JP6356703B2 - 発電セルに対する電子管理システム、発電システム、およびエネルギー流を電子的に管理する方法 - Google Patents

発電セルに対する電子管理システム、発電システム、およびエネルギー流を電子的に管理する方法 Download PDF

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Description

本発明は、光起電力セル等の発電セルの分野に関し、より具体的には、発電セルに対する電子管理システム、発電システム、およびエネルギーの流れを電子的に管理する方法に関する。
標準的な光起電力発電設備は、一般に、集中型変換器を備えている。この集中型変換器は、典型的に、個々の最大電力点追尾(MPPT:Maximum Power Point Trcking)を実行することができる唯一の入力チャネルを有している。
光起電力モジュールは、複数のセルストリング列(例えば、1つのパネル内に3列)で構成されている。1つのセルストリングは、複数の光起電力セルを直列接続したもの(例えば、1つのパネルには、ストリング毎に32個のセルが接続されている。)である。これらのセルストリングは、光起電力接合ボックスの中で、直列に接続されている。
これらのストリングのそれぞれには、光起電力接合ボックスの中で、バイパスダイオードを関連づけることができる。これらのバイパスダイオードは、部分的に日陰が起こった場合(ホットスポット)に、光起電力セルが損傷されるのを防ぐことを目的としている。そして、光起電力モジュールは、直列に接続され、電圧が上昇されて、集中型変換器の定格電圧に適合させられる。
最終的には、モジュールの複数のストリングは、並列に接続されて、集中型変換器の定格電力に適合される。
この構造によると、煙突、樹木、電力線、埃、塵、および鳥の落下物等による遮光によって、更に、製造のばらつき、経時変化等によるパネル不整合によって、遮光モジュール、および非遮光モジュールの双方に、重大な電力損失が生ずる可能性がある。
更に、家屋用および市販用設備は、本来的に必要な大きさよりも、平均して25%程小さいという事実が、一般に報告されている。これは、家屋用および市販用設備が、遮光問題、および非正規な屋根形状を考慮して設計されているからである。
この問題に対する解決策として、分散型の光起電力発電システムの構造を使用することができる。分散型の光起電力システムの考え方は、マイクロ変換器またはマイクロインバータ技術が開発されて可能になったものである。マイクロ変換器またはマイクロインバータは、光起電力セルモジュールのスケール(または、更には、光起電力セルモジュールのストリングのスケール)でMPPTを実行することができるからである。
しかしながら、複数のマイクロ変換器、またはマイクロインバータを使用するこの構成は、部分的遮光、および光起電力モジュールの異なる傾きや向き角度に関連する問題の一部しか解決することはできない。
更に、マイクロ変換器の数が増加すれば、このような光起電力セルパネルの費用が上昇することになる。
特許文献1は、再構成可能なタイルを有する太陽光モジュールを開示している。また、一体化した太陽光発電セルのシステムを有する再構成可能太陽光セルパネルについても述べている。太陽光発電セルは、モジュール式の配列であり、その中に、監視、制御、再構成回路が一体化されている。複数の太陽光セルが、1枚のプリント基板の上にパッケージされて、太陽光モジュールが形成されている。このモジュールは、太陽光モジュール配列再構成可能タイル(SMART:solar module array reconfigurable tile)としても知られている。太陽光パネルは、複数のモジュールで構成され、これらのモジュールは、ともに電気的に接続されている。プリント基板は、太陽光セルの配列の物理支持体であり、太陽光セルモジュールを備える太陽光セル間の電気接続パスを提供している。モジュール上のそれぞれの太陽光セルは、太陽光セルマトリクスの一部分である。複数のモジュールがアセンブルされて、1つの太陽光パネルが構成される。
しかし、特許文献1に記載されている解決策は、面倒、かつ高価である。これは、太陽光セル間のルーティングおよび切り替えの両方が、基板上で行われるからである。更に、エネルギーの流れに対するルーティング線と、トランジスタを制御するための制御線との両方を、前もって知る必要があり、そのため太陽光パネルは、更に高価なものになる。特許文献1は、太陽光パネルを変換器に接続することに関しては、言及していない。
特許文献2は、再構成のためのフレックス回路を使用した光起電力モジュールを開示している。
特許文献2では、光起電力セルが、環境条件に応じて、直列か、または並列に接続される場合でも、または単独で使用される場合でも、1つだけの変換器が使用されている。そのため、この場合、再構成は、最適には行われておらず、従って、変換器容量は、最適に使用されてはいない。
特許文献3は、光起電力モジュールおよびインバータを備えるエネルギー設備を制御するための操作方法、およびデバイスに関して述べている。また、光起電力モジュールの接続を組み合わせて、選択した組み合わせを確立するべく切り替えユニットを制御する方法を述べている。
特許文献3には、直列/並列接続によって、変換器に対する電流としてその動作範囲内の入力を供給することを述べているが、PVセルから変換器出力までの全体チェーンの効率に関しては、考慮に入れていない。
米国特許第6350944号明細書 国際公開第2008/076301号 国際公開第2009/060273号 国際公開第2010/070621号
本発明は、上に述べた欠点を、少なくとも部分的に緩和し、特に、電力変換効率を向上させることを目的としている。
この目的のために、本発明は、発電セルに対する電子管理システムを提供するもので、この電子管理システムは、
− nを正の整数として、関連するn個の発電セルに接続されるセル接続端子と、
− mを正の整数とし、mの最小値をm=2として、関連するm個の静的変換器に接続される出力端子と、
− 前記セル接続端子から前記出力端子に向かっての行路上で、エネルギーの流れをルーティングするようになっているエネルギールーティングモジュールと、
− 前記エネルギールーティングモジュールを、動的に制御するようになっている電子制御ユニットとを備えている。
変換器へ動的にエネルギーをルーティングすることによって、電力変換を最適化することができる。電子管理システムは、多くの異なる状況に対して、多様に適用することができる。電子管理システムは、発電セルの構成とは、無関係であり、発電システムの中に、簡単な要領で一体化することができる。
特定の一実施形態においては、電子制御ユニットは、
− セル接続端子における、電圧および/または電流センサを備えるグループの中の第1のセンサと、
− 静的変換器の出力端子における電圧および/または電流センサを備える、第2のセンサとを備え、
電子制御ユニットは、前記第1および第2のセンサの出力に従って、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを動的に再設定するように構成されている。
従って、セル接続端子におけるセンサ測定と静的変換器の出力におけるセンサ測定の両方を考慮に入れることにより、全体チェーン(光起電力セル、エネルギールーティングモジュール、および変換器)を考慮の対象とすることができる。従って、本発明によると、(i)変換器の出力における瞬時電力、および(ii)変換器の経時変化のグループの中の少なくとも1つのパラメータを最適化することができる。
前記パラメータが、変換器の瞬時電力出力であるとすれば、最適化は、変換器の瞬時電力出力を最大にすることを意味している。
前記パラメータが、変換器の経時変化であるとすれば、最適化は、例えば、より低い温度で作動させることにより、ストレスを軽減し、経時変化を低下させる運転状態で変換器を作動させること意味している。
別の例として、1つの変換器を選択して、その入力におけるセルレベルの出力電力が変換器の動作範囲内で最適化される場合を考えてみる。動作している際に変換器の温度が上昇し、変換効率が減少したとする。この場合には、制御ユニットは、検出器を通して、変換器の出力は低下しているが、セル接続端子における電力が変わっていないことを観測する。制御ユニットは、プログラムされており、この場合には、エネルギールーティングモジュールのスイッチは動的に再設定されるべきで、別の変換器、または並列に接続されている第2の変換器に動的に設定することを結論づける。システムの瞬時電力出力は、再び上昇し、システム全体の電力出力は最適化される。
他の特性を、単独か、または組み合わせて取り入れることにより、いくつかの実施形態を考えることができる。
1つの実施形態においては、mは、nより小さい正の整数である。
この構成によると、使用する変換器の数を最小にすることができ、特に、完全分散型の電力変換システムと比較して、全体的な発電コストを低減することができる。
別の実施形態においては、システムは、少なくとも2n個のセル接続端子と、少なくとも2m個の出力端子を備えている。
1つの実施形態においては、エネルギールーティングモジュールは、前記セル接続端子と前記出力端子との間の電気接続マップと、電気接続マップの中に配置されたスイッチとを備え、これにより、前記セル接続端子の少なくとも1つから前記出力端子の少なくとも1つに向かっての行路上で、エネルギーをルーティングすることができる。
電気接続マップおよびスイッチは、前記出力のところで、前記セル接続端子の、複数の直列接続および/または並列接続を形成するように構成することができる。
1つの実施形態においては、スイッチは、導通状態においてはオーム抵抗は低いものである。
このスイッチは、電気機械スイッチ、MOSFETトランジスタ、またはIGBTスイッチであってもよい。
電子制御ユニットは、制御パラメータの変化に応答して、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを動的に再設定するように構成することができる。制御パラメータは、環境温度、少なくとも1つの光起電力セルの日射照度、少なくとも1つの変換器の変換器デューティーサイクル、障害フラグ、および生成電力レベルを備えるパラメータのグループの中の少なくとも1つのパラメータであるのがよい。
別の例においては、電子制御ユニットは、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを、基本的には定期的に、動的に再設定するように構成されている。
更なる例においては、電子制御ユニットは、過去のエネルギールーティング設定を基に推定した最適電力出力に基づいて、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを動的に再設定するように構成されている。
更に、電子制御ユニットは、電力コスト関数の最適化に基づいて、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを動的に再設定するように構成することができる。
電子制御ユニットは、前記出力の操作の周期を変更するように構成することができる。
別の実施形態においては、エネルギールーティングモジュールは、p個(pは正の整数,すなわちp≧1)の補助出力を更に備えている。p個の補助出力は、前記エネルギールーティングモジュールの、対応するp個の補助入力端子に接続され、これにより、前記p個の出力と前記p個の入力端子との間で環状接続を形成している。
前記環状接続の少なくとも1つの環状接続は、静的変換器を備えることができる。
本発明は、発電システムにも関する。この発電システムは、
− 少なくともn個(nは正の整数)の発電セルと、
− 少なくともm個(mは正の整数で、mの最小値はm=2)の静的変換器と、
− 上記で述べた電子管理システムを備え、電子管理システムは、
− 関連するn個の発電セルに接続されたセル接続端子と、
− 関連するm個の静的変換器に接続された出力端子と、
− 前記セル接続端子から前記出力端子に向かっての行路上でエネルギーの流れをルーティングするようになっているエネルギールーティングモジュールと、
− エネルギールーティングモジュールを動的に制御するようになっている電子制御ユニットとを備えている。
特定の実施形態においては、電子制御ユニットは、
− セル接続端子における電圧および/または電流センサを備えるグループの中の第1のセンサと、
− 静的変換器の出力端子における電圧および/または電流センサを備える第2のセンサとを備え、
電子制御ユニットは、前記第1および第2のセンサの出力に従って、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを動的に再設定するように構成されている。
いくつかの実施形態においては、mは、nより小さくてよい。
発電セルは、いくつかの光起電力セル、複数の光起電力セルを備える光起電力ストリング、または電気化学セル、または燃料電池であってもよい。
1つの実施形態においては、前記変換器は、MPPT制御ユニットを備えている。
前記m個の静的変換器は、異なる電力範囲および/または変換技術を有する変換器の、少なくとも2つのグループに分けることができる。
また、本発明は、少なくともn個(nは正の整数)の発電セルと少なくともm個(mは正の整数で、mの最小値はm=2)の静的変換器との間のエネルギーの流れを電子的に管理する方法にも関する。この方法は、発電セルに接続されたセル接続端子から前記出力端子に向かっての行路上でエネルギーの流れを動的にルーティングするステップを備えている。
特定の実施形態においては、本発明の方法は、
