JP6342341B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンと、前記エンジンの回転動力によって駆動される刈取部及び脱穀装置とを備えたコンバインに関する。
このようなコンバインでは、通常は刈取り脱穀作業として、走行しながら刈取部で刈り取った穀稈を搬送装置によって脱穀装置に送り込んで脱穀する。但し、圃場のコーナ部などに植立されている穀稈はコンバインによって刈り取ることができないので、作業者が手作業で刈り取る。そして、停車させたコンバインの脱穀装置を駆動させ、先に手作業で刈り取られた穀稈を搬送装置に載せて脱穀装置に送り込むことで脱穀が行われる。このような手作業を伴う脱穀作業は枕扱き作業または枕扱き作業と呼ばれる。
この枕扱き作業の作業性を向上させるため、特許文献1によるコンバインでは、予め設定された枕扱きモードの有効条件を満たした場合に、枕扱きモードが有効状態となり、エンジンの回転速度が予め設定された設定回転速度まで低下し、エンジンの回転速度に連動している搬送装置(フィードチェーン)の速度も低下する。この特許文献1では、枕扱きモードの有効条件として、脱穀装置の駆動、コンバインの走行停止、規制部材(枕扱きゲート)の開放位置移動、枕扱きスイッチのON操作、搬送穀稈検出センサによる刈取り穀稈の未検出が採用されている。なお、規制部材は、枕扱き作業時の搬送装置(フィードチェーン)への枕扱きによる穀稈の供給を規制する位置と穀稈の供給を可能にする開放位置との間で回動可能な部材であり、作業者によって操作される。
この特許文献1の図11及び図12に示されているように、枕扱きモードを有効にするためには、脱穀装置の駆動、コンバインの走行停止、枕扱きスイッチのON操作が必須条件となっている。このため、脱穀装置の駆動及びコンバインの走行停止のみが成立しても、枕扱きモードは有効にはならず、エンジン回転数は枕扱き回転数に移行しない。しかしながら、コンバインが走行停止して脱穀装置が駆動しているという状況は、枕扱き作業の準備段階である可能性が高い。また、枕扱きスイッチのON操作が成立しても、脱穀装置の駆動またはコンバインの走行停止のいずれかが成立していなければ、枕扱きモードを有効にはならず、エンジン回転数は枕扱き回転数に移行しない。つまり、この特許文献による枕扱きモードへの移行制御では、複数の条件が全て成立することで枕扱きモードへの移行が可能となり、これらの複数の条件の適切な組み合わせによっては枕扱きモードへの移行を可能にさせるという制御の柔軟性は考慮されていない。
特開2013−192548号公報(図11、図12)
上記実情に鑑み、枕扱きモードに移行するための複数の条件を、適切に組み合わせることによって枕扱きモードへの移行制御に柔軟性を持たせることが要望されている。
エンジンと、前記エンジンの回転動力によって駆動される刈取部及び脱穀装置とを備えた,本発明によるコンバインは、前記エンジンの回転動力によって駆動され、前記刈取部で刈り取った穀稈を前記脱穀装置に搬送する穀稈搬送装置と、前記脱穀装置の非駆動状態又は駆動状態を示す信号を出力する脱穀状態検出器と、前記コンバインの走行状態を検出する信号を出力する走行状態検出器と、枕扱き作業の際に手動で穀稈を前記穀稈搬送装置に供給するための枕扱き穀稈供給部と、前記枕扱き穀稈供給部に配置されるとともに、手動での穀稈の供給を可能にする供給可能姿勢と手動での穀稈の供給を禁止にする供給禁止姿勢との間で姿勢変更可能な枕扱きゲートと、前記枕扱きゲートの状態を検出するゲートスイッチと、前記ゲートスイッチからの信号に基づいて前記供給可能姿勢を判定するゲート状態判定部と、前記ゲート状態判定部による前記供給可能姿勢の判定結果に応答して枕扱きモードを設定する第1機能と、前記ゲート状態判定部の判定結果にかかわらず、前記コンバインの走行停止を示す信号と前記脱穀装置の駆動を示す信号とに応答して前記枕扱きモードを設定する第2機能とを有する枕扱きモード設定部と、前記枕扱きモード設定部によって前記枕扱きモードが設定されると、前記エンジンの回転数を刈取り脱穀回転数より低い枕扱き回転数にするエンジン駆動管理部と、作業走行状態であることを判定する作業走行状態判定部とを備え、前記ゲート状態判定部による前記供給可能姿勢の判定、かつ前記作業走行状態判定部による前記作業走行状態の判定に応答して、前記枕扱きゲートの戻し忘れが警告される。
この構成によれば、枕扱きゲートが手動での穀稈の供給を可能にする供給可能姿勢に変更されたことがゲートスイッチからの信号からわかると、枕扱き作業が開始されると見なされ、枕扱きモードが設定される。その結果、エンジンの回転数は、通常の回転数である刈取り脱穀回転数より低い枕扱き回転数に変更される。さらに、これとは別に、つまり、枕扱きゲートの姿勢にかかわらず、コンバインが走行停止しているとともに脱穀装置が駆動している場合には、枕扱きモードが設定され、エンジンの回転数は、枕扱き回転数となる。これは、コンバインが走行停止で、脱穀装置が駆動中で、かつ枕扱きゲートが供給禁止姿勢の場合は、枕扱き作業の準備中であるか、もしくは枕扱き作業の終了中であると見なされる。したがって、エンジンの回転数が枕扱き回転数であるのが合理的と判断できる。このように、本発明では、枕扱きゲートの供給可能姿勢と供給禁止姿勢、コンバインの走行と停車、脱穀装置の駆動と停止という、枕扱きモード設定の条件の部分的な組み合わせを考慮することで、枕扱き制御の柔軟性が実現された。さらに、作業者が枕扱きゲート26を供給禁止姿勢に戻すことを忘れた場合、作業者に対して、枕扱きゲート26の戻し忘れを警告されるので、戻し忘れの問題が回避される。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記ゲートスイッチは、前記枕扱きゲートの前記供給禁止姿勢から前記供給可能姿勢への移行で接点を開くノーマルクローズ式ゲートスイッチであり、前記ゲート状態判定部は前記ゲートスイッチの回路に電流が流れていないことで前記供給可能姿勢を判定する。ゲートスイッチは、枕扱きゲートが供給可能姿勢であるか供給禁止姿勢であるかを検出する重要なスイッチである。特に、供給可能姿勢の検出は、エンジン回転数を低下させる枕扱きモードの設定に直接結び付くので、信号線の断線や接続不良の際に供給可能姿勢が検出できなくなると不都合である。この問題は、ゲートスイッチをノーマルクローズ式とし、ゲートスイッチの回路に電流が流れていないときに供給可能姿勢が判定される構成を採用することで解決される。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記枕扱きモードの設定が解除された後における前記エンジンの前記枕扱き回転数から前記刈取り脱穀回転数への変更は、前もって設定された遅延時間の経過後に実行される。この構成により、エンジン回転数の高速化が所定時間の遅れをもって行われるので、例えば、枕扱きゲートを供給禁止姿勢に変更した瞬間にエンジン回転数が高速となり、例えば、穀稈搬送装置の速度が速くなることが回避される。
本発明のコンバインに用いられている枕扱き制御の基本原理を示す模式図である。 本発明によるコンバインの実施形態の1つを示す全体側面図である。 穀稈搬送用の構成を示す平面図である。 枕扱き穀稈供給部における各部の支持構造を示す分解斜視図である。 枕扱き穀稈供給部における各部の支持構造を示す分解斜視図である。 枕扱き穀稈供給部における各部の支持構造を示す平面図である。 枕扱き穀稈供給部における各部の支持構造を示す側面図である。 枕扱きゲートの姿勢変化状態を示す側面図である。 枕扱き制御における機能を示す機能ブロック図である。 枕扱きモード設定ルーチンを示すフローチャートである。
本発明によるコンバインの具体的な実施形態を説明する前に、図1を用いて、本発明のコンバインに用いられている枕扱き制御の基本原理を説明する。図1では、模式的に示されているだけであるが、本発明によるコンバインには、エンジン7の回転動力によって駆動される刈取部3、脱穀装置4、刈取部3で刈り取った穀稈を脱穀装置4に搬送する穀稈搬送装置100が備えられている。エンジン7の回転動力は、同時に変速機構などを経てクローラや車輪などで構成される走行装置1に伝達され、これによりコンバインが走行する。
枕扱き作業の際に手動で穀稈を穀稈搬送装置100に供給するための枕扱き穀稈供給部FTが刈取部3と脱穀装置4との間の領域に形成されている。枕扱き穀稈供給部FTは、チェーンコンベヤなどで構成される穀稈搬送装置100に手刈りした穀稈を積み込み易いように構成されている。さらに、穀稈搬送装置100への手作業による穀稈の供給を可能にする供給可能姿勢と、手作業による穀稈の供給を禁止にする供給禁止姿勢との間で姿勢変更可能な枕扱きゲート26が備えられている。供給禁止姿勢での枕扱きゲート26は、枕扱き穀稈供給部FTにおける穀稈搬送装置100への穀稈の投入口を閉鎖し、枕扱き作業を防げる。このため、枕扱きゲート26は、一般には、枕扱き穀稈供給部FTの領域における穀稈搬送装置100への進入を防止する遮断機のような形態が採用される。最も簡単な構成の枕扱きゲート26の一例は、穀稈の穀稈搬送装置100への移動経路を妨害するように横たわる禁止姿勢と穀稈搬送装置100への当該移動経路を開放する許可姿勢との間を変位する遮断バーである。枕扱きゲート26には、枕扱きゲート26の姿勢を検出するゲートスイッチ27が設けられている。ここでは、ゲートスイッチ27は、枕扱きゲート26の供給禁止姿勢から供給可能姿勢への移行で接点を開くノーマルクローズ式ゲートスイッチとして構成されている。したがって、ゲートスイッチ27が介装されている回路(信号線)に電流が流れていないことを検出することで、供給可能姿勢を判定することができる。したがって、信号線の断線や接続不良においても供給可能姿勢と判定される。
コンバインには、本来、走行のための動力伝達経路や作業(刈取り・脱穀)ための動力伝達経路における動力伝達状態(各種クラッチの入り切り状態や変速位置など)を検出するスイッチやセンサ、エンジン回転数や機体速度を検出するセンサ、各種操作レバーの操作位置を検出するセンサなど、種々の運転状態を検出するセンサ・スイッチ群90が備えられている。センサ・スイッチ群90の中において特に本発明に関するものは、走行状態検出器91と脱穀状態検出器92である。走行状態検出器91は、車速状態、特に車体の停止または走行中を直接的または間接的に検出して、その信号を出力する。脱穀状態検出器92は、脱穀装置4の停止または駆動を直接的または間接的に検出して、その信号を出力する。
走行状態検出器91及び脱穀状態検出器92を含むセンサ・スイッチ群90からの信号やゲートスイッチ27の信号線は入力信号処理部73を介してコンバインの制御系に入力される。特に、ゲートスイッチ27からの信号は、枕扱きゲート26の供給可能姿勢を判定するゲート状態判定部83に用いられる。ゲート状態判定部83の判定結果や、脱穀装置4の駆動状態及び走行装置1の走行状態を示す信号は枕扱きモード設定部82に与えられる。枕扱きモード設定部82は、ゲート状態判定部83による供給可能姿勢の判定結果に応答して枕扱きモードを設定する第1機能と、ゲート状態判定部83の判定結果にかかわらず、コンバインが走行停止していることを示す信号と脱穀装置4が駆動中であることを示す信号とに応答して枕扱きモードを設定する第2機能とを有する。枕扱きモード設定部82によって枕扱きモードが設定されると、エンジン駆動管理部81が、エンジン7の回転制御などを行っているエンジン制御部71に対して、エンジン回転数を枕扱き回転数にするように要求する。枕扱きモードの設定が解除されると、エンジン駆動管理部81は、所定時間(例えば数秒であるが、任意に設定可能にするのが好ましい)の経過後に、枕扱き回転数から刈取り脱穀回転数に上げることをエンジン制御部71に対して要求する。枕扱きエンジン回転数は、アイドリング回転数よりも少し高い回転数であり、かつ通常の刈取り脱穀作業において用いられる刈取り脱穀エンジン回転数よりも低い。
次に、図面を用いて、本発明によるコンバインの具体的な実施形態の1つである自脱型コンバインを説明する。図2に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2の前部に横軸芯X周りで昇降操作自在に刈取部3が連結され、走行機体2の後部に機体横幅方向に並ぶ状態で脱穀装置4と穀粒を貯留する穀粒タンク5とが備えられている。又、走行機体2の前部右側箇所にキャビンにて覆われた搭乗運転部6が備えられ、この搭乗運転部6の下方側に駆動用のエンジン7が備えられている。
図2と図3とに示すように、刈取部3は、倒伏した植立穀稈を引き起こす5つの引起し装置8、引起された植立穀稈の株元を切断するバリカン型の刈刃9、株元が切断された縦姿勢の刈取穀稈を徐々に横倒れ姿勢に姿勢変更しながら、機体後方側に位置する脱穀装置4のフィードチェーン10の始端部に向けて搬送する縦搬送装置11等を備えて構成されている。縦搬送装置11やフィードチェーン10などによって穀稈搬送装置100が構成されている。
刈取部3は、その全体が、前後方向に沿って延びる前後向き筒状フレーム16により支持される構成となっており、この前後向き筒状フレーム16を介して横軸芯X周りで昇降操作自在に走行機体2に支持されている。
図3に示すように、縦搬送装置11は、刈刃9により刈り取られた刈取穀稈を刈幅方向中央に寄せ集める寄せ集め部12、寄せ集めた刈取穀稈の株元を挟持して後方に搬送する株元挟持搬送装置13、刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先係止搬送装置14、株元挟持搬送装置13の終端部から刈取穀稈の株元をフィードチェーン10に向けて案内する供給搬送装置15を備えている。
