JP6361612B2 - 手動変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に搭載される手動変速機に関し、自動車用変速機の技術分野に属する。
自動車に搭載される手動変速機は、エンジンにクラッチを介して接続されたインプットシャフトと駆動輪に連結されたアウトプットシャフトとの間にギヤ比の異なる複数のギヤ列を設けて、チェンジレバーのセレクト操作及びシフト操作に応じて複数のギヤ列のうちから1つのギヤ列を選択的に動力伝達状態とすることにより、複数の前進用変速段と1つの後進用変速段とが達成されるようになっている。
フロントエンジン・リアドライブ車等の自動車に搭載される縦置き式の手動変速機では、チェンジレバーのセレクト操作により、該チェンジレバーに連結されたコントロールロッドを回動させて複数のシフトロッドのうちからいずれか1つのシフトロッドを選択し、次いで、チェンジレバーのシフト操作により、コントロールロッドを軸方向に移動させて選択したシフトロッドを該シフトロッドの軸方向の一方側又は他方側に移動させ、選択した変速段用のギヤ列を動力伝達状態として所望の変速段を達成するようになっている。
従来、チェンジレバーは、変速機ケースの後端部に支持されて車体フロアの車幅方向中央部に設けられたトンネル部を貫通して車室空間内に延び、その先端部に取り付けられたチェンジノブが運転席の側部に位置するように設けられている。
ところで、スポーツタイプ、セダンタイプ及びSUV(スポーツ用多目的車)タイプなどの車両タイプが異なる自動車において手動変速機を共用する場合、ある車両タイプの自動車では、チェンジノブの位置が運転席の側部に適切に配置されていても、他の車両タイプの自動車では、チェンジノブの位置が不適切となることがある。
例えば、運転席の着座位置が低いスポーツタイプの自動車に搭載されている手動変速機を、運転席の着座位置が高いSUVタイプの自動車に搭載した場合、SUVタイプの自動車では、運転席に着座した運転者にとってチェンジノブの位置が低くなる。
これに対し、チェンジレバーの長さを変更してチェンジノブの位置を調整することも可能であるが、チェンジレバーの支点からコントロールロッドとの連結部までの距離とチェンジレバーの支点からチェンジノブまでの距離との比であるレバー比や、チェンジストローク、チェンジレバーが変化することから操作フィーリングに悪影響を及ぼし得る。
また、車体前後方向に延びるコントロールロッドを手動変速機の軸線に対して傾斜させることによりチェンジレバーの構成やチェンジレバーのレバー比を変更することなくチェンジノブの位置を変更することが考えられるが、コントロールロッドを傾斜させる場合、軸線上のコントロールロッドをジョイントを介して傾斜させることが考えられるがコントロールロッドの傾斜角が大きくなるとリンク効率が悪化するため、チェンジレバーの操作フィーリングが悪化する可能性がある。
そこで、縦置き式の手動変速機において、チェンジレバーがコントロールロッドと直接連結されるダイレクト式から、チェンジレバーとコントロールロッドとをケーブルを介して連結するケーブル式に代えることが考えられる。
特許文献1には、ケーブル式の手動変速機が開示されている。図7に示すように、この手動変速機100では、手動変速機上部に配設された変速ユニット101内で変速操作を行うコントロールロッド102に、コントロールロッド102を軸方向に移動させるセレクトレバー103とコントロールロッド102を軸回りに回動させるシフトレバー104とが係合されている。
また、チェンジレバー105のセレクト操作に連動して揺動自在に配設されたセレクトリンク106とセレクトレバー103とがセレクト操作用ケーブル107を介して連結され、チェンジレバー105のシフト操作に連動して揺動自在に配設されたシフトリンク108とシフトレバー104とがシフト操作用ケーブル109を介して連結されている。
そして、チェンジレバー105のセレクト操作時にセレクトリンク106、セレクト操作用ケーブル107及びセレクトレバー103を介してコントロールロッド102が軸方向に移動され、チェンジレバー105のシフト操作時にシフトリンク108、シフト操作用ケーブル109及びシフトレバー104を介してコントロールロッド102が回動され、これにより、チェンジレバー105の操作がケーブル107、109を介してコントロールロッド102に伝達されて変速操作が行われるようになっている。
前記特許文献1に記載された手動変速機100では、チェンジレバー105とコントロールロッド102とをケーブル107、109を介して連結することで、チェンジレバー105のレバー比を変更することなくチェンジレバー105に取り付けられるチェンジノブ110の位置を車両タイプなどに応じて適切な位置に設定することが可能である。
特開2014−214864号公報
ところで、前記特許文献1に記載の手動変速機のように、縦置き式の手動変速機において、チェンジレバーとコントロールロッドとをケーブルを介して連結した場合、チェンジレバーはコントロールロッドが収納される変速機ケースと切り離されることから、チェンジレバーは必然的に車体に支持されることとなる。
しかしながら、チェンジレバーが車体に支持される場合、エンジンのトルク変動などの駆動源による振動等により手動変速機とチェンジレバーとの間で相対変位が生じる。
これに対し、前記特許文献1に記載の手動変速機のように、チェンジレバーに連結されたケーブルを車両前方側に延ばしてからUターンさせて変速操作機構に連結するなど、ケーブルを極力長くすることで、駆動源の振動等による手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を吸収することができる。
しかしながら、チェンジレバーに連結されたケーブルを長くして、手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を吸収する場合、長くしたケーブルを配設するために必要なスペースが大きくなって手動変速機が収納されるトンネル部が大きくなることから、車室空間が狭くなって乗員の居住性の低下を引き起こし得る。特に、縦置き式の手動変速機が搭載された自動車では、トンネル部によって車室空間が狭くなっていることから、このような問題がより顕著になり得る。
そこで、本発明は、チェンジノブの位置が異なるタイプの車両にも適用することができ、乗員の居住性の低下を引き起こすことを抑制する手動変速機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る手動変速機は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、運転者により手動操作されるチェンジノブを有するチェンジレバーと、変速機ケース内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構と、前記変速機構を操作する変速操作機構と、前記チェンジレバーと前記変速操作機構とを連結して前記チェンジレバーの操作を前記変速操作機構に伝達するセレクト操作用ケーブル及びシフト操作用ケーブルとを備えた手動変速機であって、前記チェンジレバーをセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部が、前記チェンジレバーを支持する本体部と、前記本体部から前記セレクト操作用ケーブル及びシフ前記シフト用ケーブルと同方向に延びて前記変速機ケースに取り付けられるアーム部とを備えた取付ブラケットによって形成され、前記アーム部は、前記本体部側と前記変速機ケース側との間の中間部が前記本体部に対して車幅方向一方側にオフセットして設けられ、前記アーム部の中間部の車幅方向他方側において該中間部に隣接して前記シフト操作用ケーブルが配設され、前記シフト操作用ケーブルの車幅方向他方側に前記セレクト操作用ケーブルが配設されている、ことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、前記請求項1に記載の手動変速機において、前記変速機ケースの車体前後方向一端側に駆動源が取り付けられると共に前記変速機ケースの車体前後方向他端側に前記支持部が設けられ、前記変速操作機構における前記ケーブルとの連結部が、前記チェンジレバーより前記変速機ケースの車体前後方向一端側に設けられていることを特徴とする。
上記の構成により、本願の請求項1に記載の発明によれば、チェンジレバーと変速操作機構とがケーブルによって連結されるので、チェンジレバーの操作はケーブルを介して変速操作機構に伝達され、変速機構が所望の変速段が得られる状態となる。ケーブルを介在させていることから所定位置に搭載された手動変速機に対してチェンジレバーの位置を自由に設定することができるので、異なるタイプの車両で手動変速機を共用しながら、チェンジノブの位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができる。
その際、チェンジレバーは、変速機ケースに設けられた支持部に支持されるので、チェンジレバーが車体に支持される場合のような駆動源による振動等による手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を抑制することができる。
したがって、前記特許文献1に記載の手動変速機のようにチェンジレバーに連結されたケーブルをUターンさせて長くするなど、手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を吸収するためにケーブルの長さを確保する必要がなくなるので、軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構を備えた手動変速機において、ケーブルを長くするために手動変速機が収納されるトンネル部を大きくする必要がなくなり、乗員の居住性の低下を引き起こすことがない。
その結果、チェンジノブの位置が異なるタイプの車両に適用しても、チェンジノブの位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができると共に、乗員の居住性の低下を引き起こすことを抑制することができる。
また、支持部を形成する取付ブラケットに、チェンジレバーを支持する本体部から延びて変速機ケースに取り付けられるアーム部が備えられ、アーム部は、その中間部が本体部に対して車幅方向にオフセットして設けられ、アーム部の中間部に隣接してケーブルが配設されることにより、チェンジレバーを支持する本体部に対してオフセットして設けられたアーム部の中間部に隣接して配設されたケーブルがチェンジレバーの操作時に取付ブラケットと干渉することを抑制することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、変速機ケースの車体前後方向一端側に駆動源が取り付けられると共に変速機ケースの車体前後方向他端側に支持部が設けられ、変速操作機構におけるケーブルとの連結部が、チェンジレバーより変速機ケースの車体前後方向一端側に設けられることにより、駆動源による振動等による手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を抑制できるためケーブルを短くすることができ、前記効果を具体的に実現することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、支持部を形成する取付ブラケットに、チェンジレバーを支持する本体部から延びて変速機ケースに取り付けられるアーム部が備えられ、アーム部は、その中間部が本体部に対して車幅方向にオフセットして設けられ、アーム部の中間部に隣接してケーブルが配設されることにより、チェンジレバーを支持する本体部に対してオフセットして設けられたアーム部の中間部に隣接して配設されたケーブルがチェンジレバーの操作時に取付ブラケットと干渉することを抑制することができる。
本発明の第1参考例に係る手動変速機の概略斜視図である。 本発明の第2参考例に係る手動変速機の概略側面図である。 本発明の実施形態に係る手動変速機の概略斜視図である。 図3におけるY4方向から見たチェンジレバー及び取付ブラケットを示す図である。 図3におけるY5方向から見たチェンジレバー及び取付ブラケットを示す図である。 本発明の第3参考例に係る手動変速機のチェンジレバー及び取付ブラケットを示す図である。 手動変速機の従来例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1参考例に係る手動変速機の概略斜視図である。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る手動変速機1は、入力軸及び出力軸が同一軸線上に配置されたフロントエンジン・リアドライブ車に搭載される縦置き式のものである。
手動変速機1は、図示されていないが、変速機ケース2内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構を備え、該変速機構は、変速機ケース2の車体前後方向一端側である車体前方側に配設されるエンジンなどの駆動源の駆動軸にクラッチを介して接続される入力軸と、該入力軸と同一軸線上に配置された出力軸と、前記入力軸及び前記出力軸に平行に配置されたカウンタ軸とを有し、前記入力軸、出力軸及びカウンタ軸が変速機ケース2に回動可能に支持されている。
前記変速機構では、前記入力軸及び出力軸とカウンタ軸との間にギヤ比の異なる複数のギヤ列が設けられ、該複数のギヤ列のうちから1つのギヤ列が選択的に動力伝達状態とされることにより、また前記入力軸と前記出力軸とが直結されて動力伝達状態とされることにより所定の変速段が達成されるようになっている。
前記変速機構にはまた、所定の変速段に対応するギヤ列を動力伝達状態とするための同期装置が備えられ、運転者により手動操作されるチェンジレバー30が所定の変速段に操作されたとき、前記同期装置を介して所定の変速段に対応するギヤ列が動力伝達状態とされて所定の変速段が達成されるようになっている。
手動変速機1はまた、前記変速機構を操作する変速操作機構を備え、該変速操作機構は、チェンジレバー30のセレクト操作に連動して回動するセレクトレバーシャフト10と、チェンジレバー30のシフト操作に連動して回動するシフトレバーシャフトとを備えている。
前記変速操作機構にはまた、セレクトレバーシャフト10及び前記シフトレバーシャフトに連結され、チェンジレバー30のセレクト操作によって軸回りに回動されると共にチェンジレバー30のシフト操作によって軸方向に移動されるコントロールロッドが備えられ、前記コントロールロッドの移動に伴って前記変速機構を操作して所定の変速段を達成するようになっている。
変速機ケース2は、クラッチハウジング及びミッションケースが一体的に形成された車体前方側のケース本体部3と、ケース本体部3に結合された車体後方側のエクステンションハウジング4とによって構成され、変速機ケース2内に前記変速機構及び前記変速操作機構が収納されている。
手動変速機1ではまた、チェンジレバー30と前記変速操作機構とを連結してチェンジレバー30の操作を前記変速操作機構に伝達するセレクト操作用ケーブル12及びシフト操作用ケーブル14が備えられている。
前記変速操作機構のセレクトレバーシャフト10は、変速機ケース2の車体前方側において変速機ケース2から上方に突出し、その上端部にセレクトアウタレバー11が固定して取り付けられている。セレクトアウタレバー11は、セレクトレバーシャフト10から径方向外方に延び、セレクト操作用ケーブル12は、セレクトアウタレバー11の反セレクトレバーシャフト10側に取り付けられている。
前記変速操作機構のシフトレバーシャフトについても、変速機ケース2の車体前方側において変速機ケース2から上方に突出し、その上端部にシフトアウタレバーが固定して取り付けられている。前記シフトアウタレバーは、前記シフトレバーシャフトから径方向外方に延び、シフト操作用ケーブル14は、前記シフトアウタレバーの反シフトレバーシャフト側に取り付けられている。
手動変速機1では、前記変速操作機構のセレクトレバーシャフト10とセレクト操作用ケーブル12との連結部13が変速機ケース2の車体前方側に設けられると共に、前記変速操作機構のシフトレバーシャフトとシフト操作用ケーブル14との連結部15が変速機ケース2の車体前方側に設けられている。
セレクト操作用ケーブル12及びシフト操作用ケーブル14はそれぞれ、一端部が変速機ケース2の車体前方側において前記変速操作機構に連結され、他端部が変速機ケース2の車体後方側においてチェンジレバー30に連結されている。
チェンジレバー30は、車体前後方向と直交する車幅方向に延びるセレクト方向のレーンと車体前後方向に延びるシフト方向のレーンとを備えたシフトパターンに従ってセレクト方向及びシフト方向に移動されることによりセレクト操作及びシフト操作される。
チェンジレバー30は、チェンジレバー30の軸方向一方側に取り付けられたチェンジノブ31と、チェンジレバー30の軸方向他方側に設けられた突起部32と、チェンジレバー30の軸方向中央側に設けられた球状部33とを備えている。
変速機ケース2、具体的にはエクステンションハウジング4には、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部20が設けられている。支持部20は、チェンジレバー30がセレクト方向及びシフト方向に移動可能にチェンジレバー30の球状部33を、図示しない球面軸受部材を介して支持する本体部21と、本体部21から下方に延びるアーム部22とを備えている。
本体部21は、前記球面軸受部材を備えて略四角柱状に形成され、アーム部22は、本体部21の車体後方側及び車幅方向一方側から下方に変速機ケース2の上面まで車体上下方向において断面L字状に延びている。本体部21とアーム部22とは、エクステンションハウジング4と一体的に形成されている。
チェンジレバー30の突起部32は、本体部21の下方且つアーム部22の内方側に位置付けられ、突起部32には、シフト操作用ケーブル14が連結されている。シフト操作用ケーブル14は、チェンジレバー30がシフト方向に移動されるとき、車体前後方向に移動し、チェンジレバー30のシフト操作を前記変速操作機構に伝達するようになっている。
チェンジレバー30の球状部33にはまた、車幅方向に延びるセレクトピン34が一体的に設けられている。セレクトピン34は、チェンジレバー30がセレクト方向に移動されるとき、球状部33を支点として上下方向に揺動されるようになっている。セレクトピン34の先端部には、L字状に形成されたプレート部材35が連結されている。
プレート部材35は、一端部にセレクトピン34が連結され、他端部に設けられた突起部36にセレクト操作用ケーブル12が連結され、中央部が本体部21に固定された固定ピン23に回転可能に連結されており、チェンジレバー30がセレクト方向に移動されるとき、セレクトピン34の上下方向の揺動に伴って固定ピン23を支点として回動し、セレクト操作用ケーブル12を車体前後方向に移動するようになっている。セレクト操作用ケーブル12は、チェンジレバー30がセレクト方向に移動されるとき、車体前後方向に移動し、チェンジレバー30のセレクト操作を前記変速操作機構に伝達するようになっている。
なお、セレクト操作用ケーブル12及びシフト操作用ケーブル14は、変速機ケース2の上面に取り付けられた支持プレート5、6によって車体前後方向に移動可能に支持されている。
このように、本実施形態に係る手動変速機1は、運転者により手動操作されるチェンジレバー30と、変速機ケース2内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構と、前記変速機構を操作する変速操作機構と、チェンジレバー30と前記変速操作機構とを連結してチェンジレバー30の操作を前記変速操作機構に伝達するケーブル12、14とを備えている。
そして、変速機ケース2に、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部20が設けられ、チェンジレバー30は、支持部20を介して変速機ケース2に支持されている。前記支持部20の位置は、車両タイプに応じて設定されている。
これにより、チェンジレバー30と前記変速操作機構とがケーブル12、14によって連結されるので、チェンジレバー30の操作はケーブル12、14を介して前記変速操作機構に伝達され、前記変速機構が所望の変速段が得られる状態となる。ケーブル12、14を介在させていることから所定位置に搭載された手動変速機1に対してチェンジレバー30の位置を自由に設定することができるので、異なるタイプの車両で手動変速機1を共用しながら、チェンジノブ31の位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができる。
その際、チェンジレバー30は、変速機ケース2に設けられた支持部20に支持されるので、チェンジレバー30が車体に支持される場合のような駆動源による振動等による手動変速機1とチェンジレバー30との間の相対変位を抑制することができる。
したがって、前記特許文献1に記載の手動変速機100のようにチェンジレバー105に連結されたケーブル107、109をUターンさせて長くするなど、手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を吸収するためにケーブルの長さを確保する必要がなくなるので、軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構を備えた手動変速機において、ケーブルを長くするために手動変速機が収納されるトンネル部を大きくする必要がなくなり、乗員の居住性の低下を引き起こすことがない。
その結果、チェンジノブ31の位置が異なるタイプの車両に適用しても、チェンジノブ31の位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができると共に、乗員の居住性の低下を引き起こすことを抑制することができる。
また、変速機ケース2の車体前後方向一端側に駆動源が取り付けられると共に変速機ケース2の車体前後方向他端側に支持部20が設けられ、前記変速操作機構におけるケーブル12、14との連結部13、15が、チェンジレバー30より変速機ケース2の車体前後方向一端側に設けられている。チェンジレバー30は変速機ケース2に設けられた支持部20に支持されて駆動源による振動等による手動変速機1とチェンジレバー30との間の相対変位を抑制できるためケーブルを長くする必要がなく、ケーブルを短くすることができる。
図2は、本発明の第2参考例に係る手動変速機の概略側面図である。第2参考例に係る手動変速機は、第1参考例に係る手動変速機と、チェンジレバーを支持する支持部が異なること以外は同様であるので、同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
第2参考例に係る手動変速機41においても、チェンジレバー30と、変速機ケース2内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構と、前記変速機構を操作する変速操作機構と、チェンジレバー30と前記変速操作機構とを連結してチェンジレバー30の操作を前記変速操作機構に伝達するケーブル12、14とが備えられている。
また、変速機ケース2には、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部40が設けられている。手動変速機41では、支持部40は、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持すると共に変速機ケース2に固定して取り付けられる取付ブラケット41によって形成されている。
取付ブラケット41は、チェンジレバー30をセレクト方向及びシフト方向に移動可能に支持する本体部42と、本体部42から下方に延びて変速機ケース2に固定して取り付けられるアーム部43とを備えている。
本体部42は、手動変速機1の支持部20の本体部21と同様に、チェンジレバー30がセレクト方向及びシフト方向に移動可能にチェンジレバー30の球状部33を、図示しない球面軸受部材を介して支持するように形成されている。
アーム部43は、本体部42の車体前方側から下方に変速機ケース2の上面まで車体前方側に傾斜して延び、締結ボルトを用いて変速機ケース2の上面に固定される前側アーム部44と、本体部42の車体後方側から下方に変速機ケース2の上面まで車体後方側に傾斜して延び、締結ボルトを用いて変速機ケース2の上面に固定される後側アーム部45とによって構成されている。
前側アーム部44は、チェンジレバー30のセレクト操作時及びシフト操作時にチェンジレバー30の移動に伴って車体前後方向に移動されるセレクト操作用ケーブル12及びシフト操作用ケーブル14に干渉しないように形成されている。
このように、本参考例に係る手動変速機41においても、チェンジレバー30と、変速機ケース2内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構と、前記変速機構を操作する変速操作機構と、チェンジレバー30と前記変速操作機構とを連結してチェンジレバー30の操作を前記変速操作機構に伝達するケーブル12、14とが備えられ、変速機ケース2に、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部40が設けられ、チェンジレバー30は、支持部40を介して変速機ケース2に支持されている。