− セル接続端子における電圧値および/または電流値を備えるセル値を検出するステップと
− 静的変換器の出力における電圧値および/または電流値を備える変換器値を検出するステップと、
− セル値および変換器値に従って、発電セルに接続されたセル接続端子から、前記出力端子に向かう行路上で、エネルギーの流れを動的にルーティングするステップとを、更に備えている。これらの出力端子の少なくともいくつかは、前記少なくともm個の静的変換器に接続されている。
1つの実施形態においては、mは、nより小さい値である。
本発明の方法のある実施形態においては、
− 稼働している変換器と、障害のために稼働していない変換器との間で、変換器の稼働状態を検出するステップと、
− 発電セルに接続された2n個のセル接続端子から前記稼働変換器に向かう行路上で、エネルギーの流れを動的にルーティングするステップとを備えている。
1つの実施形態においては、変換器の稼働状態の検出は、静的変換器出力の電圧値および/または電流値を備える変換器値の検出に基づいて行われる。
前記発電セルが光起電力セルである場合の別の実施形態においては、本発明の方法は、
− 遮光PVセルと非遮光PVセルとの間における、少なくとも2つのクラスの日射照度状態のPVセルを検出するステップと、
− 発電セルに接続されたセル接続端子から、同じクラスの日射照度状態のPVセルだけが直列に接続された前記変換器に向かう行路上で、エネルギーの流れを動的にルーティングするステップとを備えることができる。
別の実施形態においては、前記出力を操作する周期を、回転させる要領で変化させ、それぞれの変換器によって処理する時間、および/またはエネルギーを均等化させることができる。
上記した以外の利点および特徴は、図面を参照して、以下の図面の説明を読むことにより、明らかになると思う。
本発明よる電子管理システムを有する発電システムの1つの例を示す図である。 図1に示す電子管理システムの電子制御ユニットの1つの例を示す図である。 3つのPVセルおよび2つの変換器を備える電子管理システムを有する発電システムの1つの例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成の1つの例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成の別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 図3に示す電子管理システムの構成のさらに別の例を示す図である。 DC分散PVシステムのための電子管理システムの可能な実施形態を示す図である。 AC分散PVシステムのための電子管理システムの可能な実施形態を示す図である。 マルチストリング変換器を有する電子管理システムの実施形態を示す図である。 本発明による電子管理システム、および変換器と出力変換器との間に接続された再設定モジュールを有する発電システムの実施形態を示す図である。 図3の例と同様の発電システムで、進化した発電システムを示す図である。 図3の例と同様の発電システムで、進化した別の発電システムを示す図である。 図6の例と同様の発電システムで、進化した別の発電システムを示す図である。
全ての図において、同じ要素には、同じ符号を付してある。
図1は、発電セル3(3、3、3、、、、3、nは、正の整数)を備える発電システム1を示す。
この発電セル3は、複数の光起電力セル(PVセル)、複数の光起電力セルを備える光起電力セルストリング、電気化学セル、燃料電池、または、モジュラー発電器のいずれかの一部であってよい。
以下の説明では、PVセルおよびPVセルストリングに対してより具体的に焦点を当てているが、他の再生可能な電気エネルギーソース、または電気蓄積装置を排除するものではない。
無機材料の場合には、光起電力セルは、本質的に、半導体材料で構成されるダイオード(pin接合またはpn接合)から構成されている。この材料は、光エネルギーを吸収する性質を有し、光エネルギーの主要部分は、電荷キャリア(電子と正孔)に転送することができる。N型およびP型にドープされた2つの領域と、必要に応じてドープのない領域(真性(intrinsic)領域と呼ばれ、pin接合では「i」で示される)によってそれらを分離している領域とを有するダイオード構造(pinまたはpn接合)を使用して、電荷キャリアを分離し、光起電力セルが有する電極を介して、それらを回収することができる。光起電力セルによって供給することができる電位差(開放電圧Voc)および最大電流(短絡電流Isc)は、セルアセンブリの構成材料と、このセルの周囲環境条件(照射太陽光のスペクトル強度、温度等を含む)との両方に依存する。
有機材料の場合には、モデルは、実質的に異なる。有機材料の場合には、接合の中で、ドナ材料およびアクセプタ材料の概念による電子正孔対(励起子と呼ばれる)が生成される。電荷キャリアを分離してそれらを回収することにより、電流を生成するという最終目的は、同じである。
図1に示すように、発電セル3は、電子管理システム5 に接続されている、電子管理システム5は、直接に、または静的変換器9を介して間接的に、負荷7に接続されている。
負荷7は、直接電力消費手段、電力貯蔵システム、または電気グリッド/ネットワークである。
本実施例においては、静的変換器9は、DC−DC変換器であるが、負荷7に応じて、代わりに、DC/AC変換器を使用することもできる。
各変換器は、最大電力点を追尾するためのMPPT(MPPT:Maximum Power Point Tracker)制御ユニット11と関連づけることにより、最大電力点を追尾してPVセル3によって生成される電気エネルギーを収集して、負荷7に供給することができる。
負荷7の要求に応じて、変換器9は、出力電圧を増加させるか、低下させるか、および/または出力電圧にリップルを与えることができる。
MPPT制御ユニット11は、変換器9を制御して、最適電圧値Vopt(電力特性の最大点に対応する)に対応する入力電圧を得ることができるように設計されている。
最大電力点は、時間に関する複数の可変パラメータ(特に、現在の太陽光、PVセルの温度、作動状態にあるPVセルの数)に依存する。これに関しては、後で論述する。
この様式では、PVセルの収率は、特定のセルの誤動作または遮光による影響を大きく受けることはない。
例えば、最大電力点トラッカMPPT制御は、PVセル3によって電子管理システム5の入力に供給される電力の電圧変化の影響を識別するアルゴリズムを適用し、電子管理システム5によって、電力を増加させる方向の電圧変化を駆動することができる。
従って、このようなアルゴリズムは、変換器9によって供給される電力に対する第1の電圧を測定し、一定の時間が経過した後、第1の電圧よりも大きい値の第2の電圧を課して、対応する電力を測定または推定する。
