JP6344808B1 - 位置決め切欠部を有する歯科用cadcam用被切削体 - Google Patents

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Abstract

【課題】方向が分かり、CAMに設置する場合に、何度も同じ位置、方向に設置することができるCADCAM用被削体を提供する。【解決手段】CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体1において、歯科用CADCAM用被切削体1が円柱であり、歯科用CADCAM用被切削体1の円周部に少なくとも2つの凹部2を有し、更に切欠部3を有し、CADCAM装置に歯科用CADCAM用被切削体1を装着時に凹部2が係合し、切欠部3も係合することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体1である。【選択図】図2

Description

本発明は、歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体に関する。特に円柱状のディスクに関する。
歯科分野において、CADCAM技術を用いて、被切削体を削り出して歯科修復物を製造する方法が知られている。近年、このCADCAM技術を用いて、被切削体から複数の歯科修復物を切削されるようになった。
また、歯科修復物を切削した被切削体の残った部分で、新たに歯科修復物を切削するようになった。しかし、CADソフト上では、被切削体の切削されていない部分で歯科修復物を切削加工できる様に、切削された部分を避けて設計できる。しかし、切削加工された被切削体をCAMに設置する場合、方向が分からない為に、被切削体の切削されていない部分で歯科修復物を切削加工できる様に、容易に設置することができなかった。
特許文献1には、円周状に溝が設けられた円柱形状の被切削体が開示されている。しかし、被切削体をCAMに設置する場合に、方向が分からない為に、被切削体の切削されていない部分で歯科修復物を切削加工できる様に容易に設置することができなかった。
特開2012-5874
被切削体をCAMに設置する場合に、方向が分からない為に、被切削体の切削されていない部分で歯科修復物を切削加工できる様に容易に設置することができなかった。
切削加工するためには、CADで切削加工用のデータを作成し、歯科用CADCAM用被切削体を切削加工をCAMで行う。
歯科用CADCAM用被切削体の一部分のみに歯科用修復物を切削加工し、後に改めて残った部分に歯科用修復物を切削加工する場合がある。
この場合、初めに歯科用CADCAM用被切削体の一部分のみに歯科用修復物を切削加工するデータを作成し、歯科用CADCAM用被切削体を切削加工する。後に改めて初めに作成した歯科用修復物を切削加工するデータに重ならない様に、歯科用修復物を切削加工するデータを追加することで、既に切削加工された部分でない部分(切削加工されていない部分)に歯科用修復物を切削加工するデータを作成し、歯科用CADCAM用被切削体を切削加工する。
しかし、CAMに歯科用CADCAM用被切削体を設置する場合に、初めに歯科用CADCAM用被切削体の一部分のみに歯科用修復物を切削加工した時と同じ位置、方向に設置することが難しかった為、最初に作成した切削加工するデータに追加する切削加工するデータを近接して設計することができなかった。
本発明は、CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体において、歯科用CADCAM用被切削体が円柱であり、
円柱の上面及び底面は平行であり且つ側面と直角であり、円柱の円周部に少なくとも二つの凹部を有し、
凹部は、円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の側面から中心軸方向に円柱の同心円筒状に設け、凹部は上面及び底面と平行な平面と円柱の同心円柱の曲面からなり、
凹部の平面と曲面は直角に交わっており、
歯科用CADCAM用被切削体の円周部に少なくとも一つの切欠部を有し、
切欠部は円柱の中心軸に平行な面で構成され、凹部の曲面と接していることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体である。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、切欠部と歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部は角部を有さないことが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、円柱の直径は95-100mmであり、高さは10-35mmであり、
凹部は、円柱の高さ方向の中央に9-11mmを残し円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の中心軸から直径90-98mmを残し円柱の側面から中心軸方向に設け、凹部の形状は円柱の同心円筒形状であることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、
円柱の直径は98mmであり、高さは14、18又は26mmであり、
凹部は、円柱の高さ方向の中央に10mmを残し円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の中心軸から直径94mmを残し円柱の側面から中心軸方向に設け、凹部の形状は円柱の同心円筒形状であることが好ましい。
切欠部は円柱の中心軸に平行な平面及び又は曲面で構成されてることが好ましい。
二つの凹部を有することが好ましい。一つの切欠部を有することが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体が、焼結されていない或いは最終焼結されていないセラミック材料であることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体が、アルミナまたはジルコニアの成分が95%以上含まれているセラミック材料であることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体が、1次平均粒子径は0.01〜10μmのセラミック材料であることが好ましい。
本発明は、本発明の歯科用CADCAM用被切削体と歯科用CADCAM用被切削体を切削するCAMの保持部のセットであって、CAMの保持部が歯科用CADCAM用被切削体の凹部全体と係合する係合部分を有し、係合部分で歯科用CADCAM用被切削体を保持し、CAMの保持部に切欠部に嵌り位置決めする部分を有する歯科用CADCAM用被切削体と歯科用CADCAM用被切削体を切削するCAMの保持部のセットである。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は方向が分かり、CAMに設置する場合に、何度も同じ位置及び方向に設置することができる。
初めに歯科用CADCAM用被切削体の一部分のみに歯科用修復物を切削加工するデータを作成し、後に改めて初めに作成した歯科用修復物を切削加工するデータに重ならない様に、歯科用修復物を切削加工するデータを追加するが、本発明にて歯科用CADCAM用被切削体をCAM装置に同じ位置及び方向に設置することができる為、既に切削加工された部分近くで歯科用修復物を切削加工するデータを設計しても、既に切削加工された部分と重なることなく歯科用修復物を切削加工することができる。
歯科用CADCAM用被切削体はCADCAMの保持部に円周に亘って装着されないが、緩みなく装着でき、且つ、切欠部で位置決めが容易にできる。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は複数回に分けて歯科用修復物を切削加工する場合に、多くの歯科用修復物を得ることができる。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体はCADCAM技術を用いて歯科修復物を彫りだすための成型体であって、材料を型に入れ、加圧することで成型を行い、加熱することで硬化又は仮焼成させることで得られるものである。歯科用CADCAM用被切削体は例えば円柱の直径が95-100mm、高さが10-35mmの被切削体などである。好ましくは円柱の直径は98mmであり、高さは14、18又は26mmである。円柱の上面及び底面は平行であり且つ側面は直角である。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体の素材は特に限定されることがなく、樹脂材料、無機材料、複合材料などのいずれにおいても用いることができる。樹脂材料としてはアクリル系樹脂材料が好ましく、無機材料としてはセラミックス材料であり、具体的にはアルミノシリケートガラス、ジルコニア、アルミナが好ましく、複合材料はアクリル系樹脂材料に無機粉末を混合した材料を好ましく用いることができる。
好ましい歯科用CADCAM用被切削体の素材は、セラミック材料である。セラミック材料は、アルミナまたはジルコニアの成分が95%以上であり、セラミック材料の1次平均粒子径は0.01〜10μmであることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は色調の異なる層を重ね合わせて成型加工することにより製造することができ、1〜8層構造にすることができる。その中でも、少なくともエナメル色、デン チン色、歯頚部色の3層で構成されていることが好ましい。
歯科修復物とは歯科補綴物であり、歯科補綴に用いる人工物であり、インレー、クラウン、ブリッジ、義歯等が代表される。
凹部は、円柱の円周部に少なくとも二つの凹部を有する。具体的には上面及び底面と側面との移行部分に設けている。
円柱における凹部の位置は、例えば円柱の高さ方向の中央に9-11mmを残し円柱の上面及び底面から高さ方向に平面で設けられ、更に、円柱の中心軸から直径90-98mmを残し円柱の側面から中心軸方向に曲面で設けている。好ましくは、円柱の高さ方向には、中央に10mmを残し円柱の上面及び底面から凹部が設けられ、円柱の中心方向には、中心軸から直径94mmを残し円柱の側面から中心軸方向に凹部が設けている。
凹部の曲面は上面及び底面と接しており側面とは接しておらず、平面は側面と接しており上面及び底面と接していない。
凹部が形成する平面は、円柱の上面及び底面方向から見える面であり、平面のリング状をなしており、その面は上面及び底面と平行である。CAMの保持部と係合し歯科用CADCAM用被切削体を固定する。平面とすることでCAMの保持部と係合を容易にして、安定してCAMの保持部と係合することができる。
凹部が形成する曲面は円柱の側面方向から見える面であり、円柱状をなしており、その面は円柱の同心円柱の曲面である。CAMの保持部と係合し歯科用CADCAM用被切削体を固定する。曲面とすることでCAMの保持部と係合を容易にして、安定してCAMの保持部と係合することができる。凹部の平面と凹部の曲面は直角に交わっている。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は円周部に少なくとも一つの切欠部を有している。切欠部は円柱の中心軸に平行な面で構成されている。円柱の中心軸に平行でない場合は、CAMへの装着時に安定して装着することができず、正しく切削できないこともあり、更には割れや脱落の原因にもなる。
また、切欠部は凹部の曲面と接している。凹部の曲面を越えて切欠部を設けると、歯科用修復物の成形範囲に入ることがあり、切削された歯科用修復物が目的とする形状にならないこともある。また、凹部の曲面まで至らないで切欠部を設けると、CAM装置に接続できず、安定した位置決めができない。
切欠部は円柱の中心軸に平行な平面及び又は曲面である。曲面であることが好ましく、円柱面であることが更に好ましい。特に凹部と接する面は円柱面であることが好ましい。切欠部の面が円柱面である場合の中心は歯科用CADCAM用被切削体の外にあることが好ましい。
切欠部と歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部は角部を有さないことが好ましい。また、切欠部は、角部を有さないことが好ましい。
切欠部を平面のみで構成する場合は円柱の高さ方向の中央に残された部分を大きく削ることになり、CAMとの保持部分を大きく損なうことから保持力が低下し、割れ、欠けなどの破損や、保持部からの脱落などが発生しやすくなる。切欠部の曲面は直径1-50mm、好ましく歯5-20mmの円柱面であること好ましい。
切欠部は底面から上面にかけて、中心軸に平行な面で切り取られている形状をしている。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体を切削する為のCAMは、歯科用CADCAM用被切削体を切欠部を除き、全周に亘って保持する保持部を有するCAMである。歯科用CADCAM用被切削体をほぼ全周全に亘って保持することで、歯科用CADCAM用被切削体の割れ、欠けなどの破損を防ぎ、保持部からの脱落なども防止することができる。
CAMの保持部は、歯科用CADCAM用被切削体の凹部を保持する円筒状をしており、2個の円筒にて挟む様に保持しても良い。別の方法では、半円筒に歯科用CADCAM用被切削体の凹部を保持できる溝を形成し、2個の半円筒で挟む様に保持しても良い。
CAMの保持部には、歯科用CADCAM用被切削体に設けた切欠部が係合する部分を設け、歯科用CADCAM用被切削体の位置決めをすることができる。係合方法は歯科用CADCAM用被切削体に設けた切欠部が嵌る形状であることが好ましい。必ずしも、切欠部と切欠部が嵌るCAMの保持部との形状が一致しなくても良い。
切欠部が平面であれば、CAMの保持部の一部が平面状に突出している。切欠部が円柱面であれば、CAMの保持部の一部が円柱面状に突出していることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は白色、歯冠色、又は歯肉色であることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体が半焼成体である場合は白色であり、白色度はLab表色系のL値が80以上であることが好ましい。また、厚さ1mmの丸板を作製し、白色板上で側色した値と黒色板上で測定したL値が次の関係式を成立することが好ましい。
0.95≦(白色板上で側色したL値)/(黒色板上で測定したL値)≧1.05
本発明の歯科用CADCAM用被切削体が焼成体である場合は歯冠色や歯肉色であることがこのましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は口腔内に装着する折には、歯冠色、歯肉色であることが好ましい。口腔内で歯冠色、歯肉色とすることは審美的効果を有する。
また、歯科用CADCAM用被切削体の比重としては、歯科用CADCAM用被切削体の重心での比重と重心より辺縁までの中間(重心より辺縁までを10とした場合の5の位置)に位置する比重がほぼ同一の層構造であることが好ましい。例えば、次の関係式を成立することが好ましい。
0.95≦(重心での比重)/(重心より辺縁までの中間に位置する比重)≧1.05
比重の測定方法は「歯科用CADCAM用被切削体の重心」付近と「重心より辺縁までの中間の位置」付近でサンプルを切り出し、体積と質量を測定することで比重を算出することができる。
歯科用CADCAM用被切削体の層構造が、歯科用CADCAM用被切削体の重心での層構造と重心より辺縁までの中間(重心より辺縁までを10とした場合の5の位置)に位置する層構造が同一の層構造であることが好ましい。これらの層構造には単層も含まれる。複数の歯冠を作製する場合いずれでも、同様に歯冠を切削することができる。表面粗さRaは0.01−3000ミクロンであることがこのましい。
次に図面について説明する。
図1は、従来の歯科用CADCAM用被切削体(ディスク)1の上面図および側面図を示している。従来は凹部2が円周に亘って有しており、切欠部を有さない。従来の歯科用CADCAM用被切削体(ディスク)は回転体であり方向が分からない為、CAMの保持部に装着するときに回転してしまい誤った異なる方向に装着することが可能であり、常に一定方向に装着することができなかった。
図2は、本発明の歯科用CADCAM用被切削体1の側面図と上面図を示している。従来の歯科用CADCAM用被切削体に比べ、凹部2がほぼ円周に亘って有しており、更に切欠部3を有する。凹部2は切欠部3によって、削除されているので、全円周に亘って有しないことがわかる。切欠部3は凹部の曲面と面接触している。
切欠部3を有している為、方向が分かり、CAMの保持部に装着するときに回転させて装着することなく、常に一定方向に装着することができる。
切欠部3は歯科用CADCAM用被切削体の円柱の中心軸と平行な円筒内面によって構成されている。また、その中心軸は歯科用CADCAM用被切削体の円柱の外側に有する。切欠部3が円筒内面形状を有している場合には、切欠部3の円筒内面の曲率半径は、円柱の曲率半径よりも大きいことが好ましい。また、切欠部3は例えば楕円面形状を有していてもよい。
図3は、1回目の切削をした本発明の歯科用CADCAM用被切削体の図(左上図)及び、1回目の切削後に、2回目の切削をした本発明の歯科用CADCAM用被切削体の図(右上図)と、本発明の歯科用CADCAM用被切削体を用いないで2回目の切削をした従来の歯科用CADCAM用被切削体の図(下図)である。本配置は切削の為の切削データも同様な配置となる。
塊状の実線が歯科用修復物であり、破線が切削された範囲である。1回目の切削した歯科用修復物の切削された範囲は荒い破線(左上図)で示し、2回目の切削した歯科用修復物の切削された範囲は細かい破線(右上図)で示した。本発明の歯科用CADCAM用被切削体はCAMに装着時に、同じ位置と方向に設置できる為、切削される歯科用修復物を細密に設計することができる。
図3左上側の本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、歯科用修復物の切削を切削データに基づいて1回目の切削をした後にCAMの保持部から外した状態である。
図3右上側の本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、CAMの保持部から外された1回目の切削をした本発明の歯科用CADCAM用被切削体(左上側図)を改めて歯科用修復物の切削を切削データに基づいて2回目の切削をした後にCAMの保持部から外した状態である。図3の本発明の歯科用CADCAM用被切削体(上側図)は切欠部を有する為、常に一定の位置と方向でCAMに装着できる。
この一度歯科用修復物の切削した歯科用CADCAM用被切削体の歯科用修復物を切削できるところに、歯科用修復物の切削をもう一度(2回目)する場合は、改めてCAMの保持部に歯科用CADCAM用被切削体を装着する必要がある。
即ち、1回目に切削した部分には歯科用修復物を切削できない為、一回目の切削時と同様にCAMの保持部の同じ位置に装着することで、1回目の切削データから歯科用修復物を切削できる部分を算出し、2回目の歯科用修復物の切削データを密集して作成することができる。
本発明に比べ、従来の歯科用CADCAM用被切削体の場合は従来の歯科用CADCAM用被切削体の図(下図)の如く、1回目の切削と2回目の切削の間に間隔を設けなければならない。2回目で切削したい歯科用修復物が、1回目に切削した部分と重ならない様に、切削データを作成し切削をする為である。これはCAMに1回目の切削時と同じ位置と方向に歯科用CADCAM用被切削体を設置できない為である。
切欠部が無い場合はいずれの方向に装着すればよいかわからないが、切欠部を有することから、CAMの保持部に常に同じ位置と方向に装着できることから、CAMの保持部に最初に装着した位置と方向に装着することができる。また、歯科用CADCAM用被切削体を切削した1回目の切削データを保存しておくことで、既に切削した部分が明確となり切削していない部分に歯科用修復物の切削データを設計することが容易になり、歯科用修復物を容易に得ることができる。
通常は歯科用修復物を隙間を大きく開けて切削することは少なく、多くの場合1mm程度の切削体の幅の間隔を開けて歯科用修復物を設計する。最初に切削した切削データと実際に切削する歯科用CADCAM用被切削体との位置関係を正確に一致させることは、複数回に亘ってCAMに装着して切削する場合でも1つの歯科用CADCAM用被切削体から多くの歯科用修復物の切削データを設計することができ、その結果、1つの歯科用CADCAM用被切削体から多くの歯科用修復物を得ることができる。
