。この場合、第1発光素子部10と第2発光素子部20とには同じ値の約70mAの順方向電流が各々に流れる。電源回路70からは約140mA(約70mA+約70mA)の電流を供給することになる。そして、第1発光素子部10と第2発光素子部20とに印加される電圧は、上記交差点における電圧である約36.5Vとなる。
第1発光素子部10と第2発光素子部20とに上記交差点よりも高い電流が供給される場合、すなわち、各々に70mA以上を供給する場合(電源回路70からの供給電流は140mA以上)、第1発光素子部10のIF−VF特性を示す線が第2発光素子部20のIF−VF特性を示す線よりも上に位置している。両者は並列接続されているため、同電圧が印加される。そのため、第1発光素子部10に流れる電流の方が第2発光素子部20に流れる電流よりも小さくなる。
電源回路70から第1発光素子部10と第2発光素子部20とに合わせて、例えば、約210mAの電流を供給する、この場合、第1発光素子部10には約85mAの電流が流れ、第2発光素子部20には約125mAの電流がそれぞれ分岐されて流れ、約38Vの同電圧が印加される。
第1発光素子部10と第2発光素子部20とに上記交差点よりも低い電流が供給される場合、すなわち、各々に70mA以下を供給する場合(電源回路70からの供給電流は140mA以下)、第2発光素子部20のIF−VF特性を示す線が第1発光素子部10のIF−VF特性を示す線よりも上に位置している。両者は並列接続されているため、同電圧が印加される。そのため、第1発光素子部10に流れる電流の方が第2発光素子部20に流れる電流よりも大きくなる。
電源回路70から第1発光素子部10と第2発光素子部20とに合わせて例えば、約45mAの電流を供給する。この場合、第1発光素子部10には約35mAの電流が流れ、第2発光素子部20には約10mAの電流がそれぞれ分岐されて流れ、約35Vの同電圧が印加される。
第1発光素子部10と第2発光素子部のIF−IV特性を示す線の交差する点における電流値を基準として、発光装置1への投入電流量を増加させることで、第1発光素子部10よりも第2発光素子部20に流れる電流量を大きくすることができる。つまり、第2発光素子部20の電流比率を大きくすることができる。
同様に、発光装置1への投入電流量を減少させるとことで、第2発光素子部20よりも第1発光素子部10に流れる電流量を大きくすることができる。つまり、第1発光素子部10の電流比率を大きくすることができる。
このように、発光装置1への投入電流量を変化させることによって、第1発光素子部10と第2発光素子部20とに流れる電流比率を相対的に変化させることができる。これにより、第1発光素子部10(第1LED11)と第2発光素子部20(第2LED21)の光出力比率を変化させることができる。
例えば、発光装置1に電源回路70から供給する電流を上記の範囲で変化させた場合、第1発光素子部10と第2発光素子部20からの光を混合した光の色温度は、45mAで2900K、140mAで3570K、210mAで3870Kとなる。単一電源により色温度を2900Kから3870Kまで変えることができる。
なお、第1スペクトルを第2スペクトルよりも低い色温度に設定すると、発光装置1に供給する電力を下げた時に、第2発光素子部20よりも第1発光素子部10への供給電力が増えるので、発光装置1の発する光が低色温度の方向に調色される。すなわち、フィラメント電球に似た調色制御が可能となる。
一方、第1スペクトルの色温度が第2スペクトルの色温度よりも高くなるように設定してもよい。発光装置1に供給する電力を下げた時に、第2発光素子部20よりも第1発光素子部10への供給電力が増えるので、発光装置1の発する光が高色温度の方向に調色される。すなわち、高色温度の光は、低照度でもプルキニェ現象により明るく見えるので、省エネなどの効果を得ることができる。
ここで、第2発光素子部20における定電圧素子(ツェナーダイオード)23の損失について、図6〜図13を参照して説明する。図6は、ツェナーダイオードによる損失を説明する図であって、発光素子部X(12直列/ZD無)、発光素子部Y(6直列/ZD有)、及び、発光素子部Z(6直列/ZD無)の各々の単独回路において、順方向電流と消費電力との関係を示している。
ここで、発光素子部Xは、第1発光素子部10に相当し、直列接続された12個のLED(VF=約3V)で構成されている。発光素子部Yは、第2発光素子部20に相当し、直列接続された6個のLED(VF=約3V)及び1個のツェナーダイオード(Vz=18.5V)とで構成されている。発光素子部Zは、直列接続された6個のLED(VF=約3V)で構成されている。
図6に示すように、発光素子部X及び発光素子部Zは、ツェナーダイオードを含んでいないので、ツェナーダイオードによる損失は発生していない。一方、発光素子部Yにおいて、発光素子部Xと比べても分かるように、ツェナーダイオードによる損失が発生している。
図7は、発光素子部Yにおけるツェナーダイオードによる損失割合を算出した結果を示す。図7は、発光素子部Yの単独回路において、順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示している。
図7に示すように、発光素子部にツェナーダイオードを含めることにより、順方向電流の変化に応じて電力損失比率が変化する。つまり、順方向電流の変化に応じてツェナーダイオードによる損失割合が変化する。
次に、上記の発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続させた回路での損失について、図8及び図9を参照して説明する。
図8は、発光素子部X(12直列/ZD無)の単独回路、発光素子部Y(6直列/ZD有)の単独回路、及び、発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続した回路(発光装置1に相当)の各々について、VF−IF特性を示している。
図8は、発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続した回路におけるツェナーダイオードによる損失割合を算出した結果を示す。図9は、発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続した回路において、順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示す。電力損失比率は、発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続した回路を1つの発光装置(モジュール)とした場合に、各々の発光装置における消費電力に対するツェナーダイオードの消費電力の割合を示す。
図9に示すように、発光素子部Xと発光素子部Yとを並列接続した回路において、順方向電流の変化に応じて電力損失比率が変化する。つまり、順方向電流の変化に応じてツェナーダイオードによる損失割合が変化する。
以上のように、図6〜図9に示す結果から、LEDの順方向電圧(VF)に対するツェナーダイオードの降伏電圧(Vz)の割合を小さくすることによってツェナーダイオードによる損失を抑えることが可能である。その一方で、IF−VF特性の差が生じにくくなって電流比率を大きく変動させにくくなる。つまり、第1発光素子部10と第2発光素子部20とにおいて、発光装置1への投入電流に対する第1発光素子部10と第2発光素子部20とに流れる電流比率を大きく変化させにくくなる。
次に、第2発光素子部(発光素子部Y)20においてLEDの個数とツェナーダイオードの降伏電圧を変更した場合におけるツェナーダイオードによる損失の影響について、図10〜図13を参照して説明する。
図10は、12個のLED(VF=約3V)で構成された第1発光素子部10と、直列接続された8個のLED(VF=約3V)及び1つのツェナーダイオード(Vz=12.3V)とで構成された第2発光素子部20とを並列接続した場合における各々の発光装置のIF−VF特性を示している。つまり、図10に示す特性の発光装置は、図4に示す特性の発光装置1の第2発光素子部20において、LEDを6個から8個に変更するとともに、ツェナーダイオードの降伏電圧を18.5Vから12.3Vに変更している。第1発光素子部10の構成は両者とも同じである。第1発光素子部と第2発光素子部の各々のIF−VF特性を示す線の交差する点におけるVFは36.2Vである。交点のVFに対するツェナーダイオード(定電圧素子23)の降伏電圧Vz(=12.3V)の割合は、34%である。
図10に示すように、この発光装置において、図4に示す特性の発光装置1と比べると、発光装置への投入電流量の変化に対する第1発光素子部10と第2発光素子部20との電流比率の変化の割合が小さくなっている。
また、図10に示す特性の発光装置について、図7と同様に、ツェナーダイオードによる損失割合を算出した結果を図11に示す。図11は、図10に示す特性の発光装置において、順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示している。
図11に示すように、図10に示す特性の発光装置の電力損失比率は、図7に示される特性の発光装置1の電力損失比率と比べて軽減されている。これは、図10に示す特性の発光装置において、図4に示す特性の発光装置1と比べると、ツェナーダイオードの降伏電圧に対してLEDによる順方向電圧の割合が高くなるため、ツェナーダイオードによる損失割合も減少したことに起因すると考えられる。
また、図12は、図10に示す特性の発光装置について、第1発光素子部(12直列/ZD無)10の単独回路、第2発光素子部(8直列/ZD有)20の単独回路、第1発光素子部10と第2発光素子部20とを並列接続した回路の各々について、VF−IF特性を示している。
また、図9と同様に、図10から図12に示す特性の発光装置の回路におけるツェナーダイオードによる損失割合を算出した結果を図13に示す。図13は、図10に示す特性の発光装置の回路において、順方向電流とツェナーダイオードの電力損失比率との関係を示す。
図13及び図9に示すように、図10に示す特性の発光装置において、図3に示す特性の発光装置と比べると、電力損失比率が軽減している。つまり、順方向電流に対するツェナーダイオードによる損失割合が軽減されている。
以上のとおり、図10〜図13に示す結果から、図4に示す特性の発光装置1と図10に示す特性の発光装置において同じように調色する場合、両者の第1発光素子部と第2発光素子部との光量比率を同じにする必要がある。すなわち、両者における電流配分比率が同じになるよう調整する必要がある。そのためには、図10に示す特性の発光装置の投入電流量を図3に示す特性の発光装置1と比べて大きく変化させる必要がある。ただし、図10に示す発光装置の第1スペクトルと第2スペクトルの色温度差を発光装置1よりも大きくすることにより、発光装置1と同様の範囲で色温度を調整することも可能となる。図10に示す特性の発光装置は、図4に示す特性の発光装置1と比べて、ツェナーダイオードによる損失を軽減することができる。具体的には、図10に示す特性の発光装置において、図4に示す特性の発光装置1と比べて、ツェナーダイオードによる電力ロスを28%から17%に軽減することができる。
このように、ツェナーダイオードを含む第2発光素子部20におけるLEDの個数(順方向電圧)とツェナーダイオードの降伏電圧Vzとを組み合わせを変更することによって、ツェナーダイオードによる損失を変化させることができる。
第1発光素子部と第2発光素子部の各々のIF−VF特性を示す線の交差する点におけるVFに対するツェナーダイオード(定電圧素子23)の降伏電圧Vzの割合は、34%以上、51%以下が好ましい。これにより、ツェナーダイオードによる損失を30%以下に抑えるとともに、調色をすることができる。
以上説明したように、発光装置1によれば、第1LED11を含む第1発光素子部10と直列接続された第2LED21及び定電圧素子23を含む第2発光素子部20とが並列接続されており、かつ、第1発光素子部10及び第2発光素子部20の各々のIF−VF特性を示す線が交差している。
この構成により、発光装置1への投入電流量を変化させることによって、第1発光素子部10と第2発光素子部20とに流れる電流比率を変化させることができる。これにより、第1発光素子部10(第1LED11)と第2発光素子部20(第2LED21)の光出力比率が変化し、調色される。このように、発光装置1によれば、発光装置1に1つの電源回路(電源系統)を接続し、電源回路から発光装置1に供給する電流を変えるだけで、発光装置1の分光分布を変更して所望の調色を行うことができる。
また、従来、色温度(光色)が異なる2つの発光装置(又は2つの発光素子群)の各々を独立して駆動させている。この場合、各々に独立駆動可能な2つの電源回路(電源系統)が必要となる。各々の電源回路の特性ばらつきによって投入電流が異るため、色ばらつきが発生するという問題がある。
これに対して、発光装置1において、1つの電源回路で色温度が異なる2つの発光素子部の各々に流す電流を変えることができるので、そのような色ばらつきの問題は生じない。
また、発光装置1において、1つの発光装置に色温度が異なる2つの発光素子部が設けられているので、1つの発光装置で調色を行うことができる。これにより、色温度が異なる2つの発光装置を用いる場合と比べて、発光装置を照明用光源や照明装置等の装置に組み込んだときに装置の大型化を抑制できる。
また、発光装置が線状光源の場合、色温度が異なる2つの発光装置を並べて照明用光源や照明装置等の装置に組み込むと、色分離が顕著になることがある。
これに対して、発光装置1において、1つの発光装置に色温度が異なる2つの発光素子部が近接して設けられているので、色分離を抑制できる。
また、1つの発光装置に色温度の異なる2つの線状光源が設けられた調色可能な発光装置において、従来、1つの発光装置に4つ以上の電極端子(給電部)が必要となる。このため、複数の発光装置を長手方向に並べて互いに電気的接続を行う場合、隣り合う発光装置同士を連結するだけで完全に独立したリード線を複数本必要としたり、あるいは、発光装置の数だけ電源回路を必要としたりするので、広い配置スペースが必要になる。
これに対して、発光装置1において、1つの発光装置1に2つの電極端子(給電部)50を設ければ十分であり、複数の発光装置1を連結する場合であっても、少ない本数のリード線で連結することがでる。また、1つの電源回路のみで構成できるので、配置スペースを狭くできる。後述する、発光装置1を用いた照明用光源や照明装置を小型化することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施形態に係る他の発光装置の構成について、図14、図15及び図16を参照して説明する。図14及び図15は、本発明の実施形態に係る発光装置2の平面図である。図14は封止部材形成後及び電極端子設置後の状態を示し、図15は封止部材形成前及び電極端子設置前の状態を示す。また、図16は、発光装置2の回路図である。
発光装置2が発光装置1と異なる点は、一列(1本)の第1発光素子部と2列(2本)の第2発光素子部とを一組とする4組の並列接続体を有している点である。具体的には、発光装置1は、第1発光素子部10及び第2発光素子部20は各々1列(1本)ずつ、合計2列(2本)の発光素子部を有している。一方、発光装置2は、基本構成となる並列接続体26a、26b、26c、26dの各々において、一列(1本)の第1発光素子部10と2列(2本)の第2発光素子部20、合計3列(3本)の発光素子部を有している。すなわち、並列接続体26a(26b、26c、26d)は、一列(1本)の第1発光素子部10a(10b、10c、10d)と2列(2本)の第2発光素子部20a(20b、20c、20d)とで構成されている。並列接続体26は、第1発光素子部10と第2発光素子部20とを有する発光装置に相当する。以下、並列接続体26a、26b、26c、26dをそれぞれ区別しない場合は、並列接続体26とする。また、第1発光素子部10a、10b、10c、10dをそれぞれ区別しない場合は第1発光素子部10とし、第2発光素子部20a、20b、20c、20dをそれぞれ区別しない場合は第2発光素子部20とする。
第1発光素子部10は、複数の第1LED11を含み、第1発光スペクトルを発する。第2発光素子部20は複数の第2LED21と第2LED21に直列接続された定電圧素子23とで構成され、第1発光スペクトルとは異なる第2スペクトルを発する。また、2つの第2発光素子部20は、第1発光素子部10を挟むように配置されている。
なお、発光装置2は、保護素子80と、発光装置1と同様に、基板30と、基板30に形成された配線40と、配線40と電気的に接続された電極端子50と、ワイヤ60とを更に有する。発光装置2は、基板30上にLEDチップを直接実装したCOB構造のLEDモジュールである。
また、2つの第2発光素子部20の各々のIF−VF特性は同じであり、かつ、1つの第1発光素子部10と2つの第2発光素子部20において、IF−VF特性を示す線が交差するように設定されている。
なお、発光装置2において、第1発光素子部10、第2発光素子部20、基板30、配線40、電極端子50及びワイヤ60は、発光装置1と同様の構成である。つまり、発光装置2における第1発光素子部10及び第2発光素子部20の各々のIF−VF特性は、図4に示す特性と同じである。
保護素子80は、第1LED11及び第2LED21を静電保護するための静電保護素子であって、基板30上に1つ又は複数個実装される。一般的にLEDの逆耐圧は低いので、基板30上に生じる逆方向極性の静電気によってLEDが破壊されることがある。保護素子80は、これを防止するために、第1LED11及び第2LED21と、これらの極性に対して逆極性となるように並列接続される。保護素子80としては、例えばツェナーダイオード等が用いらる。発光装置2において、基板30上に1つのツェナーダイオードを設けている。
図16に示すように、発光装置2の各々の並列接続体26において、1つの第1発光素子部と2つの第2発光素子部20とが並列接続されている。各々の第1発光素子部10において、12個の第1LED11(VF=約3V)が直列接続されている。各々の第2発光素子部20において、6個の第2LED21(VF=約3V)と1個の定電圧素子23(降伏電圧Vzが18.5Vのツェナーダイオード)とが直列接続されている。
さらに、並列接続体26は、2並列2直列接続されている。具体定には、並列接続された並列接続体26aと並列接続体26bと、並列接続された並列接続体26cと並列接続体26dとが直列接続されている。なお、並列接続体26を全て直列接続したり、全て並列接続することもできる。つまり、第1発光素子部10と第2発光素子部20とを並列接続した並列接続体26を更に、直列接続あるいは並列接続することができる。これにより、発光装置2の駆動電圧、駆動電流を電源回路70の仕様に合わせることができる。
更に、発光装置2において、図14に示すように第1発光素子部10a、10b、10c、10dは第1封止部材12により直線状に一括封止されている。2つの第2発光素子部20a、20b、20c、20dは第2封止部材22により直線状にそれぞれ一括封止さている。すなわち、一の並列接続体の第2発光素子部と他の並列接続体の第2発光素子部と第2封止部材22により直線状に一括封止することができる。これにより、複数の並列接続体を連ねた線状光源を実現できる。
また、保護素子80であるツェナーダイオードが、2並列2直列接続された並列接続体26と並列接続されている。
なお、発光装置2は、発光装置1と同様に、例えば定電流源を有する電源回路70に接続される。これにより、発光装置2には所定の直流(定電流)が供給される。
以上、発光装置2によれば、発光装置1と同様の効果が得られる。
つまり、発光装置2への投入電流量を変えることによって、1つの第1発光素子部10と2つの第2発光素子部20とに流れる電流比率を変えることができる。したがって、発光装置2に1つの電源回路70を接続するだけで、電源回路70から供給される電流を変えると、発光装置2の分光分布が変わる。すなわち、単一電源により所望の調色を行うことができる。但し、発光装置2は、1つの第1発光素子部10と2つの第2発光素子部20とを有するので、1つの第1発光素子部10と2つの第2発光素子部20とに流れる電流比率は、発光装置1と異なる。
また、発光装置2でも、発光装置1と同様に、色ばらつきの防止、装置の大型化の抑制、色分離の抑制、及び、広い配置スペースの不要等の効果が得られる。
特に、発光装置が線状光源タイプの場合、調色時に色分離が発生することがある。しかし、発光装置2のように、第1の色温度である1列の第1発光素子部10を第2の色温度である2列の第2発光素子部20で挟んで配置することによって、調色時の色分離の発生を効果的に抑制することができる。
なお、発光装置2では、第1発光素子部10を1列とし、第2発光素子部20を2列としたが、これに限らない。
つまり、第1発光素子部10と第2発光素子部5とを並列接続して構成された並列接続体26において、第1発光素子部10及び第2発光素子部20の少なくとも一方を複数とすればよい。言い換えると第1発光素子部10は複数の第1発光素子部のひとつであるか、第2発光素子部は複数の第2発光素子部の1つであるかの少なくとも一方である。例えば、第1発光素子部10を2列とし、第2発光素子部20を1列としてもよい。また、第1発光素子部10と第2発光素子部20の合計列数は、3列に限らず、4列以上の複数列としても構わない。この場合、第1発光素子部10と第2発光素子部20との列数を、適宜設定することができる。
第1スペクトルと第2スペクトルの混合色に与える影響において、第1発光素子部10と第2発光素子部20において異なる列数にすることにより、列数の多い発光素子部の発するスペクトル(色温度)が占める割合を高くすることができる。
また、第1発光素子部10及び第2発光素子部20の少なくとも一方を複数列に跨って配置してもよい。例えば、図17に示す更に他の発光装置3の構成とすることもできる。なお、図17に示される発光装置3においても、第1発光素子部(12直列/ZD無)10と第2発光素子部(6直列/ZD有)20とは並列接続されている。第1発光素子部10は12個の第1LED11が直列接続されている。第2発光素子部20は6個の第2LED21と定電圧素子23とを直列接続して構成されている。
更に第1発光素子部10において、12個の第1LED11は、4列に分けてそれぞれが直線状に配置されている。第2発光素子部20において、6個の第2LED21と定電圧素子23とは2列に分けてそれぞれが直線状に配置されている。
つまり、発光装置3は、第1発光素子部10において、複数の第1LED11は複数列に分けて直線状に配列されているか、第2発光素子部において、複数の第2LED21と定電圧素子23とは複数列に分けて直線状に配列されているかの少なくとも一方である。
ここまでの説明で、発光装置1から発光装置3において、COB構造の発光装置を示した。もう1つ別の発光装置として、図18に示すように、SMD構造の発光装置4であってもよい。発光装置4は、基板30と、基板30上に設けられた第1発光素子部10及び第2発光素子部20と、基板30に形成された配線40と、配線40と電気的に接続された電極端子50とを有する。
第1発光素子部10は、直列接続された複数の第1LED11を有し、第1スペクトルで発光する。第2発光素子部20は、直列接続された第2LED21及び定電圧素子23を有し、第1スペクトルとは異なる第2発光スペクトルで発光する。
第1発光素子部10と第2発光素子部20の各々のスペクトルおいて、色温度(発光色)が異なっている。例えば、第2発光素子部20における色温度は第1発光素子部10における色温度よりも高くなるように設定されている。
発光装置4において、第1LED11及び第2LED21は、SMD型のLED素子であり、非透光性樹脂(白樹脂等)によって成型された容器であるパッケージ(キャビティ)24と、パッケージ24の凹部底面に実装されたLEDチップ25とを有する。そして、第1LED11では、LEDチップ25を封止するように、第1封止部材12がパッケージ24の凹部に充填されている。また、第2LED21において、LEDチップ25を封止するように、第2封止部材22がパッケージ24の凹部に充填されている。LEDチップ25は、例えば、発光装置1と同様に青色LEDチップを用いることができる。
また、発光装置4においても、第1発光素子部10と第2発光素子部20とは、並列接続されており、かつ、各々のIF−VF特性を示す線が交差するように設定されている。これにより、発光装置4に1つの電源回路を接続し、電源回路から供給される順方向電流を変えるだけで発光装置4の分光分布を変えることができる。すなわち、単一電源で所望する調色を行うことができる。
(照明用光源)
次に、本発明の実施形態に係る照明用光源について説明する。
まず、図19を参照して、照明用光源の例である直管形LEDランプ100を説明する。図19は、直管形LEDランプ100の外観斜視図である。直管形LEDランプ100は、発光装置1を直管形LEDランプに適用した例である。
直管形LEDランプ100は、既存の直管形蛍光灯の代替品となるランプである。直管形LEDランプ100は、ガラス製又は樹脂製の長尺筒状の筐体110と、筐体110内に配置された複数の発光装置1と、筐体110の両端に設けられた一対の口金120及び130とを有する。
複数の発光装置1同士は、例えば、コネクタ線140によって電気的に接続されている。また、口金120及び130において、JIS規格で給電方法が定められている所定の口金を用いることができ、例えば、GX16t−5又はG13口金を用いることができる。
なお、図示しないが、筐体110は、発光装置1を発光させるための点灯回路や、発光装置1を載置するためのヒートシンク(金属基台)等を有していてもよい。
このように、発光装置1は、直管形LEDランプの光源として用いることができる。これにより、調色可能な直管形LEDランプを実現することができる。なお、直管形LEDランプ100において、発光装置1を用いたが、発光装置2から発光装置4を用いてもよい。
また、直管形LEDランプ100において、第1発光素子部10及び第2発光素子部20における2光色の色度を所望に設定することによって、投入電流を絞った際に常夜灯として使うこともできる。
また、直管形LEDランプ100は、図20に示すように、照明装置200として用いることができる。図20は、直管形LEDランプ100を用いた本発明の実施形態に係る照明装置200の斜視図である。
照明装置200は、直管形LEDランプ100を有する照明装置であって、例えば、図19に示す直管形LEDランプ100と照明器具210とを有する。
照明器具210は、器具本体211と、器具本体211に取り付けられた一対のソケット212とを有する。一対のソケット212は、直管形LEDランプ100と電気的に接続されるとともに、直管形LEDランプ100を保持する。例えばアルミ鋼板をプレス加工等することによって器具本体211を成形することができる。また、器具本体211の内面は、直管形LEDランプ100から発せられた光を所定方向(例えば、下方)に反射させる反射面となっている。
照明器具210は、例えば天井等に固定具を介して装着される。なお、照明器具210には、直管形LEDランプ100の点灯を制御するための電源回路等が内蔵されている。また、直管形LEDランプ100を覆うように透光性のカバー部材が設けられていてもよい。
次に、図21を参照して、照明用光源の他の例である電球形LEDランプ300を説明する。図21は、本発明の実施形態に係る電球形LEDランプ300の外観斜視図である。電球形LEDランプ300は、発光装置1を電球形LEDランプに適用した例である。
電球形LEDランプ300は、既存の電球形蛍光灯又は白熱電球の代替品となるLED電球である。電球形LEDランプ300は、発光装置1と、発光装置1を覆う透光性のグローブ310と、電力を受電する口金320と、発光装置1を支持する金属製の支柱330と、発光装置1に直流電力を供給する電源回路340と、電源回路340を覆う外郭部材である樹脂製のケース350と、電源回路340と発光装置1とを電気的に接続する一対のリード線360とを有する。グローブ310及びケース350は所謂、筐体である。口金320は筐体であるケース350に取り付けられている。
このように、発光装置1は、電球形LEDランプ(LED電球)の光源として用いることができる。これにより、調色可能な電球形LEDランプを実現することができる。なお、電球形LEDランプ300において、発光装置1を用いたが、発光装置2から発光装置4を用いてもよい。
また、電球形LEDランプ300において、第1発光素子部10及び第2発光素子部20における2光色の色度を所望に設定することによって、光色差による光束差を抑制することができる。
また、電球形LEDランプ300は、図22に示すように、照明装置400として用いることができる。図22は、電球形LEDランプを用いた本発明の実施の形態に係る照明装置400の斜視図である。
照明装置400は、電球形LEDランプ300と、電球形LEDランプ300を取り付ける点灯器具(照明器具)410とを有する。この場合、点灯器具410は、例えば、天井に取り付けられる器具本体411と、電球形LEDランプ300を覆うランプカバー412とを有する。
器具本体411は、電球形LEDランプ300に給電を行うためのソケット411aを有する。ソケット411aに、電球形LEDランプ300の口金320が装着される。なお、ランプカバー412の開口部に透光性プレートを設けてもよい。
(他の照明装置)
次に、本発明の実施形態に係る他の照明装置について説明する。
まず、本発明の実施形態に係る他の照明装置の第1例〜第3例について、図23〜図25を参照して説明する。図23〜図25は、本発明の実施形態に係る他の照明装置500A〜500Cを示す図である。
照明装置500A〜500Cは、いずれもベースライト型の照明装置であって、発光装置1と、照明器具510と、照明器具510に発光装置1を取り付けるための取り付け部材520とを有する。発光装置1は、取り付け部材520を介して照明器具510に付けされている。発光装置1の取り付け部材520への取り付けは、ねじ又は接着剤等の固定手段を用いることができる。
照明器具510は、発光装置1の点灯を制御するための電源回路等を内蔵している。また、照明器具510は、取り付け部材520の貫通孔に対応するように設けられたねじ穴を有する。すなわち、取り付け部材520の貫通孔の位置と照明器具510のねじ穴の位置とは一致する。照明器具510は、例えばアルミ鋼板をプレス加工等することによって成形することができ、例えば天井等に直付けされる。
取り付け部材520は、長尺状の板であり、例えば、長尺状のアルミニウム等で構成される金属板を用いることができる。取り付け部材520は複数の貫通孔を有している。取り付け部材520と照明器具510とを固定する場合、取り付け部材520の貫通孔と照明器具510のねじ穴とを一致させて貫通孔にねじ530を通して、貫通孔及びねじ孔とを螺合させる。
なお、図23に示す照明装置500Aは、凸型の照明器具510と、その2つの傾斜面の各々に取り付けられた3つの発光装置1を有する。
また、図24に示す照明装置500Bは、平面視長方形の照明器具510と、その表面に取り付けられた6つの発光装置1を有する。
また、図25に示す照明装置500Cは、平面視正方形のスクウェア型の照明器具510と、それに取り付けられた4つの発光装置1を有する。
なお、照明装置500A〜500Cにおいて照明器具に取り付けられる発光装置1の数は、特に限定されるものではない。また、図示しないが、照明装置500A〜500Cにおいて、発光装置1を覆うように透明カバーが設けられていてもよい。また、1つの発光装置1に対して1つの取り付け部材520を用いたが、これに限らない。また、照明装置500A〜500Cでは、発光装置1を用いたが、発光装置2から発光装置4を用いることもできる。
(その他)
以上、本発明に係る発光装置、照明用光源及び照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
また、上記の各実施の形態において、発光装置1〜4を照明用光源及び照明装置に用いる例について説明したが、これに限定されない。その他にも、各々の発光装置1〜4は、誘導灯又は看板装置等の光源としても用いることができる。
また、上記の各実施の形態において、発光装置を照明用光源に適用する例として、直管形LEDランプ100及び電球形LEDランプ300を例示したが、丸管形ランプにも適用可能である。
また、発光装置1(LEDモジュール)において、青色LEDチップと黄色蛍光体との組み合わせとしたが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDと組み合わせてもよい。あるいは、青色LEDチップよりも短波長である紫外光を放出する紫外LEDチップと主に紫外光により励起されて青色光、赤色光及び緑色光を放出する青色蛍光体粒子、緑色蛍光体粒子及び赤色蛍光体粒子とを組み合わせてもよい。
また、発光装置1〜4において、第1封止部材12及び第2封止部材22には、波長変換材として蛍光体を含有させたが、蛍光体は含有させなくても構わない。この場合、第1LED11の色温度と第2LED21の色温度とを異なるようにすればよい。
また、発光装置1〜4において、第1発光素子部10と第2発光素子部20の2つの発光素子部の例を示したが、第1発光素子部10及び第2発光素子部20の各々発するスペクトルのいずれの色温度とも異なる色温度(第3スペクトル)を有する第3発光素子部等を設けてもよい。
また、発光装置1〜4において、複数の第1LED11及び複数の第2LED21を、各直列接続させたが、一部の第1LED11又は第2LED21を並列接続させてもよい。各々のIF−IV特性を示す線の形状を変えることができる。
また、複数の第1LED11及び複数の第2LED21に青色LEDを用いたが、他の色、例えば、緑色や赤色のLEDを用いてもよい。更に、第1発光素子部10および第2発光素子部20のそれぞれにおいて、発光色の異なるLEDを混在することもできる。
また、複数の第1LED11及び複数の第2LED21を、各々直線状に配列させたが、曲線状に配置してもよい。例えば、同心円状に配置してもよい。円形状の発光領域を実現することができる。
また、発光装置1〜4に用いる半導体発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子、その他の固体発光素子を用いてもよい。
なお、その他、各実施形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、2、3、4 発光装置
10、10a、10b、10c、10d 第1発光素子部
11 第1LED(第1発光ダイオード)
12 第1封止部材
20、20a、20b、20c、20d 第2発光素子部
21 第2LED(第2発光ダイオード)
22 第2封止部材
23 定電圧素子
100 直管形LEDランプ(照明用光源)
110 筐体
120、130、320 口金
200、400、500A、500B、500C 照明装置

Claims (19)

  1. 第1発光ダイオードを含み、第1スペクトルを発することのできる第1発光素子部と、
    第2発光ダイオードと前記第2発光ダイオードに直列接続された定電圧素子とを含み、前記第1発光スペクトルとは異なる第2スペクトルを発することができるとともに前記第1発光素子部と並列接続された第2発光素子部とを備え、
    前記第1発光素子部と前記第2発光素子部の各々の順方向電流−順方向電圧特性を示す線が一点のみで交差する発光装置。
  2. 第1発光ダイオードを含み、第1スペクトルを発することのできる第1発光素子部と、
    第2発光ダイオードと前記第2発光ダイオードに直列接続された定電圧素子とを含み、前記第1発光スペクトルとは異なる第2スペクトルを発することができるとともに前記第1発光素子部と並列接続された第2発光素子部とを備え、
    前記第1発光素子部と前記第2発光素子部の各々の順方向電流−順方向電圧特性を示す線が交差し、
    前記第1発光素子部及び前記第2発光素子部が発する光は、白色光である
    光装置。
  3. 調色制御される発光装置であって、
    第1発光ダイオードを含み、第1スペクトルを発することのできる第1発光素子部と、
    第2発光ダイオードと前記第2発光ダイオードに直列接続された定電圧素子とを含み、前記第1発光スペクトルとは異なる第2スペクトルを発することができるとともに前記第1発光素子部と並列接続された第2発光素子部とを備え、
    前記第1発光素子部と前記第2発光素子部の各々の順方向電流−順方向電圧特性を示す線が交差する発光装置。
  4. 前記第1スペクトルの色温度は前記第2スペクトルの色温度と異なっている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記第2スペクトルの前記色温度は、前記第1スペクトルの前記色温度よりも高い
    請求項に記載の発光装置。
  6. 前記第1スペクトルの色温度は2000K以上、3000K以下であり、
    前記第2スペクトルの色温度は5500K以上、14000K以下である
    請求項に記載の発光装置。
  7. 前記第1発光ダイオードの発する光の色温度は、前記第2発光ダイオードの発する光の色温度と異なっている
    請求項のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 前記定電圧素子は、逆バイアスが印加されるように接続されたツェナーダイオードである
    請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記第1発光素子部と前記第2発光素子部の各々の順方向電流−順方向電圧特性を示す線の交差する点における順方向電圧に対する前記ツェナーダイオードの降伏電圧の割合は、34%以上、51%以下である
    請求項に記載の発光装置。
  10. 前記発光装置は、前記第1発光素子部及び前記第2発光素子部の少なくとも一方複数含む
    請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記第1発光素子部は、前記第1発光ダイオードを複数含み、
    前記第2発光素子部は、前記第2発光ダイオードを複数含む
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の発光装置。
  12. 前記複数の第1発光ダイオードは、直列接続されており、
    前記複数の第2発光ダイオードと前記定電圧素子とは、直列接続されている
    請求項11に記載の発光装置。
  13. 前記複数の第1発光ダイオードは、直線状に配列されており、
    前記複数の第2発光ダイオードと前記定電圧素子とは、直線状に配列されている
    請求項11又は12に記載の発光装置。
  14. 前記第1発光素子部において、前記複数の第1発光ダイオードは複数列に分けて直線状に配列されているか、
    前記第2発光素子部において、前記複数の第2発光ダイオードと前記定電圧素子とは複数列に分けて直線状に配列されているかの少なくとも一方である
    請求項11又は12に記載の発光装置。
  15. 前記複数の第1発光ダイオードと前記複数の第2発光ダイオードは各々、複数のベアチップであり、
    前記複数の第1発光ダイオードと前記複数の第2発光ダイオードは各々、波長変換材を含む封止部材によって各列毎に一括封止されている
    請求項13又は14に記載の発光装置。
  16. 前記封止部材は、直線状に形成されている
    請求項15に記載の発光装置。
  17. 筐体と、
    前記筐体内に収められた請求項1〜16のいずれか1項に記載の発光装置と、
    前記筐体に取り付けられた口金と
    を備える
    照明用光源。
  18. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の発光装置と、
    照明器具と、
    前記照明器具に前記発光装置を取り付ける取付け部材と
    を備える
    照明装置。
  19. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の発光装置と、
    定電流源を有する電源回路とを備え、
    前記発光装置は、1つの前記電源回路に接続されている
    照明装置。
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