第2の電圧に対応する電力が第1の電圧に対応する電力よりも大きい場合には、アルゴリズムの次のステップは、更に大きい第3の電圧を課すことである。逆の場合には、適用する第3の電圧は、第1の電圧よりも低い。従って、システムは、変換器9の入力端子に対する電圧を、恒久的に徐々に適合させることにより、最大電力点に極力近づけることができる。MPPT制御に対して、他のアルゴリズムを適用することもできることは理解しうると思う。
具体的には、電子管理システム5は、エネルギールーティングモジュール13と、エネルギールーティングモジュール13を制御する電子制御ユニット15とを備えている。
図1に示すように、各PVセル3は、2つの端子を有し、これら2つの端子は、エネルギールーティングモジュール13の、対応する2つのセル接続端子に接続されている。
別の例(図示せず)においては、2つのPVセルは、エネルギールーティングモジュール13の共通のセル接続端子を共有することができる。
従って、本実施形態においては、エネルギールーティングモジュール13の2n個のセル接続端子は、関連するn個の発電セル3に接続されている。
エネルギールーティングモジュール13は、関連する静的変換器9に接続されるか、または直接に負荷7に接続されるようになっている出力端子を有する。この例の場合には、ルーティングモジュールは、2m個(mは正の整数)の出力端子を有する。
しかしながら、例えば、奇数の出力端子を有することもできる。これは、マルチレベル変換器を使用する場合に興味深いものである。
この例の場合には、mは、nよりも小さく、mの最小値は、m=2である。これにより、より少ない数の静的変換器を使用することができる。しかし他の実施形態では、mが、n以上であることもある。これによって、本発明の利益は、失われることはない。
エネルギールーティングモジュール13は、そのセル接続端子から、その出力に至る間のエネルギー流のルーティングを行うようになっている。
エネルギールーティングモジュール13は、電子制御ユニット15によって制御される。電子制御ユニット15は、エネルギールーティングモジュール13を動的に制御するようになっている。
「動的」とは、制御ユニット15は、エネルギールーティングモジュール13の状態を常時検討し、エネルギールーティングモジュール13の状態を変えることができる制御コマンドを適用することができることを意味している。従って、電子制御ユニットは、連続プロセスに基づいてエネルギールーティングモジュール13を制御することにより、発電セルから静的変換器に向かってのエネルギー流を最適化することができる。
エネルギールーティングモジュール13の特定の、しかし非限定的な例を図3に示す。図3は、3つのPVセル3(3、3、3)と2つの静的変換器9(9、9)とを備える電子管理システム5を有する発電システム1の1つの例を示している。
この例においては、エネルギールーティングモジュール13は、6つのセル接続端子(I、kは正の整数で、1≦k≦6)と、4つの出力端子(O、lは正の整数で、1≦l≦4)とを有する。
図から分かるように、ルーティングモジュール13は、前記セル接続端子と前記出力端子との間に電気接続マップ17を備えている。各セル接続端子Iは、電気接続を介して、各出力端子Oに接続することができるばかりではなく、別のセル接続端子I(jは整数で、j≠k)に接続することもできる。
従って、エネルギールーティングモジュール13のセル接続端子は、エネルギー/電流が、PVセル3から、エネルギールーティングモジュールに流れる場合には、入力端子であると見なすことができ、エネルギー/電流が、エネルギールーティングモジュールからPVセル3に流れる場合には、出力端子とみなすことができる。後者は、例えば、2つのPVセルが直列に接続されている場合である。
他の例として、上記よりも少ない数の組み合わせを考えることもできる。この場合は、セル接続端子は、エネルギールーティングモジュール13の、他のいずれのセル接続端子または出力端子にも接続されてはいない場合である。
更に、エネルギールーティングモジュールは、電気接続マップ17の中に配置されたスイッチS(15個のスイッチ(Sp、pは正の整数であり、1≦p≦15))を備えている。これにより、電気接続マップ17は、前記セル接続端子Iの少なくとも1つから、前記出力端子Oの少なくとも1つに向かっての行路上で、エネルギーの流れをルーティングすることができる。
例えば、スイッチS15が閉じられると、入力Iは、出力Oに接続される。
しかしながら、S15が閉じ、S13およびS14が開き、Sが閉じ、SおよびSが開き、Sが閉じられると、PVセル3および3は、直列に接続された状態で出力OおよびOに接続され、静的変換器9に接続される。
従って、電気接続マップ17および前記スイッチSは、前記出力のところで、エネルギールーティングモジュール13の前記セル接続端子の、複数の直列、および/または並列接続を提供するように構成されている。
スイッチSは、導通状態においては、低いオーム抵抗(例えば、10mΩ未満)を有している。
スイッチSは、電気機械スイッチ、MOSFETトランジスタ,またはIGBTスイッチであってよい。
図2を参照して説明を行う。図2は、電子制御ユニット15の1つの例の詳細を示している。電子制御ユニット15は、前記エネルギールーティングモジュール13のセル接続端子のところに、少なくとも1つの第1のセンサ21(電圧および/または電流センサと同等のもの)を備え、セル接続端子の、例えば、電圧および/または電流値を意味するセル値を検出する。
いくつかのセンサ21を使用して、例として上記で述べたパラメータとは異なるパラメータを測定することも可能であることは、言うまでもない。
電子制御ユニット15は、第2のセンサ22を更に備えることができる。第2のセンサ22は、静的変換器9の出力のところに、電圧および/または電流センサを備え、静的変換器の出力の、例えば電圧値および/または電流値を意味する変換器値を検出する。
この実施形態においては、電子制御ユニット15は、エネルギールーティングモジュール13のスイッチSを、セル値および変換器値に従って動的に再設定するように構成され、これにより、例えば、瞬時電力出力を最大にすることができる。
第1のセンサ21および第2のセンサ22が存在することにより、生成されるエネルギーは、静的変換器9に対して最適にルーティングされ、エネルギー生成システム1の出力のところに於ける電力出力を、最大にすることができる。
従来技術と比較して、例えば、セルの生成電力、および変換器の電力出力に関して、変換器の経時変化、およびそれらの特性の変化を考慮に入れることができる。
別の可能な利点として、温度が上昇した場合の静的変換器9の電力変換効率の損失を挙げることができる。この場合には、制御ユニット15は、例えば、セルレベルにおける安定電力出力とともに、静的変換器出力における電力出力の減少を検出する。制御ユニット15は、この場合には、別の静的変換器(例えば、第1の変換器と並列に接続されているか、または第1の変換器の代替として接続されている)を動作させるように構成されている。
スイッチSの設定または再設定は、エネルギールーティングモジュール13のスイッチSのスイッチング状態(通過状態/遮断状態)および位置を制御することを意味している。
電子制御ユニット15は、処理ユニット23と駆動ユニット25とを更に備えている。処理ユニット23は、メモリとメモリ上にインストールされたソフトウェアとを備えるマイクロプロセッサ等であり、駆動ユニット25は、マイクロプロセッサから受信する命令に応答して、前記スイッチSを駆動する。
電子制御ユニット15は、制御パラメータの変化に応答して、前記エネルギールーティングモジュール13のスイッチSの位置を動的に再設定するように構成されている。これは、典型的に、ソフトウェアおよび適合された最適化アルゴリズムを通して実行される。
スイッチ位置の再設定を起動することができるパラメータは、特に、環境温度、少なくとも1つの光起電力セルの日射照度、少なくとも1つの変換器のデューティーサイクル、いずれかの障害フラグ、生成された電力の全体的なレベルとすることができる。これによって、例えば、少なくとも1つのセル3に対する遮光効果を考慮に入れることができる。
別の実施形態においては、処理ユニット23を有する電子制御ユニット15は、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチSを、基本的に定期的に(例えば、5分ごとに)、動的に再設定するように構成されている。
これは、スイッチ設定を定期的に更新することにより、電力出力の最適化を行うことを目的にしている。
別の実施形態においては、電子制御ユニット15は、過去のエネルギールーティング設定に基づいて推定した最適電力出力に従って、前記エネルギールーティングモジュール13のスイッチを再設定するように構成されている。この場合には、電子制御ユニット15は、内部メモリまたはデータベースの中に記憶されている、例えば、少なくとも1つのセンサ21の測定値、および/または周囲環境条件の測定値、および/または供給出力電力の測定値、または進化モデルに関して過去に行ったスイッチ設定の保護を行い、これにより、今後の状況に対する最適スイッチ設定を予測している。
別の実施形態においては、処理ユニット23には、電力コスト算出ソフトウェアが実装され、電子制御ユニット15は、この電力コスト算出ルーチンに従って、前記エネルギールーティングモジュールのスイッチを再設定するように構成されている。
別の実施形態においては、電子制御ユニット15は、例えば回転させて処理する要領で、前記出力の操作周期、従って、静的変換器9の操作時間を変化させるように構成される。これは、静的変換器9の動作時間を平滑化し、均等化することにより、特に、変換器の寿命を増加させることを目的としている。
従って、容易に理解することができるように、本発明の解決策によって、発電セル間の切り替えを動的に再設定することができ、エネルギールーティングモジュール13の出力における電流および/または電圧の最良状態のものを、変換器9の入力に印加することができ、従って変換器9に対する最適動作条件を実現することができることとなる。
このような動的再設定は、ソフトウェアの中に、少なくともn個の発電セル3と、少なくともm個(mの最小値はm=2)の静的変換器9との間のエネルギーの流れを電子的に管理する方法を搭載することにより、実現することができる。本発明の方法は、発電セルに接続されたセル接続端子から前記出力端子に向かっての行路上で、エネルギーの流れを動的にルーティングするステップを備えている。
従って、発電システム1においては、変換器の数を減少させて最適化することができる。これにより、完全分散型の構成における場合と同様に、1つの変換器を1つの発電セル3に関連付けることを回避することができ、かつ、遮光効果に対して対応することもできる。
上記で説明した電子管理システム5によって、m個の静的変換器9を少なくとも2つのグループに分けて、それぞれを、例えば、異なる電力範囲(異なる電力変換技術を使用していてもよい)で動作させることも可能であり、このことを、考慮の対象とすることもできる。従って、1つのグループの変換器を、他のグループの変換器とは異なるものとして、特定/特殊な用途に特化させることもできる。
これは、例えば図3の例で説明すれば、変換器9の1つは、もう一方の変換器の、例えば、半分の定格電力を有し、これにより、更なるコスト低減と動作性能の向上を図ることができることを意味している。
別の例は、いくつかの特定用途の変換器をプールしておく場合である。例えば、DC/DC変換器のプールで考えると、一部は、バック(buck)(具体的には、電圧を低下させる)だけとし、他の一部は、ブースト(具体的には、電圧を上昇させる)だけとすることができる。または他の変換器は、バック/ブースト(電圧の上昇と低下が可能である)とすることができ、これにより、更なるコスト削減と動作性能の向上に資することができる。
更に、上述した電子管理システム5によって、発電システム1を、更に堅牢なものとすることができる。これは、変換器の1つが障害を起こした場合でも、エネルギーの流れを動作している変換器に対して再ルーティングすることにより、損失を生ずることなく、電力出力を維持できるからである。
実際、処理ユニット23に実装された最適化アルゴリズムは、稼働変換器と、傷害または機能不全による非稼働変換器との間の稼働状態を検出するようにすることができ、その傷害検出に応答して、対応を取ることができる。
最適化アルゴリズムは、エネルギールーティングモジュール13のスイッチSを動的に駆動し、発電セル3に接続された2n個のセル接続端子から稼働状態にある変換器9に向かう行路上で、エネルギーの流れのルーティングを行う。従って、発電セル3によって生成される電力は、失われることはない。
図4A〜図4Lは、図3を簡略化した図であり、エネルギールーティングモジュール13の、可能なスイッチ構成の例を示している。これらの図面によって、本発明を、よりよく理解することができる。これらの図では、発電セルの上に描かれた雲は、これらの発電セルは、遮光効果の影響を受けていることを示す。
図4Aおよび図4Bにおいては、全てのPVセル3は直列に接続されており、どちらの構成でも、唯1つの静的変換器9が使用されている。
図4Cにおいては、全てのPVセル3は、直列に接続され、並列に接続された2つの変換器9が使用されている。
図4D、図4E、および図4Fにおいては、3つのPVセルのうち1つが、遮光効果を受けている(図4Dでは3、図4Eでは3、および図4Fでは3)。遮光効果を受けているPVセル3は、分離されて、1つの変換器9に接続されている。その他の、影響を受けていないPVセル3は、直列に接続されて、他の変換器9に接続されている。従って、これにより、電気出力は最適化される。
