JP6356524B2 - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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本発明は、測定装置及び測定方法に関する。
従来、被検者(ユーザ)の指先等の被検部位から生体出力情報を取得して、生体情報を測定する測定装置が知られている。例えば、生体情報として血流を測定する血流測定装置は、レーザ光を指先に照射し、指先の毛細血管の血流からの散乱光に基づいて血流を測定する(例えば、特許文献1参照)。
実公平3−21208号公報
継続して測定される生体情報の変化に基づき生体情報の異常を的確に把握するためには、生体情報の測定条件の誤差を小さくすることにより、信頼性の高い生体情報を測定することが好ましい。測定条件の誤差を小さくするために、例えば、測定するごとに、同一の被検部位において生体情報を測定することが好ましい。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、生体情報の信頼性を向上可能な測定装置及び測定方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る測定装置は、
被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定する測定装置であって、
被検者を特定可能な、前記被検者の生体に関する特定情報を記憶する記憶部と、
前記接触部に接触する前記被検部位から、前記被検者を認証する、前記被検者の生体に関する認証情報を取得する認証センサと、
測定光を射出する光源と、
前記被検部位からの前記測定光の散乱光を受光する受光部と、
前記受光部の出力に基づいて前記生体情報を生成する生体情報生成部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、前記認証情報が前記特定情報に一致する場合、前記光源から前記測定光を射出させる。
前記制御部は、前記生体情報生成部が生成した前記生体情報を、前記認証情報により特定される前記被検者に対応付けて、前記記憶部に記憶させてもよい。
前記被検部位と前記接触部との接触状態に関する接触情報を取得する近接センサをさらに備え、
前記制御部は、前記接触情報に基づき、前記被検部位が前記接触部に接触していると判断した場合、前記光源から前記測定光を射出させてもよい。
前記制御部は、前記接触情報に基づき、前記被検部位が前記接触部から離れたと判断した場合、前記光源からの前記測定光の射出を停止させてもよい。
前記生体情報は、血流に関する情報を含んでいてもよい。
前記認証情報は、静脈パターンに関する情報を含んでいてもよい。
当該測定装置の筐体端から筐体中央に向かって、前記認証センサと前記受光部とが順に配置されていてもよい。
当該測定装置の筐体端に沿って、前記認証センサと前記受光部とが配置されていてもよい。
また、本発明は上述した測定装置に実質的に相当する方法としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明に係る測定方法は、
被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定するにあたり、
被検者を特定可能な、前記被検者の生体に関する特定情報を記憶するステップと、
前記接触部に接触する前記被検部位から、前記被検者を認証する、前記被検者の生体に関する認証情報を取得するステップと、
前記認証情報が前記特定情報に一致する場合、前記接触部に接触する前記被検部位に測定光を射出するステップと、
前記被検部位からの前記測定光の散乱光を受光するステップと、
前記散乱光に基づいて前記生体情報を生成するステップと
を含む。
本発明によれば、生体情報の信頼性を向上可能な測定装置及び測定方法を提供できる。
本発明の一実施の形態に係る測定装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の測定装置の使用状態の一例を示す図である。 生体センサ、認証センサ及び近接センサの配置の一例を示す図である。 制御部におけるレーザ光の射出制御の一例を示すフローチャートである。 生体センサ、認証センサ及び近接センサの配置の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る測定装置の概略構成を示す機能ブロック図である。測定装置10は、認証センサ11と、近接センサ12と、生体センサ13と、接触部14と、記憶部15と、制御部16と、生体情報生成部17とを備える。
測定装置10は、接触部14に接触する被検部位における生体情報を測定する。図2は、測定装置10の使用状態の一例を示す図であり、ユーザが、測定装置10に被検部位である手の指を押し当てた状態を示す図である。測定装置10は、様々な電子機器に搭載することができる。図2は、図1の測定装置10を搭載した携帯電話機の一例を示す図である。図2(a)に示すように、携帯電話機30は、その背面側に測定装置10を備える。測定装置10は、図2(b)のように指が接触部14に押し当てられた状態において、生体情報を測定する。生体情報は、生体センサ13を使用して測定可能な任意の生体情報とすることができる。本実施の形態においては、測定装置10は、一例として、血流に関する情報である被検者の血流量を測定するものとして、以下説明を行う。
図1において、認証センサ11は、接触部14に接触する被検部位から、被検者を認証する認証情報を取得する。認証情報は、被検者の生体に関する情報であり、例えば、被検者の被検部位における静脈パターンである。本実施形態では、認証情報は、静脈パターンに関する情報であるとして説明するが、認証情報は、静脈パターンに関する情報に限定されるものではなく、例えば指紋等の被検者を認証する被検者の生体に関する任意の情報とすることができる。
認証情報が静脈パターンに関する情報である場合、認証センサ11は、認証センサ光源23と撮像部24とを有する。
認証センサ光源23は、制御部16の制御に基づいて、近赤外光を被検部位に照射する。認証センサ光源23は、例えば、静脈に流れる所定の成分(例えば、赤血球中の還元ヘモグロビン)を検出可能な波長の近赤外光を、被検部位に照射するもので、例えば、LED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)により構成される。
撮像部24は、認証センサ光源23が照射した近赤外光の、被検部位からの散乱光に基づき、被検部位の静脈パターンを撮像する。撮像部24は、例えばCCDカメラにより構成される。認証センサ光源23が被検部位に照射した近赤外光は、静脈に流れる血液中の還元ヘモグロビンにより吸収されるため、撮像部24が撮像する画像において、静脈パターンが暗く映し出される。このようにして、認証センサ11は、認証情報を取得できる。
近接センサ12は、被検部位と接触部14との接触状態に関する接触情報を取得する。近接センサ12は、近接センサ光源25と、近接センサ受光部26とを有する。
近接センサ光源25は、制御部16の制御に基づいて、接触部14に近接する対象物に赤外光を照射する。近接センサ光源25は、例えば、赤外光を被検部位に照射するLEDにより構成される。
近接センサ受光部26は、近接センサ光源25が照射した赤外光の、被検部位からの散乱光を受光する。制御部16は、例えば近接センサ受光部26が受光した散乱光の強度、すなわち被検部位と接触部14との接触状態に関する接触情報に基づいて、被検部位と接触部14とが接触しているか又は接触していないかを判断する。
生体センサ13は、被検部位から生体測定出力を取得する。本実施の形態のように、測定装置10が血流量を測定する場合、生体センサ13は、生体センサ光源21と生体センサ受光部22とを有する。
生体センサ光源21は、制御部16の制御に基づいてレーザ光を射出する。生体センサ光源21は、例えば、血液中に含まれる所定の成分を検出可能な波長のレーザ光を、測定光として被検部位に照射するもので、例えばLD(レーザダイオード:Laser Diode)により構成される。
生体センサ受光部22は、生体測定出力として、被検部位からの測定光の散乱光を受光する。生体センサ受光部22は、例えば、PD(フォトダイオード:Photo Diode)により構成される。生体センサ13は、生体センサ受光部22において受光した散乱光の光電変換信号を制御部16に送信する。
接触部14は、被検者が生体情報を測定するために、指等の被検部位を接触させる部分である。接触部14は、例えば、板状の部材により構成される。接触部14は、少なくとも認証センサ光源23からの近赤外光、近接センサ光源25からの赤外光及び生体センサ光源21からの測定光、並びに、近赤外光、赤外光及び測定光の、被検部位からの散乱光に対して透明な部材により構成される。
記憶部15は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成することができ、各種情報や測定装置10を動作させるためのプログラム等を記憶するとともに、ワークメモリとしても機能する。
記憶部15は、被検者を特定可能な、被検者の生体に関する特定情報を、被検者と対応付けて記憶する。特定情報は、制御部16により、認証センサ11が取得した認証情報と照合されるものであり、認証情報に対応する情報である。従って、本実施の形態において、特定情報は、被検者の被検部位における静脈パターンである。記憶部15は、複数の特定情報を、それぞれの被検者と対応付けて記憶していてもよい。
被検者は、測定装置10を使用して生体情報を測定するにあたり、事前に記憶部15に特定情報を登録する操作を行う。登録は、例えば測定装置10が備える入力部を操作することにより、測定装置10が特定情報の登録を行える状態とした上で、被検部位を接触部14に接触させることにより行う。このとき測定装置10の制御部16は、認証センサ11から近赤外光を照射し、撮像部24で被検部位の静脈パターンを撮像する。制御部16は、撮像した静脈パターンを、被検者と対応付けて記憶部15に記憶する。
記憶部15は、測定装置10が測定した生体情報を、被検者に対応付けて記憶してもよい。記憶部15は、このようにして被検者ごとに蓄積された生体情報を、履歴として記憶する。
制御部16は、測定装置10の各機能ブロックをはじめとして、測定装置10の全体を制御及び管理するプロセッサである。制御部16は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサで構成され、かかるプログラムは、例えば記憶部15又は外部の記憶媒体等に格納される。
制御部16は、被検者が測定装置10を使用して生体情報を測定する場合に、認証センサ11が取得した認証情報に基づいて、生体センサ光源21から射出される測定光を制御する。具体的には、制御部16は、認証センサ11が取得した認証情報が、記憶部15に記憶された特定情報のいずれかに一致すると判断した場合、生体センサ光源21から測定光としてのレーザ光を射出する。このようにして、制御部16は、生体センサ13における生体測定出力の取得を開始する。認証情報が特定情報と一致しない場合には、登録されている被検者が測定装置10を使用していても、登録されていない部位が接触部14に接触していたり、登録されている被検部位であっても、登録された状態とずれた状態で接触部14に接触していることとなる。そのため、このように、制御部16は、認証情報と特定情報とが一致した場合に生体測定出力の取得を開始することにより、生体情報を測定するごとに、同一の被検部位において生体情報を測定できる。よって、生体情報の測定条件の誤差を小さくすることができるため、生体情報の信頼性を向上可能である。静脈パターンは、被検者ごとに固有の情報であるため誤って認証されにくく、また被検者の身体の内部の情報であるため、偽造されにくい。さらに、静脈パターンは、老化及び怪我等の外的な変化による影響を受けにくいため、被検者は、登録した特定情報を長期間更新することなく測定装置10を使用できる。
制御部16は、認証センサ11が取得した認証情報が、記憶部15に記憶された特定情報のいずれとも一致しないと判断した場合、生体センサ光源21からのレーザ光の射出を行わない。この場合、制御部16は、測定装置10が備える報知部18から、エラー情報を報知してもよい。エラー情報は、例えば、生体情報の測定ができない旨又は認証情報が特定情報に一致しない旨を通知する情報である。エラー情報は、例えば、接触部14に接触する被検部位の位置を移動するように指示する通知を含んでいてもよい。
報知部18は、例えば、画像、文字若しくは発光等による視覚的な方法、音声等の聴覚的な方法、又はそれらの組み合わせにより報知を行うことができる。報知部18は、視覚的な方法で報知を行う場合、例えば、表示デバイスとして、画像又は文字を表示することにより報知を行う。報知部18は、例えば、LED等の発光素子を発光させることにより報知を行ってもよい。報知部18は、聴覚的な方法で報知を行う場合、例えば、スピーカ等の音発生デバイスとして、アラーム音や音声ガイド等を出力することにより報知を行う。報知部18が行う報知は、視覚的又は聴覚的な方法に限られず、被検者が認識可能な任意の方法であってもよい。本実施の形態のように、測定装置10が携帯電話機30に搭載されている場合には、制御部16は、携帯電話機30が有する報知機能部を報知部18として使用してもよい。
制御部16は、認証情報に加え、近接センサ12が取得した接触情報に基づいて、生体センサ光源21を制御する。具体的には、制御部16は、接触情報に基づいて、被検部位が接触部14に接触していると判断した場合、生体センサ光源21から測定光としてのレーザ光を射出させる。
制御部16は、認証情報に加え、接触情報に基づいて、生体センサ光源21から射出される測定光を制御する場合、認証情報が記憶部15の特定情報のいずれかに一致すると判断しても、被検部位が接触部14に接触していないと判断すると、生体センサ光源21からレーザ光を射出しない。このようにすることで、制御部16は、接触部14が被検部位によって確実に接触されている場合に、レーザ光を射出できる。レーザ光は、指向性が高く、波長及び位相が揃っているため、高いエネルギーを有するが、かかる制御部16の制御により、接触部14が被検部位によって覆われていない場合にレーザ光が射出されるのを防ぐことができる。そのため、例えばレーザ光が射出され、被検者の目に入る等の危険を回避しやすくなる。また、生体センサ13が生体測定出力を取得していない間にレーザ光を射出しないことにより、不要な電力消費を抑えることができる。
制御部16は、被検部位が接触部14に接触していないと判断した場合、報知部18から、被検部位が接触部14に接触していない旨を報知してもよい。報知は、上述のエラー情報の報知において説明した方法により行うことができる。
制御部16は、生体センサ光源21からレーザ光を射出すると、生体センサ13における生体測定出力の取得を開始する。そして、制御部16は、生体センサ13による生体測定出力の取得が終了したか否かを判定する。制御部16は、例えば、生体センサ13が生体測定出力の取得を開始してから、所定時間経過後に、生体測定出力の取得が終了したと判断してもよい。また、制御部16は、例えば、生体センサ13が、生体情報を測定するために十分な生体測定出力を取得したとき、生体測定出力の取得が終了したと判断してもよい。
制御部16は、生体センサ13における生体測定出力の取得を行っている間に、近接センサ12における接触情報の取得を継続してもよい。制御部16は、近接センサ12が取得した接触情報に基づき、被検部位が接触部14から離れたと判断した場合、生体センサ光源21からの測定光の射出を停止させてもよい。これにより、制御部16は、生体測定出力の取得中に被検部位が接触部14から離れた場合に、レーザ光が誤射出されることを防止できる。
制御部16は、生体測定出力の取得が終了したと判断すると、生体センサ光源21からのレーザ光の射出を停止する。制御部16は、生体センサ13が取得した生体測定出力に基づいて生体情報生成部17が生成した生体情報を、生体情報の測定にあたり認証センサ11が取得した認証情報により特定される被検者に対応付けて、記憶部15に記憶する。これにより、測定装置10を複数の被検者が使用していても、被検者は、測定装置10を使用して生体情報の測定を行うことによって、自らに対応付いた生体情報を自動的に記憶部15に蓄積することができる。そのため、測定装置10を複数の被検者が使用しても、被検者は、生体情報と自らとを対応付ける操作を行うという手間をかける必要がない。
生体情報生成部17は、生体センサ受光部22の出力(生体情報出力)に基づいて、生体情報を生成する。生体情報生成部17は、図1に示すように、制御部16とは異なる独立した機能部として、測定装置10に構成されてもよく、また、制御部16の一部として構成されてもよい。
ここで、生体情報生成部17による、ドップラーシフトを利用した血流量測定技術について説明する。制御部16は、血流量を測定する際に、生体の組織内(被検部位)に生体センサ光源21からレーザ光を照射させ、生体センサ受光部22により生体の組織内から散乱された散乱光を受光する。そして、生体情報生成部17は、受光された散乱光に関する出力に基づいて血流量を演算する。
生体の組織内において、動いている血球から散乱された散乱光は、血液中の血球の移動速度に比例したドップラー効果による周波数シフト(ドップラーシフト)を受ける。生体情報生成部17は、静止した組織からの散乱光と、動いている血球からの散乱光との光の干渉によって生じるうなり信号(ビート信号ともいう)を検出する。このうなり信号は、強度を時間の関数として表したものである。そして、生体情報生成部17は、このうなり信号を、パワーを周波数の関数として表したパワースペクトルにする。このうなり信号のパワースペクトルでは、ドップラーシフト周波数は血球の速度に比例し、パワーは血球の量に対応する。そして、生体情報生成部17は、うなり信号のパワースペクトルに周波数をかけて積分することにより血流量を求める。
図3は、生体センサ13、認証センサ11及び近接センサ12の配置の一例を示す図であり、図2における携帯電話機30の背面側から接触部14を見た場合の図である。各センサは、図3(a)の下(すなわち、携帯電話機30の筐体端)から、筐体中央に向かって、認証センサ11、近接センサ12及び生体センサ13の順で縦方向に配置されている。図3に示されるように、携帯電話機30の筐体端から認証センサ11、近接センサ12及び生体センサ13が順に配置されていることで、ユーザが指を接触部14に載せた際に、指の第2関節が携帯電話機30の筐体端辺にひっかかりやすくなる。そのため、ユーザは指を接触部14に固定しやすくなる。
また、図3に示されるように、携帯電話機30の筐体端から認証センサ11、近接センサ12及び生体センサ13が順に配置されていることで、ユーザの指の第1関節が認証センサ11に近づく。すなわち、認証センサ11は、ユーザの指の第1関節及びその近傍において認証情報を取得する。指の関節及びその近傍では、認証情報が取得しやすいため、上記配置により、撮像部24によるユーザの指の静脈パターンの撮像が容易になり、認証センサ11の認証精度を向上させることができる。
図3(b)は、接触部14に被検部位を接触させた状態を示す。例えば、被検者が、図3(b)に示す状態において、特定情報の登録を行ったとする。被検者は、測定装置10を使用する場合、接触部14において、被検部位を、特定情報の登録を行った図3(b)と同じ位置に接触させなければ、認証情報と特定情報とが一致しなくなるため、生体情報を測定できない。一方、被検者が、認証情報と特定情報とが一致するように被検部位を接触部14に接触させた場合、被検部位において同じ部位が生体センサ13に対応する位置に配置される。そのため、被検者は、生体情報を測定するごとに、同一の被検部位において生体情報を測定できる。よって、生体情報の測定条件の誤差を小さくすることができるため、生体情報の信頼性を向上可能である。
次に、制御部16が生体センサ光源21に対して行うレーザ光の射出制御の一例について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。図4に示すフローは、例えば、測定装置10に対する操作によって、測定装置10が血流量を測定可能な状態となった場合に開始される。このフローのスタートの段階において、生体センサ光源21からレーザ光は射出されていない。
制御部16は、認証センサ11及び近接センサ12を起動して、それぞれ認証情報及び接触情報を取得できる状態にする(ステップS101)。
制御部16は、認証センサ光源23から近赤外光を被検部位に照射することにより、認証センサ11において認証情報を取得する(ステップS102)。
制御部16は、認証センサ11において取得した認証情報が、記憶部15に記憶された特定情報と一致するか否かを判断する(ステップS103)。
制御部16は、認証情報が特定情報と一致しないと判断した場合(ステップS103のNo)、エラー情報を報知する(ステップS104)。エラー情報が、例えば、接触部14に接触する被検部位の位置を移動するように指示する通知を含んでいる場合、被検者は、指示に基づいて接触部14に接触する被検部位の位置を移動する(ずらす)ことができる。そして、制御部16は、被検部位の位置が移動した状態で、再び認証センサ11において認証情報を取得する(ステップS102)。
制御部16は、認証情報が特定情報と一致すると判断した場合(ステップS103のYes)、認証センサ11の駆動を停止する(ステップS105)。
次に、制御部16は、近接センサ光源25から赤外光を被検部位に照射することにより、近接センサ12から接触情報を取得する(ステップS106)。
制御部16は、近接センサ12において取得した接触情報に基づき、被検部位が接触部14に接触しているか否かを判断する(ステップS107)。
制御部16は、被検部位が接触部14に接触していないと判断した場合(ステップS107のNo)、被検者に、被検部位が接触部14に接触していない旨を報知する(ステップS108)。そして、フローは、ステップS106に移行する。
制御部16は、被検部位が接触部14に接触していると判断した場合(ステップS107のYes)、生体センサ光源21からレーザ光を射出する(ステップS109)。レーザ光の射出により、生体センサ13による生体測定出力の取得が開始される。
制御部16は、生体センサ13による生体測定出力の取得が終了したか否かを判断する(ステップS110)。
制御部16は、生体測定出力の取得が終了していないと判断した場合(ステップS110のNo)、近接センサ12から接触情報を取得する(ステップS111)。
制御部16は、近接センサ12において取得した接触情報に基づき、被検部位が接触部14に接触しているか否かを判断する(ステップS112)。
制御部16が、被検部位が接触部14に接触していると判断した場合(ステップS112のYes)、フローは、ステップS110に移行する。
一方、制御部16は、被検部位が接触部14に接触していないと判断した場合(ステップS112のNo)、生体センサ光源21からのレーザ光の射出を停止する(ステップS113)。そして、フローは、ステップS106に移行する。
ステップS110において、制御部16は、生体測定出力の取得が終了したと判断した場合(ステップS110のYes)、生体センサ光源21からのレーザ光の射出を停止する(ステップS114)。
制御部16は、近接センサ12の駆動を停止する(ステップS115)。このようにして、生体センサ13における生体測定出力の取得が終了する。