図2に示すように、脱穀装置4は、刈刃9により刈り取られて後方に搬送されてくる刈取穀稈を内部に受け入れて、穀稈の株元をフィードチェーン10と挟持レール17とによって挟持して搬送しながら穂先側を扱胴18にて脱穀処理する。そして、扱胴18の下方に備えられた選別部19にて脱穀処理物に対する穀粒選別処理を実行して、得られた穀粒を穀粒タンク5にて貯留するように構成されている。又、詳述はしないが、穀粒タンク5にて貯留される穀粒を外部に排出する穀粒排出装置20が備えられている。
走行しながら穀稈を刈り取る通常の刈取作業においては、走行機体2を走行させながら、刈刃9にて植付穀稈の株元を切断して刈り取り、刈り取った穀稈を縦搬送装置11により脱穀装置4に向けて搬送して、脱穀装置4ではフィードチェーン10により挟持搬送しながら脱穀処理を行う。
手刈りした穀稈を脱穀処理する枕扱き作業時には、作業者が手動で枕扱き穀稈供給部FTから穀稈を脱穀装置4に供給する。図2と図3とに示すように、枕扱き穀稈供給部FTは、刈取部3と脱穀装置4との間の領域のうちフィードチェーン10の始端領域に形成されている。以下に、この枕扱きを行うための構造を、図4から図8を用いて説明する。
枕扱き穀稈供給部FTには、図5と図6とに示すように、枕扱き作業時に作業者が手動で供給する穀稈を受け止め案内する幅広の載置面25Aを備えた受止め台25が備えられ、手動で穀稈を供給し易くなるようにしている。
図5に示すように、枕扱き穀稈供給部FTには、手動での穀稈の供給を可能にする供給可能姿勢と手動での穀稈の供給を規制する供給禁止姿勢とに変更可能な枕扱きゲート26と、枕扱きゲート26が供給禁止姿勢であるか供給可能姿勢であるかを検出するゲートスイッチ27とが備えられている。
又、図3と図4及び図6と図7に示すように、枕扱き穀稈供給部FTには、縦搬送装置11から受け渡されて供給搬送装置15により搬送される刈取穀稈を上方から押え案内する第1押え部材28と、縦搬送装置11から受け渡されてフィードチェーン10の搬送始端部により搬送される刈取穀稈を上方から押え案内する第2押え部材29とが備えられている。
図3に示すように、前後向き筒状フレーム16(図2参照)の前端部に連結される刈取部フレーム(図示せず)から丸パイプ状のフレーム体30が後方上方に向けて固定延設され、このフレーム体30の後端部に、供給搬送装置15の搬送用無端回動チェーン15aに対向する挟持用案内杆15bを保持するための保持枠体31が連結固定されている。図4と図5とに示すように、フレーム体30の後端部の上部に傾斜姿勢の取付用板体32が一体的に連結固定され、この取付用板体32に対して保持枠体31がボルト締結により連結されている。
図4に示すように、保持枠体31は、板材を下向きに開口するチャンネル形に成形した上側枠部分31Aと、この上側枠部分31Aよりも幅狭の板材を上向きに開口するチャンネル形に成形した下側枠部分31Bとを連結して略箱状に形成され、上側枠部分31Aの左右両側の縦面部分31A1を貫通する状態で挟持用案内杆15bを支持する前後一対の支持ロッド33が備えられている。保持枠体31の内部には、各支持ロッド33を搬送用無端回動チェーン15aに向けて移動付勢するバネ15cが備えられている。
第1押え部材28及び第2押え部材29は、その前部側端部がフレーム体30の後端部に横軸芯周りで回動自在に支持されている。
すなわち、図4に示すように、フレーム体30の後端部の下端部に一体的に連結固定された水平姿勢の取付用板体34にボルト締結により支持板35が連結固定されている。支持板35には、2つの円筒状の回動ボス部36,37が位置をずらして一体的に連結固定されている。
第1押え部材28及び第2押え部材29は、夫々、丸棒材を略L字形に折り曲げて、横方向に延びる横向き軸部分28a,29aと機体前後方向に延びる前後向き軸部分28b,29bとを備えている。2つの押え部材28,29夫々の横向き軸部分28a,29aを各回動ボス部36,37に回動自在に内嵌して抜け止めする状態で支持され、前後向き軸部分28b,29bが機体前方に向けて片持ち状態に延設されている。
図4と図7とに示すように、第1押え部材28には、横向き軸部分28aの軸端部に揺動アーム38が一体的に連結され、この揺動アーム38の揺動側端部と支持板35に設けられたバネ受け具39とに亘って引っ張り作用するコイルバネ40が張設されている。第1押え部材28は、このコイルバネ40の付勢力により下方側に向けて移動付勢される構成となっている。
尚、第2押え部材29は、後述するように上方側から受止め台25を介して下方付勢される枕扱きゲート26により下方に移動付勢されている。
図6に示すように、第2押え部材29に対する回動ボス部37の前部側に一体的に連結する状態でセンサ受け部41が備えられ、このセンサ受け部41には、搬送される刈取穀稈が詰まりを起したことを検出する詰まり検出センサ42が装着されている。
図4と図7と図8とに示すように、詰まり検出センサ42は、検知部42Aが下向きに突出する状態でセンサ受け部41に支持されている。詰まり検出センサ42の下方側には、取付用板体34に前部側箇所が連結された板バネからなる検出板43が設けられ、詰まり穀稈により検出板43が押し操作されると、詰まり検出センサ42が検知作動する構成となっている。詰まり検出センサ42が検知作動すると、エンジン7が緊急停止する。
図4に示すように、センサ受け部41は左横側方に向けて延長支持部44が形成され、その延長支持部44に2本のボルト45が下方に突出する状態で一体的に連結されている。この延長支持部44には、後述する支持ブラケット46の後部側箇所がボルト締結により連結される。
枕扱きゲート26及びゲートスイッチ27は、縦搬送装置11における供給搬送装置15を支持するフレーム体30に支持されている。具体的には、枕扱きゲート26及びゲートスイッチ27は、フレーム体30に連結固定された支持部材としての支持ブラケット46に支持されている。
図5に示すように、支持ブラケット46は、板材を平面視で略L字形に折り曲げたベース部46Aと、ベース部46Aの後側端部から横向きに固定延設された支持軸部46Bと、板材を側面視で略L字形に折り曲げて形成されてベース部46Aの前後途中部の横側面に一体的に連結されたセンサ支持部46Cとを備えている。又、補強用リブ46D、及び、後述するコイルバネ47が係止されるバネ受け部46Eも備えている。
この支持ブラケット46は、ベース部46Aの前側端部がフレーム体30に一体的に連結固定された縦向き姿勢の取付板49にボルト締結により連結されて支持されている。この支持ブラケット46は、刈刃9により刈り取られて縦搬送装置11により搬送される刈取穀稈の搬送経路の上方近傍箇所に位置する状態で設けられている。又、支持ブラケット46は、上下方向に幅狭で且つ機体前後方向に長尺状に設けられており、搬送経路の上方近傍箇所に位置して穀稈送り方向に沿う形態で設けられている。
図8に示すように、ベース部46Aのセンサ支持部46Cに対応する箇所には、ゲートスイッチ27の回動軸27Aが通過するための開口48が形成されている。そして、又、センサ支持部46Cの下側面がセンサ受け部41に形成された延長支持部44にボルト締結により連結されている。
図5に示すように、枕扱きゲート26は、棒材を略L字状に折り曲げて形成され、機体前後方向に沿って延びる状態で備えられる。機体前部側に位置する基端側には、板材をチャンネル形に屈曲形成した基端側支持部26aが一体的に連結固定され、この基端側支持部26aが支持ブラケット46の支持軸部46Bに回動自在に外嵌支持されている。従って、枕扱きゲート26は、支持軸部46Bの軸芯P周りで回動自在に支持ブラケット46に支持されている。
図3と図6に示すように、枕扱きゲート26は、受止め台25よりも左側すなわち、機体横外側に位置する状態で設けられている。そして、枕扱きゲート26を切り換え操作するための手動操作部としての握り操作部51が、枕扱きゲート26とは別体の棒材にて形成して備えられている。この握り操作部51は、その基端側箇所が基端側支持部26aに一体的に連結固定され、機体横外方側の後斜め方向に向けて片持ち状に延設されている。
一方、枕扱きゲート26は、受止め台25よりも上方に延びて枕扱き作業の邪魔になるように後斜め方向に向けて片持ち状に延設されている。
従って、枕扱きゲート26により手動での穀稈の供給を規制することが可能でありながらも、機体横側外方側から作業者が握り操作部51を操作し易いものとなり、操作性が良好なものとなる。
図5に示すように、基端側支持部26aから左外側方に突出する状態で棒状のバネ受け部52が一体的に形成され、さらに、このバネ受け部52の途中部から機体前方側に向けて突出する棒状の切換作用部53が一体的に形成されている。
基端側支持部26aに一体的に形成されたバネ受け部52と、支持ブラケット46のバネ受け部46Eとに亘って引っ張り作用するコイルバネ54が張設され、枕扱きゲート26はこのコイルバネ54の付勢力により前方下方側に向けて回動付勢されている。又、枕扱きゲート26の基端側支持部26aには、受止め台25側に向けて突出する係止部55が形成されている。そして、枕扱きゲート26が前方下方側へ回動付勢されてこの係止部55が受止め台25の上面に接当して、枕扱きゲート26のそれ以上の下方側に向けての回動が規制される構成となっている。このように、係止部55が受止め台25の上面に接当して回動が規制されている状態が供給禁止姿勢に対応する。
握り操作部51を握り操作してコイルバネ54の付勢力に抗して手動で供給禁止姿勢にある枕扱きゲート26を機体前方側に揺動操作して、所定揺動位置を越えると、すなわち、枕扱きゲート26側のバネ受け部52がデッドポイントを越えると、コイルバネ54は枕扱きゲート26を後方下方側に揺動付勢する状態から前方下方側に揺動付勢する状態に切り換わる。前方下方側に揺動付勢される枕扱きゲート26は、挟持用案内杆15bを支持する一対の支持ロッド33のうちの後部側の支持ロッド33の外方突出部分に接当してそれ以上の前方下方側への回動が規制される。このように、枕扱きゲート26の回動が規制されている状態が供給可能姿勢に対応する。
図6と図7と図8とに示すように、枕扱きゲート26の切換作用部53に対応する箇所には、ゲートスイッチ27の回動軸27Aに固定の検知アーム27Bが備えられている。ゲートスイッチ27は、例えば、枕扱きゲート26が供給禁止姿勢であることを検知するときはオン状態(信号線に電流が流れる)であり、枕扱きゲート26が供給可能姿勢であることを検知するときはオフ状態(信号線に電流が流れない)となるノーマルクローズ式のスイッチである。
そして、枕扱きゲート26を供給禁止姿勢から供給可能姿勢に切り換えるに伴って、切換作用部53が検知アーム27Bに接当してゲートスイッチ27の回動軸27Aが回動してオン状態からオフ状態に切り換わる。ゲートスイッチ27の回動軸27A及び検知アーム27Bは、センサ内部の図示しない付勢機構によりオフ状態に回動付勢されている。
受止め台25は、機体後部側端部が支持ブラケット46の支持軸部46Bに回動自在に支持されている。すなわち、受止め台25は、枕扱きゲート26の揺動軸芯と同一の機体前部側の横向き軸芯周りで揺動自在に支持ブラケット46に支持されている。上記したように、供給禁止姿勢にあるときは、図7,8に示すように、枕扱きゲート26の基端側支持部26aに形成した係止部55が受止め台25の上面に接当しており、枕扱きゲート26がコイルバネ54の付勢力により下方に回動付勢されるので、受止め台25も同様に下方に向けて回動付勢されている。又、受止め台25は、内面側に設けられた当り部56が下方側に位置するフィードチェーン10の搬送始端部に作用する第2押え部材29に接当してそれ以上の下方回動が規制される構成となっている。
上記したように、センサ受け部41から延長支持部44が延設され、その延長支持部44に支持ブラケット46が連結されているので、第1押え部材28及び第2押え部材29は、横向き軸芯周りで揺動自在に支持ブラケット46に支持される構成となっている。
図9に、コンバインに搭載された制御装置70における枕扱き制御に関係する制御機能を説明するための種々の機能ブロックが示されている。制御装置70は、本発明に特に関係する機能部として、エンジン制御部71、機器制御部72、入力信号処理部73、制御ユニット80を備えており、それぞれの機能部は車載LANやその他のデータ伝送ラインによって相互に接続されている。
エンジン制御部71は、にエンジン回転数などのエンジン7の動作を制御する。機器制御部72は、クラッチを含む油圧機器や電動機器に制御信号を与えて所望の動作を行わせる。入力信号処理部73は、この制御装置70の入力インターフェースとしても機能し、各種機器、例えばセンサ・スイッチ群90からの信号を入力し、必要に応じた信号処理を行い、制御装置70の各機能部に転送する。ここでは、特に本発明に関係することから、走行状態検出器91、脱穀状態検出器92、ゲートスイッチ27がセンサ・スイッチ群90とは別に示されている。この実施形態では、走行状態検出器91は車体の停止や走行速度を検出する車速センサであり、脱穀状態検出器92は脱穀クラッチの入り切り状態を検出する脱穀クラッチセンサである。走行状態検出器91として、変速レバーの位置や車軸の回転を検出するセンサなどを用いてもよい。また、脱穀状態検出器92としては、脱穀クラッチ操作レバーの位置を検出するセンサなどを用いてもよい。
