JP6327979B2 - 自動給油装置 - Google Patents
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Description
このような構成により、回転軸の回転に応じて潤滑油が供給されるため、別系統の動力を用いなくても給油することができ、装置の複雑化を回避することができる。
このような構成により、歯車から飛び散った潤滑油等を再利用することができる。
このような構成により、回転軸と共に回転する羽根部材を用いて、容器に溜められている潤滑油を歯車にはねかけることによって給油することができる。
このような構成により、例えば、回転軸が一方向にしか回転しない場合であっても、歯車に適切に給油することができる。
このような構成により、スクリューポンプを用いて容器に溜められている潤滑油を移送することによって、歯車に潤滑油を供給することができる。
このような構成により、流路の流入口の位置と流出口の位置との周速度の違いに応じて圧力差が生じ、流入口から流出口の方向に潤滑油が吸い上げられることになり(ベルヌーイの定理)、歯車に潤滑油を供給することができる。
このような構成により、回転軸のどちら側が下方になったとしても、その下方に位置する潤滑油を歯車に供給することができるようになる。
図1Aは、はねかけ式の給油機構を示す断面模式図である。その給油機構は、羽根部材21を有している。なお、図中の矢印は、潤滑油14の移送方向を示すものである。他の図面についても同様である。その羽根部材21は、回転軸11と共に回転し、その回転の際に容器13の潤滑油14を歯車12にはねかける。羽根部材21は、容器13に溜められている潤滑油14を、上方に位置する歯車12にまで飛ばすことができるのであれば、その形状は問わない。例えば、羽根部材21は、プロペラ状のものであってもよい。また、羽根部材21が潤滑油14をはねかける歯車12の位置は、例えば、歯車12の歯面であってもよい。なお、給油機構が有する羽根部材21の個数は、1個でもよく、または、2個以上でもよい。例えば、歯車12と、歯車12と噛み合う歯車(図示せず)との歯車比(ギヤ比)が1:1以外である場合には、歯車12の回転に応じて潤滑油14の供給箇所が拡がっていくため、1個の羽根部材21で歯面の一箇所のみに給油してもよい。また、羽根部材21は、結果として回転軸11と共に回転するのであれば、例えば、回転軸11に固定されていてもよく、歯車12に固定されていてもよく、または、回転軸11や歯車12に固定されている他の部材に固定されていてもよい。
図2Aは、スクリューポンプ式の給油機構を示す断面模式図である。その給油機構は、スクリューポンプ22である。そのスクリューポンプ22は、回転軸11と同軸である。また、そのスクリューポンプ22は、らせん状の溝を有しており、回転軸11の回転に応じて容器13の潤滑油14を歯車12に供給する。すなわち、スクリューポンプ22の回転に応じて、容器13の潤滑油14がらせん状の溝を上り、歯車12に給油されることになる。スクリューポンプ22は、回転軸11や歯車12と一体に構成されていてもよく、または、そうでなくてもよい。後者の場合には、例えば、回転軸11と、歯車12との間にスクリューポンプ22が存在してもよい。
図3Aは、圧力差式の給油機構を示す断面模式図である。その給油機構は、潤滑油14の流通する流路23を有している。その流路23は、図3Aで示されるように、歯車12の内部に設けられていてもよい。その流路23は、回転軸11と共に回転することになる。その流路23は、半径方向に延びるものであり、図3Aで示されるように略L字型であってもよく、直線状のものであってもよく、または、その他の形状であってもよい。その流路23の流出口23bの回転半径は、流入口23aの回転半径よりも大きくなるように設けられている。したがって、回転軸11が回転すると、流出口23bの位置の周速度のほうが、流入口23aの位置の周速度よりも速くなり、その結果、流出口23b側の圧力が低くなる(ベルヌーイの定理)。その圧力差に応じて、流入口23aから流出口23bに向かって、図3Aの矢印で示されるように、潤滑油14が移動することになる。歯車12の歯面まで移送された潤滑油14は、歯車12の回転に応じた遠心力によって飛び散って、容器13の内壁を伝って回収され、再利用されることになる。なお、流入口23aは、図3Aで示されるように、容器13に貯留されている潤滑油14に浸っているものとする。また、圧力差式の給油機構の場合、回転軸11の回転方向に関わらず圧力差が生じるため、回転軸11の回転方向がどちらであっても、潤滑油14を歯車12に供給することができる。
11 回転軸
12 歯車
13 容器
14 潤滑油
21 羽根部材
22 スクリューポンプ
23 流路
Claims (2)
- 回転軸と、
前記回転軸と共に回転する歯車と、
潤滑油が貯留される容器と、
前記回転軸の回転に応じて前記容器の潤滑油を前記歯車に給油する給油機構と、を備え、
前記歯車に給油された潤滑油は前記容器に回収され、
前記給油機構は、前記回転軸の回転方向に関わらず、前記回転軸の回転に応じて当該回転軸と共に回転し、前記容器の潤滑油を前記歯車にはねかける羽根部材を有している、自動給油装置。 - 前記容器は密閉式の容器であり、
前記給油機構は、前記歯車の軸方向の一方の側に存在する潤滑油、及び他方の側に存在する潤滑油のいずれをも前記歯車に供給できる、請求項1記載の自動給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014137189A JP6327979B2 (ja) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | 自動給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014137189A JP6327979B2 (ja) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | 自動給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016014434A JP2016014434A (ja) | 2016-01-28 |
JP6327979B2 true JP6327979B2 (ja) | 2018-05-23 |
Family
ID=55230780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014137189A Active JP6327979B2 (ja) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | 自動給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6327979B2 (ja) |
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JPS60188260U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-13 | ダイハツ工業株式会社 | 歯車変速機の潤滑装置 |
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2014
- 2014-07-02 JP JP2014137189A patent/JP6327979B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2016014434A (ja) | 2016-01-28 |
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