JP6338550B2 - 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents
減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6338550B2 JP6338550B2 JP2015087184A JP2015087184A JP6338550B2 JP 6338550 B2 JP6338550 B2 JP 6338550B2 JP 2015087184 A JP2015087184 A JP 2015087184A JP 2015087184 A JP2015087184 A JP 2015087184A JP 6338550 B2 JP6338550 B2 JP 6338550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing control
- outer peripheral
- valve timing
- combustion engine
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
前記凹部の底面に設けられて、前記付勢部材の長手方向の移動を該付勢部材の内側で規制する規制部と、を備えたことを特徴としている。
〔本実施形態の作用〕
まず、機関のクランクシャフトが回転駆動するとタイミングチェーン42を介してタイミングスプロケット1が回転して、その回転力が内歯構成部19と雌ねじ形成部6を介してモータハウジング5、つまり電動モータ8が同期回転する。一方、前記内歯構成部19の回転力が、各ローラ48から保持器41及び従動部材9を経由してカムシャフト2に伝達される。これによって、カムシャフト2のカムが吸気弁を開閉作動させる。
〔第2実施形態〕
図11及び図12は第2実施形態を示し、基本構造は第1実施形態と同じであるが、異なるところは、凹部40の底面40aと前記規制部44の両端部44a、44bの構造を変更したものである。
〔請求項a〕請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記規制部の頂部側の外面と前記円弧状の付勢部材の内面との間に、円弧状の隙間が形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項b〕請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記凹部の底面は、前記規制部の長手方向の両端面が平坦状に形成されていると共に、前記平坦状の両端面に前記ばね部材の両端部が当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項c〕請求項bに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記規制部と両端面との連結箇所を円弧面状に形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前記凹部の底面は、前記規制部の長手方向の両端部側の両端面が前記規制部の円弧と逆円弧状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前記偏心回転体の内周に、前記従動回転体を軸支する第2軸受部を圧入し、
前記付勢部材は、前記凹部の底部と少なくとも2ヵ所で接触し、
前記凹部の底部は、前記付勢部材が接触する前記2ヵ所(40b、40c)を結んで形成される仮想面に対し、前記付勢部材の接触する前記2ヵ所よりも径方向外側が前記仮想面と同一もしくは径方向内側に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
1a…スプロケット本体
2…カムシャフト
4…位相変更機構
5…モータハウジング
8…電動モータ
9…従動部材(従動回転体)
12…減速機構
13…モータ出力軸
19…内歯構成部
19a…内歯
40…凹部
40a…底面
40b、40c…両端面
41…保持器(保持部材)
41a…先端部
41b…ローラ保持孔
42…板ばね(付勢部材)
42a、42b…両端部
42c…頂部
44…規制部
44a、44b…両端部
47…中径ボールベアリング
47a…内輪
47b…外輪
47c…ボール
48…ローラ(転動体)
Claims (9)
- クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定され、前記駆動回転体から回転力が伝達される従動回転体と、
前記駆動回転体に対して相対回転可能なモータ出力軸を有する電動モータと、
前記モータ出力軸から回転力が伝達されて、軸心が前記モータ出力軸の回転中心に対して偏心回転する偏心回転体と、
該偏心回転体の外周側に設けられた軸受部と、
前記駆動回転体に一体的に設けられ、内周に複数の内歯が形成されていると共に、前記軸受部に径方向から対向する内歯構成部と、
前記軸受部の外周面と前記内歯構成部の各内歯との間に転動自在に配置され、前記偏心回転軸の偏心回転によって前記内歯との噛み合い箇所が周方向へ移動する複数の転動体と、
前記従動回転体に設けられ、前記各転動体の間を隔成しつつ該各転動体の前記軸受部と内歯との間の径方向への移動を許容する保持部材と、
前記偏心回転体の外周面または前記軸受部の内周面に形成された凹部と、
該凹部内に収容されて、前記軸受部を介して前記転動体を前記内歯の歯底面方向へ付勢する付勢部材と、
前記凹部の底面に設けられ、前記付勢部材の長手方向の移動を該付勢部材の内側で規制する規制部と、
を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材は、径方向の外方へ突出した円弧状に折曲形成された板ばねによって構成されている一方、
前記規制部は、前記凹部の底面に径方向の外方へ突出した円弧凸状に形成されていると共に、前記規制部の長手方向の一端部または他端部に、これらに対応する前記板ばねの長手方向の一端部または他端部が当接して移動を規制することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記凹部は、底面の長手方向の両端面が前記規制部の両端部と連続する凹状の円弧面に形成されていると共に、前記付勢部材の両端部が前記凹部底面の両端面に当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記凹部はDカット状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記偏心回転体の外周面と前記軸受部の内周面との間にクリアランスが形成されていると共に、該クリアランスが前記軸受部の外周面と内歯構成部及び転動体の外周面との間に形成される径方向の最大クリアランスよりも大きく設定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 電動モータのモータ出力軸から回転力が伝達されて、軸心が前記モータ出力軸の回転中心に対して偏心回転する偏心回転体と、
該偏心回転体の外周側に設けられた軸受部と、
前記軸受部の外輪の外周側にクリアランスを介して設けられ、内周に複数の内歯が形成された内歯構成部を有するハウジングと、
前記軸受部の外輪の外周面と前記内歯構成部の各内歯との間に転動自在に配置され、前記偏心回転軸の偏心回転によって前記内歯との噛み合い箇所が周方向へ移動する複数の転動体と、
前記各転動体の間を隔成しつつ該各転動体の径方向の移動を許容する保持部材と、
前記偏心回転体の外周面または前記軸受部の内輪の内周面に形成された凹部と、
該凹部内に収容されて、前記軸受部を介して前記転動体を前記内歯の歯底面方向へ付勢する付勢部材と、
前記凹部の底面に設けられ、前記付勢部材の長手方向の移動を該付勢部材の内側で規制する規制部と、
を有することを特徴とする減速機構。 - 請求項6に記載の減速機構において、
前記付勢部材は、径方向の外方へ突出した円弧状に折曲形成された板ばねによって構成されている一方、
前記規制部は、前記凹部の底面に径方向の外方へ突出した円弧凸状に形成されていると共に、長手方向の一端部または他端部にこれらに対応する前記板ばねの長手方向の一端部または他端部が当接して移動を規制することを特徴とする減速機構。 - 請求項7に記載の減速機構において、
前記凹部は、底面の長手方向の両端面が前記規制部の両端部に連続した凹状の円弧面に形成されていると共に、前記付勢部材の両端部が前記凹部の両端面に当接していることを特徴とする減速機構。 - 請求項8に記載の減速機構において、
前記付勢部材は、前記両端部が前記凹部の底面に接触し、
前記凹部の底面は、前記付勢部材の両端部が接触する箇所と該接触箇所よりも外側が凹状の円弧面に形成されていることを特徴とする減速機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015087184A JP6338550B2 (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015087184A JP6338550B2 (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016205217A JP2016205217A (ja) | 2016-12-08 |
JP6338550B2 true JP6338550B2 (ja) | 2018-06-06 |
Family
ID=57487459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015087184A Expired - Fee Related JP6338550B2 (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6338550B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7206712B2 (ja) * | 2018-09-05 | 2023-01-18 | 株式会社アイシン | 弁開閉時期制御装置 |
CN110230525A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-09-13 | 海尚集团有限公司 | 具有矢量摆线变速机构的可变气门正时装置 |
JP7294745B2 (ja) | 2019-09-20 | 2023-06-20 | 株式会社Soken | バルブタイミング調整装置 |
WO2021065293A1 (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社デンソー | 減速機及び減速機付モータ |
WO2021205613A1 (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 減速機及び可変バルブタイミング装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4924922B2 (ja) * | 2006-01-16 | 2012-04-25 | 株式会社デンソー | バルブタイミング調整装置 |
JP4584206B2 (ja) * | 2006-08-08 | 2010-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 電動機 |
JP2008164150A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Nsk Ltd | 伸縮式回転伝達軸 |
US20090045587A1 (en) * | 2007-08-16 | 2009-02-19 | Deangelis Gary J | Camshaft phaser wiper seal |
JP6309230B2 (ja) * | 2013-09-19 | 2018-04-11 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関の可変動弁装置のコントローラ |
-
2015
- 2015-04-22 JP JP2015087184A patent/JP6338550B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016205217A (ja) | 2016-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6814621B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP5538053B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
KR101624778B1 (ko) | 내연기관의 밸브 타이밍 제어 시스템 | |
JP5976505B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP6338550B2 (ja) | 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP2013167181A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
KR101624784B1 (ko) | 내연 기관의 밸브 타이밍 제어 시스템 | |
JP5916499B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
KR101624776B1 (ko) | 내연 기관의 밸브 타이밍 제어 장치 및 마개체의 제거 방법 | |
JP5411066B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP6174160B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
KR101656926B1 (ko) | 내연 기관의 가변 밸브 작동 장치 | |
JP5823769B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP5719008B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP5693312B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP2018155209A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
KR101710232B1 (ko) | 내연 기관의 밸브 타이밍 제어 장치 및 이 밸브 타이밍 제어 장치에 이용되는 급전 기구 | |
JP5718764B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP5687727B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP6311044B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP5993352B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置及びローラ減速機構 | |
JP6808844B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
KR101646314B1 (ko) | 내연 기관의 밸브 타이밍 제어 장치 및 이 밸브 타이밍 제어 장치에 이용되는 커버 부재 | |
JP2018017202A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置及び該バルブタイミング制御装置の減速機構 | |
JP2016125343A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180410 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180508 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6338550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |