JP6343226B2 - 情報処理装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステム - Google Patents

情報処理装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステムに関し、特に、画像処理装置などの機器に対する処理要求を含むワークフローの編集における処理の設定に関する。
現在、ドキュメントを扱う定型的な業務の効率化のために、ワークフローエンジンを使用したドキュメント業務フローの自動実行が注目されている。ワークフローエンジンはサーバー上で動作し、予め決められたワークフロー手順に従って、サーバー上のドキュメントファイルのプリントや、作業者へのメールの通知などのタスクを実行する。また、ワークフローエンジンは、サーバーとネットワーク接続されたPCなどの機器に対し、同じくドキュメントファイルのプリントやファイルの移動、編集などの処理を実行させることができる。
ワークフローエンジンが実行するワークフローは、ワークフローエディタと呼ばれるツールを用いて編集される。ワークフローエディタは、編集したワークフローをワークフロー定義ファイルとして出力し保存する。ワークフローエンジンは、ワークフロー定義ファイルを読み込んでワークフローを実行する。特許文献1では、ワークフローの編集において、ドキュメントの処理を行う機器の履歴の中から、ワークフローのタスクとして実行する処理を選択して設定する。
特開2008−311941号公報
ワークフローエディタによるワークフローの編集において、MFP(Multi Function Peripheral)などの機器に対して処理を実行させるタスクが含まれる場合、処理の設定値を設定する必要がある。MFPは、コピーやスキャン送信といった複数の機能を有し、さらにコピー機能単体においても、部数、両面印刷の設定、印刷倍率の設定、読込画質の設定、印刷時のカラー設定など、処理実行に対して非常に多くの設定項目がある。これらを全て意図したとおりに間違いなく設定することは非常に困難である。
また、ワークフローの作成においては、現在手動で行っているワークフローを、ワークフローエンジンによって自動化する場合、各装置が過去に行った処理の履歴を取得し、その履歴から所望の処理の設定値を設定することが考えられる。しかし、履歴の数が膨大な場合は、その中から目的とする処理の履歴を見つけ出すことが困難になる。特許文献1においても、同様に、履歴の数が増えると目的とする処理をその中から見つけ出すのは困難である。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、1または複数のジョブ処理装置にて処理される複数のジョブから構成されるワークフローの編集を受け付ける編集手段と、前記1または複数のジョブ処理装置が処理したジョブの履歴情報を取得する取得手段と、前記編集手段にて編集されたワークフローを構成する複数のジョブのうちの着目するジョブおよびその前もしくはその後ろの少なくとも一方のジョブとジョブ種の並びが同じである一連のジョブを、前記取得手段にて取得した履歴情報から抽出する抽出手段と、前記抽出手段にて抽出した一連のジョブのうち、前記着目するジョブに対応するジョブに設定された設定値を選択可能に表示する表示手段と、前記表示手段にて表示した設定値の中からユーザーが選択した設定値を、前記着目するジョブの設定値として設定する設定手段とを有する。
本願発明により、多くの設定項目を持つ機器の処理に対する設定値の設定において、ワークフローにおける所望の処理の設定値を素早く容易に設定することが可能になる。
本発明に係るシステム構成の例を示す図。 本発明に係るMFPのハードウェア構成の例を示す図。 本発明に係るサーバーおよびPCのハードウェア構成の例を示す図。 第一の実施形態に係るワークフローエディタの画面例を示す図。 第一の実施形態に係るMFPの履歴データの例を示す図。 第一の実施形態に係るワークフローエディタの画面例を示す図。 第一の実施形態に係るワークフローエディタの処理のフローチャート。 第二の実施形態に係るワークフローエディタの画面例を示す図。 第二の実施形態に係るマージされた履歴データの例を示す図。 第二の実施形態に係るワークフローエディタの処理のフローチャート。 第三の実施形態に係るワークフローエディタの画面例を示す図。 第三の実施形態に係るワークフローエディタの処理のフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[ハードウェア構成]
図1は、本発明の実施形態を適用可能なシステムの全体構成例を示す図である。本システムでは、画像処理装置であるMFP101と、PC102およびサーバー103などの情報処理装置とが、LAN104で構成されたネットワークによって接続される。本システムにおいては、画像処理装置(MFP)および情報処理装置(PC)はいずれもワークフローにて指定されたジョブ(タスク)を処理可能なジョブ処理装置として動作する。
MFP101は、紙などの記録媒体をスキャンし、そのスキャンデータを元に用紙に画像を形成して印刷するコピー機能や、スキャンデータを電子的なデータとしてPC102やサーバー103にネットワーク経由で送信するスキャン送信などの機能を備える。さらに、MFP101は、サーバー103などネットワーク接続された外部装置からの要求に応じて、送信された画像データをプリントアウトしたり、コピーやスキャン送信したりする機能も備える。プリントやコピー、スキャン送信機能における設定値は、処理実行の要求元であるサーバー103が実行要求時に指定する。なお、ここでは画像処理装置の一例としてMFPを例に挙げているが、これに限定するものではない。
サーバー103は、予め指定された処理順に従って順番に処理を実行するワークフローエンジンの機能を備える。ワークフローエンジンは、予め指定された処理順が定義されたワークフローに従い、サーバー103やPC102におけるファイル操作、メール送信、MFP101に対する実行要求などの処理を自動的に行う。なお、以下の説明において、ワークフローを構成する複数の処理は、各装置にて実行されるジョブと同義として用いる。ワークフローエンジンが実行するワークフローは、サーバー103などにおいてワークフローエディタと呼ばれる編集ツールを使ってユーザーが定義する。ユーザーは、ワークフローエディタを介して、ワークフローエンジンが実行可能な処理を選択し、その実行順番を指定し、さらに実行する処理の設定値も設定する。ワークフローエディタによって作成されたワークフローは、ワークフロー定義ファイルとして出力され、それをワークフローエンジンが読み込むことでワークフローが実行可能になる。サーバー103が提供するワークフローエディタは、PC102等からの要求に応じて、例えばPC102のWebブラウザ上で表示されるようにしてもよい。
図2は、MFP101のハードウェアの構成例を示す図である。MFP101は、スキャナ213およびプリンタ214を接続するとともに、操作表示部211、操作入力部212、およびLAN104を接続することが可能なコントローラユニット200を備える。コントローラユニット200は、各種制御プログラムを実行するCPU201を備える。CPU201は、ROM203に格納されているブートプログラムに基づきMFP101を起動する。また、CPU201は、HDD204に格納されている制御プログラムを読み出し、RAM202をワークエリアとして用いて、所定の処理を実行、制御する。
HDD204は、不揮発性の記憶部であり、コピーやスキャン送信などの機能を含む、各種制御プログラムが格納されている。また、HDD204には、各種制御プログラムが実行した処理の履歴が保存される。この履歴には、処理を実行した時間やユーザー、処理を実行した際の各種設定値などが記録される。さらに、HDD204に保存されている処理の実行履歴は、装置外の機器の要求によって、ネットワークI/F207を介して送信される。
操作部出力I/F205は、操作表示部211へのデータ出力通信制御を行う。操作部入力I/F206は、操作入力部212からのデータ入力通信制御を行う。ネットワークI/F207は、LAN104に接続され、LAN104を介した情報の入出力制御を行う。スキャナI/F208は、スキャナ213から画像データを入力するとともに、スキャナ制御データの入出力を行う。プリンタI/F209は、プリンタ214へ出力画像データを出力するとともに、プリンタ制御データの入出力を行う。以上の各デバイスがシステムバス210上に配置される。
操作入力部212は、タッチパネルやハードキーなどの入力装置を備えた、ユーザーからの指示を入力するためのインターフェースである。操作表示部211は、LCDやLEDなどの表示装置を備えた、ユーザーへ情報を表示するためのインターフェースである。スキャナ213は、CCDなどの光学的な読み取り装置を備え、紙媒体を光学的に走査して、電子的な画像データとして読み取る機能を持つ。プリンタ214は、電子的な画像データを、用紙などの記録媒体上に画像として形成する機能を持つ。
また、MFP101は、ネットワークI/F207を介して、外部装置から処理の実行要求を受け付けることが可能である。処理の実行要求は、実行処理の種別や実行時の設定値情報などとともに、外部装置から要求され、HDD204やRAM202などに一時保存された後、CPU201によって実行される。
図3は、サーバー103のハードウェアの構成例を示す図である。なお、PC102もサーバー103と同様の構成を備えるものとし、PC102の構成に関する詳細な説明は省略する。サーバー103は、LAN104に接続可能な制御部300を備える。制御部300は、各種制御プログラムを実行するCPU301を有し、サーバー103およびPC102の全体の動作を制御する。CPU301は、ROM303やHDD304に格納されている制御プログラムを読み出し、RAM302をワークエリアとして用いて、所定の処理を実行する。
HDD304は、不揮発性の記憶部であり、ワークフローエンジンやワークフローエディタの機能を含む各種制御プログラムが格納されている。また、HDD304には、各種制御プログラムが実行した処理の履歴が保存される。この履歴には、処理を実行した時間やユーザー、処理を実行した際の各種設定値などが記録される。さらに、HDD304に保存されている処理の実行履歴は、外部装置からの要求に応じて、ネットワークI/F305を介して送信される。
ネットワークI/F305は、LAN104を介した情報の入出力制御を行う。操作部出力I/F306は、操作表示部308へのデータ出力通信制御を行う。操作部入力I/F307は、操作入力部309からのデータ入力通信制御を行う。以上の各デバイスが、システムバス310上に配置される。
操作表示部308は、LCDやLEDなどの表示装置を備えた、ユーザーへ情報を表示するためのインターフェースである。操作入力部309は、キーボードやマウスなどの入力装置を備えた、ユーザーからの指示を入力するためのインターフェースである。
