JP6357044B2 - フロート、フロート付き撮影装置 - Google Patents

フロート、フロート付き撮影装置 Download PDF

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Description

本発明は、フロートおよびフロート付き撮影装置に関する。
特許文献1には、水中を撮影できるように、フロート(浮き部)の水中に没する部分に撮影装置(カメラ)を備え、この撮影装置と、水上に居る操作者(撮影装置の操作者)との間で電波による通信を行うことができる構成が開示されている。しかしながら、電波は、水中を伝播できない。そのため、特許文献1に開示される構成では、撮影装置は水中に配置されながら、アンテナについては水面より上方に配置されている。
特開2009−196503号
このように、フロートの水中に没する部分に備えられた撮影装置と水上の操作者との間で電波による通信を行うためには、アンテナを水上に配置する必要があり、フロート内へのアンテナの配置に制限が生じ易いという問題がある。
そこで、本発明は、アンテナを備える撮影装置を水中撮影可能に装着可能であると共に、アンテナの配置に制限が少ないフロートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、水中に浸漬される側に、撮影装置が装着される撮影装置装着部を有し、撮影装置装着部に撮影装置が装着された状態で水面に浮かべられたときに、水面よりも上方に突出される突出部を生じさせる浮力を有し、突出部を含め、撮影装置装着部に装着された撮影装置に備えられるアンテナと、突出部との間は電波を透過する材質により構成されていることとする。
上記発明において、撮影装置装着部から突出部の外部に貫通する孔部が形成されていることが好ましい。
上記発明において、フロートの水中に浸漬される側に、水面に浮かべられた状態における上方から下方に向かって細くなる錐体部を有し、撮影装置装着部は、撮影装置を錐体部の下端を含む位置に配置されることが好ましい。
上記発明において、錐体部の錐体面の成す頂角の外角は、撮影装置の画角以上であることが好ましい。
上記発明において、撮影装置装着部は、フロートの底面よりも上方に凹む凹部であり、この凹部内に撮影装置を保持することが好ましい。
上記発明において、フロートには、重りをフロートの中心側と外側とに移動することができる重心位置変更機構が備えられていることが好ましい。
上記発明において、フロートは、水に浮かべられたときの上下方向における形状が対象であり、上方にも撮影装置を装着する撮影装置装着部を有していることが好ましい。
上記課題を解決するため、フロート付き撮影装置のフロートを上述のフロートとすることとする。
上記課題を解決するため、フロート付き撮影装置は、フロートと、フロートの水中に浸漬される側のフロートの外側に撮影レンズを配置する撮影装置と、フロート内に配置され、フロートの外側と撮影装置との間で通信を行うためのアンテナとを有し、フロートは、水面に浮かべられたときに、水面よりも上方に突出される突出部を生じさせる浮力を有し、アンテナと突出部との間は電波を透過する材質により構成されていることとする。
上記発明において、撮影装置は、突出部の側のフロートの外側にも撮影レンズを備え、フロートは、水面に浮かべられた状態における上下の形状が対称であることとする。
本発明によれば、アンテナを備える撮影装置を水中撮影可能に装着可能であると共に、アンテナの配置に制限が少ないフロートを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るフロート付き撮影装置を水面に浮かべた状態を示し、撮影光軸を含む面における断面の概略の構成を示す図である。 図1に示す撮影装置を斜め上方から見た概略の構成を示す斜視図であり、フロート付き撮影装置からフロートを取り外した状態を示す図ある。 図1に示すフロートを斜め上方から見た概略の構成を示す斜視図であり、フロート付き撮影装置から撮影装置を取り外した状態を示す図である。 第1の実施の形態に係るフロートおよびフロート付き撮影装置の変形例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るフロート付き撮影装置を水面に浮かべた状態を示し、撮影光軸を含む面における断面の概略の構成を示す図である。中継基板の構成を示す図である。 図5に示すフロートに撮影装置が嵌め込まれる前の、フロートおよび撮影装置を斜め上方から見た斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るフロート付き撮影装置を水面に浮かべた状態を示し、撮影光軸を含む面における断面の概略の構成を示す図である。 図7に示すフロートに撮影装置が嵌め込まれる前の、フロートおよび撮影装置を斜め上方から見た斜視図である。 発明に係るフロートとの比較例を示す図である。 