JP6363241B1 - ウェアラブルスピーカシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】低音の再生によってより高い臨場感が得られるウェアラブルスピーカシステムを提供する。
【解決手段】ウェアラブルスピーカシステムは、第1端および第2端を有する伸縮可能な蛇腹筒101と、第1端に接続され蛇腹筒101と内部同士が連通する第1スピーカユニット102Lと、第2端に接続され蛇腹筒101と内部同士が連通する第2スピーカユニット102Rと、第1スピーカユニット102Lにおいて一端が外部に開口し、他端が蛇腹筒101の内部に開口する第1バスレフダクト106Lと、第2スピーカユニット102Rにおいて一端が外部に開口し、他端が蛇腹筒101の内部に開口する第2バスレフダクト106Rとを備える。
【選択図】図1
【解決手段】ウェアラブルスピーカシステムは、第1端および第2端を有する伸縮可能な蛇腹筒101と、第1端に接続され蛇腹筒101と内部同士が連通する第1スピーカユニット102Lと、第2端に接続され蛇腹筒101と内部同士が連通する第2スピーカユニット102Rと、第1スピーカユニット102Lにおいて一端が外部に開口し、他端が蛇腹筒101の内部に開口する第1バスレフダクト106Lと、第2スピーカユニット102Rにおいて一端が外部に開口し、他端が蛇腹筒101の内部に開口する第2バスレフダクト106Rとを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ウェアラブルスピーカシステムに関し、詳しくは、聴者が耳以外の部分に装着して使用するウェアラブルスピーカシステムに関する。
音声を出力するスピーカシステムとして、例えばテレビジョン受信機などに内蔵されているものがある。しかし、内蔵されているスピーカシステムのスピーカは、大きな口径を有さず大音量が得られず、また、低音の再生が十分に行えず臨場感が不足する場合がある。臨場感を得るためには、大口径スピーカを有するスピーカシステムやヘッドフォンが使用される場合が多い。
大口径スピーカを有するスピーカシステムを用いる場合には、ある程度の空間の広さが必要であり、このため、移動しながら音楽などを楽しむということには向いていない。ヘッドフォンを用いる場合には、移動しながら音楽などを楽しむことはできるが、ヘッドフォンを用いる聴者は、周りの音が聞こえなくなる問題がある。また、ヘッドフォンの場合は、音像が聴者の頭内に定位するために長時間の使用により疲労感を感じる問題もある。
以上の問題を解消するため、特許文献1〜4には、聴者の体に装着し、聴者の耳を塞がないウェアラブルスピーカシステムが開示されている。
特許文献1には、首掛け式のウェアラブルスピーカ装置が開示されており、スピーカが聴者の顎の下に位置するとともに耳の方向を向くようになっている。特許文献2および3には、首掛け部の両側にスピーカが設けられたウェアラブルスピーカ装置が開示されており、右肩には右耳用のスピーカが位置し、左肩には左耳用のスピーカが位置している。
特許文献4には、環状の首掛け式のウェアラブルスピーカ装置が開示されており、スピーカに加えてパッシブラジエータまたはバスレフポートを備え、特許文献1〜3と異なり、低音の再生が可能であり、聴者に臨場感を与えることができる。
上述のように特許文献1−3に記載のウェアラブルスピーカシステムにおいては、低音の再生に関する機構が備えられていない。特許文献4に開示されているウェアラブルスピーカ装置では、スピーカとパッシブラジエータおよびバスレフポートとが離れており、低音の再生が十分に行なえないことがあり、臨場感が不足する場合がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、低音の再生によってより高い臨場感が得られるウェアラブルスピーカシステムを提供することをその目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段に係るウェアラブルスピーカシステムは、第1端および第2端を有する伸縮可能な蛇腹筒と、前記第1端に接続され前記蛇腹筒と内部同士が連通する第1スピーカユニットと、前記第2端に接続され前記蛇腹筒と内部同士が連通する第2スピーカユニットと、前記第1スピーカユニットにおいて一端が外部に開口し、他端が前記蛇腹筒の内部に開口する第1バスレフダクトと、前記第2スピーカユニットにおいて一端が外部に開口し、他端が前記蛇腹筒の内部に開口する第2バスレフダクトと、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の技術手段に係るウェアラブルスピーカシステムは、第1の技術手段において、前記蛇腹筒は、取り外し可能な錘体を有することを特徴とする。
本発明の第3の技術手段に係るウェアラブルスピーカシステムは、第1または第2の技術手段において、前記第1バスレフダクトおよび前記第2バスレフダクトは、前記蛇腹筒の内部で交差していることを特徴とする。
