JP6352498B1 - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベア Download PDFInfo
- Publication number
- JP6352498B1 JP6352498B1 JP2017113236A JP2017113236A JP6352498B1 JP 6352498 B1 JP6352498 B1 JP 6352498B1 JP 2017113236 A JP2017113236 A JP 2017113236A JP 2017113236 A JP2017113236 A JP 2017113236A JP 6352498 B1 JP6352498 B1 JP 6352498B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- circuit
- switch
- passenger conveyor
- inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
Description
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の電気的構成について説明する。モータ20は、図2に示すように、三相電源4、制御回路100、駆動回路500によってインバータ制御される。図1に示す制御ボックス50内部には、制御回路100が収納され、図1と図5に示すインバータボックス51内部に駆動回路500が収納されている。
制御回路100について図2と図3を参照して説明する。制御回路100は、主制御部101、起動回路102、放電制御回路103、安全回路104、制御変換回路105を有している。制御回路100には、操作盤52、操作盤56、スピーカ54、スピーカ58、安全スイッチ23、検出回路507、ブレーキ回路508が接続されている。検出回路507は、モータ20に接続され、負荷センサよりなり、インバータ回路505からモータ20に出力される駆動電流値を検出する。ブレーキ回路508は、ブレーキ21を作動、又は、開放させる回路である。
制御変換回路105には、図2に示すように三相電源4の中の二相(例えば、S相、T相)から2本の供給線が接続されている。制御変換回路105は、この供給線からの交流を直流の24Vに変換して、図3に示すように、出力線L1、L2から出力する。そして、制御回路100は、出力線L1,L2からの直流電源によって駆動する。
起動回路102について図3を参照して説明する。起動回路102の上昇主回路コンタクタ109Uは、主制御部101に上昇信号を出力し、下降主回路コンタクタ109Dは、主制御部101に下降信号を出力する。
安全回路104には、スカートガード挟まれ検出装置、インレット挟まれ検出装置、後案内レール25に設けられた踏段浮き上がり検出装置、非常停止ボタンなどの安全スイッチ23が接続されている。
放電制御回路103について説明する。放電制御回路103は、制御変換回路105からの直流電源によって駆動する。この放電制御回路103は、後から説明する放電開始スイッチ130と放電コンタクタ132が直列に接続されている。この放電開始スイッチ130がオン状態(短絡)になると、DCパワーリレースイッチのコイルである放電コンタクタ132に電流が流れる。
次に駆動回路500について図2を参照して説明する。
操作盤52について図3、図4を参照して説明する。操作盤52は、起動回路102の一部である停止スイッチ111、上昇起動スイッチ112U、下降起動スイッチ112Dを有している。
インバータボックス51は、図5と図6に示すように、箱型のボックス本体200と、蓋202を有している。ボックス本体200は、上面、左右両側面、下面、背面から構成され、前面が開口している。
次に、保守員が、エスカレータ10の点検を行う場合の制御回路100と駆動回路500の動作状態について説明する。
本実施形態によれば、エスカレータ10が動作しているときは、放電リレースイッチ514は開放状態であり、放電抵抗器512には直流電流が流れず、平滑コンデンサ510にのみ直流電流が流れ充電できる。そして、このときに放電抵抗器512によって電力は消費されない。
上記実施形態では、図7に示すように、放電制御回路103において、放電開始スイッチ130と放電コンタクタ132を直列に接続したのみであったが、これに加えて起動回路102の上昇主回路コンタクタ109Uと下降主回路コンタクタ109Dと連動したリレースイッチである運転制御スイッチ134を接続する。運転制御スイッチ134は、上昇主回路コンタクタ109U又は下降主回路コンタクタ109Dの少なくともどちらか一方に直流電流が流れている場合には開放状態となり、どちらにも直流電流が流れていない場合、すなわち停止状態のときには短絡状態となる。
変更例1では、放電開始スイッチ130、放電コンタクタ132、運転制御スイッチ134を直列に接続したが、本変更例では、図8に示すように、これに加えて点検スイッチ136を直列に接続する。この点検スイッチ136は、制御ボックス50に設けられ、エスカレータ10の点検を開始する場合に操作すると短絡状態になる。これによって、エスカレータ10が停止し、放電開始スイッチ130が短絡状態になり、かつ、点検スイッチ136が操作されると、平滑コンデンサ510からの放電が直ちに開始される。
上記実施形態では、放電開始スイッチ130を、インバータボックス51に設けたが、これに代えて、機械室14の上端部に設け、乗降板32を機械室14から取り外すと放電開始スイッチ130が短絡状態になるようにしてもよい。
上記実施形態では、制御ボックス50とインバータボックス51が別体であったが、一定でもよく、この場合には、放電開始スイッチ130は、この一体のボックスの蓋が外されたときに動作させる。
上記実施形態では、エスカレータ10に適応して説明したが、これに代えて動く歩道のステップ(踏段)に適応してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (8)
- 複数の踏段を走行させるモータと、
前記モータが設置された機械室と、
三相電源からの交流電源を直流に変換する変換回路と、
前記変換回路からの直流を平滑するコンデンサを含む平滑回路と、
前記平滑回路からの平滑された直流電源によって前記モータをインバータ制御するインバータ回路と、
前記コンデンサを放電させる放電抵抗器と、前記放電抵抗器と直列に接続された放電リレースイッチとを含む放電回路と、
前記機械室に設けられた放電開始スイッチと、
を有し、
前記機械室の内部にボックスが設けられ、
前記ボックスは、ボックス本体と蓋とよりなり、
前記ボックスには、少なくとも前記変換回路、前記平滑回路、前記インバータ回路、前記放電回路が収納され、
前記ボックス本体に前記放電開始スイッチが設けられ、
前記蓋が開くと、前記放電開始スイッチが動作して、前記放電リレースイッチが短絡状態となり前記コンデンサに充電された電荷が前記放電抵抗器によって放電される、
乗客コンベア。 - 前記ボックスは、前記変換回路、前記平滑回路、前記インバータ回路、前記放電回路が収納されたインバータボックスと、前記乗客コンベアの制御回路が収納された制御ボックスの2個からなり、前記放電開始スイッチは、前記インバータボックスに設けられている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記蓋を前記ボックスに取り付けると前記放電開始スイッチが再び動作して、前記放電リレースイッチが開放状態になり、前記コンデンサが充電可能となる、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記放電開始スイッチと放電コンタクタが直列に接続された放電制御回路を有し、
前記放電開始スイッチが動作して短絡状態になると前記放電コンタクタに電流が流れて前記放電リレースイッチが短絡する、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗客コンベア。 - 前記放電制御回路には、前記放電コンタクタと前記放電開始スイッチに加えて、前記乗客コンベアを点検するときに短絡状態となる点検スイッチが直列に接続されている、
請求項4に記載の乗客コンベア。 - 前記放電制御回路には、前記放電コンタクタと前記放電開始スイッチに加えて、前記モータが停止しているときに短絡状態になる運転制御スイッチが直列に接続されている、
請求項5に記載の乗客コンベア。 - 前記運転制御スイッチは、前記モータが上昇運転、及び、下降運転したときには開放状態である、
請求項6に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアが、エスカレータ、又は、動く歩道である、
請求項1に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017113236A JP6352498B1 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017113236A JP6352498B1 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6352498B1 true JP6352498B1 (ja) | 2018-07-04 |