これにより、チェンジレバー30と前記変速操作機構とがケーブル12、14によって連結されるので、所定位置に搭載された手動変速機41に対してチェンジレバー30の位置を自由に設定することができ、異なるタイプの車両で手動変速機41を共用しながら、チェンジノブ31の位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができる。
その際、チェンジレバー30は、変速機ケース2に設けられた支持部40に支持されるので、チェンジレバー30が車体に支持される場合のような駆動源による振動等による手動変速機1とチェンジレバー30との間の相対変位を抑制することができる。したがって、手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を吸収するためにケーブルの長さを確保する必要がなくなるので、ケーブルを長くするために手動変速機が収納されるトンネル部を大きくする必要がなくなり、乗員の居住性の低下を引き起こすことがない。
その結果、チェンジノブ31の位置が異なるタイプの車両に適用しても、チェンジノブ31の位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができると共に、乗員の居住性の低下を引き起こすことを抑制することができる。
また、変速機ケース2に設けられた支持部40は、チェンジレバー30を支持すると共に変速機ケース2に取り付けられる取付ブラケット41によって形成される。これにより、比較的簡素な構成によってチェンジレバー30を変速機ケース2に支持させることができる。チェンジレバー30を支持する部分の位置が異なる取付ブラケットを用いることで、比較的容易にチェンジノブ31の位置を変更することができる。
図3は、本発明の実施形態に係る手動変速機の概略斜視図であり、図4は、図3におけるY4方向から見たチェンジレバー及び取付ブラケットを示す図、図5は、図3におけるY5方向から見たチェンジレバー及び取付ブラケットを示す図である。実施形態に係る手動変速機は、第1参考例に係る手動変速機と、チェンジレバーを支持する支持部が異なること以外は同様であるので、同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
実施形態に係る手動変速機51においても、チェンジレバー30と、変速機ケース2内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構と、前記変速機構を操作する変速操作機構と、チェンジレバー30と前記変速操作機構とを連結してチェンジレバー30の操作を前記変速操作機構に伝達するケーブル12、14とが備えられている。
また、変速機ケース2には、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部50が設けられている。手動変速機51では、支持部50は、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持すると共に変速機ケース2に取り付けられる取付ブラケット51によって形成されている。
取付ブラケット51は、チェンジレバー30をセレクト方向及びシフト方向に移動可能に支持する本体部52と、本体部52から車体前方側に下方に延びて変速機ケース2に取り付けられる前側アーム部54と、本体部52から車体後方側に下方に延びて車体に取り付けられる後側アーム部55とを備えている。
本体部52は、手動変速機1の支持部20の本体部21と同様に、チェンジレバー30がセレクト方向及びシフト方向に移動可能にチェンジレバー30の球状部33を、図示しない球面軸受部材を介して支持するように形成されている。本体部52にはまた、本体部51の上面にカバー部材71が取り付けられている。
前側アーム部54は、本体部52の車体前方側から下方に変速機ケース2の上面まで延び、変速機ケース2に取り付けられている。前側アーム部54の車体前方側には、車幅方向に離間して下方に延びる2つの取付部54aが設けられている。2つの取付部54aにはそれぞれ、車幅方向に延びる円形状の開口部54bが形成され、開口部54bにそれぞれ、円筒状に形成されたゴムなどの弾性部材61が取り付けられている。
変速機ケース2には、取付ブラケット51の前側アーム部54の取付部54aに対応する位置に、変速機ケース2の上方側に車体後方側に延びる板状の延設部4aが形成され、同一形状を有する4つの延設部4aが車幅方向に離間して形成されている。
図5に示すように、車幅方向一方側及び他方側にそれぞれ配置される2つの延設部4aの間に、取付ブラケット51の前側アーム部54の取付部54aがそれぞれ配置され、前側アーム部54の取付部54aと延設部4aとは、取付部54aと延設部4aとに挿通される支持ピン62によって回転可能に連結されている。なお、支持ピン62は、延設部4aに対して軸方向に抜け止めされている。
