JP6348687B2 - ノズル収容装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を吸着保持するための吸着ノズルを収容する収容部を複数備え、電子部品装着機の装着部に着脱可能なノズル収容装置に関するものである。
電子部品装着機では、電子部品を吸着ノズルによって吸着保持し、その電子部品が回路基板上に装着される。このため、電子部品の大きさ,種類等に応じて、種々の吸着ノズルが必要とされる。つまり、例えば、大きな電子部品を吸着保持する際には、径の大きな吸着ノズルが必要であり、小さな電子部品を吸着保持する際には、径の小さな吸着ノズルが必要である。一方で、回路基板には、様々な大きさ,種類の電子部品が装着される。このため、複数の吸着ノズルを装着することが可能な装着ヘッドがあるが、装着ヘッドに装着可能な吸着ノズルの数は、比較的少ない。このため、複数の吸着ノズルを収容可能なノズル収容装置の開発が進められている。下記特許文献には、吸着ノズルを収容する収容部を複数備え、電子部品装着機の装着部に着脱可能なノズル収容装置が記載されている。
特開平11−340692号公報 特許第3654944号公報
上記特許文献に記載のノズル収容装置によれば、多くの数の吸着ノズルを収容することが可能である。また、上記特許文献に記載のノズル収容装置は、電子部品装着機に着脱可能であることから、吸着ノズルのノズル収容装置への補給,ノズル収容装置からの回収等を容易に行うことが可能である。しかしながら、ノズル収容装置に収容されている吸着ノズルの種類等を、電子部品装着機が認識するためには、撮像装置等により、ノズル収容装置に収容されている吸着ノズルを撮像する必要があり、利便性が低い。また、例えば、装着部に、ノズル収容装置以外の装置を装着するこが可能である場合には、電子部品装着機が、装着部に装着されている装置の種類が認識できなければ、利便性が低い。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、利便性の高いノズル収容装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載のノズル収容装置は、電子部品を吸着保持するための吸着ノズルを収容する収容部を複数備え、電子部品装着機の装着部に着脱可能なノズル収容装置であって、前記電子部品装着機の装着ヘッドへの前記吸着ノズルの供給と、前記装着ヘッドからの前記吸着ノズルの受取との少なくとも一方を行う供給・受取位置に、複数の前記収容部のうちの任意のものを移動させるアクチュエータと、前記装着部に着脱可能に装着される本体部と、前記本体部に着脱可能に装着されるカートリッジ部と、前記電子部品装着機への情報の送信と、前記電子部品装着機からの情報の受信との少なくとも一方を行う通信部とを備え、前記アクチュエータは、前記本体部と前記カートリッジ部との間で、前記複数の収容部を移動させることを特徴とする。
また、請求項2に記載のノズル収容装置では、請求項1に記載のノズル収容装置において、前記通信部が、前記複数の収容部のうちの任意のものを前記供給・受取位置に移動させるための前記アクチュエータへの指令に関する情報を、前記電子部品装着機から受信することを特徴とする。
また、請求項3に記載のノズル収容装置では、請求項1または請求項2に記載のノズル収容装置において、前記複数の収容部が、1列に配列されており、前記アクチュエータが、前記複数の収容部の配列方向に、それら複数の収容部を移動させることを特徴とする。
また、請求項4に記載のノズル収容装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のノズル収容装置において、前記装着部の縁からせり出た状態で配設されており、前記アクチュエータは、前記装着部上の位置と前記装着部の縁からせり出た位置との間で、前記複数の収容部を移動させることを特徴とする。
請求項1に記載のノズル収容装置では、電子部品装着機の装着ヘッドへの吸着ノズルの供給と、装着ヘッドからの吸着ノズルの受取との少なくとも一方を行う供給・受取位置が設定されており、複数の収容部のうちの任意のものが、アクチュエータの作動により、供給・受取位置に移動する。つまり、装着ヘッドへの吸着ノズルの供給時、若しくは、装着ヘッドからの吸着ノズルの受取時に、収容部を、装着ヘッドの可動範囲内に移動させ、供給・受取時以外には、収容部を、装着ヘッドの可動範囲外に移動させることが可能となる。これにより、収容部を比較的広いエリアに配置することが可能となり、ノズル収容装置に多くの吸着ノズルを収容することが可能となる。また、収容部を、装着ヘッドの可動範囲外に移動させることにより、電子部品装着機の作動中であっても、作業者が収容部にアクセスすることが可能となる。これにより、電子部品装着機の作動中であっても、ノズル収容装置からの吸着ノズルの回収、ノズル収容装置への吸着ノズルの補給等を行うことが可能となり、利便性が向上する。また、請求項1に記載のノズル収容装置は、装着部に着脱可能に装着される本体部と、本体部に着脱可能に装着されるカートリッジ部とによって構成されており、複数の収容部は、アクチュエータの作動により、本体部とカートリッジ部との間で移動する。つまり、複数の収容部を、カートリッジ部とともに、本体部から取り外すことが可能となる。これにより、ノズル収容装置の本体部を、電子部品装着機の装着部から取り外すことなく、収容部をノズル収容装置から取り出し、吸着ノズルの回収,補給等を行うことが可能となり、非常に便利である。
また、請求項1に記載のノズル収容装置は、電子部品装着機への情報の送信を行う通信部を備えている。これにより、例えば、電子部品装着機は、ノズル収容装置からの情報の送信により、ノズル収容装置に収容されている吸着ノズルの種類,装着部に装着されている装置の種類等を取得することが可能となり、利便性が向上する。このように、請求項1に記載の技術を採用することで、ノズル収容装置の利便性を向上させることが可能となる。
また、請求項2に記載のノズル収容装置では、通信部が、電子部品装着機からの情報を受信し、その情報に基づいて、アクチュエータの作動が制御される。これにより、ノズル収容装置の作動を、装着作業と連携して制御することが可能となり、装着作業の合間等を利用して、吸着ノズルの供給,受取等を行うことが可能となる。
また、請求項3に記載のノズル収容装置では、複数の収容部が、1列に配列されており、アクチュエータの作動により、その配列方向に向かって移動する。これにより、複数の吸着ノズルを、ノズル収容装置内に整然と収容することが可能となる。
また、請求項4に記載のノズル収容装置は、装着部の縁からせり出た状態で配設されており、複数の収容部は、アクチュエータの作動により、装着部上の位置と装着部の縁からせり出た位置との間で移動する。このため、作業者は、電子部品装着機の作動中であっても、容易に収容部にアクセスすることが可能となり、電子部品装着機の作動中における吸着ノズルの回収,補給等を、容易に行うことが可能となる。
本発明の実施例であるノズル収容装置を取り付け可能な電子部品装着機を示す斜視図である。 ノズル収容装置が取り付けられた電子部品装着機を示す平面図である。 電子部品装着機の備える装着ヘッドを示す斜視図である。 ノズル収容装置を示す断面図である。 ノズル収容装置の備えるノズル供給・収納機構を示す断面図である。 吸着ノズルを装着ヘッドに供給する際のノズル供給・収納機構の作動態様を示す図である。 電子部品装着機の備える制御装置を示すブロック図である。 変形例1のノズル収容装置が取り付けられた電子部品装着機を示す平面図である。 変形例2のノズル収容装置が取り付けられた電子部品装着機を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着装置の構成>
図1および図2に、電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)10を示す。図1は、装着装置10の外装部品の一部を取り除いた斜視図であり、図2は、カバー等を外した状態の装着装置10を上方からの視点で示した平面図である。装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に隣接された2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)14とを有している。なお、装着機14の並ぶ方向をX軸方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
各装着機14は、主に、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24、装着ヘッド26、供給装置28、ノズル収容装置(図2参照)30を備えている。装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34とによって構成されている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部32に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図7参照)46によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図7参照)48によって固定的に保持される。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置である。移動装置24は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図7参照)52と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図7参照)54とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド26が取り付けられており、その装着ヘッド26は、2つの電磁モータ52,54の作動によって、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。
装着ヘッド26は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26は、図3に示すように、棒状の装着ユニット60を複数有しており、それら複数の装着ユニット60の各々の下端部には、吸着ノズル62が装着されている。各吸着ノズル62は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図7参照)64に通じている。吸着ノズル62は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。棒状の装着ユニット60は、ユニット保持体66の外周部に、等角度ピッチで、軸方向が垂直となる状態に保持されている。そして、各吸着ノズル62が、ユニット保持体66の下面から下方に向かって延び出している。なお、吸着ノズル62は、装着ユニット60の下端部に着脱可能である。
また、ユニット保持体66は、保持体回転装置68によって、装着ユニット60の配設角度ピッチに等しい角度ずつ間欠回転させられる。これにより、装着ユニット60の1つの停止位置である昇降ステーションに、複数の装着ユニット60が、順次停止する。昇降ステーションに停止した装着ユニット60は、ユニット昇降装置70によって昇降する。また、昇降ステーションに停止した装着ユニット60は、ユニット自転装置72によって自転させられる。
供給装置28は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部32の前方側の端部に配設されている。供給装置28は、テープフィーダ74を有している。テープフィーダ74は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ74は、送出装置(図7参照)76によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置28は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。
また、テープフィーダ74は、フレーム部32の前方側の端部に固定的に設けられたデバイス保持台78に着脱可能とされている。デバイス保持台78は、フレーム部32の上面に設けられたスライド部80と、そのスライド部80の端部に立設された立設面部(図4参照)82とから構成されている。スライド部80には、Y軸方向に延びるように複数のスライド溝(図4参照)86が形成されている。一方、テープフィーダ74の下縁部には、レール(図示省略)が取り付けられており、そのレールは、スライド溝86に嵌合させることが可能である。そして、テープフィーダ74のレールをスライド溝86に嵌合させた状態で立設面部82に接近させる方向にスライドさせることで、テープフィーダ74の側壁面が立設面部82に取り付けられる。なお、テープフィーダ74の側壁面には、コネクタ(図示省略)が固定されており、そのコネクタは、立設面部82に形成されたコネクタ接続部(図4参照)88に接続される。
ノズル収容装置30は、複数の吸着ノズル62を収容する装置であり、テープフィーダ74の隣に配設されている。ノズル収容装置30は、図4に示すように、収容装置本体部100とカートリッジ部102とによって構成されており、カートリッジ部102は、収容装置本体部100にワンタッチで着脱可能とされている。なお、カートリッジ部102を収容装置本体部100にワンタッチで着脱するための機構、つまり、装着と取り外しとを再現性よく、繰返し行うことが可能な機構として、スライド機構,クランプ機構,スプリング式,磁石式等のロック機構等を採用することが可能である。
収容装置本体部100の内部には、概してU字型の本体側収容路104が形成されており、その本体側収容路104の一端部は、カートリッジ部102の装着位置に、開口している。一方、カートリッジ部102は、棒状をなし、それの内部には、I字型のカートリッジ側収容路106が形成されている。そして、カートリッジ部102が収容装置本体部100に装着されることで、カートリッジ側収容路106と本体側収容路104とが接続される。
また、本体側収容路104およびカートリッジ側収容路106には、複数の収容ブロック108が挿入されている。複数の収容ブロック108は、1列に並べられており、互いに揺動可能に連結されている。これにより、複数の収容ブロック108の連結部が変形することで、それら複数の収容ブロック108が一体となって、本体側収容路104およびカートリッジ側収容路106の内部を移動する。
各収容ブロック108の上面には、図5に示すように、ノズル収容凹部110が形成されており、そのノズル収容凹部110に吸着ノズル62が収容される。詳しくは、吸着ノズル62は、ノズル部112とフランジ部114と掛止ピン116とによって構成されている。一方、収容ブロック108の上面には、段付形状のノズル収容凹部110が形成されている。そして、ノズル収容凹部110の段差部118に、吸着ノズル62のフランジ部114が載置されることで、ノズル部112のフランジ部114より下の部分が、ノズル収容凹部110の中央の凹部120に挿入される。このようにして、収容ブロック108には、1個の吸着ノズル62が収容される。
なお、吸着ノズル62のフランジ部114には、ノッチ(図示省略)が形成されており、ノズル収容凹部110の段差部118には、ピン(図示省略)が立設されている。そして、フランジ部114が段差部118に載置される際には、ピンとノッチとが係合する。これにより、収容ブロック108に収容された吸着ノズル62は、ノズル部112の軸回りの回転が禁止される。
また、ノズル収容装置30は、複数の収容ブロック108を、本体側収容路104およびカートリッジ側収容路106の内部で移動させる電磁モータ(図7参照)122を有しており、収容ブロック108は、電磁モータ122の作動により、本体側収容路104およびカートリッジ側収容路106の内部で任意の位置に移動する。これにより、複数の収容ブロック108を、カートリッジ部102とともに、収容装置本体部100から取り外すことができる。詳しくは、複数の収容ブロック108を、電磁モータ122の作動により、カートリッジ部102のカートリッジ側収容路106側に移動させ、図4(b)に示すように、カートリッジ側収容路106内に収容する。そして、図4(c)に示すように、カートリッジ側収容路106内に複数の収容ブロック108を収容した状態のカートリッジ部102を、収容装置本体部100から取り外す。これにより、複数の収容ブロック108が、カートリッジ部102とともに、収容装置本体部100から取り外される。
さらに、ノズル収容装置30は、収容装置本体部100の上面に配設されたノズル供給・収納機構126を有している。ノズル供給・収納機構126は、収容ブロック108に収容された吸着ノズル62を供給し、装着ヘッド26の装着ユニット60の下端部に取り付けるための機構である。また、装着ヘッド26の装着ユニット60の下端部に取り付けられた吸着ノズル62を装着ユニット60から取り外し、収容ブロック108に収納するための機構である。
詳しくは、ノズル供給・収納機構126は、図5に示すように、ノズルソケット128とノズルシャッタ130と支持タワー132とシャッタ開閉機構134とソケット昇降機構136とを有している。ノズルソケット128は、概して溝形状をなしており、所定位置の収容ブロック108を下方から、溝内部において支持する。ノズルシャッタ130は、支持タワー132の上端部に固定されており、ノズルソケット128の上方に延び出している。これにより、ノズルシャッタ130は、ノズルソケット128の溝内部を覆っている。つまり、ノズルソケット128の溝内部において支持された収容ブロック108の上方を覆っている。支持タワー132は、ノズル収容装置30の収容装置本体部100に立設されており、上下方向および、ノズルソケット128に接近・離間する方向に移動可能とされている。
シャッタ開閉機構134は、基端部138と支持レール140とソケット支持部142とを有している。基端部138は、支持タワー132に、上下方向に移動可能に保持されている。支持レール140は、一端部において、基端部138に固定されており、概して水平方向に延び出している。ソケット支持部142は、支持レール140に、それの軸線方向に移動可能に支持されており、ノズルソケット128の下面に固定されている。そのソケット支持部142は、電磁モータ(図7参照)144の駆動によって、支持レール140に沿って移動する。これにより、ソケット支持部142と基端部138、つまり、支持タワー132とは、接近・離間する。
ソケット昇降機構136は、ブロック支持部146と支持レール148とを有している。支持レール148は、上下方向に延びるようにして、ソケット支持部142に固定されている。ブロック支持部146は、その支持レール148に、それの軸線方向に移動可能に支持されており、ブロック支持部146の上端部は、ノズルソケット128の底部に形成された貫通穴(図示省略)を介して、ノズルソケット128の内部に進入している。そして、ブロック支持部146は、電磁モータ(図7参照)150の駆動によって、支持レール148に沿って移動する。これにより、ブロック支持部146は、上下方向に移動する。
ノズル供給・収納機構126は、このような構造により、収容ブロック108に収容された吸着ノズル62を供給し、供給された吸着ノズル62が、装着ヘッド26の装着ユニット60の下端部に取り付けられる。また、装着ヘッド26の装着ユニット60の下端部に取り付けられた吸着ノズル62が、装着ユニット60から取り外され、ノズル供給・収納機構126は、取り外された吸着ノズル62を収容ブロック108に収納する。
詳しくは、電磁モータ122の駆動により、複数の収容ブロック108のうちの、供給対象となる吸着ノズル62を収容する収容ブロック108を、ノズル供給・収納機構126の配設位置に移動させる。そして、ソケット昇降機構136の電磁モータ150の駆動により、ブロック支持部146を上方に移動させる。これにより、収容ブロック108は、図6(a)に示すように、ブロック支持部146によって、ノズルソケット128から上方に押し上げられる。この際、ノズルシャッタ130は、ノズルソケット128により押し上げられ、上方に移動する。さらに、支持タワー132も、ノズルシャッタ130の上昇に伴って、上方に移動する。
続いて、装着ヘッド26を、移動装置24によってノズル供給・収納機構126の上方に移動させ、装着ユニット60を、ユニット昇降装置70によって下降させる。装着ユニット60の下端部には、吸着ノズル62の掛止ピン116を掛止可能な被掛止部(図示省略)が形成されており、装着ユニット60の下降により、吸着ノズル62の掛止ピン116が、図6(b)に示すように、装着ユニット60の被掛止部に挿入する。掛止ピン116が装着ユニット60の被掛止部に挿入すると、装着ユニット60を、ユニット自転装置72によって自転させる。これにより、吸着ノズル62の掛止ピン116が被掛止部においてロックされる。
次に、シャッタ開閉機構134の電磁モータ144の駆動により、図6(c)に示すように、ソケット支持部142と支持タワー132とを離間させる。これにより、ノズルシャッタ130が、支持タワー132とともに移動し、収容ブロック108のノズル収容凹部110が開口する。この際、ノズルシャッタ130は、ノズル収容凹部110を覆っていないが、収容ブロック108の縁部を押さえている。
ノズル収容凹部110が開口すると、図6(d)に示すように、装着ユニット60を、ユニット昇降装置70によって上昇させる。この際、収容ブロック108の縁部は、ノズルシャッタ130によって押さえられているため、吸着ノズル62を収容ブロック108から確実に取り出すことが可能となる。つまり、吸着ノズル62とともに、収容ブロック108を持ちさることを防止することが可能となる。
吸着ノズル62が収容ブロック108から取り出されると、シャッタ開閉機構134の電磁モータ144の駆動により、図6(e)に示すように、ソケット支持部142と支持タワー132とを接近させる。これにより、ノズルシャッタ130が、支持タワー132とともに移動し、収容ブロック108のノズル収容凹部110を覆う。このようにして、収容ブロック108に収容された吸着ノズル62が供給され、その供給された吸着ノズル62が、装着ユニット60の下端部に取り付けられる。
また、装着ユニット60の下端部に取り付けられた吸着ノズル62が、装着ユニット60から取り外され、収容ブロック108に収納される際には、上述した手順を逆に実行すればよい。このため、吸着ノズル62の装着ユニット60からの取り外し、および、収容ブロック108への吸着ノズル62の収納についての説明は省略する。
また、ノズル収容装置30は、テープフィーダ74と同様に、デバイス保持台78に着脱可能とされている。詳しくは、ノズル収容装置30の収容装置本体部100には、図4に示すように、レール160が取り付けられており、そのレール160は、スライド部80のスライド溝86に嵌合可能である。そして、レール160をスライド溝86に嵌合させた状態で、ノズル収容装置30を立設面部82に接近させる方向にスライドさせることで、ノズル収容装置30の側壁面が立設面部82に取り付けられる。なお、ノズル収容装置30の側壁面には、コネクタ162が固定されており、そのコネクタ162は、立設面部82のコネクタ接続部88に接続される。これにより、ノズル収容装置30は、装着機14に電気的に接続される。
