JP6360326B2 - 魚釣用リール - Google Patents

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この発明は、スプールに対してモータ等の動力伝達の「切」「入」を切り換えるクラッチ機構を備えた魚釣用リールにおいて、「切」状態にあるクラッチ機構を所定条件下、「入」状態に自動的に復帰させる構成に関するものである。
従来、クラッチを「切」と「入」に切り換えることによってスプールをフリーの状態と巻取りの状態とに切り換える魚釣用リールは公知であり、これにドラグレバーと微調整ノブを備え、ドラグ力を細かく設定できるレバードラグ式の魚釣用リールも公知であった(例えば、特許文献1や2)。しかし、このレバードラグ式の場合、仕掛け投入のためにクラッチを「切」にしてスプールフリーの状態とする度に、ドラグ力の設定も解除されるため、その後、クラッチを「入」にして釣糸を巻き取る際には、再びドラグ力を設定し直す手間があった。そこで本出願人は、クラッチを「切」にしてもドラグ力の設定が喪失されず、そのままクラッチを「入」にすれば当初設定したドラグ力を正確に復帰させることができる魚釣用リールを開発した(特許文献3や4)。
その概略は、電動モータまたは/および手動ハンドルを駆動源としてメインシャフトに回転可能に支承されたメインギアと、該メインギアと摩擦係合する制動ディスクおよび摩擦ディスクを介して一端が連結するように前記メインシャフトに回転可能に支承されたドライブシャフトと、該ドライブシャフトに回動自在に支承されるスプールと、前記ドライブシャフトの他端と常時係合してドライブシャフトの回転力が伝達され、且つ、前記スプールの他端とは係脱可能に噛合するクラッチギアと、該クラッチギアを前記スプール他端と噛合可能にスライドさせて回転力伝達の入切をするクラッチレバーと、該クラッチレバーと同方向に回転可能なドラグ調整レバーと、該ドラグ調整レバーの回転操作を軸方向のスライド運動に変換可能なカムと、該カムのスライド運動を前記ドライブシャフトに伝達し、該ドライブシャフトをメインギア側にスライドさせて前記制動ディスクと前記摩擦ディスクにおける摩擦係合力を調節するドラグ調整用バネとで構成されるものである。
この構成において、スプールはクラッチギアをスプールと連結(噛合)することによって、スプールにクラッチギアを介してドライブシャフトの回転力が伝達され、電動モータや手動ハンドルを駆動源としてスプールを巻き取り方向に回転する。クラッチギアはクラッチレバーを操作することによって選択的にスプールと係脱する。他方、ドラグ調整はこれとは全く別の機構によって行われる。つまり、ドラグ調整はドラグ調整レバーを操作することによって行われる。このように、特許文献3や4の技術では、クラッチギアのスプールに対するクラッチ機構とドラグ調整機構とを互いに独立なものとして構成したため、クラッチレバーを「切」操作してスプールをフリーの状態にした後、クラッチを「入」操作すれば当初設定したドラグ力が正確に復帰されるのである。
特開2000−262196号公報 特開2003−70397号公報 特開2004−283068号公報 特開2005−253392号公報
本出願人よる特許文献3や4の技術では、釣り人が手動でクラッチレバーをスプールのフリー状態と巻取り状態とに切り換える必要がある。つまり、仕掛け投入のためにクラッチレバーを「切」側にしてスプールフリーの状態とした後、仕掛けが所望の棚位置に到達したことを見計らってクラッチレバーを「入」側に戻し、巻取り動作に備えることになる。このとき棚位置は対象魚ごとに予めリール側で設定・記憶されており、仕掛けの位置も繰り出した釣り糸の長さを計測するなどしてリール側に表示される。
しかしながら、手動によりクラッチレバーを「入」側に戻す構成では、そのタイミングを人間の感覚に頼ることになるため、往々にしてタイミングが遅すぎたり、逆に早すぎたりする。このようにクラッチを「入」に戻すタイミングが不正確であると、リール側で設定した棚位置と実際の仕掛けの位置にズレが生じて、釣果に影響することになる。
他方、仕掛けが棚位置に到達する前にアタリがあれば、即座に巻取り動作に移ることが好ましい。しかしながら、手動によりクラッチレバーを「入」側に戻す構成では、アタリ確認後、巻取り動作前に、クラッチレバーを手動で「入」に戻すというタイムロスが生じて、せっかくアタリがあった魚をバラしてしまうおそれがあった。
そもそも、釣り人がクラッチレバーを「入」に戻し忘れることも想定される。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、「切」位置にあるクラッチを、仕掛けが棚位置に到達したり、到達前であっても巻取り動作を行うなど、適切なタイミングで、自動的に「入」位置に復帰させる魚釣用リールを提供することである。
上述した目的を達成するために本発明では、モータまたは手巻き用ハンドルの少なくとも一方を駆動源として釣糸の巻取り方向に回転するドライブシャフトと、釣糸の巻取り方向と繰り出し方向の何れにも回転するスプールと、該スプールと前記ドライブシャフトとを連結して前記駆動源の動力により前記スプールを巻き取り方向に回転可能な「入」状態と両者を切り離して前記スプールを繰り出し方向に回転可能な「切」状態とをレバーの回動操作により切り換え自在としたクラッチ機構とを備え、前記クラッチ機構と前記駆動源間に、該クラッチ機構が「切」状態にあるときに、前記駆動源の巻取り方向の動力を前記レバーに伝達して該クラッチ機構を「入」状態に切り換えるクラッチ復帰機構を設けるという手段を採用する。
本発明では、従来と同じく、レバーを手動で操作することによって、クラッチ機構を切り離しの状態(即ちクラッチ「切」)と連結の状態(即ちクラッチ「入」)に相互に切り換えることができるが、特に、「切」から「入」への切り換えについては、モータまたは手巻き用ハンドルの巻取り方向の回転を利用して、レバーを「入」方向に回転させる。したがって、釣り人がモータまたは手巻き用ハンドルを巻取り方向に回転することで、レバーを操作することなく、クラッチ機構を「切」の状態から「入」の状態に自動的に復帰させることができる。なお、クラッチを「入」に復帰させる際、レバーを直接操作するか、モータやハンドルを巻き取り操作したクラッチ復帰機構の作用によるかは、釣り人が任意に選択することができるが、例えば、仕掛けを棚位置に投入する際、その途中でアタリがあった場合には、クラッチ復帰機構によるほうが、即座に巻き取り動作に移行できて有利である。
クラッチ復帰機構を構成する具体的手段としては、クラッチ復帰機構は、駆動源側とクラッチ機構側のレバーそれぞれに互いに噛合可能な連動ギアを備え、前記クラッチ機構側の連動ギアは、前記駆動源側の連動ギアと一定角度範囲で噛合する円弧状のセクタギアを前記レバーに同軸に設けてなり、前記レバーは、前記クラッチ機構が「入」状態に切り換わった後、前記セクタギアが前記駆動源側の連動ギアと噛合解除する位置までオーバー回転するように設けることが挙げられる。この手段によれば、レバーのセクタギアと駆動源側の連動ギアとが噛合する範囲でクラッチ機構の「切」と「入」に切り換えられるが、本発明ではセクタギアが前記駆動源側の連動ギアと噛合解除する位置までレバーがオーバー回転する領域を設けたので、「入」位置ではモータやハンドルの巻き取り回転は、それ以上、レバーに伝達されず、通常の巻き取り動作を行うことができるようになる。逆に、レバーを「切」方向に回転操作すれば、オーバー回転領域を経て、やがて駆動源側の連動ギアと噛合し、「切」位置では両者噛合の状態が維持される。
ここで、駆動源側の連動ギアとレバー側の連動ギアとを直接噛合させることも可能であり、この場合、モータやハンドルの巻き取り操作に対するレバーの応答性が高くなる。しかし、通常は、レバーの復帰に必要なトルクよりも巻き取りにかかるトルクのほうが大きいため、レバー側に過剰な負荷がかかって故障の原因になりやすい。また、連動ギア同士を直結する構成であると、巻き取り操作と同時にレバーが急激に「切」位置から「入」位置に回転し、危険である。そこで、本発明では、駆動源側の連動ギアとクラッチ機構側の連動ギア間にダンパーを設けるという手段を選択的に採用する。より具体的には、該ダンパーは、前記駆動源側の連動ギアと噛合する第一ギアと、前記クラッチ機構側の連動ギアと噛合可能な第二ギアとを、スプリングを介して共転するように二枚重ねに組み合わせて構成する。このダンパーによれば、第一ギアに係る動力源の巻き取り方向の過剰なトルクはスプリングによって吸収され、第二ギアに低トルクの状態で伝達される。したがって、レバーにかかる負荷も小さくなり、「切」から「入」に復帰するレバーによる危険も軽減することができる。
本発明では、上述のように、モータやハンドルの巻き取り方向の回転をクラッチ復帰機構の動作源とする。そして、駆動源としてモータを利用する場合、任意の棚位置で、当該モータをレバーのオーバー回転位置まで巻き取り方向に回転制御させることが好ましい。このようなモータ制御によって、仕掛けの棚位置到達に伴って、クラッチ機構を「入」に自動復帰させることができるからである。なお、棚位置到達前であっても、釣り人がモータを巻き取り方向に駆動させれば、同様に、クラッチ機構を「入」に復帰させることができることはもちろんである。
一方、手巻き用ハンドルのみを駆動源とする魚釣用リールも本発明に含まれ、この場合、そのハンドル軸に巻取り方向の回転のみを許容するワンウェイギアからなる駆動源側の連動ギアを設けることになる。なお、ワンウェイギアは、ハンドルを巻き取り方向に回転操作したときのみハンドル軸と一体的に同方向に回転するものであって、ハンドルを巻き取り方向とは逆の向き(釣糸の操出方向)に回転操作してもハンドルが空回りする構成である。
さらに、モータと手巻き用ハンドルを同時に備えることも可能であり、この場合、前記手巻き用ハンドルのハンドル軸に巻取り方向の回転のみを許容するワンウェイギアからなる駆動源側の連動ギアを設けると共に、該連動ギアに噛合する別の連結ギアを前記モータ側に接続し、任意の棚位置で、前記モータをレバーのオーバ回転位置まで巻取り方向に回転制御することが好ましい。この手段によれば、仕掛けが棚位置に到達すればリール側が行うモータの自動運転によってクラッチ機構が「入」に自動復帰し、仮に、棚位置到達前にアタリがあって、ハンドルを巻き取り操作すれば、その回転力を優先してクラッチ機構を「入」に復帰させ、そのまま巻き取り動作を継続することができる。
なお、クラッチ機構は、レバーの正逆の回動操作によってスプールとドライブシャフトを切り離し自在に連結できる構成であればよく、例えば、ドライブシャフトとスプールとを連結自在に軸方向にスライドする連結部材と、回転運動を前記連結部材のスライド運動に変換するカムを具備するレバーとを備えるという手段によって実現可能である。
さらに、駆動源とドライブシャフト間には、ドラグ調整機構を備えることが好ましい。この手段では、ドライブシャフトとスプール間で機能するクラッチ機構と、ドライブシャフトと駆動源間で機能するドラグ調整機構とは、互いに独立した機構とすることができるため、ドラグ調整機構によって設定されたドラグ力は、クラッチ機構を「切」にしても喪失されることなく、クラッチ機構が「入」に復帰したときには、設定どおりのドラグ力で巻き取りが可能となる。
本発明では、駆動源の巻取り方向の回転をクラッチ機構が「切」の状態にあるときのみレバーに伝達して、当該クラッチ機構を「入」の状態に切り換える構成を採用したことによって、魚を釣り上げるときや仕掛けを交換するときに必ず行うモータやハンドルの巻き上げ操作によってクラッチ機構が自動的に「入」に復帰するため、釣り人が一々レバーを操作してクラッチ機構を「入」に復帰させる手間が省け、仮に、レバーの復帰操作をし忘れたとしても、巻き取り不能となることがない。
特に、任意の棚位置で、モータを一定量、巻取り方向に回転制御する構成では、予め棚位置をリールに設定しておくのみで、正確な棚取りとクラッチ機構の「入」復帰が自動的に行われる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用リール全体の断面図 同、リールのメインギア側の拡大断面図 同、リールのカムを示した説明図 同、リールのクラッチギアおよびその周辺に係る詳細図 同、リールのクラッチ機構およびドラグ調整機構側の拡大断面図(「切」状態) 同、リールのクラッチ機構およびドラグ調整機構側の拡大断面図(「入」状態) 同、リールのクラッチ機構側のサイドフレーム内部を示す詳細図(「切」状態) 同、リールのクラッチ機構側のサイドフレーム内部を示す詳細図(「入」状態) 同、モータとハンドル軸間の動力伝達機構を示すリール一部の断面図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る魚釣用リール全体を示した断面図である。この実施形態では両軸受の電動リールを示している。
