JP6325877B2 - 光学式座標測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プローブを用いる光学式座標測定装置に関する。
光学式座標測定装置には、測定位置を指定するためのプローブが設けられる。プローブにより測定対象物の任意の位置が測定位置として指定され、その測定位置の座標が算出される。測定対象物上の複数の測定位置の座標が算出されることにより、測定対象物の所望の部分の寸法が測定される。
特許文献1には、データプロセッサ、接触プローブおよび角度センサを備えた空間座標の逐点式測定システムが記載されている。接触プローブには、接触点に加えて、複数の点光源が設けられる。角度センサは、測定対象物の本質的な部分を観測可能でかつ接触プローブの複数の点光源を観測可能に設けられる。
角度センサから各光源に向かう空間的方向が記録される。記録された空間的方向に基づいて、角度センサに関する接触プローブの位置と方向とがデータプロセッサにより算出される。接触プローブの位置が接触点の位置および測定対象物の位置に関係付けられる。
特表平6−511555号公報
特許文献1の逐点式測定システムにおいては、三脚等の固定器具を用いて目的物および接触プローブの複数の点光源を観測可能に角度センサが固定する必要がある。この場合、比較的大型の測定対象物に関しては、一定の効率で測定を行うことができる。一方、比較的小型の測定対象物に関しては、固定器具を準備して角度センサを固定する等の手順を行うことにより、測定効率が低下する。また、光学式の測定装置で数μm〜数十μmといった高い測定精度を実現しようとすると、測定対象範囲が比較的限定される。そのため、三脚等の固定器具の調整に手間がかかる、あるいは、使用者が測定対象範囲を認識しにくくなる。これらも、測定効率が低下する要因となる。
本発明の目的は、測定効率が向上された光学式座標測定装置を提供することである。
(1)本発明に係る光学式座標測定装置は、複数のマーカを有し、測定位置を指定するためのプローブと、プローブの複数のマーカを撮像する撮像部と、撮像部による撮像の結果に基づいて、プローブにより指定される測定位置の座標を算出する算出部と、撮像部が予め定められた撮像領域を撮像するように撮像部を一定姿勢で固定する固定部材とを備え、撮像部が固定部材に対して着脱自在であり、撮像部は、当該撮像部の特性を表す第1の校正情報を記憶する第1の記憶部を含み、プローブは、当該プローブの特性を表す第2の校正情報を記憶する第2の記憶部を含み、算出部は、固定部材により一定姿勢で固定された撮像部により撮像された複数のマーカと第1の校正情報と第2の校正情報とに基づいて、プローブにより指定される測定位置の座標を算出する。
この光学式座標測定装置においては、プローブの複数のマーカが撮像部により撮像され、その撮像の結果に基づいて、プローブにより指定された測定位置の座標が算出部により算出される。
撮像部は、予め定められた撮像領域を撮像するように固定部材により一定姿勢で固定される。それにより、撮像部の位置および姿勢を調整するための作業が不要になり、測定効率が向上される。また、撮像領域が限定されるので、高い精度で測定を行うことができる。
さらに、撮像部が固定部材に対して着脱自在であるので、撮像部の校正およびメンテナンスを容易に行うことができる。それにより、撮像部の精度を維持するための作業負担が低減される。
また、撮像部の第1の記憶部に記憶された第1の校正情報を用いて測定を行うことができる。そのため、固定部材から撮像部が取り外された状態で撮像部の校正が行われても、得られた第1の校正情報を他の記憶装置に記憶させる必要はなく、撮像部の第1の記憶部に記憶させるだけでよい。したがって、撮像部の校正のための作業負担が低減される。
また、プローブは、当該プローブの特性を表す第2の校正情報を記憶する第2の記憶部を含んでもよい。この場合、プローブの校正により得られた第2の校正情報を、他の記憶装置に記憶させる必要がなく、プローブの第2の記憶部に記憶させることができるので、プローブの校正のための作業負担が低減される。
(2)固定部材は、撮像部が斜め下方を撮像するように撮像部を固定してもよい。
この場合、光学式座標測定装置の大型化が抑制される。
(3)光学式座標測定装置は、測定対象物が載置される載置台と、載置台を保持するベース部とをさらに備え、固定部材は、ベース部に固定され、撮像部は、撮像領域として載置台上の領域を撮像してもよい。
この場合、撮像部と載置台とがベース部および固定部材により一体的に保持されるので、光学式座標測定装置の取り扱いが容易になる。また、載置台上の領域が撮像領域となるので、使用者が撮像領域を容易に認識することができる。それにより、測定効率が向上される。
)プローブは、算出部に有線または無線により接続されてもよい。
この場合、プローブの取り扱いが容易になる。そのため、プローブを用いた測定位置の指定が容易になるとともに、プローブの校正およびメンテナンスが容易になる。
)プローブは、第1の方向に延びるように設けられ、使用者により把持される把持部と、第1の方向に対して角度をなす第2の方向に延びるように把持部の上端部に設けられる本体部とを有し、複数のマーカは本体部の上面に設けられ、本体部の端部に測定対象物に接触される接触部が設けられてもよい。
この場合、使用者が把持部を把持した状態で本体部の上面を撮像部に向けやすくなる。そのため、本体部の上面に設けられた複数のマーカを撮像部により容易に撮像することができる。
(6)算出部は、固定部材により一定姿勢で固定された撮像部により撮像された複数のマーカに基づいて、プローブにより指定される測定位置の座標を算出し、設定された幾何学形状と算出されたプローブにより指定される測定位置の座標とに基づいて幾何学形状に関する幾何的特徴を求めてもよい。
本発明によれば、測定効率が向上される。
本発明の一実施の形態に係る光学式座標測定装置の構成を示すブロック図である。 図1の光学式座標測定装置の測定ヘッドの構成を示す斜視図である。 図2の測定ヘッドのプローブの構成を示す斜視図である。 主撮像部の構成について説明するためのブロック図である。 主撮像部がスタンド部から取り外された状態を示す概略斜視図である。 主撮像部の着脱のための具体的な構成の一例について説明するための図である。 スタンド部に対する主撮像部の着脱方法について説明するための図である。 スタンド部に対する主撮像部の着脱方法について説明するための図である。 主撮像部およびスタンド部の変形例を示す断面図である。 プローブおよび副撮像部の内部構成を示すブロック図である。 主撮像部と複数のマーカとの関係について説明するための模式図である。 図2の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 測定対象物の一例を示す図である。 測定例について説明するための図である。 測定例について説明するための図である。 測定例について説明するための図である。 測定例について説明するための図である。 測定例について説明するための図である。 撮像画像上に測定情報が重畳表示された例を示す図である。
(1)光学式座標測定装置の構成
図1は、本発明の一実施の形態に係る光学式座標測定装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1の光学式座標測定装置300の測定ヘッドの構成を示す斜視図である。図3は、図2の測定ヘッド100のプローブの構成を示す斜視図である。以下、本実施の形態に係る光学式座標測定装置300について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1に示すように、光学式座標測定装置300は、測定ヘッド100および処理装置200を備える。測定ヘッド100は、保持部110、載置台120、主撮像部130、プローブ140、副撮像部150、表示部160、操作部170および制御基板180を含む。
図2に示すように、測定ヘッド100の保持部110は、設置部111およびスタンド部112を含む。設置部111は、水平な平板形状を有し、設置面に設置される。スタンド部112は、設置部111の一方の端部から上方に延びるように設けられる。
設置部111の他方の端部に載置台120が設けられる。載置台120は、例えば光学定盤である。載置台120上には、測定対象物Sが載置される。本例においては、載置台120は略正方形状を有する。載置台120には、互いに直交する2方向に等間隔で並ぶように複数のねじ穴が形成されている。これにより、上クランプ部材および固定ねじにより測定対象物Sを載置台120に固定することができる。載置台120は磁性を有していてもよい。この場合、マグネットベース等の磁石を用いた固定部材により測定対象物Sを載置台120に固定することができる。また、載置台120の上面が粘着性を有してもよい。この場合も、測定対象物Sを載置台120に容易に固定することができる。なお、載置台120が着脱自在に構成されてもよい。例えば、複数のねじ穴が形成された載置台120に、上面が粘着性を有する板状部材をねじにより固定することで、上面が粘着性を有する載置台120を実現してもよい。
スタンド部112の上部に主撮像部130が設けられる。主撮像部130は、スタンド部112に対して着脱自在に構成される。主撮像部130は、撮像素子131(後述する図4)および複数のレンズ132(後述する図4)を含む。本実施の形態においては、撮像素子131は赤外線を検出可能なCMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサである。主撮像部130は、予め定められた撮像領域V(後述する図10)を撮像するように一定姿勢でスタンド部112により固定される。本例において、主撮像部130は、斜め下方の領域を撮像するように固定される。主撮像部130の詳細については後述する。
撮像領域V(図10)は、設置部111の載置台120およびその周辺を含む一定の領域である。本実施の形態においては、図1の載置台120および載置台120から図1のプローブ140の全長の寸法分だけ突出した領域が撮像領域Vとして定義されている。なお、プローブ140の全長は、例えば150mm程度である。主撮像部130の撮像素子131(図4)の各画素からは、検出量に対応するアナログの電気信号(以下、受光信号と呼ぶ)が制御基板180に出力される。
図3に示すように、プローブ140は、筐体部141、把持部142、複数のマーカ143、スタイラス144、電源基板145および接続端子146を含む。把持部142は、第1の方向D1に延び、筐体部141は第1の方向D1と交差する第2の方向D2に延びる。使用者は、把持部142を把持してプローブ140を操作する。
以下、特に言及しない場合には、プローブ140の上下および前後は、使用者が把持部142を垂直に保持した状態(第1の方向D1が上下方向を向く状態)でのプローブ140の上下および前後を指す。
筐体部141は把持部142の上端部に設けられる。筐体部141の前部分が把持部142の前方に突出し、筐体部141の後部分が把持部142の後方に突出するように、把持部142は筐体部141の下面の中央部から下方に延びる。ここで、第1の方向D1と第2の方向D2とがなす角度を把持部142と筐体部141の前部分とがなす角度φと定義する。本実施の形態では、角度φは鋭角であり、0°よりも大きく90°よりも小さい。
把持部142が垂直に保持された状態において、筐体部141の前端は筐体部141の後端よりも下方に位置し、筐体部141の上面が後端から前端にかけて斜め下方に傾斜する。この場合、使用者は、筐体部141の上面を容易に斜め上方に向けることができる。
本実施の形態では、筐体部141の上面は、前部上面141a、中央部上面141bおよび後部上面141cからなる。前部上面141a、中央部上面141bおよび後部上面141cは、それぞれ第2の方向D2に平行である。また、前部上面141a、中央部上面141bおよび後部上面141cは、第1および第2の方向D1,D2を含む平面に垂直である。前部上面141aおよび後部上面141cは同一の平面上にあり、中央部上面141bは前部上面141aおよび後部上面141cよりも高い平面上にある。
筐体部141の内部には、複数のマーカ143を有するガラス製の保持部材が収容される。筐体部141には、内部の複数のマーカ143を露出させるための複数の開口141hが形成される。
図3の例においては、筐体部141内に7個のマーカ143が設けられる。筐体部141の前端に3個のマーカ143が配置され、中央に2個のマーカ143が配置され、後端に2個のマーカ143が配置される。筐体部141の前部上面141a、中央部上面141bおよび後部上面141cには、前端の3個のマーカ143を露出させるための開口141h、中央の2個のマーカ143を露出させるための開口141hおよび後端の2個のマーカ143を露出させるための開口141hが形成される。
本例においては、筐体部141の前端の3個のマーカ143および後端の2個のマーカ143は、同一の平面上に位置するように配置されている。また、中央の2個のマーカ143は、他のマーカ143が位置する平面よりも高い平面上に位置するように配置されている。
前端の3個のマーカ143は前部上面141aから上方に露出するように配置される。中央の2個のマーカ143は中央部上面141bから上方に露出するように配置される。後端の2個のマーカ143は後部上面141cから上方に露出するように配置される。
各マーカ143から光が放出されるように、筐体部141内に図示しない複数のLED(発光ダイオード)が設けられる。本例においては、各LEDは赤外LEDであり、各マーカ143から定期的に波長860nmの赤外線が放出される。複数のマーカ143から放出された赤外線は、筐体部141の複数の開口141hを通って図2の主撮像部130により撮像される。
図2の主撮像部130は、載置台120の斜め上方に位置する。上記のように、使用者は、筐体部141の上面を容易に斜め上方に向けることができる。そのため、主撮像部130は、載置台120上の測定対象物Sの形状測定時に、プローブ140の複数のマーカ143から放出される赤外線を効率よく撮像することができる。
図3に示すように、スタイラス144は、測定対象物Sに接触可能な接触部144aを有する棒状の部材である。本実施の形態においては、スタイラス144の先端に球状の接触部144aが設けられる。筐体部141の前端面および下面には、スタイラス144を取り付けるための図示しない取付部が形成されている。使用者は、測定対象物Sの形状に応じて、スタイラス144の取り付け位置を筐体部141の前端面と前端の下面との間で任意に変更することができる。図3の例では、スタイラス144は、筐体部141の前端面に取り付けられている。
電源基板145は、マーカ143を発光させるLEDに電力を供給する。電源基板145は、把持部142の内部に収納される。接続端子146は、把持部142の下部に配置される。複数のマーカ143の発光のタイミングは、接続端子146に接続されたケーブルを通して図1の制御基板180により制御される。なお、プローブ140と制御基板180とが無線により通信可能に設けられてもよい。また、プローブ140が有線または無線により処理装置200に直接的に接続されてもよい。
副撮像部150は、例えばCCD(電荷結合素子)カメラである。副撮像部150の解像度は、主撮像部130の解像度よりも低くてもよい。副撮像部150は、プローブ140のスタイラス144の接触部144aとの位置関係が既知となる位置に配置される。本実施の形態においては、副撮像部150は、プローブ140の筐体部141の前端の端面に配置される。副撮像部150の各画素から受光信号が制御基板180に出力される。
図2に示すように、表示部160は、保持部110のスタンド部112に支持され、かつ表示部160の表示画面が斜め上方を向くように設置部111上に設けられる。これにより、使用者は、最小限の視線の移動で測定対象物Sおよび表示部160を選択的に視認することができ、または測定対象物Sおよび表示部160を同時に視認することができる。
表示部160は、例えば液晶ディスプレイパネルまたは有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルにより構成される。表示部160には、制御基板180による制御に基づいて、処理装置200により生成された画像、光学式座標測定装置300の操作手順画面、または測定の結果等が表示される。
操作部170は、例えば複数の操作ボタンを有する。操作部170は、測定を行う測定対象物Sの部分を指定するとき等に使用者により操作される。操作部170は、プローブ140に一体的に設けられてもよい。例えば、図3の把持部142に1または複数の操作ボタンが操作部170として設けられてもよい。この場合、使用者が一方の手で把持部142を把持しつつ操作部170を操作することができる。
制御基板180は、保持部110の設置部111内に設けられる。制御基板180は、主撮像部130、プローブ140、副撮像部150、表示部160および操作部170に接続される。処理装置200は、制御基板180を介して主撮像部130、プローブ140、副撮像部150、表示部160および操作部170の動作を制御する。
制御基板180には、図示しないA/D変換器(アナログ/デジタル変換器)およびFIFO(First In First Out)メモリが実装される。主撮像部130および副撮像部150から出力される受光信号は、制御基板180のA/D変換器により一定のサンプリング周期でサンプリングされるとともにデジタル信号に変換される。A/D変換器から出力されるデジタル信号は、FIFOメモリに順次蓄積される。FIFOメモリに蓄積されたデジタル信号は画素データとして順次処理装置200に転送される。
本実施の形態においては、図3の複数のマーカ143の発光のタイミングと図2の主撮像部130の撮像のタイミングとが同期される。複数のマーカ143の発光期間に蓄積された画素データが、次のマーカ143の消光期間に制御基板180から処理装置200に転送される。
図1に示すように、処理装置200は、記憶部210、制御部220および操作部230を含む。記憶部210は、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)およびハードディスクを含む。記憶部210には、システムプログラムが記憶される。また、記憶部210は、種々のデータの処理および測定ヘッド100から与えられる画素データ等の種々のデータを保存するために用いられる。