本発明の第4の技術手段に係るウェアラブルスピーカシステムは、第1から第3のいずれかの技術手段において、前記蛇腹筒を聴者の首に掛けた場合、前記第1バスレフダクトおよび前記第2バスレフダクトそれぞれの一端が前記聴者の耳の下方に位置することを特徴とする。
本発明の第5の技術手段に係るウェアラブルスピーカシステムは、第1から第4のいずれかの技術手段において、前記蛇腹筒を聴者の首に掛けた場合、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが前記聴者の上胸に位置することを特徴とする。
本発明の第6の技術手段に係るウェアラブルスピーカシステムは、第4または第5の技術手段において、前記蛇腹筒と前記聴者の体との間に緩衝部材またはネックバンドを備えることを特徴とする。
本発明によれば、低音の再生によってより高い臨場感を得ることができるウェアラブルスピーカシステムを提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明のウェアラブルスピーカシステムの好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。また、複数の実施形態を説明するが、組み合わせが可能である限り、実施形態は任意に組み合わせて実施することができる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面図である。ウェアラブルスピーカシステム100は、蛇腹筒101と、第1スピーカユニット102Lと、第2スピーカユニット102Rと、第1バスレフダクト106Lと、第2バスレフダクト106Rとを備える。また、ウェアラブルスピーカシステム100は、緩衝部材105をさらに備えていてもよい。なお、第1バスレフダクト106Lは、図2、図4および図5に示されており、第2バスレフダクト106Rは、図4および図5に示されている。
図1は、実施形態1に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面図である。ウェアラブルスピーカシステム100は、蛇腹筒101と、第1スピーカユニット102Lと、第2スピーカユニット102Rと、第1バスレフダクト106Lと、第2バスレフダクト106Rとを備える。また、ウェアラブルスピーカシステム100は、緩衝部材105をさらに備えていてもよい。なお、第1バスレフダクト106Lは、図2、図4および図5に示されており、第2バスレフダクト106Rは、図4および図5に示されている。
蛇腹筒101は、蛇腹状の筒であり、側面に谷折りと山折りとの繰り返しが形成されている。側面に谷折りと山折りとの繰り返しが形成されているので、蛇腹筒101は伸縮可能である。また、蛇腹筒101は、図示しない開口を形成する第1端と第2端とを有し、第1端と第2端とが蛇腹筒101の内部で連通している。
第1スピーカユニット102Lは、内部に空洞を有する長尺形状を有する。長尺形状の端部には、長尺形状の延在する向きとは垂直方向に向いている第1スピーカ103Lが備えられている。また、長尺形状の別の端部は、図示しない開口を有し、開口は蛇腹筒101の第1端と接続されている。第1スピーカユニット102Lの上記開口が、蛇腹筒101の第1端と接続していることにより、蛇腹筒101の内部と、第1スピーカユニット102Lの内部とは、連通している。これにより、第1スピーカユニット102Lと蛇腹筒101との間で空気の移動が可能となっている。また、第1スピーカユニット102Lは、第1開口部104Lを有している。図1においては、第1スピーカ103Lと第1開口部104Lとは同一の方向を向いているが、異なっていてもよい。第1開口部104Lには、図2を参照して説明するように、第1バスレフダクト106Lの一端が接続している。
第2スピーカユニット102Rは、内部に空洞を有し、第1スピーカユニット102Lと同じ長さの長尺形状を有する。長尺形状の端部には、長尺形状の延在する向きとは垂直方向に向いている第2スピーカ103Rが備えられている。また、長尺形状の別の端部は、図示しない開口を有し、蛇腹筒101の第2端と接続されている。第2スピーカユニット102Rの上記開口が、蛇腹筒101の第2端と接続していることにより、蛇腹筒101の内部と、第2スピーカユニット102Rの内部とは、連通している。これにより、第2スピーカユニット102Rと蛇腹筒101との間で空気の移動が可能となっている。また、第2スピーカユニット102Rは、第2開口部104Rを有している。図1においては、第2スピーカ103Rと第2開口部104Rとは同一の方向を向いているが、異なっていてもよい。第2開口部104Rには、図2を参照して説明するのと同様に、第2バスレフダクト106Rの一端が接続している。
緩衝部材105は、蛇腹筒101の側面に設けられている。緩衝部材105は、蛇腹筒101の中央部、より厳密には、第1端と第2端それぞれからの蛇腹筒101の山折りと谷折りの数が同数となる位置、を含む領域に配置されている。緩衝部材105は、発泡ポリウレタンやゴムなどの容易に伸び縮みが可能な材料により形成されており、蛇腹筒101の振動を減衰して、蛇腹筒101が設けられているのとは緩衝部材105の反対側に振動を伝達することができる。緩衝部材105を形成する材料として、発泡ポリウレタンやゴムのような樹脂系の材料以外にも、機械的に伸縮自在なバネを用いたり、内部に空気を充填した気密袋などを用いたりすることができる。
