JP7200003B2 - 見守りシステム、見守り方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、センタのオペレータから見守り対象のユーザに対してメッセージを通知するための見守りシステム、見守り方法及びプログラムに関する。
近年、特に独居の高齢者宅に音声の入出力機能を持つ機器(例えば対話型ロボット)を設置して、当該機器を介して音声の受け答えをすることで「つながり感」や「見守られ感」を醸成する対話システムが提案されている。
そのシステムでは、例えば起床時間が大よそ決まっているユーザについて、起床時間から少し時間を置いて「おはようございます。」といった挨拶文を機器に発話させることで、上記「つながり感」や「見守られ感」が醸成可能となる。
このような技術に関連して、特許文献1には、安否確認システムの一部として既定のスケジュール情報に従ってユーザ(主に独居老人)に対して所定のメッセージを送信する技術が開示されている。
特開2010-141445号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、メッセージの内容が定型的であるが故に、それを毎日受け取るユーザに機械的な印象を与え、「つながり感」や「見守られ感」を醸成しにくくなってしまう。
一方で、各ユーザへの送信ごとに新たなメッセージを作成するのはオペレータにとって大きな手間となる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、見守り対象となるユーザへのメッセージを作成する際のオペレータの手間を削減しながらも柔軟にメッセージの内容を変更することが可能な見守りシステム、見守り方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る見守りシステムは、見守り対象であるユーザへメッセージを出力する出力手段を有するユーザ端末及び当該ユーザ端末と通信可能に接続されたセンタ装置を有する。
上記センタ装置は、記憶手段、入力手段、部分変更手段及び送信手段を有する。上記記憶手段は、分類情報が付与された可変語句領域を含むメッセージ雛型及び上記分類情報ごとにそれぞれ複数の語句を有する複数の語句群を記憶する。上記入力手段は、上記複数の語句群から上記メッセージの作成に用いる語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付ける。上記部分変更手段は、上記メッセージ雛型のうち少なくとも上記可変語句領域を当該可変語句領域の分類情報に対応して選択された語句群に含まれるいずれかの語句に変更して上記メッセージを作成する。上記送信手段は、上記作成されたメッセージを上記ユーザ端末に送信する。
上記見守りシステムにおいて、上記部分変更手段は、上記可変語句領域を上記選択された語句群から無作為に選択した語句に変更してもよい。
これによりオペレータは語句を選ぶ必要もなくなることからオペレータの手間をさらに削減することができる。
本発明の他の形態に係る見守りシステムは、見守り対象であるユーザへ季節の挨拶を含むメッセージを音声にて出力する出力手段を有するユーザ端末及び当該ユーザ端末と通信可能に接続されたセンタ装置を有する。
上記センタ装置は、記憶手段、入力手段、部分変更手段及び送信手段を有する。上記記憶手段は、季節情報が付与された挨拶語句領域を含み上記ユーザへの挨拶時刻が対応付けられたメッセージ雛型及び上記季節情報ごとにそれぞれ季節の挨拶に関する複数の挨拶語句からなる複数の挨拶語句群を記憶する。上記入力手段は、上記複数の挨拶語句群から上記メッセージの作成に用いる挨拶語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付ける。上記部分変更手段は、上記メッセージ雛型のうち少なくとも上記挨拶語句領域を当該挨拶語句領域の季節情報に対応して選択された挨拶語句群に含まれるいずれかの挨拶語句に変更して上記メッセージを作成する。上記送信手段は、上記作成されたメッセージを上記挨拶時刻に上記ユーザ端末に送信する。
上記部分変更手段は、上記挨拶語句領域を上記選択された挨拶語句群から無作為に選択した挨拶語句に変更してもよい。
本発明の他の形態に係るメッセージ作成方法は、
分類情報が付与された可変語句領域を含むメッセージ雛型及び上記分類情報ごとにそれぞれ複数の語句を有する複数の語句群を記憶し、
上記複数の語句群から、見守り対象であるユーザへのメッセージの作成に用いる語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付け、
