JP6333677B2 - テンポラリシリンダおよびテンポラリアバットメントの製造方法並びにテンポラリシリンダの連結に用いられる連結用部材 - Google Patents
テンポラリシリンダおよびテンポラリアバットメントの製造方法並びにテンポラリシリンダの連結に用いられる連結用部材 Download PDFInfo
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Description
上部構造を作製するときには、患者の歯肉に埋入されたインプラント体の位置を正確に把握する必要があるため、予め患者から印象を採得したインデックス取得用の支台模型が作製される。または、支台模型を作製せずに、インプラント体の位置を画像処理により測定する装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
この支台模型に埋入されたインプラントアナログが、正確にインプラント体を埋入した位置を示しているか否かは、テンポラリシリンダを用いることで、インプラントアナログの位置精度が検証される。
本発明のテンポラリアバットメントによれば、シリンダ本体の支持部を含む先端部側を切除することで、シリンダ本体の残余部分を、テンポラリアバットメントとすることができる。従って、テンポラリシリンダを廃棄せずに、テンポラリアバットメントとして利用することができる。
本発明のワイヤ状の連結用部材は、一方の端部が折り曲げられているため、テンポラリシリンダの支持部に、連結部材の端部が掛けやすく、脱落し難い。
図1に示すようにテンポラリシリンダ10は、シリンダ本体20と、突起部30とを備えている。
シリンダ本体20は、スクリュードライバ(図示せず)を差し込むための細長の挿入口21が形成されていることで、内部が軸線に沿って空洞が形成された筒状に形成されている。シリンダ本体20の基端部には、ねじ40が挿通するねじ孔22が形成されている。
突起部30は、シリンダ本体20に一対設けられている。突起部30は、シリンダ本体20の周囲面20aから水平方向に、かつそれぞれが反対方向に延びるように突出している。突起部30は、先端部から基端部に向かって徐々に細くなるように、円錐形状に形成されている
ここで、支台模型の製造方法について図面に基づいて説明する。
図3に示すように、まず、歯科医師は、患者の歯肉110に埋入されたインプラント体101にインプレッションコーピング102を立設する。
次に、図5に示すように、歯科医師は、インプレッションコーピング102をインプラント体101から取り外し、患者から取り外した印象トレイ111から、インプレッションコーピング102付きの印象材112を取り出す。
そして、歯科医師は、このインプレッションコーピング102付きの印象材112を歯科技工所へ送付する。
そして、患者の印象が転写された印象材112を凹型として、インプラントアナログ103を含むかたちで、石膏などの成型材により凸型を成形する。
石膏が硬化すると、図7に示すように、歯科技工士は、インプレッションコーピング102をインプラントアナログ103から外して、印象材112を石膏113から取り外す。このようにして作製される支台模型100は、インプラントアナログ103上に、上部構造が作製されるために用いられる。
このとき、連結用ワイヤ114を、下顎であれば、頬側の突起部30同士、または舌側の突起部30同士に配置する。また、上顎であれば、頬側の突起部30同士、または口蓋側の突起部30同士に配置する。
突起部30はシリンダ本体20から突出しているため、突起部30を連結用ワイヤ114のための支持部として載置することで、容易に連結用ワイヤ114を突起部30に架橋させることができる。
そして、歯科医師は、連結用ワイヤ114により繋がったテンポラリシリンダ10を歯科技工所へ送付する。
これにより、患者の状態を支台模型100が精度よく再現しているか否かが判断される。
しかし、テンポラリシリンダ10の突起部30は水平方向に突出しているため、上顎と下顎とで、テンポラリシリンダ10の向きが入れ替わっても、連結用ワイヤ114を突起部30の上側に配置することで、テンポラリシリンダ10の上下方向の向きに関係無く、連結用ワイヤ114を突起部30に配置することができる。
特に、突起部30が円錐形状に形成されているため、上顎と下顎とで、テンポラリシリンダ10の向きが入れ替わっても、突起部30に配置した連結用ワイヤ114を自重により基端部30b側に寄せることができる。
図10(A)に示すように、テンポラリシリンダ11は、シリンダ本体20の周囲面20aから、支持部としてのY字状の突起部31が水平方向に突出している。
突起部31がY字状に形成されているため、連結用ワイヤを突起部31に配置したときに、突起部31の先端部の傾斜によって、連結用ワイヤが自重により基端部側に寄るため、突起部30から連結用ワイヤが滑落し難い。
また、この突起部31の先端部の傾斜は、突起部31がY字状に形成されているため、テンポラリシリンダ11の基端11aが下方を向いたり、上方を向いたりして、テンポラリシリンダ11の向きが入れ替わっても、先端部31a側から基端部31b側に向かって下り傾斜となる。従って、連結用ワイヤを突起部30の上方側に配置することで、突起部30から連結用ワイヤが落ちにくくすることができる。
図10(B)に示すように、テンポラリシリンダ12は、シリンダ本体20の周囲面20aから、支持部としての突起部32が水平方向に突出している。突起部32は、円柱状でも、四角柱状でもよいが、この突起部32には、先端側および基端側に開口部が向いた凹部32aが形成されている。図10(B)に示す凹部32aはV字状に形成されているが、断面が矩形状の溝でも、溝底が半円柱状でもよい。
更に、基端12a側に開口が向いた凹部32aと、先端12b側に開口が向いた凹部32aとの両方が形成されているため、上顎と下顎とで、テンポラリシリンダ12の向きが入れ替わっても、連結用ワイヤを担持させることができる。
図10(C)に示すように、テンポラリシリンダ13は、シリンダ本体20の周囲面20aから、支持部としての突起部33が水平方向に突出している。突起部33は、円柱状でも、四角柱状でもよいが、この突起部33には、連結用ワイヤを挿通させるための貫通孔33aが、連結用ワイヤの配線方向に向いて形成されている。図10(C)に示す貫通孔33aは円形状に形成されているが、多角形状、異形状でもよい。
また、貫通孔33aが連結用ワイヤの配線方向に向いて形成されているため、インプラント体に取り付けたテンポラリシリンダ13に、連結用ワイヤを横方向からそのまま挿通させればよいため、連結用ワイヤの貫通孔33aへの挿入が容易である。
更に、連結用ワイヤが貫通孔33aに挿通しているため、上顎と下顎とで、テンポラリシリンダ13の向きが入れ替わっても、連結用ワイヤを担持させることができる。
図10(D)に示すように、テンポラリシリンダ13aは、シリンダ本体20の周囲面20aから、図1に示すテンポラリシリンダ10と同様に、支持部としての突起部30が水平方向に突出している。
この突起部30には、連結用ワイヤを挿通させるための貫通孔33axが、連結用ワイヤの配線方向と交差する方向に向いて形成されている。図10(D)に示す貫通孔33axは円形状に形成されているが、多角形状、異形状でもよい。
また、突起部30に貫通孔33axが形成されているため、貫通孔33axに連結用ワイヤを挿通させれば、連結用ワイヤを下支えさせることができる。
また、貫通孔33axが連結用ワイヤの配線方向と交差する方向に向いて形成されているため、連結用ワイヤを挿通させると、連結用ワイヤが折れた状態となるため、固定用レジンで連結用ワイヤを突起部30に固定すれば、引張力に対する耐力を向上させることができる。特に、貫通孔33axを、連結用ワイヤを、配線方向と直交する方向に沿って形成することにより、連結用ワイヤをしっかりと突起部30に固定することができる。
更に、連結用ワイヤが貫通孔33axに挿通しているため、テンポラリシリンダ13aの向きが入れ替わっても、連結用ワイヤを担持させることができる。
図10(E)に示すように、テンポラリシリンダ13bは、シリンダ本体20の周囲面20aから、図1に示すテンポラリシリンダ10と同様に、支持部としての突起部30が水平方向に突出している。
この突起部30の先端面30cは、円弧面に形成されている。図10(E)では、先端30cが半球状に形成されている。
また、突起部30の先端面30cが半球状の円弧面に形成されているため、患者の口腔内で、突起部の先端が粘膜面に接触しても、粘膜面を傷付けに難くすることができる。
図10(E)では、突起部30が円錐形状であり、その先端面30cが半球状であるが、突起部を円柱と球体とを組み合わせた形状としてもよい。
また、図10(A)から同図(D)の突起部30〜33の先端面を円弧面としたものとしてもよい。
図10(F)に示すように、テンポラリシリンダ13cは、シリンダ本体20の周囲面20aに、支持部としての突起部41が突出している。この突起部41は、球体状に形成されている。
このように構成されるテンポラリシリンダ13cは、突起部41が球体状に形成されているため、患者の口腔内で、突起部の先端が粘膜面に接触しても、粘膜面を傷付けに難くすることができる。
図11(A)に示すテンポラリシリンダ14は、シリンダ本体20の先端部20bに、支持部としての窪み34が形成されている。この窪み34は、先端部20bの中央部を挟んで、両肩部が切り欠かれるようにして形成された段差である。
この窪み34に連結用ワイヤを配置して固定用レジンを塗布して硬化させることで、テンポラリシリンダ14に連結用ワイヤを固定することができる。
図11(B)に示すテンポラリシリンダ15は、シリンダ本体20の先端部20bに、支持部としての窪み35が形成されている。この窪み35は、先端部20bの中央部を深く掘り下げるように切り欠かれた溝である。
この窪み35に連結用ワイヤを配置して固定用レジンを塗布して硬化させることで、テンポラリシリンダ15に連結用ワイヤを固定することができる。
図11(C)に示すテンポラリシリンダ16は、シリンダ本体20の周囲面20aの頬側と、その反対側とに、支持部としての窪み36が形成されている。この窪み36は、周囲面20aから軸線に向かって切り欠かれた溝である。
上顎の場合には、この窪み36の溝壁36bであって、シリンダ本体20の先端部20b側の溝壁36bに連結用ワイヤを支持させる、または下顎の場合には、この窪み36の溝壁36aであって、シリンダ本体20の基端部20c側の溝壁36aに連結用ワイヤを支持させて、固定用レジンを塗布して硬化させることで、テンポラリシリンダ16に連結用ワイヤを固定することができる。
図11(D)に示すテンポラリシリンダ17は、シリンダ本体20の周囲面20aの頬側と、その反対側とに、支持部としての窪み37が形成されている。この窪み37は、周囲面20aから軸線に向かって切り欠かれた溝である。また、窪み37は、連結用ワイヤが挿入される開口部が奥側より狭く形成されている。
このように、テンポラリシリンダ17では、窪み37の開口部が奥側より狭く形成されているため、連結用ワイヤを窪み37に配置すると、テンポラリシリンダ17から外れに難くすることができる。
図11(E)に示すテンポラリシリンダ18は、シリンダ本体20の周囲面20aの頬側、または、その反対側に、支持部としての窪み38が形成されている。この窪み38は、周囲面20aからシリンダ本体20の軸線を超えて、深く切り欠かれた溝である。
このように、テンポラリシリンダ18では、窪み38が軸線より深く形成されているため、連結用ワイヤを窪み38に配置すると、窪み38から出難くすることができるため、テンポラリシリンダ18から外れに難くすることができる。
上記テンポラリシリンダ14〜18では、連結用ワイヤを担持する支持部として機能する窪み34〜38がシリンダ本体20に形成されていたが、窪みの代わりに貫通孔を、シリンダ本体20に形成してもよい。
図12に示すテンポラリシリンダ19では、シリンダ本体20に連結用ワイヤを挿通させるための貫通孔39が形成されている。図12に示す貫通孔39は矩形状に形成されているが、円形状、多角形状、異形状でもよい。
更に、連結用ワイヤが貫通孔39に挿通しているため、テンポラリシリンダ13の向きが入れ替わっても、連結用ワイヤを担持させることができる。
テンポラリシリンダ10〜19をテンポラリアバットメントとするときには、テンポラリシリンダ10〜19を次のように加工する。なお、図13(A)においては、テンポラリシリンダ10を図示している。
更に、シリンダ本体20に貫通孔39が設けられたテンポラリシリンダ19である場合には、貫通孔39を含む先端部20b側を上部構造の高さに合わせて切除する。
そうすることでシリンダ本体20の残余部分を、テンポラリアバットメントとすることができ、テンポラリシリンダ10〜19を廃棄せずに、利用することができる。
同様に、テンポラリシリンダ14〜19においても、上部構造を作製した後に、上部構造から突出したシリンダ本体20を切除してもよい。
そうすることで、スクリュードライバを挿入するための挿入口(アクセスホール)が、上部構造の歯冠部に、テンポラリシリンダ10〜19の切断面によりできるため、上部構造の歯頸部から歯冠部までを金属棒により支持させることができる。
シリンダ本体20mを先細り形状とすることで、上部構造を作製してシリンダ本体20mから作製したテンポラリアバットメントに被せるときに、テンポラリアバットメントの先端部の外径より、上部構造の穴の開口部の内径が大きいため、上部構造を被せやすい。
特に、上部構造としてブリッジを被せるときには、ブリッジを被せる方向が制約される。しかし、シリンダ本体20mを先細り形状とすることで、ブリッジでも被せやすくすることができる。
このように、シリンダ本体20mが先細り形状に形成されていることで、口腔内の状態をより精密に再現でき、より正確な上部構造を患者に提供できる。
連結用部材は、ワイヤ状の連結用ワイヤを用いることができる。この連結用ワイヤは、金属細線を撚り合わせたもので、変形させると、その変形した形状を保持する剛性を有している。
図14(A)および同図(B)に示す連結用ワイヤ116,117は、図8および図9に示す連結用ワイヤの両端部であって、テンポラリシリンダ10,13の間隔から外側の両端部(116a,116b、117a,117b)を折り曲げて、テンポラリシリンダ10,13を連結している。なお、図14(A)および同図(B)では、固定用レジンは図示してない。
この状態では、連結用ワイヤ116はその配線方向に移動し難くなる。従って、連結用ワイヤ116は、突起部30の突出方向(基端部から先端部へ向かう方向)だけでなく、突起部30の突出方向と直交する方向にも移動し難くなる。そのため、連結用ワイヤ116を突起部30に仮置きした状態で、固定用レジンで固定することができる。
特に、連結用ワイヤ116の両端部116a,116bが直角に折り曲げられていることで、安定度を増加させることができる。また、図10(D)に示すテンポラリシリンダ13aにおいては、連結用ワイヤ116を突起部30に載置する操作で、両端部116a,116bを貫通孔33axに挿通させることができる。
連結用ワイヤ117は、一方の端部117aと他方の端部117bとが折り曲げられているため、連結用ワイヤ117の配線方向に移動し難くなる。
また、連結用ワイヤ117の両端部117a,117bが異なる側に曲げられているため、連結用ワイヤ117を貫通孔33aに挿通するときには、それぞれの貫通孔33aに対して交互に挿通させることができる。
このように、患者の狭い口腔内でも、連結用ワイヤ117を簡単に配置することができる。
連結用部材は、板状の連結用板材を用いることができる。この連結用板材は、金属製である。なお、図15では、固定用レジンは図示してない。また、図15(A)から同図(C)においては、右側のテンポラリシリンダ10を一方のテンポラリシリンダ10、このテンポラリシリンダ10と隣接する他のテンポラリシリンダ10を他方のテンポラリシリンダ10と称す。
連結用板材119には、第1欠損部119aと、第2欠損部119bとが形成されている。第1欠損部119a(欠損部)は、一端部側に、短手方向に沿って形成された切り欠き部である。第2欠損部119bは、他端部から中央部まで、連結用板材119の長手方向に沿って形成された切り欠き部である。
これにより、第1欠損部119aが一方のテンポラリシリンダ10の突起部30に引っ掛けられて支持され、第2欠損部119bが他方のテンポラリシリンダ10の突起部30に載置されて担持される。
連結用板材120には、第1欠損部120aと、第2欠損部120bとが形成されている。第1欠損部120a(欠損部)は、一端部側に、短手方向に沿って形成された切り欠き部である。第2欠損部120bは、他端部から中央部まで、連結用板材119の長手方向に沿って形成された長孔である。
これにより、第1欠損部120が一方のテンポラリシリンダ10の突起部30に引っ掛けられて支持され、第2欠損部120bが他方のテンポラリシリンダ10の突起部30に載置されて担持される。
このような連結用板材120としても、しっかりとテンポラリシリンダ10,10を連結することができるため、確実にテンポラリシリンダ10,10の位置関係を固定することができる。
その場合には、第1欠損部119a,120aは、突起部30の先端部から基端部に向かって差し込むようにして取り付ける。
連結用板材121には、第1欠損部121aと、第2欠損部121bとが形成されている。第1欠損部121a(欠損部)は、一端部側に、短手方向に沿って形成された切り欠き部である。第2欠損部121bは、他端部から中央部まで、連結方向と直交する連結用板材121の板幅方向で、第1欠損部121aが開口した側の半分が除去された切り欠き部である。第2欠損部121bの幅方向における切り欠き位置は、第1欠損部121aの切り欠き位置と同じ位置である。
これにより、第1欠損部121aが一方のテンポラリシリンダ10の突起部30に引っ掛けられて支持され、第2欠損部121bが他方のテンポラリシリンダ10の突起部30に載置されて担持される。
10a,11a,12a 基端
10b,12b 先端
20,20m シリンダ本体
20a 周囲面
20b 先端部
20c 基端部
21 挿入口
22 ねじ孔
30,31,32,33,41 突起部
30a,31a 先端部
30b,31b 基端部
30c 先端面
32a 凹部
33a,33ax 貫通孔
34,35,36,37,38 窪み
34a 段差面
34b 立ち壁面
35a 底面
35b 溝壁面
36a,36b 溝壁
36c 溝底
39 貫通孔
100 支台模型
101 インプラント体
102 インプレッションコーピング
103 インプラントアナログ
110 歯肉
112印象材
111 印象トレイ
113 石膏
114,116,117,118 連結用ワイヤ
116a,116b,117a,117b,118a,118b 端部
115 固定用レジン
119,120,121 連結用板材
119a,120a,121a 第1欠損部
119b,120b,121b 第2欠損部
Claims (20)
- インプラントの上部構造を作製するための支台模型に埋入されたインプラントアナログの位置精度を検証するときに、隣接する他のテンポラリシリンダと連結用部材により連結された状態で、前記インプラントアナログに取り付けられるテンポラリシリンダであって、
前記連結用部材を担持させる支持部がシリンダ本体に形成されたテンポラリシリンダ。 - 前記支持部は、前記シリンダ本体の周囲面から突出した突起部である請求項1記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部は、前記シリンダ本体から水平方向に突出している請求項2記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部は、先端部側から基端部側に向かって下り傾斜である請求項3記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部は、先端部から基端部に向かって徐々に細くなるように形成されている請求項4記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部は、Y字状に形成された請求項2記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部には、前記連結用部材が配置される凹部が形成されている請求項2記載のテンポラリシリンダ。
- 前記凹部は、前記シリンダ本体の基端部側および先端部側に開口部を向けて形成されている請求項7記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部には、前記連結用部材を挿通させる貫通孔が形成されている請求項2記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部の先端面は、円弧面に形成されている請求項2記載のテンポラリシリンダ。
- 前記突起部は、球体状に形成された請求項2記載のテンポラリシリンダ。
- 前記支持部は、前記シリンダ本体に形成された窪みである請求項1記載のテンポラリシリンダ。
- 前記窪みは、前記シリンダ本体の先端部に形成された請求項12記載のテンポラリシリンダ。
- 前記窪みは、前記シリンダ本体の周囲面に形成された請求項12記載のテンポラリシリンダ。
- 前記支持部は、前記シリンダ本体に形成された貫通孔である請求項1記載のテンポラリシリンダ。
- 前記支持部は、前記シリンダ本体の頬側および頬側の反対側の両方に形成されている請求項1から15のいずれかの項に記載のテンポラリシリンダ。
- 前記請求項1から16のいずれかの項に記載のテンポラリシリンダから前記シリンダ本体の前記支持部を含む先端部側を切除して作製するテンポラリアバットメントの製造方法。
- 前記テンポラリシリンダの前記シリンダ本体を、基端部から先端部に向けて先細り形状に形成する請求項17に記載のテンポラリアバットメントの製造方法。
- 前記請求項1から16のいずれかの項に記載のテンポラリシリンダの支持部に担持させるために、少なくとも一方の端部が折り曲げられたワイヤ状のテンポラリシリンダの連結に用いられる連結用部材。
- 前記請求項2から11のいずれかの項に記載のテンポラリシリンダの支持部に担持させて、隣接する他のテンポラリシリンダを連結するために、前記テンポラリシリンダの前記支持部であるシリンダ本体から突出した突起部に引っ掛けるための欠損部が形成され、前記欠損部を前記テンポラリシリンダの突起部に引っ掛けた状態で、前記他のテンポラリシリンダの支持部に担持させる板状のテンポラリシリンダの連結に用いられる連結用部材。
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