制御部220は、CPU(中央演算処理装置)を含む。本実施の形態においては、記憶部210および制御部220は、パーソナルコンピュータにより実現される。制御部220は、測定ヘッド100から与えられる画素データに基づいて画像データを生成する。画像データは複数の画素データの集合である。制御部220は、生成された画像データに基づいて、プローブ140のスタイラス144の接触部144aの位置を算出する。
操作部230は、キーボードおよびポインティングデバイスを含む。ポインティングデバイスは、マウスまたはジョイスティック等を含む。操作部230は、使用者により操作される。
(2)主撮像部の構成
図4は、主撮像部130の構成について説明するためのブロック図である。図4に示すように、主撮像部130は、撮像素子131、複数のレンズ132(図4では、模式的に1つのレンズ132のみが示される)、撮像制御部133、メモリ134およびインターフェイス135を含む。図3のマーカ143から放出される赤外線が複数のレンズ132を通して、撮像素子131に入射する。
撮像制御部133は、撮像素子131による撮像のタイミングを制御する。メモリ134は、主撮像部130の校正情報を記憶する。校正情報は、主撮像部130の特性として、画角(視野角)、撮像素子131と複数のレンズ132との位置関係、および複数のレンズ132の収差等を含む。主撮像部130の校正情報については後述する。
インターフェイス135は、制御基板180(図1参照)に接続される。撮像制御部133は、撮像素子131から出力される受光信号およびメモリ134に記憶される校正情報を、インターフェイス135を介して制御基板180に与える。
図5は、主撮像部130がスタンド部112から取り外された状態を示す概略斜視図である。上記のように、主撮像部130は、スタンド部112に対して着脱可能に構成される。
図6は、主撮像部130の着脱のための具体的な構成の一例について説明するための図である。図6(a)には、主撮像部130の断面が示され、図6(b)には、スタンド部112の一部断面が示される。図6(a)に示すように、主撮像部130は、素子保持部材130a、レンズ保持部材130b、上クランプ部材130c、回路基板130dおよびケーシング130eを含む。素子保持部材130a、レンズ保持部材130bおよび上クランプ部材130cは例えば金属材料からなる。素子保持部材130a、レンズ保持部材130bおよび上クランプ部材130cは、一体成形により共通の部材として設けられてもよい。
素子保持部材130aは、上保持部UHおよび下保持部DHを有する。上保持部UHは、互いに平行な一面および他面を有する。上保持部UHの一面に凹部51が形成される。凹部51の底面から上保持部UHの他面にかけて貫通孔52が形成される。貫通孔52の径は、上保持部UHの他面に向かって段階的に大きくなる。
回路基板130d上に、撮像素子131、撮像制御部133(図4)およびメモリ134(図4)がそれぞれ実装される。図6においては、撮像制御部133およびメモリ134の図示が省略される。撮像素子131は、上保持部UHの凹部51に嵌合される。撮像素子131の位置ずれを防止するため、凹部51内で撮像素子131が固定されてもよい。
上保持部UHの他面側における貫通孔52の端部にレンズ保持部材130bの一端部が嵌合される。レンズ保持部材130bは、円筒形状を有する。レンズ保持部材130bにより種々の大きさを有する複数のレンズ132が保持される。複数のレンズ132は、撮像素子131および上保持部UHの貫通孔52と重なり、かつ互いに光軸が一致するように配置される。
下保持部DHは、上保持部UHの下端部から上保持部UHの一面側に突出するように設けられる。下保持部DHの下面に凹部54が設けられる。凹部54に上クランプ部材130cが嵌合される。上クランプ部材130cは、側壁部および底部を有する。上クランプ部材130の底部には孔部55が設けられる。
素子保持部材130aと隣り合うように、インターフェイス135が配置される。インターフェイス135は、導体線135aにより回路基板130dと接続される。インターフェイス135の下面にはプラグ差込口135bが設けられる。素子保持部材130a、上クランプ部材130c、回路基板130dおよびインターフェイス135を収容するようにケーシング130eが設けられる。ケーシング130eには、上クランプ部材130cの孔部55およびインターフェイス135のプラグ差込口135bを露出させる開口が設けられる。