図4G、図4Hおよび図4Iにおいては、3つのPVセル3のうちの2つが遮光効果を受けている。遮光効果を受けていないPVセル3は、分離されて、1つの変換器9に接続されており、他の遮光効果を受けているPVセル3は、直列に接続されて、他の変換器9に接続されている。この構造は、このような日射照度状況のいずれの場合においても、より効率的である。
より一般的に言えば、処理ユニット23の中に実装されている最適化アルゴリズムには、特に、遮光および非遮光の間の日射照度条件、または他の日射照度条件に関して、PVセル3の日射照度状態を検出する方法を含んでいる。
最適化アルゴリズムは、エネルギールーティングモジュール13のスイッチSを動的に駆動して、発電セル3に接続された2n個のセル接続端子から、同じ日射照度状態か、同じクラスの日射照度状態に属するPVセル3が直列に接続された変換器に向かう行路だけに対して、エネルギーの流れを動的にルーティングする。
図4J、図4Kおよび図4Lにおいては、3つのPVセル3の内の全てが遮光効果を受けている。
図4Jおよび図4Kにおいては、全てのPVセル3が直列に接続されており、いずれの構成においても、唯1つの静的変換器9が使用されている。
図4Lにおいては、全てのPVセル3は、直列に接続されており、並列に接続された2つの変換器9が使用されている。
操作は、次のように実行される。例えば、朝方で、太陽光が最大に達していないときには、制御ユニット15は、定期的観測(例えば、5分毎)に基づいて、図4Aまたは図4Bに示す構成とする。太陽が昇り、制御ユニット15が、センサ21によって日射照度の立ち上がりを検出すると、制御ユニット15は、エネルギールーティングモジュール13を駆動して、図4Cに示す構成にする。
引き続いて、雲がPVセル3、3、3の中の1つを遮光すると仮定する。この場合には、制御ユニット15のセンサ21によってそれが検出される。制御ユニット15は、エネルギールーティングモジュール13を駆動して、構成を、 図4F、図4E、図4D・・・等へと順次変化させて行く。
本発明によるエネルギー管理システム5の利点は、容易に理解することができる。エネルギー管理システム5によって、発電セル3の実際の発電状態に応じて、最適な範囲の電圧/電流を変換器9の入力に供給することができる。
図5〜図10は、発電システム1の具体的な例を示す。
図5は、n個のPVセルとm個のDC/DC変換器9とを有するDC分散型PVシステムを示す。m個のDC/DC変換器9のそれぞれは、関連するMPPT制御ユニット11 を有する。DC/DC変換器9の出力は、合成ボックス30に接続され、合成ボックス30の出力は、DC/AC変換器32に接続されている。変換器9の、固定直列接続、または固定並列接続は、合成ボックス30の内部にあると考えることができる。DC/AC変換器32の出力は、負荷7に接続されている。
図6は、n個のPVセルとm個のDC/AC変換器9とを有するAC分散型PVシステムを示す。m個のDC/AC変換器9のそれぞれは、関連するMPPT制御ユニット11 を有する。DC/AC変換器9の出力は、共通出力線を通して負荷7に接続されている。
図7は、n個のPVセルを有するPVシステムを示す。この例では、エネルギールーティングモジュール13のm個の出力は、DC/ACマルチストリング変換器9の、対応する入力に接続されている。DC/ACマルチストリング変換器9の出力は、負荷7に接続されている。
図8は、n個のPVセルとm個のDC/DC変換器9とを有するシステムを示す。DC/DC変換器9のそれぞれは、関連するMPPT制御ユニット11を有する。DC/DC変換器9の出力は、再設定モジュール35に接続されている。これは、本出願人の特許文献4に記載されている。再設定モジュール35の出力は、DC/AC変換器37に接続され、DC/AC変換器37は、負荷7に接続されている。
変換器9の出力の並列および/または直列接続を動的に再設定することは、再設定モジュール35を使用することにより可能になると考えることができる。これにより、DC/DC変換器9が障害を起こした場合の信頼性の向上につながる。例えば、保守不要システム(組み込みシステム、遠隔システム、またはアクセス不可能システム)への適用を考えた場合には、変換段を冗長化することによる信頼性および寿命の向上を達成することができる。従って、上記で述べた電子ルーティングモジュール13を導入することにより、本発明を有利に使用することができる。電子ルーティングモジュール13は、発電セル3と、静的変換器9との間に接続されている。静的変換器9は、再設定モジュール35を通して出力DC/AC変換器に接続されている。これにより、変換器またはマイクロ変換器の基本数を減少させることができ、従って、少数の変換器を使用して、同レベルの信頼性を達成することができる。更に、この場合には、上記で説明したように、障害変換器9に接続された動作可能発電セルによって生成される電力は、作動状態にある変換器9にエネルギー流を再ルーティングすることにより、回収することができる。
図9は別の実施形態を示す。図9に示す実施形態は、図1に示す実施形態と比較して、エネルギールーティングモジュール13は、少なくとも2p個(pは、正の整数、従って、p≧1、この場合にはp=1)の出力端子を更に備えているという点が異なっている。2p個の出力端子は、エネルギールーティングモジュール13の、対応する2p個の入力端子に接続され、これにより、前記2p個の出力端子と前記2p個入力端子との間で環状接続40を形成している。
内部構成に関しては、ルーティングモジュール13は、図3におけるルーティングモジュールの例と同様であり、電気接続マップ17を有する。電気接続マップ17は、その内部に配置されたスイッチを有し、これにより、生成されたエネルギーを、セル接続端子から前記出力端子に向かう複数の行路上でルーティング(マルチルーティング)することができるばかりではなく、出力を前記入力端子に再ルーティングすること、他の出力端子にルーティングすること、また、例えば、他のセル接続端子からのエネルギーと合成することもできる。
これにより、発電セル3の合成が可能になる。特に、発電セル群のグループ化が可能になる。
図10に示す実施形態は、図1に示す実施形態と比較して、静的変換器9の出力は、負荷に接続されているのではなく、エネルギールーティングモジュール13の対応する入力端子に接続されているという点が異なっている。換言すれば、図10に示す実施形態においては、エネルギールーティングモジュール13は、2つの環状接続40を備え、それぞれの環状接続40は、MPPT制御ユニット11を有する静的変換器9を備えている。
この構成によって、図8に示す実施形態に関して説明した機能と同じ機能を達成することができる。更に、動的マスタースレーブ構成を実現することができ、電力変換を最適化することができる。
図11に示す実施形態は、図6に示す実施形態と比較して、静的変換器9の1つ99は、マルチレベル変換器であるという点が異なっている。従って、変換器99に対しては、エネルギールーティングモジュール13の3つの出力は、マルチレベル変換器99のそれぞれの入力に接続されている。
マルチレベル変換器の1つの例は、非特許文献1(特に図3(b)に関して)に開示されている。この構成は、グリッドへ直接接続する場合に有利である可能性がある。
本発明によって、発電セル3の出力におけるエネルギー/電力の、適応的かつ動的再ルーティングを通して、発電セル3から回収される電力の最適化を実現することができる。またそれと同時に、システムコストを削減し、変換器9の必要数を低減し、発電システム1の信頼性を向上させることができる。
図6〜図11においては、第2のセンサ22は、簡略化のために省略されているが、この第2のセンサ22は、存在してもよいし、存在しなくてもよいことは、理解しうると思う。
1 発電システム
3 発電セル
〜3 発電セル
5 電子管理システム
7 負荷
9 静的変換器
、9 静的変換器
11 MPPT制御ユニット
13 エネルギールーティングモジュール
15 電子制御ユニット
17 電気接続マップ
21 第1のセンサ
22 第2のセンサ
23 処理ユニット
25 駆動ユニット
30 合成ボックス
32 DC/AC変換器
35 再設定モジュール
37 DC/AC変換器
40 環状接続
99 静的変換器
〜I セル接続端子
〜O 出力端子
〜S15 スイッチ

Claims (24)

  1. 発電セル(3)に対する電子管理システム(5)であって、
    − nを正の整数として、関連するn個の発電セル(3)に接続されるセル接続端子と、
    − mを、最小値をm=2とする正の整数として、関連するm個の静的変換器(9)に接続される出力端子と、
    − 前記セル接続端子から前記出力端子に向かっての行路上で、エネルギーの流れをルーティングするようになっているエネルギールーティングモジュール(13)と、
    前記エネルギールーティングモジュール(13)を動的に制御するようになっている電子制御ユニット(15)とを備え
    前記各静的変換器(9)は、出力用の出力端子を備えており、
    前記エネルギールーティングモジュール(13)は、pを正の整数、従って、p≧1として、少なくともp個の出力端子を更に備え、前記少なくともp個の出力端子は、前記エネルギールーティングモジュール(13)の、対応するp個の入力端子に接続され、これにより、前記p個の出力端子と前記p個の入力端子との間に環状接続(40)を備えており、前記環状接続(40)を介して、前記出力端子から前記入力端子へ、及び、前記出力端子から他の前記出力端子へのエネルギー流を再ルーティング可能に構成されていることを特徴とする電子管理システム。
  2. 前記電子制御ユニット(15)は、
    前記セル接続端子における電圧および/または電流センサを備えるグループの中の第1のセンサ(21)と、
    − 前記静的変換器の出力端子における電圧および/または電流センサを備える第2のセンサ(22)とを備え、
    前記電子制御ユニット(15)は、前記第1および第2のセンサ(21、22)の出力に従って、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を動的に再設定するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の電子管理システム。
  3. 前記電子制御ユニット(15)は、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を動的に再設定するように構成され、これにより、(i)前記変換器の前記出力における瞬時電力、または(ii)前記変換器の経時変化のグループの中の、少なくとも1つのパラメータを最適化することを特徴とする、請求項1または2に記載の電子管理システム。
  4. mはnより小さい正の整数であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  5. 前記少なくとも2n個のセル接続端子と、前記少なくとも2m個の出力端子とを備えていることを特徴とする、請求項4に記載の電子管理システム。
  6. 前記エネルギールーティングモジュール(13)は、前記セル接続端子と前記出力端子との間の電気接続マップ(17)と前記電気接続マップの中に配置されたスイッチ(S)とを備え、前記セル接続端子の少なくとも1つから前記出力端子の少なくとも1つに向かっての行路上で、エネルギーをルーティングすることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  7. 前記電気接続マップ(17)と前記スイッチ(S)とは、前記出力端子において、前記セル接続端子の、複数の直列および/または並列接続を提供するように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の電子管理システム。
  8. 前記電子制御ユニット(15)は、制御パラメータの変化に応答して、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を動的に再設定するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  9. 前記電子制御ユニット(15)は、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を、定期的に行うことを基本として、動的に再設定するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  10. 前記電子制御ユニット(15)は、過去のエネルギールーティング設定に基づいて推定した最適電力出力に従って、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を動的に再設定するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  11. 前記電子制御ユニット(15)は、電力コスト関数の最適化に従って、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を動的に再設定するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  12. 前記電子制御ユニット(15)は、前記変換器の出力の操作の周期を変更するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  13. 前記環状接続(40)の少なくとも1つは、前記静的変換器(9)を備えていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の電子管理システム。