JP2018203504A JP2018203504A (ja) | 2018-12-27 |
Family
ID=62779920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017113236A Active JP6352498B1 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6352498B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7088097B2 (ja) * | 2019-03-20 | 2022-06-21 | フジテック株式会社 | 乗客コンベア |
JP7262556B1 (ja) | 2021-11-12 | 2023-04-21 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベア及びその保守照明装置 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS579268A (en) * | 1980-06-17 | 1982-01-18 | Fuji Electric Co Ltd | Starting circuit for inverter |
JPS5895966U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | 株式会社東芝 | マンコンベアの安全装置 |
JPH0665873U (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-16 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生装置 |
JPH0665874U (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-16 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生装置 |
JPH1192073A (ja) * | 1997-09-25 | 1999-04-06 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 光電装置付き乗客コンベア |
JP2000078851A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | Dcリンクコンデンサーの強制放電装置 |
JP2009068743A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
JP2012147672A (ja) * | 2010-03-11 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
WO2013114602A1 (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
JP2016160046A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
-
2017
- 2017-06-08 JP JP2017113236A patent/JP6352498B1/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS579268A (en) * | 1980-06-17 | 1982-01-18 | Fuji Electric Co Ltd | Starting circuit for inverter |
JPS5895966U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | 株式会社東芝 | マンコンベアの安全装置 |
JPH0665873U (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-16 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生装置 |
JPH0665874U (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-16 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生装置 |
JPH1192073A (ja) * | 1997-09-25 | 1999-04-06 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 光電装置付き乗客コンベア |
JP2000078851A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | Dcリンクコンデンサーの強制放電装置 |
JP2009068743A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
JP2012147672A (ja) * | 2010-03-11 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
WO2013114602A1 (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
JP2016160046A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018203504A (ja) | 2018-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6352498B1 (ja) | 乗客コンベア | |
US11697574B2 (en) | Elevator | |
KR850002698Y1 (ko) | 교류엘리베이터의제어장치 | |
JP6117321B1 (ja) | 乗客コンベアの操作装置及びそれを用いた乗客コンベア | |
JP2016160046A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6786673B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5791205B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6109992B1 (ja) | エスカレータの制御システム | |
JP6158393B1 (ja) | 乗客コンベアの電磁ブレーキ及びそれを用いた乗客コンベア | |
CN210944480U (zh) | 一种自动扶梯的节能装置 | |
JP6400805B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5781184B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6981445B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2019031384A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6271690B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2020200141A (ja) | 乗客コンベアの制御方法 | |
JP7262556B1 (ja) | 乗客コンベア及びその保守照明装置 | |
JP2005162442A (ja) | エレベーター装置 | |
JP2018100138A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2014065546A (ja) | 乗客コンベアの乗降板検出装置 | |
JP5859097B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP7179917B1 (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
JPH08319072A (ja) | エレベーターの停電時運転装置 | |
JP2016011201A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2008074521A (ja) | エレベーターの救出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6352498 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |