JP6368373B2 - キーレスエントリー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両側装置と携帯機との間で相互通信を行うことにより、車両のドアの解錠等の所定の制御を行うキーレスエントリー装置に関する。
特許文献1に記載のキーレスエントリー装置においては、リレーアタックを防止するために、車両側装置は、信号強度変化を所定のタイミングで変化させたリクエスト信号を携帯機に送信し、携帯機は、リクエスト信号の信号強度の変化点の有無を検出し、変化点が検出されない信号は不正なリクエスト信号であると判断し、アンサー信号を送信しないこととしている。
ここで、リレーアタックは、車両の近傍に配置される第1中継機と、車両から離隔した位置に配置され、第1中継機と無線通信を行う第2中継機によって行われる。すなわち、車両の近傍において車両側装置から送信されるリクエスト信号などのLF信号を第1中継機で受信し、第1中継機はその信号を第2中継機に送信し、第2中継機は、その信号を再現したLF信号を送信し、第2中継機に携帯機を持った人が近づくと、第2中継機からのLF信号を携帯機が受信することとなる。ここで、2つの中継機によって中継された信号の受信に対応して、携帯機がRF信号からなるアンサー信号を送信し、車両側装置がこれを受信すると、使用者の意図しないところで車両が解錠動作することとなる。
特開2010−185186号公報
しかしながら、近年、リレーアタック用の不正な中継機は、リクエスト信号に強度変化の有無を付加して送信できるものが現れており、信号強度を所定のタイミングで変化させるだけでは、リレーアタックを排除するには不十分であった。
そこで本発明は、不正な中継機からのリクエスト信号と真正な車両側装置から送信されたリクエスト信号との区別を容易に、確実にすることのできるキーレスエントリー装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のキーレスエントリー装置は、車両に設けられ、リクエスト信号を送信する車両側送信部、及び、アンサー信号を受信する車両側受信部を備えた車両側装置と、リクエスト信号を受信する携帯機受信部、及び、リクエスト信号に対応してアンサー信号を送信する携帯機送信部を備えた携帯機と、を備え、車両側装置は、リクエスト信号の送信を制御し、アンサー信号に基づいて認証すると所定の制御を行う車両側制御部を備え、携帯機は、車両側装置から送信されたリクエスト信号の受信強度情報を検出し、受信強度に基づいたアンサー信号を送信する携帯機制御部を備え、車両側制御部は、区間ごとに強度レベルが段階的に変化する判別信号を含むリクエスト信号を送信するように車両側送信部を制御し、判別信号は、強度レベルが最も低い区間の信号強度が、リクエスト信号の最大強度の10〜30%であり、車両側制御部又は携帯機制御部は、携帯機が受信した判別信号の受信強度が所定のレベル以上に変化する変化点の時間間隔を算出し、時間間隔と閾値の比較により、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別することを特徴としている。
この構成により、不正な中継機による再現信号にばたつきを生じさせ、携帯機での受信強度変化検出においてそのばたつきを検出することで、不正な中継機によるリクエスト信号であるか否かを判別することができる。すなわち、リレーアタック用の不正な中継機は、受信強度が低いと信号の再現性が悪く、再現信号が変動してばたつきが生じる。このことを利用し、本発明においては、区間毎に強度レベルを異ならせたため、受信した強度レベルの異なる区間のうち、特に信号強度が低い区間において、再現信号が変動してばたついた波形にすることができる。これにより、不正な中継機による信号にばたつきが発生しやすくなることから、真正なリクエスト信号と不正なリクエスト信号を見極めることが可能となる。また、リクエスト信号が複数の強度レベルを有しているため、中継機と車両側装置との距離によって中継機におけるリクエスト信号の受信強度及びその再現信号の全体的な強度レベルが変わっても(例えば、距離が大きくなれば信号は減衰し、中継機の受信強度は全体的に低くなる)中継機の再現信号をばたつかせることが可能となり、携帯機が受信したリクエスト信号が真正な信号であるか否かを見極めることができる。