  14. 発電システム(1)であって、
    − nを正の整数として、少なくともn個の発電セル(3)と、
    − mを正の整数とし、mの最小値をm=2として、少なくともm個の静的変換器(9)と、
    − 請求項1〜13のいずれか1項に記載の前記電子管理システム(5)であって
    − 関連する前記n個の発電セル(3)に接続されたセル接続端子と、
    − 関連する前記m個の静的変換器(9)に接続された出力端子と、
    − 前記セル接続端子から前記出力端子に向かっての行路上でエネルギー流をルーティングするようになっている前記エネルギールーティングモジュール(13)と、
    − 前記エネルギールーティングモジュールを動的に制御するようになっている電子制御ユニット(15)とを備える電子管理システム(5)とを備えており、
    前記各静的変換器(9)は、出力用の出力端子を備えており、
    前記エネルギールーティングモジュール(13)は、pを正の整数、従って、p≧1として、少なくともp個の出力端子を更に備え、前記少なくともp個の出力端子は、前記エネルギールーティングモジュール(13)の、対応するp個の入力端子に接続され、これにより、前記p個の出力端子と前記p個の入力端子との間に環状接続(40)を備えており、前記環状接続(40)を介して、前記出力端子から前記入力端子へ、及び、前記出力端子から他の前記出力端子へのエネルギー流を再ルーティング可能に構成されていることを特徴とする発電システム。
  15. 前記電子制御ユニット(15)は、
    − セル接続端子における電圧および/または電流センサを備えるグループの中の第1のセンサ(21)と、
    − 前記静的変換器の出力における電圧および/または電流センサを備える第2のセンサ(22)とを備え、
    電子制御ユニット(15)は、前記第1および第2のセンサ(21、22)の出力に従って、前記エネルギールーティングモジュール(13)のスイッチ(S)を動的に再設定するように構成されていることを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  16. mはnより小さい正の整数であることを特徴とする、請求項14または15に記載のシステム。
  17. 前記m個の静的変換器(9)は、異なる電力範囲および/または変換技術を有する変換器の、少なくとも2つのグループに分割されることを特徴とする、請求項14または15に記載のシステム。
  18. 発電セル(3)に対する電子管理システム(5)を備えたシステムにおいて、nを正の整数として、少なくともn個の前記発電セル(3)と、mを正の整数とし、mの最小値をm=2として、少なくともm個の静的変換器(9)との間のエネルギーの流れを電子的に管理する方法であって、
    前記各静的変換器(9)は、出力用の出力端子を備えており、
    前記電子管理システム(5)は、エネルギールーティングモジュール(13)を備えており、
    前記エネルギールーティングモジュール(13)は、pを正の整数、従って、p≧1として、少なくともp個の出力端子を更に備え、前記少なくともp個の出力端子は、前記エネルギールーティングモジュール(13)の、対応するp個の入力端子に接続され、これにより、前記p個の出力端子と前記p個の入力端子との間に環状接続(40)を備えており、前記環状接続(40)を介して、前記出力端子から前記入力端子へ、及び、前記出力端子から他の前記出力端子へのエネルギー流を再ルーティング可能に構成されているものにおいて、
    前記発電セル(3)に接続されたセル接続端子から、前記出力端子であって少なくともいくつかが前記少なくともm個の静的変換器に接続されている出力端子に向かっての行路上で、エネルギーの流れを動的にルーティングするステップと、前記環状接続(40)を介して、前記出力端子から前記入力端子へ、及び、前記出力端子から他の前記出力端子へのエネルギー流を再ルーティングするステップとを含むことを特徴とする方法。
  19. − 前記セル接続端子における電圧値および/または電流値を備えるセル値を検出するステップと、
    − 前記静的変換器の出力における電圧値および/または電流値を備える変換器値を検出するステップと、
    前記発電セル(3)に接続されたセル接続端子から、前記出力端子であって、前記出力端子の少なくともいくつかが前記少なくともm個の静的変換器に接続された出力端子に向かっての行路上で、前記セル値および前記変換器値に従ってエネルギーの流れを動的にルーティングするステップとを更に備えていることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. mはnよりも小さいことを特徴とする、請求項18または19に記載の方法。
  21. − 稼働している変換器と障害が原因で稼働していない変換器(9)との間の変換器(9)の稼働状態を検出するステップと、
    前記発電セル(3)に接続されたセル接続端子から前記稼働している変換器(9)に向かっての行路上でエネルギーの流れを動的にルーティングするステップとを備えていることを特徴とする、請求項1820のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記変換器(9)の稼働状態の前記検出は、前記変換器の出力の電圧値および/または電流値を備える変換器値の検出に基づくことを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. 前記発電セル(3)は、光起電力セルであり、
    − 前記光起電力セルに関して、特に、遮光PVセル(3)および非遮光PVセル(3)の少なくとも2つのクラスの、PVセル(3)の日射照度状態を検出するステップと、
    前記発電セル(3)に接続されたセル接続端子から、前記変換器(9)に直列に接続されたPVセル(3)で、同じクラスの日射照度状態にあるPVセル(3)だけが接続されている前記変換器(9)に向かっての行路上で、エネルギーの流れを動的にルーティングするステップとを備えていることを特徴とする、請求項1822のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記変換器の出力を操作する周期は、回転させる要領で実行し、前記各変換器(9)による操作時間および/またはエネルギー処理を均等化することを特徴とする、請求項1820のいずれか1項に記載の方法。
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