図1において、1はリール本体の両側板間に回転不能に両端を固定したメインシャフト、2はメインシャフト1に回転可能に支承されたメインギア、3は電動モータであって、電動モータ3の動力はピニオンギア4、減速ギア5・6を介してメインギア2に伝達される。なお、メインギア2はラチェット7によってラインの巻き取り方向にのみ回転するワンウェイクラッチを構成している。
8はメインシャフトに回転可能に挿入されたドライブシャフトであって、メインギア2とはライニング9を介して一定の摩擦係合力をもって連結される。具体的には、ドライブシャフト8の左端にはクラッチ板8a(摩擦ディスク)を設けたリム8bが構成され、該クラッチ板8aとメインギア2のクラッチ板2a(摩擦ディスク)とでライニング9(制動ディスク)を挟み込み、後述するドラグ調整機構によりライニング9に対するクラッチ板8a・2aの摩擦係合力、即ちドラグ力を調整可能としている。そして通常は、いわゆるクラッチがつながった状態で、メインギア2の回転力はそのままドライブシャフト8に伝達されるのであるが、魚の引きが上記摩擦係合力、即ちドラグ力を越えた場合は、電動モータ3が駆動していても、クラッチが滑ってドライブシャフト8の回転速度がメインギア2よりも遅くなったり、ドライブシャフト8が停止したり、さらにはドライブシャフト8が逆回転をする。なお、この実施形態では、図2に示したように、多板クラッチを採用しているが、ライニング9やクラッチ板の枚数はこれに限定されず、より多数層としてもよい。また、摩擦ディスクと制動ディスクの摩擦係合力は熱によっても変化するから、耐熱性や耐摩耗性を高めるためにはライニングはテフロン(登録商標)やガラスを素材として成型することが好ましい。
次に、図1において、11はドライブシャフト8に対して回転可能に挿通されたスプールであり、周知の通り、ラインの巻き取りおよび繰り出しを行う部材である。ここで明らかなように、本発明では、スプール11はメインギア2およびドライブシャフト8に直結されていない。そこで、本発明では、スプール11にドライブシャフト8の回転力を伝達すべく、後述するように、クラッチギア12、クラッチレバー13(特許請求の範囲における「レバー」に相当する部材)、該クラッチレバー13により軸方向にスライド可能なスライド部材14、およびクラッチ用バネ15からなるクラッチ機構によって、スプール11をドライブシャフト8と選択的に連結・切り離し(クラッチ機構の入・切)できるようにしている。
さらに、図1において、16はリール本体の一側端(図面上、左端)に回転自在に設けられたドラグ調整用のレバー、17aは該レバー16に設けられた第一のカム、17bは該第一カムと接触して軸方向にスライド可能な第二のカムである。具体的には、該第二のカム17bはメインシャフト1の係合部1aと係合させることによって回転不能とされ、第一のカム17aとの連携によりドラグ調整用レバー16の回転運動をスライド運動に変換する機能を持つ。つまり、第一カム17aおよび第二カム17bは図3に示すように、その合わせ面の一定範囲に互いに合致して係合するカム山17cおよびカム溝17dを形成している。そして、第一カム17aをドラグ調整用レバー16によって回転させることにより、カム山17cと17dの係合が解けると共に、カム山17cが第二カム17bを押圧して、該第二カム17bを軸方向にスライドさせる。このようにして、第二のカム17bの前記スライド運動は、その端面が当接するブッシュ18を介してドラグ調整用バネ19に伝達され、ドラグ調整用バネ19の圧縮力を利用してドライブシャフト8を上述したクラッチ板8a・クラッチ板2a及びライニング9が存在するリール本体の他側端(図面上、右端)側に軸移動させるようにしている。つまり、本発明ではこれら部材16〜19によってドラグ調整機構を構成している。なお、ドラグ調整用バネ19はブッシュ18のフランジ18aとドライブシャフト8の内孔奥端8dに配置されたバネ受け部材20の間に介装されている。