制御ユニット80には、主にプログラムの実行によってその機能を実現する機能部として、エンジン駆動管理部81、枕扱きモード設定部82、ゲート状態判定部83が構築されている。ゲート状態判定部83は、ゲートスイッチ27からの信号に基づいて枕扱きゲート26の供給可能姿勢を判定する。枕扱きモード設定部82は、ゲート状態判定部83が枕扱きゲート26の供給可能姿勢を判定すると、それをトリガーとして枕扱きモードを設定する。また、走行状態検出器91からの信号がコンバインの走行停止を示す信号であり、かつ脱穀状態検出器92からの信号が脱穀装置4の駆動を示す信号であれば、この2つの信号の入力をトリガーとして枕扱きモードを設定する。エンジン駆動管理部81は、枕扱きモード設定部82が枕扱きモードを設定している限り、エンジン回転数が刈取り脱穀回転数より低い枕扱き回転数になるようにエンジン制御部71に要求する。
次に、図10のフローチャートを参照しながら、枕扱きモード設定における制御の流れの一例を説明する。
まず、車体が走行しているかあるいは停車しているかがチェックされる(#01)。車体が停車していれば、さらに脱穀装置4が駆動しているかあるいは停止しているかがチェックされる(#02)。脱穀装置4が駆動していれば、つまり、車体が停車中でかつ脱穀装置4が駆動中であれば、枕扱きモードとみなされ、枕扱きモードの新規設定あるいは枕扱きモードの設定維持が行われる(#03)。また、ステップ#01のチェックで車体が走行中している場合、及びステップ#02のチェックで脱穀装置4が停止中であれば、ゲートスイッチ27の状態がチェックされる(#04)。このゲートスイッチ27はオープンクローズ式に構成されているので、ゲートスイッチ27が通電状態であれば、枕扱きゲート26が供給禁止姿勢であるとみなされ、ゲートスイッチ27が非通電状態であれば、枕扱きゲート26が供給可能姿勢であるとみなされる。枕扱きゲート26が供給可能姿勢であるとみなされると(#04No分岐)、枕扱きモードとみなされ、枕扱きモードの新規設定あるいは枕扱きモードの設定維持が行われる(#03)。枕扱きゲート26が供給禁止姿勢であるとみなされると(#04Yes分岐)、非枕扱きモードとみなされ、枕扱きモードの解消あるいは非枕扱きモード(刈取り脱穀モード)の設定維持が行われる(#05)。
枕扱きモードとみなされると、つまりステップ#03を通過すれば、さらに、現状のエンジン回転数が枕扱き回転数より大きいかどうかがチェックされる(#10)。現状のエンジン回転数が枕扱き回転数より大きければ、つまり現状が高回転であれば、エンジン回転数を枕扱き回転数まで下げることをエンジン制御部71に要求して、エンジン回転数を枕扱き回転数に移行させる(#12)。ステップ#10のチェックで、現状のエンジン回転数が枕扱き回転数より大きくなければ、現状の回転数、つまり枕扱き回転数を維持する。
非枕扱きモードとみなされると、つまりステップ#05を通過すれば、さらに、現状のエンジン回転数が枕扱き回転数以下(ほぼ等しいを含む)であるかどうかチェックされる(#20)。現状のエンジン回転数が枕扱き回転数以下であれば、つまり現状のエンジン回転が低回転であれば、一定の遅延時間だけ待って(#22)、エンジン回転数を刈取り脱穀回転数まで上げることをエンジン制御部71要求して、エンジン回転数を刈取り脱穀回転数に移行させる(#23)。ステップ#20のチェックで、現状のエンジン回転数が枕扱き回転数以下でなければ、現状のエンジン回転数、つまり枕扱き回転数以下を維持する。
なお、上述した制御では、枕扱きモードの設定が行われると、エンジン回転数が枕扱き回転数となり、枕扱き作業が行われる。枕扱き作業が終了すると、作業者は枕扱きゲート26を供給禁止姿勢に戻し、搭乗運転部6に戻る。枕扱きゲート26が供給禁止姿勢に戻されると、ゲートスイッチ27が通電し、枕扱きモードから非枕扱きモードに移行する。これにより、エンジン回転数が通常の高回転となった状態で、作業者は刈取り作業走行を再開することができる。ところが、作業者が枕扱きゲート26を供給禁止姿勢に戻すことを忘れた場合、ゲートスイッチ27が通電した状態のままであるので、エンジン回転数も枕扱き回転数が維持される。枕扱き回転数は通常の作業時のエンジン回転数に比べて低いので、このエンジン回転数で作業走行を行った場合、作業能率や脱穀精度に問題が生じうる。
この問題を回避するため、作業者が枕扱きゲート26を供給禁止姿勢に戻すことを忘れた場合であって、再び作業走行を行うと判定された場合には、作業者に対して枕扱きゲート26の戻し忘れを警告する報知を行う。つまり、コンバインには、刈取部3に穀稈が存在していることを検出する株元センサや刈取部3が回転駆動していることを検出する刈取り回転センサがセンサ・スイッチ群90(図9参照)として備えられている。この株元センサや刈取り回転センサの検出信号は入力信号処理部73を介して制御装置70に入力される。制御装置70は、株元センサによる穀稈存在の検出または刈取り回転センサによる刈取部3の駆動状態の検出あるいはそれら両者の検出を通じて、コンバインが作業走行状態に入っていることを判定する。作業走行状態と判定されているにもかかわらず、ゲートスイッチ27が通電した状態のままであれば、制御装置70は、機器制御部72を通じて、ブザー、ランプ、ディスプレイなどの報知デバイスのうちのいずれかまたはこれらの組み合わせを用いて、作業者に対して、枕扱きゲート26の戻し忘れを警告する。
〔別実施形態〕
(1)図1や図9で示された機能部の区分けは一例であり、それぞれの機能部の統合や、各機能部の分割は任意である。本発明の制御機能が実現するものであればどのような機能部構成でもよいし、またそれらの機能は、ハードウエアまたはソフトウエアあるいはその両方で実現させてもよい。
(2)枕扱きゲート26は、上述した実施形態のような揺動式以外に、横スライド式や縦スライド式など種々の形態で実現可能である。
(3)上述した実施形態では、ゲートスイッチ27が回動式の検知アーム27Bの位置変位に基づいてスイッチが入り切りするものを示したが、このような構成に代えて、ポテンショメータの検出値のレベル判別により供給禁止姿勢であるか供給可能姿勢であるかを検出する構成等、種々の構成を用いることができる。
本発明は、枕扱き作業が可能なコンバインに適用できる。
3 :刈取部
4 :脱穀装置
7 :エンジン
26 :枕扱きゲート
27 :ゲートスイッチ
70 :制御装置
71 :エンジン制御部
72 :機器制御部
73 :入力信号処理部
80 :制御ユニット
81 :エンジン駆動管理部
82 :枕扱きモード設定部
83 :ゲート状態判定部
90 :スイッチ群
91 :走行状態検出器
92 :脱穀状態検出器
100 :穀稈搬送装置
FT :枕扱き穀稈供給部

Claims (4)

  1. エンジンと、前記エンジンの回転動力によって駆動される刈取部及び脱穀装置とを備えたコンバインであって、
    前記エンジンの回転動力によって駆動され、前記刈取部で刈り取った穀稈を前記脱穀装置に搬送する穀稈搬送装置と、
    前記脱穀装置の非駆動状態又は駆動状態を示す信号を出力する脱穀状態検出器と、
    前記コンバインの走行状態を示す信号を出力する走行状態検出器と、
    枕扱き作業の際に手動で穀稈を前記穀稈搬送装置に供給するための枕扱き穀稈供給部と、
    前記枕扱き穀稈供給部に配置されるとともに、手動での穀稈の供給を可能にする供給可能姿勢と手動での穀稈の供給を禁止にする供給禁止姿勢との間で姿勢変更可能な枕扱きゲートと、
    前記枕扱きゲートの状態を検出するゲートスイッチと、
    前記ゲートスイッチからの信号に基づいて前記供給可能姿勢を判定するゲート状態判定部と、
    前記ゲート状態判定部による前記供給可能姿勢の判定結果に応答して枕扱きモードを設定する第1機能と、前記ゲート状態判定部の判定結果にかかわらず、前記コンバインの走行停止を示す信号と前記脱穀装置の駆動を示す信号とに応答して前記枕扱きモードを設定する第2機能とを有する枕扱きモード設定部と、
    前記枕扱きモード設定部によって前記枕扱きモードが設定されると、前記エンジンの回転数を刈取り脱穀回転数より低い枕扱き回転数にするエンジン駆動管理部と、
    作業走行状態であることを判定する作業走行状態判定部と、
    を備え
    前記ゲート状態判定部による前記供給可能姿勢の判定、かつ前記作業走行状態判定部による前記作業走行状態の判定に応答して、前記枕扱きゲートの戻し忘れが警告されるコンバイン。
  2. 前記作業走行状態判定部は、株元センサによる穀稈存在の検出または刈取り回転センサによる刈取部の駆動状態の検出あるいはそれら両者の検出を通じて、前記作業走行状態を判定する請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記ゲートスイッチは、前記枕扱きゲートの前記供給禁止姿勢から前記供給可能姿勢への移行で接点を開くノーマルクローズ式ゲートスイッチであり、前記ゲート状態判定部は前記ゲートスイッチの回路に電流が流れていないことで前記供給可能姿勢を判定する請求項1または2に記載のコンバイン。
  4. 前記枕扱きモードの設定が解除された後における前記エンジンの前記枕扱き回転数から前記刈取り脱穀回転数への変更は、前もって設定された遅延時間の経過後に実行される請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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