図2は、図1におけるI−I断面図における第1スピーカユニット102Lの先端から蛇腹筒101の中央部に至る途中までの断面図である。図2には、第1開口部104Lを含む第1スピーカユニット102Lの断面および蛇腹筒101の一部の断面が示されている。なお、第2スピーカユニット102Rの先端から蛇腹筒101の中央部に至る途中までの断面図も、図2の左右を逆にして符号を適宜入れ替えることにより得ることが容易にできるので、図示は省略する。
第1スピーカユニット102Lは、図2に向かって上方に向けられている第1スピーカ103Lと、第1スピーカ103Lと同様に図2に向かって上方に向けられている第1開口部104Lとを有する。また、第1開口部104Lには、第1バスレフダクト106Lの一端が接続されており、第1バスレフダクト106Lの一端は、ウェアラブルスピーカシステム100の外部に開口している。なお、第1開口部104Lと第1バスレフダクト106Lとの関係と同様に、第2開口部104Rの一端にも第2バスレフダクト106Rが接続されており、第2バスレフダクト106Rの一端は、ウェアラブルスピーカシステム100の外部に開口している。
第1スピーカ103Lは、第1スピーカ103Lを構成するフレーム103aと、フレーム103aに支持される磁気回路103bと、磁気回路103bとフレーム103aとに接続される振動板103cとを有する。磁気回路103bは、図示しない磁石とボイスコイルとを備え、ボイスコイルは図示しないケーブルに接続され、ケーブルに供給される信号に応じて、振動板103cを振動させ、音声を発生させる。
上述のように、蛇腹筒101の内部と、第1スピーカユニット102Lの内部とが連通しているので、第1スピーカ103Lの振動板103cが磁石とボイスコイルとの作用により振動し音声を発生すると、音声に応じて第1スピーカユニット102Lの内部の気圧変動が蛇腹筒101の内部に伝わることになる。このため、蛇腹筒101も音声に応じて振動することになる。通常は、振動板103cよりも蛇腹筒101のサイズが大きく、また、重量も大きいので、蛇腹筒101は、振動板103cにより発生する音声の主に低周波成分の大きさに応じて振動することになる。
また、第1開口部104Lには、第1バスレフダクト106Lの一端が接続されており、第1バスレフダクト106Lの他端は、蛇腹筒101の内部に開口している。このため、第1スピーカユニット102Lの内部の気圧変動が蛇腹筒101の内部に伝わると、第1バスレフダクト106Lの他端から内部に気圧変動が伝わり、第1開口部104Lの空気の出入りが生ずる。第1バスレフダクト106Lに伝わる気圧変動の特性は、第1バスレフダクト106Lの直径や長さにより変化するが、振動板103cにより発生する第1スピーカユニット102Lの内部の気圧変動のうち高周波成分は低周波成分よりも減衰しながら蛇腹筒101の内部に伝わるので、第1バスレフダクト106Lに伝わる気圧変動は、振動板103cが発生する音声の主に低周波成分の大きさに応じたものとなる。したがって、第1開口部104Lには、振動板103cにより発生する音声の主に低周波成分に応じた空気の出入りが発生し、空気の出入りにより、音声が発生する。
図3は、聴者の首の後ろからウェアラブルスピーカシステム100を掛け、蛇腹筒101の中央部が首の後方に位置し蛇腹筒101が首を取り巻くようにし、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rが首の前方に位置するようにした状態(首掛け状態)を示す図である。図3においては、蛇腹筒101と聴者の首の間には、緩衝部材105が配置されている。
首掛け状態において、第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rから音声を発生させると、上述のように、蛇腹筒101は、振動板103cが発生する音声の主に低周波成分の大きさに応じて振動する。首掛け状態においては、蛇腹筒101が首を取り巻くように配置されているので、蛇腹筒101により発生する主に低周波成分の振動や音声が聴者の周囲を取り巻いて蛇腹筒101から発せられ、聴者は高い臨場感を得ることができる。また、首掛け状態において、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rが、聴者の上胸の部位、例えば鎖骨周辺や***の上部、に位置することにより、聴者は体の前方で第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rの振動も感じることができ、臨場感を得ることができる。
なお、蛇腹筒101は伸縮可能であるので、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rを聴者の上胸の部位に位置させるためには、蛇腹筒101を経由する第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rの間の距離を設定する必要がある。そのためには、例えば、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rを連結するケーブルを蛇腹筒101の内部に這わせ距離の上限を固定したり、U字形の支持部材により蛇腹筒101を支持し、蛇腹筒101の形状および長さを固定したりしてもよい。また、緩衝部材105が配置される場合には、緩衝部材105の剛性を高め、U字形状が維持できるようにし、蛇腹筒101の側面の図1に示すよりも長い部分に設け、蛇腹筒101の長さおよび形状の変動を小さくすることができる。
第1開口部104Lに、第1スピーカ103Lの振動板103cにより発生する音声の主に低周波成分に応じた空気の出入りが発生し、この空気の出入りにより低音が聴者に伝わることになる。また、同様に、第2開口部104Rからの空気の出入りにより低音が聴者に伝わることになる。したがって、第1開口部104Lおよび第2開口部104Rにより、聴者は高い臨場感を得ることができる。第1開口部104Lおよび第2開口部104Rにより、さらに高い臨場感を得るためには、第1開口部104Lおよび第2開口部104Rのそれぞれは、聴者の左右の耳YLおよびYRの下に位置するようになっていることが好ましい。
蛇腹筒101の内部と、第1スピーカユニット102Lの内部とは、連通しているので、第1スピーカ103Lにより発生する音声に応じた気圧変動が蛇腹筒101を経由して第2スピーカユニット102R側へも伝わることになる。また、蛇腹筒101の内部と、第2スピーカユニット102Rの内部とも、連通しているので、第2スピーカ103Rにより発生する音声に応じた気圧変動が蛇腹筒101を経由して第1スピーカユニット102L側へも伝わり第1スピーカユニット102Lや第1スピーカ103Lの振動板103cが振動する。これにより、聴者の左耳YLには、第1スピーカ103Lによる音声のみならず上記の気圧変動による第1スピーカユニット102Lの振動や第1スピーカ103Lの振動板103cの振動によってある程度の第2スピーカ103Rから発生している音声も混合して聞こえ、また、右耳YRには、第2スピーカ103Rによる音声のみならずある程度の第1スピーカ103Lによる音声も混合して聞こえることになる。これにより、聴者は、音像の定位位置が頭内から前方に位置したように感じ、さらに高い臨場感を得ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rそれぞれの内部と連通した蛇腹筒101ならびに第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rにより、低音の再生が可能となり、聴者はより高い臨場感を得ることができる。
また、ヘッドフォンとは異なり、聴者の耳を塞がないので、音像が聴者の頭内に定位することがないので、聴者が疲労感を感じることが少なくなる。さらに、聴者は、周囲の音を聞くことができるので危険などを避けるために周囲に注意を払うことができる。また、ウェアラブルスピーカシステム100を首掛け状態とすることにより、耳に近い位置に第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rなどが配置されるので、聴者が移動しても音場が変化することがなく、小さな音量でも十分な音圧を得ることができる。
以上のような本実施形態のウェアラブルスピーカシステム100の使用場面としては、音楽再生装置、スマートフォンまたはタブレット型端末と組み合わせて音楽などを聞いたり、スマートフォンやタブレット端末の画面に表示される動画を音声付で視聴したりする場面が挙げられる。また、高齢者などにおいて、聴力の衰えにより聞きとりにくかったテレビの音声をウェアラブルスピーカシステム100により耳元で再生することもできる。また、バーチャルリアリティーやオグメンティッドリアリティのシステムと組み合わせることにより、視覚および聴覚を通して高い臨場感を得ることもできる。
(実施形態2)
図4および図5は、本発明の実施形態2に係るウェアラブルスピーカシステム100それぞれを正面から見た場合の正面透視図である。
図4および図5は、本発明の実施形態2に係るウェアラブルスピーカシステム100それぞれを正面から見た場合の正面透視図である。
