JP6333143B2 - 切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルムやシートなどの薄いものを切断する切断装置に関し、更に具体的には、フィルム等に設けられたミシン目に沿って切断する切断装置に関するものである。
従来より、果物や野菜等の販売において、容器の開口にシート状のフィルムを被せ、当該フィルムに設けられた粘着剤によって、フィルムを容器に貼りつけた状態で販売等がされている。前記フィルムは、通常、ロール状に巻かれた状態から必要量を引き出して切断して使用される。このようなフィルムの切断技術としては、例えば、下記特許文献1及び特許文献2に記載の技術がある。前記特許文献1のディスペンサは、ロール状に巻かれたパック材等のシート状貼付物を保持するための保持リールと、保持リールを保持する手段と、保持リールよりも引き出されたシート状貼付物を切断時に仮着するための仮着台を有する基台を含み、保持リール、もしくはシート状貼付物が引き出し時に接するローラに、回転を制動する手段が設けられており、シート状貼付物が余分に引き出されることを防止している。
また、下記特許文献2は、柔軟なフィルム、シートまたはフィルム・シート状物等の柔軟性を有する被切断物をローラで切断刃まで移送して切断する切断装置であり、ローラは幅狭であって切断刃の近傍において回転して被切断物を切断刃に向けて送るように回転軸に複数設けられ、且つ、前記各ローラの間には、被切断物を切断刃に移送するためのガイド体が形成され、ガイド体は、被切断物をその表面上摺動させる摺動面が形成された摺動面部の先端が、切断刃の近傍に位置するように切断刃の移送の上流から下流にわたって形成されている。前記特許文献2は、上記構成とすることで、柔軟な被切断物を美麗に且つ正確に適宜長さで切断することを目的としている。
実用新案登録第3023781号公報 特開平11−268716号公報
しかしながら、以上のような背景技術には、次のような課題がある。前記特許文献1では、シート状貼付物を作業者が手で引き出し、ミシン目に突起を当てて切断する。このため、作業者はシート状貼付物を所定量で引き出さなければならず効率があがらないほか、シート状貼付物のミシン目の位置に正確に突起を当てないと、シート状貼付物を引っ張ったときに、ミシン目で切れずにシート状貼付物が破れてしまうなどの課題がある。また、前記特許文献2に記載の技術では、送り込みローラと排出ローラの間に切断刃が設けられており、被切断物のミシン目あるいは検知マークをセンサで検知したら、両ローラの回転を一旦停止させ、切断刃を上方へ移動して切断することとなっている。このため、切断刃を上下動させるための機構が必要となり、装置の構成が複雑となり大型化する。また、リールが軸受によって回転する構造となっており、フィルムの引き出しに伴いロール径が小さくなり軽くなったときに、引き出し時のテンションが変わってしまい、安定した引き出しが困難になるという課題もある。
本発明は、以上のような点に着目したもので、簡単な構成でロール状に巻き取られたフィルムをボビンから安定して引き出してミシン目で切断し、作業効率の向上及び装置の小型化が可能な切断装置を提供することを、その目的とする。
本発明は、フィルムがロール状にボビンに巻き取られており、前記ボビンから引き出されたフィルムを切断手段で切断する切断装置であって、以下の点を特徴とする。
(1)前記フィルムは、前記ボビンからの引出方向に略直交するミシン目が所定間隔で形成されており、前記ボビンから引き出されたフィルムを挟んで前記引出方向の下流側へ送る第1の送り手段と、該第1の送り手段よりも前記引出方向の下流側に配置されており、前記フィルムを挟んで更に下流側へ送る第2の送り手段と、前記第1の送り手段及び第2の送り手段を駆動する駆動機構と、該駆動機構を制御する制御手段と、を備えており、前記制御手段は、前記第1の送り手段と第2の送り手段を同時に駆動して前記フィルムを所定量送った後に、前記第1の送り手段及び第2の送り手段の駆動を停止し、前記第1の送り手段の駆動をロックしつつ、前記第2の送り手段のみを駆動して前記フィルムを所定量送るように前記駆動機構を制御することで、前記フィルムをミシン目に沿って切断する。
(2)加えて、切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたことを検知するための排出検知手段を備えており、前記制御手段は、前記排出検知手段によって、前記第1の送り手段及び第2の送り手段の駆動停止中に、前記切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたことを検知したら、前記第1の送り手段及び第2の送り手段の同時駆動を再開し、前記フィルムを前記下流側へ送る。
主要な形態の一つは、前記ボビンの中空部を貫通し、両端が露出するリールと、該リールの両端部を回転可能かつ着脱可能に支持するリール支持手段と、を備えており、前記リールの外周面に、前記ボビンの内周面に接する方向に付勢されたストッパを設けるとともに、前記リール支持手段は、前記リールの周方向に所定間隔で配置された複数の支持体によって、前記リールの両端部を支持することを特徴とする。
更に他の形態は、前記リール支持手段が、対向する一対の側面の各々に設けられ、前記フィルムに所定間隔で形成されたマーカーを検知するマーカー検知手段を備えるとともに、前記第1の送り手段が、前記一対の側面間に、前記引出方向と略直交するように回転可能に支持された第1の送りローラと、該第1の送りローラとの間に前記フィルムを挟む回転可能な第1の押圧ローラとを含み、前記第2の送り手段が、前記一対の側面間に、前記引出方向と略直交するように回転可能に支持された第2の送りローラと、該第2の送りローラとの間に前記フィルムを挟む回転可能な第2の押圧ローラとを含み、前記駆動機構が、前記第1の送りローラと第2の送りローラを同時に回転させる第1の回転機構と、前記第2の送りローラのみを回転させる第2の回転機構と、を含み、前記制御手段は、前記マーカー検知手段によって前記マーカーが検知されたら、前記第1の送りローラ及び第2のローラによって前記フィルムを所定量送った後に、これら送りローラの駆動を停止し、前記第1の送りローラの回転をロックしつつ、前記第2の送りローラのみを回転させて前記フィルムを所定量送ることで、該フィルムをミシン目に沿って切断し、切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたことが、前記排出検知手段によって検知されたら、前記第1の送りローラ及び第2の送りローラの同時回転を再開するように、前記第1の回転機構と第2の回転機構を制御することを特徴とする。
更に他の形態は、前記排出検知手段が、前記第2の送りローラの回転を検知するものであって、前記制御手段は、前記第1の回転機構及び第2の回転機構の駆動停止中に、前記排出検知手段によって前記第2の送りローラの回転を検出することで、前記切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたと判断することを特徴とする。
更に他の形態は、前記マーカーの検知後に所定量送られたフィルムのミシン目に対応する位置に設けられており、該ミシン目に接触可能な突出部,を設けたことを特徴とする。更に他の形態は、前記突出部を、(1)前記第1の押圧ローラと前記第2の押圧ローラの間に、これら押圧ローラよりも前記第1及び第2の送りローラ側へ先端が突出するように配置したこと,あるいは、(2)前記第1の送りローラと前記第2の送りローラの間に、これら送りローラよりも前記第1及び第2の押圧ローラ側へ先端が突出するように配置したことを特徴とする。更に他の形態は、前記第1の回転機構がクラッチを有することで、前記第2の回転機構を兼ねることを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、フィルムをロール状に巻き取るボビンの中空部を貫通し、両端が露出するリールと、該リールの両端部を回転可能かつ着脱可能に支持するリール支持手段と、前記ボビンから引き出されたフィルムを切断する切断手段とを備え、前記リールの外周面に、前記ボビンの内周面に接する方向に付勢されたストッパを設けるとともに、前記リール支持手段は、前記リールの周方向に所定間隔で配置された複数の支持体によって、前記リールの両端部を支持することとした。このため、ボビンからフィルムを安定して引き出すことができる。
また、フィルムを送る第1の送り手段及び第2の送り手段と、これら送り手段を駆動する駆動機構と、該駆動機構の制御手段とを設ける。そして、前記第1及び第2の送り手段でフィルムを所定量送ったのちに駆動を停止し、第1の送り手段の駆動をロックしつつ、第2の送り手段のみを駆動することで、フィルムをミシン目に沿って切断することとしたので、ミシン目で正確に切断でき、装置の小型化も可能となる。
また、切断されたフィルムが作業者によって引き出されたことを排出検知手段で検知し、その後に、前記第1及び第2の送り手段の同時駆動を再開することで、フィルムを確実に排出してから次のフィルムを切断することができる。更に、切断位置にフィルムのミシン目に接触可能な突出部を設けることで、フィルムの切断が一層容易になるという効果がある。
本発明の実施例1の切断装置の外観斜視図である。 前記実施例1の切断装置のカバーを開けた状態を示す斜視図である。 前記実施例1のリールとボビンを示す図である。 前記実施例1のリール支持手段を示す図である。 図5(A)は前記図1を矢印FA方向から見た側面図,図5(B)は前記図1を矢印FB方向から見た側面図である。 前記実施例1の作用を示す図である。 前記実施例1の作用を示す図である。 前記実施例1の作用を示す図である。 本発明の実施例2の切断装置を示す図である。 前記実施例2の作用を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図8を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1は、本実施例の切断装置の外観斜視図であり、図2は、前記切断装置のカバーを開けた状態を示す斜視図である。図3は、本実施例のリール及びボビンを示す図であり、図4は、本実施例の切断装置のリール支持手段を示す図である。図5(A)は、前記図1を矢印FA方向から見た側面図,図5(B)は、前記図1を矢印FB方向から見た側面図である。図6〜図8は、本実施例の作用を示す図である。本実施例の切断装置10は、例えば、果物等の販売容器の開口部を覆うフィルムを、所定の長さで引き出して、ミシン目に沿って切断する装置である。
図1及び図2に示すように、本実施例の切断装置10は、対向する一対の側面12A,12Bと底面14を有しており、前記側面12A,12B間には、フィルムロール24が回転可能にセットされている。前記フィルムロール24は、図3(A)に示すように、連続するフィルム28が、ボビン23にロール状に巻き取られたものであって、前記ボビン23の中空部にリール26を貫通させる。該リール26は、円筒状であって、図3(A)に示すように、中空部26Aにバネ27が収納されている。図示の例では、前記バネ27は、一対のアーム27A,27Bを有する略U字状であって、一方のアーム27Aに、凸部27Cが形成されている。前記凸部27Cは、前記リール26の軸方向に沿って形成された長穴26Cを貫通し、該リール26の外周面26Bから突出している。前記バネ27は、前記アーム27A,27Bにより外側へ付勢されている。このため、前記ボビン23の中空部に前記リール26を挿通すると、前記凸部27Cが前記ボビン23の内周面に接触してリール26からボビン23がずれにくくなり、空回りを防止できる。なお、図3(B)に示すように、他方のアーム27Bにも凸部27Dを設け、前記リール26に前記凸部27Dが貫通する長穴26Dを形成して、2ヶ所でボビン23と接触するようにしてもよい。
前記フィルム28には、該フィルム28の引出方向に対して略直交するミシン目32が、所定の間隔で設けられている。また、前記フィルム28の裏面の両縁近傍には、引出方向に沿って粘着剤30A,30Bが設けられている。更に、前記フィルム28の一方の側縁側には、適宜間隔でマーカー34が設けられている。以下の説明では、前記フィルムロール24がセットされる側をフィルム28の引出方向の上流側、前記フィルム28を送り出す複数のローラが設けられているカバー40側を、前記引出方向の下流側として説明する。
前記一対の側面12A,12Bの上流側の上部には、前記リール26を回転可能かつ着脱可能に支持する支持体20A,20B,22A,22Bが設けられている。本実施例では、図1,図2,図4に示すように、支持体22A,22Bは回転可能なローラであり、他の支持体20A,20Bは、側面12A,12Bに固定されており斜面を有している。前記支持体20A,22Aの間隔及び前記支持体20B,22Bの間隔は、前記リール26を回転可能に受け、かつ、図4(A)に示す状態から、図4(B)に示すようにフィルム28の引き出しによりテンションがかかって浮き上がっても、脱落しないように適宜設定されている。フィルム28の引き出し停止によって反動が生じても、図4(C)に示すように、斜面を有する前記支持体20A,20Bがブレーキとして作用するため、リール26が反対側へずれることがない。さらに、前記フィルム28の引き出しの継続によって、図4(D)に示すようにフィルムロール24の径が小さくなり軽くなっても、リール26の外周面を2点で受けているため、その際のテンション変化も低減することができる。これらの効果から、フィルム28を前記ボビン23から安定して引き出すことができる。
次に、前記切断装置10の下流側には、図2に示すように内部フレーム16が設けられている。該内部フレーム16は、上面16Aと斜面16Bを有している。前記内部フレーム16の上部には、開閉可能なカバー40が設けられる。前記カバー40と装置底面14の間には、図1に示すように、フィルム28の引出口70が形成されている。該引出口70の下縁には、同図に示すように、切断済みのフィルム28が落下して粘着剤30A,30Bが作業台などに貼り付かないように、下向きに傾斜した棒状のガイド36A,36Bが設けられている。
前記内部フレーム16の斜面16Bの上側には、前記フィルム28を送るための第1送りローラ50が、該フィルム28の引出方向と略直交するように配置されている。該第1送りローラ50は、軸52の外周に適宜間隔で中央部に複数のロール体54が設けられ、両端にロール体56が設けられた構造となっている。前記軸52は、図示しない軸受けによって、前記側面12A,12B間に回転可能に支持されている。図示の例では、前記両端のロール体56は、前記フィルム28に設けられた粘着剤30A,30Bが貼り付かないように、例えば、シリコンスポンジローラを用いている。
前記内部フレーム16の斜面16Bの下側であって、前記第1送りローラ50よりも下流側には、第2送りローラ60が、前記フィルム28の引出方向と略直交するように配置されている。該第2送りローラ60も、軸62の外周に適宜間隔で中央部に複数のロール体64が設けられ、両端に前記粘着剤30A,30Bが付着しにくい他のロール体66が設けられた構成となっている。前記軸62は、図示しない軸受によって、前記側面12A,12B間に回転可能に支持されている。前記斜面16Aには、前記軸52,56と直交する方向、すなわち、フィルム28の引出方向に沿って、ロール間にガイド72が設けられている。該ガイド72を設けることにより、フィルム28が、間隔をおいて配置されたロール体間で凹むことなく、上流側から下流側へ向けて送られる。
一方、前記カバー40の斜面40Bの内側には、図2に示すように、押圧ローラ120,130が、前記カバー40の側面40C,40D間に回転可能に設けられている。前記押圧ローラ120は、軸122の外周に適宜間隔で複数のロール体126を有しており、両端が軸受124A,124Bによって回転可能に支持されている。該押圧ローラ120は、前記カバー40を閉じた状態において、前記第1送りローラ50との間にフィルム28を挟み、前記第1送りローラ50の回転に連動して回転する。他方の押圧ローラ130は、軸132の外周に適宜間隔で複数のロール体136を有しており、両端が軸受134A,134Bによって回転可能に支持されている。該押圧ローラ130は、前記カバー40を閉じた状態において、前記第2送りローラ60との間に前記フィルム28を挟み、前記第2送りローラ60の回転に連動して回転する。
前記押圧ローラ120の軸122の軸受124A,124Bは、図1及び図2に示すように、前記カバー40の側面40C,40Dに設けられた長穴128A,128Bに沿ってスライド可能となっている。同様に、前記押圧ローラ130の軸132の軸受け134A,134Bは、前記側面40C,40Dに設けられた長穴138A,138Bに沿ってスライド可能となっている。そして、前記軸受124A,134Aには、ピン142Aを中心に回動可能なバネ140Aの両端が係合しており、前記押圧ローラ120,130の一端側を前記第1送りロール50,第2送りロール60に向けて付勢している。同様に、前記軸受124B,134Bには、ピン142Bを中心に回動可能なバネ140Bの両端が係合しており、前記押圧ローラ120,130の他端側を前記第1送りロール50,第2送りロール60に向けて付勢している。
前記カバー40は、前記内部フレーム16の上面16Aの両端側に向けたマグネット118A,118Bと、前記カバー40の第1面部40Aの内側の両端に設けた金属板46A,46Bにより、前記第1送りローラ50,第2送りローラ60を覆った状態で維持される。また、前記カバー40の後部40E側には、前記第1送りローラ50及び第2送りローラ60に対して略平行に、押えローラ44が設けられている。該押えローラ44の軸44Aは、前記カバー40の側面40C,40D間に回転可能に支持されている。このため、前記カバー40を閉じた状態では、図4に示すように、前記押えローラ44は、前記フィルムロール24と第1送りローラ50の間に位置し、前記内部フレーム上面16Aとの間にフィルム28を挟み込む。
また、前記カバー40の内側には、前記軸122,124と直交する方向、すなわち、フィルム28の引出方向に沿って、ロール体間にガイド144が設けられている。該ガイド144は、内部フレーム16側のガイド72と重ならない位置に設けられている。前記ガイド144を設けることにより、フィルム28が、間隔をおいて配置されたロール体間で凹むことなく、上流側から下流側へ向けて送られる。
更に、カバー40の内側には、前記後部40E寄りの位置に、発光部150Aが設けられている。他方、前記内部フレーム上面16Aの一端側には、前記発光部150Aからの光を受光する受光部150Bが設けられている。前記発光部150A及び受光部150Bにより第1のセンサ150が構成されている。該第1のセンサ150は、前記ボビン23から引き出されたフィルム28のマーカー34を検知するためのものである。前記第1のセンサ150は、図示しない配線によって、前記側面12Bに設けられた制御部100に接続される。該制御部100は、前記第1のセンサ150の検知結果に基づいて、前記第1送りローラ50及び第2送りローラ60の駆動を制御する。
次に、前記第1送りローラ50及び第2送りローラ60の駆動機構について説明する。本実施例では、第1送りローラ50と第2送りローラ60を同時に駆動する第1の駆動機構と、第2送りローラ60のみを駆動する第2の駆動機構を備えている。まず、第1の駆動機構について説明すると、図5(A)に示すように、前記側面12Aの内側下方には、第1送りローラ50と第2送りローラ60の双方を同時に回転させるためのモータ80が設けられている。該モータ80の回転軸82は、図示しない軸受によって、前記側面12Aを回転可能に貫通している。前記回転軸82の先端には、平歯車86が設けられている。前記側面12Aには、前記平歯車86の上方に、該平歯車86と噛み合い、軸88Aを中心に回転する平歯車88が設けられている。更に、該平歯車88の上方には、該平歯車88と噛み合う平歯車90が配置されている。該平歯車90は、前記第1送りローラ50の軸52に接合している。
このため、前記モータ80の駆動により、その回転軸82,平歯車86,88,90を介して、軸52が回転し、第1送りローラ50が回転する。また、前記側面12Aには、前記平歯車88の側方に、該平歯車88と噛み合う平歯車92が設けられている。該平歯車92は、前記第2送りローラ60の軸62に接合している。このため、前記モータ80の駆動により、その回転軸82,平歯車86,88,92を介して、軸62が回転し、第2送りローラ60が回転する。すなわち、モータ80の駆動により、第1送りローラ50と第2送りローラ60を同時に回転駆動することができる。前記モータ80は、図示しないコードにより前記制御部100に接続され、該制御部100によりモータ80の駆動が制御される。
次に、第2送りローラ60のみを回転させる第2の回転機構について説明する。図5(B)に示すように、前記側面12Bの内側下方には、第2送りローラ60のみを回転させるためのモータ110が設けられている。該モータ110の回転軸112は、図示しない軸受によって、前記側面12Bを回転可能に貫通している。前記回転軸112の先端には平歯車114が設けられている。前記側面12Bには、前記平歯車114の斜め上方に、該平歯車114と噛み合う平歯車116が設けられている。該平歯車116は、前記第2送りローラ60の軸62に接合している。これにより、前記モータ110の駆動により、その回転軸112,平歯車114,116を介して、軸62が回転し、第2送りローラ60が回転する。前記モータ110も図示しないコードなどによって前記制御部100に接続され、該制御部100によって駆動が制御される。
なお、本実施例では、前記第2送りローラ60には、歯車を介して2つのモータ80,110が接続されることになるため、第2送りローラ60のみを回転させるためには、モータの出力をクラッチなどで切り替えなければならない。本実施例では、例えば、第2送りローラ60の軸62の両端に図示しないワンウェイクラッチを設け、モータ80を回転させたときは、その動力を軸62に伝達するが、前記平歯車116は回転せず、モータ110を回転させたときは、前記平歯車92は回転しないようにする。これにより、モータ80の駆動により、第1送りローラ50と第2ローラ60を同時に回転させ、モータ110を駆動したときは、第2送りローラ60のみを回転させることができる。
前記側面12Bには、前記第2送りローラ60の回転を検知する第2のセンサ152が設けられている。該第2のセンサ152は、前記モータ110の駆動停止中に、前記軸62の端部に設けられた羽根車154の回転を検知することで、前記第2送りローラ60の回転を検出するものである。前記第2のセンサ152は、発光部152Aと受光部152Bにより構成されている。該第2のセンサ152によって、モータ110が停止している間に、第2送りローラ60の回転が検出されると、検知結果が前記制御部100に送られ、該制御部100は、作業者によって切断済みのフィルム28が排出されたと判断する。前記制御部100は、前記第1のセンサ150,第2のセンサ150の検知結果に基づいて、モータ80,110による駆動を制御する。なお、本切断装置10の電源のON/OFFを切り替えるためのスイッチ102は、図2に示すように、前記側面12Aの正面側に設けられている。該スイッチ102も、配線により、前記制御部100に接続されている。該制御部100はコード96を介して図示しない外部電源に接続される。
次に、図6〜図8を参照しながら、本実施例の作用を説明する。図6(A-1),(B-1),図7(A)は平面図,図6(A-2),(B-2),図7(B)は側面図である。図8(A)〜(D)は側面図である。まず、前記制御部100により、モータ80を駆動して、第1送りローラ50及び第2送りローラ60を同時に回転させ、フィルム28をボビン23から引き出して、引出口70側(下流側)へ送る。図6(A-1),(A-2)に示す状態は、前記第1のセンサ150によるマーカー34の検出の直前である。そして、フィルム28の送り出しを続けると、前記第1のセンサ150がマーカー34を検出する(図6(B-1)及び(B-2))。すると、検出信号が前記制御部100に送られ、該制御部100では、図7(A),(B)に示すように、フィルム28を所定量L送り出したらモータ80を停止させる。
第1送りローラ50と第2送りローラ60を停止させた状態における、両ローラ間の様子を拡大して示すと図8(A)の通りである。次に、前記制御部100は、第1送りローラ50が回転しないようにロックし、前記モータ110の駆動により第2送りローラ60のみを回転させ、フィルム28を所定量送り出したら第2送りローラ60の駆動を停止する。すると、図8(B)に示すように、第1送りローラ50と第2送りローラ60間のフィルムにテンションがかかり、そのままフィルム28を所定量(例えば、2〜3mm)下流側に送ると、ミシン目32に沿ってフィルム28が切断されて下流側へ送られ(図8(C))、前記引出口70から先端が排出される。ここまで第1ローラ50及び第2ローラ60の回転、停止、ロックは、制御部100により行われる。
次に、前記引出口70から先端が排出されたフィルム28の上流側は、いまだ第2送りローラ60と押圧ローラ130に挟まれた状態であるため、図8(D)に示すように、作業者が手で引き出す。このとき、モータ110の駆動は停止しているが、第2送りローラ60の回転はロックされていないため、フィルム28の引き出しにともなって、同図に示すように、第2送りローラ60が回転する。制御部100は、前記モータ80,110が停止中に、前記第2のセンサ152から第2送りローラ60の回転を検出した結果を受け取ると、該第2送りローラ60の回転量から、切断済みのフィルム28が第2送りローラ60及び押圧ローラ130から完全に排出されたか否かを判断する。そして、フィルム28が完全に排出されたと判断したら、再び、第1送りローラ50と第2送りローラ60を同時に回転させ、新たにフィルム28をリール26から引き出す。すなわち、図6(A-1)及び(A-2)に示す状態に戻り、上述した前記動作を繰り返す。前記作業者は、前記引出口70から排出された所定長さのフィルム28を、果物の販売容器等の開口部に被せる。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)フィルム28をロール状に巻き取るボビン23の中空部を貫通するリール26の外周面に、前記ボビン23の内周面側へ付勢された凸部27Cを設けて、ボビン23とリール26の空転を防止する。また、前記リール26の周方向に所定間隔で配置された支持体20A,20B,22A,22Bによって、前記リール26の両端を回転可能かつ着脱可能に支持することとした。このため、前記ボビン23からフィルム28を安定して引き出すことができる。
(2)前記フィルム28を送る第1送りローラ50及び第2送りローラ60と、これらを回転させるモータ80,110と、該モータ等の駆動を制御する制御部100を設ける。そして、第1のセンサ150でマーカー34を検知したら、前記第1送りローラ50及び第2送りローラ60でフィルム28を所定量送って停止する。次いで、第1送りローラ50の回転をロックした状態で、第2送りローラ60のみを回転させてフィルム28を所定量送ることとした。このため、切断刃等を用いることなく、フィルム28をミシン目32に沿って正確に切断でき、装置の小型化及びコスト低減も可能となる。
(3)前記切断されたフィルム28が、作業者によって引き出されたことを、第2のセンサ152(排出検知手段)で検知し、その後に、前記第1送りローラ50と第2送りローラ60の同時駆動を再開することとした。このため、フィルム28を確実に排出してから、次のフィルム28を切断することができ、フィルム28の詰まり等がない。
次に、図9及び図10を参照しながら、本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする。本実施例は、上述した実施例1の構成に、前記ミシン目32に沿った切断を一層容易にするための突起を設けた形態となっている。図9(A)に示すように、本実施例の切断装置10Aでは、前記カバー40の第2面部40Bの内側に、突起146が取り付けられている。図示の例では、押圧ローラ120と押圧ローラ130の間の中央部に、四角錐状の突起146が設けられ、前記第2面部40Bに図示しないネジ等により固定される。なお、前記突起146は、前記フィルム28をミシン目34で切断しやすくするためのもので、必ずしも先端が鋭利である必要はない。前記突起146の先端は、図9(B-2)に示すように、前記押圧ローラ120,130よりも、第1送りローラ50と第2送りローラ60側へ若干突出している。
本実施例の作用は、図6までは前記実施例1と同様であり、前記図6(B-1)に示すように、第1のセンサ150がマーカー34を検出すると、検出信号が前記制御部100に送られる。該制御部100は、図9(B-1)及び(B-2)に示すように、フィルム28を所定量L送り出したらモータ80を停止させる。このとき、前記突起146は、丁度フィルム28のミシン目32に当たる位置にある。
第1送りローラ50と第2送りローラ60を停止させた状態における、両ローラ間の様子を拡大して示すと図10(A)の通りである。この状態では、前記突起146の先端がフィルム28のミシン目32に当たっているが、第1送りローラ50と第2送ローラ60の双方を停止しているため、フィルム28にテンションはかからず、突起146によってミシン目34からフィルム28が開くことはない。次に、前記制御部100は、第1送りローラ50が回転しないようにロックし、前記モータ110の駆動により第2送りローラ60のみを回転させ、フィルム28を所定量送り出したら第2送りローラ60の駆動を停止する。
すると、まず、図10(B)に示すように、第1送りローラ50と第2送りローラ60間のフィルム28にテンションがかかり、前記突起146の先端が前記ミシン目32に食い込む。そのままフィルム28を所定量(例えば、2〜3mm)下流側に送ると、ミシン目32に沿ってフィルム28が切断されて下流側へ送られ(図10(C))、前記引出口70から切断済みのフィルム28の一部が排出される。その後、図10(D)に示すように、作業者による切断済みフィルム28の取り出しに伴う第2送りローラ60の回転を、第2のセンサ152で検出したら、切断済みフィルム28の排出が完了したものと制御部100が判断する。その後は、再び、前記第1送りローラ50と第2送りローラ60を同時に回転させ、新たにフィルム28をボビン23から引き出す。
本実施例によれば、上述した実施例1の効果に加え、前記第1のセンサ150によるマーカー34の検知後に所定量送られたフィルム28のミシン目32に接触可能な突起146を設けることで、フィルム28の切断が一層容易となる。なお、図9(A)の例では、前記カバー40側に前記突起146を設けることとしたが、図9(C)に示す切断装置10Bのように、内部フレーム16の斜面16Bに、その先端が第1送りローラ50及び第2送りローラ60よりも若干突出するように、突起148を取り付けてもよい。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)上述した実施例で示した形状,寸法,材質は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例のマーカー34も一例であり、その位置や間隔は必要に応じて適宜変更可能である。
(3)前記マーカー34を検知する第1のセンサ150も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、反射型のセンサや透過型のセンサのいずれを用いてもよい。
(4)前記実施例で示した第2のセンサ152も一例であり、前記第2送りローラ60の回転のみを検知できるものであれば、公知の各種のセンサが利用可能である。また、前記第2送りローラ60の回転検知によるものではなく、例えば、切断済みフィルム28の通過を検知するセンサを前記排出口70付近に設けるようにしても、同様の効果が得られる。
(5)前記実施例では、第1送りローラ50と第2送りローラ60を同時に回転させる第1の駆動機構と、前記第2送りローラ60のみを回転させる第2の駆動機構をそれぞれ設けることとしたが、これも一例であり、クラッチの利用等により、いずれかの駆動機構が、他方の駆動機構を兼ねるようにしてもよい。
(6)前記実施例で示したフィルム28も一例であり、必ずしも粘着剤30A,30Bがなくてもよい。
(7)前記実施例で示した作用は一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。例えば、前記実施例1では、作業者が切断済みフィルム28を取り出したことを検知して、第1送りローラ50と第2送りローラ60の駆動を再開するが、これも一例であり、例えば、第1送りローラ50を停止したあとの第2送りローラ60の回転時間を増やすことで、切断後のフィルム28を自動的に排出するようにしてもよい。
(8)前記実施例では、果物を販売するための販売容器等の開口部を覆うフィルムの切断に本発明を適用することとしたが、本発明は、他の公知の各種のフィルムの切断に適用可能である。
本発明によれば、フィルムをロール状に巻き取るボビンの中空部を貫通し、両端が露出するリールと、該リールの両端部を回転可能かつ着脱可能に支持するリール支持手段と、前記ボビンから引き出されたフィルムを切断する切断手段とを備える。そして、前記リールの外周面に、前記ボビンの内周面に接する方向に付勢されたストッパを設けるとともに、前記リール支持手段は、前記リールの周方向に所定間隔で配置された少なくとも2つの支持体によって、前記リールの両端部を支持することとした。このため、ボビンからフィルムを安定して引き出すことができ、切断装置の用途に適用できる。また、切断刃を用いることなく、送り手段の制御によりフィルムを切断できるため、小型の切断装置の用途に適用できる。特に、果物や野菜などの販売容器等の開口部を覆うフィルムを切断するための装置の用途に好適である。
10,10A,10B:切断装置
12A,12B:側面
14:底面
16:内部フレーム
16A:上面
16B:斜面
20A,20B,22A,22B:支持体
23:ボビン
24:フィルムロール
26:リール
26A:中空部
26B:外周面
26C,26D:長穴
27:バネ
27A,27B:アーム
27C,27D:凸部
28:フィルム
30A,30B:粘着剤
32:ミシン目
34:マーカー
36A,36B:ガイド
40:カバー
40A:第1面部
40B:第2面部
40C,40D:側面
40E:後部
42:軸
44:押えローラ
44A:軸
46A,46B:マグネット
50:第1送りローラ
52,62:軸
54,56,64,66:ロール体
60:第2送りローラ
70:引出口
72:ガイド
80:モータ
82:回転軸
86,88,90,92:平歯車
88A:軸
96:コード
100:制御部
102:スイッチ
110:モータ
112:回転軸
114,116:平歯車
118A,118B:マグネット
120,130:押圧ローラ
122,132:軸
124A,124B,134A,134B:軸受
126,136:ロール体
128A,128B,138A,128B:長穴
140A,140B:バネ
142A,142B:ピン
144:ガイド
146,148:突起
150:第1のセンサ
150A:発光部
150B:受光部
152:第2のセンサ
152A:発光部
152B:受光部
154:羽根車

Claims (8)

  1. フィルムがロール状にボビンに巻き取られており、前記ボビンから引き出されたフィルムを切断手段で切断する切断装置であって、
    前記フィルムは、前記ボビンからの引出方向に略直交するミシン目が所定間隔で形成されており、
    前記ボビンから引き出されたフィルムを挟んで前記引出方向の下流側へ送る第1の送り手段と、
    該第1の送り手段よりも前記引出方向の下流側に配置されており、前記フィルムを挟んで更に下流側へ送る第2の送り手段と、
    前記第1の送り手段及び第2の送り手段を駆動する駆動機構と、
    該駆動機構を制御する制御手段と、
    切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたことを検知するための排出検知手段を備えており、
    前記制御手段は、
    前記第1の送り手段と第2の送り手段を同時に駆動して前記フィルムを所定量送った後に、前記第1の送り手段及び第2の送り手段の駆動を停止し、前記第1の送り手段の駆動をロックしつつ、前記第2の送り手段のみを駆動して前記フィルムを所定量送るように前記駆動機構を制御することで、前記フィルムをミシン目に沿って切断するとともに、
    前記排出検知手段によって、前記第1の送り手段及び第2の送り手段の駆動停止中に、前記切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたことを検知したら、前記第1の送り手段及び第2の送り手段の同時駆動を再開し、前記フィルムを前記下流側へ送ることを特徴とする切断装置。
  2. 前記ボビンの中空部を貫通し、両端が露出するリールと、
    該リールの両端部を回転可能かつ着脱可能に支持するリール支持手段と、
    を備えており、
    前記リールの外周面に、前記ボビンの内周面に接する方向に付勢されたストッパを設けるとともに、
    前記リール支持手段は、前記リールの周方向に所定間隔で配置された複数の支持体によって、前記リールの両端部を支持することを特徴とする請求項1記載の切断装置。
  3. 前記リール支持手段が、対向する一対の側面の各々に設けられ、
    前記フィルムに所定間隔で形成されたマーカーを検知するマーカー検知手段を備えるとともに、
    前記第1の送り手段が、
    前記一対の側面間に、前記引出方向と略直交するように回転可能に支持された第1の送りローラと、該第1の送りローラとの間に前記フィルムを挟む回転可能な第1の押圧ローラとを含み、
    前記第2の送り手段が、
    前記一対の側面間に、前記引出方向と略直交するように回転可能に支持された第2の送りローラと、該第2の送りローラとの間に前記フィルムを挟む回転可能な第2の押圧ローラとを含み、
    前記駆動機構が、
    前記第1の送りローラと第2の送りローラを同時に回転させる第1の回転機構と、
    前記第2の送りローラのみを回転させる第2の回転機構と、
    を含み、
    前記制御手段は、
    前記マーカー検知手段によって前記マーカーが検知されたら、前記第1の送りローラ及び第2のローラによって前記フィルムを所定量送った後に、これら送りローラの駆動を停止し、
    前記第1の送りローラの回転をロックしつつ、前記第2の送りローラのみを回転させて前記フィルムを所定量送ることで、該フィルムをミシン目に沿って切断し、
    切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたことが、前記排出検知手段によって検知されたら、前記第1の送りローラ及び第2の送りローラの同時回転を再開するように、前記第1の回転機構と第2の回転機構を制御することを特徴とする請求項記載の切断装置。
  4. 前記排出検知手段が、前記第2の送りローラの回転を検知するものであって、
    前記制御手段は、
    前記第1の回転機構及び第2の回転機構の駆動停止中に、前記排出検知手段によって前記第2の送りローラの回転を検出することで、前記切断されたフィルムが前記第2の送り手段から排出されたと判断することを特徴とする請求項記載の切断装置。
  5. 前記マーカーの検知後に所定量送られたフィルムのミシン目に対応する位置に設けられており、該ミシン目に接触可能な突出部,
    を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の切断装置。
  6. 前記突出部を、
    前記第1の押圧ローラと前記第2の押圧ローラの間に、これら押圧ローラよりも前記第1及び第2の送りローラ側へ先端が突出するように配置したことを特徴とする請求項記載の切断装置。
  7. 前記突出部を、
    前記第1の送りローラと前記第2の送りローラの間に、これら送りローラよりも前記第1及び第2の押圧ローラ側へ先端が突出するように配置したことを特徴とする請求項記載の切断装置。
  8. 前記第1の回転機構がクラッチを有することで、前記第2の回転機構を兼ねることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の切断装置。
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