上記メッセージ雛型のうち少なくとも上記語句領域を当該可変語句領域の分類情報に対応して選択された語句群に含まれるいずれかの語句に変更して上記メッセージを作成し、
上記作成されたメッセージを上記ユーザ端末に送信し、
上記ユーザ端末から上記ユーザへメッセージを出力する、ことを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、見守り対象であるユーザへメッセージを出力する出力手段を有するユーザ端末と通信可能に接続されたセンタ装置に、
分類情報が付与された可変語句領域を含むメッセージ雛型及び上記分類情報ごとにそれぞれ複数の語句を有する複数の語句群を記憶するステップと、
上記複数の語句群から、見守り対象となるユーザへのメッセージの作成に用いる語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付けるステップと、
上記メッセージ雛型のうち少なくとも上記可変語句領域を当該可変語句領域の分類情報に対応して選択された語句群に含まれるいずれかの語句に変更して上記メッセージを作成するステップと、
上記作成されたメッセージを上記ユーザ端末に送信するステップと、を実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、見守り対象となるユーザへのメッセージを作成する際のオペレータの手間を削減しながらも柔軟にメッセージの内容を変更することができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る見守りシステムの構成を示した図である。 上記見守りシステムが有するサーバ装置のハードウェア構成を示した図である。 上記サーバ装置が記憶するスケジュール情報の例を示した図である。 上記サーバ装置が記憶する語句群の例を示した図である。 上記サーバ装置によるメッセージ中の語句群設定処理の流れを示したフローチャートである。 上記サーバ装置が表示する語句群設定画面の例を示した図である。 上記サーバ装置が表示する語句群設定画面の例を示した図である。 上記サーバ装置が表示する語句群設定画面の例を示した図である。 上記サーバ装置が表示する語句群設定画面の例を示した図である。 上記サーバ装置によるメッセージ作成処理の流れを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る見守りシステムの構成を示した図である。
同図に示すように、見守りシステムは、管理センタに設置されたサーバ装置100を含むセンタ装置と、当該サーバ装置100と通信可能にネットワーク接続されたユーザ端末200とで構成される。
ユーザ端末200は、本システムにおいて見守り対象であるユーザ(例えば高齢者等)宅に設置され、少なくとも、ネットワークを通じてサーバ装置100から送信されユーザに通知されるメッセージを受信する手段、そのメッセージをユーザに通知する出力手段を有する。
出力手段は、ユーザにつながり感を醸成すること、及び高齢者は複雑な機械操作は難しいことを考慮して、音声を出力する装置としてのスピーカSが好適である。あるいは加齢により聴力が低下したユーザ向けには目視でメッセージを認識してもらうべく、液晶パネルを用いた表示装置でも良い。
ユーザ端末200は、少なくとも上記の構成要素を有していればよいが、ユーザにとって人とのやり取りを想起でき、親しみを持てるような外見として小型の人形を模した対話ロボットであってもよい。
またメッセージをユーザに音声で伝える場合に、発話に合わせて適宜ユーザ端末200を振動させたり、内蔵した発光手段(LEDなど)により目や口を明るく表示したりしてもよい。
ユーザ端末200は、サーバ装置100から送信されてきたメッセージをユーザに聴覚または視覚により伝える機能を有するものとするが、逆にユーザがユーザ端末200に対して話しかけた音声をマイクMで集音して音声認識技術により文字列化してサーバ装置100に送信する機能を有していても良い。
サーバ装置100は、管理センタに常駐しユーザとメッセージのやり取りをするオペレータによって使用される装置であり、見守り対象であるユーザへのメッセージを作成するメッセージ作成装置として機能する。
サーバ装置100は、少なくともフラグ設定手段110、部分変更手段120、及び送信手段130を有する。またそれら手段を制御する制御手段を有する。詳細は後述するが、これらは適宜周知なハードウェアや記憶手段に記憶されているソフトウェアにより実現されている。
またサーバ装置100には、記憶手段140が接続される。記憶手段140には、ユーザへのメッセージの通知スケジュールを示すスケジュール情報S、可変語句領域を有するメッセージ雛型M及び当該可変語句領域に挿入され得る複数の語句を有する複数の語句群Wが記憶されている。またサーバ装置100には、例えばキーボードやマウス、その他のポインティングデバイス、またはタッチパネル等によりオペレータの入力を受け付ける入力手段150も接続されており、これらサーバ装置100、記憶手段140及び入力手段150によりセンタ装置が構成されている。
フラグ設定手段110は、各語句群Wについて、それをメッセージの作成に用いるか否かを示すフラグを設定する。
部分変更手段120は、上記メッセージ雛型Mの可変語句領域を、上記フラグによって設定された語句群Wから選択された語句に変更してメッセージを作成する。
送信手段130は、上記スケジュール情報Sに従ってメッセージをユーザ端末200に送信する。
入力手段150は、複数の語句群Wからユーザへのメッセージの作成に用いる語句群Wを選択するオペレータの操作入力を受け付ける。
[サーバ装置のハードウェア構成]
図2は、上記サーバ装置100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、サーバ装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらサーバ装置100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
またCPU11は、上記フラグ設定手段110及び部分変更手段120として機能する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17は、上記入力手段150として機能する。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSのほか、スケジュール情報や、各種フラグ類、パラメータ類、サーバ装置100の各手段を実現するソフトウェア類が記憶される。記憶部18は、上記記憶手段140として機能する。
また本実施形態において、記憶部18は、上述のように、スケジュール情報Sや語句群W等のデータや、メッセージ生成を含むユーザ端末200との対話のためのアプリケーションその他のプログラム及びデータベースを記憶している。
通信部19は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記ユーザ端末200との間の通信処理を担う。通信部19は、上記送信手段130として機能する。
ユーザ端末200のハードウェア構成も基本的には上記サーバ装置100のハードウェア構成と同様であるが、ユーザ端末200は、上述のように前面にマイクM及びスピーカSを有する。
[スケジュール情報]
次に、上記記憶手段140(記憶部18)に記憶されたスケジュール情報Sの詳細について説明する。図3は、ユーザAのスケジュール情報Sの例を示した図である。
同図(a)に示すように、スケジュール情報Sは、メッセージを通知予定のユーザのユーザ名、当該ユーザのユーザ端末200の端末ID、メッセージの通知予定時刻、通知予定曜日、通知予定のメッセージの各項目のデータを有する。
同図(a)において、メッセージはそれを識別するメッセージ名(起床後通知、日中通知等)として示されている。メッセージには、日常の挨拶や時候の挨拶、特定の曜日のイベント(服薬等)や季節のイベント(正月等)、豆知識等に関するメッセージ等が含まれている。
スケジュール情報Sとして記憶されているメッセージは完成されたメッセージではなく上記メッセージ雛型Mである。メッセージ雛型Mの具体例として、起床後通知のメッセージ雛型Mを示したのが同図(b)である。
同図(b)に示すように、メッセージ雛型Mは、複数の可変語句領域Rを有する。当該可変語句領域Rのうち、「今日の日付」や「今日の曜日」は適宜サーバ装置100の計時手段から取り込まれた日付や曜日に置換されるが、それら以外の可変語句領域Rにはそれらを分類するための分類情報(「ランダム@朝の挨拶」、「ランダム@季節の雑談」)が付与されており、当該分類情報に対応する語句群Wからランダムに選択されて置換される。
[語句群]
次に、上記記憶手段140(記憶部18)に記憶された語句群Wの詳細について説明する。図4は、当該語句群Wの具体例を示した図である。
同図(a)は冬の通常メッセージ、同図(b)は冬の例外メッセージ、同図(c)は夏の通常メッセージの各語句群を示す。
各語句群Wには、それぞれ、「ランダム@朝の挨拶」、「ランダム@季節の雑談」の分類情報毎に複数の語句(挨拶文や通知文)が含まれる。同図の例では、朝の挨拶と季節の雑談とがひとまとまりの語句群に含まれているが、それらが分離して記憶されていてもよい。その場合、上記語句群名に応じて、冬の通常メッセージの朝の挨拶、冬の例外メッセージの季節の雑談、といったように分類情報が付与される。
[見守りシステムの動作]
次に、以上のように構成された見守りシステムの動作について説明する。当該動作は、サーバ装置100のCPU11や通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。下記の説明では、便宜上、サーバ装置100のCPU11を動作主体とする。
図5は、上記見守りシステムにおける語句群設定(選択)処理の流れを示したフローチャートである。また図6乃至図9は、上記語句群設定処理においてサーバ装置100が表示する語句群設定画面の例を示した図である。
図6に示すように、語句群設定画面は、ユーザ名入力欄51、語句群一覧表示ボタン52、語句群一覧53、語句群詳細表示ボタン54、フラグ変更ボタン55、設定終了ボタン56及び取消ボタン57を有する。
図5に示すように、まず、サーバ装置100のCPU11は、操作受付部17により、上記ユーザ名入力欄51から、メッセージ通知対象のユーザのユーザ名の入力を受け付け、語句群一覧表示ボタン52の押下操作を受け付ける(ステップ101)。ユーザ名入力欄51は、オペレータによる直接入力が可能な他、例えばプルダウンや別ウィンドウによりユーザ名一覧を表示した上でいずれかのユーザ名を選択させるものであってもよい。
続いてCPU11は、上記入力されたユーザ名に対応する語句群Wを記憶手段140から読み出して図6に示すように語句群一覧53を表示する(ステップ102)。
続いてCPU11は、操作受付部17により、語句群詳細表示ボタン54の押下操作を受け付ける(ステップ103)。
当該語句群詳細表示ボタン54の押下操作を受けて、CPU11は、図8に示すような語句群詳細表示画面を表示する(ステップ104)。当該語句群詳細表示画面は、ユーザ名表示欄61、フラグ状態表示欄62、フラグ変更ボタン63、語句群名表示欄64、可変語句領域選択ボックス65、可変語句編集ボックス66、設定終了ボタン67及び取消ボタン68を有する。
当該語句群詳細表示画面において、操作受付部17を介して語句群Wの語句の編集入力を受け付けた場合には、CPU11は、当該入力に応じて語句群Wの語句を変更する(ステップ105)。
また当該語句群詳細表示画面において、操作受付部17を介してフラグ変更ボタン63が押下された場合には、CPU11は、フラグ状態表示欄62に対応するフラグを他のフラグへ変更し、フラグ状態表示欄62の表示を変更する(ステップ106)。
なお、上記図6の語句群設定画面において、上記語句群選択ボタン54ではなく、語句群一覧53上のいずれかの語句群欄が例えばマウスの右クリック操作等により選択された場合には、図7に示すようにポップアップメニュー58が表示される。
当該ポップアップメニュー58は、語句群詳細表示及びフラグ変更のメニューを有しており、それらの機能は上記語句群詳細表示ボタン54及びフラグ変更ボタン55と同一である。語句群Wの語句の編集を行うことなくフラグのみ変更する場合には当該ポップアップメニュー58が用いられる。
そしてCPU11は、設定終了ボタン67の押下操作を受け付けると(ステップ107)、図9に示すように、語句群詳細表示画面を終了して語句群設定画面に遷移し、上記語句群一覧53を上記フラグ変更操作に応じて更新する(ステップ108)。
図8及び図9では、冬にもかかわらず暖かい日に、オペレータがその旨を反映した冬の例外メッセージを発話させたいと考えて、冬の例外メッセージのフラグを有効に変更した例が示されている。図6と図9とを比較すると分かるように、上記フラグ変更操作により、それまで有効に設定されていた冬の通常メッセージのフラグが無効に設定変更され、代わりに冬の例外メッセージのフラグが有効に設定変更されている。また、その際、図8に示すように、「朝の挨拶」の語句を追加するために語句群Wの語句が編集されている。
CPU11は、以上のような処理を、いずれかの語句群に対して設定(選択)操作が入力される度に実行する。
次に、上記設定された語句群を用いたメッセージの作成処理について説明する。図10は、当該メッセージ作成処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、CPU11はまず、上記スケジュール情報Sを参照して、現在曜日及び現在時刻に合致するメッセージの通知予定が存在するか否かを判断する(ステップ111)。
現在曜日及び現在時刻に合致する通知予定が存在する場合、記憶部18から、それに応じたメッセージ雛型M(例えば起床後通知)を読み込む(ステップ112)。
続いてCPU11は、読み込んだメッセージ雛型Mについて「有効」にフラグ設定されている語句群W(例えば冬の通常メッセージ)を特定する(ステップ113)。
続いてCPU11は、上記特定した語句群Wから語句を無作為に選択し(ステップ114)、上記読み込んだメッセージ雛型Mのうち、可変語句領域を上記無作為に選択した語句に変更する(ステップ115)。これによりメッセージの作成が完了する。
そしてCPU11は、当該作成したメッセージを上記通信部19によりユーザ端末200へ送信する(ステップ116)。ユーザ端末200においては当該メッセージが音声として出力される。
CPU11は、以上の処理をスケジュール情報Sによって設定された曜日・時刻が到来する度に実行する。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、見守りシステムは、メッセージ雛型Mと分類情報毎の語句群Wを用いてメッセージを作成することで、ユーザへのメッセージを作成する際のオペレータの手間を削減しながらも柔軟にメッセージの内容を変更することができ、「つながり感」や「見守られ感」の低下を防ぐことができる。また、季節外れの陽気などイレギュラーな状況となった場合のメッセージ変更が容易となるため、メッセージの内容と実際の状況に齟齬が生じて「結局機械が喋っているに過ぎない」との印象をユーザに与えてしまうことを容易に防止でき、「つながり感」や「見守られ感」を醸成し続けることが容易となる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、語句群W毎にその使用の要否(有効/無効)についてフラグを設定したが、例えば語句群一覧メニュー、語句群毎のチェックボックス、ラジオボタン等によって、メッセージの作成に用いる語句群Wを選択してもよい。
上述の実施形態では、語句群W毎にその使用の要否(有効/無効)について設定したが、例えば図4に示す「冬の通常メッセージ」と「冬の例外メッセージ」をグループ化する情報を付与して、そのグループのいずれかの語句群が無効から有効に設定が変更された場合、他の語句群を自動的に有効から無効にするよう設定を変更することとしてもよい。これにより、同時に通知されると利用者にとって違和感がある語句を同時に通知されないようにできる。
また図6に示す語句群の設定画面において、ユーザそれぞれを個別に指定する例を説明したが、例えば近隣地域に居住するユーザをまとめてグループ化して、グループ単位で語句群の設定をしても良い。例えば、「冬の例外メッセージ」にその地域の住民にとって有用な情報を含めると、上記「つながり感」の醸成に資することができる。
上述の実施形態では、語句群Wの分類情報として季節(時候の挨拶等)が例に挙げられた。しかし、分類情報としては、例えば月等の季節よりも細かい時期や、正月、盆、クリスマス、ゴールデンウィーク等の時期に応じたイベント、災害・緊急時、天気、気温等の分類情報に応じて語句群Wが用意されてもよい。分類情報として天気や気温が用いられる場合、サーバ装置100は、ネットワーク上の天気予報情報からその日の天気や気温を自動取得することで、その日の天気や気温に応じた語句群Wを自動的に選択してもよい。
また、ユーザ端末200が対話型ロボットである場合には、当該ロボットのキャラクター(性格)が分類情報として用いられてもよい(キャラクターごとに発話の仕方や発話内容が異なる)。
本願の特許請求の範囲に記載された発明のうち、「見守り方法」と記載された発明は、その各ステップを、ソフトウェアによる情報処理によりコンピュータ等の少なくとも1つの装置が自動的に行うものであり、人間がコンピュータ等の装置を用いて行うものではない。すなわち、当該「見守り方法」は、コンピュータ・ソフトウェアによる情報処理方法であって、コンピュータという計算道具を人間が操作する方法ではない。
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
100…サーバ装置
110…フラグ設定手段
120…部分変更手段
130…送信手段
140…記憶手段
150…入力手段
200…ユーザ端末
S…通知予定情報
M…メッセージ雛型
W…語句群
R…可変語句領域

Claims (6)

  1. 見守り対象であるユーザへメッセージを出力する出力手段を有するユーザ端末及び当該ユーザ端末と通信可能に接続されたセンタ装置を具備する見守りシステムであって、
    前記センタ装置は、
    分類情報によって分類された可変語句領域を含むメッセージ雛型及びそれぞれ複数の語句からなり前記分類情報に対応付けられた複数の語句群を記憶する記憶手段、
    前記分類情報に対応する前記複数の語句群から前記メッセージの作成に用いる語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付ける入力手段、
    前記メッセージ雛型のうち少なくとも前記可変語句領域を当該可変語句領域の分類情報に対応して選択された語句群に含まれるいずれかの語句に変更して前記メッセージを作成する部分変更手段、及び
    前記作成されたメッセージを前記ユーザ端末に送信する送信手段
    を有し、
    前記複数の語句群は、それぞれ前記メッセージの出力時に想定される状況ごとに設けられ、各語句群は前記状況を反映した前記複数の語句からなることを特徴とする
    見守りシステム。
  2. 前記部分変更手段は、前記複数の語句群のうち、2以上の語句群をグループとして設定し、当該グループのうち1つの語句群が選択された場合に、当該グループの他の語句群を選択不可に設定する
    請求項1に記載の見守りシステム。
  3. 見守り対象であるユーザへ季節の挨拶を含むメッセージを出力する出力手段を有するユーザ端末及び当該ユーザ端末と通信可能に接続されたセンタ装置を具備する見守りシステムであって、
    前記センタ装置は、
    季節情報によって分類された挨拶語句領域を含み前記ユーザへの挨拶時刻が対応付けられたメッセージ雛型及びそれぞれ季節の挨拶に関する複数の挨拶語句からなり前記季節情報に対応付けられた複数の挨拶語句群を記憶する記憶手段、
    前記季節情報に対応する前記複数の挨拶語句群から前記メッセージの作成に用いる挨拶語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付ける入力手段、
    前記メッセージ雛型のうち少なくとも前記挨拶語句領域を当該挨拶語句領域の季節情報に対応して選択された挨拶語句群に含まれるいずれかの挨拶語句に変更して前記メッセージを作成する部分変更手段、及び
    前記作成されたメッセージを前記挨拶時刻に前記ユーザ端末に送信する送信手段
    を有し、
    前記複数の挨拶語句群は、それぞれ前記メッセージの出力時に想定される季節の状況ごとに設けられ、各挨拶語句群は前記季節の状況を反映した前記複数の挨拶語句からなることを特徴とする
    見守りシステム。
  4. 前記部分変更手段は、前記複数の挨拶語句群のうち、2以上の挨拶語句群をグループとして設定し、当該グループのうち1つの挨拶語句群が選択された場合に、当該グループの他の挨拶語句群を選択不可に設定する
    請求項3に記載の見守りシステム。
  5. 分類情報によって分類された可変語句領域を含むメッセージ雛型及びそれぞれ複数の語句からなり前記分類情報に対応付けられた複数の語句群を記憶し、
    前記分類情報に対応する前記複数の語句群から、見守り対象であるユーザへのメッセージの作成に用いる語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付け、
    前記メッセージ雛型のうち少なくとも前記可変語句領域を当該可変語句領域の分類情報に対応して選択された語句群に含まれるいずれかの語句に変更して前記メッセージを作成し、
    前記作成されたメッセージをユーザ端末に送信し、
    前記ユーザ端末から前記ユーザへメッセージを出力する
    見守り方法であって、
    前記複数の語句群は、それぞれ前記メッセージの出力時に想定される状況ごとに設けられ、各語句群は前記状況を反映した前記複数の語句からなることを特徴とする
    見守り方法
  6. 見守り対象であるユーザへメッセージを出力する出力手段を有するユーザ端末と通信可能に接続されたセンタ装置に、
    分類情報によって分類された可変語句領域を含むメッセージ雛型及びそれぞれ複数の語句からなり前記分類情報に対応付けられた複数の語句群を記憶するステップと、
    前記分類情報に対応する前記複数の語句群から、前記ユーザへのメッセージの作成に用いる語句群を選択するオペレータの操作入力を受け付けるステップと、
    前記メッセージ雛型のうち少なくとも前記可変語句領域を当該可変語句領域の分類情報に対応して選択された語句群に含まれるいずれかの語句に変更して前記メッセージを作成するステップと、
    前記作成されたメッセージをユーザ端末に送信するステップと
    を実行させるプログラムであって、
    前記複数の語句群は、それぞれ前記メッセージの出力時に想定される状況ごとに設けられ、各語句群は前記状況を反映した前記複数の語句からなることを特徴とする
    プログラム
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