また、PC102およびサーバー103は、ネットワークI/F207を介して、外部装置から処理の実行要求を受け付けることが可能である。処理の実行要求は、実行処理の種別や実行時の設定値情報などとともに、外部装置から要求され、HDD304やRAM302などに一時保存された後、CPU301によって実行される。
<第一の実施形態>
図4は、第一の実施形態において、サーバー103の操作表示部308に表示されるワークフローエディタの操作画面の例を示す。フロー編集部401には、現在編集しているワークフローが表示される。フローの各処理として定義された処理404〜407が図形として表示され、それらを結ぶ矢印がフローの実行順番を示している。これら図形の種類や配置、矢印を結ぶ順番を変更し、ワークフローが実行する処理や順番を編集する。図4では、ワークフローにおいて、処理404、405、406、407が順番に実行されることを示している。
エディタメニュー部402には、例えば、編集したワークフローの保存、保存したワークフローの読み込み、各処理の設定値の履歴から取得、といったワークフローに関する操作を行うための指示ボタンもしくはメニューが配置されている。フロー選択部403は、フロー編集部401で編集するワークフローの各処理がボタンとして配置されている。フロー選択部403に配置される処理の種類は、特に限定するものではないが、例えば、システムに含まれるMFP102が備える機能が挙げられる。フローで実行させる希望の処理のオブジェクトを選択した後、マウスを使用したドラッグドロップでフロー編集部401に配置することでワークフローを編集する。
図4に示す例では、フロー編集部401において、処理406が選択状態にある。処理406は、MFPにおいてコピー機能を実行させる処理である。このコピー機能を実行させる処理406におけるコピー機能の設定値を設定する。処理406を選択状態にして、エディタメニュー部402から、設定値を履歴から取得する、という操作を選択する。すると、ワークフローエディタは、処理の実行を指定されているMFPから、機能の実行履歴を取得する。
MFPから取得した実行履歴の例の一部を図5に示す。ここでは、説明上、履歴の内容を表形式で示している。番号501は、履歴を処理順番に並べた場合の番号を示す。日付502および時刻503は、MFPにおいて処理を実行した日付と時刻を示す。処理種別504は、MFPが実行した処理の種別を示す。ここでの処理種別とは、コピー機能やスキャン送信などの機能の種類(ジョブ種)である。実行者505は、処理の実行を指示したユーザー名である。MFPにおいてユーザー管理されている場合、処理の実行前に認証を経て、機器にログインしなければならない。その認証処理によって識別されたユーザー名が記録される。
設定値506〜509は、処理種別504にて示す処理が実行された場合の設定値情報を示す。実際には、再度同じ処理を実行できる程度の情報量が記録されているが、ここでは記載を省略する。なお、実行履歴における設定値の並びや割り当ては、処理種別ごとに予め定義されているものとする。ワークフローエディタは、取得した実行履歴から、現在選択され設定値を設定しようとしている処理に一致する履歴情報を検索する。このとき、ワークフローエディタでエディットしているフローの処理順番も考慮して実行履歴から検索を行う。
図4のフロー編集部401では、設定値を設定しようとする処理としてMFPのコピー処理が選択されている。さらに、その選択された処理の前後に、同じMFPの処理が存在するか否かが確認される。ここでは、コピー処理の前に、同じMFPによるスキャン送信の処理405が行われるワークフローになっている。つまり、設定値を設定するコピー処理の前に、スキャン送信の処理が行われている個所が履歴から検索される。
ワークフローをワークフローエディタで編集し、ワークフローエンジンなどで自動実行する場合、一から新規にワークフローを作成するよりも、現在人手で順番に実行されているワークフローを自動化することのほうが多い。つまり、ワークフローエディタで編集するワークフローは、現在行っている処理であることが多いため、そこでの処理の設定値は、実行履歴に記録されているものを流用したほうが編集作業の効率が良い。しかし、膨大な実行履歴の中から編集しているワークフローの処理に一致する個所を検索することは非常に難しい。そこで、現在編集しているワークフローと同じ順番で処理を実行している個所を検索し、同じ処理の設定値を流用できるようにする。
ワークフローエディタは、図5に示した実行履歴の中から、「スキャン送信」、「コピー」の順で処理されている個所を検索する。処理種別504の情報に基づいて検索すると、図5においては、履歴510〜514の5個所が一致する。ここで、現在編集しているフローは、単一ユーザーが順番に実行するフローであるため、実行者505の情報をもとに、連続した2つの処理を異なるユーザーが実行している履歴512は除外する。さらに、日付502および時刻503の情報をもとに、連続した2つの処理の時間間隔が一定時間以上開いている履歴514は、同一のワークフローにおける処理とはみなさず除外する。従って、図5においては、履歴510、511、513という3個所が図4で示すワークフローの処理405、406に該当するものとして検出される。なお、上記の時間間隔を判定する際の一定時間の閾値は予め定義しておく。
図6は、図4において、エディタメニュー部402から、設定値を履歴から取得する操作を行い、その操作に基づいて履歴が取得され検索が行われた後に表示される操作画面を示す。複数検索された履歴の該当箇所から抽出された設定値を選択するための設定値選択ダイアログ601が表示される。
履歴リスト602は、実行履歴から検出した複数の該当箇所を選択可能に表示したリストである。履歴リスト602は、該当箇所の情報の一部を表示し、ユーザーに選択させる。ここでは、図5の実行履歴における履歴510、511、513の3個所に相当する履歴情報の設定値が表示されている。ユーザーが、履歴リスト602のうちのいずれかを選択し、OKボタン603を選択すると、履歴リスト602で選択された処理の設定値の内容が、図4のフロー編集部401において選択状態にあった処理406の設定値として設定される。ここで、図5の履歴510に相当する設定値が選択されたとすると、そのコピー処理(番号501の値が“3”の履歴)に相当する設定値が、処理406におけるコピー機能の設定値として設定される。
[処理フロー]
図7は、第一の実施形態に係る一連の処理の流れを示すフローチャートである。図7のフローチャートにおける各ステップは、サーバー103のHDD204に格納されたワークフローエディタの実行プログラムを、CPU201が実行することにより処理される。
S701にて、ワークフローエディタは、ワークフローの編集を受け付ける。実際には、図4に示した編集画面で、フロー選択部403からフロー編集部401に処理のオブジェクトをドラッグドロップし、それらの順番を編集する処理を受け付ける。
S702にて、ワークフローエディタは、ワークフローの編集において、MFP101における処理の設定値を履歴から取得する指示を受けたか否かを判定する。具体的には、フロー編集部401において、MFPの処理が選択されている状態で、エディタメニュー部402における設定値を履歴から取得する操作が指示されたか否かを判定する。指示されていないと判定された場合は(S702にてNO)、S701の処理に戻る。指示されていると判定された場合は(S702にてYES)、S703にて、ワークフローエディタは、MFPから履歴を取得する。
S704にて、ワークフローエディタは、フロー編集部401にて選択されている処理の前の処理がMFPの処理であるか否かを判定する。前の処理が同じMFPの処理であると判定した場合は、ワークフローエディタは、その連続した2つの処理を検索の対象と見なす。なお、図7のフローチャートでは、着目している処理(選択された処理)の前の処理を判定しているが、これに限定するものではなく、後の処理を対象としてもよい。また、前後の両方を判定の対象としてもよい。この場合において、前後のどちらもMFPの処理である場合は、そのどちらを連続した2つの処理と見なしてもかまわない。同じMFPの処理であると判定した場合は(S704にてYES)、S705へ進む。一方、同じMFPの処理でないと判定した場合は(S704にてNO)、S715へ進む。
S705にて、ワークフローエディタは、設定値を設定するフロー処理(すなわち、図4のフロー編集部401において選択されている処理)と一致する処理が実行されている箇所を、S703で取得した履歴から検索する。
S706にて、ワークフローエディタは、履歴から検索された処理について、その前の実行された処理が、フロー編集部401において現在選択されている処理の前の処理と同じ処理種別であるか否かを判定する。履歴から検出された処理の前の処理と、選択された処理の前の処理が、同じ処理種別でないと判定した場合(S706にてNO)、S710の処理に進む。
履歴から検出された処理の前に実行された処理が、選択された処理の前の処理と同じ処理種別であると判定した場合(S706にてYES)、S707にてワークフローエディタは、履歴の連続した2つの処理が、同一ユーザーによって指示された処理かを判定する。同一ユーザーによって実施された処理ではないと判定した場合は(S707にてNO)、S710の処理へ進む。
同一ユーザーによって実施された処理であると判定した場合(S707にてYES)、S708にて、ワークフローエディタは、履歴における連続した2つの処理の実行時間の間隔が、一定時間以内であるか否かを判定する。この一定時間は、予め決められた値でもよいし、ユーザーが指定してもかまわない。一定時間以内ではないと判定された場合は(S708にてNO)、S710の処理へ進む。
一定時間内であると判定した場合は(S708にてYES)、S709にて、ワークフローエディタは、連続した2つの処理が履歴と一致したものとみなし、対応する処理の設定値を履歴から抽出する。そして、ワークフローエディタは、抽出した情報を、HDD204やRAM202などの保存場所に保存する。
S710にて、ワークフローエディタは、取得した履歴の全てについてS705〜S709までの処理を実施したか否かを判定する。履歴について検索処理を完了していないと判定した場合は(S710にてNO)、S705の処理に戻る。全てについて実施したと判定した場合(S710にてYES)、S711にて、ワークフローエディタは、図6の設定値選択ダイアログ601のように、S709で抽出された設定値を一覧表示する。
一方、フロー編集部401で選択されている処理の前の処理がMFPの処理でないと判定した場合(S704にてNO)、S715にて、ワークフローエディタは、選択されている処理と同じ処理種別の設定値を履歴から抽出する。S715にて設定値が抽出された場合も、S711において同様に一覧表示される。その後、S711へ進む。
設定値選択ダイアログ601を表示した後、S712にて、ワークフローエディタは、設定値が選択されたか否かを判定する。具体的には、ワークフローエディタは、履歴リスト602のいずれかが選択された状態で、OKボタン603が選択されたか否かを判定する。設定値が選択されていないと判定した場合は(S712にてNO)、S711の処理に戻る。
