JP6327702B2 - 眼鏡部材及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、眼鏡フレームに用いられるテンプルやモダン等の眼鏡部材及びその製造方法に関する。
眼鏡フレームは、レンズの全体又は一部を保持するレンズ枠体やツーポイントタイプのように枠無で保持する連結体のようなレンズ保持部材に蝶番を介してテンプルを回動可能に取り付けてテンプルが折り畳めるように構成されている。そして、テンプルには、必要に応じて耳掛部としてモダンが取り付けられるようになっている。
眼鏡フレームを構成するこうした眼鏡部材は、金属材料や樹脂材料を加工して成形されており、デザイン、軽量化、弾力性や柔軟性といった機能性等を考慮して様々なものが開発されて実用化されてきている。樹脂材料の成形加工では、複数種類の樹脂材料を組み合せた複合成形加工が行われている。例えば、特許文献1では、モダンを樹脂製の鞘部とこの鞘部の少なくとも耳に対向する部分に配置された弾性パッド部とを備え、異なる材質の鞘部とパッド部とが二重成形により一体化されているテンプル用モダンが記載されている。また、特許文献2では、テンプルロッドの樹脂被覆すべき要被覆部の中間部分に、1回目の射出成形を施すことによって中間の樹脂被覆部を形成し、要被覆部の前後部分を金型の型孔に納め、この型孔に対して2回目の射出成形を行なうことで樹脂被覆テンプルを製造する点が記載されている。
こうした複合成形加工では、複雑な形状の3次元形状を成形する場合には、一次成形用金型及び二次成形用金型を用い、1つの樹脂材料で一次成形用金型により中間成形部品を成形し、中間成形部品を二次成形用金型に組み込んで別の樹脂材料を用いて最終成形品を得る成形方法が用いられている。
特開平11−271690号公報 特開2004−351794号公報
上述した複合成形加工では、異なる種類の樹脂材料を組み合せて成形加工するため、樹脂材料の特性が異なる場合に、成形品の状態において両者の接合部分が剥離するといった課題がある。そのため、同じような特性を有する樹脂材料を組み合せる必要があり、使用する樹脂材料の種類が制約を受けるようになる。
また、複雑な形状に成形加工する場合には、樹脂材料のそれぞれの成形部分の部位により収縮特性が異なってくるため、接合部分が剥離しやすくなる。さらに、眼鏡部材に使用した場合には、使用時に付着する汗の影響や日射による影響により樹脂材料が変形するため、樹脂材料の接合部分が剥離して隙間が生じ、強度低下等の劣化の原因となる。
そこで、本発明は、異なる複数種類の樹脂材料を剥離することなくしっかりと接合することができる眼鏡部材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る眼鏡部材は、第一樹脂材料で成形された第一部分及び当該第一樹脂材料と異なる第二樹脂材料で成形された第二部分を接合させて一体化されている眼鏡部材であって、前記第一部分には、前記第二部分との接合面から内部に延設された嵌入孔が形成されており、前記嵌入孔には、前記第二樹脂材料が前記第二部分から連続して充填されているとともに内周面において内方に向かって形成された突起により接合面側及び接合面と反対側の間隔よりも間隔が狭く設定されており、前記第一部分の内部には、前記嵌入孔に連続して連通路が形成されており、前記連通路は、前記第一部分の外側面に形成された一対の開口と連通するように形成されており、一対の前記開口が連通する方向は、前記連通路とほぼ直交する方向に設定されている。さらに、前記嵌入孔の内周面に形成された嵌合溝内に形成されている。
本発明に係る眼鏡部材の製造方法は、第一樹脂材料を用いて第一部分を3次元造形により成形する1次成形工程と、1次成形工程により成形された前記第一部分を金型にセットして第二樹脂材料を当該金型内に充填することで前記第一部分に接合させて一体化される第二部分を射出成形する2次成形工程とを含む眼鏡部材の製造方法であって、前記1次成形工程では、前記第一部分に前記第二部分との接合面から内部に延設された嵌入孔を形成するとともに当該嵌入孔の内周面において内方に向かって突起を形成して接合面側及び接合面と反対側の間隔よりも間隔を狭く設定し、前記第一部分の内部に前記嵌入孔に連続して連通路を形成するとともに前記第一部分の外側面に一対の開口を当該連通路とほぼ直交する方向に連通するように形成する。
本発明は、上記のような構成を有することで、異なる複数種類の樹脂材料を剥離することなくしっかりと接合することができる。
モダンに関する平面図及び正面図である。 端部10の構造を拡大して示す側面図並びに平面視のA−A断面図及び正面視のB−B断面図である。 端部11の構造を拡大して示す側面図並びに平面視のC−C断面図及び正面視のD−D断面図である。 1次成形工程に関する説明図である。 2次成形工程に関する説明図である。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る眼鏡部材であるモダン1に関する平面図(図1(a))及び正面図(図1(b))である。モダン1は、複数種類の樹脂材料を接合して構成されており、この例では、長手方向の両側の端部10及び11が第一樹脂材料により成形されており、本体部12が第一樹脂材料とは異なる第二樹脂材料から成形されて接合されている。一方の端部11は、テンプル2に挿着される根元部分となり、他方の端部10は、先端部分となる。モダン1の内部には、長手方向に沿ってテンプル2の棒状の装着部分20が挿入される挿入孔13が形成されており、挿入孔13は、端部11及び本体部12では貫通して形成され、端部10では先端まで貫通せずに凹状に形成されている。
図2は、端部10の構造を拡大して示す側面図(図2(a))並びに平面視のA−A断面図(図2(b))及び正面視のB−B断面図(図2(c))である。端部10は、本体部12との接合面10bから先端側に向かって内部に延設された嵌入孔10aが形成されており、嵌入孔10aには、本体部12を構成する第二樹脂材料が充填されて第二樹脂材料の内部に挿入孔13の先端部が凹状に形成される。接合面10bは、中央部分が突き出た形状に形成されており、本体部12との間の接合面積を増加させるとともに本体部12の第二樹脂材料で端部10の第一樹脂材料を挟むように構成されているので、両者の接合部分が剥離しにくい構造となっている。
嵌入孔10aの内周面の対向する位置には、一対の嵌合溝10cが外方に向かって切欠くように形成されている。嵌合溝10cは、接合面10bから先端側に向かって所定幅で形成されており、嵌合溝10cの底面には、内方に向かって突出する突起10dが形成されている。そのため、一対の嵌合溝10cの対向する底面の間の間隔は、一対の突起10dの間の間隔が接合面10b側及び先端側の間隔よりも狭く設定されている。そして、嵌合溝10c内には、本体部12の第二樹脂材料が充填されるようになる。
また、嵌入孔10aから先端に向かって連通路10eが連続して形成されており、連通路10eは、端部10の外側面に形成された一対の開口10fと連通するように形成されている。一対の開口10fは、外側面の互いに対向する位置に形成されており、開口10fの連通する方向は、連通路10eの方向とほぼ直交する方向に設定されるとともに対向配置された嵌合溝10cの配置方向ともほぼ直交する方向に設定されている。そして、連通路10eから開口10fまでの空隙は、嵌入孔10aから連続して本体部12の第二樹脂材料が充填されるようになる。
以上説明したように、端部10は、内部の空隙に本体部12からの第二樹脂材料が連続して充填されて接合しているので、本体部12に対して端部10が剥離することなくしっかりと接合するようになる。すなわち、嵌入孔10a内に充填された本体部12の樹脂部分は、嵌合溝10c内の一対の突起10dの間で幅が狭く設定されているので、本体部12から端部10を先端側に引き離す方向の変形に対して、本体部12の樹脂部分が突起10dに係合した状態となって強度を高めることができる。また、連通路10eから開口10fにかけて充填された本体部12の樹脂部分は、端部10を本体部12に対して捩じるように回転させる変形に対して、一対の開口10fの連通方向が回転軸とほぼ直交する方向に設定されているので、こうした変形に対する強度を高めることができる。また、端部10を本体部12から折り曲げる方向の変形に対しても、連通路10eに充填された樹脂部分が本体部12から延設されているため、こうした変形に対しても強度を高めることができる。そのため、端部10に対して加えられる様々な変形に対する強度が高められて端部10が本体部12から剥離することを防止することが可能となる。なお、上述した例では、一対の開口10fを形成するようにしているが、1つの開口のみを設けるようにすることもできる。
図3は、端部11の構造を拡大して示す側面図(図3(b))並びに平面視のC−C断面図(図3(b))及び正面視のD−D断面図(図3(c))である。端部11は、本体部12との接合面11bから本体部12とは反対側に向かって内部に延設された嵌入孔11aが形成されており、嵌入孔11aから連通路11eが連続形成されて貫通している。嵌入孔11aには、本体部12を構成する第二樹脂材料が充填されて第二樹脂材料の内部に挿入孔13が形成されて連通路11eと連通し、テンプル2の装着部分20が挿入されるようになっている。
嵌入孔11aの内周面の対向する位置には、一対の嵌合溝11cが外方に向かって切欠くように形成されている。嵌合溝11cは、接合面11bから本体部12とは反対側に向かって所定幅で形成されており、嵌合溝11cの底面には、内方に向かって突出する突起11dが形成されている。そのため、一対の嵌合溝11cの対向する底面の間の間隔は、一対の突起11dの間の間隔が接合面11b側及びその反対側の間隔よりも狭く設定されている。そして、嵌合溝11c内には、本体部12の第二樹脂材料が充填されるようになる。
端部11は、内部の空隙にテンプル2の装着部分20が貫通するとともに嵌入孔11aに本体部12からの第二樹脂材料が連続して充填されて接合しているので、本体部12に対して端部11が剥離することなくしっかりと接合するようになる。すなわち、嵌入孔11a内に充填された本体部12の樹脂部分は、嵌合溝11c内の一対の突起11dの間で幅が狭く設定されているので、本体部12から端部11を先端側に引き離す方向の変形に対して、本体部12の樹脂部分が突起11dに係合した状態となって強度を高めることができる。また、端部11内に装着部分20が貫通されているので、端部11を捩じったり折り曲げたりする変形に対しても十分な強度を有している。
上述した例では、眼鏡部材としてモダンを例に説明したが、モダン以外のテンプル、フロントフレーム等の眼鏡部材にも適用可能である。また、3種類以上の樹脂材料を接合した眼鏡部材を構成することも可能であり、樹脂材料を端部以外の部分で接合させることもでき、特に限定されない。
図4及び図5は、モダン1を製造する工程に関する説明図である。まず、図4では、端部10及び11となる部品を第一樹脂材料により3次元造形装置で成形する1次成形工程である。そして、図5では、1次成形工程で得られた端部10及び11を金型にセットして金型内に第二樹脂材料を充填して射出成形する2次成形工程である。端部10及び11は、内部構造が射出成形により成形が困難な形状となっているが、3次元造形装置により端部10及び11となる部品の内部構造を形成することで、モダン1の全体を成形する2次成形工程における射出成形を確実に行うことができるようになる。特に、端部10及び11の嵌合溝内の突起形状や端部10の開口10fの形状は射出成形により形成することは技術的に困難であるが、3次元造形により形成することで、正確かつ容易に成形することが可能となる。
1次成形工程では、端部10及び11となる部品の3次元CADデータに基づいて積層造形法により造形される。図4に示す例では、液化した第一樹脂材料R1をインクジェット記録ヘッド30により吐出して層状に硬化させることで積層造形する。インクジェット記録ヘッド30は、部品Mを成形する液状の光硬化性樹脂材料からなる第一樹脂材料R1を吐出するヘッド31、成形する部品をサポートするサポート材Sを成形する液状の光硬化性樹脂材料を吐出するヘッド32及び吐出された光硬化性樹脂材料を硬化させる光照射部33を備えている。インクジェット記録ヘッド30は、走査方向であるX方向及びY方向に移動して光硬化性樹脂材料を吐出する。
インクジェット記録ヘッド30に対向配置された積層テーブル40は、移動装置41により積層方向であるZ方向に移動するようになっている。制御装置50は、部品のCADデータに基づいて3次元形状を所定の厚さにスライスした2次元形状の記録データを作成してインクジェット記録ヘッド30に記録信号を送信する。そして、インクジェット記録ヘッド30は、記録信号に基づいて積層テーブル40に第一樹脂材料R1を層状の2次元形状に吐出して硬化させる。所定の厚さに形成した後、制御装置50は、移動装置41を駆動制御して積層テーブル40を所定の厚さ分Z方向に移動させる。こうして、積層テーブル40上に所定の厚さの樹脂層を積層していくことで、複数の部品Mをサポート材Sとともに造形していく。サポート材Sは、部品MのX方向及びY方向に張り出した部分を支持するために形成され、部品Mが安定して正確に造形可能となる。
3次元造形後に、部品Mからサポート材Sを除去し、部品Mの外表面を切削して表面形状を仕上げ形成する。
第一樹脂材料R1としては、3次元成形が可能で後述する2次成形工程で用いる第二樹脂材料R2と融着性の良好な材料が好適で、例えば、アクリル系又はポリプロピレン系の感光性樹脂材料を用いることができる。また、以上説明した3次元造形装置としては、インクジェット記録方法以外にも、粉末法、光造形法、シート積層法、押し出し法等の公知の造形方法による装置を用いることが可能である。
2次成形工程では、図5(a)に示すように、3次元成形された部品を下型60にセットする。端部10及び11となる部品には、テンプル2の装着部分20と同形状の芯体61が挿入してセットされる。次に、図5(b)に示すように、上型63を下型60に合わせて配置し、金型内に液状の第二樹脂材料R2を充填して射出成形によりモダン1を成形する。この例では、端部10となる部品の嵌入孔側の位置に樹脂材料の注入口(図示せず)を形成することで、端部10と本体部12との間の接合面の熱融着を確実に行えるようにすることができる。
端部10となる部品は、内部構造が嵌入孔10aから開口10fにかけて外部に連通しているため、内部に第二樹脂材料R2を隙間なく充填することができる。また、端部11となる部品についても内部構造が棒状体61により貫通するように外部と連通しているため、内部に第二樹脂材料R2を隙間なく充填することができる。そのため、端部10及び11と隙間なく接合した本体部12を成形することができ、また、第二樹脂材料R2が本体部12から連続して端部10及び11の内部構造に充填されることで、本体部12に対して端部10及び11が剥離することなくしっかりと接合するようになる。2次成形後、金型から成形品を取出し、芯体61を引き抜くことで、本体部12の両端部に異なる樹脂材料からなる端部10及び11が接合するとともに内部に挿入孔13が形成されたモダンを得ることができる。
第二樹脂材料R2としては、熱融着性に優れたポリエステル系の熱可塑性エラストマー、スチレン系の熱可塑性エラストマー、ポリアミド樹脂材料等が挙げられる。こうした樹脂材料は、耐光性、耐食性(特に、汗に対する耐久性)に優れており、眼鏡部材に好適である。また、端部10及び11と本体部12との間の接合を強化するために、両者の樹脂材料を接合架橋させるプライマーを用いることもできる。プライマーを用いる場合には、金型にセットした部品の接合面に予めプライマーを付着させておき、射出成形を行うようにすればよい。
端部10及び11の第一樹脂材料としてポリプロピレン系の感光性樹脂材料又はアクリル系の感光性樹脂材料(ストラタシス社製)を用い、図4に示すように、3次元造形装置(ストラタシス社製)により1次成形を行って部品を得た。得られた部品を図5に示すように金型にセットし、第二樹脂材料としてポリエステル系の熱可塑性エラストマー(三菱化学株式会社製)を用いて射出成形を行い、モダンとなる眼鏡部材を得た。
得られた眼鏡部材の本体部及び端部の接合面については、隙間なく樹脂材料により接合しており、端部の内部にも第二樹脂材料が充填してしっかりと接合していることが確認できた。得られた眼鏡部材に対して人工汗試験(JIS B 7285 8.2(2008)に準拠)を行った。試験液(乳酸5%、塩化ナトリウム10%、蒸留水85%)を密閉容器内に投入し、試験液面より上部に眼鏡部材を配置して密閉状態とし、試験温度55℃に設定して24時間経過後眼鏡部材の状態を目視により確認した。眼鏡部材の表面には異常は生じておらず、試験前と同じ状態であり、本体部と端部との間の接合面についても隙間が発生することなくしっかりと接合していた。
また、眼鏡部材に対して耐光試験(JIS B7753に準拠)を行った。サンシャインスーパーロングウェザーメーター(スガ試験機株式会社製)を用いて、ブラックパネル温度63℃、温度設定45℃、湿度45〜55%に設定し、150時間照射した。照射後の眼鏡部材について目視で確認したところ、試験前に比べて変形や接合面の剥離は見られなかった。
以上の試験結果をみると、複数種類の樹脂材料を接合した眼鏡部材について、使用状態においても樹脂材料同士が剥離することなくしっかりと接合した状態を維持することが確認できた。
1・・・モダン、2・・・テンプル、10・・・端部、10a・・・嵌入孔、10b・・・接合面、10c・・・嵌合溝、10d・・・突起、11・・・端部、11a・・・嵌入孔、11b・・・接合面、11c・・・嵌合溝、11d・・・突起、12・・・本体部、13・・・挿入孔、20・・・装着部分

Claims (3)

  1. 第一樹脂材料で成形された第一部分及び当該第一樹脂材料と異なる第二樹脂材料で成形された第二部分を接合させて一体化されている眼鏡部材であって、前記第一部分には、前記第二部分との接合面から内部に延設された嵌入孔が形成されており、前記嵌入孔には、前記第二樹脂材料が前記第二部分から連続して充填されているとともに内周面において内方に向かって形成された突起により接合面側及び接合面と反対側の間隔よりも間隔が狭く設定されており、前記第一部分の内部には、前記嵌入孔に連続して連通路が形成されており、前記連通路は、前記第一部分の外側面に形成された一対の開口と連通するように形成されており、一対の前記開口が連通する方向は、前記連通路とほぼ直交する方向に設定されている眼鏡部材。
  2. 前記突起は、前記嵌入孔の内周面に形成された嵌合溝内に形成されている請求項1に記載の眼鏡部材。
  3. 第一樹脂材料を用いて第一部分を3次元造形により成形する1次成形工程と、1次成形工程により成形された前記第一部分を金型にセットして第二樹脂材料を当該金型内に充填することで前記第一部分に接合させて一体化される第二部分を射出成形する2次成形工程とを含む眼鏡部材の製造方法であって、前記1次成形工程では、前記第一部分に前記第二部分との接合面から内部に延設された嵌入孔を形成するとともに当該嵌入孔の内周面において内方に向かって突起を形成して接合面側及び接合面と反対側の間隔よりも間隔を狭く設定し、前記第一部分の内部に前記嵌入孔に連続して連通路を形成するとともに前記第一部分の外側面に一対の開口を当該連通路とほぼ直交する方向に連通するように形成する眼鏡部材の製造方法。
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