JP6349760B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置および無線通信方法に関する。
従来、無線通信機能を備えた機器同士の無線通信の接続を確立するためのユーザーの設定作業を簡便にする手法が種々提案されている。例えば特許文献1には、無線通信端末と無線通信装置とのNFC(Near Field Communication)通信の接続を確立し、Wi−Fi Direct規格での接続を確立するための設定情報を無線通信端末と無線通信装置とで共有した後に、NFC通信よりも高速なWi−Fi Direct規格での無線通信の接続を確立する技術が記載されている。
特開2005−198154号公報
しかし、ハードウェアリソースの制約等により、Wi−Fi Direct規格によるピアツーピアの無線通信と、中継装置(アクセスポイント)を用いたインフラストラクチャーモードでの無線LAN通信とが排他制御される場合、ピアツーピアの無線通信と中継装置を用いた無線LAN通信とを排他制御する無線通信装置に、特許文献1に記載された技術を適用しようとすると、次の問題が生ずる。すなわち、インフラストラクチャーモードでの無線LAN通信が有効になっている場合には、NFC通信の接続がなされても、ピアツーピアの無線通信が無効になっているため、ピアツーピアの無線通信を確立して、無線通信端末から無線通信装置にデータを転送することができない。仮に、インフラストラクチャーモードからWi−Fi Directによるピアツーピアへの無線通信の切換がユーザー操作により可能であったとしても、一般的なユーザーは通信できない原因を特定することができないし、原因を特定できたとしても、使い勝手が悪い。
本発明は、無線通信装置と無線通信端末との高速な無線通信を容易に開始できるようにすることを目的とする。
(1)上記目的を達成するための無線通信装置は、無線通信端末と無線通信を行う無線通信装置であって、中継装置を介する第一無線通信を行う第一無線通信部と、ピアツーピアの第二無線通信を行う第二無線通信部と、前記第二無線通信より低速となる近距離無線通信を行う第3無線通信部と、前記第一無線通信と前記第二無線通信とを排他制御する排他制御部と、前記無線通信端末と前記近距離無線通信による接続を確立して、前記近距離無線通信により、前記第二無線通信の接続を確立するための設定情報を前記無線通信端末と共有して前記第二無線通信の接続を確立し、前記第二無線通信によるデータ転送を行うデータ転送制御部と、を備え、前記排他制御部は、前記第一無線通信が有効になっている状態において、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にする。
この発明によると、第一無線通信が有効になっている状態において、近距離無線通信によって無線通信端末と接続する場合に、排他制御部が第一無線通信を無効として第二無線通信を有効にするため、第一無線通信と第二無線通信のいずれが有効になっているかにかかわらず、近距離無線通信を用いて高速なピアツーピアの第二無線通信による無線データ通信を開始することができる。したがって、この発明によると、無線通信装置と無線通信端末との高速な無線通信を容易に開始することができる。
(2)上記目的を達成するための無線通信装置において、前記第一無線通信と前記第二無線通信のいずれを有効にするかを前記排他制御部に指示するための操作部をさらに備えてもよい。
この構成を採用すると、ユーザーが第一無線通信と第二無線通信とを切り換えることができる。
(3)上記目的を達成するための無線通信装置において、前記排他制御部は、前記第一無線通信が有効になっている状態において前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続されたことにより前記第二無線通信によるデータ転送が行われる場合、前記第二無線通信によるデータ転送の終了後に、前記第二無線通信を無効として前記第一無線通信を有効にしてもよい。
この構成を採用すると、ユーザーによって意図的に有効にされていた第一無線通信が、第二無線通信の終了後に再び有効になるため、無線通信環境がユーザーの意図に反して変更されたまま維持されることがない。
(4)上記目的を達成するための無線通信装置において、前記排他制御部は、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記第一無線通信によるデータ転送が行われている場合、前記第一無線通信によるデータ転送の終了後に、前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にしてもよい。
この構成を採用すると、先行している無線データ転送を妨げることなく、無線通信装置と無線通信端末との高速な無線データ転送を容易に開始することができる。