第3の実施の形態に係るフロートおよびフロート付き撮影装置の変形例を示す図である。 図10に示すフロート付き撮影装置を上方から見た平面図である。 第4の実施の形態に係るフロートおよびフロート付き撮影装置の変形例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態のフロート付き撮影装置を水面に浮かべた状態を示し、撮影光軸を含む面における断面の概略の構成を示す図である。 本発明の第6の実施の形態のフロート付き撮影装置を水面に浮かべた状態を示し、撮影光軸を含む面における断面の概略の構成を示す図である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るフロート1と、フロート1を備えるフロート付き撮影装置100の構成について図1から図3を参照しながら説明する。
(フロート1およびフロート付き撮影装置100の全体構成)
図1は、フロート付き撮影装置100を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。図1に示すように、フロート付き撮影装置100は、フロート1と、撮影装置101とを有する。以下の説明において、上方(上側)および下方(下側)は、フロート付き撮影装置100を水面Aに浮かべたときの上下方向を基準としている。
図2は、撮影装置101を斜め上方から見た概略の構成を示す斜視図であり、フロート付き撮影装置100からフロート1を取り外した状態が示されている。図3は、フロート1を斜め上方から見た概略の構成を示す斜視図であり、フロート付き撮影装置100から撮影装置101を取り外した状態が示されている。
図1,2に示すように、撮影装置101は、回路部102と、撮影レンズ103と、アンテナ104と、透明カバー105と、筐体106等とを有する。回路部102、撮影レンズ103およびアンテナ104は、透明カバー105および筐体106内に収容される。透明カバー105および筐体106は、内部に水が浸入しないように水密に構成され、撮影装置101は、いわゆる防水カメラとして構成されている。筐体106の外形は全体として円柱体を呈している。
回路部102は、撮像素子107を備え、この撮像素子を含め撮影装置101の動作とその制御を行うことができる。撮像素子107としては、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等を用いることができる。筐体106内には、図示を省略する電源(バッテリー)が備えられ、回路部102はこの電源により駆動される。
撮像素子には、撮影レンズ103から入射した被写体光が結像される。回路部102は、アンテナ104を介して、撮影装置101と離間した場所に配置される図示外の操作装置と電波により通信することができる。つまり、回路部102は、撮影画像や撮影情報等をアンテナ104を介して操作装置に送信することができ、また、アンテナ104を介して、操作装置から動作指令等の情報を受信することができる。操作装置としては、専用のコンピュータの他、汎用の携帯端末等を用いることができる。回路部102とアンテナ104とは通信線108により接続されている。
撮影レンズ103は、筐体106の外部の被写体光を、筐体106内に備えられる回路部102の撮像素子に結像させることができる。透明カバー105は、透明な樹脂で形成され、被写体光は、透明カバー105を透過し撮影レンズ103に入射する。透明カバー105の筐体106との接続部は水密であり、透明カバー105内に水は浸入しない。つまり、透明カバー105を備えることで、撮影レンズ103と筐体106との取付部から筐体106内に水が浸入することを防止することができる。
アンテナ104は、たとえば、平面上に展開されたループアンテナを用いることができる。筐体106は、電波を透過することができるように、たとえば、PET(ポリエチレンテレフタラート)等の樹脂で形成される。したがって、筐体106内に収納されるアンテナ104は、筐体106の外側との間で電波の送受信を行うことができる。
図1,3に示すように、フロート1は、全体として円柱体を呈し、フロート1の下面となる底面2には、撮影装置装着部としての凹部3が形成されている。フロート1は、凹部3の部分を除き中実であり、電波を透過する材質として、たとえば、発泡ポリスチレン(発泡スチロール)にて形成されている。フロート1は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等の電波を透過できる樹脂により形成することもできる。
凹部3は、フロート付き撮影装置100を水中に浮かべたときに浸漬側(水没される側)となる底面2に開口部4を有し、底面2から上方に凹む凹部である。凹部3は、撮影装置101の筐体106を嵌め込むことができる形状を呈する。撮影装置101は、撮影レンズ103を下方に向けて凹部3内に嵌め込まれ、凹部3内に保持された状態で装着される。筐体106と凹部3との互いの形状や大きさ等は、筐体106が凹部3内に圧入状態で嵌め込まれ、凹部3から撮影装置101が下方に落下することのないように設定されている。
