JP6369264B2 - 通信システム及び情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、オーバーレイネットワークを利用する配信システムの技術分野に関する。
近年、特許文献1に開示されているようなオーバーレイネットワークを利用して複数のノード装置にコンテンツを配信するシステムが知られている。このようなシステムにおいては、ノード装置は、オーバーレイネットワークを介して、コンテンツを保存する他のノード装置からコンテンツを取得する。
特開2006−197400号公報
ところで、例えば会社、学校、ホテル、カラオケ店舗等のように各地に拠点があり、各拠点に端末装置が1又は複数存在するケースがある。このケースにおいては、一般的に、拠点内に各端末装置が接続されるLAN(Local Area Network)等のプライベートネットワークが形成される。また、拠点には、インターネット、WAN(Wide Area Network)等のパブリックネットワークに接続する回線が設けられる。
端末装置にコンテンツを配信する場合、各プライベートネットワークにノード装置を配置し、パブリックネットワーク上にオーバーレイネットワークを構築することが考えられる。この場合、端末装置は、例えばその端末装置と同一のプライベートネットワークに接続するノード装置にコンテンツを要求する。要求されたコンテンツをノード装置が既に保存している場合、端末装置はそのノード装置から直接コンテンツをダウンロードすることができる。
しかしながら、端末装置と同一のプライベートネットワークに接続するノード装置がコンテンツを保存していなかった場合、例えばそのノード装置は、オーバーレイネットワークを介して他のノード装置からコンテンツを取得しなければならない。この場合、コンテンツがパブリックネットワークを経由するため、端末装置によるコンテンツのダウンロードに要する時間が長くなる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、オーバーレイネットワークが構築される第1のネットワークに接続する第2のネットワークに端末装置が接続している場合に、端末装置によるコンテンツのダウンロードに要する時間を短縮することを可能とする通信システム及び情報処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数のノード装置間で複数のコンテンツが送受信される通信システムであって、前記通信システムは、前記複数のノード装置と、複数の端末装置と、コンテンツの配信を制御する情報処理装置と、を備え、前記複数のノード装置に分散して保存されたコンテンツを前記ノード装置間で送受信可能なオーバーレイネットワークが第1ネットワーク上に構築され、前記第1ネットワークに複数の第2ネットワークが接続され、各前記第2ネットワークに、前記複数のノード装置の何れかのノード装置と、前記複数の端末装置の何れか1以上の端末装置とが接続され、前記情報処理装置は、前記第2ネットワークに接続された前記端末装置の所在を示す端末所在情報と、前記端末装置が接続する前記第2ネットワークに接続する前記ノード装置の所在を示すノード所在情報とを記憶する第1記憶手段と、前記第2ネットワークに接続された前記端末装置に配信されるコンテンツの配信予定時刻の所定時間前に、前記コンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を、前記端末装置の所在を示す前記端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報が所在を示すノード装置へ送信する第1送信手段と、前記配信予定時刻以後に、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が送信された前記ノード装置の所在を示す前記ノード所在情報とを、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置へ送信する第2送信手段と、を備え、前記ノード装置は、前記情報処理装置から送信された前記コンテンツ識別情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段により受信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツを前記オーバーレイネットワークから取得する第1取得手段と、前記第1取得手段により取得されたコンテンツを記憶する第2記憶手段と、を備え、前記端末装置は、前記情報処理装置から送信された前記コンテンツ識別情報及び前記ノード所在情報を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段により受信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツを、前記第2受信手段により受信された前記ノード所在情報が所在を示す前記ノード装置から、前記第2受信手段を備える前記端末装置が接続される前記第2ネットワークを介して取得する第2取得手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記第2送信手段は、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報とを、前記端末装置へ送信することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記第1記憶手段は、前記端末所在情報、前記ノード所在情報、及び前記端末所在情報が所在を示す前記端末装置へ配信されるコンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を対応付けて記憶し、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される何れかの前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて、前記第1記憶手段に前記ノード所在情報が記憶されていない場合、前記コンテンツ識別情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報を取得する第3取得手段を更に備え、前記第2送信手段は、前記何れかの端末装置へ、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記第3取得手段により取得された前記ノード所在情報とを送信することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、複数のノード装置間で複数のコンテンツが送受信される通信システムであって、前記通信システムは、前記複数のノード装置と、複数の端末装置と、を備え、前記複数のノード装置に分散して保存されたコンテンツを前記ノード装置間で送受信可能なオーバーレイネットワークが第1ネットワーク上に構築され、前記第1ネットワークに複数の第2ネットワークが接続され、各前記第2ネットワークに、前記複数のノード装置の何れかのノード装置と、前記複数の端末装置の何れか1以上の端末装置とが接続される通信システムに含まれる情報処理装置において、前記第2ネットワークに接続された前記端末装置の所在を示す端末所在情報と、前記端末装置が接続する前記第2ネットワークに接続する前記ノード装置の所在を示すノード所在情報とを記憶する第1記憶手段と、前記第2ネットワークに接続された前記端末装置に配信されるコンテンツの配信予定時刻の所定時間前に、前記コンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を、前記端末装置の所在を示す前記端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報が所在を示すノード装置へ送信する第1送信手段と、前記配信予定時刻以後に、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が送信された前記ノード装置の所在を示す前記ノード所在情報とを、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置であって、前記情報処理装置から送信された前記コンテンツ識別情報及び前記ノード所在情報を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段により受信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツを、前記第2受信手段により受信された前記ノード所在情報が所在を示す前記ノード装置から、前記第2受信手段を備える前記端末装置が接続される前記第2ネットワークを介して取得する第2取得手段と、を備える前記端末装置へ送信する第2送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記第2送信手段は、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報とを、前記端末装置へ送信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記第1記憶手段は、前記端末所在情報、前記ノード所在情報、及び前記端末所在情報が所在を示す前記端末装置へ配信されるコンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を対応付けて記憶し、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される何れかの前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて、前記第1記憶手段に前記ノード所在情報が記憶されていない場合、前記コンテンツ識別情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報を取得する第3取得手段を更に備え、前記第2送信手段は、前記何れかの端末装置へ、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記第3取得手段により取得された前記ノード所在情報とを送信することを特徴とする。
請求項1又は4に記載の発明によれば、コンテンツの配信予定時刻の所定時間前、情報処理装置からコンテンツ識別情報を受信したノード装置は、そのノード装置と同一の第2ネットワークに接続する端末装置に配信されるコンテンツをオーバーレイネットワークから取得して記憶する。コンテンツの配信予定時刻以後、情報処理装置からコンテンツ識別情報及びノード所在情報を受信した端末装置は、端末装置に配信されるコンテンツを保存しているノード装置からコンテンツを取得する。そのため、第2ネットワークに接続する端末装置は、その端末装置と同一の第2ネットワークに接続し且つコンテンツを記憶しているノード装置からコンテンツをダウンロードすることが可能であるので、ダウンロードに要する時間を短縮することができる。
請求項2又は5に記載の発明によれば、第2ネットワークに接続する端末装置は、その端末装置と同一の第2ネットワークに接続し且つコンテンツを保存しているノード装置からコンテンツをダウンロードするので、ダウンロードに要する時間を短縮することができる。
請求項3又は6に記載の発明によれば、第2ネットワークに接続されていないために、コンテンツのダウンロード元となるノード装置が予め定められていない端末装置も、配信されるコンテンツを保存している何れかのノード装置からコンテンツをダウンロードすることができる。そのため、第2ネットワークに接続されていない端末装置に対するコンテンツの配信負荷が特定の装置に集中することを防止することができる。
一実施形態の通信システムSの概要構成例を示す図である。 (A)は、センターサーバSSの概要構成例を示すブロック図である。(B)は、ルータNnの概要構成例を示すブロック図である。(C)は、ユーザ端末Tnの概要構成例を示す図である。 (A)は、端末一覧の構成例を示す図である。(B)は、ルータ一覧の構成例を示す図である。(C)は、コンテンツ一覧の構成例を示す図である。 通信システムSにおけるコンテンツ配信の動作例を示すシーケンス図である。 (A)は、センターサーバSSの制御部1のサーバ事前配信制御処理の一例を示すフローチャートである。(B)は、ルータNnの制御部11のルータ事前ダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は、センターサーバSSの制御部1のサーバ定常配信制御処理の一例を示すフローチャートである。(B)は、センターサーバSSの制御部1の取得元情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は、ユーザ端末Tiの制御部21の端末定常ダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。(B)は、ルータNnの制御部11のルータアップロード処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、通信システムに本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.通信システムの構成及び動作概要]
始めに、図1を参照して、本実施形態の通信システムの構成及び動作概要について説明する。図1は、本実施形態の通信システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の通信システムSは、センターサーバSS、ルータNn(n=1,2,3・・・k)、ユーザ端末Ti(i=1,2,3・・・p)等により構成されている。また、センターサーバSS、及びルータNnはネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、例えばインターネット、WAN(Wide Area Network)等のパブリックネットワークからなる。なお、センターサーバSSは、本発明における情報処理装置の一例である。
センターサーバSSは、コンテンツをオーバーレイネットワークONに投入する。コンテンツの投入とは、コンテンツを何れかのルータNnに保存させ、保存されたコンテンツを、各ルータNnがオーバーレイネットワークONから取得可能にすることである。また、センターサーバSSは、ルータNn及びユーザ端末Tiへのコンテンツの配信を制御する。
また、図1に示すように、通信システムSには、複数の拠点Pnごとに拠点ネットワークNLnが構築されている。この拠点の例としては、例えばカラオケ店舗、学校、会社、住宅、またはその他の施設等が挙げられる。拠点ネットワークNLnは、例えば、LAN(Local Area Network)等のプライベートネットワークである。各ネットワークNLnはネットワークNWと接続されている。
また、各拠点ネットワークNLnには、ルータNnと、1又は複数のユーザ端末Tiとが接続されている。ルータNnは、例えば、通信システムSを運営する事業者から拠点Pnに対して貸与された中継機器である。具体的に、ルータNnは、ネットワークNWと拠点ネットワークNLnとの間でIP(Internet Protocol)パケットを中継する。例えば、ルータNnは、ブロードバンドルータNn等であってもよい。
更に、ルータNnは、同じ拠点ネットワークNLnに接続されているユーザ端末Tiへコンテンツを提供するエッジサーバとしての機能を有する。或るユーザ端末Tiと同一の拠点ネットワークNLnに接続するルータNnを、そのユーザ端末Tiの直上ルータという。ユーザ端末Tiは、例えば、ルータNnからダウンロードしたコンテンツを再生する機能を有してもよい。例えば、拠点Pnがカラオケ店舗の場合、ユーザ端末Tiは、カラオケ用のコンテンツを再生するコマンダである。また、例えば拠点Pnが学校である場合、教材用のコンテンツを再生する視聴端末である。また、例えば拠点Pnが会社である場合、研修用のコンテンツを再生する視聴端末である。また、例えば拠点Pnが住宅である場合、放送番組用のコンテンツを再生するセットトップボックスである。
複数のユーザ端末の中に、拠点ネットワークNLnに接続されていないユーザ端末Tiが1又は複数存在してもよい。このユーザ端末Tiは、ネットワークNWに接続されている。このユーザ端末Tiは、何れかのルータNnからコンテンツをダウンロードする。
また、図1に示すように、通信システムSには、ネットワークNWを介して互いに通信可能な複数のルータNnの参加によりオーバーレイネットワークONが構成されている。オーバーレイネットワークONに接続するルータNnを、「ノード」という。なお、センターサーバSSがオーバーレイネットワークONに参加可能であってもよいし参加しなくてもよい。オーバーレイネットワークONは、仮想的なリンクを構成する論理的なネットワークである。オーバーレイネットワークONは、特定のアルゴリズム、例えば、分散ハッシュテーブルを利用したアルゴリズムにより実現される。なお、分散ハッシュテーブルを、以下、「DHT(Distributed Hash Table)」という。ここで、オーバーレイネットワークONに参加するとは、DHTを用いたルーティングテーブルに基づいてオーバーレイネットワークONを介して他のノードとの間で各種メッセージを送受信できる状態に稼動することをいう。なお、DHTを用いたルーティングテーブルについては、特開2006−197400号公報等で公知であるので、詳しい説明を省略する。
通信システムSにおいては、様々なコンテンツが複数のノードに分散して保存される。各コンテンツには、それぞれコンテンツIDが付与されている。コンテンツIDは、コンテンツを、オーバーレイネットワークONに保存されるコンテンツの中から識別する固有の識別情報である。コンテンツIDは、本発明のコンテンツ識別情報の一例である。
ここで、コンテンツを保存しているノードを、以下、「コンテンツホルダ」という。また、コンテンツホルダの所在は、インデックス情報として、このコンテンツの所在を管理しているノードに記憶される。コンテンツの所在を管理しているノードを、以下、「ルートノード」という。インデックス情報には、コンテンツを保存しているコンテンツホルダのノード情報と、コンテンツのコンテンツIDとの組が含まれる。ノード情報には、例えば、コンテンツホルダのルータID、IPアドレス及びポート番号が含まれる。ルータIDはルータNnを識別可能な固有の識別情報である。ルートノードは、例えば、コンテンツIDと最も近いルータIDが割り当てられたノードであるように定められる。コンテンツIDと最も近いルータIDとは、例えば、IDの上位桁が最も多く一致するルータIDである。
そして、或るノードが、オーバーレイネットワークONを介してコンテンツホルダからコンテンツを取得する場合がある。ここで、コンテンツを取得するノードを、以下、「ユーザノード」という。ユーザノードは、コンテンツを保存するコンテンツホルダの所在をオーバーレイネットワークONで検索する。具体的に、ユーザノードは、検索メッセージを送信する。検索メッセージは、取得対象のコンテンツの所在をコンテンツのルートノードに問い合わせるためのメッセージである。検索メッセージには、取得対象のコンテンツのコンテンツIDが含まれる。検索メッセージは、DHTを用いたルーティングにより、ルートノードへ転送される。ルートノードは、受信した検索メッセージに含まれるコンテンツIDに対応するインデックス情報をインデックス情報キャッシュから取得する。ルートノードは、取得したインデックス情報を、検索メッセージの送信元のユーザノードに返信する。これにより、ユーザノードは、ルートノードからコンテンツホルダのIPアドレス等を受信する。なお、コンテンツの所在をルートノードに問い合わせる処理は、例えば特開2007−053662号公報等で公知であるので、詳しい説明を省略する。そして、ユーザノードは、コンテンツホルダにコンテンツ要求メッセージを送信する。コンテンツ要求メッセージは、コンテンツの要求を示すメッセージである。コンテンツ要求メッセージには、取得対象のコンテンツのコンテンツIDが含まれる。コンテンツホルダは、コンテンツ要求メッセージ(以下、「コンテンツ要求」と称す)に含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツを、ユーザノードにアップロードする。これにより、ユーザノードはコンテンツを取得する。
ユーザノードは、コンテンツホルダからコンテンツを取得したとき、コンテンツを公開する。コンテンツの公開とは、ユーザノードが取得したコンテンツを、オーバーレイネットワークONから取得可能にすることをいう。具体的に、ユーザノードは、取得したコンテンツを保存する。そして、ユーザノードは、ルートノードへパブリッシュメッセージを送信する。パブリッシュメッセージは、コンテンツを保存したことをルートノードへ通知するためのメッセージである。パブリッシュメッセージは、保存したコンテンツのコンテンツIDと、コンテンツを保存したユーザノードのノード情報とを含む。ルートノードは、受信したパブリッシュメッセージに含まれるコンテンツIDとノード情報との組を含むインデックス情報を、インデックス情報キャッシュに記憶する。こうして、ユーザノードは、新たに、コンテンツを保存するコンテンツホルダとなる。
[2.センターサーバの構成]
次に、図2(A)を参照して、センターサーバSSの構成について説明する。図2(A)は、センターサーバSSの概要構成例を示すブロック図である。センターサーバSSは、図4(A)に示すように、制御部1、記憶部2、及び通信部3等を備えて構成される。制御部1、記憶部2、及び通信部3はバス4を介して相互に接続されている。
記憶部2は、例えばハードディスクドライブ等から構成される。記憶部2には、オペレーティングシステム及び配信制御プログラム等が記憶されている。配信制御プログラムは、コンテンツの配信を制御するためのプログラムである。なお、配信制御プログラム等は、例えば、ネットワークNWに接続された所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよい。あるいは、配信制御プログラム等は、例えば、DVD等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。また、記憶部2には、各コンテンツのオリジナルが記憶されている。また、記憶部2には、端末一覧、ルータ一覧、コンテンツ一覧等が記憶されている。
図3(A)は、端末一覧の構成例を示す図である。端末一覧は、ユーザ端末Tiに関する情報のリストである。端末一覧には、ユーザ端末Tiごとに、端末ID、ユーザ端末TiのIPアドレス、直上ルータのルータID、端末用配信リスト等が対応付けて記憶される。端末IDは、ユーザ端末Tiを識別可能な識別情報である。ユーザ端末TiのIPアドレスは、本発明の端末所在情報の一例である。直上ルータが存在しない場合、すなわちユーザ端末Tiが拠点ネットワークNLnに接続されていない場合、直上ルータのルータIDは記憶されない。端末用配信リストは、ユーザ端末Tiに配信されるコンテンツのコンテンツIDのリストである。端末ID、IPアドレス及びルータIDは、例えばユーザ端末Tiが設置されるときに予め記憶される。端末用配信リストは、コンテンツの配信前に更新される。
図3(B)は、ルータ一覧の構成例を示す図である。ルータ一覧は、ルータNnに関する情報のリストである。ルータ一覧には、ルータNnごとに、ルータID、ルータNnのIPアドレス、回線種別、ルータ用配信リスト等が対応付けて記憶される。ルータNnのIPアドレスは、本発明のノード所在情報の一例である。端末一覧に記憶されるユーザ端末TiのIPアドレスと、ルータ一覧に記憶されるルータNnのIPアドレスとは、ルータIDにより対応付けられる。ルータ用配信リストは、ルータNnに配信されるコンテンツのコンテンツIDのリストである。回線種別は、ルータNnとネットワークNWとが接続される回線の速度を示す。回線種別として、例えば低速、高速等がある。ルータID、IPアドレス及び回線種別は、例えばルータNnが設置されるときに予め記憶される。ルータ用配信リストは、センターサーバSSにより更新される。
図3(C)は、コンテンツ一覧の構成例を示す図である。コンテンツ一覧は配信されるコンテンツに関する情報のリストである。コンテンツ一覧には、コンテンツごとに、コンテンツID、配信日時、配信ルータリスト等が対応付けて記憶される。配信日時は、コンテンツがユーザ端末Tiに配信される日時を示す。配信ルータリストは、コンテンツが配信されたルータのルータIDのリストである。コンテンツID、配信日時は、例えばコンテンツが生成されたときに記憶される。配信ルータリストは、センターサーバSSにより更新される。
通信部3は、ネットワークNWを通じてルータNn等との間の通信制御を行う。制御部1は、演算機能を有するCPU,作業用RAM,及びROM等から構成される。制御部1は、CPUが記憶部2等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、本発明における第1送信手段、第2送信手段、第3送信手段、第3取得手段として機能する。
[3.ルータNnの構成]
次に、図2(B)を参照して、ルータNnの構成及び機能について説明する。図2(B)は、ルータNnの概要構成例を示すブロック図である。ルータNnは、図2(B)に示すように、制御部11、記憶部12、通信部13a、及び通信部13b等を備えて構成される。制御部11、記憶部12、通信部13a、及び通信部13bはバス14を介して相互に接続されている。
記憶部12は、例えばハードディスクドライブ等から構成される。記憶部12には、オペレーティングシステム、P2Pプログラム等が記憶されている。P2Pプログラムは、ルーティングテーブルを用いて他のルータNnと通信を行うためのプログラムである。なお、P2Pプログラム等は、例えば、ネットワークNWに接続された所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよい。あるいは、P2Pプログラム等は、例えば、DVD等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。また、記憶部12には、ルーティングテーブル等が記憶されている。また、記憶部12には、コンテンツがコンテンツIDと対応付けて記憶される。また、記憶部12には、センターサーバSSのIPアドレス及びポート番号が記憶されている。
通信部13aは、ネットワークNWを通じて、他のルータNnやセンターサーバSS等との間の通信制御を行う。通信部13bは、拠点ネットワークNLnを通じてユーザ端末Tiとの間の通信制御を行う。
制御部11は、演算機能を有するCPU,作業用RAM,及びROM等から構成される。また、制御部11は、時計機能及びタイマー機能を備える。そして、制御部11は、CPUが記憶部12等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、本発明における第1受信手段、第1取得手段として機能する。
[4.ユーザ端末の構成及び機能等]
次に、図2(C)を参照して、ユーザ端末Tnの構成及び機能について説明する。図2(C)は、ユーザ端末Tnの概要構成例を示す図である。ユーザ端末Tnは、図2(C)に示すように、制御部21、記憶部22、バッファメモリ23、デコーダ部24、映像処理部25、表示部26、音声処理部27、スピーカ部28、通信部29、及び入力部30等を備えて構成される。制御部21、記憶部22、バッファメモリ23、デコーダ部24、通信部29、及び入力部30はバス31を介して相互に接続されている。
記憶部22は、例えばハードディスクドライブ等から構成される。記憶部22には、オペレーティングシステム、ダウンロードプログラム等が記憶されている。ダウンロードプログラムは、コンテンツをルータNnからダウンロードするためのプログラムである。また、記憶部22には、コンテンツがコンテンツIDと対応付けて記憶される。また、記憶部22には、直上ルータのIPアドレス及びポート番号が記憶されている。
バッファメモリ23は、ダウンロードされるコンテンツ等を一時的に蓄積する。デコーダ部24は、コンテンツに含まれるエンコードされたビデオデータ及びオーディオデータ等をデコードする。映像処理部25は、デコードされたビデオデータ等に対して所定の描画処理を施しビデオ信号として出力する。表示部26は、映像処理部25から出力されたビデオ信号に基づき映像表示する。音声処理部27は、デコードされたオーディオデータをアナログオーディオ信号にD/A変換した後これをアンプにより増幅して出力する。スピーカ28は、音声処理部27から出力されたオーディオ信号を音波として出力する。通信部29は、ネットワークNLnを通じて、ルータNnやセンターサーバSS等との間の通信制御を行う。入力部30は、例えば、キーボード、マウス、或いは、リモコンや操作パネル等により構成される。入力部30は、ユーザからの指示を受け付けこの指示に応じた指示信号を制御部21に出力する。
制御部21は、演算機能を有するCPU,作業用RAM,及びROM等から構成される。また、制御部21は、時計機能及びタイマー機能を備える。そして、制御部21は、CPUが記憶部22等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、本発明における第2受信手段、第2取得手段として機能する。
[5.コンテンツの配信]
次に、図4を用いてコンテンツの配信について説明する。図4は、通信システムSにおけるコンテンツ配信の動作例を示すシーケンス図である。
通信システムSにおいては、コンテンツがユーザ端末Tiに配信される。コンテンツの配信として、定常配信がある。定常配信とは、1又は複数のコンテンツを1又は複数のユーザ端末Tiへ、予め定められた配信日時に配信することをいう。例えば、センターサーバSSが、配信日時が経過したとき、コンテンツのダウンロードを指示するメッセージをユーザ端末Tiへ送信する。ユーザ端末Tiは、直上ルータからコンテンツをダウンロードする。このとき、直上ルータがコンテンツを保存していない場合がある。この場合、直上ルータは、コンテンツをユーザ端末Tiへアップロードするために、オーバーレイネットワークONからコンテンツをダウンロードする必要がある。この場合、コンテンツはネットワークNWを経由するため、直上ルータが既にコンテンツを保存している場合と比較して、ユーザ端末Tiによるコンテンツのダウンロードに時間を要する。そこで、センターサーバSSは、ユーザ端末Tiに配信するコンテンツを、定常配信の配信日時の所定時間前に、そのユーザ端末Tiの直上ルータに保存させるための制御を行う。定常配信されるコンテンツを事前に直上ルータへ配信することを、事前配信という。
具体的に、定常配信されるコンテンツがオーバーレイネットワークONに投入される場合、コンテンツ一覧に、そのコンテンツのコンテンツID及び配信日時が追加される。また、端末一覧において、配信先のユーザ端末Tiの端末IDに対応する端末用配信リストに、定常配信されるコンテンツのコンテンツIDが追加される。端末用配信リストには、配信されるコンテンツのコンテンツIDが追加されていくため、端末用配信リストは、既にユーザ端末Tiに定常配信されたコンテンツのコンテンツIDを含む場合がある。
事前配信の配信日時の所定時間前が経過したとき、センターサーバSSは、図4に示すように、ダウンロード依頼を直上ルータNnへ送信する(ステップS1)。ダウンロード依頼を送信するタイミングは、例えば定常配信の配信日時の1日前であってもよいし、その他の所定時間前であってもよい。ダウンロード依頼を送信するタイミングは、事前配信のタイミングである。センターサーバSSは、事前配信されるコンテンツのコンテンツIDに対応するルータIDを端末一覧から取得する。センターサーバSSは、取得したルータIDに対応するルータ用配信リストに、事前配信されるコンテンツのコンテンツIDを追加する。次いで、センターサーバSSは、取得したルータIDに対応するIPアドレスをルータ一覧から取得する。すなわち、センターサーバSSは、コンテンツが配信されるユーザ端末TiのIPアドレスに対応付けられたルータNnのIPアドレスを取得する。そして、センターサーバSSは、取得したIPアドレスを用いて、ダウンロード依頼を直上ルータへ送信する。
ダウンロード依頼を受信したルータNnは、センターサーバSSから、そのルータNnに対応するルータ用配信リストを取得する(ステップS2)。そして、ルータNnは、オーバーレイネットワークONから、ルータ用配信リストに含まれるコンテンツIDが示すコンテンツをダウンロードする(ステップS3)。
その後、定常配信の配信日時が経過したとき、センターサーバSSは、ダウンロード依頼を配信先のユーザ端末Tiへ送信する(ステップS4)。ダウンロード依頼を受信したユーザ端末Tiは、センターサーバSSから、そのユーザ端末Tiに対応する端末用配信リストを取得する(ステップS5)。次いで、ユーザ端末Tiは、端末用配信リストに含まれるコンテンツIDごとに、コンテンツの取得元のルータNnのIPアドレスを取得する(ステップS6)。具体的に、このIPアドレスは、ステップS2で配信リストを取得した直上ルータのIPアドレスである。そして、ユーザ端末Tiは、取得したIPアドレスを用いて直上ルータにコンテンツ要求を送信する(ステップS7)。そして、ユーザ端末Tiは、コンテンツ要求に応じて直上ルータから送信されたコンテンツをダウンロードする(ステップS8)。このとき、直上ルータは、事前配信で既に保存しているコンテンツをアップロードすればよいので、定常配信時には、コンテンツはネットワークNWを経由しない。そのため、ユーザ端末Tiによるコンテンツのダウンロードに要する時間を短縮することができる。
ところで、拠点ネットワークNLnに接続されていないユーザ端末Tiが存在する場合がある。このユーザ端末Tiに対しては、直上ルータが存在しない。すなわち、端末一覧に、そのユーザ端末Tiの端末IDに対応付けて直上ルータのルータIDが記憶されていない。この場合、例えば、ユーザ端末TiがセンターサーバSSからコンテンツをダウンロードしたと仮定する。すると、センターサーバSSの処理負荷が増大する。そこで、センターサーバSSは、ステップS6においてIPアドレスをユーザ端末Tiへ送信するとき、配信されるコンテンツを事前配信においてダウンロードしたルータNnのIPアドレスを送信する。具体的に、センターサーバSSは、直上ルータが存在しないユーザ端末Tiに配信されるコンテンツのコンテンツIDに対応するIPアドレスをルータ一覧から取得する。センターサーバSSは、取得したIPアドレスのうち1つをユーザ端末Tiへ送信する。これにより、拠点ネットワークNLnに接続されていないユーザ端末Tiは、コンテンツを保存しているルータNnからコンテンツをダウンロードすることができる。これにより、コンテンツの配信負荷が、複数のルータNnに分散される。
このとき、センターサーバSSは、ルータ一覧において、回線種別が高速であるルータNnのIPアドレスのみをユーザ端末Tiへ送信してもよい。これにより、ユーザ端末Tiによるコンテンツのダウンロードに要する時間を短縮することができる。直上ルータが存在しないユーザ端末Tiは、ネットワークNWを介して、何れかの拠点ネットワークNLnに接続されているルータNnからコンテンツをダウンロードする。従って、コンテンツは、ダウンロード元のルータNnが接続される拠点ネットワークNLnと、ネットワークNWとの接続回線を経由する。この接続回線の回線速度が速いほど、ダウンロードに要する時間が短くなる。
[6.通信システムの動作]
次に、図5乃至図7を参照して、本実施形態の通信システムSの動作について説明する。図5(A)は、センターサーバSSの制御部1のサーバ事前配信制御処理の一例を示すフローチャートである。制御部1は、例えば所定時間ごとにサーバ事前配信制御処理を実行する。図5(A)に示すように、制御部1は、コンテンツ一覧に記憶されている配信日時に基づいて、前回のサーバ事前配信制御処理が実行された後に、配信日時の所定時間前を経過したコンテンツのコンテンツIDをコンテンツ一覧から取得する(ステップS12)。次いで、制御部1は、取得したコンテンツIDごとに、そのコンテンツIDを含む端末用配信リストを端末一覧から検索する。そして、制御部1は、検索された端末一覧に対応するルータIDを端末一覧から取得する(ステップS13)。次いで、制御部1は、取得したルータIDごとに、ルータ一覧において、ルータIDに対応するルータ用配信リストに、コンテンツ一覧から取得したコンテンツIDを追加する(ステップS14)。ルータ用配信リストには、配信されるコンテンツのコンテンツIDが追加されていくため、ルータ用配信リストは、既にルータNnに事前配信されたコンテンツのコンテンツIDを含む場合がある。
次いで、制御部1は、端末一覧から取得したルータIDのうち1番目のルータIDを選択する(ステップS15)。次いで、制御部1は、選択したルータIDに対応するIPアドレスをルータ一覧から取得する。そして、制御部1は、取得したIPアドレスに対応するルータNnへダウンロード依頼を送信する(ステップS16)。その後、制御部1は、ダウンロード依頼を受信したルータNnから送信されてくる配信リスト要求を受信する(ステップS17)。次いで、制御部1は、選択したルータIDに対応するルータ用配信リストをルータ一覧から取得する。そして、制御部1は、取得したルータ用配信リストをルータNnへ送信する(ステップS18)。
次いで、制御部1は、端末一覧から取得したルータIDの全てを選択したか否かを判定する(ステップS19)。このとき、制御部1は、選択していないルータIDが存在すると判定した場合には(ステップS19:NO)、ステップS20に進む。ステップS20において、制御部1は、端末一覧から取得したルータIDのうち次の順番のルータIDを選択する。次いで、制御部1は、ステップS16に進む。一方、制御部1は、取得したルータIDを全て選択したと判定した場合には(ステップS19:YES)、サーバ事前配信制御処理を終了させる。
図5(B)は、ルータNnの制御部11のルータ事前ダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。例えば、ルータNnの電源がONとされたときに、制御部11はルータ事前ダウンロード処理を実行する。図5(B)に示すように、制御部11は、ルータNnの電源OFFが要求されたか否かを判定する(ステップS21)。このとき、制御部11は、電源OFFが要求されていないと判定した場合には(ステップS21:NO)、ステップS22に進む。ステップS22において、制御部11は、センターサーバSSからダウンロード依頼を受信したか否かを判定する。このとき、制御部11は、ダウンロード依頼を受信していないと判定した場合には(ステップS22:NO)、ステップS21に進む。一方、制御部11は、ダウンロード依頼を受信したと判定した場合には(ステップS22:YES)、ステップS23に進む。ステップS23において、制御部11は、センターサーバSSへ配信リスト要求を送信する。その後、制御部11は、センターサーバSSから送信されてきたルータ用配信リストを受信する(ステップS24)。
次いで、制御部11は、受信したルータ用配信リストから1番目のコンテンツIDを取得する(ステップS25)。次いで、制御部11は、取得したコンテンツIDに対応するコンテンツが記憶部12に記憶されているか否かを判定する(ステップS26)。このとき、制御部11は、コンテンツが記憶部12に記憶されていると判定した場合には(ステップS26:YES)、ステップS28に進む。一方、制御部11は、コンテンツが記憶部12に記憶されていないと判定した場合には(ステップS26:NO)、ステップS27に進む。ステップS27において、制御部11は、ルータ用配信リストから取得したコンテンツIDが示すコンテンツを、オーバーレイネットワークONからダウンロードする。そして、制御部11は、ダウンロードしたコンテンツを、ルータ用配信リストから取得したコンテンツIDに対応付けて記憶部12に記憶させる。次いで、制御部11は、ステップS28に進む。
ステップS28において、制御部11は、ルータ用配信リストから全てのコンテンツIDを取得したか否かを判定する。このとき、制御部11は、取得していないコンテンツIDが存在すると判定した場合には(ステップS28:NO)、ステップS29に進む。ステップS29において、制御部11は、ルータ用配信リストから次の順番のコンテンツIDを取得する。次いで、制御部11は、ステップS26に進む。一方、制御部11は、全てのコンテンツIDを取得したと判定した場合には(ステップS28:YES)、ステップS21に進む。ステップS21において、制御部11は、電源OFFが要求されたと判定した場合には(ステップS21:YES)、ルータ事前ダウンロード処理を終了させる。
図6(A)は、センターサーバSSの制御部1のサーバ定常配信制御処理の一例を示すフローチャートである。制御部1は、例えば所定時間ごとにサーバ定常配信制御処理を実行する。例えば、センターサーバSSは、サーバ事前配信制御処理とサーバ定常配信制御処理とを連続して実行してもよい。図6(A)に示すように、制御部1は、コンテンツ一覧に記憶されている配信日時に基づいて、前回のサーバ定常配信制御処理が実行された後に配信日時を経過したコンテンツのコンテンツIDをコンテンツ一覧から取得する(ステップS31)。次いで、制御部1は、取得したコンテンツIDごとに、そのコンテンツIDを含む端末用配信リストを端末一覧から検索する。そして、制御部1は、検索された端末用配信リストに対応する端末IDを端末一覧から取得する(ステップS32)。
次いで、制御部1は、端末一覧から取得した端末IDのうち1番目の端末IDを選択する(ステップS33)。次いで、制御部1は、選択した端末IDに対応するIPアドレスを端末一覧から取得する。そして、制御部1は、取得したIPアドレスに対応するユーザ端末Tiへダウンロード依頼を送信する(ステップS34)。その後、制御部1は、ダウンロード依頼を受信したユーザ端末Tiから送信されてくる配信リスト要求を受信する(ステップS35)。次いで、制御部1は、選択した端末IDに対応する端末用配信リストを端末一覧から取得する。そして、制御部1は、取得した端末用配信リストをユーザ端末Tiへ送信する(ステップS36)。
その後、制御部1は、端末用配信リストを受信したユーザ端末Tiから送信されてくる取得元紹介要求を受信する(ステップS37)。取得元紹介要求は、端末用配信リストに含まれるコンテンツIDのうち何れか1つのコンテンツIDを含む。制御部1は、取得元紹介要求からコンテンツIDを取得する。次いで、制御部1は、選択した端末IDに対応する直上ルータのルータIDが端末一覧に記憶されているか否かを判定する(ステップS38)。このとき、制御部1は、直上ルータのルータIDが記憶されていると判定した場合には(ステップS38:YES)、ステップS40に進む。ステップS40において、制御部1は、端末一覧から直上ルータのルータIDを取得する。次いで、ステップS42に進む。一方、制御部1は、直上ルータのルータIDが記憶されていないと判定した場合には(ステップS38:NO)、取得元情報生成処理を実行する(ステップS41)。
図6(B)は、センターサーバSSの制御部1の取得元情報生成処理の一例を示すフローチャートである。図6(B)に示すように、制御部1は、取得元紹介要求から取得したコンテンツIDを含むルータ用配信リストをルータ一覧から検索する。そして、制御部1は、検索されたルータ用配信リストに対応するルータIDをルータ一覧から取得する(ステップS51)。次いで、制御部1は、取得元紹介要求から取得したコンテンツIDに対応する配信ルータリストをコンテンツ一覧から特定し、このコンテンツ一覧に、ルータ一覧から取得したルータIDを記憶させる(ステップS52)。
次いで、制御部1は、特定したコンテンツ一覧から、ルータIDの配列を取得する(ステップS53)。次いで、制御部1は、配列に記憶されている各ルータIDに対応する回線種別をルータ一覧から取得する。そして、制御部1は、配列に記憶されているルータIDの中に、回線種別が高速であるルータIDが1以上存在するか否かを判定する(ステップS54)。このとき、制御部1は、回線種別が高速であるルータIDが1つも存在しないと判定した場合には(ステップS54:NO)、ステップS56に進む。一方、制御部11は、回線種別が高速であるルータIDが1以上存在すると判定した場合には(ステップS54:YES)、ステップS55に進む。ステップS55において、制御部1は、回線種別が低速であるルータIDを、ルータIDの配列から削除する。次いで、制御部1は、ステップS56に進む。
ステップS56において、制御部1は、ルータIDの配列から1つのルータIDを取得する。例えば、制御部1は、ランダムにルータIDを取得してもよい。次いで、制御部1は、取得したルータIDに対応するIPアドレスを、ルータ一覧から取得する(ステップS57)。制御部11は、ステップS57を終えると、取得元情報生成処理を終了させ、図6(A)に示すように、ステップS42に進む。
ステップS42において、制御部1は、ステップS40又はS41で取得したIPアドレスを、ユーザ端末Tiへ送信する。次いで、制御部1は、端末一覧から取得した端末IDの全てを選択したか否かを判定する(ステップS43)。このとき、制御部1は、選択していない端末IDが存在すると判定した場合には(ステップS43:NO)、ステップS44に進む。ステップS44において、制御部1は、端末一覧から取得した端末IDのうち次の順番の端末IDを選択する。次いで、制御部1は、ステップS34に進む。一方、制御部1は、取得した端末IDを全て選択したと判定した場合には(ステップS43:YES)、サーバ定常配信制御処理を終了させる。