続いて、クラッチ機構について説明する。該機構は、上述のようにクラッチギア12、クラッチレバー13、該クラッチレバー13により軸方向にスライド可能なスライド部材14およびクラッチ用バネ15を主要部材として構成されるのであるが、詳述すると、クラッチレバー13は、ドラグ調整機構の構成部材であるカム17a・17bの外周に回転可能に枢支された回転連動部材13aに一体的に取付けられており、その回転力はクラッチカム13b及びクッションスプリング13cを介してスライド部材14を軸方向にスライドさせる。即ち、クラッチレバー13を取付けた回転連動部材13aとクラッチカム13bとは、互いに当接する端面同士に、図3に示したのと同様のカム山およびカム溝が形成されており、当該カム機構により回転連動部材13aの回転運動をクラッチカム13bの軸方向のスライド運動に変換するようにしている。そして、クラッチカム13bのスライド運動はクッションスプリング13cを介してスライド部材14に伝達され、該スライド部材14をクラッチギア12側にスライド運動させる。なお、クラッチ用バネ15はスライド部材14のスライド運動により伸縮するが、常態ではスライド部材14をクラッチギア12から離反する方向(クラッチ機構の「切」方向)に付勢するリターンバネとして機能しており、その付勢力に抗してスライド部材14をクラッチギア12側に軸移動させることでクラッチ機構が「入」の状態となる。
より具体的には、クラッチギア12は、図4に示すように、筒体12aの端部にフランジ12bを一体に設けてなり、さらに筒体12aには先端で開口する切欠き溝12cが形成されると共に、フランジ12bにはクラウンギア12dが設けられている。このクラッチギア12に対して、ドライブシャフト8は、その端部に前記切欠き溝12cと常時係合する係合突片8eを形成してなる。なお、クラッチギア12は前記カム17bのスライド運動を受けて軸方向にスライドするため、そのスライド長を吸収し得る深さに切欠き溝12cは形成されている。また、クラッチギア12はそのスライド運動によってスプール11と連結するように、スプール11のクラッチ機構側リム11aの端面にはクラッチギア12のクラウンギア12dと噛合可能なクラウンギア11bが形成されている。
上記構成からなるクラッチ機構の動作を図5、6に従って説明する。図5はクラッチ機構が解除されスプール11が回転フリーとなっている「切」の状態を示している。即ち、クラッチレバー13が所定位置にあるとき、クラッチギア12のクラウンギア12dはスプール11のクラウンギア11bと離反状態となる。
この回転フリー状態にあるスプール11をドライブシャフト8と連結して、メインギア2側の回転力を伝達するには、図6に示したように、クラッチレバー13を操作することによって行われる。即ち、クラッチレバー13を回転させることによって、回転連動部材13aのカム山がクラッチカム13bをスライド部材14側に軸移動し、これに伴ってスライド部材14がクラッチギア12側に軸移動し、クラッチ用バネ15を介してクラッチギア12をスプール11側にスライドさせるように伝達され、クラッチギア12のクラウンギア12dとスプール11のクラウンギア11bが噛合する。この結果、ドライブシャフト8の回転力はクラッチギア12を介してスプール11に伝達され、スプール11を電動モータ3によって巻き上げ方向に駆動させることができる。そして、通常は、この状態でドラグ調整を行い、魚を釣り上げた後、仕掛けを再度投入するときは、スプール11を回転フリーとするため、クラッチレバー13を上記連結とは反対方向に操作することにより、スライド部材14を上記とは反対方向に復帰させ、クラッチギア12とスプール11のクラウンギア12dと11bを離反し、もってクラッチギア12とスプール11の連結を解除するのである。
このように本発明は、レバー12(及び回転連動部材13a)の正逆の回動操作により、スプール11とドライブシャフト8との連結及び切り離しを切り換え自在なクラッチ機構を備える魚釣用リールであることを前提とする。そして、最大の特徴は、「切」状態にあるクラッチ機構を、レバーを操作しなくとも、所定の条件で自動的に「入」状態に復帰させることにある。そこで、このクラッチ復帰機構について、詳述する。
この実施形態においてクラッチ復帰機構は、駆動源である電動モータ3を巻き取り方向に一定量駆動させたときに、「切」状態のクラッチ機構を「入」に復帰させるが、さらに、駆動源として手動巻取り用のハンドルをも備え、該ハンドルを巻き取り方向に一定量回転したときにも、上述した復帰動作を実行するものである。
このため、図1において、リール本体の右側には、ハンドル(図示せず)が取付けられるハンドル軸21を備え、その一端部にはハンドルギア22を設けている。なお、このハンドルギア22は、ハンドルを巻き取り方向に操作した時のみハンドル軸21と共に同方向に回転するワンウェイギアによって構成しており、ハンドルを逆方向(釣糸の操出方向)に操作したときは回転しない(要するに空回りする)。
これに対してクラッチ機構側については、図1と共に、クラッチ機構の「入」と「切」の状態それぞれを示した図7・8にも示すように、クラッチレバー13を取付けている回転連動部材13aの周面一定範囲にセクタギア30を一体的に設けており、該セクタギア30とハンドルギア22を、この実施形態ではダンパー40を介して連動するように接続している。なお、セクタギア30は特許請求の範囲における「クラッチ機構側の連動ギア」に、ハンドルギア22は「駆動源側の連動ギア」にそれぞれ相当する。
ここで、セクタギア30とハンドルギア22は直接接続することも可能であるが、そうするとハンドルギア22にかかるトルクがセクタギア30に過剰に作用して、部品の破損等を招くおそれがある。
この理由により、本実施形態では、ハンドルギア22とセクタギア30間にダンパー40を設けている。そして、ダンパー40は、ハンドルギア22とセクタギア30(回転連動部材13a)とを接続する伝達ギアの役割を果たす。このため、図1に示すように、ダンパー40は、ハンドルギア22と噛合する第一ギア41と、セクタギア30に噛合する第二ギア42とを同軸に二枚重ねした構成としている。図7や図8では、第一ギア41が上側、第二ギア42が下側に位置している。
このうち第一ギア41はハンドルギア22と常時噛合する構成である一方、第二ギア42とセクタギア30は、図7に示したクラッチ機構が「切」の状態にあるときのみ噛合し、図8の「入」状態では噛合しないように、セクタギア30については、その回転量(角度)とギアの形成範囲が決定されている。言い換えれば、図7と図8の間でクラッチ機構が「切」と「入」に切り換えられるように回転連動部材13aが正逆に回動する場合、セクタギア30は第二ギア42と互いに噛合可能な軌跡上に歯が存在するが、図7から図8の状態に移行する際、クラッチレバー13及び回転連動部材13aはセクタギア30が第二ギア42と噛合解除する位置までオーバー回転する。この結果、クラッチ機構が「入」の状態(図8)では、セクタギア40はダンパー40(の第二ギア42)と噛合せず、ハンドルギア22との連動が断絶された状態となる。なお、図7・8における符号50は、回転連動部材13aとリール本体のサイドフレーム間に設けた回転連動部材13aの位置調整用バネであり、その弾性力によって、回転連動部材13aが回転途中にあるときは、当該回転連動部材13aをクラッチ機構の「切」「入」位置まで回転を付勢すると共に、回転連動部材13aをこれら「切」「入」位置に定置させ、不用意に反対方向に回転しないように抑制する作用を行うものである。
そして、ダンパー40は、上述したように、ハンドルギア22とセクタギア30(回転連動部材13a)間における伝達ギアとしての役割と共に、ハンドルギア22にかかる回転トルクを直接セクタギア30に作用しないようにするための干渉部材の役割を兼ねる。このため、図1に明らかなように、同軸に二枚重ねした第一ギア41と第二ギア42間にはコイルスプリング43を設けている。
当該構成によれば、ハンドルギア22の巻き取り方向の回転は、ダンパー40の第一ギア41を同方向に回転させ、コイルスプリング43によって過剰なトルクが吸収された後、第二ギア42を第一ギア41に遅延して回転させ、この第二ギア42に噛合するセクタギア30の回転によって回転連動部材13aが回転する。回転連動部材13aが回転することによって、既に説明したように、クラッチカム13b、スライド部材14が軸方向にスライド運動して、クラッチ機構を「切」と「入」に切り換える動作を行う。
ここまで説明した構成では、図8のクラッチ機構「入」の状態から、仕掛け投入のために、図7のクラッチ機構「切」の状態に切り換えるには、通常どおり、クラッチレバー13を手動で位置Aから位置Bに回す。この際、オーバー回転によりダンパー40の第二ギア42と噛合解除していた図8の状態のセクタギア30は、回転連動部材13aの回転と連動して回転する間に、ダンパー40の第二ギア42と噛合したまま、図7の状態となる。なお、セクタギア30が図8から図7に移行する間、第二ギア42と噛合することによって、ハンドルギア22も回転するが、その方向はハンドルの巻き取り方向と逆であるため、ワンウェイギアであるハンドルギア22だけが空回りして、ハンドルは回転しない。
一方、図7の状態でハンドルを巻き取り方向に回せば、ハンドルギア22の回転力がダンパー40を介してセクタギア30に伝達され、回転連動部材13aがクラッチ機構「入」の方向に回転する。この結果、クラッチ機構が「入」となって、継続してハンドルを巻き取り方向に回せば、そのまま巻き取り動作を行うことができる。したがって、例えば仕掛けの棚到達前にアタリがあったとき、ハンドルを巻き取り操作することで、自動的にクラッチ機構を「入」に復帰させ、即座に巻き取り動作を行うことができる。
続いて、電動モータ3によるクラッチ機構の「入」状態への自動復帰機構について説明する。図9は、電動モータ3とハンドル軸21間の動力伝達機構を示したもので、図1とは異なる位置における断面図である。この図9において、電動モータ3とハンドル軸21間には、動力伝達シャフト60が設けられ、該シャフト60の両端にはそれぞれ連結ギア61・62が設けられている。このうちシャフト60の左端側の連結ギア61は電動モータ3側の減速ギア5(ワンウエイギア)と噛合しており、もう一方の右端側の連結ギア62はハンドルギア22と噛合している。
当該構成によれば、クラッチ機構が「切」状態(図7)にあるとき、電動モータ3を巻き取り方向に駆動すれば、上述した動力伝達機構によって、その動力がハンドルギア22に伝達される。そして、ハンドルギア22が巻き取り方向に回転すれば、上述したのと同じ要領で、ダンパー40を介してセクタギア30が「入」方向に回転して、クラッチ機構を「入」の状態(図8)に自動的に復帰させることができる。
ここで、電動モータ3をどのタイミングで駆動させるかについては、釣り人が任意のタイミングで電動モータ3の駆動スイッチを押すことも可能である。これと共に、本実施形態では、仕掛けが棚位置に到達したときに、自動的に電動モータ3を一定量巻き取り方向に駆動する構成を採用している。その具体的手段として、リールには釣糸の操出長さを検出するセンサを設けると共に、釣り人が棚位置(深さ)を設定できるようにしておき、センサで検出された釣糸の操出長さと棚位置の設定値とを比較して、仕掛けが設定した棚位置に到達したと判定したときに、電動モータ3を自動的に巻き取り方向に駆動するという制御システムを採用する。また、電動モータ3をどの程度駆動させるかも自由であるが、少なくともクラッチ機構が「入」に復帰するのに必要な回転量だけ駆動させる。
なお、上記動力伝達機構は、クラッチ機構が「入」の状態にあるとき、ハンドルの巻き取り方向の回転を電動モータ3側の減速ギア5(ワンウェイギア)に伝達する役割も果たす。このため、この実施形態におけるリールは、モータとハンドルの二つを駆動源として、何れでも釣糸を巻き上げることができる。
ただし、駆動源は何れか一つあればよく、ハンドルのみを駆動源とする場合は電動モータ3を省略すればよく、電動モータ3のみを駆動源とする場合はハンドルを省略し、ハンドルギア22に代えて上記動力伝達機構の連結ギア62をダンパー40の第一ギア41と噛合するように構成すればよい。
さらに、ダンパー40は実用上、採用することが好ましいが、これを省略して、駆動源側の連動ギア(ハンドルギア22や連結ギア62)とレバー側(クラッチレバー13や回転連動部材13a)の連動ギア(セクタギア30)を直接噛合させるような構成であっても、本発明の目的は達成される。
なお、上記実施形態では、ドラグ調整用バネ19とリターンバネ21をメインシャフト1上に連続して設けるなど、ドラグ調整機構とクラッチ機構をスプール11の一方に集約するも、それぞれは全く干渉することなく、実質的に別個独立の動作を行うのである。従って、クラッチ機構(クラッチレバー13)を操作してもドラグ調整は行われず、且つ、ドラグ調整してもクラッチ機構は操作されず、結果、スプール11の駆動状態でドラグ調整を行い、その後、スプール11を一旦フリーの状態にしてから駆動状態に切り換えても、常に当初設定したドラグ力が保持される。
この点、上記実施形態では、クラッチレバー13とドラグ調整レバー16を同軸状に設けることによって、内部構造の合理化を図ると共に、両レバーをレバー式として集約することによって操作をしやすくしている。
1 メインシャフト
2 メインギア
3 電動モータ
4 ピニオンギア
5・6 減速ギア
7 ラチェット
8 ドライブシャフト
9 ライニング
11 スプール
12 クラッチギア
13 クラッチレバー
13a 回転連動部材
13b クラッチカム
13c クッションスプリング
14 スライド部材
15 クラッチ用バネ
16 ドラグ調整用レバー
17a 第一カム
17b 第二カム
19 ドラグ調整用バネ
21 ハンドル軸
22 ハンドルギア
30 セクタギア
40 ダンパー
41 第一ギア
42 第二ギア
60 モータ・ハンドル動力伝達シャフト
61・62 連結ギア

Claims (6)

  1. モータまたは手巻き用ハンドルの少なくとも一方を駆動源として釣糸の巻取り方向に回転するドライブシャフトと、釣糸の巻取り方向と繰り出し方向の何れにも回転可能なスプールと、該スプールと前記ドライブシャフトとを連結して前記駆動源のいずれか一方の動力により前記スプールを巻き取り方向に回転可能な「入」状態と両者を切り離して前記スプールを繰り出し方向に回転可能な「切」状態とをレバーの回動操作により切り換え自在としたクラッチ機構とを備えた魚釣用リールであって、
    前記クラッチ機構と前記駆動源の間に、該クラッチ機構が「切」状態にあるときに、前記駆動源の巻取り方向の動力を前記レバーに伝達して該クラッチ機構を「入」状態に切り換えるクラッチ復帰機構を設け
    このクラッチ復帰機構は、駆動源側とクラッチ機構側のレバーそれぞれに互いに噛合可能な連動ギアを備え、
    前記クラッチ機構側の連動ギアは、前記駆動源側の連動ギアと一定角度範囲で噛合する円弧状のセクタギアを前記レバーに同軸に設けてなり、
    前記レバーは、前記クラッチ機構が「入」状態に切り換わった後、前記セクタギアが前記駆動源側の連動ギアと噛合解除する位置までオーバー回転することを特徴とする魚釣用リール。
  2. 駆動源側の連動ギアとクラッチ機構側の連動ギア間にはダンパーを備え、
    該ダンパーは、前記駆動源側の連動ギアと噛合する第一ギアと、前記クラッチ機構側の連動ギアと噛合可能な第二ギアとを、スプリングを介して共転するように二枚重ねに組み合わせてなる請求項記載の魚釣用リール。
  3. 駆動源はモータであり、任意の棚位置で、前記モータをレバーのオーバー回転位置まで巻取り方向に回転制御する請求項1または2記載の魚釣用リール。
  4. 駆動源は手巻き用ハンドルであり、そのハンドル軸に巻取り方向の回転のみを許容するワンウェイギアからなる駆動源側の連動ギアを設けた請求項1または2記載の魚釣用リール。
  5. 駆動源はモータ及び手巻き用ハンドルであり、前記手巻き用ハンドルのハンドル軸に巻取り方向の回転のみを許容するワンウェイギアからなる駆動源側の連動ギアを設けると共に、該連動ギアに噛合する別の連結ギアを前記モータ側に接続し、任意の棚位置で、前記モータをレバーのオーバー回転位置まで巻取り方向に回転制御する請求項1または2記載の魚釣用リール。
  6. クラッチ機構は、ドライブシャフトとスプールとを連結自在に軸方向にスライドする連結部材と、レバーの回動操作による回転運動を前記連結部材のスライド運動に変換するカムを具備する請求項1からのうち何れか一項記載の魚釣用リール。
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