本発明のキーレスエントリー装置において、さらに、車両制御部又は携帯機制御部は、携帯機が受信した判別信号の各区間内での受信強度変化率を算出し、受信強度変化率と閾値の比較により、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別することが好ましい。
このような構成により、携帯機が受信したリクエスト信号が真正であるか否かを精度よく判別することができる。
ここで、従来のように所定のタイミングで信号強度が変化しているかどうかを見ているだけでは、信号のばたつきは検出することはできない。信号のばたつきは、異なる強度レベルを有する複数の区間を有した判別信号を含むリクエスト信号を送信するとともに、受信した判別信号の各区間での強度変化率、又は、所定レベル以上の強度の変化点の時間間隔を算出し、これらを閾値と比較することによって、不正な再現信号のばたつきによる変動を検出することが可能となる。
本発明のキーレスエントリー装置において、車両制御部より送信される判別信号は、リクエスト信号の最大強度の1/2の強度よりも高い強度レベルの区間と低い強度レベルの区間を少なくとも有することが好ましい。
これにより、中継機と車両側装置との距離によって中継機におけるリクエスト信号の受信強度及びその再現信号の全体的な強度レベルが変わっても、より確かに中継機の再現信号をばたつかせることができ、携帯機が受信したリクエスト信号が真正な信号であるか否かを見極めることができる。
本発明によると、車両側装置が、異なる複数の強度レベルを有しているリクエスト信号を送信し、車両側制御部又は携帯機制御部は、携帯機が受信した判別信号の各区間内での受信強度の変動に基づいてリクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別するため、不正な中継機からのリクエスト信号と真正な車両側装置から送信されたリクエスト信号との区別を容易にすることができる。
本発明の実施形態に係るキーレスエントリー装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両側装置の構成を示す斜視図である。 (A)、(C)は車両側装置から送信される、本発明の実施形態におけるリクエスト信号の波形、(B)は(A)のリクエスト信号を携帯機で受信した信号の波形、(D)は(C)のリクエスト信号を受信した不正な中継機から送信される不正なリクエスト信号の波形の例を示す図である。 (A)、(C)は車両側装置から送信される、本発明の実施形態の変形例におけるリクエスト信号の波形、(B)は(A)のリクエスト信号を携帯機で受信した信号の波形、(D)は(C)のリクエスト信号を受信した不正な中継機から送信される不正なリクエスト信号の波形の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るキーレスエントリー装置について図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は本実施形態に係るキーレスエントリー装置の構成を示すブロック図であり、図2は本実施形態に係る車両側装置の構成を示す斜視図である。図3(A)、(C)は車両側装置2から送信される、本実施形態におけるリクエスト信号の波形、図3(B)は図3(A)のリクエスト信号を携帯機3で受信した信号の波形、図3(D)は図3(C)のリクエスト信号を受信した不正な中継機から送信される不正なリクエスト信号の波形の例を示す図である。図3は、リクエスト信号のうちの強度測定用信号と判別信号の部分を示す図である。また図3では、説明をわかりやすくするために、車両側装置と携帯機または中継機との距離による信号の減衰は考慮せずに図示してある。
本実施形態に係るキーレスエントリー装置は、図2に示すように車両1側に車両側装置2が設けられ、使用者が携帯可能な携帯機3との間で相互に無線通信を行って、ドア1aの施錠・解錠その他の車両1の所定の制御を行う。
図1に示すように、車両側装置2は、車両1内に配置された電子制御ユニット2aと、複数の送信アンテナANT1〜ANT3と、受信アンテナ14とを備える。電子制御ユニット2aは、車両側受信部10(受信部)と、車両側送信部11(送信部)と、車両側制御部12(制御部)と、メモリ13とを備える。
車両側受信部10は、携帯機3から送信された信号、例えばアンサー信号を受信する。
車両側送信部11は、リクエスト信号その他の信号を携帯機3に対して送信する。車両側送信部11から送信アンテナANT1、ANT2、ANT3へ出力されるリクエスト信号は、通常、ウエイクアップ信号、同期信号、コマンド信号、及び、強度測定用信号からなり、本実施形態では、一定の強度(信号強度)の強度測定用信号に、区間ごとに強度レベルが異なる判別信号を追加している。ここで、判別信号は、少なくともリクエスト信号の最大強度の1/2以下の強度レベルを含む複数の強度レベルを有している。また、強度測定用信号は、携帯機3において受信した強度に基づいて、車両側装置2と携帯機3との距離の算出などに用いられる。
図3を参照して、リクエスト信号の例について説明する。
図3(A)、(C)に示す信号は、車両側装置2が送信する真正なリクエスト信号の強度測定用信号及び判別信号の部分の例である。このリクエスト信号は、一定の強度の強度測定用信号Pmと、それに続く階段状の判別信号Pd1とからなる。判別信号Pd1は、一定の時間ごとに一定量ずつ強度が低下する、階段状の区間ごとに異なる複数の強度レベルを有する信号である。
図3(B)に示す信号は、図3(A)に示す信号を、不正な中継機を経由することなく、携帯機3で直接受信したリクエスト信号の強度測定用信号及び判別信号の部分の波形を示している。図3(A)と図3(B)から分かるように、車両側装置2から送信されたリクエスト信号を直接携帯機3で受信した場合は、強度測定用信号Pmと判別信号Pd1の各区間の強度レベルは、区間内では大きな信号強度の変動が生じていない。
図3(D)に示す信号は、図3(C)に示す信号を受信した不正な中継機が生成・送信した、不正なリクエスト信号の強度測定用信号及び判別信号の部分の例である。この信号では、図3(C)に示す、強度測定用信号Pm、及び、判別信号Pd1のうち、強度測定用信号Pmと、強度レベルの高い範囲R11の判別信号Pd1は再現できているが、判別信号Pd1の強度レベルの低い範囲R12の信号は、強度レベルが変動し、階段状に低下しておらず、判別信号Pd1を再現できていない。これは、中継機の受信感度が低いため、車両側装置2から送信されたリクエスト信号のうち、低い強度の信号を正確に識別できないために、中継機による再現信号が変動してしまうものである。したがって、区間ごとに強度が異なる判別信号を含ませることによって、中継機が受信しても、特に低い強度レベルで変動が生じ、中継機が真正なリクエスト信号を正確に生成できないため、判別信号の各区間内の変動を検出することで、中継機からのリクエスト信号と真正な車両側装置2から送信されたリクエスト信号との区別が容易にできる。このとき、車両側装置2から送信される判別信号は、信号強度が最も低い区間の信号強度が、ゼロより大きく強度測定用信号の強度の50%以下、好ましくは強度測定用信号の10〜30%の信号強度であると、中継機の再現信号にばたつきによる変動を生じさせやすいため、より確実にリクエスト信号の真正を判別できる。
また、車両側装置2と不正な中継機の距離は、常に一定とは限らないが、例えば距離が少し大きく、中継機が受信するリクエスト信号の全体の受信強度レベルが低い方へシフトし、判別信号の信号強度の低い領域を中継機が全く受信できなくても、車両側装置2から送信される判別信号は、強度レベルが異なる複数の区間を有しているために、中継機はいずれかの区間の信号を受信でき、受信した区間の中で信号強度が低い区間を再現するときにばたつきによる変動が生じてしまうことになる。
図4(A)、(C)は車両側装置2から送信される、本実施形態の変形例におけるリクエスト信号の強度測定用信号及び判別信号の部分の波形、(B)は(A)の信号を携帯機3で受信した信号の波形、(D)は(C)のリクエスト信号を受信した不正な中継機から送信される不正なリクエスト信号の強度測定用信号及び判別信号の部分の波形の例を示す図である。図4では、説明をわかりやすくするために、車両側装置と携帯機または中継機との距離による信号の減衰は考慮せずに図示してある。
図4(A)、(C)に示すリクエスト信号は、一定の強度の強度測定用信号Pmと、それに続くスロープ状の判別信号Pd2とからなる。判別信号Pd2は、時間とともに強度が連続的に低下しゼロに至る、スロープ状の複数の強度レベルを有する信号である。図4においては、強度レベルが異なる区間の例として、区間I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7を示している。
図4(B)に示す信号は、図4(A)に示すリクエスト信号を、不正な中継機を経由することなく、携帯機3で直接受信したリクエスト信号の波形を示している。図4(A)と図4(B)から分かるように、車両側装置2から送信されたリクエスト信号を直接携帯機3で受信した場合は、強度測定用信号Pmと判別信号Pd2の強度の変動直線の傾きが一致しており、また信号波形にばたつきによる大きな変動は生じていない。
図4(D)に示す信号は、図4(C)に示すリクエスト信号を受信した不正な中継機が生成・送信した不正なリクエスト信号である。この信号では、図4(C)に示す、強度測定用信号Pm、及び、判別信号Pd2のうち、強度測定用信号Pmと、強度レベルの高い範囲R21の判別信号Pd2は再現できているが、判別信号Pd2の強度レベルの低い範囲R22の信号は、強度レベルが変動し、スロープ状に低下しておらず、判別信号Pd2を再現できていない。
図3(A)、(C)、図4(A)、(C)にリクエスト信号の例を示したが、これらに限らず、リクエスト信号は次のような変形例も可能である。
強度測定用信号Pmの強度レベルから最低レベルへ減少していく判別信号に代えて、最低レベルから増加していく判別信号と、これに続く強度測定用信号とで構成しても良い。
また、段階的な判別信号は、本実施形態のように一定時間、一定間隔ごとに強度レベルが変化することが好ましいが、各段階のレベルの変動が検出できれば、一定時間又は一定間隔でなくてもよい。
また、強度測定用信号Pmの前後に判別信号をそれぞれ配置してもよいし、2つの強度測定用信号の間に判別信号を配置してもよい。
図3(A)、(C)及び変形例のリクエスト信号において、最低レベルから強度測定用信号Pmの強度レベルまでの増加、又は、強度測定用信号Pmの強度レベルから最低レベルまでの減少は、一定の強度間隔、一定の時間間隔の単調増加や単調減少でなくてもよく、途中で強度レベルや時間の増減の量が変化するような形でも良い。さらに、このような強度レベルの増加や減少の途中で、最低レベル、又は、強度測定用信号と同じ強度レベルになるような波形としてもよい。また、この場合、最低レベルに至る回数は複数回であっても良い。
以上の説明では、強度測定用信号と判別信号が連続するリクエスト信号の例及び変形例を挙げたが、強度測定用信号と判別信号の間に信号を送らない時間をおいてもよい。
車両側制御部12は、リクエスト信号の送信の制御、車両側受信部10と車両側送信部11の動作の制御、携帯機3から送信されたアンサー信号に基づいた判別処理や認証処理、この認証処理に基づくドア1aの解錠その他の車両1の所定の制御などを行う。
メモリ13は、車固有のID、1台の車両を操作可能な複数の携帯機のIDなどを予め記憶している。
車両側送信部11には、第1の周波数で信号を送信するための複数の送信アンテナANT1〜ANT3が接続されている。複数の送信アンテナANT1〜ANT3は、車両1の各所、例えば複数のドア又はその近傍にそれぞれ設けられている。ここで、第1の周波数は、長波領域の低周波数(LF)、例えば30〜300kHzが好ましく、超長波領域(VLF)を用いることもできる。また、車両側受信部10には、携帯機3から送信された信号を受信するための受信アンテナ14が接続されている。
図1に示すように、携帯機3は、携帯機受信部20(受信部)と、携帯機送信部21(送信部)と、携帯機制御部22(制御部)と、携帯機受信アンテナ(受信アンテナ)23と、メモリ24と、携帯機送信アンテナ(送信アンテナ)25とを備える。
携帯機受信部20は、車両側装置2から送信された信号、例えばリクエスト信号を受信する。
携帯機送信部21は、車両側装置2に対して、リクエスト信号に対応したアンサー信号その他の信号を送信する。アンサー信号は、リクエスト信号を受信した旨を車両側装置2へ伝達する情報、ID情報、又は、強度測定用信号や判別信号の携帯機3における受信強度に基づいた情報などを含んでいる。