また、取付ブラケット51の前側アーム部54は、本体部52に結合される本体部側と変速機ケース2に連結される変速機ケース側との間の中間部54cが、図5に示すように、本体部52の中心に対して車幅方向にオフセットして設けられ、本体部52に対して車幅方向にオフセットした中間部54cに隣接して、チェンジレバー30の突起部32に連結されたシフト操作用ケーブル14が配設されている。
後側アーム部55は、本体部52の車体後方側から下方に車体後方側に傾斜して延び、円柱状に形成された後端部に円筒状に形成されたゴムなどの弾性部材64が取り付けられている。弾性部材64は、弾性部材64の外周に沿って断面U字状に形成されると共に両端部に外方に延びるフランジが形成された支持ブラケット65に保持されている。
支持ブラケット65は、図4に示すように、車体を構成する車体構成部材としての車体フロアに取り付けられた取付部材67に、締結ボルト68及びナット69を用いて取り付けられている。取付部材67は、底面部と両側の側面部と両側のフランジ部とを備えて車幅方向における断面が断面ハット状に形成され、前記底面部が支持ブラケット65に結合され、前記両側のフランジ部が車体フロアに結合されている。
取付ブラケット51はまた、前側アーム部54と後側アーム部55とを連結するアーム連結部57を備え、アーム連結部57は、前側アーム部54の車幅方向一方側と後側アーム部55の車幅方向一方側とを連結するように車体前後方向に延びている。
前記取付ブラケット51では、本体部52、前側アーム部54、後側アーム部55及びアーム連結部57が一体的に形成されている。このようにして、取付ブラケット51は、チェンジレバー30をセレクト方向及びシフト方向に移動可能に支持すると共に変速機ケース2に取り付けられている。なお、ケーブル12、14は、図3に示すように変速機ケース2及び取付ブラケット51にそれぞれ取り付けられた支持プレート5及び6によって車体前後方向に移動可能に支持され、図4及び図5では、支持プレート6を省略して示している。
このように、本実施形態に係る手動変速機51においても、チェンジレバー30と前記変速操作機構とを連結してチェンジレバー30の操作を前記変速操作機構に伝達するケーブル12、14が備えられ、変速機ケース2に、チェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部50が設けられ、チェンジレバー30は、支持部50を介して変速機ケース2に支持されている。
これにより、チェンジレバー30と前記変速操作機構とがケーブル12、14によって連結されるので、所定位置に搭載された手動変速機51に対してチェンジレバー30の位置を自由に設定することができ、異なるタイプの車両で手動変速機51を共用しながら、チェンジノブ31の位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができる。
その際、チェンジレバー30は、変速機ケース2に設けられた支持部50に支持されるので、チェンジレバー30が車体に支持される場合のような駆動源による振動等による手動変速機1とチェンジレバー30との間の相対変位を抑制することができる。したがって、手動変速機とチェンジレバーとの間の相対変位を吸収するためにケーブルの長さを確保する必要がなくなるので、ケーブルを長くするために手動変速機が収納されるトンネル部を大きくする必要がなくなり、乗員の居住性の低下を引き起こすことがない。
その結果、チェンジノブ31の位置が異なるタイプの車両に適用しても、チェンジノブ31の位置を車両タイプに応じてそれぞれ適切に設定することができると共に、乗員の居住性の低下を引き起こすことを抑制することができる。
また、変速機ケース2に設けられた支持部50は、チェンジレバー30を支持すると共に変速機ケース2に取り付けられる取付ブラケット51によって形成される。これにより、比較的簡素な構成によってチェンジレバー30を変速機ケース2に支持させることができる。チェンジレバー30を支持する部分の位置が異なる取付ブラケットを用いることで、比較的容易にチェンジノブ31の位置を変更することができる。
また、支持部50を形成する取付ブラケット51に、チェンジレバー30を支持する本体部52から延びて変速機ケース2に取り付けられるアーム部54が備えられ、アーム部54は、その中間部54cが本体部52に対して車幅方向にオフセットして設けられ、アーム部54の中間部54cに隣接してケーブル14が配設される。これにより、チェンジレバー30を支持する本体部52に対してオフセットしたアーム部54の中間部54cに隣接して配設されたケーブル14がチェンジレバー30の操作時に取付ブラケット51と干渉することを抑制することができる。
図6は、本発明の第3参考例に係る手動変速機のチェンジレバー及び取付ブラケットを示す図であり、図6では、実施形態の図3と同様の断面で示している。第3参考例に係る手動変速機は、実施形態に係る手動変速機と、取付ブラケットの前側アーム部が異なる以外は同様であるので、同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