図7(A)は、ユーザ端末Tiの制御部21の端末定常ダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。例えば、ユーザ端末Tiの電源がONとされたときに、制御部21は端末定常ダウンロード処理を実行する。図7(A)に示すように、制御部21は、ユーザ端末Tiの電源OFFが要求されたか否かを判定する(ステップS61)。このとき、制御部21は、電源OFFが要求されていないと判定した場合には(ステップS61:NO)、ステップS62に進む。ステップS62において、制御部21は、センターサーバSSからダウンロード依頼を受信したか否かを判定する。このとき、制御部21は、ダウンロード依頼を受信していないと判定した場合には(ステップS62:NO)、ステップS61に進む。一方、制御部21は、ダウンロード依頼を受信したと判定した場合には(ステップS62:YES)、ステップS63に進む。ステップS63において、制御部21は、センターサーバSSへ配信リスト要求を送信する。その後、制御部21は、センターサーバSSから送信されてきた端末用配信リストを受信する(ステップS64)。
次いで、制御部21は、受信した端末用配信リストから1番目のコンテンツIDを取得する(ステップS65)。次いで、制御部21は、取得したコンテンツIDに対応するコンテンツが記憶部12に記憶されているか否かを判定する(ステップS66)。このとき、制御部21は、コンテンツが記憶部12に記憶されていると判定した場合には(ステップS66:YES)、ステップS71に進む。一方、制御部21は、コンテンツが記憶部12に記憶されていないと判定した場合には(ステップS66:NO)、ステップS67に進む。ステップS67において、制御部21は、端末用配信リストから取得したコンテンツIDを含む取得元情報要求をセンターサーバSSへ送信する。その後、制御部21は、センターサーバSSから送信されてくるIPアドレスを受信する(ステップS68)。次いで、制御部21は、受信したIPアドレスに基づいて、このIPアドレスに対応するルータNnへコンテンツ要求を送信する(ステップS69)。コンテンツ要求は、端末用配信リストから取得したコンテンツIDを含む。その後、制御部21は、ルータNnから送信されてくるコンテンツをダウンロードする(ステップS70)。そして、制御部21は、ダウンロードしたコンテンツをコンテンツIDに対応付けて記憶部22に記憶させる。次いで、制御部21は、ステップS71に進む。
ステップS71において、制御部21は、端末用配信リストから全てのコンテンツIDを取得したか否かを判定する。このとき、制御部21は、取得していないコンテンツIDが存在すると判定した場合には(ステップS71:NO)、ステップS72に進む。ステップS72において、制御部21は、端末用配信リストから次の順番のコンテンツIDを取得する。次いで、制御部21は、ステップS66に進む。一方、制御部21は、全てのコンテンツIDを取得したと判定した場合には(ステップS71:YES)、ステップS61に進む。ステップS61において、制御部21は、電源OFFが要求されたと判定した場合には(ステップS61:YES)、端末定常ダウンロード処理を終了させる。
図7(B)は、ルータNnの制御部11のルータアップロード処理の一例を示すフローチャートである。例えば、ルータNnの電源がONとされたときに、制御部11はルータアップロード処理を実行する。図7(B)に示すように、制御部11は、ルータNnの電源OFFが要求されたか否かを判定する(ステップS81)。このとき、制御部11は、電源OFFが要求されていないと判定した場合には(ステップS81:NO)、ステップS82に進む。ステップS82において、制御部11は、ユーザ端末Tiからコンテンツ要求を受信したか否かを判定する。このとき、制御部11は、コンテンツ要求を受信していないと判定した場合には(ステップS82:NO)、ステップS81に進む。一方、制御部11は、コンテンツ要求を受信したと判定した場合には(ステップS82:YES)、ステップS83に進む。ステップS83において、制御部11は、コンテンツ要求からコンテンツIDを取得する。そして、制御部11は、取得したコンテンツIDに対応するコンテンツが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。このとき、制御部11は、取得したコンテンツIDに対応したコンテンツが記憶部12に記憶されていると判定した場合には(ステップS83:YES)、ステップS85に進む。一方、制御部11は、取得したコンテンツIDに対応したコンテンツが記憶部12に記憶されていないと判定した場合には(ステップS83:NO)、ステップS84に進む。ステップS84において、制御部11は、コンテンツ要求から取得したコンテンツIDが示すコンテンツを、オーバーレイネットワークONからダウンロードして、記憶部12に記憶させる。次いで、制御部11は、ステップS85に進む。ステップS85において、制御部11は、コンテンツ要求から取得したコンテンツIDに対応付けて記憶部12に記憶されたコンテンツを、ユーザ端末Tiへアップロードする。次いで、制御部11は、ステップS81に進む。ステップS81において、制御部11は、電源OFFが要求されたと判定した場合には(ステップS81:YES)、ルータアップロード処理を終了させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、センターサーバSSが、拠点ネットワークNLnに接続されたユーザ端末Tiに配信されるコンテンツの配信予定時刻の所定時間前に、そのコンテンツのコンテンツIDを、ユーザ端末TiのIPアドレスに対応付けて記憶部11に記憶された直上ルータのIPアドレスが所在を示すルータNnへ送信する。また、センターサーバSSが、配信予定時刻以後に、ルータNnへ送信されたコンテンツIDと、コンテンツIDが送信されたルータNnのIPアドレスとを、コンテンツIDが示すコンテンツが配信されるユーザ端末Tiへ送信する。従って、拠点ネットワークNLnに接続されたユーザ端末Tiによるダウンロードに要する時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態においては、オーバーレイネットワークに、DHTを利用したピアツーピアネットワークが適用されていたが、これに限られるものではない。例えば、他のピアツーピアシステム、または、オーバーレイネットワークを用いたシステムが適用されてもよい。DHTを利用しないオーバーレイネットワークとしては、例えば、ハイブリッド型のピアツーピアネットワークシステムがある。ハイブリッド型のピアツーピアネットワークシステムの場合、例えば、センターサーバSSが、全てのコンテンツのインデックス情報を記憶する。
1,11,21 制御部
2,12,22 記憶部
3,13a,13b,29 通信部
SS センターサーバ
Nn ルータ
Ti ユーザ端末
NW ネットワーク
NLn 拠点ネットワーク
ON オーバーレイネットワーク
S 通信システム

Claims (6)

  1. 複数のノード装置間で複数のコンテンツが送受信される通信システムであって、
    前記通信システムは、
    前記複数のノード装置と、
    複数の端末装置と、
    コンテンツの配信を制御する情報処理装置と、
    を備え、
    前記複数のノード装置に分散して保存されたコンテンツを前記ノード装置間で送受信可能なオーバーレイネットワークが第1ネットワーク上に構築され、
    前記第1ネットワークに複数の第2ネットワークが接続され、
    各前記第2ネットワークに、前記複数のノード装置の何れかのノード装置と、前記複数の端末装置の何れか1以上の端末装置とが接続され、
    前記情報処理装置は、
    前記第2ネットワークに接続された前記端末装置の所在を示す端末所在情報と、前記端末装置が接続する前記第2ネットワークに接続する前記ノード装置の所在を示すノード所在情報とを記憶する第1記憶手段と、