(5)上記目的を達成するための無線通信装置において、対象データに基づいて印刷する印刷部をさらに備え、前記排他制御部は、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記印刷部が印刷している場合、前記印刷部が印刷を終了した後に、前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にしてもよい。
この構成を採用すると、先行している印刷を妨げることなく、無線通信装置と無線通信端末との高速な無線データ転送を容易に開始することができる。
なお、以上の発明は、無線通信方法としても無線通信プログラムとしても無線通信プログラムを記録した記録媒体としても構成可能である。また、無線通信装置が備える各部の機能は、ハードウェアとソフトウェアの協働によって実現しても良いし、ハードウェアによって実現しても良い。
本発明の実施形態にかかる無線通信システムを示す模式図。 本発明の実施形態にかかる無線通信システムを示すブロック図。 本発明の実施形態にかかる無線通信方法のシーケンス図。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら順に説明する。尚、各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
1.無線通信装置の構成
図1は、本発明による無線通信装置の一実施例としての印刷装置2と、無線通信端末1とによって構成された無線通信システムを示している。無線通信端末1としては例えばスマートフォンやタブレット型PC等が想定される。本実施例において印刷装置2は、IEEE802.11、Wi−Fi DirectおよびISO/IEC18092の規格に準じた無線通信機能を備えている。また本実施例において、無線通信端末1は、Wi−Fi DirectおよびISO/IEC18092の規格に準じた無線通信機能を備えている。以下では、IEEE802.11の規格に準じた通信を無線LAN通信、Wi−Fi Directの規格に準じた通信をWFD通信、ISO/IEC18092の規格に準じた通信をNFC通信というものとする。
図2に示すように、印刷装置2は、第一無線通信部21、排他制御部22、第二無線通信部23、第三無線通信部としてのNFC通信部24、操作部27、印刷部26、制御部25を備えている。
第一無線通信部21は、図1に示す中継装置としてのアクセスポイント3を介してIEEE802.11に準じた無線LAN通信を行う。第二無線通信部23は、WFD通信を行う。なお、本実施例の印刷装置2では、第一無線通信部21による無線LAN通信と、第二無線通信部23によるWi−Fi Directの無線通信とは、無線LAN通信を司る共通の電子回路によって実現されており、この電子回路がもつ制約のため、第一無線通信部21による無線LAN通信と第二無線通信部23によるWFD通信は同時に行うことができない構成となっている。そこで、排他制御部22は、第一無線通信部21、第二無線通信部23のいずれかの機能を有効にし、他方の機能を無効にすることにより、第一無線通信と第二無線通信とを排他制御するようにしている。NFC通信部24は、ISO/IEC18092に準じたNFC通信をするための電子回路を備える。印刷部26は、電子写真方式、インクジェット方式等の周知の印刷方式において写真紙・普通紙・OHPシートなどの印刷媒体に印刷を実行するためのアクチュエーターやセンサーや駆動回路や機械部品を備えている。制御部25は、図示しないCPU、メインメモリ、不揮発性メモリ、入出力回路等を備える。制御部25は、不揮発性メモリに格納されている制御プログラムをメインメモリにロードしてCPUで実行することによって、第一無線通信部21、排他制御部22、第二無線通信部23、NFC通信部24、操作部27および印刷部26を制御する。この制御プログラムには、OS(Operating System)の他、制御部25をデータ転送制御部251として機能させるモジュールが含まれている。操作部27は、制御部25に各種の指示を入力するための図示しないタッチパネルディスプレイや操作キーを備える。操作部27が入力可能な指示には、無線LAN通信とWFD通信のいずれを有効にするかの指示が含まれる。
図1および図2に示すように、無線通信端末1は、タッチパネルディスプレイ14、無線通信部11、NFC通信部12および制御部13を備えている。無線通信部11は、IEEE802.11に準じた無線LAN通信をするための電子回路を備える。NFC通信部12は、ISO/IEC18092に準じたNFC通信をするための電子回路を備える。制御部13は、図示しないCPU、メインメモリ、不揮発性メモリ、入出力回路等を備える。制御部13は、不揮発性メモリに格納されている制御プログラムをメインメモリにロードしてCPUで実行することによって、タッチパネルディスプレイ14、無線通信部11およびNFC通信部12を制御する。この制御プログラムには、OS(Operating System)の他、制御部13を印刷指示部131として機能させるアプリケーションプログラムが含まれている。
2.無線通信方法
次に、無線通信端末1のユーザーが、タッチパネルディスプレイ14に表示された画像14aをタップし、無線通信端末1を印刷装置2のNFC通信部12に触れさせるだけで、印刷装置2に画像14aを印刷させることを可能にする無線通信方法について説明する。
はじめに無線通信端末1は、ユーザーの指示に応じて印刷対象の画像データを選択する(S1)。具体的には例えば、ユーザーは、画像データを保存したり表示するためのアプリケーションプログラムを起動する。このプログラムは、制御部13を印刷指示部13として機能させ、画像データに基づく画像14aをタッチパネルディスプレイ14に表示する。ユーザーがタッチパネルディスプレイ14に表示された画像14aをタップすると、このプログラムは画像14aの画像データを印刷対象の画像データとして選択する。
次に無線通信端末1と印刷装置2とは、NFC通信の接続を規格に準じて確立する(S2)。NFC通信の接続を確立する処理は無線通信端末1のNFC通信部12を印刷装置2のNFC通信部24におよそ10cm以下の接続可能距離に近づけたときに開始される。NFC通信を確立する処理では、暗号化されたアクセスキーが生成され、生成されたアクセスキーを用いて相互認証が行われる。
次に印刷装置2は、WFD通信のための設定情報をNFC通信によって無線通信端末1に送信する(S3)。WFD通信のための設定情報には、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)が含まれる。
次に印刷装置2は、無線LAN通信が有効か否かを判定する(S4)。具体的には、NFC通信の接続が確立されるとデータ転送制御部251が起動し、第一無線通信部21の機能が有効になっているか否かを排他制御部22のステータスに基づいて判定する。この判定結果は、データ転送制御部251によってメインメモリに保存される。
無線LAN通信が有効である場合、印刷装置2は、無線LAN通信によってデータを転送中か否かを判定する(S5)。具体的には、データ転送制御部251が第一無線通信部21のステータスに基づいて第一無線通信部21がデータを転送中であるか否かを判定する。そして、無線LAN通信によってデータを転送中である場合、データ転送制御部251は、無線LAN通信によるデータ転送が終了するまで、判定を繰り返す。
無線LAN通信が有効であって、かつ、無線LAN通信によってデータを転送中でない場合、印刷装置2は、無線LAN通信を無効に、WFD通信を有効にする(S6)。具体的には、データ転送制御部251は、第一無線通信部21の機能を無効にし、第二無線通信部23の機能を有効にするように排他制御部22に指示する。
次に無線通信端末1と印刷装置2とは、WFD通信のための設定情報を用いてWFD通信の接続を確立する(S7)。具体的には、無線通信端末1は、印刷装置2から送信されたSSIDをネットワーク識別子として無線通信部11に設定し、印刷装置2とのWFD通信を規格に準じて確立する。
次に無線通信端末1は、印刷対象の画像データをWFD通信により印刷装置2に送信する(S8)。具体的には、印刷指示部131が無線通信部11に画像データを出力すると、無線通信部11によって画像データがWFD通信により印刷装置2の第二無線通信部23に転送される。
印刷装置2は、無線通信端末1から画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて印刷を実行する(S9)。具体的には、第二無線通信部23が受信した画像データに対して制御部25が解像度変換、色変換、インターレース処理等を施して印刷部26に出力すると、印刷部26によって印刷が行われる。
印刷装置2は、印刷が終了すると、印刷終了を無線通信端末1にWFD通信により通知する(S10)。具体的には、データ転送制御部251は、印刷部26のステータスに基づいて印刷終了を検出し、印刷終了を検出すると、印刷終了通知を第二無線通信部23に出力する。その結果、第二無線通信部23によって印刷終了通知が無線通信端末1の無線通信部11に送信される。
無線通信端末1は、印刷終了を通知されると、印刷終了を表示してユーザーに通知する(S11)。具体的には、印刷指示部131は、無線通信部11から印刷終了通知を取得し、例えば「印刷が正常に行われました。」などのメッセージをタッチパネルディスプレイ14に表示にする。
次に無線通信端末1と印刷装置2とは、WFD通信を切断する(S12)。具体的には、印刷指示部131が切断指示を無線通信部11に出力すると、無線通信部11と第二無線通信部23とのWFD通信が規格に準じて切断される。
WFD通信を切断すると、印刷装置2は、WFD通信を確立する前に有効であった通信方式を判定する(S13)。具体的には、データ転送制御部251は、メインメモリに保存されているステップS4の判定結果に基づいて、WFD通信を確立する前に有効であった通信方式を判定する。WFD通信を確立する前に有効であった通信方式がWFD通信である場合、NFC通信によって起動された印刷装置2による一連の処理は終了する。
WFD通信を確立する前の通信方式が無線LAN通信であった場合、印刷装置2は、無線LAN通信を有効に、WFD通信を無効にする(S14)。具体的には、データ転送制御部251は、第一無線通信部21の機能を有効にし、第二無線通信部23の機能を無効にするように排他制御部22に指示する。そしてNFC通信によって起動された印刷装置2による一連の処理は終了する。
3.実施例の効果
印刷装置2では、NFC通信によって無線通信端末1と接続されると、WFD通信のための設定情報がNFC通信によって送信されて自動的に無線通信端末1と共有され、自動的にNFC通信がWFD通信に切り替わる。すなわち、上述したように印刷装置2では無線通信回路の制約のため、無線LAN通信とWFD通信の両方を有効にすることができないが、本実施例では、ユーザーの手動設定によって無線LAN通信が有効(すなわちWFD通信が無効)とされていた場合に、ユーザーが無線通信端末1のNFC通信部12を印刷装置2のNFC通信部24に近づけてNFCの接続が確立した後、自動的に無線LAN通信を無効とし、WFD通信を有効とする切り替え制御を行うようにしている。これにより、ユーザーの手動設定によってWFD通信が無効とされていたにも関わらずに、NFC接続の後にWFD通信を確立できるようになり、ユーザーは、NFC通信のために無線通信端末1を印刷装置2に近づけるだけで、無線通信端末1と印刷装置2とのWFD通信を確立することができる。そして、WFD通信は、NFC通信よりもデータ転送速度が速いため、無線通信端末1から印刷装置2に画像データを短時間のうちに送信することができる。したがって、ユーザーは、印刷作業を容易にかつ短時間に終えることができる。また、WFD通信を利用できない無線通信設定となっているために、WFD通信で印刷データを送信できなくなってNFC印刷がエラーとなってしまうことは、NFC通信を利用した印刷で内部的にWFD通信が用いられていることを知らない一般のユーザーにとっては想定し難いことであり、このようなエラーが生じた場合には、ユーザーを当惑させてしまうことが考えられる。本実施例によれば、このようなエラーが生じないよう自動で無線通信の切り替えが行われるので、ユーザーにとってのNFC印刷の使い勝手を大幅に向上させることができる。
また、印刷装置2では、NFC通信によって無線通信端末1と接続されたときに、無線LAN通信によってデータが転送されている場合には、無線LAN通信によるデータ転送が終了するまで待機してから、無線LAN通信を無効にしてWFD通信を有効にする。このためユーザーは、印刷装置2において先行している無線データ転送や印刷を妨げることなく、無線通信端末1と印刷装置2との高速な無線データ転送を容易に開始することができる。
また、印刷装置2では、NFC通信を確立した後に無線LAN通信の機能を無効にした場合には、WFD通信の終了後に無線LAN通信の機能を有効に戻すため、ユーザーが操作部27を用いて意図的に設定した無線通信環境が、ユーザーの意図に反して変更されたまま維持されることがない。
4.他の実施形態
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下、上述した実施例を変形した実施形態を例示する。
近距離無線通信と第二無線通信の方式は、少なくとも第二無線通信の方が近距離無線通信よりもデータ転送速度が高速であれば良い。近距離無線通信の方式は、自動的に通信が確立される方式が望ましいため、ISO/IEC18092規格を例示したが、ISO/IEC18092、ISO/IEC15693、ISO/IEC21481といった他のNFCの規格に準じて近距離無線通信部を構成しても良い。またIrDA(Infrared Data Association)等のNFC(近接場型通信)ではない近距離無線通信の規格に準じて近距離無線通信部を構成しても良い。また第二無線通信部は、少なくとも近距離無線通信よりも高速に無線通信端末とピアツーピアで通信できるように構成すればよく、Bluetooth、iBeacon等の規格に準拠して構成してもよい。
第二無線通信の接続を確立するための設定情報は、無線通信端末から無線通信装置に送信して共有しても良いし、無線通信装置から無線通信端末に送信して共有しても良い。
無線通信装置と無線通信端末とがNFC通信の接続を確立したときに無線通信装置が印刷を実行中である場合には、無線通信装置が無線LAN通信によるデータ転送中であるか否かに関わらず、印刷が終了するまで待機してから無線LAN通信を無効、WFD通信を有効に変更するようにしても良い。また、印刷が終了し、その印刷の依頼元に印刷装置2が印刷完了通知を送信した後に無線LAN通信を無効、WFD通信を有効に変更するようにしても良い。
無線通信装置は、スキャナー(画像読取装置)であってもよいし、ファクシミリであってもよいし、プロジェクターであってもよいし、スキャン機能やファクシミリ機能等を備えたマルチファンクションプリンターであってもよい。例えば、無線通信装置としてのスキャナーが原稿から読み取った画像データを第二無線通信によって無線通信端末に送信してもよい。
1…無線通信端末、2…印刷装置、3…アクセスポイント、11…無線通信部、12…NFC通信部、13…制御部、14…タッチパネルディスプレイ、14a…画像、21…第一無線通信部、22…排他制御部、23…第二無線通信部、24…NFC通信部、25…制御部、26…印刷部、27…操作部、131…印刷指示部、251…データ転送制御部

Claims (6)

  1. 無線通信端末と無線通信を行う無線通信装置であって、
    中継装置を介する第一無線通信を行う第一無線通信部と、
    Wi-Fi Directによるピアツーピアの第二無線通信を行う第二無線通信部と、
    前記第二無線通信より低速となる近距離無線通信を行う第無線通信部と、
    前記第一無線通信と前記第二無線通信とのいずれか一方を有効とし、他方を無効とする排他制御を行う排他制御部と、
    前記無線通信端末と前記近距離無線通信による接続を確立して、前記近距離無線通信により、前記第二無線通信の接続を確立するための設定情報を前記無線通信端末と共有して前記第二無線通信の接続を確立し、前記第二無線通信によるデータ転送を行うデータ転送制御部と
    前記第一無線通信と前記第二無線通信のいずれを有効にするかを前記排他制御部に指示するための操作を受ける操作部とを備え、
    前記排他制御部は、前記操作部への操作に基づいて前記第一無線通信が有効且つ前記第二無線通信が無効になっている状態において、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記操作部への操作に関わらず前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にする、
    無線通信装置。
  2. 対象データに基づいて印刷する印刷部をさらに備え、
    前記排他制御部は、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記印刷部が印刷している場合、該印刷の要求元に印刷完了通知を送信した後に、前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にする、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記排他制御部は、前記第一無線通信が有効になっている状態において前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続されたことにより前記第二無線通信によるデータ転送が行われる場合、前記第二無線通信によるデータ転送の終了後に、前記第二無線通信を無効として前記第一無線通信を有効にする、
    請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記排他制御部は、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記第一無線通信によるデータ転送が行われている場合、前記第一無線通信によるデータ転送の終了後に、前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  5. 対象データに基づいて印刷する印刷部をさらに備え、
    前記排他制御部は、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記印刷部が印刷している場合、前記印刷部が印刷を終了した後に、前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 無線通信端末と無線通信を行う無線通信方法であって、
    中継装置を介する第一無線通信を行う段階と、
    Wi-Fi Directによるピアツーピアの第二無線通信を行う段階と、
    前記第二無線通信より低速となる近距離無線通信を行う段階と、
    前記第一無線通信と前記第二無線通信とのいずれか一方を有効とし、他方を無効とする排他制御を行う段階と、
    前記無線通信端末と前記近距離無線通信による接続を確立して、前記近距離無線通信により、前記第二無線通信の接続を確立するための設定情報を前記無線通信端末と共有して前記第二無線通信の接続を確立し、前記第二無線通信によるデータ転送を行う段階と
    前記第一無線通信と前記第二無線通信のいずれを有効にするかを指示する操作を受け付ける段階とを含み、
    前記排他制御する段階では、前記受け付けた操作に基づいて前記第一無線通信が有効且つ前記第二無線通信が無効になっている状態において、前記近距離無線通信によって前記無線通信端末と接続する場合に、前記受け付けた操作に関わらず前記第一無線通信を無効として前記第二無線通信を有効にする、
    無線通信方法。
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