JP5400407B2 - キーレスエントリー装置 - Google Patents

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本発明は、車両側装置と携帯機の間で無線通信を行うことで車両のドアを施錠・解錠するキーレスエントリー装置に関し、特にリレーアタックによる解錠を防止することのできるキーレスエントリー装置に関する。
従来、車両に設けられた車両側装置と使用者が携帯する携帯機の間で無線通信を行い、車両のドアを施錠・解錠するキーレスエントリー装置が知られている。また近年、携帯機が車両に近づくと、車両側装置と携帯機の間で自動的に通信が行われ、個々の携帯機に固有に設定されているIDの認証がなされれば車両のドアの施錠・解錠動作を行うパッシブ・キーレスエントリー装置も知られている。
パッシブ・キーレスエントリー装置における無線通信は、車両からは通信範囲の狭いLF信号(数百KHz)が送信され、一方で携帯機からは通信範囲の広いRF信号(426〜429MHz)が送信される。LF信号は車両から数mの範囲にのみ信号が到達し、一方でRF信号は携帯機から数十〜数百mの範囲に到達する。
パッシブ・キーレスエントリー装置においては、その仕組みを悪用した中継器を用いたリレーアタックが行われることが懸念される。リレーアタックは、2台の中継器を用意し、一方の中継器は車両の近傍に配置して車両からのLF信号を受信し、LF信号を受信した一方の中継器からは当該信号をRF信号として送信し、離隔した位置に配置した他方の中継器でRF信号を受信し、当該他方の中継器からは受信した信号をLF信号として送信し、他方の中継器の近傍に携帯機を有した人が近づくと、携帯機は中継器からのLF信号を受信してRF信号を送信し、それを車両が受信して車両所持者の意図しないところで解錠するというものである。
このようなリレーアタックを検知して防止するため、各種の手法が考えられている。リレーアタックに対応したパッシブ・キーレスエントリー装置としては、例えば特許文献1〜3に挙げるようなものがある。
特開2001−342758号公報 特開2008−240315号公報 特開2008−127887号公報
特許文献1のシステムは、車両側に複数のアンテナを設け、信号の向きを検出することでリレーアタックが行われたことを検知しようとするものであるが、必ず複数のアンテナを設けなければならず、部品点数が増加すると共に、処理が煩雑になるという問題がある。
特許文献2のシステムは、車両と携帯機の間において周波数を変更しつつ通信を行い、いずれかの周波数での信号強度が小さい場合にはリレーアタックが行われたものと検知するものであるが、通信の周波数を指定して、その周波数で信号を送信する必要があり、通信のための構成が複雑になるという問題がある。
特許文献3のシステムは、固定位置の無線装置を設け、この無線装置と車両側装置との間の信号強度を検出することにより、リレーアタックの有無を検出するものであるが、固定位置の無線装置が必要であり、コストがかかると共に、それ以外の場所では対策が難しいという問題がある。
いずれにおいても、従来のキーレスエントリー装置は、リレーアタックを検知するための構成が複雑になるという問題を有していた。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、簡易な構成でリレーアタックを検知することのできるキーレスエントリー装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るキーレスエントリー装置は、車両に設けられリ
クエスト信号を送信する送信アンテナに接続される車両側送信部と、アンサー信号を受信
する車両側受信部とを備えた車両側装置と、前記リクエスト信号を受信する携帯機受信部
と、アンサー信号を送信する携帯機送信部とを備えた携帯機とを有したキーレスエントリ
ー装置において、
前記車両側装置は前記携帯機からのアンサー信号を認証すると所定の制御を行う車両側
制御部を備え、前記携帯機は前記車両側装置の送信アンテナから送信されるリクエスト信
号の強度を検出する携帯機制御部を備え、
前記車両側制御部は前記送信アンテナから送信するリクエスト信号について強度が段階
的に変化するように前記車両側送信部を制御し、前記携帯機制御部は受信した信号におい
て前記リクエスト信号の強度変化に対応する強度変化の有無を検出することにより、リレ
ーアタックが行われているか否かを判別することを特徴として構成されている。
また、本発明に係るキーレスエントリー装置は、前記携帯機制御部は、受信した信号において前記リクエスト信号の強度変化に対応する強度変化を検出しなかった場合には、アンサー信号の送信を行わず、検出した場合には、アンサー信号を前記携帯機送信部に送信させることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るキーレスエントリー装置は、前記車両側制御部は、リクエスト信号として情報を含んだ信号と強度測定用信号を前記車両側送信部に送信させ、前記強度測定用信号は段階的に強度変化してなることを特徴として構成されている。
本発明に係るキーレスエントリー装置によれば、車両側装置は携帯機からのアンサー信号を認証すると所定の制御を行う車両側制御部を備え、携帯機は車両側装置の送信アンテナから送信されるリクエスト信号の強度を検出する携帯機制御部を備え、車両側制御部は送信アンテナから送信するリクエスト信号について強度が変化するように車両側送信部を制御し、携帯機制御部は受信した信号においてリクエスト信号の強度変化に対応する強度変化の有無を検出することにより、信号の強度変化を検出しないリレーアタック機器では一定強度の信号しか送信しないので、受信した信号にリクエスト信号の強度変化に対応する強度変化のない場合、すなわち変化がない場合、あるいはリクエスト信号の送信強度の変化に比べて僅かしか変化していない場合には、リレーアタックが行われていると判別することができ、簡易な構成で確実にリレーアタックを防止することができる。
また、本発明に係るキーレスエントリー装置によれば、携帯機制御部は、受信した信号においてリクエスト信号の強度変化に対応する強度変化を検出しなかった場合には、アンサー信号の送信を行わず、検出した場合には、アンサー信号を携帯機送信部に送信させることにより、リレーアタックを検知した場合に確実に車両における解錠動作を阻止することができる。
さらに、本発明に係るキーレスエントリー装置によれば、車両側制御部は、リクエスト信号として情報を含んだ信号と強度測定用信号を車両側送信部に送信させ、強度測定用信号は段階的に強度変化させることにより、強度変化する強度測定用信号を容易に送信でき、また携帯機における強度変化の検出も確実に行うことができる。
本実施形態におけるキーレスエントリー装置の概要図である。 キーレスエントリー装置及びリレーアタック機器のブロック図である。 車両側装置から送信される信号のチャート図である。 強度測定用信号を含むリクエスト信号を車両側装置から直接、携帯機で受信した場合における受信データのチャート図である。 リレーアタック機器を介した車両側装置からのリクエスト信号を携帯機が受信した場合における受信データのチャート図である。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態におけるキーレスエントリー装置の概要図を示している。本実施形態におけるキーレスエントリー装置は、車両1のドア1aを施錠または解錠するものであり、車両1側には車両側装置2が設けられ、使用者は携帯機3を携帯し、車両側装置2と携帯機3の間で無線通信を行って認証や施錠・解錠の指令等をなすものである。車両側装置2は、車両1の各所に複数の送信アンテナ15を有しており、各送信アンテナ15から携帯機3に対してリクエスト信号が送信される。
本実施形態では、携帯機3を持った使用者が車両1に近づいて、車両1に設けられたリクエストスイッチ16を押すことで、車両側装置2がリクエスト信号を送信し、携帯機3がリクエスト信号を受信すると、車両側装置2と携帯機3との間で認証等の通信が行われ、認証がなされた場合に車両側装置2はドア1aを解錠する。リクエスト信号は低周波のLF信号からなっており、車両側装置2から数mの範囲にのみ到達する。したがって本来、使用者が車両1の近傍に近づいた状態でなければ、携帯機3と車両側装置2の間で通信が行われることはない。また、本実施形態のキーレスエントリー装置では、悪意を持って車両1の周辺及び離隔した位置にリレーアタック機器が設置された場合であっても、携帯機3でそれを検知してリレーアタックが成立しないようにすることができる。
次に、車両側装置2及び携帯機3の構成について説明する。図2にはキーレスエントリー装置及びリレーアタック機器のブロック図を示している。この図に示すように、車両側装置2は、携帯機3からのアンサー信号を受信する車両側受信部10と、携帯機3に対してリクエスト信号を送信する車両側送信部11と、アンサー信号を受信した際やリクエストスイッチ16が押された際に各種制御を行う車両側制御部12とを有している。なお、携帯機3からのアンサー信号は、RF信号が用いられる。
車両側制御部12には、車固有の識別符号であるV−ID(Vhicle−ID)や1台の車両を操作可能な複数の携帯機のIDなど制御に必要な情報を記憶するメモリ13が接続されている。また、車両側受信部10にはアンサー信号を受信するための受信アンテナ14が接続され、車両側送信部11にはリクエスト信号を送信するための送信アンテナ15が接続される。
車両側装置2の各構成をより詳細に見ると、車両側受信部10は、受信アンテナ14で受信したアンサー信号を車両側制御部12で読み込むことができるように、RF信号を復調する構成を有している。具体的には、復調前のRF信号をフィルタリング及び増幅するRFフィルタ30及びRF増幅器31と、変調用信号を発振するUHF局部発振器32を接続したミキサー33と、変調された中間周波数の信号についてフィルタリングと増幅を行うIFフィルタ34及びIF増幅器35と、変調信号を復調信号とするIF検波回路36とを有している。
一方、車両側送信部11は、車両側制御部12からの信号をLF信号として送信できるように変調する構成を有している。すなわち、車両側制御部12からの信号を受けると共に、変調用信号を発振するLF発振器37が接続されたミキサー38と、変調されたLF信号を増幅するLF増幅器39とを有している。
携帯機3は、車両側装置2からのリクエスト信号を受信する携帯機受信部20と、車両側装置2に対してアンサー信号を送信する携帯機送信部21と、リクエスト信号を受信した際に各種制御を行う携帯機制御部22と、自機に設定されているID及びV−ID等を記憶したメモリ23とを有している。また、携帯機受信部20と携帯機送信部21には、それぞれ受信アンテナ24と送信アンテナ25が接続される。
携帯機制御部22は、携帯機受信部20で受信する車両側装置2からのリクエスト信号に含まれるウェークアップ信号によって、消費電力が略ゼロの状態であるスリープ状態と受信可能状態が切り替わる間欠受信状態から受信可能状態が継続する通常状態に切り替わる。また、携帯機制御部22は、リクエスト信号に含まれるコマンドに基づいて各種動作を行う。さらに、携帯機制御部22は、受信アンテナ24によって受信した信号の強度を検出することができる。
携帯機3の各構成をより詳細に見ると、携帯機受信部20は、受信アンテナ24で受信したリクエスト信号を携帯機制御部22で読み込むことができるように、LF信号を復調する構成を有している。具体的には、復調前のLF信号を増幅するLF増幅器40と、変調信号を復調信号とするLF検波回路41とを有している。
一方、携帯機送信部21は、携帯機制御部22からの信号をRF信号として送信できるように変調する構成を有している。すなわち、携帯機制御部22からの信号を受けると共に、変調用信号を発振するUHF発振器42が接続されたミキサー43と、変調されたRF信号を増幅するRF増幅器44とを有している。
次に、リレーアタック機器の構成についても説明する。リレーアタック機器は、車両1の近傍に配置される第1中継器50と、車両1から離隔した位置に配置される第2中継器51から構成され、両者間で無線通信を行う。第1中継器50は、車両1からのLF信号からなるリクエスト信号を受信するLFアンテナ60と、LF信号を増幅するLF増幅器61と、信号を復調するLF検波回路62とを有して、LF信号を復調された信号とする。
また、第1中継器50は、復調された信号をRF信号として変調するために、変調用信号を発振するUHF発振器63が接続されたミキサー64と、RF信号を増幅するRF増幅器65とを備え、変調されたRF信号はRF送信アンテナ66から送信される。
第2中継器51は、第1中継器50からのRF信号を受信するRFアンテナ70と、受信した信号のフィルタリングと増幅を行うRFフィルタ71及びRF増幅器72を有し、さらに変調用信号を発振するUHF局部発振器73を接続したミキサー74と、変調された中間周波数の信号についてフィルタリングと増幅を行うIFフィルタ75及びIF増幅器76と、変調信号を復調信号とするIF検波回路77とを有している。また、復調した信号をLF信号として送信するため、LF発振器78に接続されたミキサー79と、LF信号を増幅するLF増幅器80及びLFアンテナ81を備えている。
リレーアタック機器は、このような構成を有することで、車両1の近傍において車両側装置2から送信されるリクエスト信号を第1中継器50で受信し、それをRF信号として長距離に渡って送信し、第2中継器51で第1中継器50からのRF信号を受信すると共に、LF信号として送信し、第2中継器51に携帯機3を持った人が近づくと、第2中継器51からのLF信号を携帯機3の受信アンテナ24が受信することとなる。
ここで、リレーアタック機器により中継された信号の受信により、携帯機3がRF信号からなるアンサー信号を送信すると、使用者の意図しないところで車両1が解錠動作することとなるので、それを防止するために本実施形態のキーレスエントリー装置は以下の構成を有している。
まず、車両側装置2は、車両側制御部12が車両側送信部11にLF信号からなるリクエスト信号を送信させるが、このリクエスト信号に強度が途中で変化する強度測定用の信号を含める。図3には、車両側装置2から送信される信号のチャート図を示している。図3の横方向は時間を表し、縦方向は信号の強度を表している。
図3に示すように、車両側装置2から送信されるリクエスト信号は、ウェークアップ信号やコマンド信号からなる情報信号と、情報信号に続いて送信されるRSSI信号からなる強度測定用信号とからなっている。情報信号は、従来のキーレスエントリー装置において使用されていたものと同じ信号であり、それに加えて本実施形態では強度測定用信号を送信するように車両側制御部12が制御を行う。
リクエスト信号に含まれる強度測定用信号は、最初は強度が大きく、途中で最初より小さい強度となるように、強度が段階的に変化するように送信される。ここでは、例として最初の信号レベルが10Vであり、強度が変化した後の信号レベルが5Vであって、変化の前後で2:1の強度比を有するものとする。この強度測定用信号を含むリクエスト信号を車両側装置2から直接、携帯機3で受信した場合における受信データのチャート図を図4に示している。
携帯機3が受信するリクエスト信号の強度は、リクエスト信号を送信する送信アンテナと携帯機3の距離によって変化する。リクエスト信号の長さは非常に短いので、携帯機3がリクエスト信号を受信する間に、車両側装置2と携帯機3の距離はほとんど変わらず、したがって図4に示すように、車両側装置2からのリクエスト信号を携帯機3で直接受信した場合には、リクエスト信号が有する信号強度の変化がそのまま受信データに表れることとなる。すなわち、情報信号に続いて受信した強度測定用信号が、最初は大きい強度であって途中で小さい強度となるように、強度が段階的に変化する。具体的には、最初の信号レベルが50mVであったときには、途中で信号レベルが25mVに変化し、変化の前後で2:1の強度比を有する。
携帯機3の携帯機制御部22は、受信したリクエスト信号の強度測定用信号について、その強度の時間変化を検出し、図4のように所定の強度変化が検出された場合には、携帯機送信部21を制御してアンサー信号を送信する。
一方、リレーアタック機器を介した車両側装置2からのリクエスト信号を携帯機3が受信した場合における受信データのチャート図を図5に示している。リレーアタック機器は、前述のように第2中継器51で第1中継器50からのRF信号を受信し復調しているが、ここで強度の検出は行っていないため、送信されるLF信号において強度測定用信号の部分は、一定強度の信号として送信されることとなる。このため、リクエスト信号に含まれる強度測定用信号は、図5に示すように最初から最後まで一定の信号強度(信号レベルが50mVのまま)を有した信号として携帯機3に受信される。
携帯機制御部22は、受信したリクエスト信号の強度測定用信号について、その強度の時間変化を検出し、図5のように所定の強度変化が検出されなかった場合、実際には所定値以下しか変化しなかった場合、例えば上記の例では1.2:1以下の場合には、携帯機送信部21に対する信号送信の制御を行わない。
このように、車両側装置2からは途中で強度が変化する強度測定用信号をリクエスト信号に含めて送信し、携帯機3では受信したリクエスト信号に含まれる強度測定用信号の強度を検出して、所定の強度変化が検出された場合にのみアンサー信号を送信することで、信号強度を検出してそれに応じた強度で信号を送信することのできないリレーアタック機器からの信号では、車両側装置2に解錠を指令する信号が送信されることがないので、リレーアタック機器による意図しない解錠を防止することができる。また、信号強度の検出だけでリレーアタックの有無を検知できるため、簡易な構成で確実にリレーアタックの防止を図ることができる。さらには、信号強度の変化を段階的としたので、信号送信の制御が容易で、かつ携帯機3における強度変化の検出も確実に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれら実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態では、強度測定用信号の強度変化として、最初が大きく途中で小さくなるものを示したが、それ以外のパターンであってもよく、例えば最初が小さく途中で大きくなってもよいし、信号強度が2回以上変化するものであってもよい。また、本実施形態では、車両側送信部から送信の途中で信号レベルを変化させたが、間欠的に送信する毎に高レベルと低レベルに切り換え、携帯機3でこれを検知するようにしても良い。この場合には、複数回間欠的に受信する信号の強度をその毎に検知し、前の値と比較し変化が所定値以下の場合はリレーアタックと判断する。
1 車両
2 車両側装置
3 携帯機
10 車両側受信部
11 車両側送信部
12 車両側制御部
13 メモリ
14 受信アンテナ
15 送信アンテナ
16 リクエストスイッチ
20 携帯機受信部
21 携帯機送信部
22 携帯機制御部
23 メモリ
24 受信アンテナ
25 送信アンテナ

Claims (3)

  1. 車両に設けられリクエスト信号を送信する送信アンテナに接続される車両側送信部と、
    アンサー信号を受信する車両側受信部とを備えた車両側装置と、前記リクエスト信号を受
    信する携帯機受信部と、アンサー信号を送信する携帯機送信部とを備えた携帯機とを有し
    たキーレスエントリー装置において、
    前記車両側装置は前記携帯機からのアンサー信号を認証すると所定の制御を行う車両側
    制御部を備え、前記携帯機は前記車両側装置の送信アンテナから送信されるリクエスト信
    号の強度を検出する携帯機制御部を備え、
    前記車両側制御部は前記送信アンテナから送信するリクエスト信号について強度が段階
    的に変化するように前記車両側送信部を制御し、前記携帯機制御部は受信した信号におい
    て前記リクエスト信号の強度変化に対応する強度変化の有無を検出することにより、リレ
    ーアタックが行われているか否かを判別することを特徴とするキーレスエントリー装置。
  2. 前記携帯機制御部は、受信した信号において前記リクエスト信号の強度変化に対応する
    強度変化を検出しなかった場合には、アンサー信号の送信を行わず、検出した場合には、
    アンサー信号を前記携帯機送信部に送信させることを特徴とする請求項1記載のキーレス
    エントリー装置。
  3. 前記車両側制御部は、リクエスト信号として情報を含んだ信号と強度測定用信号を前記
    車両側送信部に送信させ、前記強度測定用信号は段階的に強度変化してなることを特徴と
    する請求項1または2記載のキーレスエントリー装置。
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