図4は、図2と同様の本発明の歯科用CADCAM用被切削体であって、その変形例を示す側面図と上面図である。図2は円筒内面の切欠部であったが、本発明は平面で構成されている。従来の歯科用CADCAM用被切削体に比べ、凹部2がほぼ円周に亘って有しており、更に切欠部3を有する。凹部2は切欠部3によって、削除されているので、全円周に亘って有しないことがわかる。
切欠部3を有している為、歯科用CADCAM用被切削体の方向が分かる為、CAMの保持部に装着するときに回転させて装着することなく、常に一定方向に装着することができる。
切欠部3は歯科用CADCAM用被切削体の円柱の中心軸と平行な平面によって構成されている。また、その平面は凹部の曲面と面接触している。
図5はCAMの保持部の側面図であり、図6はCAMの保持部の上面図及びA-A’断面図である。
半円筒の保持部をヒンジ4で接続し歯科用CADCAM用被切削体を円筒で包む様に閉じて螺子5で留めることで保持を行う。CAMとの接続の為にCAMと接合しているアーム8を有する。
A-A‘断面図に示す様に切欠部に嵌り位置決めをする部分7を有し、切欠部の形状に応じて様々な形状となる。切欠部は天面から底面にかけて円柱の軸と平行に切り取られている為、図6記載のA-A‘断面図では切欠部に嵌り位置決めをする部分7がどのような形状であっても同じ様に示される。また、歯科用CADCAM用被切削体の凹部に入る部分6も示しており、歯科用CADCAM用被切削体を装着するときに凹部を凹部に入る部分6に嵌めることで固定する。凹部に入る部分6は切欠部以外の全周に亘って有する。歯科用CADCAM用被切削体の全体を保持することで、割れ、欠けなどの破損や、保持部からの脱落などを防止する。
図7は図5に示したCAMの保持部のC-C’の断面図である。図6のA-A‘断面図に示した二つの凹部に入る部分6の中央での断面図となる。半円筒の保持部をヒンジ4で接続し歯科用CADCAM用被切削体を円筒で包む様に閉じて螺子5で留めることで保持を行う。CAMとの接続の為にCAMと接合しているアーム8を有する。断面図である為、切欠部に嵌り位置決めをする部分7の形状が見えている。本図面では図2に示した歯科用CADCAM用被切削体を係合できる様に位置決めをする部分7を円柱面形状をしている。歯科用CADCAM用被切削体の切欠部3を位置決めをする部分7に係合して、回転しないように嵌めた後に保持することが好ましい。
図8は図7の変形例である。本図面では図4に示した歯科用CADCAM用被切削体を係合できる様に位置決めをする部分7を平面にしている。歯科用CADCAM用被切削体の切欠部3を位置決めをする部分7に係合して、回転しないように嵌めた後に保持することは図7と同様である。
図9はクリップを付けたCAMの保持部の上面図及びD-D’断面図である。通常のCAMの保持部は全周に亘って歯科用CADCAM用被切削体の凹部を保持するように溝を形成している。図9ではクリップを付けることで、クリップ部分を切欠部に嵌り位置決めをする部分7としている。本発明用のCAMの保持部であれば最も好ましいが、クリップなどを用いて代替手段とすることができる。但し、外れることもあり不安定となる為、切欠部に嵌り位置決めをする部分7を有する保持部であることが好ましい。
D-D’断面図の上の図には切欠部に嵌り位置決めをする部分7は有しない。しかし、クリップにて切欠部に嵌り位置決めをする部分7を設けている。
図10は切欠部3の変形例である。
αは図2で示した本発明の歯科用CADCAM被切削体の切欠部3の拡大図である。切欠部は円筒内面形状から構成されている。
βは切欠部が曲面と平面の組み合わせ例である。側面から平行な平面よって切り取られ、凹部と接する部分が円筒内面形状となり切欠部を構成している。
γも切欠部が曲面と平面の組み合わせ例である。βに比べ、平行な平面よって切り取られるのでなく、側面に向って平面部分が広がっている。
δは図4で示した本発明の歯科用CADCAM被切削体の切欠部3の拡大図である。切欠部は1つの平面から構成されている。
切欠部3はα形状、β形状、γ形状が好ましい。
図11は図10より好ましい切欠部3の変形例の図である。
Xは図10で示したαの変形例の図である。切欠部は円筒内面形状又は楕円筒内面形状から構成され、歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部が曲面により構成されている。金型で歯科用CADCAM被切削体を作製する場合、金型の設計や切削を容易にすることができる。歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部は、円筒内面形状又は楕円筒内面形状の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する曲面により構成されていることが好ましい。ここで、楕円筒内面形状及び歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部の曲率は、楕円筒内面形状又は歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部を円で近似した場合の当該円の曲率を指すものである。
歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部の具体的な曲率半径は、0.5-200mmであることが好ましい。
