JP3096515U - メガネの耳当てモダン - Google Patents

メガネの耳当てモダン

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JP3096515U
JP3096515U JP2003001394U JP2003001394U JP3096515U JP 3096515 U JP3096515 U JP 3096515U JP 2003001394 U JP2003001394 U JP 2003001394U JP 2003001394 U JP2003001394 U JP 2003001394U JP 3096515 U JP3096515 U JP 3096515U
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珪三 長谷川
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株式会社ハセガワ・ビコー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特殊な素材を用いずとも、二種の素材が完全に
接着された状態で成型でき、軟質素材の面積も従来のも
のに比べ格段に大きくすることができる、耳当てモダン
を提供する。 【解決手段】第一材2と第二材3の二種の合成樹脂素材
からなり、第一材2はモダン本体部分を、第二材3はエ
ラストマー製で主に皮膚に接する部分をそれぞれ構成し
ており、第二材3にはテンプルエンドのコア芯1を巻き
込む為の複数の固定用帯体6及び第一材2と一体化させ
る為の係合用透孔が形成されており、第一材2には前記
係合用透孔を貫通して外側面には達する係合位置決め用
凸部が形成されており、テンプルエンドのコア芯1に第
二材3の固定用帯体6を巻き込むと共に、係合用透孔に
係合位置決め用凸部を挿通させることにより、第一材2
と第二材3とを一体化させた。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この考案はメガネの耳当てモダン、詳しくは二種の素材を組合せて成形したメ ガネの耳当てモダンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 モダン本体を硬質の合成樹脂で、皮膚に接する部分を柔かい素材でそれぞれ構 成した耳当てモダンは、装着感が良好で、デザイン的にも斬新な為、近年その需 要が増大している。これら、二種の素材からなる耳当てモダンは、二回の射出成 型作業によって製造されるのが普通である。 【0003】 即ち、第一回目の射出成型によって本体部分を成型し、この本体部分を第二回 目の射出成型の金型にインサートして軟質材料で皮膚に接する部分をその上に被 せる様に成型し、耳当てモダンとしていた。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 これら二種の素材からなる耳当てモダンは、完全に接着された状態で成型され なければならないが、この様にする為には素材の選択が極めてむずかしく、又、 軟質素材の面積を広くすると成型が不可能になるという問題があった。 【0005】 従って、従来においては、両素材の接着性を保つ為、軟質素材の面積を小さく せざるを得なく、軟質素材の長さが耳当てモダン全長の2/3以上に達するもの は、高価な特殊素材を用いなければ、到底成型できなかった。 【0006】 本考案は二種の素材を用いた耳当てモダン成型の際の上記問題点を解決すべく 考案されたものであり、特殊な素材を用いずとも、二種の素材が完全に接着され た状態で成型でき、軟質素材の面積も従来のものに比べ格段に大きくすることが できる、耳当てモダンを提供せんとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】 第一材(2)と第二材(3)の二種の合成樹脂素材からなり、第一材(2)は モダン本体部分を、第二材(3)はエラストマー製で主に皮膚に接する部分をそ れぞれ構成しており、第二材(3)にはテンプルエンドのコア芯(1)を巻き込 む為の複数の固定用帯体(6)及び第一材(2)と一体化させる為の係合用透孔 (5)が形成されており、第一材(2)には前記係合用透孔(5)を貫通して外 側面には達する係合位置決め用凸部(4)が形成されており、テンプルエンドの コア芯(1)に第二材(3)の固定用帯体(6)を巻き込むと共に、係合用透孔 (5)に係合位置決め用凸部(4)を挿通させることにより、第一材(2)と第 二材(3)とを一体化させて耳当てモダンを構成した。 【0008】 【実施の形態】 図1はこの考案に係る耳当てモダンの一実施形態の側面図、図2は図1におけ る矢視A−A線断面図、図3は同じく矢視B−B線断面図、図4は同じく矢視C −C線断面図である。 【0009】 図中(1)はテンプルエンドのコア芯、(2)はモダン本体部分を構成する第 一材、(3)は主に皮膚に接する部分を構成する第二材であり、第一材(2)は セルロースプロピオネートやナイロンなどの合成樹脂材料を、第二材(3)はポ リエステルエラストマー等のエラストマー材をそれぞれ素材としている。そして 、第一材(2)の適当箇所には、図2に示す様に、第二材(3)の肉厚を貫いて その外周に達する係合位置決め用凸部(4)が形成されており、第二材(3)の 対応する箇所に形成されている係合用透孔(5)と係合する様になっている。こ の耳当てモダンを作るには、第一材(2)によってモダン本体部分を作る第一回 目の射出成型作業、第二材(3)によって主に皮膚に接する部分を作る第二回目 の射出成型作業という二回の射出成型作業を要し、第二回目の成型作業の際には 、第一回目の射出成型で作ったモダン本体部分を第二回目用の金型内にインサー トするが、第一材(2)には係合位置決め用凸部(4)が形成されており、第二 材(3)の係合用透孔(5)に係合されるので、金型内で第一材(2)が移動す ることはない。一方、第二材(3)の複数箇所には、図3に示す様に、テンプル エンドのコア芯(1)を巻き込む固定用帯体(6)が形成されており、第二材( 3)をテンプルエンドのコア芯(1)に確実に係合させる様になっている。この 様にして作られた耳当てモダンは、図5に示す様に、装用者のサイズに合う様に 湾曲させて実際の使用に供される。 【0010】 【効果】 この耳当てモダンは、上記の通りの構成を有するものであり、第一材(2)と 第二材(3)には、係合位置決め用凸部(4)と係合用透孔(5)とが形成され ており、これらの係合によって成型作業中の金型内の移動が完全に防止され、し かも、固定用帯体(6)によって第一材(2)と第二材(3)とは確実に一体化 されている。従って、従来は高価な特殊素材を用いなければ不可能であった第二 材(3)によって耳当てモダン全長の2/3以上の部分を構成することも可能で あり、又、第一材(2)、第二材(3)の素材選択の範囲も広くなり、商品価値 の高い製品をより低コストで生産できる効果を有し、高い実用的価値を有するも のである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案に係るメガネの耳当てモダンの一実施
形態の側面図。 【図2】図1における矢視A−A線拡大断面図。 【図3】図1における矢視B−B線拡大断面図。 【図4】図1における矢視C−C線拡大断面図。 【図5】実際の使用に供する為、図1に示す耳当てモダ
ンを弯曲させた状態の側面図。 【符号の説明】 1 テンプルエンドのコア芯 2 第一材 3 第二材 4 係合位置決め用凸部 5 係合用透孔 6 固定用帯体

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 第一材(2)と第二材(3)の二種の合
    成樹脂素材からなり、第一材(2)はモダン本体部分
    を、第二材(3)はエラストマー製で主に皮膚に接する
    部分をそれぞれ構成しており、第二材(3)にはテンプ
    ルエンドのコア芯(1)を巻き込む為の複数の固定用帯
    体(6)及び第一材(2)と一体化させる為の係合用透
    孔(5)が形成されており、第一材(2)には前記係合
    用透孔(5)を貫通して外側面には達する係合位置決め
    用凸部(4)が形成されており、テンプルエンドのコア
    芯(1)に第二材(3)の固定用帯体(6)を巻き込む
    と共に、係合用透孔(5)に係合位置決め用凸部(4)
    を挿通させることにより、第一材(2)と第二材(3)
    とが一体化されていることを特徴とするメガネの耳当て
    モダン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215535A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 株式会社前澤金型 眼鏡部材及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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