JP6338922B2 - 軌陸両用掘削機 - Google Patents

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本発明は、垂直方向に立設するリーダを備える掘削機本体と、軌道上を走行するための軌道用車輪と、陸上を走行するための走行装置と、掘削により発生するモーメントを受けるためのアウトリガジャッキとを有する軌陸両用掘削機に関するものであり、具体的には軌陸両用掘削機が軌道上にある場合に、操作の助けになるようなレバーをロックする部品を備える技術に関する。
杭打ち工事や地盤改良工事などが鉄道の路線付近で行われる場合、クローラだけを備えた掘削機では不便なこともある。クローラを備えた掘削機であっても線路付近での作業を行うことは可能だが、クローラでの移動によって軌道を傷つける虞があり、また、軌道の存在がクローラでの移動を妨げる為に、掘削作業性は著しく低下するからである。この問題を解決するために、特許文献1のような技術が開示されている。
特許文献1には、軌陸両用車に関する技術が開示されている。陸上走行手段を有する走行体に、昇降自在の軌道用車輪を備え、軌道用車輪の昇降によって陸上走行と軌道上走行との切り替えが可能な軌陸両用車で、軌道用車輪を上昇させた状況で、走行方向の両端部から突出しないように収納が可能な構成となっている。
特開平9−142116号公報
しかしながら、軌道上で軌陸両用車が移動する場合、軌道走行用の専用の操作パネルが設けられるわけではなく、陸上走行用のレバーを用いて操作する必要がある。そして、陸上走行用のレバーはクローラが左右で異なる方向に回転するように制御できるのに対して、軌道上走行用に用いる場合は、左右の車輪で同じ方向に回転するよう制御する必要があるなど、陸上走行時と軌道上走行時では操作方法が異なる。このため、操作ミスを防止するような技術が求められていた。この様な課題は特許文献1には示されていない。
そこで本発明は、かかる課題を解決すべく、レバー操作の誤りを防止する機能を備えた軌陸両用掘削機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の一態様による軌陸両用掘削機を、以下のような特徴を有する。
(1)陸上を走行する左右一対のクローラと軌道上を走行する軌道用車輪を備えた下部走行体と、該下部走行体の上部に旋回可能に保持される上部旋回体と、掘削装置を昇降可能に支持すると共に前記上部旋回体の前方に起伏可能に保持されるリーダと、を備えた軌陸両用掘削機において、前記クローラの右側を操作する右操作レバーと、前記クローラの左側を操作する左操作レバーと、前記クローラで走行する陸上モードと前記軌道用車輪で走行する軌道モードとを切り替える切替スイッチと、を備え、該切替スイッチで前記軌道モードを選択した際に、前記右操作レバーと前記左操作レバーの頭部を一体化するキャップを装着し、前記右操作レバーと前記左操作レバーを同時に操作すること、を特徴とする。
上記(1)に記載の態様により、右操作レバーと左操作レバーの頭部をキャップによって一体化することで、右操作レバーと左操作レバーを同一方向に操作出来るようになる。そして、陸上モードの際には右操作レバーと左操作レバーとは別々に操作可能だが、軌道モードにした際には、右操作レバーと左操作レバーにキャップを装着することで、同時に操作することができ、誤操作を防ぐことが可能となる。この結果、軌陸両用掘削機のオペレータの誤操作を防ぎ、オペレータの心理的負担を軽減することが可能となる。
(2)(1)に記載の軌陸両用掘削機において、前記右操作レバーのシャフトと前記左操作レバーのシャフトを連結するブラケットを備え、該ブラケットは、前記右操作レバーのシャフト又は前記左操作レバーのシャフトの一方に固定される固定部分と、該固定部分に回動可能に軸支されると共に、倒伏することで他方の前記左操作レバーのシャフト又は前記右操作レバーのシャフトを保持するプレートと、を備えること、が好ましい。
上記(2)に記載の態様により、右操作レバーと左操作レバーの連結がキャップだけでなくブラケットでも連結される。この為、右操作レバーと左操作レバーとの連結をより確実に行うことが可能となり、可倒式のプレートによる連結であるため、簡易な操作での連結が可能となる。よって、軌陸両用掘削機のオペレータの誤操作を防ぎ、オペレータの心理的負担を軽減することが可能となる。
本実施形態の、軌陸両用掘削機の左側側面図である。 本実施形態の、軌陸両用掘削機の平面図である。 本実施形態の、軌陸両用掘削機の正面図である。 本実施形態の、軌陸両用掘削機が軌道上を移動している状態を示す側面図である。 本実施形態の、2列の軌道が敷設された線路近傍で掘削工事を行う場合の平面図である。 本実施形態の、運転台の内部の様子を示す側面図である。 本実施形態の、運転台の内部の様子を示す平面図である。 本実施形態の、運転台の内部の様子を示す正面図である。 本実施形態の、レバー部分の拡大側面図である。 本実施形態の、レバー部分の拡大正面図である。 本実施形態の、連結ブラケットの平面図である。 本実施形態の、軌陸両用掘削機に用いる油圧回路である。
まず、本発明の実施形態について図面を用いて説明を行う。図1に、本実施形態の軌陸両用掘削機100の左側側面図を示す。図2に、軌陸両用掘削機100の平面図を示す。図3に、軌陸両用掘削機100の正面図を示す。なお、図1乃至図3に示す軌陸両用掘削機100は、陸上走行状態にあるものを示している。軌陸両用掘削機100は、下部走行体110と上部旋回体120を備えている。下部走行体110には、不整地を走行するクローラ11と、軌道上を走行する軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13が備えられている。軌道用車輪前輪12は軌道前輪用油圧シリンダ14によって上下方向に移動し、軌道用車輪後輪13は軌道後輪用油圧シリンダ15によって上下方向に移動する。図1に示される状態は、軌道前輪用油圧シリンダ14及び軌道後輪用油圧シリンダ15の後退端にあり、軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13が上昇している状態である。
又、下部走行体110には旋回装置16を備えており、上部旋回体120を旋回自在に保持している。上部旋回体120には、ベース17の前方に前方アウトリガジャッキ23(右前ジャッキ23a、左前ジャッキ23b)と後方に後方アウトリガジャッキ25(右後ジャッキ25a、左後ジャッキ25b)がそれぞれ2つずつ備えられている。前方アウトリガジャッキ23及び後方アウトリガジャッキ25によって軌陸両用掘削機100の車体を持ち上げたり、軌陸両用掘削機100でオーガ22を用いて掘削する際に車体の振動を抑えるよう支持したりすることができる。ベース17の上部にはオペレータが搭乗する運転台18が備えられ、地面を掘削するオーガ22を昇降可能に保持するリーダ20が備えられている。リーダ20は、油圧シリンダ21によって起立・倒伏が可能な構成となっている。
図4に、軌陸両用掘削機100が軌道上を移動している状態を側面図に示す。軌陸両用掘削機100は、油圧シリンダ21が後退端にあり、リーダ20が倒伏した状態にある。又、軌道前輪用油圧シリンダ14及び軌道後輪用油圧シリンダ15が前進端にあり、軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13が降りた状態で軌道上を走行可能な状況となっている。すなわち、軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13がクローラ11より下側に配置されている。そして、軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13は軌道Rの上端と係合されている。軌陸両用掘削機100は図4に示す様な状況で軌道上を自走することができる。図4の状態では、軌陸両用掘削機100の最大高さ及び最大幅は、鉄道会社で規定された車両限界(例えば、最大幅3000mm、最大高は4100mm)以内に納められている。
図5に、2列の軌道が敷設された線路近傍で掘削工事を行う場合の平面図を示す。この際には、上部旋回体120が下部走行体110に対して90度旋回した状態として描かれている。また、図5に示されるように第1軌道R1と第2軌道R2は並列に敷設されており、この間に仮想的な中心線CLが示されている。第1軌道R1の中心である第1軌道中心R1Aと第2軌道R2の中心である第2軌道中心R2Aとの間の距離を軌道間距離L1とすると、軌道間距離L1の1/2の距離に中心線CLが配置される。ここで、可動距離L2が定義され、可動距離L2は、第1軌道中心R1Aから中心線CLまでの距離である。軌陸両用掘削機100の回転中心KKから旋回半径L4の描く円は、中心線CLより第1軌道中心R1A側にあることが望ましい。よって、可動距離L2より旋回半径L4が小さく設定されている。
図6に、運転台18の内部の様子を側面図に示す。運転台18には、正面操作盤30や側面操作盤31が備えられており、複数の操作レバーやスイッチ類がそれぞれに配置されている。図7に、運転台18の内部の平面図を示す。正面操作盤30は第1操作盤32と第2操作盤33が備えられている。シート35にはオペレータが座る。そして、第2操作盤33には、オーガ回転レバー41、右操作レバー43、及び左操作レバー44が備えられる。オーガ回転レバー41はオーガ22を回転させる操作レバーである。右操作レバー43はクローラ11の右側を操作する操作レバーであり、左操作レバー44はクローラ11の左側を操作する操作レバーである。
図8に、運転台18内部の正面図を示す。図9に、レバー部分の拡大側面図を、図10に、レバー部分の拡大正面図を示す。図11に、連結ブラケット60の平面図を示す。第2操作盤33に備えられる右操作レバー43と左操作レバー44には、図8に二点鎖線で示したキャップ50が被せられる。このキャップ50は、樹脂性又はゴム素材を使ったもので、下面に右操作レバー43と左操作レバー44の先端部を覆うような穴が設けられ、右操作レバー43と左操作レバー44の上から被せるようにして右操作レバー43と左操作レバー44とを一体化することができる部品である。キャップ50の外周部は、オペレータが握って操作し易いように、角をとるなどの加工がなされている。
右操作レバー43と左操作レバー44には、キャップ50の他に連結ブラケット60が備えられている。図10及び図11に示すように、連結ブラケット60は右操作レバー43のシャフト43aに固定部61がボルトで締め込まれて固定されている。固定部61には回転支持部62が固定され、回転支持部62にはU字に切り欠かれたプレート63が回動可能に取り付けられている。プレート63は起立・平伏が可能に回転支持部62に軸支され、倒された状態で図11に示すように左操作レバー44のシャフト44aをU字に切り欠かれた部分で保持する構成となっている。
この様なキャップ50及び連結ブラケット60は、軌陸両用掘削機100が軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13が降りた状態の、軌道モードの際に取り付けられる。したがって、運転台18に乗り込んだオペレータは、右操作レバー43と左操作レバー44とを一緒に操作することが可能となる。
図12に、軌陸両用掘削機100に用いる油圧回路図を示す。油圧回路300は、運転台18より軌陸フレーム上げLi1、軌陸フレーム下げLi2、左走行前進Li3、左走行後退Li4、右走行後退Li5、及び右走行前進Li6とドレーンDが、旋回装置16に備えられるスイベルジョイント27を介して下部走行体110側に接続されている。そして、クローラ走行用回路301と軌道上走行用回路302とにそれぞれ接続され、左側切替回路304と右側切換回路305とでそれぞれのモードが切り替えられる。左側切替回路304には、左走行前進Li3の接続先、及び左走行後退Li4の接続先をそれぞれクローラ走行用回路301か軌道上走行用回路302に切り換える切換バルブが備えられる。右側切換回路305には、右走行後退Li5の接続先、及び右走行前進Li6の接続先をそれぞれクローラ走行用回路301か軌道上走行用回路302に切り換える切換バルブが備えられる。つまり、左側切替回路304及び右側切換回路305を切り替えることで、陸上モードと軌道モードとを切り替えることができる。
クローラ走行用回路301には、クローラ右側11aを制御する右制御回路312とクローラ左側11bを制御する左制御回路311を備える。左制御回路311には左走行前進Li3と左走行後退Li4が接続され、右制御回路312には右走行後退Li5と右走行前進Li6とが接続される。
右操作レバー43が前に倒されることで右走行後退Li5に油圧が供給され、右制御回路312に備える油圧モータ312aがクローラ右側11aを前進する方向に駆動する。右操作レバー43が後ろに倒されることで右走行前進Li6に油圧が供給され、右制御回路312に備える油圧モータ312aがクローラ右側11aを後退する方向に駆動する。一方、左操作レバー44が前に倒されることで左走行前進Li3に油圧が供給され、左制御回路311に備える油圧モータ311aがクローラ左側11bを前進する方向に駆動する。左操作レバー44が後ろに倒されることで左走行後退Li4に油圧が供給され左制御回路311に備える油圧モータ311aがクローラ左側11bを後退する方向に駆動する。
軌道上走行用回路302には、軌道用車輪前輪12を制御する前輪制御回路321と軌道用車輪後輪13を制御する後輪制御回路322を備える。前輪制御回路321には左走行前進Li3及び左走行後退Li4が接続され、後輪制御回路322には右走行後退Li5と右走行前進Li6とが接続される。
右操作レバー43及び左操作レバー44が前に倒されることで、左走行前進Li3に油圧が供給され、油圧モータ321aが軌道用車輪前輪12の前進方向に駆動すると共に、右走行後退Li5に油圧が供給され、油圧モータ322aが軌道用車輪後輪13の前進方
向に駆動する。一方で、右操作レバー43及び左操作レバー44が後ろに倒されること
で、左走行後退Li4に油圧が供給され、油圧モータ321aが軌道用車輪前輪12の後
退方向に駆動すると共に、右走行前進Li6に油圧が供給され、油圧モータ322aが軌道用車輪後輪13の後退方向に駆動する。
軌陸フレーム上げLi1は、軌陸フレーム前回路341に作用し軌道前輪用油圧シリンダ14を動作させ、軌陸フレーム下げLi2は、軌陸フレーム後回路342に作用し軌道後輪用油圧シリンダ15を動作させる。ブレーキユニット回路330は、クローラ走行用回路301と軌道上走行用回路302の両方に作用し、油圧モータ311a、312a、321a、及び322aに対して、軌陸両用掘削機100が減速するように作用する。
本実施形態の軌陸両用掘削機100は上記構成であるので、以下に示すような作用及び効果を奏する。
例えば、オペレータの操作ミスなどで軌道上移動モードの際に左走行前進Li3乃至右走行前進Li6の何れか1つだけを操作してしまい、軌陸両用掘削機100の誤動作を引き起こすようなことを防ぐことができる。これは、軌陸両用掘削機100が、以下のような構成となっているためである。陸上を走行する左右一対のクローラ11と軌道上を走行する軌道用車輪12、13を備えた下部走行体110と、下部走行体110の上部に旋回可能に保持される上部旋回体120と、掘削装置であるオーガ22を昇降可能に支持すると共に上部旋回体120の前方に起伏可能に保持されるリーダ20と、を備えた軌陸両用掘削機100である。
そして、クローラ右側11aを操作する右操作レバー43と、クローラ左側11bを操作する左操作レバー44と、クローラ11で走行する陸上モードと軌道用車輪12、13で走行する軌道モードとを切り替える切替スイッチ(左側切替回路304及び右側切換回路305に備えるスイッチ)と、を備え、切替スイッチで軌道モードを選択した際に、右操作レバー43と左操作レバー44の頭部を一体化するキャップ50を装着し、右操作レバー43と左操作レバー44を同時に操作することを可能とする構成である。
具体的には、右操作レバー43と左操作レバー44とを、シャフト43a又はシャフト44aの部分で連結する連結ブラケット60を備え、連結ブラケット60は、右操作レバー43又は左操作レバー44の一方のシャフト部分に固定される固定部61と、可倒式のプレート63を備えて、プレート63を倒すことで、他方のシャフト部分を保持する。こうすることで、右操作レバー43と左操作レバー44とが一体化され、誤った操作をすることを防ぐことができる。
軌陸両用掘削機100の駆動系は、図12に示すように油圧モータ311a、312a、321a、及び322aを用いている。この為、軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13もクローラ11(クローラ右側11a及びクローラ左側11b)も油圧モータ311a、312a、321a、及び322aにて駆動される。これを操作するのが運転台18の正面操作盤30や側面操作盤31に設けられた操作レバーやスイッチ類である。
特に軌陸両用掘削機100の移動には、第2操作盤33に備えられる右操作レバー43及び左操作レバー44が用いられる。しかし、陸上モードで使用されるクローラ11はクローラ右側11aとクローラ左側11bの回転方向が異なるケースがあるのに対して、軌道モードで使用される軌道用車輪前輪12及び軌道用車輪後輪13は、前後で回転方向が異なる操作を必要としない。しかし、運転台18で軌陸両用掘削機100を操作するオペレータにとってみれば、軌陸両用掘削機100の移動を制御する操作レバーが複数設けられることは好ましくない。このため、軌道モードでは、右操作レバー43と左操作レバー44を同一方向に倒して操作することになる。
ただし、右操作レバー43と左操作レバー44が異なるタイミングで倒されてしまうと、軌道モードでは都合が悪い。そのような場合には片輪を引きずるような動作となってしまうためである。この為、キャップ50や連結ブラケット60の様な手段で一体化されることが望ましく、可能な限り簡易な手法であることが望ましい。キャップ50を用いれば、キャップ50に設けられた穴で右操作レバー43と左操作レバー44のそれぞれの頭部を一体化するため、同時に操作することが容易になる。又、オペレータに軌道モードであることが意識づけられる効果もある。また、連結ブラケット60を設けることでより安全にかつ容易に右操作レバー43と左操作レバー44が連結できるため、軌陸両用掘削機100の誤操作を回避することが可能となる。
以上、本発明に係る軌陸両用掘削機100の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、軌陸両用掘削機100の構成について、前方アウトリガジャッキ23や後方アウトリガジャッキ25の位置や構成を変更すること妨げない。また、キャップ50の形状や連結ブラケット60の形状を発明の範囲内で変更することを妨げない。
11 クローラ
12、13 軌道用車輪前輪、後輪
18 運転台
27 スイベルジョイント
43 右操作レバー
44 左操作レバー
50 キャップ
60 連結ブラケット
100 軌陸両用掘削機
110 下部走行体
120 上部旋回体
300 油圧回路
301 クローラ走行用回路
302 軌道上走行用回路
304、305 左側、右側切換回路
311、312 左制御、右制御回路
321、322 前輪、後輪制御回路
330 ブレーキユニット回路
341、342 軌陸フレーム前回路、後回路

Claims (1)

  1. 陸上を走行する左右一対のクローラと軌道上を走行する軌道用車輪を備えた下部走行体と、該下部走行体の上部に旋回可能に保持される上部旋回体と、掘削装置を昇降可能に支持すると共に前記上部旋回体の前方に起伏可能に保持されるリーダと、を備えた軌陸両用掘削機において、
    前記クローラの右側を操作する右操作レバーと、前記クローラの左側を操作する左操作レバーと、前記クローラで走行する陸上モードと前記軌道用車輪で走行する軌道モードとを切り替える切替スイッチと、前記右操作レバーのシャフトと前記左操作レバーのシャフトを連結するブラケット、を備え、
    該切替スイッチで前記軌道モードを選択した際に、前記右操作レバーと前記左操作レバーの頭部を一体化するキャップを装着し、前記右操作レバーと前記左操作レバーを同時に操作すること、
    該ブラケットは、前記右操作レバーのシャフト又は前記左操作レバーのシャフトの一方に固定される固定部分と、該固定部分に回動可能に軸支されると共に、倒伏することで他方の前記左操作レバーのシャフト又は前記右操作レバーのシャフトを保持するプレートと、を備えること、
    を特徴とする軌陸両用掘削機。
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