フロート1は、撮影装置101が装着された状態で、図1に示すように、水面Aから突出する突出部5を生じさせる浮力を有するように、直径や厚さ等の形状や材質が設定されている。
上述のように、フロート1は、底面2に撮影装置101が装着される撮影装置装着部としての凹部3を有している。底面2は、フロート付き撮影装置100が水中に浮かべられたときに、フロート1の下側に位置し水中に浸漬される。つまり、凹部3は、フロート1の浸漬側に設けられている。また、フロート1は、凹部3に撮影装置101が装着された状態で水中に浮かべたときに、水面よりも上方に突出される突出部5を生じさせる浮力を有する。そして、フロート1は、突出部5を含め全体が発砲ポリスチレンにて形成され、凹部3に装着された撮影装置101のアンテナ104と突出部5との間を電波が透過できる。
上述のように構成されるフロート付き撮影装置100は、水中に浮かべられたときに、突出部5が水面Aから上方に突出する。そのため、アンテナ104が水面Aよりも下方に位置する場合であっても、アンテナ104から放射された電波は突出部5を介して水上に放射され、また、水上の操作装置(図示省略)から放射された電波は突出部5を介してアンテナ104に伝播できる。したがって、フロート付き撮影装置100は、アンテナ104を水面A上に配置する必要がない。つまり、フロート1は、アンテナ104の配置に制限を少なくすることができる。
上述のように構成されるフロート1は、アンテナ104を水面Aよりも下方に配置しても水面Aよりも上方に電波を送受信ができる。したがって、アンテナ104を下方に配置でき、撮影装置101の高さを低くすることができる。このため、フロート付き撮影装置100は、重心を低く構成でき、水面Aに浮かべられたときに、波等に対して姿勢を安定させることができる。
フロート1の水面Aに接する喫水線位置B(図1参照)とアンテナ104との成す角度θよりも内側(内角側)の範囲で、アンテナ104は、電波を送受信し易い。一方、角度θよりも外側(外角側)の範囲については、アンテナ104から水面A上に至る経路に水が存在するため電波を送受信し難い。したがって、フロート1の水平方向の大きさ(フロート1の直径)や、アンテナ104の水面Aに対する上下方向の位置等を適宜に設定することで角度θを所望の値にすることができる。角度θは、撮影装置101と操作装置(図示省略)とが通信し易いように設定される。
凹部3は、底面2よりも上方に凹む凹部である。そのため、凹部3内に撮影装置101が保持(装着)されたときに、撮影装置101内に配置されるアンテナ104を上方に配置することができる。これにより、角度θの広角化を行うことができ、アンテナ104が水上に対して電波を送受信できる範囲を広くすることができる。
凹部3は、フロート1の外側の面に形成される凹部である。したがって、撮影装置101のフロート1への装着作業は、フロート1の外部から凹部3に嵌め込むという簡単な作業である。また、撮影装置101は防水カメラである。そのため、フロート1の側に撮影装置101に対する防水のための構造を備える必要がない。つまり、撮影装置101を防水カメラとし、撮影装置装着部をフロート1の外側から内側に凹む凹部3とすることで、撮影装置101のフロート1への装着作業を容易なものとすることができる。また、撮影装置101のフロート1からの取り外し作業も容易となる。
フロート1の上面6には、重心位置変更機構7が備えられている。重心位置変更機構7は、重り8,9,10と、重り8,9,10を移動可能に支持するガイド11,12,13とを有する。重り8,9,10は、互いに同一の形状であるため、重り8を例にとって説明する。また、ガイド11,12,13も、互いに同一の形状であるため、ガイド11を例にとって説明する。
ガイド11は、両端に下方に曲がる支持部11A,11Aを有する。支持部11A,11Aは、上面6に対して、たとえば、差し込み等の方法により、フロート1に対して固定されている。支持部11A,11Aが、フロート1に固定された状態で、ガイド11と上面6との間には、重り8と上面6とが干渉することなく、重り8がガイド11に沿って移動できるように間隔D(図1参照)が設けられている。
ガイド11の周囲には、ネジ11B(図3参照)が螺刻されている。また、重り8は、ガイド11が挿通され、ネジ11Bにねじ係合できるねじ孔8Aが形成されている。したがって、重り8は、ガイド11の周囲に回転させることで、ネジ11Bのリードを受けてガイド11に沿って移動させることができる。
ガイド11,12,13は、撮影光軸Xを中心に等角度(120度間隔)で放射状に配置されている。したがって、ガイド11,12,13に沿って移動可能に備えられる重り8,9,10は、フロート1の中心側(撮影光軸X側)と外側(撮影光軸Xから離れる方向)とに移動させることができる。そして、重り8,9,10の位置を適宜変えることで、フロート付き撮影装置100の重心を調整することができる。
フロート付き撮影装置100の重心が撮影光軸X上に位置していない場合、フロート付き撮影装置100が傾斜し撮影光軸Xが鉛直線に対して傾斜してしまう。このような場合に、フロート付き撮影装置100の重心が撮影光軸Xに配置されるように重り8,9,10を各ガイドに沿って移動させることで、撮影光軸Xと鉛直線とを一致させることができる。
逆に、撮影光軸Xを鉛直線に対して傾斜させたい場合は、重り8,9,10の位置を調整し、フロート付き撮影装置100の重心を撮影光軸Xからずらす(外す)。フロート付き撮影装置100の重心が撮影光軸Xからずれる(外れる)ことにより、フロート付き撮影装置100の姿勢が傾き、撮影光軸Xを鉛直線に対して傾斜させることができる。これにより、撮影光軸Xが鉛直線に対して傾斜した方向に偏った範囲を撮影することができる。
(第1の実施の形態に係るフロート1およびフロート付き撮影装置100の変形例)
図4に第1の実施の形態に係るフロート1およびフロート付き撮影装置100の変形例を示す。第1の実施の形態に係るフロート1およびフロート付き撮影装置100の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
上述のフロート1は、中実の構成であるのに対し、図4に示すフロート1は、中空部14を有する構成である。外殻壁15の内側が中空部14として形成される。外殻壁15の上方には開口部16が形成され、この開口部16は蓋体17により閉じられている。外殻壁15および蓋体17は、たとえば、PETやアクリル樹脂等の電波を透過できる材質にて形成する。凹部3に嵌め込まれ装着された撮影装置101は、外殻壁15をフロート1の中空部14内から凹部3側に貫通するねじ18により固定される。撮影装置101の筐体106には、ねじ18がねじ結合するねじ孔109が形成される。なお、撮影装置101は、凹部3への圧入により固定される構成であってもよい。
蓋体17は、外殻壁15の上縁15Aに対して、たとえば、図示を省略するパッチン錠等の締結手段により固定されている。また、蓋体17と上縁15Aとの当接部には図示を省略する防水パッキンが備えられ、該締結手段により蓋体17が外殻壁15に固定されると、フロート1は水密な状態となり、開口部16から中空部14内への水の浸入を防止できる。
中空部14内は空気であるため、中実にする場合に比べて電波を伝播し易く、また、フロート1の浮力を大きくし易い。
なお、外殻壁15から蓋体17を外すことで、フロート付き撮影装置100の取扱者は、開口部16から中空部14内にアクセスすることができ、ねじ18の着脱を行うことができる。
(第2の実施の形態)
続いて、図5,6を参照しながら本発明の第2の実施の形態に係るフロート20およびフロート付き撮影装置200の構成について説明する。以下の説明において、第1の実施の形態に係るフロート1およびフロート付き撮影装置100の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図5は、フロート付き撮影装置200を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。図6は、フロート20に撮影装置101が嵌め込まれる前の、フロート20および撮影装置101を斜め上方から見た斜視図である。
フロート20は、凹部3と上面6とに貫通する孔部21を有する。孔部21は、撮影装置装着部としての凹部3から突出部5の外部である上面6に貫通する。孔部21内は空気である。空気は、発泡ポリスチレンに比べて空気の方が電波の伝播性が高い。したがって、フロート1のようにフロート1の内部が発泡ポリスチレン等の樹脂で充填されている場合に比べて、孔部21を有することで、水面Aの上方に対して電波の送受信を行い易くなる。
(第3の実施の形態)
図7,8を参照しながら本発明の第3の実施の形態に係るフロート30およびフロート付き撮影装置300の構成について説明する。以下の説明において、第1の実施の形態に係るフロート1およびフロート付き撮影装置100の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図7は、フロート付き撮影装置300を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。図8は、フロート30に撮影装置101が嵌め込まれる前の、フロート30および撮影装置101を斜め上方から見た斜視図である。
フロート30は、水中に浸漬される側に錐体部として円錐体部31を有する。円錐体部31は、下方から上方に向かって太くなる形状を呈している。つまり、円錐体部31の横断面(鉛直線に直交する面)の面積は、上方から下方に向かって狭くなっている。そして、円錐体部31の下端(頂部)を含む位置には、凹部3が形成されている。 円錐体部31は、撮影光軸Xに対して対称の形状である。また、フロート30の底面となる円錐体部31の錐体面32は、撮影光軸Xから外側に向かって上方に傾斜する斜面である。
フロート30は、円錐体部31を有することで、フロート30の形状を上下方向の厚さを開口部4の周縁部4Aにおける厚さの円盤の形状にする場合に比べて、体積が小さくなり浮力が小さくなる。加えて、凹部3は、円錐体部31の最も下方となる下端を含む位置に配置される。そのため、フロート付き撮影装置100を水面Aに浮かべたときに、撮影装置101の水深を深くすることができる。
フロート30の構成に対し、たとえば、図9に示すように、下方に延設される円柱部CY内に凹部3を形成し、この凹部3内に撮影装置101を装着した場合にも、撮影装置101の水深を深くすることができる。しかしながら、かかる構成とした場合には、アンテナ104の電波の送受信範囲は、円柱部CYの外側に在る水に制限されるため狭くなってしまう虞がある。これに対し、円錐体部31を備え、この円錐体部31の頂部に凹部3を形成し、この凹部3に撮影装置101を装着することで、アンテナ104の電波の送受信範囲の広範囲化を行うことができる。
フロート30の水平方向の大きさ、すなわち直径を大きくすることで、水面Aの波の波長に対するフロート30の水平方向の大きさの比率が大きくなる。これにより、フロート付き撮影装置300は、波による揺れを低減させられる。しかしながら、撮影装置101の撮影画角γ(図7参照)が180度を超える場合には、フロート30の水平方向の大きさを大きくすると、被写体光がフロート30によりケラレ易くなる。そこで、フロート30の水中に浸漬される側を円錐体部31とし、フロート30の下面側を錐体面32(撮影光軸Xから外側に向かって上方に傾斜する斜面)とすることで、撮影画角が180度を超える場合であっても、被写体光のケラレ量を少なくすることができる。
円錐体部31の錐体面32の成す角度の外角β(図7参照)は、撮影画角γ以上とすることが好ましい。外角βを撮影画角γ以上とすることで、フロート30の水平方向の大きさに関らず、被写体光が錐体面32によりケラレてしまうことを防止できる。
なお、フロート30は、図5,6に示す第2の実施に係るフロート20の孔部21に相当する孔部を、凹部3から突出部5の外部に貫通するように形成してもよい。フロート30内を発泡ポリスチレン等の樹脂で充填する場合に比べて、該孔部を形成することで、水面Aの上方に対して電波の送受信を行い易くなる。
凹部3は、フロート30の底面としての錐体面32よりも上方に凹む凹部である。そのため、凹部3内に撮影装置101が保持(装着)されたときに、撮影装置101内に配置されるアンテナ104を上方に配置することができる。これにより、角度θの広角化を行うことができ、アンテナ104が水上に対して電波を送受信できる範囲を広くすることができる。
(第3の実施の形態に係るフロート30およびフロート付き撮影装置300の変形例)
図10,11に第3の実施の形態に係るフロート30およびフロート付き撮影装置300の変形例を示す。図10は、フロート付き撮影装置300を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。図11は、フロート付き撮影装置300を上方から見た平面図である。上述のフロート1およびフロート付き撮影装置100並びにフロート30およびフロート付き撮影装置300の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
上述のフロート30は、中実の構成であるのに対し、図10,11に示すフロート30は、中空部33を有する構成である。外殻壁34の内側が中空部33として形成される。外殻壁34の上方には開口部35が形成され、この開口部35は、蓋体36により閉じられている。外殻壁34は、周壁部34Aと底壁部34Bとを有する。底壁部34Bの下面は、錐体面32を形成する。外殻壁34および蓋体36は、たとえば、PETやアクリル樹脂等の電波を透過できる材質にて形成する。凹部3に嵌め込まれた撮影装置101は、フロート30の中空部33内から凹部3側に貫通するねじ37により固定される。撮影装置101の筐体106には、ねじ37がねじ結合するねじ孔109が形成される。なお、撮影装置101は、凹部3への圧入により固定される構成であってもよい。
蓋体36は、周壁部34Aの上縁34Cに対して、たとえば、図示を省略するパッチン錠等の締結手段により固定されている。また、蓋体36と上縁34Cとの当接部には図示を省略する防水パッキンが備えられ、該締結手段により蓋体36が周壁部34Aに固定されると、フロート30は水密な状態となり、開口部35から中空部33内への水の浸入を防止できる。
中空部33内は空気であるため、中実にする場合に比べて電波を伝播し易く、また、フロート30の浮力を大きくし易い。
なお、外殻壁34から蓋体36を外すことで、フロート付き撮影装置300の取扱者は、開口部35から中空部33内にアクセスすることができ、ねじ37の着脱を行ったり、重心位置変更機構7の重り8,9,10の位置調整を行うことができる。
図10,11に示すフロート付き撮影装置300においては、重心位置変更機構7は、底壁部34Bに取り付けられ、中空部33内に配置する構成とされている。しかしながら、重心位置変更機構7は、図7,8に示すように上面6(蓋体36の上面)に取り付ける構成としてもよい。
(第4の実施の形態)
続いて、図12を参照しながら本発明の第4の実施の形態のフロート40およびフロート付き撮影装置400の構成について説明する。図12は、フロート付き撮影装置400を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。以下の説明において、第3の実施の形態に係るフロート30およびフロート付き撮影装置300の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
フロート付き撮影装置400は、フロート付き撮影装置300に対して、同様の構成のフロート付き撮影装置300Aを取り付けた構成である。フロート付き撮影装置300Aは、フロート付き撮影装置300を上下反転された状態でフロート付き撮影装置300の上部に取り付けられる。フロート付き撮影装置300とフロート付き撮影装置300Aとは、それぞれ蓋体36を有さず、フロート付き撮影装置300の上縁34Cの内周に形成される雌ねじ41と、フロート付き撮影装置300Aの上縁34C(周壁部34Aの下縁であるが、フロート付き撮影装置300の上縁34Cに対応する部位であるので上縁と記載している)の外周に形成される雄ねじ42とが互いにねじ結合し一体に構成されている。雌ねじ41と雄ねじ42とは水密にねじ結合されている。
フロート付き撮影装置400は、上下に撮影装置101が備えられている。したがって、フロート付き撮影装置300あるいはフロート付き撮影装置300Aのいずれを下にして水面Aに浮かべても、水中と空中の両方を撮影することができる。また、フロート付き撮影装置400は、上下方向における形状が対称であり、重心がフロート付き撮影装置400の上下方向の中間に位置している。そのため、フロート付き撮影装置300あるいはフロート付き撮影装置300Aのいずれを下にして水面Aに浮かべても、水中と空中の撮影範囲は同一となる。これによりフロート付き撮影装置400を水面に浮かべる際に、フロート付き撮影装置400の天地に気を配る必要がなくなる。
フロート付き撮影装置400においては、フロート付き撮影装置300およびフロート付き撮影装置300Aの両方に重心位置変更機構7を備えているが、いずれか一方に備える構成としてもよい。
なお、図7,8に示す中実のフロート30を備えるフロート付き撮影装置300から重心位置変更機構7を取り外し、重心位置変更機構7を備えないフロート付き撮影装置300を上面6同士を固着し、上下対称の形体としてもよい。
フロートは、フロート1,20,30,40の形状に限らない。フロートは、たとえば、直方体等の多角形の柱体、四角錘等の多角形の錐体を呈する構成としてもよい。しかしながら、フロートは、凹部3の部分を含め全体が撮影光軸Xに対して対称の形状が好ましい。フロートを撮影光軸Xに対して対称の形状とすることで、重心を撮影光軸Xに一致させ易くなる。これにより、撮影光軸Xを鉛直線に沿わせ易い。
より好適には、フロート1,20,30,40のように平面視における形状(撮影光軸Xと直交する断面の形状)を円形とすることが好ましい。平面視の形状が円形とされることで、撮影光軸Xの周囲の全周に亘って撮影光軸Xを中心とする上下方向のモーメントを同一にすることができる。これにより、撮影範囲の偏りを少なくできる。
たとえば、平面視における形状が多角形の場合、多角形の頂点部と辺部とでは、撮影光軸Xからの距離が異なる。そのため、フロートに傾斜させる力が作用する場合、傾斜させる力の大きさが同一でも、頂点部に作用するか辺部に作用するかで、モーメントが異なり傾斜の角度が異なる。したがって、頂点部側と辺部側とで撮影範囲に違いを生じることがある。これに対し、フロートの断面形状を円形とすることで、撮影範囲の偏りを少なくすることができる。
また、撮影装置101についても同様に、撮影光軸Xに対して対称の形状が好ましい。フロートに装着した際に、フロート付き撮影装置全体の重心を撮影光軸Xに一致させ易くなる。これにより、撮影光軸Xを鉛直線に沿わせ易くなる。
より好適には、平面視における形状(撮影光軸Xと直交する断面の形状)を円形とすることがより好ましい。フロートに装着した際に、フロート付き撮影装置全体として、撮影範囲の偏りを少なくすることができる。フロートおよび撮影装置の断面形状を円形とすることで、撮影範囲の偏りを好適に少なくすることができる。
上述の各実施の形態およびその変形例では、アンテナ104が筐体106内に収納されているが、アンテナ104を筐体106の外側に配置する構成としてもよい。
(第5の実施の形態)
図13を参照しながら本発明の第5の実施の形態のフロート付き撮影装置500の構成について説明する。図13は、フロート付き撮影装置500を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。以下の説明において、図4に示すフロート付き撮影装置100の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
フロート付き撮影装置500は、フロート50と撮影装置501とを有する。上述の図4に示すフロート付き撮影装置100は、フロート1と撮影装置101とが別体の構成であるのに対し、撮影装置501は、フロート50内に組み込まれた構成となっている。フロート50は、フロート付き撮影装置100におけるフロート1の凹部3に対応する部分が平面51に形成されている。すなわち、底面2は、平面51を含み平面に形成されている。そして、平面51の外側の面に撮像素子107および撮影レンズ103が備えられ、さらに撮影レンズ103を覆うように透明カバー105が備えられている。
撮影装置501は、フロート50の水中に浸漬される側の外側に撮影レンズ103を配置している。これにより、フロート50内に撮影レンズ103を備える場合に比べて、フロート50等による被写体光のケラレ量を少なくすることができる。
上述のように、フロート50は、水中に浮かべたときに、水面よりも上方に突出される突出部5を生じさせる浮力を有する。そして、フロート50は、突出部5を含め全体が電波を透過する材質(たとえば、PETやアクリル樹脂等)にて形成され、フロート50内に配置されたアンテナ104と突出部5との間を電波が透過できる。
フロート付き撮影装置500は、水中に浮かべられたときに、突出部5が水面Aから上方に突出する。そのため、アンテナ104が水面Aよりも下方に位置する場合であっても、アンテナ104から放射された電波は突出部5を介して水上に放射され、また、水上の操作装置(図示省略)から放射された電波は突出部5を介してアンテナ104に伝播できる。したがって、フロート付き撮影装置500は、アンテナ104を水面A上に配置する必要がない。つまり、フロート50は、アンテナ104の配置に制限を少なくすることができる。
上述のように構成されるフロート50は、アンテナ104を水面Aよりも下方に配置しても水面Aよりも上方に電波を送受信ができる。したがって、アンテナ104を下方に配置でき、撮影装置501の高さを低くすることができる。このため、フロート付き撮影装置500は、重心を低く構成でき、水面Aに浮かべられたときに、波等に対して姿勢を安定させることができる。
フロート50の水面Aに接する喫水線位置B(図1参照)とアンテナ104との成す角度θよりも内側(内角側)の範囲で、アンテナ104は、電波を送受信し易い。一方、角度θよりも外側(外角側)の範囲については、アンテナ104から水面A上に至る経路に水が存在するため電波を送受信し難い。したがって、フロート50の水平方向の大きさ(フロート50の直径)や、アンテナ104の水面Aに対する上下方向の位置等を適宜に設定することで角度θを所望の値にすることができる。角度θは、撮影装置501と操作装置(図示省略)とが通信し易いように設定される。
(第6の実施の形態)
図14を参照しながら本発明の第6の実施の形態のフロート付き撮影装置600の構成について説明する。図14は、フロート付き撮影装置600を水面Aに浮かべた状態を示し、撮影光軸Xを含む面における断面の概略の構成が示されている。以下の説明において、フロート付き撮影装置400の部材と同様の部材については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
フロート付き撮影装置600は、フロート60と撮影装置601とを有する。上述のフロート付き撮影装置400は、フロート40と撮影装置101とが別体の構成であるのに対し、撮影装置601は、フロート60内に組み込まれた構成となっている。フロート60は、フロート付き撮影装置400におけるフロート40の凹部3に対応する部分が平面61に形成されている。そして、平面61の外側の面に撮像素子107および撮影レンズ103が備えられ、さらに撮影レンズ103を覆うように透明カバー105が備えられている。
撮影装置601は、上下それぞれに撮影レンズ103および撮像素子107を配置している。回路部102およびアンテナ104は、上下の撮像素子107に共通に備えられている。一方の撮像素子107は、回路部102と通信線110により接続されている。つまり、通信線110により回路部102と接続される撮像素子107は、他方の撮像素子107とアンテナ104とを接続する通信線108を介してアンテナ104と接続される。フロート付き撮影装置600は、上下に撮像素子107および撮影レンズ103を備える撮影装置601が備えられているため、2つの撮像素子107のどちらを下にして水面Aに浮かべても、水中と空中の両方を撮影することができる。また、フロート付き撮影装置600は、上述のフロート付き撮影装置400と同様に、上下方向における形状が対称であり、重心がフロート付き撮影装置600の上下方向の中間に位置し、アンテナ104は、該重心位置に配置されている。したがって、フロート付き撮影装置600は、2つの撮像素子107のどちらを上下にして水面Aに浮かべられても、水中と空中の撮影範囲は同一となる。これによりフロート付き撮影装置600を水面に浮かべる際に、フロート付き撮影装置600の天地に気を配る必要がなくなる。