携帯機制御部22は、車両側装置2から送信されたリクエスト信号の強度情報の検出、アンサー信号の送信の制御、携帯機受信部20と携帯機送信部21の動作の制御などを実行する。また、携帯機制御部22は、受信したリクエスト信号の強度情報に基づいた判別処理または強度情報に基づいたアンサー信号を送信する。
ここで、リクエスト信号が真正な信号であるか否かの判別は、アンサー信号に基づいて、車両側制御装置で行ってもよい。
メモリ24は、リクエスト信号の強度情報、アンサー信号、携帯機3に設定されているID、車両側のIDなどを予め記憶している。
また、携帯機受信部20には受信アンテナ23が接続されている。受信アンテナ23は、例えば、互いに直交する3方向の指向特性を有する三軸アンテナであって、車両側送信部11から送信された第1の周波数の信号を受信する。携帯機送信部21には、送信アンテナ25が接続されている。送信アンテナ25は、第2の周波数で車両側装置2に対して信号を送信する。ここで、第2の周波数は、上記第1の周波数よりも高い周波数RFである。
次に、車両側装置2と携帯機3との間の相互通信及び車両のドアの解錠等の所定の制御について説明する。
送信アンテナANT1、ANT2、ANT3からは、周期的にリクエスト信号が送信されている。リクエスト信号には、例えば、図3に示すように強度が段階的に変化する信号や、図4に示すように強度が連続的に変化する信号が強度測定用信号及び判別用信号として含まれている。リクエスト信号は、車両側制御部12の制御にしたがって、車両側送信部11によって送信される。また、リクエスト信号には、車両側装置2に設定されているID情報も付加されている。
携帯機3では、リクエスト信号を受信すると、測定用強度信号及び判別信号の受信強度が検出される。そして、携帯機制御部22において、測定用強度信号の受信強度情報からは、車両1と携帯機3との間の距離情報が導出され、その距離情報はアンサー信号の情報に付加されて車両側装置2へ送信される。また、判別信号の受信強度情報からは、リクエスト信号が真正の信号であるか否かが判別されて、その判別情報はアンサー信号に付加されて車両側装置2へと送信される。車両側装置2では、受信したアンサー信号に基づいて、車両側制御部12において、認証処理を実行する。この認証処理は、(1)車両側装置2のIDと受信した携帯機3のIDの照合情報、(2)リクエスト信号が真正であるか否かの判別情報、及び(3)携帯機3の測定用強度信号の受信強度に基づいた情報、例えば車両1と携帯機3の距離情報に基づいて行う、携帯機3が車両1から所定の範囲内まで接近したか否かの判別情報、に基づいて認証が行われる。認証処理の結果、認証した場合は車両1のドアの解錠等の所定の動作を実行する。例えば、IDが認証され、リクエスト信号が真正の信号であると判別され、携帯機が所定の距離に接近した場合に、車両のドアの解錠等が実行される。
なお、このとき携帯機制御部22において、リクエスト信号が真正ではないと判別されたとき、アンサー信号そのものを送信しないで、車両のドアの解錠等を行わないようにしてもよい。
また、リクエスト信号が真正の信号であるか否かの判別は、車両側装置2で行うこともできる。この場合は、携帯機3から車両側装置2へ送信するアンサー信号にリクエスト信号に含まれる判別信号の受信強度に基づく情報を付加し、車両側装置2において、受信したアンサー信号に付加された判別信号の受信強度に基づく情報により、車両側制御部12にてリクエスト信号が真正の信号であるか否かを判別する。そして、この判別情報と距離情報、ID情報により認証処理を行い、認証されれば、車両のドアの解錠等、所定の動作を行う。
次に、判別信号の受信強度情報よりリクエスト信号が真正であるか否かの判別の詳細について説明する。
