JP6328912B2 - 純水精製装置 - Google Patents

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Description

本発明は、純水精製装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、半導体ウエーハの表面に形成されたIC、LSI等のデバイスをストリートに沿って切断することにより個々の半導体デバイスを製造している。また、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。通常、この切断はダイサーと呼ばれる切削装置によって行われている。この切削装置は、切削ブレードを備えた切削手段と、切削ブレードに加工水(通常は純水を用いる)を供給する加工水供給手段を具備し、該加工水供給手段によって加工水を回転する切削ブレードに供給することにより切削ブレードを冷却するとともに、切削ブレードによる切削屑の排出を促しながら切削作業を実施する。
半導体デバイス製造工程で用いられる純水は、水道水等に比較して、不純物が限界近くまで除去されたものであり、フィルタ等である程度の不純物が除去された清水からイオン交換手段によってイオン分の除去が行われるのが通常である。
また、上述した切削装置で排出される加工水から切削屑及び各種イオンを除去して再び切削装置に供給される純水精製装置の一種である加工廃液処理装置にもイオン交換手段が用いられる(例えば、特許文献1、2参照)。これらの装置のイオン交換手段は、ガラス繊維等で耐圧強化されている樹脂性の硬質な容器にイオン交換樹脂を収容し、その容器のイオン交換樹脂に清水を通すことでイオン分を除去し純水に精製している(特許文献3参照)。
特開2004−230527号公報 特開2011−41878号公報 特開2007−245005号公報
通常、イオン交換手段に注入する清水の水圧を利用して、純水精製装置から加工装置へと純水を送出している。また、イオン交換手段の後にも水圧が減衰する工程、例えば、温調手段等があるため、加工装置が必要とする水圧より更に高い水圧で清水がイオン交換手段に注入されている。よって、イオン交換手段のイオン交換樹脂が収容される容器は一定以上の耐圧性能が求められるため、高価で、重く、収容されているイオン交換樹脂が容易に交換できないような容器が用いられている。
よって、例えば遠隔地の工場で利用された純水精製装置のイオン交換樹脂が使用限度まで使用された際、イオン交換樹脂を廃棄する場合にも高いコストがかかり、現地でイオン交換樹脂の入れ替えをする場合にも、重量物のため作業が容易ではないことから、廃液処理装置メーカー等まで送り返す必要があり且つ輸送コストも多い。したがって、従来の純水精製装置は、ランニングコストが高コスト化するという問題が有った。
本発明は、上記問題にかんがみなされたもので、その目的は、ランニングコストの低コスト化を図ることができる純水精製装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の純水精製装置は、清水を純水に精製するイオン交換手段と、該イオン交換手段によって精製された純水を所定の水圧で送出する吸引ポンプと、を少なくとも具備する純水精製装置であって、該イオン交換手段は、流入口と排出口を備え、該排出口に吸引ポンプが連結される容器と、該容器に収容されるイオン交換樹脂と、を具備し、該流入口には、吐出ポンプが配設されて清水が送給され、該容器の該イオン交換樹脂を収容する本体部が、単樹脂で形成され、該吸引ポンプから送出される純水の圧力を調整し、該吐出ポンプを制御する制御手段を備え、該制御手段が、該吐出ポンプと該吸引ポンプとを制御して、該容器内の純水の圧力を0MPa(ゲージ圧)から−0.01MPa(ゲージ圧)に維持することによって該イオン交換手段にかかる吸引力を、該吐出ポンプの清水への加圧によって緩和することを特徴とする。
本願発明の純水精製装置では、イオン交換手段の容器にかかる水圧が低くてすむため、例えばPO(polyolefin)やPET(polyethylene terephthalate)などの樹脂により単層で構成された樹脂製の容器でもイオン交換手段に用いることができる。このために、使用済みのイオン交換樹脂を容器ごと廃棄するのに、軽量のため処理作業も容易になり、処理費用も安くすむという効果もある。また、軽量で単純な構成であるため、輸送に係るコストも安く、中身の交換も容易となる。したがって、純水精製装置は、ランニングコストの低コスト化を図ることができる。
図1は、実施形態に係る純水精製装置と隣接される加工装置としての切削装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る純水精製装置の構成例を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る純水精製装置の構成例を分解して示す分解斜視図である。 図4は、実施形態に係る純水精製装置のイオン交換手段を示す斜視図である。 図5は、図4中のV−V線に沿う断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
本発明の実施形態に係る純水精製装置を図面に基いて説明する。図1は、実施形態に係る純水精製装置と隣接される加工装置としての切削装置の構成例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る純水精製装置の構成例を示す斜視図である。図3は、実施形態に係る純水精製装置の構成例を分解して示す分解斜視図である。図4は、実施形態に係る純水精製装置のイオン交換手段を示す斜視図である。図5は、図4中のV−V線に沿う断面図である。
実施形態に係る純水精製装置1は、図1に示す加工装置としての切削装置100に隣接されて配置される。切削装置100は、図1に示すように、被加工物Wを保持するチャックテーブル110と、チャックテーブル110に保持された被加工物Wを切削するための切削ブレード121を備えた切削手段120と、チャックテーブル110をX軸方向に移動させるX軸移動手段(図示せず)と、切削手段120をY軸方向に移動させるY軸移動手段(図示せず)と、切削手段120をZ軸方向に移動させるZ軸移動手段(図示せず)と、チャックテーブル110をZ軸と平行な軸心回りに回転させる回転駆動源(図示せず)等を備えている。切削装置100は、X軸移動手段と、Y軸移動手段と、Z軸移動手段及び回転駆動源により、チャックテーブル110と切削手段120とをX軸方向、Y軸方向、Z軸方向及びZ軸回りに相対的に移動させて、被加工物Wを切削してチップに分割するものである。
なお、被加工物Wは、本実施形態では、シリコン、サファイア、ガリウムなどを母材とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。また、本発明では、被加工物Wは、電子部品に使用される各種セラミック基板、樹脂基板、ガラス基板などであってもよい。被加工物Wは、図1に示すように、粘着シートSに貼着され、粘着シートSに環状フレームFが貼着されて、粘着シートSを介して環状フレームFに装着される。
また、切削装置100は、切削前後の被加工物Wを複数収容するカセットエレベータ130と、カセットエレベータ130に被加工物Wを出し入れする搬出入手段140と、切削後の被加工物Wを洗浄する洗浄手段150と、搬出入手段140とチャックテーブル110と洗浄手段150とに亘って被加工物Wを搬送する搬送手段160と、を備えている。
切削装置100は、搬出入手段140によりカセットエレベータ130内から切削前の被加工物Wを取り出し、取り出された被加工物Wを搬送手段160によりチャックテーブル110に搬送する。そして、切削装置100は、チャックテーブル110に被加工物Wを保持し、X軸移動手段と、Y軸移動手段と、Z軸移動手段及び回転駆動源により、チャックテーブル110と切削手段120とをX軸方向、Y軸方向、Z軸方向及びZ軸回りに相対的に移動させて、被加工物Wを切削してチップに分割する。切削装置100は、切削後の被加工物Wを搬送手段160によりチャックテーブル110から洗浄手段150に搬送した後、洗浄手段150により洗浄する。そして、切削装置100は、切削後の被加工物Wを搬送手段160により搬出入手段140に搬送し、搬出入手段140によりカセットエレベータ130内に収容する。
純水精製装置1は、切削装置100からの切削屑と切削水などからなる廃液を純水に精製して再利用するためのものである。純水精製装置1は、図2及び図3に示すように、純水精製装置1の構成要素が配設された装置ハウジング10(図2に示す)と、廃液収容手段20と、廃液ろ過手段30と、清水収容手段40と、純水精製手段50と、純水温度調整手段90と、図示しない制御手段を具備している。
廃液収容手段20は、切削装置100により精製された廃液を収容するものである。廃液収容手段20は、切削装置100からの廃液を収容する廃液タンク21と、廃液タンク21内の廃液を送給する廃液送給ポンプ22を備えている。
廃液ろ過手段30は、廃液収容手段20から送給された廃液から切削屑を除去して清水を精製するものである。廃液ろ過手段30は、廃液収容手段20から送給された廃液が配管31を介して導入される第1のフィルタ32と、廃液が配管31を介して導入される第2のフィルタ33と、第1のフィルタ32及び第2のフィルタ33を着脱自在に設けた清水受けパン36などを備えている。廃液送給ポンプ22と第1のフィルタ32及び第2のフィルタ33とを接続する配管31には、電磁開閉弁34a,34bが設けられている。電磁開閉弁34a,34bが開くと、第1のフィルタ32及び第2のフィルタ33に廃液が導入される。また、配管31には、廃液の圧力を検出する圧力検出手段35が取り付けられている。
第1のフィルタ32及び第2のフィルタ33は、導入された廃液をろ過し、廃液中の切削屑を捕捉して、清水に精製する。第1のフィルタ32及び第2のフィルタ33は、精製した清水を清水受けパン36上に流出する。清水受けパン36は、フレキシブルホースなどからなる配管37を通して清水を清水収容手段40に送る。
清水収容手段40は、廃液ろ過手段30からの清水を貯留するものである。清水収容手段40は、廃液ろ過手段30からの清水を収容する清水貯留タンク41を備えている。
純水精製手段50は、清水を純水に精製するものである。純水精製手段50は、吐出ポンプ51と、紫外線照射手段52と、第1のイオン交換手段53と、第2のイオン交換手段54と、吸引ポンプ55と、精密フィルタ56などを具備している。吐出ポンプ51は、清水貯留タンク41内の清水を配管57を通して紫外線照射手段52に送給する。紫外線照射手段52は、導入された清水に紫外線を照射して殺菌する。紫外線照射手段52は、配管58を通して第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の流入口71に接続している。紫外線照射手段52と第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54とを接続する配管58には、電磁開閉弁59a,59bが設けられている。電磁開閉弁59a,59bが開くと、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54に清水が導入される。
第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54は、イオン交換して清水を純水に精製するものである。また、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の排出口72と吸引ポンプ55とを接続する配管60には、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の排出口72からの純水の圧力を検出する圧力検出手段61a,61bが取り付けられている。吸引ポンプ55は、配管60内の第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54によって精製された純水を所定の水圧で精密フィルタ56及び純水温度調整手段90に向けて送出する。なお、本実施形態では、吸引ポンプ55は、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54によって精製された純水を所定の圧力としての0.3MPa(ゲージ圧)で配管62を通して精密フィルタ56に送出する。精密フィルタ56は、イオン交換樹脂74(図5に示す)などの樹脂屑などの微細な物質を捕捉するものである。純水温度調整手段90は、純水を所定温度に調整して切削装置100の切削水供給手段に循環するものである。
第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54は、図4及び図5に示すように、流入口71と排出口72を備え、排出口72に配管60を介して吸引ポンプ55が連結される容器73と、容器73に収容されるイオン交換樹脂74(図5に示す)とを具備している。容器73は、イオン交換樹脂74を収容する本体部75と、本体部75の上部に着脱自在な着脱キャップ76とを備えている。本体部75は、PO(polyolefin)、PET(polyethylene terephthalate)、PE(polyethylene)、PVC(polyvinyl chloride)などで構成され、単層樹脂で形成されている。本体部75は、0〜−0.01MPa(ゲージ圧)程度の内部の水圧に耐えることができる程度の強度を有している。このために、本体部75は、内部の水圧が大きく変化すると、内部の水圧に応じて変形することとなる。本体部75は、射出成形、ブロー成形、押し出し成型などの安価に大量に生産可能な方法により製造される。
着脱キャップ76は、本体部75の上部中央に設けられた開口を塞ぐように、本体部75に取り付けられる。着脱キャップ76は、流入口71と排出口72とが設けられている。流入口71は、着脱キャップ76を貫通して本体部75内のイオン交換樹脂74内に開口した管状に形成されている。流入口71には、配管58、紫外線照射手段52及び配管57を介して、吐出ポンプ51が配設されて、清水が送給される。排出口72は、イオン交換樹脂74の上側を開口し、着脱キャップ76の外周方向に延びた管状に形成されている。排出口72は、配管60を介して吸引ポンプ55に接続している。着脱キャップ76は、二層構造であったり、複数の材料を組み合わせて構成されてもよい。イオン交換樹脂74としては、アニオン交換樹脂、カチオン交換樹脂のうちの少なくとも一方などが用いられる。
第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54は、流入口71から導入された清水をイオン交換樹脂74内に導き、イオン交換樹脂74によりイオン交換して純水に精製し、排出口72から吸引ポンプ55に送り出す。
制御手段は、純水精製装置1を構成する上述した構成要素をそれぞれ制御して、純水精製装置1に廃液を純水に精製させるものである。制御手段は、圧力検出手段35,61a,61bの検出結果に基いて、電磁開閉弁34a,34b,59a,59b、吐出ポンプ51及び吸引ポンプ55を制御して、廃液を廃液収容手段20に収容した後、廃液ろ過手段30でろ過して清水に精製し、清水を清水収容手段40に収容した後、純水精製手段50で純水に精製し、精密フィルタ56及び純水温度調整手段90に向けて送出して、純水精製装置1に廃液を純水に精製させる。なお、制御手段は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成されている。また、制御手段には、純水精製開始情報などの処理情報を入力する操作盤(図示せず)が接続されている。
制御手段は、純水精製装置1に廃液を純水に精製させる際には、吸引ポンプ55から精密フィルタ56に送出される純水の圧力を0.3MPa(ゲージ圧)に調整する。そして、制御手段は、圧力検出手段61a,61bの検出結果に基いて、配管60内即ち排出口72から排出される純水の圧力が0MPa(ゲージ圧)から−0.01MPa(ゲージ圧)となるように、吐出ポンプ51を制御する。即ち、制御手段は、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の容器73内の純水の圧力を0MPa(ゲージ圧)から−0.01MPa(ゲージ圧)に維持する。
なお、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の容器73内の純水の圧力が−0.01MPa(ゲージ圧)よりも低くなると、容器73内にイオン交換樹脂74に付着していた気泡が大量に発生して、イオン交換樹脂74の性能を充分に発揮できなくなる。また、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の容器73内の純水の圧力が0MPa(ゲージ圧)よりも高くなると、容器73内に正圧がかかり、容器73を頑丈な圧力容器とする必要があるからである。こうすることで、純水精製装置1は、吸引ポンプ55によって第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54にかかる吸引力を、吐出ポンプ51の清水の加圧によって緩和する。
以上のように、本実施形態に係る純水精製装置1によれば、第1のイオン交換手段53及び第2のイオン交換手段54の容器73にかかる水圧が低くてすむため、例えばPO(polyolefin)やPET(polyethylene terephthalate)などの樹脂により単層で構成された本体部75をイオン交換手段53,54の容器に用いることができる。このために、使用済みのイオン交換樹脂74を容器73ごと廃棄する際に、イオン交換手段53,54が軽量のため処理作業も容易になり、処理費用も安くすむという効果もある。また、イオン交換手段53,54が軽量で単純な構成であるため、輸送に係るコストも安く、イオン交換樹脂74の交換も容易となる。したがって、純水精製装置1は、ランニングコストの低コスト化を図ることができる。
また、純水精製装置1は、吸引ポンプ55によってイオン交換手段53,54の容器73にかかる吸引力を、吐出ポンプ51の清水への加圧によって緩和する。このために、純水精製装置1は、配管60に設けられた圧力検出手段61a,61bの検出結果に基いて、吐出ポンプ51を制御することにより、イオン交換手段53,54の容器73内の水圧を0MPaから−0.01MPaに容易に維持することができる。したがって、純水精製装置1は、ランニングコストの低コスト化を確実に図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 純水精製装置
51 吐出ポンプ
53 第1のイオン交換手段
54 第2のイオン交換手段
55 吸引ポンプ
71 流入口
72 排出口
73 容器
74 イオン交換樹脂
75 本体部

Claims (1)

  1. 清水を純水に精製するイオン交換手段と、該イオン交換手段によって精製された純水を所定の水圧で送出する吸引ポンプと、を少なくとも具備する純水精製装置であって、
    該イオン交換手段は、
    流入口と排出口を備え、該排出口に吸引ポンプが連結される容器と、
    該容器に収容されるイオン交換樹脂と、を具備し、
    該流入口には、吐出ポンプが配設されて清水が送給され、
    該容器の該イオン交換樹脂を収容する本体部が、単樹脂で形成され、
    該吸引ポンプから送出される純水の圧力を調整し、該吐出ポンプを制御する制御手段を備え、
    該制御手段が、該吐出ポンプと該吸引ポンプとを制御して、該容器内の純水の圧力を0MPa(ゲージ圧)から−0.01MPa(ゲージ圧)に維持することによって該イオン交換手段にかかる吸引力を、該吐出ポンプの清水への加圧によって緩和することを特徴とする純水精製装置。
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