設定値が選択されたと判定した場合(S712にてYES)、S713にて、ワークフローエディタは、選択された設定値を、現在設定の対象としている処理の設定値として設定する。
S714にて、ワークフローエディタは、ワークフローの編集が完了したか否かを判定する。具体的には、エディタメニュー部402において、ワークフロー編集終了の操作が指示されたか否かを判定する。終了が指示されていないと判定した場合は(S714にてNO)、S701の処理に戻る。一方、終了が指示されたと判定した場合は(S714にてYES)、ワークフローエディタは、ワークフローの編集処理を終了する。
以上、本実施形態により、ワークフロー編集における、MFPの処理の設定値の編集作業において、MFPが実際に処理を行った過去の履歴から簡単に設定値を設定することが可能になる。さらに、実際に処理を行った処理の順番、処理を行ったユーザーが考慮されて抽出され、かつ処理実行間隔の大きいもの除外される。このため、膨大な履歴の中から、目的とする処理の履歴を見つけ易くすることができ、ワークフロー編集時の操作性を向上することができる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態では、現在編集しているワークフローにおいて、設定値を設定する処理に該当する箇所を外部装置から取得した履歴から検索する際、MFPだけでなく、PCなどの装置から取得した履歴からも検索を行う。また、その際、設定値を設定する処理の前後の一処理だけを連続した処理の対象とみなすのではなく、連続した3つ以上の処理も検索対象と見なす。さらに、それら検索対象とする連続した処理を現在編集しているワークフローからユーザーが自由に選択可能とする。第二の実施形態については、第一の実施形態との差分についてのみ記述する。
図8は、第二の実施形態において、サーバー103の操作表示部308に表示されるワークフローエディタの操作画面の例を示す。図8のフロー編集部801からフロー選択部803までは、図4におけるフロー編集部401からフロー選択部403までと同じである。また、処理804〜807が、連続した一連の処理として定義されている点も同じである。
図8において、設定値を設定する処理として、MFPにおけるコピーの処理806が選択されている。また、処理806の前の処理805は、MFPにおける実行処理ではなく、PCにおけるメール送信の処理となる。
ここで、コピーの処理806が選択されている状態で、エディタメニュー部802から、設定値を履歴から取得する、という操作を選択したとする。すると、選択されている処理806以外の処理804、805、807の表示の一部に、どの処理を選択対象処理に対する一連の連続処理と見なすかを選択するチェックボックス808〜810が表示される。これは、履歴から選択対象となる処理を検索する際に、一連の処理としてどの処理を検索対象に含むかをユーザーに選択させるためのものである。ユーザーは、このチェックボックスを選択することにより、どの処理を、現在選択している処理との一連の処理とみなし、履歴から検索させるかを指定することができる。
ここでは、図8のように、処理806の前後の処理805、807が選択されたものとする。選択する処理は、この例のように2つでもよいし、それ以上であってもよい。また、現在設定の対象となっている処理と連続した処理でなくてはならない。したがって、設定値の設定の対象が処理806である場合、処理804のチェックボックスを選択すると、処理805も自動的にチェックボックスが選択され、対象と見なされる。
設定値を設定する処理としてMFPの処理806(コピー処理)が選択され、さらに履歴を検索する一連の処理として処理805、807が選択され、結果として3つの処理が選択される。この状態で、エディタメニュー部802から、設定値を履歴から取得する、という操作が指示される。一連の処理として、処理806はMFPのコピー処理、処理805、807は、PCにおけるメール送信処理であるため、ワークフローエディタは、MFPおよびPCから処理の履歴を取得する。さらに、ワークフローエディタは、取得した複数の履歴をマージし、時間順にソートする。
マージおよびソートした実行履歴の例の一部を図9に示す。ここでは、説明上、履歴の内容を表形式で示している。図9において、番号901、日付902、時刻903は、図5における501〜503と同じである。また、処理種別905、実行者906、設定値907〜910は、それぞれ図5における処理種別504、実行者505、設定値506〜509と同じである。
デバイス904は、処理を実行した機器がMFPかPCかを示す情報である。また、複数台のMFPやPCから履歴を取得した場合、それらの機器を識別する情報も含まれる。また、この実行処理の履歴情報には、再度同じ処理を実行できる程度の情報量が記録されているが、第一の実施形態と同じ箇所については説明を省略する。
ワークフローエディタは、取得した実行処理の履歴から、現在選択された一連の処理が行われている箇所を検索する。フロー編集部801で選択されている一連の処理805〜807は、それぞれ、PCにおけるメール送信処理、MFPにおけるコピー処理、PCにおけるメール送信処理である。このことから、履歴における該当箇所として、履歴911、912の2カ所が検索される。このとき、第一の実施形態のように、一連の処理が同一ユーザーによる実行であるか否か、また、一連の処理の時間間隔が一定以上開いているか否かをチェックしてもかまわない。