リクエスト信号が真正の信号であるか否かの判別は、判別信号の強度が段階的に変化するリクエスト信号である場合、判別信号の一つの段階を一区間とし、携帯機3で受信された判別信号の対応する各区間において、区間内での受信強度変化率を算出し、この受信強度変化率と予め定めた閾値との比較により、リクエスト信号が真正の信号であるか否かを判別する。ここで、区間内での強度変化率は、例えばその区間内での受信強度の最大値を最小値で割った値である。この場合、閾値は、例えば受信強度変化率が3程度より大きければ、ばたつきによる変動があると判断し、3程度以下であれば通常の環境でのノイズ等によるばらつきの範囲内として、真正の信号と判断する。なお、受信強度変化率の計算は、その区間の信号の変動やばたつきの度合いを示すもので有れば良く、この例に限るものではない。また、閾値は、送信部や受信部の性能、装置の構成等により、適宜設定される。
ここで、判別信号の各区間での受信強度変化率の算出に代えて、又は、これに加えて、判別信号の受信強度が所定のレベル以上に変化する変化点の時間間隔を算出し、この時間間隔と予め定めた閾値との比較により、リクエスト信号が真正のものであるか否かを判別することもできる。これは、判別信号にばたつきによる変動がなければ、受信強度が大きく変化する変化点は、区間と区間境界部分に限られるために、その変化点の時間間隔は、一つの区間の時間とほぼ同じ長さとなるが、もしも判別信号にばたつきによる変動が有る場合には、区間と区間の境界以外に大きな変化点が発生することになり、変化点の時間間隔は短くなることから、閾値によりこのような時間間隔の短い大きな変化点が存在するか否かを識別することにより、リクエスト信号が真正であるか否かを判別するものである。ここでの閾値は、例えば、判別信号の区間の時間間隔の90%から100%の範囲内にあるといったように設定されるが、この例に限らず閾値は、送信部、受信部の性能や装置の構成により、適宜設定される。例えば、強度変化率あるいは時間間隔を各段階ごとに算出し、所定範囲外となる段階があれば不正信号としてもよい。
また、判別信号が図4(A)(C)に示すように強度が連続的に変化する信号である場合、リクエスト信号が真正の信号であるか否かの判別は、判別信号の携帯機3での受信強度データにおいて、所定の時間で受信強度データを時間分割し、一つの分割された範囲を一区間(例えば区間I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7)とし、その区間内での受信強度変化率を算出し、この受信強度変化率と予め定めた閾値との比較により、リクエスト信号が真正であるか否かを判別する。ここで、区間内での受信強度変化率とは、例えばその区間内での受信強度の最大値を最小値で割った値である。受信強度変化率が閾値より大きければ、ばたつきによる変動があると判断し、閾値以下であれば通常の環境でのノイズ等によるばらつきの範囲内として、真正の信号と判断する。なお、受信強度変化率の計算は、その区間の信号の変動やばたつきの度合いを示すもので有れば良く、この例に限るものではない。また、閾値は、送信部や受信部の性能、装置の構成等により、適宜設定される。
以上のように構成されたことから、上記実施形態によれば、次の効果を奏する。
(1)車両側装置2は、区間ごとに強度レベルが異なる判別信号を含むリクエスト信号を送信し、車両側制御部12又は携帯機制御部22は、携帯機3が受信した判別信号の各区間内での受信強度の変動に基づいて、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別する。
これにより、不正な中継機による再現信号にばたつきを生じさせ、携帯機3での受信強度変化検出においてそのばたつきを検出することで、不正な中継機によるリクエスト信号であるか否かを判別することができる。すなわち、リレーアタック用の不正な中継機は、受信強度が低いと信号の再現性が悪く、再現信号が変動してばたつきが生じる。このことを利用し、本発明においては、区間毎に強度レベルを異ならせたため、受信した強度レベルの異なる区間のうち、特に信号強度が低い区間において、再現信号が変動してばたついた波形にすることができる。これにより、不正な中継機による信号にばたつきによる変動が発生しやすくなることから、真正なリクエスト信号と不正なリクエスト信号を見極めることが可能となる。また、リクエスト信号が複数の強度レベルを有しているため、中継機と車両側装置2との距離によって中継機におけるリクエスト信号の受信強度及びその再現信号の全体的な強度レベルが変わっても、中継機の再現信号をばたつかせることが可能となり、携帯機3が受信したリクエスト信号が真正な信号であるか否かを見極めることができる。