第3参考例に係る手動変速機81においても、取付ブラケット51は、チェンジレバー30をセレクト方向及びシフト方向に移動可能に支持する本体部52と、本体部52から車体前方側に下方に延びて変速機ケース2に取り付けられる前側アーム部54と、本体部52から車体後方側に下方に延びて車体に取り付けられる後側アーム部55とを備えている。
前側アーム部54は、図6に示すように、車幅方向に離間して本体部52の車体前方側における車幅方向一方側及び車幅方向他方側からそれぞれ下方に変速機ケース2の上面まで延び、変速機ケース2に取り付けられる2つの前側アーム部85によって構成されている。
前側アーム部85の車体前方側にはそれぞれ、手動変速機51における取付部54aと同様に形成された取付部85aが設けられ、取付部85aには、車幅方向に延びる円形状の開口部が形成され、該開口部には、円筒状に形成されたゴムなどの弾性部材61が取り付けられている。
手動変速機81についても、変速機ケース2に、取付ブラケット51の前側アーム部85の取付部85aに対応する位置に、変速機ケース2の上方側に車体後方側に延びる板状の4つの延設部4aが車幅方向に離間して形成され、車幅方向一方側及び他方側にそれぞれ配置される2つの延設部4aにそれぞれ、前側アーム部85の取付部85aが支持ピン62を介して回転可能に連結されている。
参考例では、取付ブラケット51の前側アーム部84は、車幅方向に離間して配置される2つの前側アーム部85、85の間に、チェンジレバー32に連結されたシフト操作用ケーブル14が配設されている。
このように、本参考例に係る手動変速機81では、支持部50を形成する取付ブラケット51に、チェンジレバー30を支持する本体部52から延びて変速機ケース2に取り付けられる第1及び第2アーム部85、85が備えられ、第1及び第2アーム部85、85の間にケーブル14が配設される。これにより、第1及び第2アーム部85、85の間に配設されたケーブル14がチェンジレバー14の操作時に取付ブラケット51と干渉することを抑制することができる。
なお、第2参考例に係る手動変速機41の前側アーム部44として、実施形態に係る手動変速機51のように、本体部51から変速機ケース2まで延びる1つの前側アーム部54によって形成したものや、実施形態に係る手動変速機81のように、車幅方向に離間して配置される2つの前側アーム部85、85によって形成したものなどを用いることが可能である。また、本実施形態においてチェンジレバー30をセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部の位置は車両タイプに応じて適宜変更され得る。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、チェンジノブの位置が異なるタイプの車両にも適用することができ、乗員の居住性の低下を引き起こすことを抑制することが可能となるから、この種の手動変速機の製造産業の分野において好適に利用される可能性がある。
1、41、51、81 手動変速機
2 変速機ケース
10 セレクトレバーシャフト
12 セレクト操作用ケーブル
13、15 連結部
14 シフト操作用ケーブル
20、40、50 支持部
21、42、52 本体部
22、43 アーム部
30 チェンジレバー
31 チェンジノブ
41、51 取付ブラケット
54、85 前側アーム部
54c 中間部
55 後側アーム部

Claims (2)

  1. 運転者により手動操作されるチェンジノブを有するチェンジレバーと、変速機ケース内に軸線が車体前後方向に延びるように配置された変速機構と、前記変速機構を操作する変速操作機構と、前記チェンジレバーと前記変速操作機構とを連結して前記チェンジレバーの操作を前記変速操作機構に伝達するセレクト操作用ケーブル及びシフト操作用ケーブルとを備えた手動変速機であって、
    前記チェンジレバーをセレクト操作及びシフト操作可能に支持するための支持部が、前記チェンジレバーを支持する本体部と、前記本体部から前記セレクト操作用ケーブル及び前記シフト操作用ケーブルと同方向に延びて前記変速機ケースに取り付けられるアーム部とを備えた取付ブラケットによって形成され、
    前記アーム部は、前記本体部側と前記変速機ケース側との間の中間部が前記本体部に対して車幅方向一方側にオフセットして設けられ、
    前記アーム部の中間部の車幅方向他方側において該中間部に隣接して前記シフト操作用ケーブルが配設され、
    前記シフト操作用ケーブルの車幅方向他方側に前記セレクト操作用ケーブルが配設されている、
    ことを特徴とする手動変速機。
  2. 前記変速機ケースの車体前後方向一端側に駆動源が取り付けられると共に前記変速機ケースの車体前後方向他端側に前記支持部が設けられ、
    前記変速操作機構における前記ケーブルとの連結部が、前記チェンジレバーより前記変速機ケースの車体前後方向一端側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の手動変速機。
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