生体測定出力の取得が終了すると、生体情報生成部17が、生体測定出力に基づいて生体情報を生成する。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上記実施の形態では、被検部位が指であるとして説明したが、被検部位は指に限られない。被検部位は、例えば手のひら等、指以外の部位であってもよい。被検部位が手のひらである場合、被検者は、生体情報の測定を行う際に、接触部14に手のひらを接触させる。認証センサ11は、手のひらの静脈パターンを認証情報として取得し、制御部16は、手のひらの認証パターンに基づいて、生体センサ光源21からのレーザ光の射出を制御する。
認証センサ11、近接センサ12及び生体センサ13の各センサの配置は、図3に示す例に限られない。認証センサ11、近接センサ12及び生体センサ13は、それぞれその機能を果たしうる任意の位置に配置できる。例えば、近接センサ12は、被検部位と接触部14との接触状態に関する接触情報を取得できる任意の位置に配置できる。具体的には、近接センサ12は、例えば生体センサ13の周囲近傍に配置できる。
測定装置10は、各センサの配置によっては、必ずしも上記実施の形態のように1本の指を接触させるものでなくてもよい。測定装置10は、複数の指を接触させることにより、生体情報を測定してもよい。
図5は、生体センサ13、認証センサ11及び近接センサ12の配置の変形例を示す図である。図5に示す例では、認証センサ11及び近接センサ12が縦方向に並んで配置されており、生体センサ13が認証センサ11と横に並ぶ位置に配置されている。すなわち、生体センサ13と認証センサ11とは、携帯電話機30の筐体端に沿って配置されている。各センサが図5に示すように配置されている場合、被検者は、2本の指を接触部14に接触させて、生体情報を測定する。例えば、被検者は、接触部14において、右手の人差し指を生体センサ13に対応する位置に接触させ、右手の中指を認証センサ11及び近接センサ12に対応する位置に接触させる。制御部16は、中指における認証情報及び接触情報に基づいて、生体センサ光源21から人差し指に照射するレーザ光の射出を制御する。測定装置10では、このようにして制御部16が人差し指から生体測定情報を取得し、生体情報生成部17が生体測定情報に基づいて生体情報を生成する。
上記実施の形態においては、携帯電話機30が測定装置10を搭載する場合について説明したが、測定装置10が搭載される電子機器は、携帯電話機30に限られない。例えば、パーソナルコンピュータ、コンピュータ操作用マウス、ミュージックプレイヤ、腕時計、タブレット端末、ゲーム機、入退室管理装置等の多岐にわたる任意の電子機器に測定装置10を搭載できる。
生体情報の測定は、被検者が測定装置10に対して生体情報を測定することを開始する操作を行うことにより開始されるものであってもよい。例えば、生体情報の測定は、被検者が、測定装置10が搭載された携帯電話機30を使用して生体情報を測定するための専用アプリケーションを起動させることにより、開始されてもよい。この場合、専用アプリケーションが起動されると、図4のフローが開始される。
生体情報の測定は、被検者が測定装置10に対して生体情報を測定するための操作を行わない場合に開始されるものであってもよい。例えば、静脈パターンの認証によりロックの解除を行う携帯電話機に測定装置10が搭載されている場合、被検者がロック解除操作を行う際に、測定装置10は、静脈パターンの認証と共に、生体情報の測定を行ってもよい。パーソナルコンピュータ等におけるログイン操作においても、同様の方法で生体情報の測定を行うことができる。このような場合、制御部16は、ロック解除操作画面又はログイン画面等が表示されると、図4のステップS101に示すように、認証センサ11及び近接センサ12を起動して、それぞれ認証情報及び接触情報を取得できる状態にする。このようにして生体情報の測定を行うことにより、被検者が意識することなく、容易に生体情報を測定し、測定結果を蓄積できる。例えば、被検者が、毎日ほぼ同じ時間にパーソナルコンピュータのログイン操作を行う場合には、測定装置10は、毎日ほぼ同じ時刻の定期的な生体情報を蓄積できる。
上記実施の形態では、測定装置10が備える生体情報生成部17が、生体センサ受光部22の出力に基づいて生体情報を生成すると説明したが、生体情報の生成は、測定装置10が備える生体情報生成部17が行う場合に限られない。例えば、測定装置10と、有線若しくは無線又はこれらの組み合わせからなるネットワークで接続されたサーバ装置が、生体情報生成部17に相当する機能部を備え、生体情報の生成は、この機能部を有するサーバ装置で行われてもよい。この場合、測定装置10は、認証センサ11により認証情報を取得して、取得した認証情報を、別途備える通信部からサーバ装置に送信する。サーバ装置は、受信した認証情報が、サーバ装置が備える記憶部に格納された特定情報と一致するか否かを判断する。判断結果を測定装置10に送信する。一致しない場合には、測定装置10は、エラー情報を報知する。一方、一致する場合には、測定装置10は、生体センサ光源21からレーザ光を射出することにより、生体センサ13から生体情報出力を取得する。測定装置10は、取得した生体情報出力を、別途備える通信部からサーバ装置に送信する。サーバ装置は、生体情報出力に基づいて生体情報を生成し、生成した生体情報を、認証情報により特定される被検者に対応付けて、記憶部に記憶する。このように、サーバ装置が生体情報を生成し、特定情報及び生体情報を記憶する場合、図1に示す全ての機能部を1つの測定装置10上で実現する場合に比べて、測定装置10の小型化等を実現することができる。
