JP6357258B2 - 空気調和方法及び空気調和機 - Google Patents
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Description
め重力により下降し、居室R中央部の居住空間に降り注ぐ。同図によると、居室Rの中央部に設定温度28℃よりも約5℃低温の風が降り注いでいる。このため、設定温度付近に達した状態で送風を継続すると使用者に常に冷たい風が当たり続け、使用者に不快感を与えるとともに、局所的に使用者の体温を低下させて健康に害を与えるという課題があった。
に到達した冷気が天井壁を結露しない程度に冷却するステップと、を含み、冷気を天井壁、前記吹出口に対向する壁面、床面、前記吹出口側の壁面に順次伝わせた後、前記吸込口から吸い込んで居室内を空気調和することを特徴としている。この構成によると、天井壁に向けて斜め上方に吹出した調和空気(冷気)で天井壁を結露しない程度の温度まで冷却することによって、天井壁と調和空気との間の暖気介在を抑制することによりコアンダ効果の低下を抑制し、居室内の温度分布を略均一にすることができる。
冷凍サイクルが運転される。冷凍サイクルの運転によって、冷房時には室内熱交換器9が周囲温度よりも低温に冷却される。暖房時には、室内熱交換器9が周囲温度よりも高温に加熱される。尚、室内熱交換器9とエアフィルタ8との間には吸い込まれた空気の温度を検知する温度センサ61(図5参照)が設けられ、室内機1の側部には空気調和機の駆動を制御する制御部が設けられている。
オンを生成する。
周辺の空気と熱交換しながら居室Rの天井壁Sに到達し、天井壁Sを結露しない程度に先ず冷却する。天井壁Sが冷却されて天井壁Sと空気流(B")との間に暖気が介在しにく
くなってコアンダ効果が遠方まで持続することにより天井壁Sから室内機1に対向する壁面、床面、室内機1側の壁面を順次伝って室内機1の両側方から吸込口4a、4cに吸い込まれる。従って、室内機1からの直接風は居室R中央部即ち使用者の居住領域にほとんど降り注ぐことはない。
以下にいくつかの空気調和方法、及び空気調和機を付記する。
[1]空気調和方法は、居室内の空気を吸込口から吸い込み、調和した空気を居室内の側壁上部に設けた吹出口から送出して居室内の空気を調和する空気調和方法において、前記吹出口から冷気を天井壁に向けて斜め上方に送出するステップと、天井壁に到達した冷気が天井壁を結露しない程度に冷却するステップと、を含み、冷気を天井壁、前記吹出口に対向する壁面、床面、前記吹出口側の壁面に順次伝わせた後、前記吸込口から吸い込んで居室内を空気調和することを特徴としている。この構成によると、天井壁に向けて斜め上方に吹出した調和空気(冷気)で天井壁を結露しない程度の温度まで冷却することによって、天井壁と調和空気との間の暖気介在を抑制することによりコアンダ効果の低下を抑制し、居室内の温度分布を略均一にすることができる。
[2]空気調和方法は、居室内の側壁上部に空気調和機を取り付けて、居室内の空気を前記空気調和機の吸込口から吸い込み、調和した空気を前記空気調和機の吹出口から送出して居室内の空気を調和する空気調和方法において、前記空気調和機の冷房運転時に、前記吹出口から冷気を天井壁に向けて斜め上方に送出するステップと、天井壁に到達した冷気が天井壁を結露しない程度に冷却するステップと、を含み、冷気を天井壁、前記空気調和機に対向する壁面、床面、前記空気調和機側の壁面に順次伝わせた後、前記吸込口から吸い込んで居室内を空気調和することを特徴としている。
[3][1]から[2]の構成の空気調和方法を実現する空気調和機であって、前記吸込口から前記吹出口に連通する送風経路を備え、前記吹出口は本体下部に設けられるととも
に、調和空気を略水平方向乃至下方向に送出する第1開口部と、前記第1開口部の上方に配されて調和空気を上方に送出する第2開口部とを有し、前記第2開口部は、前記送風経路から上方に傾斜して分岐する分岐通路により前記送風経路と連通していることを特徴としている。
[4][3]の構成の空気調和機において、風向を可変する風向板が、略水平方向乃至下方向へ送出される空気の経路を遮って空気を上方へ案内する第1位置と、前記経路を開放して略水平方向乃至下方向へ空気を導く第2位置との間を移動可能に前記吹出口に設けられ、冷房運転時には、前記風向板が第1位置に移動して前記吹出口から調和空気を天井壁に向けて斜め上方に導くことを特徴としている。
2 キャビネット
3 フロントパネル
4a、4c 吸込口
5 吹出口
5a 第1開口部
5b 第2開口部
6 送風経路
7 送風ファン
9 室内熱交換器
11a、11b 横ルーバ
12 縦ルーバ
13 分岐通路
13a 上壁面
14 導風板
20 導風部
25 渦
28 溝部
29 突起部
60 制御部
61 温度センサ
100 空気調和システム
Claims (8)
- 居室内の側壁上部に取り付けて、吸込口より居室内の空気を吸い込み、冷房運転、暖房運転、または除湿運転により調和した空気を吹出口から送出して居室内の空気を調和する空気調和機において、
前方へ行くほど下方になるように傾斜した第1上壁及び下壁を有して前記吸込口と前記吹出口との間を連通させる送風経路を備え、
前記吹出口の風向を上下に可変する複数の風向可変部を前記吹出口近傍に前後方向に並べて配するとともに、
前記吹出口の近傍で第1上壁の下端に連接し前方へ行くほど上方になるように傾斜した第2上壁と、
前記第2上壁の上端に溝部及び/または突起部と、を設け、
前記複数の風向可変部は、少なくとも前記第1上壁に対面する風向可変部と、前記第2
上壁に対面する風向可変部と、からなり、
冷房運転時に、前記複数の風向可変部は、前方に配された前方風向可変部の後端と、前記前方風向可変部よりも後方下方に配された後方風向可変部の前端が垂直方向で重なるとともに、前記前方風向可変部と前記後方風向可変部との間を冷気流が流れるように回動し、
前記複数の風向可変部によって前記吹出口の風向を斜め上方向にして、冷気流を室内の天井壁に沿うように前記吹出口から前方斜め上方に冷気を送出し、
送出した冷気の気流を天井壁に沿って前記側壁に対向する対向壁、床面、前記空気調
和機側の前記側壁へと順次流通させ、前記吸込口から吸い込む第1のステップからなる空気調和方法と、
前記吹出口から水平乃至下方向に冷気を送出する第2のステップからなる空気調和方法と、を有することを特徴とする空気調和機。 - 前記風向可変部は、冷房運転時に前端が斜め上方向に向くように回動することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記空気調和機の冷房運転開始時に、冷気の気流が天井壁に沿うように前記吹出口から
前方斜め上方に冷気を送出し、
送出した冷気の気流を天井壁に沿って前記側壁に対向する対向壁、床面、前記空気調和機側の前記側壁へと順次流通させ、前記吸込口から吸い込む第1のステップからなる空気調和方法を天井が結露しない程度に冷却されるまで行うことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。 - 前記吹出口の風向を左右に可変する複数の風向可変部を前記吹出口近傍に配し、前記第1のステップからなる空気調和方法を行うときには、冷気の左右方向への送出方向を空気
調和機の正面中央にすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。 - 冷房運転開始時に、前記吹出口から水平乃至下方向に冷気を送出する第2のステップからなる空気調和方法を行い、
居室内の室温が低下した後に、
冷気の気流が天井壁に沿うように前記吹出口から前方斜め上方に冷気を送出し、
送出した冷気の気流を天井壁に沿って前記側壁に対向する対向壁、床面、前記空気調和機側の前記側壁へと順次流通させ、前記吸込口から吸い込む第1のステップからなる空気調和方法を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。 - 天井壁を冷却することにより天井壁と冷気の気流との間に暖気を介在させにくくして、天井壁に到達した冷気の気流が居室内の中央部に降り注ぐことを防止する空気調和方法を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和機であって、
前記吸込口から前記吹出口に連通する送風経路を備え、
前記吹出口は調和空気を略水平方向乃至下方向に送出する第1開口部と、前記第1開口部の上方に配されて調和空気を上方に送出する第2開口部とを有し、
前記第2開口部は、前記送風経路から上方に傾斜して分岐する分岐通路により前記送風経路と連通していることを特徴とする空気調和機。 - リモートコントローラを備え、
前記リモートコントローラによって使用者が第1のステップからなる空気調和方法か第2のステップからなる空気調和方法かを指示可能にする請求項1から7のいずれか1項に記載の空気調和機。
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