撮影レンズ103は、平面61の外側、すなわち、フロート60の上下の外側に配置されている。これにより、フロート60内に撮影レンズ103を備える場合に比べて、フロート60等による被写体光のケラレ量を少なくすることができる。
上述したフロート1,20,30,50,60あるいはフロート付き撮影装置100,200,300,400,500,600は、フロートに推進装置を備える構成としてもよい。この推進装置により、フロート付き撮影装置100,200,300,400,500,600を水中で移動させることができる。推進装置は、電波等を用いて遠隔から推進力あるいは進行方向を制御できる構成とすることが好ましい。推進装置の推進力は、水中内に配置されるスクリュー、あるいは空中に配置されるプロペラ等をモーター等の駆動源により回転させることで発生させることができる。
1,20,30,40,50,60 … フロート
100,200,300,400,500,600 … フロート付き撮影装置
3 … 凹部(撮影装置装着部)
5 … 突出部
7 … 重心位置変更機構
21 … 孔部
31… 円錐体部(錐体部)
101 … 撮影装置
104 … アンテナ
β … 外角
A … 水面

Claims (10)

  1. 撮影装置が装着される撮影装置装着部を水中に浸漬される側に有し、
    前記撮影装置装着部に撮影装置が装着された状態で水面に浮かべられたときに、水面よりも上方に突出される突出部を生じさせる浮力を有し、
    前記突出部を含め、前記撮影装置装着部に装着された撮影装置に備えられるアンテナと、前記突出部との間は電波を透過する材質により構成されている、
    ことを特徴とするフロート。
  2. 請求項1に記載のフロートにおいて、
    前記撮影装置装着部から前記突出部の外部に貫通する孔部が形成されている、
    ことを特徴とするフロート。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフロートにおいて、
    前記フロートの水中に浸漬される側に、水面に浮かべられた状態における上方から下方に向かって細くなる錐体部を有し、
    前記撮影装置装着部は、前記錐体部の下端を含む位置に配置される、
    ことを特徴とするフロート。
  4. 請求項3に記載のフロートにおいて、
    前記錐体部の錐体面の成す頂角の外角は、前記撮影装置の画角以上である、
    ことを特徴とするフロート。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフロートにおいて、
    前記撮影装置装着部は、前記フロートの底面よりも上方に凹む凹部であり、この凹部内に前記撮影装置を保持する、
    ことを特徴とするフロート。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフロートにおいて、
    前記フロートには、重りを前記フロートの中心側と外側とに移動することができる重心位置変更機構が備えられている、
    ことを特徴とするフロート。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のフロートにおいて、
    前記フロートは、水に浮かべられたときの上下方向における形状が対象であり、上方にも撮影装置を装着する撮影装置装着部を有している、
    ことを特徴とするフロート。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のフロートを備えることを特徴とするフロート付き撮影装置。
  9. フロートと、
    前記フロートの水中に浸漬される側の前記フロートの外側に撮影レンズを配置する撮影装置と、
    前記フロート内に配置され、前記フロートの外側と前記撮影装置との間で通信を行うためのアンテナと、
    を有し、
    前記フロートは、水面に浮かべられたときに、水面よりも上方に突出される突出部を生じさせる浮力を有し、
    前記アンテナと前記突出部との間は電波を透過する材質により構成されている、
    ことを特徴とするフロート付き撮影装置。
  10. 請求項9に記載のフロート付き撮影装置において、
    前記撮影装置は、前記突出部の側の前記フロートの外側にも撮影レンズを備え、
    前記フロートは、水面に浮かべられた状態における上下の形状が対称である、
    ことを特徴とするフロート付き撮影装置。
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