JP6342095B1 - 健康管理システム、健康管理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

健康管理システム、健康管理方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】システム利用率を向上させ、健康促進のための行動継続のモチベーションを維持しやすい健康管理システムを提供すること。【解決手段】健康管理システムは、管理サーバ2と複数の端末とを含む。管理サーバ2は、ホストユーザの識別情報と、ホストユーザが選択したゲストユーザの識別情報とを、互いに関連付けて記憶する会員情報記憶部201と、ホストユーザの識別情報に対応付けてホストユーザの健診データを含む健康関連情報を記憶する健康関連情報記憶部202と、閲覧要求に応じて、ホストユーザの健康関連情報を閲覧要求元の端末に送信する情報開示手段25とを備える。ホスト端末は、閲覧要求を管理サーバ2に発すると共に、管理サーバ2から受信した健康関連情報を出力する閲覧手段を有する。ゲスト端末は、ゲストユーザに関連付けられたホストユーザの健康関連情報の少なくとも一部についての閲覧手段を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの健康促進のための健康管理システム、健康管理方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来より、個人の健康促進を図るために、情報通信技術を活用したシステムが提案されてきている。例えば、特許文献1に記載のシステムは、対象ユーザが行動パターン(食事回数等)を健康管理サーバに送信し、健康管理サーバが前記行動パターンを考慮した健康的アドバイスを生成し対象ユーザのスマートフォン等の端末に送信するというシステムである。このシステムによれば、送信するアドバイス等によって、対象ユーザに運動行動のモチベーションを高まらせることができるとされている。
国際公開第2017/022013号
特許文献1に記載のシステムは、アドバイス等を、ユーザ側としては対象ユーザ個人のみが閲覧し、その対象ユーザ個人の判断でそのシステムを利用するように構成されている。そのため、そのシステムを利用するか否か自体が対象ユーザ個人の趣味や関心に左右され、必ずしも利用率の高いものとならず、本来の健康促進効果を十分に発揮し得ないものといえる。健康促進のシステムを利用して健康促進を図るには、そのユーザがそのシステムを利用する率を高め、かつ、システムからの情報を用いて健康促進のための行動を継続するモチベーションを維持することが必要である。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、システム利用率を向上させ、健康促進のための行動継続のモチベーションを維持しやすい健康管理システムを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、管理サーバと、前記管理サーバにネットワークを介して接続される複数の端末とを含む健康管理システムであって、
前記管理サーバは、
ホストユーザの識別情報と、前記ホストユーザが選択したゲストユーザの識別情報とを、互いに関連付けて記憶する会員情報記憶部と、
前記ホストユーザの識別情報に対応付けて前記ホストユーザの健診データを含む健康関連情報を記憶する健康関連情報記憶部と、
前記ホストユーザが保有するホスト端末又は前記ゲストユーザが保有するゲスト端末から送信される、前記健康関連情報についての閲覧要求に応じて、前記ホストユーザの前記健康関連情報を閲覧要求元の前記端末に送信する情報開示手段と、を有し、
前記ホスト端末は、
前記ホストユーザの前記健康関連情報についての前記閲覧要求を前記管理サーバに発すると共に、前記管理サーバから受信した前記健康関連情報を出力する閲覧手段を有し、
前記ゲスト端末は、
前記ゲストユーザに関連付けられた前記ホストユーザの前記健康関連情報の少なくとも健診データについての閲覧手段を有し、
前記ホスト端末及び前記ゲスト端末のそれぞれは、メッセージアプリケーションを備え、
前記管理サーバは、
前記メッセージアプリケーション上において前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザと共にチャットグループを構成し、そのチャットグループを構成員としたチャットルームにおいて前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザが発するユーザメッセージを収集すると共に、前記チャットルームにボットメッセージを発することが可能な会話ボットと、
前記ユーザメッセージを含むマテリアル情報を用いて、前記会話ボットが発すべきボットメッセージを決定するメッセージ制御部と、を有し、
前記ホスト端末は、前記ホストユーザのライフログデータを前記管理サーバに送信するログ送信手段を有し、
前記管理サーバは、前記ライフログデータを前記健康関連情報の一部として前記健康関連情報記憶部に記憶させるライフログ記録手段を有し、
前記メッセージ制御部は、前記ライフログデータをさらに前記マテリアル情報に含めて用いる、健康管理システムにある。
本態様の健康管理システムは、前述したように、管理サーバと、これにネットワークを介して接続されるホスト端末及びゲスト端末を含む健康管理システムである。そして、管理サーバの前記健康関連情報記憶部に保存されたホストユーザの健康関連情報は、ホストユーザが使用するホスト端末からの閲覧要求だけでなく、ゲストユーザが使用するゲスト端末からの閲覧要求にも対応し、ホスト端末とゲスト端末の両方においてホストユーザの健康関連情報を閲覧することができる。
また、ゲスト端末を使用するゲストユーザは、ホストユーザが選択した者であり、健康関連情報を共有することを前提とするために、当然、ホストユーザと近しい間柄の人になり得る。すなわち、ホストユーザの健康状態に比較的関心の高いゲストユーザが、ホストユーザの健康関連情報を適宜把握することができる。そのため、ホストユーザの意思だけではなく、ゲストユーザによる後押しも相俟って、前記健康管理システムの利用継続性を向上させ、ひいては、ホストユーザによる健康促進のための行動を続けるモチベーション維持率を向上させることが期待できる。
特に、ホストユーザとゲストユーザとで共有するホストユーザの健康関連情報には、健診データが含まれている。つまり、本健康管理システムは、健診データを一般のユーザ間(すなわちホストユーザ及びホストユーザが選んだゲストユーザの間)で共有できるように構成している。それゆえ、ゲストユーザは、ホストユーザのより詳細な健康状態を本システムを通じて容易に把握することができる。これにより、ゲストユーザが、ホストユーザの健診データを基にした的確なアドバイスをホストユーザに行い、ホストユーザの健康促進を的確に後押しすることが期待される。さらに、その後押しを受けたホストユーザについては、健康促進のための行動継続のモチベーションの維持が期待される。
以上のごとく、本態様においては、システム利用率を向上させ、健康促進のための行動継続のモチベーションを維持しやすい健康管理システムを提供することができる。
実施例1における、健康管理システムの全体構成図。 実施例1における、管理サーバの構成を示すブロック図。 実施例1における、ホスト端末の構成を示すブロック図。 実施例1における、ゲスト端末の構成を示すブロック図。 実施例1における、健康関連情報記憶部に入力されるデータを示す概念図。 実施例1における、ホストユーザの健診データが表示された端末の表示画面の概念図。 実施例1における、目標設定時の端末の表示画面の概念図。 実施例1における、目標達成の進捗情報が表示された端末の表示画面の概念図。 実施例1における、アクティビティ入力時の端末の表示画面の概念図。 実施例1における、マテリティ情報として記憶されるユーザメッセージの一例が表示されたホスト端末の表示画面の概念図。 図10のメッセージ内容をデータ化したものの一例を示す概念図。 実施例1における、健康促進行動及びその脱落可能性を示す表。 実施例1における、第1会員登録手段によるゲスト追加の際の、管理サーバの動作の一例を示すフローチャート。 実施例1における、第2会員登録手段によりゲストユーザの識別情報が管理サーバの会員情報記憶部に記憶されるときの動作の一例を示すシーケンス図。 実施例1における、ホスト端末又はゲスト端末によって健康関連情報の閲覧する際の、管理サーバの動作の一例を示すフローチャート。 実施例1における、会話ボットが発すべきボットメッセージを決定する際の、管理サーバの動作を示すフローチャート。 実施例1における、メッセージ制御部がマテリアル情報を分析し、スコアリングした上で、ボットメッセージを決定する様子を示す概念図。 実施例1における、会話ボットから健康促進行動を促すメッセージを受けたときのホスト端末の表示画面の概念図。 実施例2における、健康管理システムの全体構成図。 実施例2における、組織端末の構成を示すブロック図。 実施例2における、管理サーバの構成を示すブロック図。 実施例2における、ホスト端末の構成を示すブロック図。 実施例2における、ゲスト端末の構成を示すブロック図。 実施例2における、健康関連情報記憶部に入力されるデータを示す概念図。 実施例2における、組織側閲覧手段によってホストユーザの健康関連情報が閲覧される際の、管理サーバの動作の一例を示すフローチャート。 実施例2における、メッセージ制御部が健康促進情報を基にボットメッセージを決定するときの動作を示すシーケンス図。 実施例2における、組織端末から送られてきたコンテンツに基づくボットメッセージを受けたときのホスト端末の表示画面の概念図。 実施例2における、健康促進情報をホスト端末又はゲスト端末のお知らせ表示手段で表示するときの動作を示すシーケンス図。