これにより、デバイス保持台78には、テープフィーダ74とノズル収容装置30との何れをも装着することが可能であり、何れもが、ワンタッチで着脱される。このため、例えば、デバイス保持台78にテープフィーダ74のみが装着されており、ノズル収容装置30の装着箇所が無い場合には、テープフィーダ74をデバイス保持台78から取り外し、テープフィーダ74の代わりにノズル収容装置30を装着することが可能である。つまり、テープフィーダ74および、ノズル収容装置30のデバイス保持台78への取付関係は規格化されている。このため、デバイス保持台78のスライド溝には、使用する複数種類のテープフィーダ74,ノズル収容装置30等がワンタッチで取り付け、および、取り外しが可能であり、各々の取付精度は、再現性および互換性を有する。なお、上述した収容装置本体部100とカートリッジ部102との関係も、同様であり、収容装置本体部100には複数種類のカートリッジ部102がワンタッチで取り付け、および、取り外しが可能であり、各々の取付精度は、再現性および互換性を有する。
また、装着機14は、マークカメラ(図7参照)170およびパーツカメラ(図1,2,7参照)172を備えている。マークカメラ170は、下方を向いた状態でスライダ50の下面に固定されており、移動装置24によって移動させられることで、フレーム部32上の任意の位置を撮像する。一方、パーツカメラ172は、上を向いた状態で搬送装置22とデバイス保持台78との間に配設されており、装着ヘッド26に保持された電子部品等を撮像する。
また、パーツカメラ172の側方には、図2に示すように、ノズルチェンジャ176が配設されている。ノズルチェンジャ176には、複数のノズル収容部178が形成されており、各ノズル収容部178には、吸着ノズル62が収容される。ノズルチェンジャ176は、ノズル収容装置30と同様に、ノズル収容部178に収容された吸着ノズル62の供給および、装着ユニット60の下端部に取り付けられた吸着ノズル62の収納を行うことが可能とされている。なお、ノズルチェンジャ176での吸着ノズル62の供給および収納の手順は、ノズル収容装置30での吸着ノズル62の供給および収納の手順と同様であることから、ノズルチェンジャ176での吸着ノズル62の供給および収納の手順の説明は省略する。
装着機14は、さらに、図7に示すように、制御装置180を備えている。制御装置180は、コントローラ182と複数の駆動回路186とを備えている。複数の駆動回路186は、上記電磁モータ46,52,54、基板保持装置48、正負圧供給装置64、保持体回転装置68、ユニット昇降装置70、ユニット自転装置72、送出装置76に接続されている。コントローラ182は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路186に接続されている。これにより、搬送装置22、移動装置24等の作動が、コントローラ182によって制御される。また、コントローラ182は、マークカメラ170およびパーツカメラ172によって得られた画像データを処理する画像処理装置188に接続されている。これにより、コントローラ182は、画像データから各種情報を取得する。
コントローラ182は、さらに、ノズル収容装置30の通信部190に接続されている。通信部190は、ノズル収容装置30のコネクタ162が立設面部82のコネクタ接続部88に接続されることで、コントローラ182と各種情報の送受信を行うものである。ノズル収容装置30は、電磁モータ122,144,150に対応する複数の駆動回路192を有しており、それら複数の駆動回路192は、通信部190に接続されている。これにより、通信部190が、コントローラ182から電磁モータ122,144,150の作動に関する情報を受信することで、電磁モータ122,144,150、つまり、ノズル収容装置30の作動が制御される。ノズル収容装置30は、さらに、記憶部196を有しており、記憶部196は、通信部190に接続されている。記憶部196には、ノズル収容装置30に関する情報が記憶されており、通信部190は、ノズル収容装置30に関する情報を、コントローラ182に送信する。
<装着機による装着作業>
装着機14では、上述した構成によって、搬送装置22に保持された回路基板に対して、装着ヘッド26によって装着作業を行うことが可能とされている。具体的には、コントローラ182の指令により、回路基板が作業位置まで搬送され、その位置において、基板保持装置48によって固定的に保持される。また、テープフィーダ74は、コントローラ182の指令により、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド26が、コントローラ182の指令により、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル62によって電子部品を吸着保持する。続いて、装着ヘッド26は、コントローラ182の指令により、回路基板の上方に移動し、保持している電子部品を回路基板上に装着する。
<ノズル収容装置による吸着ノズルの供給および収納>
装着機14では、上述したように、テープフィーダ74によって供給された電子部品を、吸着ノズル62によって吸着保持し、その電子部品が回路基板上に装着される。このように構成された装着機14では、電子部品の大きさ,種類等に応じて、吸着ノズル62が変更される。つまり、例えば、大きな電子部品を吸着保持する際には、径の大きな吸着ノズル62が用いられ、小さな電子部品を吸着保持する際には、径の小さな吸着ノズル62が用いられる。一方で、回路基板には、様々な大きさ,種類の電子部品が装着される。このため、装着ヘッド26の複数の装着ユニット60には、装着対象の回路基板に応じて、複数種類の吸着ノズル62が装着されている。また、ノズルチェンジャ176には、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と同じ種類の吸着ノズル62が、予備の吸着ノズル62として収容されている。このため、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62に異常等が発生した場合には、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と、ノズルチェンジャ176に収容されている予備の吸着ノズル62とが交換される。また、ノズルチェンジャ176には、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と異なる種類の吸着ノズル62も収容されている。このため、その異なる種類の吸着ノズル62が装着作業に必要な場合には、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と、ノズルチェンジャ176に収容されている吸着ノズル62とが交換される。
ただし、ノズルチェンジャ176に収容可能な吸着ノズル62の数は、比較的少ないため、多くの予備の吸着ノズル62,多くの種類の吸着ノズル62等を、ノズルチェンジャ176に収容することができない。このため、ノズルチェンジャ176への吸着ノズル62の補給、ノズルチェンジャ176からの吸着ノズル62の回収等の回数が多くなり、手間である。特に、装着機14では、ノズルチェンジャ176への吸着ノズル62の補給等を行う際には、装着機14をシステムベース12の前方に引き出す必要が有り、非常に手間である。また、装着作業中に、ノズルチェンジャ176への吸着ノズル62の補給等を行うためには、装着作業を中断しなければならないため、作業性が低下する。
このようなことに鑑みて、装着機14に、ノズル収容装置30を装着することができる。ノズル収容装置30は、上述したように、複数の収容ブロック108のうちの任意のものを、ノズル供給・収納機構126の配設位置、つまり、供給・収納位置に移動させることが可能である。そして、供給・収納位置において、吸着ノズル62の装着ユニット60への供給、および、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62の収納を行うことが可能である。
このため、例えば、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62に異常等が発生した場合に、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と、ノズル収容装置30に収容されている予備の吸着ノズル62とを交換し、交換された吸着ノズル62によって装着作業を行うことが可能である。また、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と異なる種類の吸着ノズル62が、装着作業に必要な場合には、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62とを交換し、交換された吸着ノズル62によって装着作業を行うことが可能である。
なお、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62との交換作業時には、交換対象の吸着ノズル62が、装着ユニット60から取り外され、ノズル収容装置30の収容ブロック108に収納される。そして、吸着ノズル62の取り外された装着ユニット60に、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62が装着されるが、各々の作業の手順は、上述していることから、説明は省略する。ただし、装着ユニット60に適切な吸着ノズル62を装着するべく、吸着ノズル62の確認作業を行うことが可能である。
詳しくは、吸着ノズル62のフランジ部114の上面には、2Dコード等の識別記号が記されている。このため、収容ブロック108に収容されている吸着ノズル62が、装着ユニット60に装着される前には、その吸着ノズル62の識別記号が、マークカメラ170によって撮像される。この撮像データは、画像処理装置188によって処理され、コントローラ182に送信される。コントローラ182では、送信された撮像データに基づいて、吸着ノズル62の種類が判別される。これにより、収容ブロック108に収容されている吸着ノズル62が、装着対象の吸着ノズル62であるか否かを判定することが可能となり、装着ユニット60に適切な吸着ノズル62を装着することが可能となる。なお、この確認作業は、後に説明するように、カートリッジ部102に記された識別記号により、ノズル収容装置30に収容された吸着ノズル62の種類が判別された場合には、省略することが可能となる。また、この確認作業と、カートリッジ部102に記された識別記号による吸着ノズル62の種類の確認作業とを、併用することで、吸着ノズル62の判別精度を高くすることが可能となる。
また、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62に異常等が発生し、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と、ノズルチェンジャ176に収容されている予備の吸着ノズル62とが交換された場合に、その異常の発生した吸着ノズル62を、ノズルチェンジャ176からノズル収容装置30に移動させることが可能である。また、ノズルチェンジャ176に吸着ノズル62の収容されていないノズル収容部178が有る場合には、そのノズル収容部178に、予備の吸着ノズル62,装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62と異なる種類の吸着ノズル62等を、ノズル収容装置30から移動させることが可能である。これにより、作業者がノズルチェンジャ176に吸着ノズル62の補給等を行う必要が無くなり、作業者の負担を軽減することが可能となる。
また、ノズル収容装置30は、上述したように、スライド機構を利用して、デバイス保持台78にワンタッチで着脱可能とされており、ノズル収容装置30は、図2および図4に示すように、デバイス保持台78のスライド部80からせり出している。このため、装着作業中であっても、作業者は、ノズル収容装置30を把持し、ノズル収容装置30をデバイス保持台78から容易に取り外すことが可能であり、また、ノズル収容装置30をデバイス保持台78に装着することも可能である。これにより、装着作業中であっても、ノズル収容装置30からの吸着ノズル62の回収および、ノズル収容装置30への吸着ノズル62の補給等を行うことが可能である。
特に、ノズル収容装置30では、カートリッジ部102が、ワンタッチで収容装置本体部100に着脱可能であり、カートリッジ部102の内部に、複数の収容ブロック108を収容することが可能である。また、カートリッジ部102は、スライド部80から大きくせり出している。このため、収容装置本体部100をデバイス保持台78から取り外すことなく、ノズル収容装置30からの吸着ノズル62の回収および、ノズル収容装置30への吸着ノズル62の補給等を行うことが可能である。
また、ノズル収容装置30がデバイス保持台78に装着されると、上述したように、ノズル収容装置30のコネクタ162が装着機14側のコネクタ接続部88に接続されることで、ノズル収容装置30と装着機14のコントローラ182との間で、情報の送受信が行われる。また、デバイス保持台78にノズル収容装置30の収容装置本体部100のみが装着されおり、その収容装置本体部100にカートリッジ部102が装着されることで、情報の送受信が行われる。このため、装着機14では、ノズル収容装置30がデバイス保持台78に装着された際、若しくは、デバイス保持台78に装着されている収容装置本体部100にカートリッジ部102が装着された際に、ノズル収容装置30に関する情報が、ノズル収容装置30の通信部190からコントローラ182に送信され、その情報に基づいて、吸着ノズル62の交換,回収,補給作業等が行われる。
具体的には、例えば、ノズル径がAmmの2つの吸着ノズル62が2本の装着ユニット60に装着されており、それら2つの吸着ノズル62の一方に異常が発生した場合には、他方の吸着ノズル62が使用される。その異常が発生した吸着ノズル62は、ノズル径がAmmの正常な吸着ノズル62に交換されることが望まれるが、ノズルチェンジャ176に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62が収容されていない場合がある。さらに、デバイス保持台78にノズル収容装置30が装着されていない場合がある。このような場合には、異常が発生した吸着ノズル62が装着ユニット60に装着された状態で、ノズル径がAmmの正常な吸着ノズル62によって、装着作業が行われる。
このような状態において、デバイス保持台78にノズル収容装置30が装着され、コネクタ162が装着機14側のコネクタ接続部88に接続されると、ノズル収容装置30の通信部190から、ノズル収容装置30に関する情報、具体的には、ノズル収容装置30のIDナンバー,収容装置本体部100へのカートリッジ部102の装着の有無等がコントローラ182に送信される。これにより、コントローラ182は、デバイス保持台78にノズル収容装置30が装着されたこと、装着位置等を認知する。さらに、ノズル収容装置30の収容装置本体部100にカートリッジ部102が装着されているか否かを認知する。また、収容装置本体部100にカートリッジ部102が装着されていないノズル収容装置30が、デバイス保持台78に装着されている場合、つまり、ノズル収容装置30の収容装置本体部100のみがデバイス保持台78に装着されている場合には、収容装置本体部100にカートリッジ部102が装着された際に、収容装置本体部100にカートリッジ部102が装着されたことが、コントローラ182に送信される。そして、コントローラ182は、所定のタイミングで、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62の種類を取得する。
詳しくは、装着ヘッド26が、コントローラ182の指令により、ノズル収容装置30のカートリッジ部102の上方に移動する。カートリッジ部102には、2Dコード等の識別記号が記されており、その識別記号が、マークカメラ170によって撮像される。そして、その撮像データが、画像処理装置188において処理され、コントローラ182に送信される。これにより、コントローラ182は、カートリッジ部102の識別記号を取得する。一方、ホストコンピュータ(図示省略)には、識別記号と、その識別記号のカートリッジ部102内の収容ブロック108に収容されている吸着ノズル62の種類等とが、関連付けて記憶されている。そして、コントローラ182は、ホストコンピュータと通信を行うことで、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62の種類を取得する。
取得した吸着ノズル62の種類の中に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62が存在する場合には、コントローラ182の指令により、装着ユニット60に装着されている異常の発生した吸着ノズル62と、ノズル収容装置30に収容されているノズル径がAmmの吸着ノズル62とが交換される。このように、装着機14では、ノズル収容装置30から送信される情報を利用して、吸着ノズル62の交換作業が行われる。
なお、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62の種類を取得するタイミング、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62とノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62とを交換するタイミングは、任意のタイミングで行うことが可能であるが、装着作業の妨げとなることは望ましくない。このため、装着機14では、4つのモードが設定されており、各モードに応じたタイミングで、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62の種類の取得、吸着ノズル62の交換が行われる。
詳しくは、第1のモードが設定されている場合には、1枚の回路基板に対する装着作業終了のタイミングで、ノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62の種類の取得、吸着ノズル62の交換が行われる。これにより、装着作業を殆ど停止させることなく、比較的早いタイミングで、交換作業等を行うことが可能となる。また、第2のモードが設定されている場合には、回路基板の搬入待ち、若しくは、電子部品の補給待ち等の装着機14が待機状態となっているタイミングで、吸着ノズル62の交換等が行われる。これにより、装着作業を停止させることなく、交換作業等を行うことが可能となる。さらに、第3のモードが設定されている場合には、即時に、吸着ノズル62の交換等が行われる。これにより、装着作業は停止するが、即時に交換作業等を行うことが可能となる。最後に、第4のモードが設定されている場合には、作業者の意思に従ったタイミングで、吸着ノズル62の交換等が行われる。装着機14には、作業実行ボタンが設けられており、その作業実行ボタンを作業者が操作したタイミングで、吸着ノズル62の交換等が行われる。これにより、作業者の意思に従って、交換作業等を行うことが可能となる。
また、生産される回路基板の種類が変更された場合には、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62、若しくは、ノズルチェンジャ176に収納されている吸着ノズル62の交換が必要になることがある。この際に、装着ユニット60,ノズルチェンジャ176からノズル収容装置30への吸着ノズル62の回収、ノズル収容装置30から装着ユニット60,ノズルチェンジャ176への吸着ノズル62の補給が行われる。
詳しくは、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62、および、ノズルチェンジャ176に収納されている吸着ノズル62のうちの、変更後の回路基板の生産に必要でない吸着ノズル62が、ノズル収容装置30に回収される。ちなみに、装着機14のデバイス保持台78には、図2に示すように、2台のノズル収容装置30が装着されており、2台のノズル収容装置30のうちの一方が、吸着ノズル62を回収するためのノズル収容装置30となっている。
具体的に、例えば、ノズル収容装置30の一方を、所定のノズル径の吸着ノズル62の回収専用のものに設定することも可能であり、ノズル径の大きさに関係なく、単に、吸着ノズル62の回収専用のものに設定することも可能である。なお、回収専用のノズル収容装置30では、ノズル収容装置30に関する情報として、回収専用のノズル収容装置30である旨の情報が、コントローラ182に送信され、回収専用のノズル収容装置30に対する動作モードは、ノズル収容装置30に吸着ノズル62を収容する動作モードに設定される。
なお、変更後の回路基板の生産に必要でない吸着ノズル62であっても、予備の吸着ノズル62として、回収対象の吸着ノズル62から外すことも可能である。つまり、例えば、変更後の回路基板の生産作業に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がBmmの吸着ノズル62との各々が1本必要な場合に、ノズル径がAmmの2本の吸着ノズル62とノズル径がBmmの2本の吸着ノズル62とが装着ユニット60、若しくは、ノズルチェンジャ176に残存するように、吸着ノズル62がノズル収容装置30に回収されてもよい。
また、変更後の回路基板の生産に必要でない吸着ノズル62であっても、変更後の回路基板の次の回路基板の生産に必要な吸着ノズル62を、回収対象の吸着ノズル62から外すことも可能である。つまり、例えば、変更後の回路基板の生産作業に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がBmmの吸着ノズル62とが必要であり、変更後の回路基板の次の回路基板の生産作業に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がCmmの吸着ノズル62とが必要な場合に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がBmmの吸着ノズル62とノズル径がCmmの吸着ノズル62とが装着ユニット60、若しくは、ノズルチェンジャ176に残存するように、吸着ノズル62がノズル収容装置30に回収されてもよい。
また、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62、および、ノズルチェンジャ176に収納されている吸着ノズル62のうちの、変更後の回路基板の生産に必要である吸着ノズル62であっても、メンテナンスの必要性の高い吸着ノズル62を、ノズル収容装置30に回収することが可能である。メンテナンスの必要性の高い吸着ノズル62とは、装着作業中に吸着ミス等のエラーの発生頻度の高い吸着ノズル62である。
また、変更後の回路基板の生産に必要な吸着ノズル62のうちの、装着ユニット60に装着されている吸着ノズル62、および、ノズルチェンジャ176に収納されている吸着ノズル62を除いた吸着ノズル62が、ノズル収容装置30から補給される。つまり、変更後の回路基板の生産に必要な数の吸着ノズル62が、ノズル収容装置30から補給される。ちなみに、2台のノズル収容装置30のうちの一方が、上述したように、吸着ノズル62を回収するためのノズル収容装置30となっているが、他方は、吸着ノズル62を補給するためのノズル収容装置30となっている。
具体的に、例えば、ノズル収容装置30の他方を、所定のノズル径の吸着ノズル62の供給専用のものに設定することも可能であり、ノズル径の大きさに関係なく、単に、吸着ノズル62の供給専用のものに設定することも可能である。つまり、ノズル収容装置30の他方に、所定のノズル径の吸着ノズル62のみを収容しておいてもよく、種々のサイズの吸着ノズル62を収容しておいてもよい。なお、供給専用のノズル収容装置30では、ノズル収容装置30に関する情報として、供給専用のノズル収容装置30である旨の情報が、コントローラ182に送信され、供給専用のノズル収容装置30に対する動作モードは、ノズル収容装置30から装着ユニット60等に吸着ノズル62を供給する動作モードに設定される。
なお、変更後の回路基板の生産に必要な数の吸着ノズル62以外にも、予備の吸着ノズル62として、ノズル収容装置30から補給することも可能である。つまり、例えば、変更後の回路基板の生産作業に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がBmmの吸着ノズル62との各々が1本必要な場合に、ノズル径がAmmの2本の吸着ノズル62とノズル径がBmmの2本の吸着ノズル62とが、装着ユニット60に装着、若しくは、ノズルチェンジャ176に収容されるように、吸着ノズル62がノズル収容装置30から補給されてもよい。これにより、例えば、予備ノズルが既に交換され、ノズルチェンジャ176上でメンテナンス性の高い吸着ノズル62が存在する場合は、有効な予備ノズル数の上限内で、ノズル収容装置30から吸着ノズル62を補給することが可能となる。
また、変更後の回路基板の生産に必要な数の吸着ノズル62以外にも、変更後の回路基板の次の回路基板の生産に必要な吸着ノズル62を、ノズル収容装置30から補給することも可能である。つまり、例えば、変更後の回路基板の生産作業に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がBmmの吸着ノズル62とが必要であり、変更後の回路基板の次の回路基板の生産作業に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がCmmの吸着ノズル62とが必要な場合に、ノズル径がAmmの吸着ノズル62とノズル径がBmmの吸着ノズル62とノズル径がCmmの吸着ノズル62とが、装着ユニット60に装着、若しくは、ノズルチェンジャ176に収容されるように、吸着ノズル62がノズル収容装置30から補給されてもよい。
また、例えば、変更後の回路基板の生産に必要な数の吸着ノズル62以外にも、メンテナンスの必要性の高い吸着ノズル62が存在する場合には、そのメンテナンスの必要性の高い吸着ノズル62と同じ種類の吸着ノズル62を、ノズル収容装置30から補給することも可能である。
また、上述した例では、2台のノズル収容装置30の一方が、吸着ノズル62の回収用のノズル収容装置30とされ、他方が、吸着ノズル62の補給用のノズル収容装置30とされているが、1台のノズル収容装置30を、吸着ノズル62の回収および補給用のノズル収容装置30とすることが可能である。この場合には、複数の収容ブロック108のうちの一部に、吸着ノズル62が収容されており、残りの収容ブロック108には、吸着ノズル62は、収容されていない。そこで、コントローラ182では、収容ブロック108への吸着ノズル62の収容の有無、および、収容されている吸着ノズル62の種類を判別するためのマップデータを取得する。
詳しくは、吸着ノズル62の回収および補給用のノズル収容装置30のカートリッジ部102に記された識別記号を、マークカメラ170の撮像により取得する。ホストコンピュータには、その識別記号と、識別記号に応じたノズル収容装置30の収容ブロック108への吸着ノズル62の収容の有無、および、収容されている吸着ノズル62の種類を判別するためのマップデータとが関連付けて記憶されており、コントローラ182は、取得した識別記号により、ホストコンピュータからそのマップデータを取得する。
さらに、回収および補給用のノズル収容装置30に収容されている吸着ノズル62を個々に確認することで、マップデータの整合性を高めることが可能である。詳しくは、装着ヘッド26が、コントローラ182の指令により、ノズル収容装置30の供給・収納位置の上方に移動する。また、ノズル収容装置30は、コントローラ182の指令により、1列に配列された複数の収容ブロック108のうちの先頭に位置する収容ブロック108を、供給・収納位置に移動させる。供給・収納位置に、収容ブロック108が移動すると、その収容ブロック108が、マークカメラ170によって撮像される。次に、複数の収容ブロック108のうちの先頭の次に位置する収容ブロック108が、供給・収納位置に移動され、その収容ブロック108が、マークカメラ170によって撮像される。このようにして、複数の収容ブロック108の各々が、順次、供給・収納位置に移動され、マークカメラ170によって撮像される。そして、各撮像データが、画像処理装置188において処理され、コントローラ182に送信される。コントローラ182では、各撮像データに基づいて、収容ブロック108に吸着ノズル62が収容されているか否かが判定される。さらに、収容ブロック108に吸着ノズル62が収容されていると判定された場合には、撮像データから吸着ノズル62のフランジ部に記された識別記号が認識され、その識別記号に基づいて、吸着ノズル62の種類が取得される。これにより、コントローラ182では、複数の収容ブロック108のうちの何れのものに吸着ノズル62が収容されているか、また、収容されている吸着ノズル62の種類を示すマップデータが作成される。装着機14では、このマップデータを利用して、吸着ノズル62の交換,回収,補給等が行われる。また、カートリッジ部102に記された識別記号を利用して、上記マップデータを作成することも可能である。
また、作業者が任意の順番で複数の吸着ノズル62を複数の収容ブロック108に収容し、収容順に吸着ノズル62をノズル収容装置30から複数の装着ユニット60に補給することが可能である。詳しくは、ユニット保持体66の回転により、昇降ステーションに位置する装着ユニット60の順番通りに、各装着ユニット60に装着すべき吸着ノズル62が並ぶように、収容ブロック108に吸着ノズル62を収容する。
具体的には、例えば、第1の装着ユニット60にノズル径がAmmの吸着ノズル62を装着し、第1の装着ユニット60のユニット保持体66の回転方向の隣に位置する第2の装着ユニット60にノズル径がCmmの吸着ノズル62を装着し、第2の装着ユニット60のユニット保持体66の回転方向の隣に位置する第3の装着ユニット60にノズル径がBmmの吸着ノズル62を装着する場合には、複数の収容ブロック108の先頭に位置するものに、ノズル径がAmmの吸着ノズル62を収容し、複数の収容ブロック108のうちの先頭の次に位置するものに、ノズル径がCmmの吸着ノズル62を収容し、複数の収容ブロック108のうちの先頭から3番目に位置するものに、ノズル径がBmmの吸着ノズル62を収容する。
これにより、吸着ノズル62の補給時には、まず、複数の収容ブロック108の先頭に位置するものから、吸着ノズル62を第1の装着ユニット60に供給し、次に、複数の収容ブロック108のうちの先頭の次に位置するものから、第1の装着ユニット60の隣に位置する第2の装着ユニット60に吸着ノズル62を供給する。このように、吸着ノズル62を供給する収容ブロック108が、1個毎、移動し、吸着ノズル62が供給される装着ユニット60も、1本毎に隣に移動する。これにより、吸着ノズル62の補給時の収容ブロック108および、装着ユニット60の移動、つまり、電磁モータ122および、保持体回転装置68の作動を少なくすることが可能となり、吸着ノズル62の補給に要する時間を短縮することが可能となる。
なお、このような吸着ノズル62の補給時において、上記マップデータを併用することも可能である。このように、上記マップデータを併用することで、吸着ノズル62の補給の信頼性を高くすることが可能となる。
また、上述したように、1台のノズル収容装置30の複数の収容ブロック108に、異なる種類の吸着ノズル62を収容してもよく、1種類の吸着ノズル62を収容してもよい。このように、1台のノズル収容装置30、つまり、カートリッジ部102に1種類の吸着ノズル62を収容することで、吸着ノズル62の管理等を容易に行うことが可能となる。
ちなみに、上記実施例において、電子部品装着機14は、電子部品装着機の一例である。ノズル収容装置30は、ノズル収容装置の一例である。吸着ノズル62は、吸着ノズルの一例である。デバイス保持台78は、装着部の一例である。収容装置本体部100は、本体部の一例である。カートリッジ部102は、カートリッジ部の一例である。収容ブロック108は、収容部の一例である。電磁モータ122は、アクチュエータの一例である。通信部190は、通信部の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例のノズル収容装置30では、1つの収容装置本体部100に1つのカートリッジ部102が装着されるが、図8に示すように、1つの収容装置本体部200に4つのカートリッジ部202が装着されるノズル収容装置204を採用することが可能である。なお、図では、2台の電子部品装着機14のデバイス保持台78の各々に、ノズル収容装置204が装着されているが、2台の電子部品装着機14のうちの上流側のもののデバイス保持台78のみにノズル収容装置204を装着し、下流側のもののデバイス保持台78には、ノズル収容装置204を装着しないことも可能である。この場合には、上流側の電子部品装着機14での作業終了後に、上流側の電子部品装着機14のデバイス保持台78からノズル収容装置204を取り外し、ノズル収容装置204を下流側の電子部品装着機14のデバイス保持台78に装着することが可能である。また、2台の電子部品装着機14の各々に収容装置本体部200を装着し、上流側の電子部品装着機14のデバイス保持台78に装着された収容装置本体部200のみに、カートリッジ部202を装着することが可能である。この場合には、上流側の電子部品装着機14での作業終了後に、上流側の収容装置本体部200からカートリッジ部202を取り外し、そのカートリッジ部202を下流側の収容装置本体部200に装着することが可能である。
また、上記実施例では、カートリッジ式のノズル収容装置30が採用されているが、図9に示すように、トレイ式のノズル収容装置210を採用することが可能である。ノズル収容装置210は、本体ベース212と移動機構214とトレイ216とを有している。本体ベース212の裏面には、ノズル収容装置30のレール160と同形状のレール(図示省略)が設けられている。これにより、本体ベース212は、ノズル収容装置30と同様に、デバイス保持台78にワンタッチで着脱可能である。また、移動機構214は、レール218を有しており、そのレール218は、Y軸方向に延びるようにして本体ベース212上に設けられている。トレイ216は、レール218によって、それの軸線方向にスライド可能に支持されており、電磁モータ(図示省略)の駆動により、Y軸方向に移動する。具体的には、トレイ216は、デバイス保持台78上に位置する本体ベース212の一端部と、デバイス保持台78からせり出している本体ベース212の他端部との間で移動する。また、トレイ216の上面には、複数のノズル収容部220が形成されており、各ノズル収容部220には、吸着ノズル62が収容される。ノズル収容装置210は、ノズル収容装置30と同様に、ノズル収容部220に収容された吸着ノズル62の供給および、装着ユニット60の下端部に取り付けられた吸着ノズル62の収納を行うことが可能とされており、ノズル収容装置30と同じ効果を奏することが可能である。なお、トレイ216は、レール218に着脱可能とされている。また、トレイ216は、例えば、装着ヘッド26の種類に応じて複数のものを用意することが可能である。これにより、例えば、装着ヘッド26が交換された場合に、トレイ216を交換することで、装着ヘッド26に応じた吸着ノズル62を供給することが可能となる。
また、上記実施例では、ノズル収容装置30をデバイス保持台78にワンタッチで装着するための機構、つまり、装着と取り外しとを再現性よく、繰返し行うことが可能な機構として、スライド機構が採用されているが、クランプ機構,スプリング式,磁石式等のロック機構等を採用することが可能である。
また、上記実施例では、棒状のカートリッジ部102が収容装置本体部100に着脱可能に装着されるが、ベルト状、つまり、カートリッジ部の内部において、例えば、収容ブロック108に収容された吸着ノズル62が循環するような形状のカートリッジ部を採用することが可能である。
また、上記実施例では、カートリッジ部102に2Dコード等の識別記号が記されており、その識別記号がマークカメラ170により撮像されることで、カートリッジ部102に収容されている吸着ノズル62の種類等の情報が取得されるが、通信等を利用して、吸着ノズル62の種類等の情報を取得することが可能である。詳しくは、カートリッジ部102に記憶部を設け、その記憶部に、吸着ノズル62の種類等の情報を記憶させる。また、カートリッジ部102が収容装置本体部100に装着された際に、それらを電気的に接続し、カートリッジ部102から収容装置本体部100に、記憶部に記憶されている情報が送信されるように構成する。このように構成することで、収容装置本体部100に送信された情報が、通信部190を介して、コントローラ182に送信される。これにより、コントローラ182は、カートリッジ部102に収容されている吸着ノズル62の種類等の情報を取得する。
14:電子部品装着機 30:ノズル収容装置 62:吸着ノズル 78:デバイス保持台(装着部) 100:収容装置本体部(本体部) 102:カートリッジ部 108:収容ブロック(収容部) 122:電磁モータ(アクチュエータ) 190:通信部 200:収容装置本体部(本体部) 202:カートリッジ部 204:ノズル収容装置 210:ノズル収容装置 220:ノズル収容部(収容部)

Claims (4)

  1. 電子部品を吸着保持するための吸着ノズルを収容する収容部を複数備え、電子部品装着機の装着部に着脱可能なノズル収容装置であって、
    前記電子部品装着機の装着ヘッドへの前記吸着ノズルの供給と、前記装着ヘッドからの前記吸着ノズルの受取との少なくとも一方を行う供給・受取位置に、複数の前記収容部のうちの任意のものを移動させるアクチュエータと、
    前記装着部に着脱可能に装着される本体部と、
    前記本体部に着脱可能に装着されるカートリッジ部と
    前記電子部品装着機への情報の送信と、前記電子部品装着機からの情報の受信との少なくとも一方を行う通信部と
    を備え、
    前記アクチュエータは、
    前記本体部と前記カートリッジ部との間で、前記複数の収容部を移動させることを特徴とするノズル収容装置。
  2. 前記通信部が、
    前記複数の収容部のうちの任意のものを前記供給・受取位置に移動させるための前記アクチュエータへの指令に関する情報を、前記電子部品装着機から受信することを特徴とする請求項1に記載のノズル収容装置。
  3. 前記複数の収容部が、1列に配列されており、
    前記アクチュエータが、
    前記複数の収容部の配列方向に、それら複数の収容部を移動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のノズル収容装置。
  4. 当該ノズル収容装置が、
    前記装着部の縁からせり出た状態で配設されており、
    前記アクチュエータは、
    前記装着部上の位置と前記装着部の縁からせり出た位置との間で、前記複数の収容部を移動させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のノズル収容装置。
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