図4は、第1開口部104Lおよび第2開口部104Rそれぞれに一端が接続されている第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rを点線により示している図である。第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rの長さは、第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rから発生する音声の周波数帯の低音部分のどの範囲を強調したいのかに応じて、任意に選択することができる。第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rの長さをより大きくすると、第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rの他端が第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rから離れることになり高音がより減衰して第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rそれぞれの他端に伝わるので、より低い周波数の範囲が強調されることになる。
また、第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rそれぞれは、上述のような音像の定位位置にも関係している。例えば、図5に示すように第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rそれぞれの長さを大きくし、他端107Lおよび107Rが、蛇腹筒101の中央部を超えて位置していてもよい。言い換えると、第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rが蛇腹筒101の内部で交差していてもよい。
このような第1バスレフダクト106Lおよび第2バスレフダクト106Rの構成によると、第1バスレフダクト106Lの他端107Lから、第2スピーカ103Rにより発生する音声に対応した気圧変動が第1開口部104Lへ導かれ、第2バスレフダクト106Rの他端107Rから、第1スピーカ103Lにより発生する音声に対応した気圧変動が第2開口部104Rに導かれる。このため、第1開口部104Lからは主に第2スピーカ103Rにより発生する音声に対応した空気の出入りが生じ、第2開口部104Rからは主に第1スピーカ103Lにより発生する音声に対応した空気の出入りが生じる。
したがって、聴者は、左耳YLで聞く音に右側の音が混ざり、右耳YRで聞く音に左側の音が混ざって聞くことになるので、音の定位位置が前に移動したように聞こえることになり、より高い臨場感を得ることができる。
(実施形態3)
図6は、本発明の実施形態3に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面図である。
図6は、本発明の実施形態3に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面図である。
図6においては、U字形のネックバンド108を用いて蛇腹筒101の形状および長さを固定する一例が示されている。ネックバンド108は、例えば金属製などの剛性を有する材料により形成され、U字形を維持する。また、ネックバンド108の中央部分には、蛇腹筒101の中央部とネックバンドの中央部分の相対的な位置関係を固定する中央接続具109Cが配置されている。中央接続具109Cは、例えば2つの環を接続した形状を有し、一方の環は蛇腹筒101の中央部を把持し、他方の環は、ネックバンド108の中央部分を把持するようになっており、蛇腹筒101の中央部とネックバンド108の中央部分とを固定する。
また、ネックバンド108の左端部は、第1接続部109Lを介して第1スピーカユニット102Lに接続され、ネックバンド108の右端部は、第2接続部109Rを介して第2スピーカユニット102Rに接続され、ネックバンド108と第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rとの相対的な位置関係が固定される。なお、第1接続部109Lおよび第2接続部109Rは、ネックバンド108の外形よりも若干大きな孔を備え、当該孔の内部とネックバンド108の外周とが摺動可能とすることにより、聴者の首の太さや体格などに合わせて蛇腹筒101の長さを可変にすることができる。
ネックバンド108は、図6においては、U字形の蛇腹筒101のU字形の内側に位置し、首掛け状態においては、聴者の体と蛇腹筒101との間に位置する。これにより、蛇腹筒101が直接聴者の体に触れ、聴者に不快感を与えることを防ぐことができる。特に、蛇腹筒101の振動に中高音周波数成分が含まれる場合には、蛇腹筒101が直接聴者の体に接触すると、聴者は不快な感じを抱くが、ネックバンド108により中高音の周波数を減衰させることにより、聴者に不快な感じを抱かせないようにすることができる。
なお、ネックバンド108の位置は、図6のように蛇腹筒101が形成するU字形の内側に限定されず、U字形の外側にあってもよいし、ウェアラブルスピーカシステム100の上面側や下面側にあってもよい。また、ネックバンド108は一本ではなく、複数本あり、それぞれ、U字形の内側および外側ならびにウェアラブルスピーカシステム100の上面側および下面側のいずれか一つ以上の位置にあってもよい。
(実施形態4)
図7は、本発明の実施形態4に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面図である。
図7は、本発明の実施形態4に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面図である。
蛇腹筒101の振動特性は、蛇腹筒101の長さ、径および材料の剛性に依存し、また、実施形態3のようにネックバンド108が用いられる場合には、ネックバンド108の振動特性にも依存する。さらに、蛇腹筒101の振動特性は、蛇腹筒101の質量および質量分布にも依存する。例えば、蛇腹筒101の質量が大きければ、慣性力が大きくなり、高い周波数の振動ほど抑制され、蛇腹筒101の振動の例えば共鳴周波数は低い周波数に変化する。
そこで、本実施形態においては、蛇腹筒101に錘体を備え、蛇腹筒101の質量分布を変更させ振動特性を変化させる。具体的には、図7に示すように、蛇腹筒101の第1スピーカユニット102L側に、錘体110Lを配置し、第2スピーカユニット102R側に、錘体110Rを配置する。また、蛇腹筒101の中央部にも錘体110Cを配置することもできる。
各錘体110L、RおよびCは、金属などの密度の高い材料により作られ、蛇腹筒101に配置される。また、錘体110Cについては、第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rを駆動する駆動電源および駆動回路を配置することにより、質量を大きくすることもできる。
各錘体110L、RおよびCと蛇腹筒101との接続の態様は様々あるが、例えば、蛇腹筒101の外周を覆うように各錘体110L、RおよびCが蛇腹筒101に接続される。また、蛇腹筒101の外周形に、各錘体110L、RおよびCの内側の形状を合わせる。例えば、各錘体110L、RおよびCの内側を円環状の形状や、視力検査表に用いられるランドル環の形状とすることができる。
また、各錘体110L、RおよびCは、蛇腹筒101に対し据え付けおよび取り外し自在になっていることが好ましい。例えば、各錘体110L、RおよびCを弾力性の大きい材料によりランドル環形状に成形し、ランドル環の開いている端部間の距離を大きくして、蛇腹筒101に対して据え付けたり取り外したりすることができる。このように各錘体110L、RおよびCを蛇腹筒101に対して据え付けおよび取り外し自在とすることにより、ウェアラブルスピーカシステム100により再生される音声の特性やジャンルに合わせて、蛇腹筒101の振動特性を設定することができ、高い臨場感を提供することができる。
100…ウェアラブルスピーカシステム、101…蛇腹筒、102L…第1スピーカユニット、102R…第2スピーカユニット、103L…第1スピーカ、103R…第2スピーカ、104L…第1開口部、104R…第2開口部、105…緩衝部材、106L…第1バスレフダクト、106R…第2バスレフダクト、107L…第1バスレフダクト他端、107R…第2バスレフダクト他端、108…ネックバンド、109L…第1接続具、109C…中央接続具、109R…第2接続具、110L、110C、110R…錘体。
Claims (6)
- 第1端および第2端を有する伸縮可能な蛇腹筒と、
前記第1端に接続され前記蛇腹筒と内部同士が連通する第1スピーカユニットと、
前記第2端に接続され前記蛇腹筒と内部同士が連通する第2スピーカユニットと、
前記第1スピーカユニットにおいて一端が外部に開口し、他端が前記蛇腹筒の内部に開口する第1バスレフダクトと、
前記第2スピーカユニットにおいて一端が外部に開口し、他端が前記蛇腹筒の内部に開口する第2バスレフダクトと、
を備える、ウェアラブルスピーカシステム。 - 前記蛇腹筒は、取り外し可能な錘体を有することを特徴とする、請求項1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
- 前記第1バスレフダクトおよび前記第2バスレフダクトは、前記蛇腹筒の内部で交差していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のウェアラブルスピーカシステム。
- 前記蛇腹筒を聴者の首に掛けた場合、前記第1バスレフダクトおよび前記第2バスレフダクトそれぞれの一端が前記聴者の耳の下方に位置することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のウェアラブルスピーカシステム。
- 前記蛇腹筒を聴者の首に掛けた場合、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが前記聴者の上胸に位置することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のウェアラブルスピーカシステム。
- 前記蛇腹筒と前記聴者の体との間に緩衝部材またはネックバンドを備えることを特徴とする、請求項4または請求項5に記載のウェアラブルスピーカシステム。
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