JP6340432B2 - ユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

ユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
UMTS(universal mobile telecommunication system)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEからのさらなる広帯域化および高速化を目的として、LTEアドバンストが仕様化され、さらに、たとえばFRA(future radio access)と呼ばれるLTEの後継システムが検討されている。
LTE Rel.10/11のシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC:component carrier)を含んでいる。このように、複数のコンポーネントキャリアを集めて広帯域化することをキャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)という。
LTEのさらなる後継システムであるLTE Rel.12においては、複数のセルが異なる周波数帯(キャリア)で用いられるさまざまなシナリオが検討されている。複数のセルを形成する無線基地局が実質的に同一の場合には、上述のキャリアアグリゲーションを適用可能である。複数のセルを形成する無線基地局が完全に異なる場合には、デュアルコネクティビティ(DC:dual connectivity)を適用することが考えられる。
Rel.8から12のLTEでは、事業者に免許された周波数帯、すなわちライセンスバンドにおいて排他的な運用がなされることを想定して仕様化が行われた。ライセンスバンドとしては、たとえば800MHz、2GHzまたは1.7GHzなどが使用される。
Rel.13以降のLTEでは、免許不要の周波数帯、すなわちアンライセンスバンドにおける運用もターゲットとして検討されている。アンライセンスバンドとしては、たとえばWi−Fiと同じ2.4GHzまたは5GHz帯などが使用される。Rel.13 LTEでは、ライセンスバンドとアンライセンスバンドの間でのキャリアアグリゲーション(LAA:license-assisted access)を検討対象としているが、将来的にデュアルコネクティビティやアンライセンスバンドのスタンドアローンも検討対象となる可能性がある。
LTE Rel.10/11/12におけるキャリアアグリゲーションでは、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が最大5個に制限されている。LTE Rel.13以降では、より柔軟かつ高速な無線通信を実現するため、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が6個以上であり、これらのコンポーネントキャリアを束ねる拡張キャリアアグリゲーションが検討されている。
しかし、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が6個以上の拡張キャリアアグリゲーションを実現するために、PUCCHの拡張やMAC制御方式の変更が必要となることが想定される。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が6個以上の拡張キャリアアグリゲーションを適切に行うことができるユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明のユーザ端末は、6個以上のセルの統合をサポートするユーザ端末であって、一以上のセルをそれぞれ含む複数のセルグループが設定される場合、各セルグループの特定のセルの物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を用いて、又は、各セルグループの所定セルに割り当てられる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて、少なくとも一つのACK/NACKビットを含む上りリンク制御情報(UCI)を送信する送信部と、前記UCIの送信に前記PUCCHを用いる場合と前記PUSCHを用いる場合との間で別々に、セルグループ毎に複数のACK/NACKビットをバンドリングするか否かを制御する制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が6個以上の拡張キャリアアグリゲーションを適切に行うことができる。
従来のキャリアアグリゲーションを説明する図である。 拡張キャリアアグリゲーションを説明する図である。 第1の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第1の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第1の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第2の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第2の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第2の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第2の態様における拡張キャリアアグリゲーションの一例を説明する図である。 第3の態様におけるアクティブ化/非アクティブ化を指示するMAC CEを説明する図である。 第3の態様におけるセルグループのアクティブ化/非アクティブ化を説明する図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
LTE Rel.10において、最大5個のコンポーネントキャリアを束ねるキャリアアグリゲーションが導入され、広帯域化により高速なデータレートが実現された(図1A参照)。
LTE Rel.11において、インターバンドキャリアアグリゲーションを行うコンポーネントキャリア間で独立かつ異なるタイミング制御を可能とするマルチプルタイミングアドバンス(MTA:multiple timing advance)が導入され、非同一位置配置(non-co-located)なコンポーネントキャリアによるキャリアアグリゲーションの最適化が実現された(図1B参照)。
マルチプルタイミングアドバンスを適用したキャリアアグリゲーションでは、送信タイミングで分類されるタイミングアドバンスグループ(TAG:timing advance group)をサポートする。図1Bでは、CC#1からCC#3がTAG#1にグルーピングされ、CC#4およびCC#5がTAG#2にグルーピングされている。タイミングアドバンス値による送信タイミングの制御はタイミングアドバンスグループごとに独立に行われる。このように、マルチプルタイミングアドバンスを適用したキャリアアグリゲーションでは、ユーザ端末が各タイミングアドバンスグループに属するコンポーネントキャリアの送信タイミングを独立に調整することにより、無線基地局でのユーザ端末からの上りリンク信号受信タイミングを合わせることができる。たとえば、無線基地局が形成するCC#1からCC#3で送信される信号と、この無線基地局に接続されたRRH(remote radio head)が形成するCC#4およびCC#5では、ユーザ端末の上りリンク送信信号の送信タイミングを独立に制御することができる。
LTE Rel.12において、遅延の無視できない非理想的バックホール(non-ideal backhaul)で接続された複数の無線基地局によるセルグループ(CG:cell-group)を束ねるデュアルコネクティビティが導入され、より柔軟な配置が実現された(図1C参照)。
デュアルコネクティビティでは、複数の無線基地局がそれぞれ備えるスケジューラ間で独立にスケジューリングが行われることが想定されている。ユーザ端末には、無線基地局より複数のセルグループ(CG:cell group)が設定され、セルグループ間で独立にスケジューリングやHARQ制御が行われる。これにより、異なる位置に配置され、独立にスケジューリングを行う無線基地局が形成する各セルグループに属するコンポーネントキャリアによるキャリアアグリゲーションが実現される。また、デュアルコネクティビティでは、設定されるセルグループの中においても、マルチプルタイミングアドバンスをサポートする。
図1Cでは、CC#1からCC#3がセルグループ#1にグルーピングされ、CC#4およびCC#5がセルグループ#2にグルーピングされている。また、セルグループ#1では、CC#1およびCC#2がTAG#1にグルーピングされ、CC#3がTAG#2にグルーピングされている。セルグループ#3では、CC#4およびCC#5がTAG#3にグルーピングされている。このように、デュアルコネクティビティおよびマルチプルタイミングアドバンスを適用したキャリアアグリゲーションでは、たとえば、第1の無線基地局およびこれに接続されたRRHが形成するCC#1からCC#3で送信される信号と、第2の無線基地局が形成するCC#4およびCC#5で送信される信号は独立したスケジューラで制御が行われる。さらに、各セルグループの中で、異なるタイミングアドバンスグループに属するコンポーネントキャリア間では、送信タイミングが、各無線基地局のスケジューラ間で調整されて、無線基地局でのユーザ端末からの上りリンク信号受信タイミングを合わせることができる。
しかしながら、図1Aから図1Cに示すように、LTE Rel.12までは、ユーザ端末あたりに設定(configure)可能なコンポーネントキャリア数が、最大5個に制限されている。
これに対して、LTE Rel.13において、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数の制限をなくした拡張キャリアアグリゲーション(CA enhancement)が検討されている。たとえば、拡張キャリアアグリゲーションでは、図2に示すように、16個のコンポーネントキャリアを束ねることが検討される。このような拡張キャリアアグリゲーションにより、より柔軟かつ高速な無線通信が実現される。また、このような拡張キャリアアグリゲーションにより、連続する超広帯域の、多数のコンポーネントキャリアを束ねることができる。
このような拡張キャリアアグリゲーションにおいて、上り制御チャネルで必要となるフィードバック情報のオーバーヘッドが大きくなるという課題がある。上り制御チャネルでフィードバックされる制御情報としては、HARQ−ACK(hybrid automatic repeat request-acknowledge)やCQI(channel quality indicator)がある。しかし、これまでのキャリアアグリゲーションでは5個までのコンポーネントキャリアを設定することが想定されていたため、既存の物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)のフォーマットでは、最大5個のコンポーネントキャリア分のHARQ−ACKまでしか多重することができない。また、CQIについても、PUCCHでフィードバックする場合には、1個のコンポーネントキャリア分のCQIしか送信することができない。
さらに、このような拡張キャリアアグリゲーションにおいては、下りリンクに関するユーザ端末制御が煩雑になるという課題もある。既存のキャリアアグリゲーションでは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)または物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)の処理を、コンポーネントキャリアごとに独立に行っている。したがって、コンポーネントキャリア数が増加するにしたがって、そのコンポーネントキャリア数倍の制御処理が必要となる。
このように、拡張キャリアアグリゲーションを実現するためには、PUCCHの拡張やMAC(medium access control)制御方式の変更が必要となるという課題がある。
これに対して、本発明者らは、PUCCHの拡張やMAC制御方式の変更と必要とせずに、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数の制限をなくした拡張キャリアアグリゲーションを実現するための構成を見出した。
(第1の態様)
第1の態様では、拡張キャリアアグリゲーションにおいて、既存のデュアルコネクティビティで規定されるDual−PUCCHを利用する。
デュアルコネクティビティでは、各セルグループに属するコンポーネントキャリアの一にPUCCHが設定される。これにより、セルグループごとに独立に上りリンク制御情報(UCI:uplink control information)フィードバックが行われる。PUCCHが設定されるコンポーネントキャリアは、たとえば、プライマリセル(PCell)である。
したがって、最大5個のコンポーネントキャリアを束ねることができる従来のキャリアアグリゲーションと、デュアルコネクティビティの構成を組み合わせることにより、最大10個のコンポーネントキャリアに対応可能な拡張キャリアアグリゲーションが実現できる(図3A参照)。
図3Aに示す例では、コンポーネントキャリア#1から#5までの5CCで構成されるセルグループ#1、および、コンポーネントキャリア#6から#10までの5CCで構成されるセルグループ#2において、コンポーネントキャリア#1および#6にそれぞれPUCCHが設定されている。ユーザ端末は、セルグループごとに、最大5個のコンポーネントキャリアの既存LTEの仕組みでUCIフィードバックを行う。
各セルグループ内で、マルチプルタイミングアドバンス、すなわちタイミングアドバンスグループ(TAG:TA group)が設定されていてもよい(図3B参照)。
5個のコンポーネントキャリアごとにPUCCHを設定するコンポーネントキャリアを1個増やすことにより、たとえば、最大15個のコンポーネントキャリアや最大20個のコンポーネントキャリアに対応可能な拡張キャリアアグリゲーションが実現できる(図4参照)。すなわち、従来のキャリアアグリゲーションとデュアルコネクティビティの構成を組み合わせることにより、拡張キャリアアグリゲーションで対応可能な最大コンポーネントキャリア数を増加させることが可能である。
図4に示す例では、セルグループ#1から#4の間で、拡張キャリアアグリゲーションが行われる。各セルグループは、最大5個のコンポーネントキャリアで構成される。すなわち、この拡張キャリアアグリゲーションは、20個のコンポーネントキャリアに対応している。各セルグループに属するコンポーネントキャリアの一にPUCCHが設定されている。ユーザ端末は、セルグループごとに、最大5個のコンポーネントキャリアの既存LTEの仕組みでUCIフィードバックを行う。
図4に示す例において、2個以上のセルグループ間でデュアルコネクティビティを適用することも可能である。
ユーザ端末は、自端末が下りリンクキャリアアグリゲーションおよび上りリンクキャリアアグリゲーションに対応しているバンド組み合わせ情報(band combination)をネットワークに報告してもよい。ユーザ端末は、異なるセルグループに設定可能なバンドの組み合わせや、PUCCH設定が可能なコンポーネントキャリアの情報(capability)などをネットワークに報告してもよい。
ネットワークは、下りリンクキャリアアグリゲーションまたは上りリンクキャリアアグリゲーションするコンポーネントキャリアの情報、セルグループ設定情報、および、各セルグループにおけるPUCCH設定コンポーネントキャリアの情報を、上位レイヤシグナリングでユーザ端末に通知する。
ユーザ端末は、前記通知された情報に基づき、拡張キャリアアグリゲーションによる通信を開始し、セルグループごとに、最大5個のコンポーネントキャリアの既存LTEの仕組みで上りリンク制御情報(UCI)をフィードバックする。
LTE Rel.11で定義されたタイミングアドバンスグループ(TAG)について、設定可能なTAG数は最大4個までである。しかし、拡張キャリアアグリゲーションにおいて、コンポーネントキャリア数の増加に伴って設定可能なTAG数を増加してもよい。たとえば、図5Aに示すように、8個のタイミングアドバンスグループを設定してもよい。
複数のタイミングアドバンスグループは、一般に、ユーザ端末が通信する無線基地局の送受信点が異なる場合に設定される。したがって、現実的には、多数(たとえば、8個)のタイミングアドバンスグループが必要になる可能性は低いため、TAG数は、既存の仕様でサポートされる数で十分とも考えられる。そのため、TAG数を増加することは、コンポーネントキャリア数やセルグループ数を増加することに比べて制限されてもよい。たとえば、図5Bに示すように、複数のセルグループを同一タイミングアドバンスグループに収容してもよい。この場合、ユーザ端末が独立にタイミング制御を行わなければならないTAG数を増やさずともキャリアアグリゲーションを行うコンポーネントキャリア数を増加できるため、ユーザ端末のコストやバッテリー消費の増加を抑えつつ、ピークの通信データレートを向上することができる。
(第2の態様)
第2の態様では、拡張キャリアアグリゲーションにおいて、既存のキャリアアグリゲーションで規定されるSingle−PUCCHを利用する。
上述のとおり、既存のPUCCHでは、最大5個のコンポーネントキャリア分のHARQ−ACKしか送信することができない。拡張キャリアアグリゲーションにおいて、1個のPUCCHに多重可能なACK/NACK(A/N)ビット数が超過する問題を解決するため、複数のコンポーネントキャリアをグルーピングして、当該グループではA/Nを束ねる(bundling)構成としてもよい。
図6に示す例では、拡張キャリアアグリゲーションする20個のコンポーネントキャリアが、A/Nグループ#1から#4にグルーピングされている。A/Nグループは、タイミングアドバンスグループまたはセルグループと同一である。すなわち、ユーザ端末は、タイミングアドバンスグループまたはセルグループを前記A/Nグループであるとみなしてもよい。A/Nグループに属する各コンポーネントキャリアは、それぞれ各コンポーネントキャリアの下りリンク割り当て情報(DL assignment)を含むPDCCHまたはEPDCCH(enhanced PDCCH)を受信し、その結果を示す肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)がグループごとに束ねられる。ユーザ端末は、UCI(A/Nバンドリング)をPCellのPUCCHリソースを用いて送信する。図6の場合のA/Nビット数は4ビットとある。各コンポーネントキャリアでMIMO(multiple-input and multiple-output)を適用する場合、たとえば2倍のデータを送受信するとなると、そのA/Nビット数は最大で8ビットとなる。
しかし、この場合、A/Nグループ内のいずれかのコンポーネントキャリアで下りリンク割り当て情報の受信ミスが発生した場合、ユーザ端末は、当該A/Nグループの当該コンポーネントキャリアで割り当てられた下りリンクデータを正しく受信できていないにも関わらず、そのデータ有無自体を認識できていないため、確認応答を肯定応答(ACK)と判定してしまう可能性がある。そこで、無線基地局は、下りリンク割り当て情報を、コンポーネントキャリアごとではなく、A/Nグループ(または、タイミングアドバンスグループ、セルグループ)ごとに送信してもよい。すなわち、下りリンク制御情報(DL assignment)および上りリンク制御情報(HARQ-ACK)を、ともにA/Nグループごとに行ってもよい。ユーザ端末は、下りリンク割り当て情報を検出するとすべての割り当てに対する確認応答(A/N)を束ね、下りリンク割り当て情報を検出できなければすべての割り当てが不連続送信(DTX:discontinuous transmission)となる。
図7に示す例では、拡張キャリアアグリゲーションする20個のコンポーネントキャリアが、A/Nグループ#1から#4にグルーピングされ、グループごとに下りリンク割り当てやA/Nバンドリング(bundling)が行われている。下りリンク割り当て情報(DL assignment)は、A/Nグループの1つまたは複数のコンポーネントキャリアで送信される。ユーザ端末は、1つまたは複数のコンポーネントキャリアの下りリンク割り当て情報をブラインド検出によって復号してもよいし、どのコンポーネントキャリアで送信されるのかを、あらかじめ上位レイヤシグナリングなどで指定されていてもよい。
ユーザ端末は、複数の下りリンク割り当て情報に対してブラインド検出を試行し、CRC(cyclic redundancy check)チェックできたものを自端末に対する下りリンク割り当て情報と判断する。この下りリンク割り当て情報には、たとえば、どのコンポーネントキャリアにデータが割り当てられているか、各割り当てコンポーネントキャリアのリンクアダプテーション情報(周波数リソース、MIMOランク数、MCS(modulation and coding scheme)レベル、TB(transport block)サイズなど)のような、複数コンポーネントキャリアへの割り当て情報が含まれる。それぞれのリンクアダプテーション情報は、グループ内のコンポーネントキャリア間で同一であっても良いし、独立であっても良い。同一な情報が多いほどオーバーヘッドを減らすことができる。独立な情報が多いほど、細かいリンクアダプテーションによるスループット改善効果が得られる。
なお、図8に示すように、1つのA/Nグループに含まれるコンポーネントキャリア分しかACK/NACKがない場合、Rel.10/11 キャリアアグリゲーションにフォールバックしてもよい。すなわち、ユーザ端末は、1つのA/Nグループに含まれるコンポーネントキャリアでしか下りリンク割り当て情報を検出しなかった場合、当該A/Nグループ内のCCに対するA/Nをバンドリングせずに送信する構成としてもよい。
あるいは、ユーザ端末が、1個のコンポーネントキャリアに対する割り当て情報のみを示したPDCCHを検出した場合、Rel.10/11 キャリアアグリゲーションにフォールバックする構成としてもよい。ユーザ端末は、1個のコンポーネントキャリアに対する割り当て情報のみを含むPDCCHと、A/Nグルーピングが設定された複数のコンポーネントキャリアに対する割り当て情報を含むPDCCHの両方のブラインド検出を試行するものとする。そして、ユーザ端末は、1個のコンポーネントキャリアに対する割り当て情報のみを含むPDCCHを検出した場合、A/Nをハンドリングせずに送信する構成としてもよい。
5個のコンポーネントキャリアを超えない従来のキャリアアグリゲーションと、5個のコンポーネントキャリアを超える拡張キャリアアグリゲーションの場合とで、PUCCHリソースやPUCCHフォーマットを変えてもよい。すなわち、A/Nバンドリングの適用有無により、異なるPUCCHリソースやPUCCHフォーマットでPUCCHを送信してもよい。
図9Aに示すように、任意のコンポーネントキャリアでPUSCHの割り当てがある場合、A/Nバンドリングを行わずに、ユーザ端末は、UCI(ACK/NACK)を、PUSCHリソースを用いて送信してもよい。PUSCHは容量が大きく多数のビットを含めることができるため、A/Nバンドリングで圧縮する必要がないためである。この場合のA/Nビット数は、20ビットから40ビットとなる。いずれのコンポーネントキャリアにもPUSCHの割り当てがない場合には、図9Bに示すように、A/Nバンドリングを行って、ユーザ端末は、UCI(A/Nバンドリング)を、PUCCHリソースを用いて送信してもよい。
(第3の態様)
第3の態様では、拡張キャリアアグリゲーションにおいて、トラフィックの無いときに無用なコンポーネントキャリアを非アクティブ化する方法について説明する。
拡張キャリアアグリゲーションでは、多数のコンポーネントキャリアをキャリアアグリゲーションすることで高いピークレートを達成できるが、電力消費も増大する。したがって、トラフィックが無いときには不要なコンポーネントキャリアを非アクティブ化(de-activation)することが重要となる。しかし、既存LTEでは、アクティブ化/非アクティブ化(activation/deactivation)を指示するMAC CE(MAC control element)が7ビットしか存在しない(図10A参照)。すなわち、7セル分しかアクティブ化/非アクティブ化を指示することができない。
そこで、タイミングアドバンスグループ、セルグループまたはA/Nグループのように、グルーピングされたセル群ごとに、アクティブ化/非アクティブ化を指示してもよい。この場合、図10Aに示すMAC CEのCは、SCell group index iのセル群に対するアクティブ化/非アクティブ化コマンドを表すものとすることができる。SCell group indexはあらかじめ上位レイヤで通知するものとする。
SCell index iに基づく従来法では、PCellおよびデュアルコネクティビティにおけるPSCellは非アクティブ化されない。したがって、当該MAC CEには、PCellに相当するC(=SCell index i)が存在しない。そのため、SCell index iに基づく従来法を、そのままSCell group index iに基づく方法に置き換えた場合、PCellを含むセルグループについてアクティブ化/非アクティブ化コマンドを送信できない。結果として、PCellを含むセルグループは、常にアクティブ状態となる(図11A参照)。
しかし、トラフィックが無いときの電力消費を抑えるためには、PCellを含むセルグループにおいても、SCellを非アクティブ化できることが望ましい。そこで、第3の態様において、PCellまたはPSCellを含むセルグループについてもアクティブ化/非アクティブ化コマンドを送信できるようにしてもよい。ユーザ端末は、PCellまたはPSCellを含むセルグループに対する非アクティブ化を指示された場合、当該セルグループに含まれるSCellのみをすべて非アクティブ化してもよい(図11B参照)。図11Bに示すように、PCellまたはPSCellは、コマンドにかかわらず常にアクティブ状態とする。
なお、アクティブ化/非アクティブ化をセルグループごとに行うのに加えて、非アクティブ化タイマーなどもグループごとに管理してもよい。ユーザ端末は、当該セルグループが設定された場合、従前はコンポーネントキャリアごとに独立に行っていた非アクティブ化タイマーなどの制御を、グループごとに一括管理する。これによりユーザ端末の実装を簡易化できる。
既存LTEでは、PHR(power headroom report)を報告するMAC CEでもアクティブ化/非アクティブ化セルを報告する(図10B参照)。具体的には、PHRを報告するMAC CEで、アクティブ化/非アクティブ化セルと、各アクティブ化セルの最大送信電力PCMAX,cおよびPHRを報告する。既存のPHR MAC CEに存在しないCについては、新たに行を追加してMAC CEを拡大して最大16セル分のアクティブ化/非アクティブ化セルを報告できるようにするか、あるいはリザーブドビット(R)の値を0または1とすることで読み替えてもよい。
第3の態様において、PHR MAC CEで報告するCも、group index iと解釈してもよい。Cにより、アクティブ化されたグループを報告し、かつ、アクティブ状態の各コンポーネントキャリアの最大送信電力PCMAX,cおよび送信電力余力PHRを報告してもよい。PHRタイマーなどもグループごとに管理してもよい。
あるいは、グループ単位でアクティブ化/非アクティブ化することに付随して、新たにグループ単位のPHR報告を導入してもよい。ユーザ端末は、Cにより、アクティブ化されたグループを報告し、かつ、当該アクティブ化されたグループ単位の最大許容電力(たとえば、PCMAX,g)およびグループ単位のPHRを報告してもよい。グループ単位のPHRは、PCMAX,gからグループ内合計割当電力を引いた値となる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述のLAAにおけるアンライセンスバンドでの上りリンク送信動作を行う無線通信方法が適用される。
図12は、本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略構成図である。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーションとデュアルコネクティビティの両方、またはいずれか一方を適用できる。また、この無線通信システムは、アンライセンスバンドを利用可能な無線基地局を有している。
図12に示すように、無線通信システム1は、複数の無線基地局10(11および12)と、各無線基地局10によって形成されるセル内にあり、各無線基地局10と通信可能に構成された複数のユーザ端末20と、を備えている。無線基地局10は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。
図12において、無線基地局11は、たとえば相対的に広いカバレッジを有するマクロ基地局で構成され、マクロセルC1を形成する。無線基地局12は、局所的なカバレッジを有するスモール基地局で構成され、スモールセルC2を形成する。なお、無線基地局11および12の数は、図12に示す数に限られない。
たとえば、マクロセルC1をライセンスバンドで運用し、スモールセルC2をアンライセンスバンドで運用する形態であってもよい。または、スモールセルC2の一部をアンライセンスバンドで運用し、残りのスモールセルC2をライセンスバンドで運用する形態であってもよい。無線基地局11および12は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して互いに接続される。
ユーザ端末20は、無線基地局11および無線基地局12の双方に接続可能である。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1およびスモールセルC2を、キャリアアグリゲーションまたはデュアルコネクティビティにより同時に使用することが想定される。たとえば、ライセンスバンドを利用する無線基地局11からユーザ端末20に対して、アンライセンスバンドを利用する無線基地局12に関するアシスト情報(たとえば、下りリンク信号構成)を送信できる。また、ライセンスバンドおよびアンライセンスバンドでキャリアアグリゲーションする場合、1つの無線基地局(たとえば、無線基地局11)が、ライセンスバンドセルおよびアンライセンスバンドセルのスケジュールを制御する構成としてもよい。
ユーザ端末20は、無線基地局11に接続せず、無線基地局12に接続する構成としてもよい。たとえば、アンライセンスバンドを利用する無線基地局12が、ユーザ端末20とスタンドアローンで接続する構成としてもよい。この場合、無線基地局12が、アンライセンスバンドセルのスケジュールを制御する。
上位局装置30には、たとえば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)、下り制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel、EPDCCH:enhanced physical downlink control channel)、報知チャネル(PBCH:physical broadcast channel)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(system information block)が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI:downlink control information)が伝送される。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)、上り制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。
図13は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成図である。図13に示すように、無線基地局10は、MIMO(multiple-input and multiple-output)伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部(送信部および受信部)103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、インタフェース部106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30からインタフェース部106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCP(packet data convergence protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(medium access control)再送制御、たとえば、HARQ(hybrid automatic repeat request)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:inverse fast fourier transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナごとにプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。送受信部103には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッタ/レシーバ、送受信回路または送受信装置を適用できる。
送受信部103は、ユーザ端末20に対して設定する6個以上のコンポーネントキャリアに関する情報を送信するとともに、セルグループごとに、セルグループに属するコンポーネントキャリアの一からフィードバックされるACK/NACK情報を受信する。
上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:fast fourier transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:inverse discrete fourier transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、インタフェース部106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
インタフェース部106は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して隣接無線基地局と信号を送受信(バックホールシグナリング)する。あるいは、インタフェース部106は、所定のインタフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。
図14は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図14に示すように、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104は、制御部301と、下り制御信号生成部302と、下りデータ信号生成部303と、マッピング部304と、デマッピング部305と、チャネル推定部306と、上り制御信号復号部307と、上りデータ信号復号部308と、判定部309と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部301は、PDSCHで送信される下りユーザデータ、PDCCHと拡張PDCCH(EPDCCH)の両方、またはいずれか一方で伝送される下り制御情報、下り参照信号などのスケジューリングを制御する。また、制御部301は、PRACHで伝送されるRAプリアンブル、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCHまたはPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割り当て制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割り当て制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末20に通知される。
制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号および上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。制御部301には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路または制御装置を適用できる。
下り制御信号生成部302は、制御部301により割り当てが決定された下り制御信号(PDCCH信号とEPDCCH信号の両方、またはいずれか一方)を生成する。具体的に、下り制御信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下りリンク信号の割り当て情報を通知する下りリンクアサインメントと、上りリンク信号の割り当て情報を通知する上りリンクグラントを生成する。下り制御信号生成部302には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器または信号生成回路を適用できる。
下りデータ信号生成部303は、制御部301によりリソースへの割り当てが決定された下りデータ信号(PDSCH信号)を生成する。下りデータ信号生成部303により生成されるデータ信号には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式に従って符号化処理、変調処理が行われる。
マッピング部304は、制御部301からの指示に基づいて、下り制御信号生成部302で生成された下り制御信号と、下りデータ信号生成部303で生成された下りデータ信号の無線リソースへの割り当てを制御する。マッピング部304には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッピング回路またはマッパーを適用できる。
デマッピング部305は、ユーザ端末20から送信された上りリンク信号をデマッピングして、上りリンク信号を分離する。チャネル推定部306は、デマッピング部305で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を上り制御信号復号部307、上りデータ信号復号部308に出力する。
上り制御信号復号部307は、上り制御チャネル(PRACH,PUCCH)でユーザ端末から送信されたフィードバック信号(送達確認信号等)を復号し、制御部301へ出力する。上りデータ信号復号部308は、上り共有チャネル(PUSCH)でユーザ端末から送信された上りデータ信号を復号し、判定部309へ出力する。判定部309は、上りデータ信号復号部308の復号結果に基づいて、再送制御判定(A/N判定)を行うとともに結果を制御部301に出力する。
図15は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。図15に示すように、ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(送信部および受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などがなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。送受信部203には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッタ/レシーバ、送受信回路または送受信装置を適用できる。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT)処理、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
送受信部203は、無線基地局10により設定される複数のコンポーネントキャリアに関する情報を受信するとともに、セルグループごとに、セルグループに属するコンポーネントキャリアの一にACK/NACK情報をフィードバックする。
図16は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図16に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、上り制御信号生成部402と、上りデータ信号生成部403と、マッピング部404と、デマッピング部405と、チャネル推定部406と、下り制御信号復号部407と、下りデータ信号復号部408と、判定部409と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部401は、無線基地局10から送信された下り制御信号(PDCCH信号)や、受信したPDSCH信号に対する再送制御判定結果に基づいて、上り制御信号(A/N信号等)や上りデータ信号の生成を制御する。無線基地局から受信した下り制御信号は下り制御信号復号部407から出力され、再送制御判定結果は、判定部409から出力される。制御部401には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路または制御装置が適用される。
制御部401は、無線基地局10により設定される6個以上のコンポーネントキャリアを制御可能である。
上り制御信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上り制御信号(送達確認信号やチャネル状態情報(CSI)等のフィードバック信号)を生成する。上りデータ信号生成部403は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。なお、制御部401は、無線基地局から通知される下り制御信号に上りリンクグラントが含まれている場合に、上りデータ信号生成部403に上りデータ信号の生成を指示する。上り制御信号生成部402には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器または信号生成回路を適用できる。
マッピング部404は、制御部401からの指示に基づいて、上り制御信号(送達確認信号等)と、上りデータ信号の無線リソース(PUCCH、PUSCH)への割り当てを制御する。
デマッピング部405は、無線基地局10から送信された下りリンク信号をデマッピングして、下りリンク信号を分離する。チャネル推定部406は、デマッピング部405で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を下り制御信号復号部407、下りデータ信号復号部408に出力する。
下り制御信号復号部407は、下り制御チャネル(PDCCH)で送信された下り制御信号(PDCCH信号)を復号し、スケジューリング情報(上りリソースへの割り当て情報)を制御部401へ出力する。また、下り制御信号に送達確認信号をフィードバックするセルに関する情報や、RF調整の適用有無に関する情報が含まれている場合も、制御部401へ出力する。
下りデータ信号復号部408は、下り共有チャネル(PDSCH)で送信された下りデータ信号を復号し、判定部409へ出力する。判定部409は、下りデータ信号復号部408の復号結果に基づいて、再送制御判定(A/N判定)を行うとともに、結果を制御部401に出力する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
本出願は、2014年11月6日出願の特願2014−226504に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

Claims (4)

  1. 6個以上のセルの統合をサポートするユーザ端末であって、
    一以上のセルをそれぞれ含む複数のセルグループが設定される場合、各セルグループの特定のセルの物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を用いて、又は、各セルグループの所定セルに割り当てられる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて、少なくとも一つのACK/NACKビットを含む上りリンク制御情報(UCI)を送信する送信部と、
    前記UCIの送信に前記PUCCHを用いる場合と前記PUSCHを用いる場合との間で別々に、セルグループ毎に、複数のACK/NACKビットをバンドリングするか否かを制御する制御部と、
    を具備することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記制御部は、前記UCIの送信に前記PUCCHを用いる場合、前記複数のACK/NACKビットをバンドリングし、前記UCIの送信に前記PUSCHを用いる場合、前記複数のACK/NACKビットのバンドリングを中止することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 6個以上のセルの統合をサポートするユーザ端末と通信する無線基地局であって、
    前記ユーザ端末に一以上のセルをそれぞれ含む複数のセルグループが設定される場合、前記無線基地局に属するセルグループ内の特定のセルの物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を用いて、又は、前記セルグループ内の所定セルに割り当てられる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて、少なくとも一つのACK/NACKビットを含む上りリンク制御情報(UCI)を受信する受信部と、
    前記ユーザ端末において前記UCIの送信に前記PUCCHを用いる場合と前記PUSCHを用いる場合との間で別々に、セルグループ毎にバンドリングするか否かが制御される前記ACK/NACKビットに基づいて、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)の送信を制御する制御部と、を具備することを特徴とする無線基地局。
  4. 6個以上のセルの統合をサポートするユーザ端末において、
    一以上のセルをそれぞれ含む複数のセルグループが設定される場合、各セルグループの特定のセルの物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を用いて、又は、各セルグループの所定セルに割り当てられる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて、少なくとも一つのACK/NACKビットを含む上りリンク制御情報(UCI)を送信する工程と、
    前記UCIの送信に前記PUCCHを用いる場合と前記PUSCHを用いる場合との間で別々に、セルグループ毎に複数のACK/NACKビットをバンドリングするか否かを制御する工程と、を有することを特徴とする無線通信方法。
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