検索によって一連の処理から、設定値を設定するMFPの処理が抽出される。ここでは、図9において番号901の値が“6”と“15”の履歴に該当するMFPの処理が抽出される。ワークフローエディタは、第一の実施形態における図6のように、設定値選択ダイアログ601を表示してユーザーにどの設定値を設定するかを選択させる。その後の処理については第一の実施形態における処理と同じである。
[処理フロー]
図10は、第二の実施形態に係る一連の処理の流れを示すフローチャートである。図10のフローチャートにおける各ステップは、サーバー103のHDD204に格納されたワークフローエディタの実行プログラムを、CPU201が実行することにより処理される。
S1001にて、ワークフローエディタは、ワークフローの編集を受け付ける。第一の実施形態と同じように、ワークフローエディタは、図8に示した編集画面で、ユーザーがフロー選択部803からフロー編集部801に処理のオブジェクトをドラッグドロップすることで、それらの順番を編集する処理を受け付ける。さらに、処理のいずれかが選択状態にある場合、ワークフローエディタは、それ以外の処理について、チェックボックス808〜810を表示し、選択状態にある処理と一連の処理として検索対象とする処理をユーザーに選択させる。
S1002にて、ワークフローエディタは、フローの編集において、処理の設定値を履歴から取得する指示を受けたか否かを判定する。これは、第一の実施形態における図7のS702と同じである。指示されていないと判定した場合は(S1002にてNO)、S1001の処理に戻る。指示されたと判定した場合は(S1002にてYES)、S1003にて、ワークフローエディタは、フロー編集部801において一連の処理として選択されている処理の実行機器から、実行履歴を取得する。ここでは、MFPとPCが該当する。
S1004にて、ワークフローエディタは、複数の機器から取得した履歴をマージし、時間順にソートする。S1005にて、ワークフローエディタは、一連の処理として選択されている処理の中の先頭の処理を、S1004でマージ、ソートされた履歴から検索する。
S1006にて、ワークフローエディタは、一連の処理のうちの選択された処理の次の処理が、履歴における検索された処理の次の処理として存在するか否かを判定する。存在しないと判定した場合、もしくは一連の処理の先頭処理が存在しないと判定した場合は(S1006にてNO)、S1009の処理へ進む。
一連の処理のうちの選択された処理の次の処理が、履歴から検出された処理の次の処理として存在すると判定した場合(S1006にてYES)、S1007にてワークフローエディタは、一連の処理の全てにおいて履歴との一致の判定を行ったか否かを判定する。一連の処理全てについて判定していない場合(S1007にてNO)、S1006の処理に戻る。
一連の処理全てについて履歴との一致の判定を行った場合(S1007にてYES)、S1008にて、ワークフローエディタは、履歴から選択対象としている処理に該当する箇所の設定値を履歴から抽出する。抽出した設定値は、第一の実施形態と同様に、HDD204やRAM202などの保存場所に保存される。その後、S1009の処理に進む。
S1009にて、ワークフローエディタは、履歴を全て検索したか否かを判定する。履歴を全て検索していないと判定した場合(S1009にてNO)、S1005の処理に戻る。履歴を全て検索したと判定した場合(S1009にてYES)、S1010にて、ワークフローエディタは、抽出された設定値を一覧表示する。これは、第一の実施形態におけるS711と同様の処理である。この後のS1011〜S1013の処理は、第一の実施形態における図7のS712〜S714の処理と同様であるため、説明を省略する。
以上、第二の実施形態では、設定値を設定する処理がMFPで実行する処理でない場合でも、処理を実行する機器から履歴情報を取得して設置値を設定することが可能である。また、ワークフローにおける処理の順番を考慮して履歴から該当箇所を抽出する場合でも、2つ以上の処理を考慮可能で、かつユーザーが検索対象とする処理を選択することが可能である。このため、処理順を考慮しても検索結果が膨大であった場合でも、より柔軟な検索条件を指定でき、履歴から該当する設定値を検索しやすくできる。
<第三の実施形態>
第三の実施形態では、現在編集しているワークフローにおいて、設定値を設定する処理が選択された場合に、その処理と関連性が高いと想定される前後の処理を一連の処理とし、履歴の取得と検索を行う。第三の実施形態は、第一、第二の実施形態との差分についてのみ記述する。
図11は、第三の実施形態において、サーバー103の操作表示部308に表示されるワークフローエディタの操作画面の例を示す。図11のフロー編集部1101からフロー選択部1103までは、図4におけるフロー編集部401からフロー選択部403までと同じである。また、処理1104〜1107が、連続した一連の処理として定義されている点も同じである。
図11において、設定値を設定する処理として、MFPにおけるスキャン送信の処理1106が選択されている。ここで、ユーザーがエディタメニュー部1102から、設定値を履歴から取得する、という操作を選択する。すると、ワークフローエディタは、ワークフローにおいて現在選択されている処理の前後において、選択されている処理と関連性の高い処理が存在するか否かを判定する。ここでは、MFPにおけるスキャン送信の処理の前に、MFPにおけるプリントアウト処理が存在する。スキャン送信においては、プリントされた紙媒体をスキャンして送信する可能性が高く、MFPのプリント処理からスキャン送信の連続した処理は、関連性が高いと判定できる。よって、この一連の処理を、履歴からの設定値の抽出における検索対象と見なす。関連が高いと判定できる一連の処理としては、この他に、MFPにおけるスキャン送信の後に、PCでのファイル操作が考えられる。MFPから送信されたスキャン画像のファイルを、PC上で編集、移動するなどの可能性が高いと考えられるためである。もちろんこれ以外の関連性が高いと思われる処理であってもかまわない。また、2つの連続した処理だけでなく、3つ以上の関連性の高い処理であってもかまわない。
一連の処理であると判定された処理には、図11のチェックボックス1109にチェックマークが表示され、一連の処理の対象となったことをユーザーに示す。この一連の処理として判定する関連性の高い複数の処理(以下、連続処理)については、予め決定された情報としてHDD204などに保持されているものとする。もしくは、これらの関連性が高いと判定する基準として、履歴に基づいて、連続する処理の集計を行っておき、所定の頻度以上、もしくは、所定の時間間隔以内で発生する処理の並びを関連性が高いものとして扱ってもよい。一連の処理が選択された後は、第一、第二の実施形態と同様の検索処理を行い、履歴から目的とする設定値を取得する。
[処理フロー]
図12は、第三の実施形態に係る一連の処理の流れを示すフローチャートである。図12のフローチャートにおける各ステップは、サーバー103のHDD204に格納されたワークフローエディタの実行プログラムを、CPU201が実行することにより処理される。
S1201にて、ワークフローエディタは、ワークフローの編集を受け付ける。第一の実施形態と同じように、ワークフローエディタは、図11に示した編集画面で、ユーザーがフロー選択部1103からフロー編集部1101に処理のオブジェクトをドラッグドロップすることで、それらの順番を編集する処理を受け付ける。
S1202にて、ワークフローエディタは、フローの編集において、処理の設定値を履歴から取得する指示を受けたか否かを判定する。これは、第一の実施形態における図7のS702と同じである。指示されていないと判定した場合は(S1202にてNO)、S1201の処理に戻る。指示されたと判定した場合は(S1202にてYES)、S1203にて、ワークフローエディタは、HDD204などに保存されている、予め定義された関連性の高い連続処理の定義を読み出す。
S1204にて、ワークフローエディタは、フロー編集部1101において、選択されている処理が、定義されている連続処理の中に存在するか検索する。存在しないと判定した場合(S1204にてNO)、選択された処理と関連性の高い処理は存在しないため、ワークフローエディタは、選択された1つの処理のみを検索対象とし、S1207の処理に進む。
存在すると判定した場合(S1204にてYES)、S1205にて、ワークフローエディタは、選択された処理の前後の処理が、予め定義されている連続処理の順番と処理種別が一致するか否かを判定する。ここで一致すると判定した場合(S1205にてYES)、ワークフローエディタは、一致した連続処理を履歴から検索する検索対象として設定し、S1207の処理に進む。
一致しないと判定した場合(S1205にてNO)、S1206にて、ワークフローエディタは、予め定義されている連続処理の全てについて判定を行ったか否かを判定する。全てについて判定を行っていないと判定した場合は(S1206にてNO)、S1204の処理に戻る。
全てについて判定を行ったと判定した場合(S1206にてYES)、選択された処理およびその前後の処理と、関連性の高い連続処理は見つからなかったとして、ワークフローエディタは、選択された処理のみを検索対象として設定する。その後、S1207にて、ワークフローエディタは、検索対象とする処理を実行する機器から、実行履歴を取得する。
S1208にて、ワークフローエディタは、複数の機器から取得した履歴をマージし、時間順にソートする。これは、第二の実施形態における図10のS1004の処理と同じであるが、単体の機器からのみ履歴を取得した場合は、特に実行する必要は無い。
S1209にて、ワークフローエディタは、履歴から一連の処理と一致する箇所を検索し、その設定値を抽出し、さらに設定値を設定する処理を行う。このS1209における処理は、第2の実施形態におけるS1005〜S1012の一連の処理と一致するため、説明を省略する。
S1210にて、ワークフローエディタは、ワークフローの編集が完了したか否かを判定する。完了していないと判定した場合は(S1210にてNO)、S1201の処理に戻る。完了したと判定した場合は(S1210にてYES)、ワークフローの編集処理を終了する。
以上、処理の設定値の編集作業において、ワークフローの順序として関連性の高い処理が存在する場合に、その関連を判別して、履歴の中から同じ処理順番を検索して設置値を設定することが可能になる。関連性の高い処理をユーザーがその都度指定することなく、予め定義された関連性によって自動的に判別するため、ユーザー指示の手間が取り除かれ、素早く容易に設定値を設定することが可能になる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…MFP、102…PC、103…サーバー、401…フロー編集部、402…エディタメニュー部、403…フロー選択部

Claims (13)

  1. 1または複数のジョブ処理装置にて処理される複数のジョブから構成されるワークフローの編集を受け付ける編集手段と、
    前記1または複数のジョブ処理装置が処理したジョブの履歴情報を取得する取得手段と、
    前記編集手段にて編集されたワークフローを構成する複数のジョブのうちの着目するジョブおよびその前もしくはその後ろの少なくとも一方のジョブとジョブ種の並びが同じである一連のジョブを、前記取得手段にて取得した履歴情報から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段にて抽出した一連のジョブのうち、前記着目するジョブに対応するジョブに設定された設定値を選択可能に表示する表示手段と、
    前記表示手段にて表示した設定値の中からユーザーが選択した設定値を、前記着目するジョブの設定値として設定する設定手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、前記1または複数のジョブ処理装置それぞれからジョブの履歴情報を取得してマージし、処理した順にソートすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記履歴情報において同じユーザーにて処理を指示されている一連のジョブを前記履歴情報から抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記抽出手段は、前記履歴情報において所定の時間内に処理された一連のジョブを前記履歴情報から抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記編集手段は、前記着目するジョブの選択を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記編集手段は、前記ワークフローを構成する複数のジョブの中から、前記着目するジョブを含む連続する複数のジョブの選択を受け付け、
    前記抽出手段は、前記編集手段にて選択された前記複数のジョブとジョブ種の並びが同じである一連のジョブを前記履歴情報から抽出することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数のジョブは、前記着目するジョブを含めて3つ以上の連続するジョブであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 予め定義された連続するジョブの情報を保持する手段を更に有し、
    前記着目するジョブおよびその前もしくはその後ろの少なくとも一方のジョブのジョブ種の並びと、前記予め定義された連続するジョブのジョブ種の並びとが一致する場合、前記抽出手段は、前記予め定義された連続するジョブとジョブ種の並びが同じである一連のジョブを、前記履歴情報から抽出し、
    前記着目するジョブおよびその前もしくはその後ろの少なくとも一方のジョブのジョブ種の並びと、前記予め定義された連続するジョブのジョブ種の並びとが一致しない場合、前記着目するジョブと同じジョブ種のジョブを、前記履歴情報から抽出することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記予め定義された連続するジョブは、同一の画像処理装置における、プリントアウト処理、スキャン送信の順のジョブであることを特徴とすることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記予め定義された連続するジョブは、画像処理装置によるスキャン送信、情報処理装置によるファイル操作の順のジョブであることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 1または複数のジョブ処理装置にて処理される複数のジョブから構成されるワークフローの編集を受け付ける編集工程と、
    前記1または複数のジョブ処理装置が処理したジョブの履歴情報を取得する取得工程と、
    前記編集工程にて編集されたワークフローを構成する複数のジョブのうちの着目するジョブおよびその前もしくはその後ろの少なくとも一方のジョブとジョブ種の並びが同じである一連のジョブを、前記取得工程にて取得した履歴情報から抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程にて抽出した一連のジョブのうち、前記着目するジョブに対応するジョブに設定された設定値を選択可能に表示する表示工程と、
    前記表示工程にて表示した設定値の中からユーザーが選択した設定値を、前記着目するジョブの設定値として設定する設定工程と
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. コンピュータを、
    1または複数のジョブ処理装置にて処理される複数のジョブから構成されるワークフローの編集を受け付ける編集手段、
    前記1または複数のジョブ処理装置が処理したジョブの履歴情報を取得する取得手段、
    前記編集手段にて編集されたワークフローを構成する複数のジョブのうちの着目するジョブおよびその前もしくはその後ろの少なくとも一方のジョブとジョブ種の並びが同じである一連のジョブを、前記取得手段にて取得した履歴情報から抽出する抽出手段、
    前記抽出手段にて抽出した一連のジョブのうち、前記着目するジョブに対応するジョブに設定された設定値を選択可能に表示する表示手段、
    前記表示手段にて表示した設定値の中からユーザーが選択した設定値を、前記着目するジョブの設定値として設定する設定手段
    として機能させるためのプログラム。
  13. 1または複数のジョブ処理装置と、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置とを含むシステム。
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