前記健康管理システムにおいては、
前記ホスト端末及び前記ゲスト端末のそれぞれは、メッセージアプリケーションを備え、
前記管理サーバは、
前記メッセージアプリケーション上において前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザと共にチャットグループを構成し、そのチャットグループを構成員としたチャットルームにおいて前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザが発するユーザメッセージを収集すると共に、前記チャットルームにボットメッセージを発することが可能な会話ボットと、
前記ユーザメッセージを含むマテリアル情報を用いて、前記会話ボットが発すべきボットメッセージを決定するメッセージ制御部と、を有する。これにより、ホストユーザとゲストユーザとのコミュニケーションが、会話ボットによって促される。それゆえ、一層ホストユーザとゲストユーザとのコミュニケーションの促進を図りやすく、健康促進に対するホストユーザのモチベーションの維持が一層期待できる。また、メッセージ制御部は、ユーザメッセージを含むマテリアル情報を用いてボットメッセージを決定する。それゆえ、ユーザメッセージを踏まえたタイムリーなボットメッセージを作成することができる。これによっても、システム利用のモチベーションの向上が期待できる。
さらに、前記ホスト端末は、前記ホストユーザのライフログデータを前記管理サーバに送信するログ送信手段を有し、
前記管理サーバは、前記ライフログデータを前記健康関連情報の一部として前記健康関連情報記憶部に記憶させるライフログ記録手段を有し、
前記メッセージ制御部は、前記ライフログデータをさらに前記マテリアル情報に含めて用いる。ライフログデータとは、歩数、体重、食事データ、アクティビティ、運動、健診受診日等の人間の生活を、テキスト、映像、音声、位置情報等のデジタルデータとして記録したものである。
これにより、種々のライフログデータを考慮した、一層ホストユーザの健康促進に役立つメッセージを会話ボットに発言させることができる。これによって、チャットルームでのホストユーザとゲストユーザとのコミュニケーションを一層促しやすくなるとともに、より状況にあったボットメッセージを送ることができる。これによっても、システム利用のモチベーション向上が期待できる。
また、健康関連情報には、前記ホストユーザの健康促進に関する目標達成の進捗情報が含まれていることが好ましい。健康促進に関する目標としては、例えば、所定期間における体重測定の目標回数、日々の目標歩数、健診予約の目標日時、所定期間における飲み会の目標最低回数、所定期間における低カロリーの食事をする回数等、健康促進に役立つあらゆる目的が考えられる。
これにより、ホストユーザとゲストユーザとの間で、前記進捗情報が共有される。それゆえ、1人で目標を掲げ、目標を達成しようとする場合よりも、ホストユーザの目標、及び目標達成の進捗状況をゲストユーザと共有することにより、ゲストユーザによる後押しも相俟って、目標を達成するモチベーションが継続される。それゆえ、ホストユーザの健康促進を一層図りやすい。
また、前記管理サーバは、前記マテリアル情報を用いて、前記ホストユーザが健康促進行動を継続しない可能性である脱落可能性を算出する脱落可能性算出手段を有し、
前記メッセージ制御部は、前記脱落可能性をさらに前記マテリアル情報に含めて用いることが好ましい。これにより、例えばある健康促進行動につきホストユーザがその行動を継続しなさそうであるとメッセージ制御部が判断したときは、その健康促進行動の維持を促すようなボットメッセージを作成できる。これによっても、ホストユーザの健康促進を一層図りやすい。
また、ホスト端末は、前記ホストユーザが選択した前記ゲストユーザの追加要求を前記管理サーバに発するゲスト追加手段を有し、
前記管理サーバは、前記ホスト端末からの前記追加要求に応じて、前記ゲストユーザの識別情報を前記ホストユーザの識別情報と関連付けて前記会員情報記憶部に記憶させる第1会員登録手段を有することが好ましい。これにより、ホストユーザは、自身のホスト端末3から容易にゲストユーザをゲスト追加することができる。
また、前記管理サーバは、前記メッセージアプリケーション上に形成した前記チャットルームにおいて、前記ゲストユーザが所定のアクションを起こすことに応じて、前記ゲストユーザの識別情報を前記ホストユーザの識別情報と関連付けて前記会員情報記憶部に記憶させる第2会員登録手段を有することが好ましい。所定のアクションは、例えばそのチャットルームでゲストユーザが発言することでもよいし、そのチャットルーム内でゲストユーザが、自身の識別情報を会員情報記憶部に記憶させることに関する承諾をすることでもよい。
これにより、ホストユーザは、メッセージアプリケーションを用いて容易にゲストユーザをゲスト追加することができる。
また、前記ホストユーザが所属する企業、又は医療機関が保有する組織端末をさらに含み、
前記組織端末は、前記ホストユーザの前記健康関連情報を出力する組織側閲覧手段を有することが好ましい。組織端末は、例えば企業の人事部が保有する端末や、医療機関の医師や専門家が保有する端末等が考えられる。
これにより、企業又は医療機関の組織が介入し、ホストユーザの健康状態を監視することができる。これにより、本システムは、ホストユーザに対し、組織が健康的アドバイスを行う等の健康促進行為を行うための手助けとなる。
また、前記組織端末は、前記ホストユーザの健康促進に供する健康促進情報を前記管理サーバに送信する組織側情報送信手段を有し、
前記メッセージ制御部は、前記組織側情報送信手段から送信された前記健康促進情報をさらに前記マテリアル情報に含めて用いることが好ましい。前記健康促進情報とは、低価格で健康診断を受信できる病院の情報や、低カロリーレシピの情報等、ホストユーザの健康促進に役立つあらゆる情報を含む。
これにより、ホストユーザが所属する企業又は医療機関は、会話ボットを通じてホストユーザに健康的アドバイスを行うことができる。このように、ホストユーザは、企業或いは医療機関が有する専門的な情報を得ることができ、これによってもシステム利用継続性の向上、健康促進を図ることができる。
また、前記ホスト端末及び前記ゲスト端末は、それぞれが有するインターフェイスアプリケーションにおいて、前記管理サーバとの通信を行うよう構成されていることが好ましい。インターフェイスアプリケーションとは、ホスト端末及びゲスト端末にダウンロード、インストールされ、管理サーバへ閲覧要求等を送信したり管理サーバからホストユーザの健康管理情報を受信したりする等の諸機能をホスト端末及びゲスト端末に備えるためのアプリケーションである。
これにより、ホスト端末及びゲスト端末は、外部からインターフェイスアプリケーションをダウンロード、インストールすることにより、閲覧手段等の本例のホスト端末又はゲスト端末が備える各種機能を得ることができる。それゆえ、システム管理者は、ホスト端末及びゲスト端末に、本例の各種機能を提供しやすい。
また、本発明の他の態様としては、管理サーバと、前記管理サーバにネットワークを介して接続される複数の端末とを用いて、ホストユーザの健康管理を行う健康管理方法であって、
前記管理サーバが、前記ホストユーザの識別情報と、前記ホストユーザが選択したゲストユーザの識別情報とを、互いに関連付けて記憶する会員情報記憶ステップと、
前記管理サーバが、前記ホストユーザの識別情報に対応付けて前記ホストユーザの健診データを含む健康関連情報を記憶する健康関連情報記憶ステップと、
前記ホストユーザが保有するホスト端末又は前記ゲストユーザが保有するゲスト端末が、前記ホストユーザの前記健康関連情報の少なくとも一部についての閲覧要求を前記管理サーバに発する閲覧要求ステップと、
前記管理サーバが、前記閲覧要求に応じて、前記閲覧要求された前記健康関連情報を前記閲覧要求元の前記端末に送信する情報開示ステップと、
前記情報開示ステップにおいて前記管理サーバから送信された前記健康関連情報を受信した前記端末が、その前記健康関連情報を出力する閲覧ステップと、を有する健康管理方法がある。
前記健康管理方法においては、前記ホストユーザが所属する企業、又は医療機関が保有する組織端末が、前記ホストユーザの前記健康関連情報を出力する組織側閲覧ステップをさらに有することもできる。
さらに、本発明の他の態様としては、前記各健康管理方法において、管理サーバが実行する各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、前記ホスト端末又は前記ゲスト端末が実行する各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、前記組織端末が実行する各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムがある。
また、本発明のさらに他の態様としては、前記各プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体がある。
これら健康管理方法、プログラム、記録媒体によっても、前記態様の健康管理システムと同様の効果が得られる。
(実施例1)
<全体構成>
図1に示すごとく、本例の健康管理システム1は、管理サーバ2と、管理サーバ2にネットワーク100を介して接続されるホスト端末3、ゲスト端末4、及びメッセージサーバ5を含むシステムである。
管理サーバ2は、本例の健康管理システム1のシステム管理者が管理するサーバである。図2に示すごとく、管理サーバ2は、記憶部20、第1会員登録手段21、第2会員登録手段22、要求受信部23、検索部24、情報開示手段25、会話ボット26、メッセージ制御部27、及びライフログ記録手段28を有する。
記憶部20は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク等の記憶媒体とすることができる。記憶部20は、会員情報記憶部201と健康関連情報記憶部202とを含む。会員情報記憶部201には、ホストユーザの識別情報及びゲストユーザの識別情報が記憶される。図5に示すごとく、健康関連情報記憶部202には、ホストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ユーザメッセージ63、脱落可能性65、ライフログデータ64が、ホストユーザの識別情報と対応付けて記憶されているとともに、ゲストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ユーザメッセージ63、脱落可能性65、ライフログデータ64が、ゲストユーザの識別情報と対応付けて記憶されている。なお、健康関連情報記憶部202に記憶された情報のうち、少なくともホストユーザの健診データ61については、ホスト端末3、ゲスト端末4の双方が見られるよう構成されている。本例においては、健康関連情報記憶部202に記憶された情報のうち、ホストユーザ及びゲストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ライフログデータ64が、ホスト端末3及びゲスト端末4で見られるよう構成されている。
健診データ61は、例えば、年別の、身長、体重、BMI、体脂肪率、胸囲等を含むデータ群である。健診データ61は、ホスト端末3及びゲスト端末4に、図6の画面表示例に示すように表示されるようになっている。なお、図6において、「だいすけ」とは、ホストユーザが後述のインターフェイスアプリケーション31で設定した自身の名称(ユーザネーム)である。
また、目標の進捗情報62は、健康促進に関する目標達成の進捗情報である。健康促進に関する目標としては、例えば、所定期間における体重測定の目標回数、日々の目標歩数、健診予約の目標日時、所定期間における飲み会の目標最低回数、所定期間における低カロリーの食事をする回数等がある。この各種目標は、図7に示すごとく、ホスト端末3又はゲスト端末4の後述のインターフェイスアプリケーション31、41において予め設定される。図7には「所定期間における体重測定の目標回数」の設定画面の概念図を示している。そして、目標の進捗情報62は、図8の画面表示例に示すように、ホスト端末3及びゲスト端末4に表示される。図5に示したユーザメッセージ63、脱落可能性65、ライフログデータ64については後述する。
第1会員登録手段21、第2会員登録手段22、要求受信部23、検索部24、情報開示手段25、ライフログ記録手段28、会話ボット26、メッセージ制御部27は、プロセッサ及び情報を一時的に記憶するRAM等のメモリを備えた制御領域により実現される。すなわち、これらは、管理サーバ2のCPUが、ハードディスク等の記憶媒体に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーションシステム、制御プログラム等を実行することで実現される。
図2に示すごとく、第1会員登録手段21は、管理サーバ2が備える通信インターフェイスを介してホスト端末3から後述のゲスト追加要求を受信する。そして、第1会員登録手段21は、ホスト端末3からのゲスト追加要求に応じて、ゲストユーザの識別情報をホストユーザの識別情報と関連付けて会員情報記憶部201に記憶させる。
第2会員登録手段22は、管理サーバ2が備える通信インターフェイス及び外部のメッセージサーバ5を介して、ゲスト端末4からのゲスト追加要求を受信する。第2会員登録手段22は、ホストユーザ、ゲストユーザ、及び会話ボット26が参加するチャットルームにおいて、ゲストユーザが所定のアクションを起こすことに応じて、ゲストユーザの識別情報をホストユーザの識別情報と関連付けて会員情報記憶部201に記憶させる。なお、所定のアクションは、例えばそのチャットルームでゲストユーザが発言することでもよいし、そのチャットルーム内でゲストユーザが、自身の識別情報を会員情報記憶部201に記憶させることに関する承諾をすることでもよい。
要求受信部23は、管理サーバ2が備える通信インターフェイスを介してホスト端末3又はゲスト端末4から送信されるホストユーザ又はゲストユーザの健康関連情報に対する閲覧要求を受信する。また、要求受信部23は、受信した閲覧要求を検索部24に送信する。
検索部24は、要求受信部23から受信した閲覧要求に応じ、健康関連情報を記憶部20から検索する。例えば、検索部24がホストユーザの健診データ61の閲覧要求を受信した場合は、検索部24は、ホストユーザの識別情報を基にホストユーザの識別情報に対応付けて記憶されたホストユーザの健診データ61を検索する。そして、検索部24は、検索した健康関連情報を情報開示手段25に送信する。
情報開示手段25は、管理サーバ2の通信インターフェイスを介して、検索部24から受信した健康関連情報を閲覧要求元の端末に送信する。
ライフログ記録手段28は、管理サーバ2の通信インターフェイスを介してホスト端末3又はゲスト端末4から送信されるライフログデータ64を受信する。そして、ライフログ記録手段28は、ホスト端末3又はゲスト端末4から送信されるライフログデータ64を健康関連情報の一部として健康関連情報記憶部202に記憶させる。ライフログ記録手段28は、受信した各種ライフログデータ64を、そのライフログデータ64の送信者の識別情報と対応付けて健康関連情報記憶部202に記憶させる。ライフログデータ64は、図5に示すごとく、ホストユーザ及びゲストユーザによって管理サーバ2に入力された、歩数641、体重642、食事データ643、アクティビティ644、運動645、健診受診日646等を含むデータ群である。
食事データ643は、ユーザの食事内容を含むデータであり、テキストデータであってもよいし、画像データ等であってもよい。アクティビティ644は、例えば図9に示した端末のアクティビティ設定画面に表れているように、その行動日(図9の「いつ」の欄)、その行動場所(図9の「どこで」の欄)、その行動内容(図9の「何を」の欄)、その行動を共に行った人物(図9の「誰と」の欄)が入力され、これらが健康関連情報記憶部202に記憶される。運動645も同様、例えば、運動日、運動場所、運動内容、その運動を共に行った人物、等に項目分けしたデータとして健康関連情報記憶部202に記憶される。健診受診日646は、健診を受診した年月日が健康関連情報記憶部202に記憶される。
図2〜図4に示すごとく、会話ボット26は、管理サーバ2の通信インターフェイス及びメッセージサーバ5を介してホスト端末3及びゲスト端末4のメッセージアプリケーション32、42との間で通信を行う。会話ボット26は、メッセージアプリケーション32、42上において、ホストユーザとゲストユーザと共にチャットグループを構成することができる。そして、会話ボット26は、そのチャットグループを構成員としたチャットルームにおいてホストユーザ及びゲストユーザが発するユーザメッセージ63を収集するよう構成されている。また、会話ボット26は、そのチャットルームにボットメッセージを発することができるよう構成されている。会話ボット26は、少なくともホストユーザの健康促進に供する情報を発するよう構成されている。本例においては、会話ボット26は、ゲストユーザの健康促進に供する情報も発するよう構成されている。
会話ボット26は、収集したユーザメッセージ63を、メッセージを発したユーザの識別情報と関連付けて、健康関連情報の一部として健康関連情報記憶部202に記憶させる。図10に、チャットルームでの会話の一例を示した。ここで、メッセージアプリケーション32におけるホストユーザの名称を「だいすけ」とし、ゲストユーザの名称を「ようこ」としている。この場合、健康関連情報記憶部202には、例えば図11に示すように、日毎に、チャットルームにおける各ユーザ及び会話ボット26の発言が、日別、発言者別に記憶される。図2に示すごとく、会話ボット26が発言すべき内容は、メッセージ制御部27によって決定される。
メッセージ制御部27は、記憶部20から、ユーザメッセージ63、各ユーザのライフログデータ64等のマテリアル情報を受信する。本例においては、各ユーザの健診データ61、各ユーザの目標達成の進捗情報62についても、マテリアル情報に含める。そして、メッセージ制御部27は、受信したマテリアル情報を用いて、会話ボット26が発すべきボットメッセージを決定する。ここで、メッセージ制御部27は、ボットメッセージを決定する際に用いられる脱落可能性算出手段271を含む。
脱落可能性算出手段271は、目標達成の進捗情報62、ユーザメッセージ63、ライフログデータ64、及び健診データ61を含むマテリアル情報を用いて健康促進行動に関する脱落可能性65を算出する。例えばホストユーザの脱落可能性65を算出する際は、ホストユーザの目標達成の進捗情報62、ユーザメッセージ63、ホストユーザのライフログデータ64、及びホストユーザの健診データ61を用いる。ここで、健康促進行動としては、例えば図12に示したように、健診予約、健診受診、歩数達成、体重測定、低カロリーメニュー、アプリアクティブ等がある。
健診予約は、健診を予約することである。健診受診は、予約した健診を受診することである。歩数達成は、前述の目標歩数を達成することである。体重測定は、体重を量ることである。低カロリーメニューは、低カロリーメニューを摂取することである。アプリアクティブは、インターフェイスアプリケーション31、41の使用頻度である。そして、脱落可能性65とは、ホストユーザ又はゲストユーザが各種健康促進行動を継続しない可能性である。
メッセージ制御部27の脱落可能性算出手段271は、それぞれの健康促進行動に関して、マテリアル情報を後述するような所定の手法でスコアリングし、その健康促進行動を継続しない確率を脱落可能性65として算出する。そして、メッセージ制御部27は、脱落可能性算出手段271で算出した脱落可能性65を健康関連情報記憶部202に記憶させる。
メッセージ制御部27は、脱落可能性算出手段271で算出した脱落可能性65をさらにマテリアル情報に含めて用いる。すなわち、メッセージ制御部27は、ユーザメッセージ63、ライフログデータ64、健診データ61、目標達成の進捗情報62及び脱落可能性65をマテリアル情報として加味し、各ユーザ、又はチャットグループ全体に向けて、健康促進に供する情報を生成する。詳細は後述する。
図1に示すごとく、ホスト端末3は、ホストユーザが保有する端末であり、本例においてはスマートフォンである。ホストユーザは、本健康管理システム1による健康管理の対象者である。また、ホストユーザは、本健康管理システム1のシステム管理者によって予め識別情報が付与された者である。
図3に示すごとく、ホスト端末3は、インターフェイスアプリケーション31をインストールしてなる。インターフェイスアプリケーション31は、管理サーバ2へ、ゲスト追加要求、閲覧要求、ライフログ等を送信したり、管理サーバ2からホストユーザ及びゲストユーザの健康関連情報を受信したりするためのアプリケーションである。ホスト端末3は、インターフェイスアプリケーション31において、管理サーバ2との通信を行うよう構成されている。ホスト端末3は、インターフェイスアプリケーション31にログインすることで、各ユーザの健康関連情報を閲覧できるよう構成されている。
なお、各ユーザのインターフェイスアプリケーション31は、他者に自身の健康関連情報の少なくとも一部について開示をしたくなければ、閲覧制限を設定することも可能である。例えば、ホスト端末3は、自身の健診データ61をゲストユーザに開示したくなければ、閲覧制限を設定することも可能である。しかし、この場合においても、ホスト端末3は、インターフェイスアプリケーション31において、自身の健診データ61をゲストユーザに開示するか開示しないかの設定ができるようになっていなければならない。つまり、請求項1に記載のゲスト端末4の閲覧手段411は、ホストユーザの少なくとも健診データ61を見る機能が備わっていればよく、その機能はホスト端末3により制限されるよう構成されていてもよい。
図3に示すごとく、ホスト端末3のインターフェイスアプリケーション31は、ゲスト追加手段311、閲覧手段312、表示手段312b、及びログ送信手段313を含んでなる。
ゲスト追加手段311は、管理サーバ2の第1会員登録手段21でゲストユーザを会員情報記憶部201に記憶させるための要求を、第1会員登録手段21に送信する。例えば、ゲスト追加手段311は、ホストユーザによってゲストユーザのSNSでの識別情報が入力されることにより、ゲストユーザがゲスト端末4のインターフェイスアプリケーション41にログインするための識別情報及びパスワードをゲスト端末4にSNSのメッセージで送信するように構成することができる。なお、SNSの識別情報ではなく、メールアドレス等でもよい。
また、ゲスト追加手段311は、ゲスト追加要求にあたり、ゲストユーザの、ホストユーザとの血縁関係を選択する機能を備える。例えばゲスト追加要求を送信する際、そのゲストユーザが、ホストユーザの妻であるか、子であるか、おじであるか、叔母であるか、祖父であるか、祖母であるか、等の選択をする機能を備える。これにより、本例ではゲストユーザをホストユーザの2親等以内の親族であることを確認している。なお、後述するが、本例においてゲストユーザはホストユーザの2親等以内の親族である。
閲覧手段312は、閲覧要求手段312aと表示手段312bとを含んでなる。閲覧要求手段312aは、ホストユーザ又はゲストユーザの健康関連情報についての閲覧要求を管理サーバ2へ送信する機能を有する。
表示手段312bは、閲覧要求した健康関連情報を管理サーバ2から受信することで、端末の表示画面にその健康関連情報を表示させることができるように構成されている。
ログ送信手段313は、ホストユーザのライフログデータ64を管理サーバ2のライフログ記録手段28に送信するための手段である。図示は省略するが、ログ送信手段313は、ホスト端末3の画面にライフログ入力画面を表示し、ホストユーザのライフログデータ64の入力を受け付ける。
また、ホスト端末3は、メッセージアプリケーション32をインストールしてなる。メッセージアプリケーション32は、メッセージサーバ5を介したメッセージの送受信を行うためのアプリケーションである。つまり、ホスト端末3は、メッセージアプリケーション32において、メッセージアプリケーション32を備えた他の端末と、メッセージサーバ5を介したメッセージの送受信をする。
図1に示すごとく、ゲスト端末4は、ゲストユーザが所有する端末である。ゲスト端末4はPCである。ゲストユーザは、ホストユーザが共に本システムを利用する者として選択した者であり、ホストユーザの健康促進を補助し得る者である。本実施形態において、ゲストユーザは1人としており、これに伴いゲスト端末4も1つ存在するが、ゲストユーザは、複数人であり、ゲスト端末4が複数存在してもよい。本例においては、本システムの利用規約等の契約により、ゲストユーザはホストユーザの2親等以内の親族としている。
ゲスト端末4の構成は、ホスト端末3が備えるゲスト追加手段311を有さないことを除いてホスト端末3の構成と同様の構成を備えるため、重複する説明を省略する。なお、図4に示すごとく、ゲスト端末4におけるインターフェイスアプリに41、閲覧手段に411、閲覧要求手段に411a、表示手段に411b、ログ送信手段に412、メッセージアプリケーションに42の符号をつけている。
なお、ホスト端末3はスマートフォン、ゲスト端末4はPCとしたが、端末の種類、組み合わせはこれに限られない。例えばホスト端末3、ゲスト端末4のすべてがスマートフォンであってもよいし、少なくとも1つの端末がウエアラブル端末やAIスピーカー等であったりしてもよい。
メッセージサーバ5は、メッセージアプリケーションがインストールされた端末同士のメッセージの送受信を媒介するサーバである。
<第1会員登録手段21によるゲスト追加の動作>
図13のフローチャートを用いて、第1会員登録手段21によるゲスト追加の動作の一例につき説明する。
まず、本システムのシステム管理者によってホストユーザに識別情報が付与されるとともに、その識別情報が会員情報記憶部201によって記憶される(ステップS1)。例えば、ホストユーザの識別情報は、システム管理者とホストユーザ等(例えばホストユーザが所属する企業であってもよい。)との契約に応じ、システム管理者によって予め設定されるものとすることができる。
また、ステップS1では、本システムのシステム管理者によって管理サーバ2にホストユーザの健診データ61が入力され、健康関連情報記憶部202に記憶される。ここで、健康関連情報記憶部202は、ホストユーザの健診データ61をホストユーザの識別情報に対応付けて記憶する。例えば、ホストユーザの健診データ61は、システム管理者とホストユーザ等(例えばホストユーザが所属する企業や健康保険組合等の、ホストユーザの健診データ61を保有するものであってもよい。)との契約によって予めシステム管理者が取得するようにすればよい。
そして、ホストユーザは、本健康管理システム1を共に利用するゲストユーザとする者を選択し、ホスト端末3のゲスト追加手段311によって、ゲスト追加要求を管理サーバ2の第1会員登録手段21に送る(ステップS2)。ゲスト追加要求を受けた第1会員登録手段21は、ホスト端末3からのゲスト追加要求に応じて、ゲストユーザに識別情報を付与するとともに(ステップS3)、ゲストユーザの識別情報をホストユーザの識別情報と関連付けて会員情報記憶部201に記憶する(ステップS4)。
以上のように、第1会員登録手段21によるゲスト追加がなされる。
なお、ゲストユーザの識別情報が会員情報記憶部201に記憶されることで、ゲストユーザの健診データ61がゲストユーザの識別情報と対応付けて健康関連情報記憶部202に記憶される。ゲストユーザの健診データ61は、例えば、システム管理者とゲストユーザ等(例えばゲストユーザが所属する健康保険組合等のゲストユーザの健診データ61を保有するものであってもよい。)との契約によって予めシステム管理者が取得するようにすればよい。そして、システム管理者は、ゲストユーザが会員情報記憶部201に記憶されると、取得したゲストユーザの健診データ61をゲストユーザの識別情報と対応付けて健康関連情報記憶部202に記憶させる。なお、ゲストユーザとシステム管理者等との契約が存在しなければ、ゲストユーザの健診データ61は、健康関連情報記憶部202に記憶されなくてもよい。この場合、健診データ61についてはホストユーザのみのデータが記憶される。
<第2会員登録手段22によるゲスト追加の動作>
図14のシーケンス図を用いて、第2会員登録手段22によりゲストユーザの識別情報が管理サーバ2の会員情報記憶部201に記憶されるときの動作の一例につき説明する。
まず、ホスト端末3にてインターフェイスアプリケーション31にログインする。次いで、ホストユーザが、ホストユーザのメッセージアプリケーション32上の識別情報を管理サーバ2の会員情報記憶部201に記憶させるデータ連携を行う(ステップS5)。これにより、ホスト端末3から管理サーバ2へ、ホストユーザのメッセージアプリケーション32上の識別情報が送信される。
ホストユーザのメッセージアプリケーション32上の識別情報を受信した管理サーバ2は、会員情報記憶部201に、ホストユーザの本システムでの識別情報に対応付けてホストユーザのメッセージアプリケーション32上での識別情報を記憶する(ステップS6)。
次いで、管理サーバ2は、ホスト端末3が会話ボット26をチャットグループに追加することを許可する(ステップS7)。例えば、管理サーバ2は、ホスト端末3のメッセージアプリケーション32上に、会話ボット26をチャットグループに追加できるような追加ボタンを表示させることで前記許可をする。
そして、ホストユーザによるホスト端末3の操作により、ホストユーザと会話ボット26とが存在するチャットルームを形成するとともに(ステップS8)、当該チャットグループへの招待をホスト端末3のメッセージアプリケーション32からゲスト端末4のメッセージアプリケーション42に送信する(ステップS9)。ゲストユーザがその招待を受け入れることで(ステップS10)、ホストユーザ、ゲストユーザ、及び会話ボット26が存在するチャットルームが形成される(ステップS11)。
そして、ゲストユーザの操作により、このチャットルームにゲストユーザの初回のユーザメッセージ63が発されると(ステップS12)、ゲスト端末4のメッセージアプリケーション42から管理サーバ2の第2会員登録手段22へゲストユーザのメッセージアプリケーション42上の識別情報が送信される(ステップS13)。すると、その第2会員登録手段22は、ゲストユーザの本システムでの識別情報を付与するとともに、ゲストユーザのメッセージアプリ上の識別情報を本システムでのゲストユーザの識別情報と対応付けて会員情報記憶部201に記憶させる(ステップS14)。さらに、第2会員登録手段22は、ゲストユーザの識別情報をホストユーザの識別情報と対応付けて会員情報記憶部201に記憶させる。
次いで、管理サーバ2は、ゲスト端末4がインターフェイスアプリケーション41にログインするための識別情報や、インターフェイスアプリケーション41をインストールする方法を記載した情報を、ボットメッセージとしてゲスト端末4のメッセージアプリケーション42のみに送信する(ステップS15)。ゲストユーザは、送信された識別情報を用いてインターフェイスアプリケーション41にログインすることができる。
なお、ステップS12において、第2会員登録手段22は、ホストユーザ、ゲストユーザ、及び会話ボット26が存在するチャットルームで、ゲストユーザが、ゲストユーザの識別情報を会員情報記憶部201に記憶する旨の承諾をするよう構成してもよい。
<ホスト端末3又はゲスト端末4により健康関連情報を閲覧する動作>
図15のフローチャートを用いて、ホスト端末3又はゲスト端末4による健康関連情報の閲覧の動作の一例を説明する。ここでは、会員情報記憶部201にホストユーザ及びゲストユーザの識別情報が記憶されているとともに、ホストユーザ及びゲストユーザの健康関連情報が健康関連情報記憶部202に記憶されていることを前提として説明する。
まず、管理サーバ2の要求受信部23が、ホスト端末3又はゲスト端末4の閲覧要求手段312a、411aから発せられた健康関連情報の閲覧要求を受信する(ステップS16)。なお、要求受信部23は、ホスト端末3からの閲覧要求と、ホストユーザの識別情報と対応付けて会員情報記憶部201に記憶された識別情報を有する者(つまりゲストユーザ)からの閲覧要求と、を受け付ける。すなわち、ホストユーザ及びホストユーザの識別情報と対応付けられて会員情報記憶部201に記憶された者以外の者は、ホストユーザの健康関連情報に関する閲覧要求を管理サーバ2に発することができないようになっている。
要求受信部23は、受信した閲覧要求を検索部24へ送る。検索部24は、要求受信部23から受信した閲覧要求に応じ、健康関連情報を健康関連情報記憶部202から検索する(ステップS17)。すなわち、検索部24は、閲覧の対象となるユーザの識別情報に対応付けて記憶された健康関連情報を記憶部20から検索する。
検索部24にて検索された健康関連情報は、情報開示手段25に送られる(ステップS18)。情報開示手段25は、受信した健康関連情報を閲覧要求元の端末の表示手段312b、411bに送信する(ステップS19)。
これにより、情報開示手段25から送信された健康関連情報を受信した端末の表示手段312b、411bは、その健康関連情報を出力することができるようになる。これにより、ホストユーザ及びゲストユーザのそれぞれの健康関連情報が、ホストユーザ及びゲストユーザで共有される。
<メッセージ制御部27の動作>
図16を用いて、メッセージ制御部27により、会話ボット26が発すべきボットメッセージを決定するときの動作を説明する。ここでは、会員情報記憶部201にホストユーザ及びホストユーザの識別情報が記憶されていることを前提として説明する。
まず、健康関連情報記憶部202に、ボットメッセージを決定するためのマテリアル情報のうち、図5に示した健診データ61、ユーザメッセージ63、及びライフログデータ64が蓄積される(ステップS20)。例えば、健診データ61は、システム管理者によって予め健康関連情報記憶部202に入力される。ユーザメッセージ63は、チャットルームでホストユーザ及びゲストユーザが発言するたびに、会話ボット26によってその発言が健康関連情報記憶部202に記憶される。また、ライフログデータ64は、ホスト端末3又はゲスト端末4のインターフェイスアプリケーション31、41のログ送信手段313、412からホストユーザ及びゲストユーザにより逐次ライフログ記録手段28に入力され、健康関連情報記憶部202に記憶される。また、目標達成の進捗情報62は、各目標に対応するライフログデータから、インターフェイスアプリケーション31、41が算出するよう構成されている。そして、算出された情報がインターフェイスアプリケーション31、41から健康関連情報記憶部202に送られ、記憶されるようになっている。
そして、図16、図17に示すごとく、健康関連情報記憶部202に蓄積されたマテリアル情報(健診データ61、ユーザメッセージ63、及びライフログデータ64)から、メッセージ制御部27は、脱落可能性算出手段271において各健康促進行動(健診予約81、健診受診82、歩数達成83、体重測定84、低カロリーメニュー85、アプリアクティブ86)についての脱落可能性65をそれぞれ算出する(ステップS21)。ここでは、健康促進行動の1つである「体重測定84」に着目して説明を進める。
図17に示すごとく、メッセージ制御部27は、蓄積したマテリアル情報(健診データ61、ユーザメッセージ63、ライフログデータ64)を分析し、分析したマテリアル情報の各要素を、日々の体重測定の有無に関係づけて重みづけ(スコアリング)をする。ここで、メッセージ制御部27は、マテリアル情報のうちのユーザメッセージ63については、自然言語処理を用いてユーザメッセージ63を分析した上で重みづけを行う。
マテリアル情報の各要素の重みづけについては、例えば、蓄積されたマテリアル情報のうち体重測定を実施する兆候を感じるような要素程、高スコアにするようなスコアリングを行う。そして、脱落可能性算出手段271は、過去の体重測定実施日のスコアリング結果と、対象日のスコアリング結果とを比較することで、将来(例えば、その対象日の翌日、翌週、又は翌月。)の脱落可能性65を算出する。あるいは、対象日、その1日前、2日前の3日分それぞれのスコアリング結果から、対象日が最も高スコアである場合は、脱落可能性65が大きいと算出することも可能である。また、3日分ではなく、7日分、14日分等、各ユーザの体重測定の実績(頻度等)に合わせて適宜変更してもよい。その他、スコアリング手法については、状況に応じて適宜変更し得る。
そして、図16、図17に示すごとく、メッセージ制御部27は、脱落可能性算出手段271において算出した脱落可能性65に応じてボットメッセージを作成する(ステップS22)。例えば、体重測定の例でいうと、脱落可能性65が所定値以上である場合、図18に示すごとく、会話ボット26によって体重測定を促すメッセージを作成する。図18では、会話ボットが体重測定を促すメッセージを発信することで、ホストユーザ(だいすけ)とゲストユーザ(ようこ)の会話が促されており、それによりホストユーザが健康促進行動を行ったときの会話例を表している。
また、逆に脱落可能性65が所定値より小さい場合は、体重測定を継続していることを褒めるようなメッセージを作成する。前述の各種メッセージは、各ユーザに向けたメッセージとして生成されてもよいし、チャットグループ全体に向けたメッセージとして生成されてもよい。そして、メッセージ制御部27は、作成したメッセージを、会話ボット26によってチャットルームで発言させる(ステップS23)。
以上のように、メッセージ制御部27によって会話ボット26が発すべきボットメッセージが決定される。
ここで、脱落可能性算出手段271は、算出した各健康促進行動の脱落可能性65、及び各健康促進行動の実績等を基に、重みづけの最適化を行う。この最適化は、脱落可能性算出手段271を構成する人工知能(Artificial Intelligence:AI)により実施される。これにより、脱落可能性算出手段271は、より精度の高い脱落可能性65を算出できる。
なお、図示は省略するが、メッセージ制御部27は、例えばホストユーザ又はゲストユーザがチャットルームにおいて所定のキーワードを含むメッセージを発することをトリガーとして、そのキーワードに対応する所定のボットメッセージを会話ボット26が発するように構成することも可能である。
また、本健康管理システム1のシステム管理者がホストユーザ又はゲストユーザに配信したい情報があれば、システム管理者がその情報をメッセージ制御部27に入力することで会話ボット26が発するよう構成することも可能である。
<作用効果>
次に、本実施例の作用効果につき説明する。
本実施例において、管理サーバ2と、これにネットワーク100を介して接続されるホスト端末3及びゲスト端末4を含む健康管理システム1である。そして、管理サーバ2の健康関連情報記憶部202に保存されたホストユーザの健康関連情報は、ホストユーザが使用するホスト端末3からの閲覧要求だけでなく、ゲストユーザが使用するゲスト端末4からの閲覧要求にも対応し、ホスト端末3とゲスト端末4の両方においてホストユーザの健康関連情報を閲覧することができる。
また、ゲスト端末4を使用するゲストユーザは、ホストユーザが選択した者であり、健康関連情報を共有することを前提とするために、当然、ホストユーザと近しい間柄の人になり得る。すなわち、ホストユーザの健康状態に比較的関心の高いゲストユーザが、ホストユーザの健康関連情報を適宜把握することができる。そのため、ホストユーザの意思だけではなく、ゲストユーザによる後押しも相俟って、健康管理システム1の利用継続性を向上させ、ひいては、ホストユーザによる健康促進のための行動を続けるモチベーション維持率を向上させることが期待できる。
特に、ホストユーザとゲストユーザとで共有するホストユーザの健康関連情報には、健診データ61が含まれている。つまり、本健康管理システム1は、健診データ61を一般のユーザ間(すなわちホストユーザ及びホストユーザが選んだゲストユーザの間)で共有できるように構成している。それゆえ、ゲストユーザは、ホストユーザのより詳細な健康状態を本システムを通じて容易に把握することができる。これにより、ゲストユーザが、ホストユーザの健診データ61を基にした的確なアドバイスをホストユーザに行い、ホストユーザの健康促進を的確に後押しすることが期待される。さらに、その後押しを受けたホストユーザについては、健康促進のための行動継続のモチベーションの維持が期待される。
また、管理サーバ2は、前述の会話ボット26を有する。それゆえ、ホストユーザとゲストユーザとのコミュニケーションが、会話ボット26によって促される。それゆえ、一層ホストユーザとゲストユーザとのコミュニケーションの促進を図りやすく、健康促進に対するホストユーザのモチベーションの維持が一層期待できる。また、メッセージ制御部は、ユーザメッセージを含むマテリアル情報を用いてボットメッセージを決定する。それゆえ、ユーザメッセージを踏まえたタイムリーなボットメッセージを作成することができる。これによっても、システム利用のモチベーションの向上が期待できる。
また、メッセージ制御部27は、ライフログデータ64をさらにマテリアル情報に含めて用いる。それゆえ、種々のライフログデータ64を考慮した、一層ホストユーザの健康促進に役立つメッセージを会話ボット26に発言させることができる。これによって、チャットルームでのホストユーザとゲストユーザとのコミュニケーションを一層促しやすくなるとともに、より状況にあったボットメッセージを送ることができることによりシステム利用のモチベーション向上が期待できる。
また、健康関連情報には、ホストユーザの健康促進に関する目標達成の進捗情報62が含まれている。それゆえ、ホストユーザとゲストユーザとの間で、ホストユーザの進捗情報62が共有される。それゆえ、1人で目標を掲げ、目標を達成しようとする場合よりも、ホストユーザの目標、及び目標達成の進捗状況をゲストユーザと共有することにより、ゲストユーザによる後押しも相俟って、目標を達成するモチベーションが継続される。それゆえ、本システムを利用すれば、ホストユーザの健康促進を一層図りやすい。
また、メッセージ制御部は、脱落可能性65をさらにマテリアル情報に含めて用いる。それゆえ、例えばある健康促進行動につきホストユーザがその行動を継続しなさそうであるとメッセージ制御部が判断したときは、その健康促進行動の維持を促すようなボットメッセージを作成できる。これによっても、ホストユーザの健康促進を一層図りやすい。
また、ホスト端末3は、ホストユーザが選択したゲストユーザの追加要求を管理サーバ2に発するゲスト追加手段311を有する。そして、管理サーバ2は、ホスト端末3からの追加要求に応じて、ゲストユーザの識別情報をホストユーザの識別情報と関連付けて会員情報記憶部201に記憶させる第1会員登録手段21を有する。それゆえ、ホストユーザは、自身のホスト端末3から容易にゲストユーザをゲスト追加することができる。
また、管理サーバ2は、第2会員登録手段22を有する。それゆえ、ホストユーザは、メッセージアプリケーション32を用いて容易にゲストユーザをゲスト追加することができる。
また、ホスト端末3及びゲスト端末4は、それぞれが有するインターフェイスアプリケーション31、41において、管理サーバ2との通信を行う。それゆえ、ホスト端末3及びゲスト端末4は、外部からインターフェイスアプリケーション31、41をダウンロード、インストールすることにより、閲覧手段等の本例のホスト端末3又はゲスト端末4が備える各種機能を得ることができる。それゆえ、システム管理者は、ホスト端末3及びゲスト端末4に、本例の各種機能を提供しやすい。
以上のごとく、本例によれば、健康促進のモチベーションを維持しやすい健康管理システムを提供することができる。
(実施例2)
<全体構成>
本システムは、図19に示すごとく、実施例1の構成に対し、ホストユーザが所属する企業、又は医療機関が保有する組織端末7を追加した実施例である。本例においては、組織端末7は、ホストユーザが所属する企業の端末である例を示す。
図19に示すごとく、本例の健康管理システム1は、管理サーバ2、ホスト端末3、ゲスト端末4、メッセージサーバ5に加え、組織端末7を備える。メッセージサーバ5の基本構成については、実施例1と同様である。本例においては、主に実施例1と異なる構成につき、説明する。
組織端末7は、例えばホストユーザが所属する企業の人事部が所有する端末であり、例えばPCとすることができるがこれに限られない。図20に示すごとく、組織端末7は、組織側閲覧手段71及び組織側情報送信手段72を有する。組織側閲覧手段71及び組織側情報送信手段72は、プロセッサ及び情報を一時的に記憶するRAM等のメモリを備えた制御領域により実現される。すなわち、これらは、組織端末7のCPUが、ハードディスク等の記憶媒体に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーションシステム、制御プログラム等を実行することで実現される。
組織側閲覧手段71は、組織側閲覧要求手段711及び組織側表示手段712を備える。組織側閲覧要求手段711は、組織端末7の通信インターフェイスを介して、ホストユーザの健康関連情報の閲覧要求を管理サーバ2へ送信する。組織側表示手段712は、閲覧要求した健康関連情報を管理サーバ2から、組織端末7の通信インターフェイスを介して受信するとともに、受信した健康関連情報を組織端末7の表示画面に表示させることができるように構成されている。
組織側情報送信手段72は、図示は省略するが健康促進情報66の入力を受け付けるための促進情報受付部と、入力された健康促進情報66を管理サーバ2に送信するインターフェイスとを備える。ここで、健康促進情報66は、例えば低価格で健康診断を受信できる病院の情報や、低カロリーレシピの情報等、人間の健康促進に役立つあらゆる情報を含む。組織側情報送信手段72は、ホストユーザに対する健康促進情報66に加え、ゲストユーザに対する健康促進情報66をも、管理サーバ2へ送信する機能を有する。また、組織側情報送信手段72は、ホスト端末3又はゲスト端末4にボットメッセージで表示させるか、インターフェイスアプリケーション31、41の後述のお知らせ表示手段314、413にて表示させるかを識別した上で、健康促進情報66を管理サーバ2へ送信する。
図21に示すごとく、管理サーバ2は、促進情報記録手段2a、及び促進情報開示手段2bをさらに備える。促進情報記録手段2aは、管理サーバ2が備える通信インターフェイスを介して組織端末7から送信される健康促進情報(図24の符号66参照)を受信する。そして、促進情報記録手段2aは、受信した健康促進情報66を、その情報による健康促進対象者の識別情報と対応付けて健康関連情報記憶部202に記憶させる。例えば、組織端末7からホストユーザに対する健康促進情報66が配信された場合、健康関連情報記憶部202は、健康促進対象者であるホストユーザの識別情報と対応付けて健康促進情報66を記憶する。ここで、促進情報記録手段2aは、健康促進情報66を、ボットメッセージで表示させる情報なのか、インターフェイスアプリケーション31、41のお知らせ表示手段314、413にて表示させる情報なのかを識別して記憶部に記憶させる。
促進情報開示手段2bは、記憶部20から、インターフェイスアプリケーション31、41のお知らせ表示手段314、413にて表示させるよう識別された健康促進情報66を受信し、管理サーバ2の通信インターフェイスを介してその情報による健康促進対象者の端末に送信する。
管理サーバ2の会員情報記憶部201は、企業の識別情報をホストユーザの識別情報と対応付けて記憶する。また、健康関連情報記憶部202は、組織端末7から配信された健康促進情報66を、その情報による健康促進対象者の識別情報と対応付けて記憶する。すなわち、図24に示すごとく、健康関連情報記憶部202には、ホストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ユーザメッセージ63、脱落可能性65、健康促進情報66、ライフログデータ64が、ホストユーザの識別情報と対応付けて記憶されているとともに、ゲストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ユーザメッセージ63、脱落可能性65、健康促進情報66、ライフログデータ64が、ゲストユーザの識別情報と対応付けて記憶されている。なお、本例においては、ホスト端末3及びゲスト端末4は、健康関連情報記憶部202に記憶された情報のうち、ホストユーザ及びゲストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ライフログデータ64が見られるよう構成されている。そして、組織端末7は、ホストユーザ及びゲストユーザの健診データ61、目標の進捗情報62、ライフログデータ64に加え、ホストユーザ及びゲストユーザの脱落可能性65が見られるよう構成されている。このように、本システムにおいては、健康関連情報の一部については、ホスト端末3、ゲスト端末4、及び組織端末7のうちの一部の端末だけ閲覧可能にする、という設定も適宜できる。
また、要求受信部23は、管理サーバ2が備える通信インターフェイスを介して、組織端末7から送信されるホストユーザの健康関連情報に対する閲覧要求をも受信する機能を有する。
そして、実施例1、2と同様、検索部24は、要求受信部23で受信した閲覧要求に応じ、健康関連情報を記憶部20から検索し、検索した健康関連情報を情報開示手段25に送信する。検索部24から健康関連情報を受信した情報開示手段25は、その健康関連情報を閲覧要求元の端末(ホスト端末3、ゲスト端末4、或いは組織端末7)に送信する。
メッセージ制御部27は、記憶部20から、ユーザメッセージ63、ライフログデータ64、健診データ61に加え、組織端末から送信されたホストユーザの健康促進情報66を受信する。そして、メッセージ制御部27は、健康促進情報66をもマテリアル情報として、会話ボット26が発すべきボットメッセージを決定する。詳細は後述する。
図22に示すごとく、ホスト端末3のインターフェイスアプリケーション31は、お知らせ表示手段314をさらに有する。お知らせ表示手段314は、管理サーバ2から健康促進情報66を受信することで、ホスト端末3の画面にその健康関連情報を表示させることができるよう構成されている。
図23に示すごとく、ゲスト端末4のインターフェイスアプリケーション41も、同様のお知らせ表示手段413をさらに有する。
以上のように、本例においては、健康促進情報66を、ボットメッセージとしてユーザに届けることができるとともに、端末のインターフェイスアプリケーション31、41においても表示できるよう構成されている。
<会員情報記憶部201による企業の識別情報の記憶>
ここでは、会員情報記憶部201にホストユーザの識別情報が記憶されているとともに、ホストユーザの健康関連情報が健康関連情報記憶部202に記憶されていることを前提として説明する。
企業には、本システムのシステム管理者によって識別情報が付与される。そして、その企業の識別情報がホストユーザの識別情報と対応付けられて会員情報記憶部201に記憶される。例えば、企業の識別情報は、システム管理者と企業との契約に応じ、システム管理者によって予め設定されるものとすることができる。組織端末7は、企業の識別情報がホストユーザの識別情報と対応付けられて会員情報記憶部201に記憶されることにより、組織側閲覧要求手段711において閲覧要求を管理サーバ2へ発することができるよう構成されている。
<組織端末7により健康関連情報を閲覧する動作>
図25のフローチャートを用いて、組織側閲覧手段71によってホストユーザの健康関連情報が閲覧されるまでの動作を説明する。ここでは、会員情報記憶部201にホストユーザ及び企業の識別情報が記憶されているとともに、ホストユーザの健康関連情報が健康関連情報記憶部202に記憶されていることを前提として説明する。
まず、組織端末7の組織側閲覧手段71により発せられた健康関連情報についての閲覧要求を、管理サーバ2の要求受信部23が受信する(ステップS24)。要求受信部23は、ホスト端末3からの閲覧要求、ホストユーザの識別情報と対応付けて記憶された識別情報を有する者(つまりゲストユーザ)、及びホストユーザの識別情報と対応付けて記憶された識別情報を有する企業からの閲覧要求を受け付ける。
そして、実施例1と同様、検索部24は、要求受信部23で受信した閲覧要求に応じ、健康関連情報を記憶部20から検索する(ステップS25)。そして、検索部24にて検索された健康関連情報は、検索部24から情報開示手段25に送られる(ステップS26)。情報開示手段25は、受信した健康関連情報を閲覧要求元の組織端末7の組織側表示手段712に送信する(ステップS27)。情報開示手段25から送信された健康関連情報を受信した組織端末7の組織側表示手段712は、その健康関連情報を出力することにより、企業は、ホストユーザの健康関連情報を閲覧できる。
<メッセージ制御部27の動作>
図26のシーケンス図を用いて、メッセージ制御部27が、健康促進情報66を基にボットメッセージを決定するときの動作を説明する。ここでも、会員情報記憶部201にホストユーザ、ゲストユーザ及び企業の識別情報が記憶されているとともに、ホストユーザ及びゲストユーザの健康関連情報が健康関連情報記憶部202に記憶されていることを前提として説明する。
まず、組織端末7の組織側情報送信手段72により、ボットメッセージとしてホストユーザ又はゲストユーザに送信される情報として識別された健康促進情報66が管理サーバ2の促進情報記録手段2aに送信される(ステップS28)。促進情報記録手段2aは、受信した健康促進情報66を健康関連情報記憶部202に記憶させる(ステップS29)。
そして、管理サーバ2のメッセージ制御部27は、健康関連情報記憶部202から健康促進情報66を取得し、その健康促進情報66を基にして会話ボット26が発するメッセージを生成する(ステップS30)。例えば、メッセージ制御部27は、所定のテキスト等から構成したテンプレートを記憶しておき、この種々のテンプレートから適宜状況に合うテンプレートを選択し、そのテンプレートを基にメッセージを生成することが可能である。図27には、会話ボットが、低価格で健康診断を受信できる病院の情報をチャットルームに発信し、ホストユーザ(だいすけ)とゲストユーザ(ようこ)との会話が促進されている例を示している。
メッセージ制御部27は、前述のように生成したメッセージを、会話ボット26によってチャットルームで発言させる(ステップS31)。あるいは、メッセージ制御部27は、生成したメッセージを、その健康促進情報66による健康促進対象者のみに送付してもよい。
<健康促進情報66をホスト端末3又はゲスト端末4のお知らせ表示手段314、315で表示させる動作>
図28のシーケンス図を用いて、健康促進情報66をホスト端末3又はゲスト端末4のお知らせ表示手段314、413で表示させるまでの動作を説明する。ここでは、会員情報記憶部201にホストユーザ、ゲストユーザ、及び企業の識別情報が記憶されていることを前提として説明する。
まず、組織端末7の組織側情報送信手段72により、ホストユーザ又はゲストユーザのインターフェイスアプリケーション31、41のお知らせ表示手段314、413にて表示される情報として識別された健康促進情報66が管理サーバ2の促進情報記録手段2aに送信される(ステップS32)。促進情報記録手段2aは、受信した健康促進情報66を、健康関連情報記憶部202に記憶させる(ステップS33)。
そして、促進情報開示手段2bは、健康関連情報記憶部202に記憶されたその健康促進情報66を取得する(ステップS34)。そして、促進情報開示手段2bは、その健康促進情報66を、その情報による健康促進の対象者の端末のインターフェイスアプリケーション31、41のお知らせ表示手段314、413に送信する(ステップS35)。
お知らせ表示手段314、413において健康促進情報66を受信した端末には、例えば、企業からのお知らせを閲覧するためのボタンが表示され、そのボタンを押すことにより端末画面に企業からのお知らせが表示される(ステップS36)。
その他の構成、動作は、実施例1と同様である。
なお、実施例2において用いた符号のうち、既出の実施例において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施例におけるものと同様の構成要素等を表す。
<作用効果>
本例の健康管理システム1は、組織端末7をさらに含む。そして、組織端末7は、ホストユーザの健康関連情報を出力する組織側閲覧手段71を有する。それゆえ、企業又は医療機関の組織が介入し、ホストユーザの健康状態を監視することができる。これにより、本システムは、ホストユーザに対し、組織が健康的アドバイスを行う等の健康促進行為を行うための手助けとなる。
また、組織端末7は、ホストユーザの健康促進に供する健康促進情報66を管理サーバ2に送信する組織側情報送信手段72を有する。さらに、メッセージ制御部27は、組織側情報送信手段72から送信された健康促進情報66をさらにマテリアル情報に含めて用いる。それゆえ、ホストユーザが所属する企業又は医療機関は、会話ボット26を通じてホストユーザに健康的アドバイスを行うことができる。このように、ホストユーザは、企業或いは医療機関が有する専門的な情報を得ることができ、これによってもシステム利用継続性の向上、健康促進を図ることができる。
本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施例に適用することが可能である。
例えば、実施例1等において、ゲストユーザは、ホストユーザと同様に、健康管理システムのシステム管理者によって予め識別情報が付与されたもの(すなわちホストユーザになり得るもの)であってもよい。
また、ホスト端末及びゲスト端末から閲覧できる健康関連情報は、前記各実施例に記載したものに限られず、種々の健康に関連する情報が含まれていてよい。