Yは図10で示したβの変形例の図である。切欠部は側面から平行な平面よって切り取られ、凹部と接する部分が円筒内面形状(又は楕円筒内面形状)となり、歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部は、円筒内面形状又は楕円筒内面形状の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する曲面により構成されている。金型で歯科用CADCAM被切削体を作製する場合、金型の設計や切削を容易にすることができる。歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部の具体的な曲率半径は、0.5-200mmであることが好ましい。
Zは図10で示したγの変形例の図である。βやYの様に平行な平面よって切り取られるのでなく、側面に向って平面部分が広がっており、歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部は、円筒内面形状又は楕円筒内面形状の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する曲面により構成されている。金型で歯科用CADCAM被切削体を作製する場合、金型の設計や切削を容易にすることができる。歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部の具体的な曲率半径は、0.5-200mmであることが好ましい。
図11のZの変形例が最も好ましい。金型の設計や切削も容易な上に、完成した歯科用CADCAM被切削体の切欠部を、CAM(切削装置)に装着する折に、装着が容易であり、歯科用CADCAM被切削体の破損も防ぐことができる。
図11の変形例は、切欠部と歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部に角部を有さず、また、ないことが好ましい。また、切欠部も角部を有していない。そのため、図11の変形例では、いずれも、歯科用CADCAM被切削体の側面に鋭角部分を有さず、破損などを防ぐことができる。
本発明の歯科用CADCAM被切削体は歯科分野においてCADCAM技術を用いた切削加工により歯科修復物を作製するディスクに利用することができる。
従来の歯科用CADCAM用被切削体(ディスク) 本発明の歯科用CADCAM用被切削体の側面図と上面図 1回目の切削をした本発明の歯科用CADCAM用被切削体の図(左上図)及び、1回目の切削後に、2回目の切削をした本発明の歯科用CADCAM用被切削体の図(右上図)と、2回目の切削をした従来の歯科用CADCAM用被切削体の図(下図) 本発明の歯科用CADCAM用被切削体の側面図と上面図 CAMの保持部の側面図 CAMの保持部の上面図及びA-A’断面図 CAMの保持部のC-C’断面図 別のCAMの保持部のC-C’断面図 クリップを付けたCAMの保持部の上面図及びD-D’断面図 切欠部3の変形例を示す拡大図 好ましい切欠部3の変形例を示す拡大図
1 歯科用CADCAM用被切削体(ディスク)
2 凹部
3 切欠部
4 ヒンジ
5 螺子
6 凹部に入る部分
7 切欠部に嵌り位置決めをする部分
8 CAMと接合しているアーム
9 クリップ
10 切欠部に嵌り位置決めをする部分の曲面
11 切欠部に嵌り位置決めをする部分の平面

Claims (9)

  1. CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体において、歯科用CADCAM用被切削体が円柱であり、
    円柱の上面及び底面は平行であり且つ側面と直角であり、
    円柱の円周部に少なくとも二つの凹部を有し、
    凹部は、円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の側面から中心軸方向に円柱の同心円筒状に設け、凹部は上面及び底面と平行な平面と円柱の同心円柱の曲面からなり、
    凹部の平面と曲面は直角に交わっており、
    歯科用CADCAM用被切削体の円周部に一つの切欠部を有し、
    切欠部は円柱の中心軸に平行な面を含み、凹部の曲面と接しており、
    切欠部と歯科用CADCAM被切削体の外周部との移行部は角部を有さないことを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
  2. CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体において、歯科用CADCAM用被切削体が円柱であり、
    円柱の上面及び底面は平行であり且つ側面と直角であり、
    円柱の円周部に少なくとも二つの凹部を有し、
    凹部は、円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の側面から中心軸方向に円柱の同心円筒状に設け、凹部は上面及び底面と平行な平面と円柱の同心円柱の曲面からなり、
    凹部の平面と曲面は直角に交わっており、
    歯科用CADCAM用被切削体の円周部に一つの切欠部を有し、
    切欠部は円柱の中心軸に平行な面を含み、凹部の曲面と接しており、
    切欠部は円柱の中心軸に平行な平面及び曲面を含むことを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
  3. CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体において、歯科用CADCAM用被切削体が円柱であり、
    円柱の上面及び底面は平行であり且つ側面と直角であり、
    円柱の円周部に少なくとも二つの凹部を有し、
    凹部は、円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の側面から中心軸方向に円柱の同心円筒状に設け、凹部は上面及び底面と平行な平面と円柱の同心円柱の曲面からなり、
    凹部の平面と曲面は直角に交わっており、
    歯科用CADCAM用被切削体の円周部に一つの切欠部を有し、
    切欠部は円柱の中心軸に平行な面を含み、凹部の曲面と接しており、
    歯科用CADCAM用被切削体が、焼結されていない或いは最終焼結されていないセラミック材料であり、
    歯科用CADCAM用被切削体が、1次平均粒子径は0.01〜10μmのセラミック材料であることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の歯科用CADCAM用被切削体であって、
    円柱の直径は95-100mmであり、高さは10-35mmであり、
    凹部は、円柱の高さ方向の中央に9-11mmを残し円柱の上面及び底面から高さ方向に上面
    及び底面と平行に、且つ、円柱の中心軸から直径90-98mmを残し円柱の側面から中心軸
    方向に設け、凹部の形状は円柱の同心円筒形状であることを特徴とする歯科用CADCA
    M用被切削体。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の歯科用CADCAM用被切削体であって、
    円柱の直径は98mmであり、高さは14、18又は26mmであり、
    凹部は、円柱の高さ方向の中央に10mmを残し円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の中心軸から直径94mmを残し円柱の側面から中心軸方向に設け、凹部の形状は円柱の同心円筒形状であることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の歯科用CADCAM用被切削体であって、二つの凹部を有することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
  7. 請求項記載の歯科用CADCAM用被切削体が、アルミナまたはジルコニアの成分が95%以上含まれているセラミック材料であることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
  8. CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体において、歯科用CADCAM用被切削体が円柱であり、
    円柱の上面及び底面は平行であり且つ側面と直角であり、
    円柱の円周部に少なくとも二つの凹部を有し、
    凹部は、円柱の上面及び底面から高さ方向に上面及び底面と平行に、且つ、円柱の側面から中心軸方向に円柱の同心円筒状に設け、凹部は上面及び底面と平行な平面と円柱の同心円柱の曲面からなり、
    凹部の平面と曲面は直角に交わっており、
    歯科用CADCAM用被切削体の円周部に一つの切欠部を有し、
    切欠部は円柱の中心軸に平行な面を含み、凹部の曲面と接している
    ことを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体と、歯科用CADCAM用被切削体を切削するCAMの保持部のセットであって、
    CAMの保持部が歯科用CADCAM用被切削体の凹部全体と係合する係合部分を有し、係合部分で歯科用CADCAM用被切削体を保持し、
    CAMの保持部に切欠部に嵌り位置決めする部分を有することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体と歯科用CADCAM用被切削体を切削するCAMの保持部のセット。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載の歯科用CADCAM用被切削体と歯科用CADCAM用被切削体を切削するCAMの保持部のセットであって、
    CAMの保持部が歯科用CADCAM用被切削体の凹部全体と係合する係合部分を有し、係合部分で歯科用CADCAM用被切削体を保持し、
    CAMの保持部に切欠部に嵌り位置決めする部分を有することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体と歯科用CADCAM用被切削体を切削するCAMの保持部のセット。
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