10 測定装置
11 認証センサ
12 近接センサ
13 生体センサ
14 接触部
15 記憶部
16 制御部
17 生体情報生成部
18 報知部
21 生体センサ光源
22 生体センサ受光部
23 認証センサ光源
24 撮像部
25 近接センサ光源
26 近接センサ受光部
30 携帯電話機

Claims (9)

  1. 被検部位を接触させる接触部と
    被検者を特定可能な、前記被検者の生体に関する特定情報を記憶する記憶部と、
    記被検者を認証する、前記被検者の生体に関する認証情報を、前記被検部位から取得する認証センサと、
    測定光を射出する第1光源と、
    前記被検部位からの前記測定光の第1散乱光を受光する第1受光部と、
    前記第1受光部の出力に基づいて生体情報を生成する生体情報生成部と、
    制御部と、
    検出光を照射する第2光源、及び前記被検部位からの前記検出光の第2散乱光を受光する第2受光部、を有し、前記第2散乱光に基づいて、前記被検部位と前記接触部との接触状態に関する接触情報を取得する近接センサと、
    を備え、
    前記制御部は、前記認証情報が前記特定情報に一致し、かつ、前記接触情報に基づき、前記被検部位が前記接触部に接触していると判断した場合、前記第1光源から前記測定光を射出させる、
    測定装置。
  2. 前記制御部は、前記生体情報生成部が生成した前記生体情報を、前記認証情報により特定される前記被検者に対応付けて、前記記憶部に記憶させる、請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記制御部は、前記接触情報に基づき、前記被検部位が前記接触部から離れたと判断した場合、前記第1光源からの前記測定光の射出を停止させる、請求項1又は請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記生体情報は、血流に関する情報を含む、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の測定装置。
  5. 前記認証情報は、静脈パターンに関する情報を含む、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の測定装置。
  6. 当該測定装置の筐体端から筐体中央に向かって、前記認証センサと前記第1受光部とが順に配置されている、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 当該測定装置の筐体端に沿って、前記認証センサと前記第1受光部とが配置されている、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 前記接触部は、前記測定光に対して透明な部材により構成される、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の測定装置。
  9. 被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定するにあたり、
    被検者を特定可能な、前記被検者の生体に関する特定情報を記憶するステップと、
    記被検者を認証する、前記被検者の生体に関する認証情報を、前記被検部位から取得するステップと、
    検出光を照射し、前記被検部位から受光した前記検出光の第2散乱光に基づいて、前記被検部位と前記接触部との接触状態に関する接触情報を取得するステップと、
    前記接触情報に基づき、前記被検部位が前記接触部に接触しているか否かを判断するステップと、
    前記認証情報が前記特定情報に一致し、かつ、前記被検部位が前記接触部に接触していると判断した場合、前記接触部に接触する前記被検部位に測定光を射出するステップと、
    前記被検部位からの前記測定光の第1散乱光を受光するステップと、
    前記第1散乱光に基づいて前記生体情報を生成するステップと
    を含む測定方法。
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