JP6348013B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤでは、ベルト端を起点としてセパレーションが生じることがある。これは、スチールコード等が埋め込まれたベルト端の剛性がその周囲のゴム層の剛性と比較して高い上に、トレッドの歪みがベルト端への応力集中を生じさせるためである。セパレーションを防ぐために、ベルト端付近のタイヤ径方向内側にベルト下パッド(ベルトクッションゴム等と呼ばれる場合もある)が設けられたり、積層された複数のベルトの間にベルト間テープ(ベルトエッジクッションゴム等と呼ばれる場合もある)が設けられたりしている(特許文献1〜3参照)。
しかし、重荷重が負荷される空気入りタイヤでは、それでもセパレーションが生じるおそれがある。そこで、剛性が高いベルト端をゴム部材で包む等の対策も考えられている。
特開2012−153215号公報 特開2000−16020号公報 特開2005−35404号公報
しかし、このように新たな部材を用いる対策を行った場合、空気入りタイヤのタイヤ幅方向両側が重くなり、転がり抵抗が悪化することが懸念される。
そこで本発明は、セパレーションの防止と転がり抵抗の悪化防止とを両立させた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ幅方向外側にショルダー陸部を有する空気入りタイヤであって、前記ショルダー陸部は、タイヤ周方向に伸びるリブと、前記リブよりタイヤ幅方向外側でタイヤ周方向に並ぶ複数のブロックとを備え、前記リブと前記複数のブロックとがジグザグ状の副溝により区分され、前記リブにはこれをタイヤ幅方向に貫通するサイプが形成され、さらに、ベルトのタイヤ径方向内側にベルト下パッドを備え、前記ベルト下パッドのタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、前記ジグザグ状の副溝のタイヤ幅方向両端部の間であり、タイヤ径方向に重なる少なくとも2枚のベルトと、前記ベルトの間に設けられたベルト間テープとを備え、前記ベルト間テープのタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、前記サイプのタイヤ幅方向両端部の間であることを特徴とする。
実施形態の空気入りタイヤによれば、セパレーションの防止と転がり抵抗の悪化防止とを両立させることができる。
空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向断面図。 空気入りタイヤ1のトレッドパターン。 比較例及び実施例の空気入りタイヤの部分断面図。
図1に示すように、実施形態の空気入りタイヤ1は、ビード部10と、ビード部10を包む形でタイヤ幅方向内側から外側に折り返されたカーカス11を備える。カーカス11の内側にはインナーライナー14が、軸方向外側にはサイドウォール15が、それぞれ配されている。また、カーカス11のタイヤ径方向外側には、1又は2以上のベルト、キャッププライ13、13、トレッド2が、この順に積層されている。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、ベルトとして、タイヤ径方向内側のベルト12aとタイヤ径方向外側のベルト12bを備える。ここで、タイヤ径方向外側のベルト12bはタイヤ径方向内側のベルト12aよりもタイヤ幅方向に狭い。そのため、タイヤ径方向外側のベルト12bの端部はタイヤ径方向内側のベルト12aの端部よりもタイヤ幅方向内側にある。タイヤ幅方向外側では、ベルト12aとベルト12bの間にベルト間テープ16が設けられている。また、タイヤ幅方向外側では、カーカス11とタイヤ径方向内側のベルト12aとの間にベルト下パッド17が設けられている。
空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向断面は、タイヤ幅方向のセンターラインCに対して対称になっている。図1には、センターラインCの片側のみが描かれている。
図2に空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す。トレッド2にはタイヤ周方向に伸びる4本の主溝20が形成されている。これらの主溝20に区分されて、タイヤ幅方向中央のセンター陸部21、そのタイヤ幅方向両側のメディエイト陸部22、タイヤ幅方向外側のショルダー陸部23が形成されている。もっとも、主溝の本数及び陸部の数はこれに限定されない。例えば主溝が3本や5本であっても良い。
ショルダー陸部23は、タイヤ幅方向内側でタイヤ周方向に伸びるリブ3と、タイヤ幅方向外側でタイヤ周方向に並ぶ複数のブロック30とを備える。ブロック30とブロック30との間は横溝34で区切られている。横溝34の深さは主溝20の深さと同じである。ブロック30の下(タイヤ径方向内側)に、ベルト12a、12bの端部が位置している。
リブ3とブロック30との間には副溝31が形成されている。副溝31は、折れ曲がり位置で折れ曲がりながらタイヤ周方向に伸びてジグザグ状となっている。副溝31の幅(副溝31を形成する副溝31内の側壁に垂直な方向の幅)は、主溝20の幅よりも狭く、例えば主溝20の幅の50%以下である。ジグザグ状の副溝31の折れ曲がり位置からその次の折れ曲がり位置までの部分をストレート部とすると、図示する実施形態の副溝31には長いストレート部Lと短いストレート部Sとがあり、長いストレート部Lと短いストレート部Sとが交互に並んでいる。もっとも、副溝31のジグザグ状の具体的な態様はこれに限定されない。例えば、ストレート部の長さは全て同じであっても良い。また、長さの異なる3種類以上のストレート部があっても良い。なお、ストレート部は直線状のものに限られず、図示する長いストレート部Lのように湾曲しているものもある。
リブ3には複数のサイプ32が形成されている。サイプ32はリブ3をタイヤ幅方向に貫通し、主溝20側と副溝31側の両方に開口している。サイプ32が形成されるタイヤ周方向の位置は限定されない。図示する実施形態では、サイプ32は、ジグザグ状の副溝31の折れ曲がりの周期と同周期で形成されている。図示する実施形態の場合、具体的には、サイプ32の副溝31側の開口位置は、ジグザグ状の副溝31のタイヤ幅方向内側の折れ曲がりの位置で、特に副溝31のタイヤ幅方向内側の端部Iの位置である。また、リブ3のうち主溝20側の部分にタイヤ周方向に周期的にノッチ33が形成されており、サイプ32の主溝20側の開口位置は、ノッチ33のタイヤ幅方向外側の端部となっている。サイプ32の幅(サイプ32を形成するサイプ32内の側壁に垂直な方向の幅)は副溝31の幅よりも狭い。サイプ32の幅の具体的な値は、例えば1.0〜2.0mmである。サイプ32は、接地し静止している状態では閉じないが、制駆動の作用が働いた場合に閉じる(このとき、タイヤはJATMA規格の標準リムに装着され、内圧がJATMA規格における最高空気圧とされ、その最大負荷能力の80%の負荷がかけられているとする)。サイプ32は主溝20よりも浅い。
前記ベルト下パッド17のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置は、ジグザグ状の副溝31のタイヤ幅方向両端部の間であることが望ましい。つまり、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置は、副溝31のタイヤ幅方向内側の端部Iと副溝31のタイヤ幅方向外側の端部Oとの間であることが望ましい。また、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向外側の端部は、ベルト端(複数のベルトの端部のうち最もタイヤ幅方向外側にある端部で、本実施形態ではタイヤ径方向内側のベルト12aの端部)よりもタイヤ幅方向外側にあるが、ベルト端よりも5〜10mmだけタイヤ幅方向外側にあることが望ましい。
前記ベルト間テープ16のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置は、サイプ32のタイヤ幅方向両端部の間であることが望ましい。また、ベルト間テープ16のタイヤ幅方向外側の端部は、タイヤ径方向内側のベルト12aの端部と、タイヤ径方向外側のベルト12bの端部との間にあっても良いし、タイヤ径方向内側のベルト12aの端部と一致していても良い。
以上の構造の空気入りタイヤ1に制駆動の作用が働くと、リブ3にタイヤ周方向に歪む力が加わる。このときリブ3に加わる歪む力は、タイヤ幅方向に不均一である。しかしサイプ32がリブ3をタイヤ幅方向に貫通しているため、リブ3がサイプ32を閉じる方向に倒れ込み、その際にこの不均一性が解消される。そして、サイプ32が閉じてサイプ32を挟んだ両側の陸部が一体化するため、リブ3の剛性が確保され、大きな制駆動力が発生する。
また、空気入りタイヤ1に操舵の作用が働くと、トレッド2がタイヤ幅方向に歪む。このとき、リブ3とブロック30との間には副溝31があるため、リブ3の歪みがブロック30へ伝わりにくい。そのため、操舵により生じるトレッド2の歪みが、ブロック30側に集中せず、リブ3側とブロック30側とに分散される。そのため、トレッド2の歪みに伴う応力がブロック30の下(タイヤ径方向内側)にあるベルト端に集中することを防ぐことができる。その結果、ベルト端を起点としてセパレーションが生じることを防ぐことができ、タイヤの耐久性を良くすることができる。ここで、セパレーションを防ぐための特別な部材、例えばベルト端を包むゴム部材等を用いていないため、空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向両側が重くなって転がり抵抗が悪化するおそれが無い。このようにセパレーションの防止と転がり抵抗の悪化防止とを両立させることができる。
また、副溝31がジグザグ状であるため、タイヤ幅方向の副溝31付近の領域で発生した歪みが、リブ3側とブロック30側とに分散される。そのため、歪みに伴う応力がブロック30の下にあるベルト端に集中することを防ぐことができる。その結果、ベルト端を起点としてセパレーションが生じることを防ぐことができ、タイヤの耐久性を良くすることができる。
また、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、ジグザグ状の副溝31のタイヤ幅方向両端部の間であれば、セパレーションの防止と転がり抵抗の悪化防止とを両立させることができる。詳細に説明すると次の通りである。ベルト下パッド17は、操舵時に生じるタイヤ径方向内側のベルト12aとカーカス11との間の剪断応力を緩和し、ベルト端を起点にセパレーションが生じることを防ぐものである。しかし、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向内側の端部が副溝31よりタイヤ幅方向外側にある場合、ブロック30の下(タイヤ径方向内側)にベルト下パッド17が配置されていない部分があることになる。そのため操舵によりブロック30に歪みが生じ、ベルト12aのうちブロック30の下にあたる部分に応力がかかった場合に、その応力が十分緩和されず、セパレーション発生に影響するおそれがある。一方、上記のようにリブ3の歪みがブロック30へ伝わりにくい構造になっているため、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向内側の端部が副溝31よりタイヤ幅方向内側にあっても、ベルト下パッド17の副溝31よりタイヤ幅方向内側の部分は、セパレーション防止にあまり寄与しない。むしろ、ベルト下パッド17がタイヤ幅方向内側に伸びて重量が重くなることにより、転がり抵抗に影響するおそれがある。しかし、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、ジグザグ状の副溝31のタイヤ幅方向両端部の間であれば、これらの問題は無く、セパレーションを防止でき、しかも転がり抵抗が悪化するおそれが無い。
また、ベルト下パッド17のタイヤ幅方向外側の端部が、ベルト端よりも5〜10mmだけタイヤ幅方向外側にあれば、セパレーションを防止でき、しかもベルト下パッド17がタイヤ幅方向外側に出過ぎてその分の重量により転がり抵抗が悪化することが無い。
また、ベルト間テープ16のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、サイプ32のタイヤ幅方向両端部の間であれば、セパレーション防止と転がり抵抗の悪化防止とを両立させることができる。詳細に説明すると次の通りである。ベルト間テープ16は、タイヤ径方向内側のベルト12aとタイヤ径方向外側のベルト12bとを接着することにより、制駆動時等にタイヤ径方向外側のベルト12bの端部を起点にセパレーションが生じることを防ぐものである。しかし、ベルト間テープ16のタイヤ幅方向内側の端部がサイプ32(従ってリブ3)よりタイヤ幅方向外側にある場合、リブ3の下(タイヤ径方向内側)のベルト12a、12bの間にはベルト間テープ16が配置されていないことになる。そのため、制駆動によりリブ3に歪みが生じると、リブ3の下でベルト12a、12bの間に応力が生じ、ベルト12bの端部を起点とするセパレーション発生に影響するおそれがある。一方、サイプ32よりタイヤ幅方向内側の部分のトレッド2の歪みはセパレーションにあまり寄与しないため、ベルト間テープ16のタイヤ幅方向内側の端部がサイプ32よりタイヤ幅方向内側にあっても、ベルト間テープ16のサイプ32よりタイヤ幅方向内側の部分はセパレーション防止にあまり寄与しない。むしろ、ベルト間テープ16がタイヤ幅方向内側に伸びて重量が重くなることにより、転がり抵抗に影響するおそれがある。しかし、ベルト間テープ16のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、サイプ32のタイヤ幅方向両端部の間であれば、セパレーションを防止でき、しかも転がり抵抗が悪化するおそれが無い。
また、ベルト間テープ16のタイヤ幅方向外側の端部が、タイヤ径方向内側のベルト12aの端部と、タイヤ径方向外側のベルト12bの端部との間にあれば、2枚のベルト12a、12bの間から生じるセパレーションを防ぐことができ、しかもベルト間テープ16がタイヤ幅方向外側に出過ぎてその分の重量により転がり抵抗が悪化することが無い。
実施形態の空気入りタイヤ1の効果の確認を行った。実施例及び比較例の空気入りタイヤについて表1に示す。また実施例及び比較例の空気入りタイヤのショルダー陸部123付近の断面を図3に示す。いずれの空気入りタイヤも、ショルダー陸部123に、タイヤ周方向に伸びるリブ103と、前記リブ103よりタイヤ幅方向外側でタイヤ周方向に並ぶ複数のブロック130とを備える。比較例1の空気入りタイヤは、リブ103にサイプが無く、また、リブ103とブロック130の間の副溝131がストレート(タイヤ周方向に直線状)となっているものである。実施例1〜5の空気入りタイヤは、リブ103をタイヤ幅方向に貫通するサイプ132が形成され、さらに、リブ103とブロック130の間の副溝131がジグザグ状となっているものである。実施例5の空気入りタイヤは、ベルト下パッド117のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、ジグザグ状の副溝131のタイヤ幅方向両端部の間にあり、また、ベルト間テープ116のタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、サイプ132のタイヤ幅方向両端部の間にある。実施例1〜4の空気入りタイヤは、ベルト下パッド117及びベルト間テープ116の位置が、表1及び図3に示すように実施例5の空気入りタイヤと異なっている。
試験方法は次の通りである。
耐久性A:FMVSS139の方法でタイヤが故障するまでの走行距離を調べた。結果を比較例1の値を100とする指数で表した。指数が大きいほど、故障までの走行距離が長く耐久性が良いこと、すなわちセパレーションが発生しにくいことを示している。
耐久性B:ベルト揺動試験、すなわちスリップ角度を1分毎に1°反転させながらタイヤをドラム走行させ、タイヤが故障するまでの走行距離を調べる試験を行った。リム幅、空気圧、負荷荷重は、JATMA又はTRAの推奨リム幅、最大空気圧、最大負荷荷重とした。結果を比較例1の値を100とする指数で表した。指数が大きいほど、故障までの走行距離が長く耐久性が良いこと、すなわちセパレーションが発生しにくいことを示している。
転がり抵抗:ISO028580の方法で転がり抵抗係数を調べた。結果を比較例1の値を100とする指数で表した。指数が大きいほど転がり抵抗係数が大きいことを示している。
試験結果を表1に示す。実施例5と比較例1との比較から、リブ103にサイプ132が形成され、さらに、リブ103とブロック130との間の副溝131がジグザグ状であると、セパレーションが生じにくく、耐久性が良いことが確認できた。また、実施例3〜5の比較から、ベルト下パッド117やベルト間テープ116のタイヤ幅方向内側の端部が、実施例5の位置よりタイヤ幅方向内側にあると、転がり抵抗率が大きくなることが確認できた。また、実施例1、2、5の比較から、ベルト下パッド117やベルト間テープ116のタイヤ幅方向内側の端部が、実施例5の位置よりタイヤ幅方向外側にあると、転がり抵抗率が小さくなるが耐久性が実施例5の場合ほど良くならないことが確認できた。
Figure 0006348013
1…空気入りタイヤ、10…ビード部、11…カーカス、12a…ベルト、12b…ベルト、13…キャッププライ、14…インナーライナー、15…サイドウォール、16…ベルト間テープ、17…ベルト下パッド、2…トレッド、20…主溝、21…センター陸部、22…メディエイト陸部、23…ショルダー陸部、3…リブ、30…ブロック、31…副溝、32…サイプ、33…ノッチ、34…横溝、103…リブ、116…ベルト間テープ、117…ベルト下パッド、123…ショルダー陸部、130…ブロック、131…副溝、132…サイプ、C…センターライン、L…長いストレート部、S…短いストレート部

Claims (2)

  1. タイヤ幅方向外側にショルダー陸部を有する空気入りタイヤであって、
    前記ショルダー陸部は、タイヤ周方向に伸びるリブと、前記リブよりタイヤ幅方向外側でタイヤ周方向に並ぶ複数のブロックとを備え、
    前記リブと前記複数のブロックとがジグザグ状の副溝により区分され、
    前記リブにはこれをタイヤ幅方向に貫通するサイプが形成され、
    さらに、ベルトのタイヤ径方向内側にベルト下パッドを備え、
    前記ベルト下パッドのタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、前記ジグザグ状の副溝のタイヤ幅方向両端部の間であり、
    タイヤ径方向に重なる少なくとも2枚のベルトと、前記ベルトの間に設けられたベルト間テープとを備え、
    前記ベルト間テープのタイヤ幅方向内側の端部のタイヤ幅方向の位置が、前記サイプのタイヤ幅方向両端部の間であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記サイプは、前記リブのタイヤ幅方向外側では、前記ジグザグ状の副溝のタイヤ幅方向内側の折れ曲がりの位置に開口している、請求項1の空気入りタイヤ。
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