    前記第2ネットワークに接続された前記端末装置に配信されるコンテンツの配信予定時刻の所定時間前に、前記コンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を、前記端末装置の所在を示す前記端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報が所在を示すノード装置へ送信する第1送信手段と、
    前記配信予定時刻以後に、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が送信された前記ノード装置の所在を示す前記ノード所在情報とを、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置へ送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記ノード装置は、
    前記情報処理装置から送信された前記コンテンツ識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段により受信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツを前記オーバーレイネットワークから取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得されたコンテンツを記憶する第2記憶手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記情報処理装置から送信された前記コンテンツ識別情報及び前記ノード所在情報を受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段により受信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツを、前記第2受信手段により受信された前記ノード所在情報が所在を示す前記ノード装置から、前記第2受信手段を備える前記端末装置が接続される前記第2ネットワークを介して取得する第2取得手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第2送信手段は、
    前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報とを、前記端末装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1記憶手段は、前記端末所在情報、前記ノード所在情報、及び前記端末所在情報が所在を示す前記端末装置へ配信されるコンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を対応付けて記憶し、
    前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される何れかの前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて、前記第1記憶手段に前記ノード所在情報が記憶されていない場合、前記コンテンツ識別情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報を取得する第3取得手段を更に備え、
    前記第2送信手段は、前記何れかの端末装置へ、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記第3取得手段により取得された前記ノード所在情報とを送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 複数のノード装置間で複数のコンテンツが送受信される通信システムであって、
    前記通信システムは、
    前記複数のノード装置と、
    複数の端末装置と、
    を備え、
    前記複数のノード装置に分散して保存されたコンテンツを前記ノード装置間で送受信可能なオーバーレイネットワークが第1ネットワーク上に構築され、
    前記第1ネットワークに複数の第2ネットワークが接続され、
    各前記第2ネットワークに、前記複数のノード装置の何れかのノード装置と、前記複数の端末装置の何れか1以上の端末装置とが接続される通信システムに含まれる情報処理装置において、
    前記第2ネットワークに接続された前記端末装置の所在を示す端末所在情報と、前記端末装置が接続する前記第2ネットワークに接続する前記ノード装置の所在を示すノード所在情報とを記憶する第1記憶手段と、
    前記第2ネットワークに接続された前記端末装置に配信されるコンテンツの配信予定時刻の所定時間前に、前記コンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を、前記端末装置の所在を示す前記端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報が所在を示すノード装置へ送信する第1送信手段と、
    前記配信予定時刻以後に、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が送信された前記ノード装置の所在を示す前記ノード所在情報とを、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置であって、前記情報処理装置から送信された前記コンテンツ識別情報及び前記ノード所在情報を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段により受信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツを、前記第2受信手段により受信された前記ノード所在情報が所在を示す前記ノード装置から、前記第2受信手段を備える前記端末装置が接続される前記第2ネットワークを介して取得する第2取得手段と、を備える前記端末装置へ送信する第2送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記第2送信手段は、
    前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報とを、前記端末装置へ送信することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1記憶手段は、前記端末所在情報、前記ノード所在情報、及び前記端末所在情報が所在を示す前記端末装置へ配信されるコンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報を対応付けて記憶し、
    前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報が示すコンテンツが配信される何れかの前記端末装置の所在を示す端末所在情報に対応付けて、前記第1記憶手段に前記ノード所在情報が記憶されていない場合、前記コンテンツ識別情報に対応付けて前記第1記憶手段に記憶された前記ノード所在情報を取得する第3取得手段を更に備え、
    前記第2送信手段は、前記何れかの端末装置へ、前記第1送信手段により送信された前記コンテンツ識別情報と、前記第3取得手段により取得された前記ノード所在情報とを送信することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
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