(2)車両側制御部12又は携帯機制御部22は、携帯機3が受信した判別信号の各区間内での受信強度変化率を算出し、受信強度変化率と閾値の比較により、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別する。また、車両側制御部12又は携帯機制御部22は、携帯機3が受信した判別信号の受信強度が所定のレベル以上に変化する変化点の時間間隔を算出し、時間間隔と閾値の比較により、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別する。
このような構成により、受信したリクエスト信号が真正であるか否かを精度よく判別することができる。
(3)車両側制御部12より送信される判別信号は、リクエスト信号の最大強度の1/2の強度よりも高い強度レベルの区間と低い強度レベルの区間を少なくとも有している。
これにより、中継機と車両側装置2との距離によって中継機におけるリクエスト信号の受信強度及びその再現信号の全体的な強度レベルが変わっても、より確かに中継機の再現信号をばたつかせることができ、携帯機3が受信したリクエスト信号が真正な信号であるか否かを見極めることができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係るキーレスエントリー装置は、不正な中継機からのリクエスト信号と真正な車両側装置から送信されたリクエスト信号との区別を容易にすることができる点で有用である。
1 車両
1a ドア
2 車両側装置
3 携帯機
10 車両側受信部(受信部)
11 車両側送信部(送信部)
12 車両側制御部
14 受信アンテナ
20 携帯機受信部(受信部)
21 携帯機送信部(送信部)
22 携帯機制御部
23 受信アンテナ
25 送信アンテナ
ANT1、ANT2、ANT3 送信アンテナ

Claims (4)

  1. 車両に設けられ、リクエスト信号を送信する車両側送信部、及び、アンサー信号を受信する車両側受信部を備えた車両側装置と、
    前記リクエスト信号を受信する携帯機受信部、及び、前記リクエスト信号に対応して前記アンサー信号を送信する携帯機送信部を備えた携帯機と、
    を備え、
    前記車両側装置は、前記リクエスト信号の送信を制御し、前記アンサー信号に基づいて認証すると所定の制御を行う車両側制御部を備え、
    前記携帯機は、前記車両側装置から送信された前記リクエスト信号の受信強度情報を検出し、前記受信強度に基づいた前記アンサー信号を送信する携帯機制御部を備え、
    前記車両側制御部は、区間ごとに強度レベルが段階的に変化する判別信号を含む前記リクエスト信号を送信するように前記車両側送信部を制御し、
    前記車両側制御部又は前記携帯機制御部は、前記携帯機が受信した前記判別信号の受信強度が所定のレベル以上に変化する変化点の時間間隔を算出し、前記時間間隔と閾値との比較により、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別することを特徴とするキーレスエントリー装置。
  2. さらに、前記車両制御部又は前記携帯機制御部は、前記携帯機が受信した前記判別信号の各区間内での受信強度変化率を算出し、前記受信強度変化率と閾値の比較により、リクエスト信号が真正な信号であるか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載のキーレスエントリー装置。
  3. 前記車両制御部より送信される前記判別信号は、前記リクエスト信号の最大強度の1/2の強度よりも高い強度レベルの区間と低い強度レベルの区間を少なくとも有することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のキーレスエントリー装置。
  4. 前記判別信号は、一定の時間ごとに一定量ずつ強度が変化することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキーレスエントリー装置。
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