また、前記各実施例において、管理サーバの各機能部は、物として1つのサーバ内に備わっている必要はない。つまり、管理サーバの一部の機能と他の一部の機能とが別々のサーバに備わっていてもよい。例えば実施例1において、メッセージ制御部の脱落可能性算出手段の人工知能の部位だけ別のサーバに備わっており、その他の機能部は、1つのサーバに備わっている、という構成を採用することも可能である。
1 健康管理システム
100 ネットワーク
2 管理サーバ
201 会員情報記憶部
202 健康関連情報記憶部
25 情報開示手段
3 ホスト端末
312 (ホスト端末の)閲覧手段
4 ゲスト端末
411 (ゲスト端末の)閲覧手段
61 健診データ

Claims (13)

  1. 管理サーバ(2)と、前記管理サーバ(2)にネットワーク(100)を介して接続される複数の端末とを含む健康管理システム(1)であって、
    前記管理サーバ(2)は、
    ホストユーザの識別情報と、前記ホストユーザが選択したゲストユーザの識別情報とを、互いに関連付けて記憶する会員情報記憶部(201)と、
    前記ホストユーザの識別情報に対応付けて前記ホストユーザの健診データ(61)を含む健康関連情報を記憶する健康関連情報記憶部(202)と、
    前記ホストユーザが保有するホスト端末(3)又は前記ゲストユーザが保有するゲスト端末(4)から送信される、前記健康関連情報についての閲覧要求に応じて、前記ホストユーザの前記健康関連情報を閲覧要求元の前記端末に送信する情報開示手段(25)と、を有し、
    前記ホスト端末(3)は、
    前記ホストユーザの前記健康関連情報についての前記閲覧要求を前記管理サーバ(2)に発すると共に、前記管理サーバ(2)から受信した前記健康関連情報を出力する閲覧手段(312)を有し、
    前記ゲスト端末(4)は、
    前記ゲストユーザに関連付けられた前記ホストユーザの前記健康関連情報の少なくとも前記健診データ(61)についての閲覧手段(411)を有し、
    前記ホスト端末(3)及び前記ゲスト端末(4)のそれぞれは、メッセージアプリケーション(32、42)を備え、
    前記管理サーバ(2)は、
    前記メッセージアプリケーション(32、42)上において前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザと共にチャットグループを構成し、そのチャットグループを構成員としたチャットルームにおいて前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザが発するユーザメッセージを収集すると共に、前記チャットルームにボットメッセージを発することが可能な会話ボット(26)と、
    前記ユーザメッセージを含むマテリアル情報を用いて、前記会話ボット(26)が発すべきボットメッセージを決定するメッセージ制御部(27)と、を有し、
    前記ホスト端末(3)は、前記ホストユーザのライフログデータ(64)を前記管理サーバ(2)に送信するログ送信手段(313)を有し、
    前記管理サーバ(2)は、前記ライフログデータ(64)を前記健康関連情報の一部として前記健康関連情報記憶部(202)に記憶させるライフログ記録手段(28)を有し、
    前記メッセージ制御部(27)は、前記ライフログデータ(64)をさらに前記マテリアル情報に含めて用いる、健康管理システム(1)。
  2. 前記健康関連情報には、前記ホストユーザの健康促進に関する目標達成の進捗情報(62)が含まれている、請求項1に記載の健康管理システム(1)。
  3. 前記管理サーバ(2)は、前記マテリアル情報を用いて、前記ホストユーザが健康促進行動を継続しない可能性である脱落可能性を算出する脱落可能性算出手段(271)を有し、
    前記メッセージ制御部(27)は、前記脱落可能性をさらに前記マテリアル情報に含めて用いる、請求項1又は2に記載の健康管理システム(1)。
  4. 前記ホスト端末(3)は、前記ホストユーザが選択した前記ゲストユーザの追加要求を前記管理サーバ(2)に発するゲスト追加手段(311)を有し、
    前記管理サーバ(2)は、前記ホスト端末(3)からの前記追加要求に応じて、前記ゲストユーザの識別情報を前記ホストユーザの識別情報と関連付けて前記会員情報記憶部(201)に記憶させる第1会員登録手段(21)を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の健康管理システム(1)。
  5. 前記管理サーバ(2)は、前記メッセージアプリケーション(32、42)上に形成した前記チャットルームにおいて、前記ゲストユーザが所定のアクションを起こすことに応じて、前記ゲストユーザの識別情報を前記ホストユーザの識別情報と関連付けて前記会員情報記憶部(201)に記憶させる第2会員登録手段(22)を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の健康管理システム(1)。
  6. 前記ホストユーザが所属する企業、又は医療機関が保有する組織端末(7)をさらに含み、
    前記組織端末(7)は、前記ホストユーザの前記健康関連情報を出力する組織側閲覧手段(71)を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の健康管理システム(1)。
  7. 前記組織端末(7)は、前記ホストユーザの健康促進に供する健康促進情報(66)を前記管理サーバ(2)に送信する組織側情報送信手段(72)を有し、
    前記メッセージ制御部(27)は、前記組織側情報送信手段(72)から送信された前記健康促進情報(66)をさらに前記マテリアル情報に含めて用いる、請求項6に記載の健康管理システム(1)。
  8. 前記ホスト端末(3)及び前記ゲスト端末(4)は、それぞれが有するインターフェイスアプリケーション(31、41)において、前記管理サーバ(2)との通信を行う、請求項1〜7のいずれか一項に記載の健康管理システム(1)。
  9. 前記健康関連情報記憶部(22)は、前記ゲストユーザの識別情報に対応付けて前記ゲストユーザの健診データ(61)を含む健康関連情報を更に記憶可能であり、前記情報開示手段(25)は、前記ホスト端末(3)又は前記ゲスト端末(4)から送信される、前記ゲストユーザの前記健康関連情報についての閲覧要求に応じて、前記ゲストユーザの前記健康関連情報を閲覧要求元の前記端末に送信できるように構成されており、前記ホスト端末(3)は、前記ゲストユーザの前記健康関連情報についての前記閲覧手段(312)を有し、前記ゲスト端末(4)は、前記ゲストユーザの前記健康関連情報についての前記閲覧手段(411)を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の健康管理システム(1)。
  10. 管理サーバ(2)と、前記管理サーバ(2)にネットワーク(100)を介して接続される複数の端末とを用いて、ホストユーザの健康管理を行う健康管理方法であって、
    前記管理サーバ(2)が、前記ホストユーザの識別情報と、前記ホストユーザが選択したゲストユーザの識別情報とを、互いに関連付けて記憶する会員情報記憶ステップ(S4)と、
    前記管理サーバ(2)が、前記ホストユーザの識別情報に対応付けて前記ホストユーザの健診データ(61)を含む健康関連情報を記憶する健康関連情報記憶ステップ(S1)と、
    前記ホストユーザが保有するホスト端末(3)又は前記ゲストユーザが保有するゲスト端末(4)が、前記ホストユーザの前記健康関連情報の少なくとも一部についての閲覧要求を前記管理サーバ(2)に発する閲覧要求ステップと、
    前記管理サーバ(2)が、前記閲覧要求に応じて、前記閲覧要求された前記健康関連情報を前記閲覧要求元の前記端末に送信する情報開示ステップ(S19)と、
    前記情報開示ステップにおいて前記管理サーバ(2)から送信された前記健康関連情報を受信した前記端末が、その前記健康関連情報を出力する閲覧ステップと、
    前記ホスト端末(3)及び前記ゲスト端末(4)のそれぞれが備えるメッセージアプリケーション(32、42)上において前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザと共にチャットグループを構成する前記管理サーバ(2)の会話ボット(26)が、そのチャットグループを構成員としたチャットルームにおいて前記ホストユーザ及び前記ゲストユーザの発するユーザメッセージを収集するメッセージ収集ステップと、
    前記ホスト端末(3)が、前記ホストユーザのライフログデータ(64)を前記管理サーバ(2)に送信するログ送信ステップと、
    前記管理サーバ(2)が、前記ライフログデータ(64)を前記健康関連情報の一部として記憶するライフログ記録ステップと、
    前記管理サーバ(2)が、前記ユーザメッセージ及び前記ライフログデータ(64)を含むマテリアル情報を用いて、発すべきボットメッセージを決定するメッセージ決定ステップと、
    前記会話ボット(26)が、前記チャットルームに前記ボットメッセージを発する会話ステップと、を実行する健康管理方法。
  11. 前記ホストユーザが所属する企業、又は医療機関が保有する組織端末(7)が、前記ホストユーザの前記健康関連情報を出力する組織側閲覧ステップをさらに実行する、請求項10に記載の健康管理方法。
  12. 請求項10又は11に記載の前記管理サーバ(2)が実行する各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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