図6(b)に示すように、スタンド部112は、上板部112aおよび側板部112bを含む。上板部112aは側板部112bの上端部から略水平に延びるように設けられる。上板部112aの下面に下クランプ部材56が固定される。上板部112aには円形の孔部H1が設けられる。孔部H1と重なるように下クランプ部材56に孔部H2が設けられる。
孔部H1,H2を通して上板部112aの上方および下クランプ部材56の下方に突出するように、固定部材57が取り付けられる。固定部材57は、円柱部57a、一対の突出片57b、および把持部57cを含む。円柱部57aは、孔部H1,H2に挿通される。一対の突出片57bは、上板部112aの上側で円柱部57aの外周面から突出するように設けられる。把持部57cは、円柱部57aの下端部において略水平方向に延びるように設けられる。固定部材57は、円柱部57aの軸を中心として一定の角度範囲内で回転可能に設けられる。使用者は、把持部57cを把持して固定部材57を回転させる。下クランプ部材56と把持部57cとの間に付勢部材58が取り付けられる。付勢部材58は、円柱部57aの軸方向に固定部材57を付勢する。
図7および図8は、スタンド部112に対する主撮像部130の着脱方法について説明するための図である。図7には、主撮像部130の上クランプ部材130cの一部およびスタンド部112の固定部材57の一部が示される。
図7に示すように、上クランプ部材130cの孔部55の形状は、固定部材57の円柱部57aおよび一対の突出片57bの横断面に対応する。主撮像部130がスタンド部112に取り付けられる際には、上クランプ部材130cの孔部55の向きと一致するように、固定部材57の突出片57bの向きが調整される。その状態で、上クランプ部材130cの孔部55に固定部材57が挿入され、固定部材57が一定角度回転される。
これにより、図8に示すように、上クランプ部材130cの底部の上面で固定部材57の突出片57bが係止される。また、突出片57bが上クランプ部材130cの底部の上面に押し当てられるように付勢部材58の付勢力が働く。したがって、上クランプ部材130cがスタンド部112上に固定される。その結果、主撮像部130がスタンド部112に固定される。
主撮像部130のインターフェイス135の差込口135bには、差込プラグ180aが差し込まれる。差込プラグ180aは、図1の制御基板180に接続される。これにより、主撮像部130と制御基板180とが電気的に接続される。この状態で、測定ヘッド100および処理装置200の電源スイッチ(図示せず)がそれぞれオンされることにより、主撮像部130のメモリ134(図4)に記憶された校正情報が制御基板180を介して制御部220に与えられる。
一方、主撮像部130がスタンド部112から取り外される際には、上クランプ部材130cの孔部55の向きと固定部材57の突出片57bの向きとが一致するように、固定部材57が回転される。その状態で、上クランプ部材130cの孔部55を通して固定部材57の突出片57bが抜き出される。また、差込プラグ180aがインターフェイス135の差込口135bから抜き出される。
図6〜図8の例では、撮像素子131とスタンド部112との間に介在する部材が、素子保持部材130aおよび上クランプ部材130cのみである。これにより、スタンド部112に対する撮像素子131の位置ずれが生じにくく、撮像素子131の位置精度が確保される。また、素子保持部材130aと上クランプ部材130cとの接合強度が高められることにより、スタンド部112に対する撮像素子131の位置精度がより高められる。さらに、素子保持部材130aとレンズ保持部材130bとの接合強度が高められることにより、撮像素子131と複数のレンズ132との間の位置精度が高められる。
なお、図6〜図8の例では、主撮像部130の上クランプ部材130c、ならびにスタンド部112の下クランプ部材56および固定部材57が1組のみ設けられるが、これらが主撮像部130およびスタンド部112に複数組設けられてもよい。
(3)主撮像部およびスタンド部の変形例
主撮像部130の着脱のための構成は、上記の例に限定されない。図9は、主撮像部130およびスタンド部112の変形例を示す断面図である。図9の例について、図6〜図8の例と異なる点を説明する。
図9の例では、主撮像部130の素子保持部材130aの下面にねじ穴H3が形成される。また、スタンド部112の上板部112aに貫通孔H4が形成される。貫通孔H4を通して素子保持部材130aのねじ穴H3にねじ59がねじ込まれる。これにより、主撮像部130がスタンド部112に固定される。また、ねじ59を取り外すことにより、スタンド部112から主撮像部130を取り外すことができる。
図9の例では、撮像素子131とスタンド部112との間に介在する部材が、素子保持部材130aのみであるため、図8の例に比べて、スタンド部112に対する撮像素子131の位置精度が高くなる。
また、ねじ59を用いて主撮像部130がスタンド部112に固定される代わりに、磁性体を用いて主撮像部130がスタンド部112に固定されてもよい。
(4)プローブの内部構成
図10は、プローブ140および副撮像部150の内部構成を示すブロック図である。図10に示すように、プローブ140は、複数のマーカ143(図10では3つのみ図示される)、発光制御部146、メモリ147およびインターフェイス148を有する。発光制御部146は、複数のマーカ143の発光を制御する。メモリ147は、プローブ140の校正情報を記憶する。プローブ140の校正情報は、プローブ140の個体差による測定精度の低下を防止するための情報であり、複数のマーカ143の相対的な位置関係等を含む。
発光制御部146およびメモリ147は、例えば図3の電源基板145上に設けられる。発光制御部146は、メモリ147に記憶される校正情報をインターフェイス148を介して制御基板180に与える。制御基板180に与えられた校正情報は、図1の処理装置200の制御部220に与えられる。
副撮像部150は、副撮像素子151および副撮像制御部152を有する。副撮像制御部152は、副撮像素子151による撮像タイミングを制御する。また、副撮像制御部152は、副撮像素子151による取得される画像データをインターフェイス148を介して制御基板180に与える。
(5)主撮像部による検出
上記のように、主撮像部130は、プローブ140の複数のマーカ143から放出される赤外線を検出する。図11は、主撮像部130と複数のマーカ143との関係について説明するための模式図である。図11においては、理解を容易にするため、ピンホールカメラモデルと同様の作用を有する光学的に単純化されたモデルを用いて説明する。図11には、主撮像部130の複数のレンズ132のうち1つのレンズ132のみが示され、そのレンズ132の主点132aを通るように撮像素子131に光が導かれる。
図11に示すように、主撮像部130は、一定の画角(視野角)θを有する。主撮像部130の画角θの範囲内に、撮像領域Vが含まれる。撮像領域V内に複数のマーカ143がそれぞれ位置する場合、それらのマーカ143から放出される赤外線が、レンズ132の主点132aを通って撮像素子131に入射する。
この場合、撮像素子131の受光位置Pに基づいて、レンズ132の主点132aから各マーカ143へ向かう方向が特定される。図11の例では、一点鎖線で示すように、各受光位置Pおよびレンズ132の主点132aを通る各直線上に各マーカ143が位置する。上記のように、複数のマーカ143の相対的な位置関係は、プローブ140の校正情報としてプローブ140から制御部220に与えられる。
レンズ132の主点132aから各マーカ143へ向かう方向および複数のマーカ143の位置関係に基づいて、各マーカ143の中心の位置が一義的に定まる。また、本実施の形態では、互いに直交するx軸、y軸およびz軸がそれぞれ定義され、撮像領域V内の絶対位置が3次元座標で表される。図1の制御部220は、撮像素子131の受光位置P、および予め記憶された複数のマーカ143の位置関係に基づいて、各マーカ143の中心の座標を算出する。
算出された各マーカ143の中心の座標に基づいて、プローブ140の接触部144a(図3)と測定対象物Sとの接触位置の座標が図1の制御部220により算出される。
例えば、各マーカ143の中心と接触部144a(図3)の中心との位置関係が、図1の記憶部210に予め記憶される。算出された各マーカ143の中心の座標、および予め記憶された各マーカ143の中心と接触部144aの中心との位置関係に基づいて、接触部144aの中心の座標が特定される。
また、各マーカ143の中心の座標に基づいて、プローブ140の姿勢が特定される。これにより、スタイラス144の向きが特定される。また、各マーカ143の中心の座標の変化に基づいて、接触部144aの移動方向が特定される。通常、接触部144aは、接触されるべき測定対象物Sの面に対して垂直に近づけられる。そのため、特定されたスタイラス144の向きおよび接触部144aの移動方向に基づいて、接触部144aの中心と接触位置との相対的な位置関係が推定される。推定された位置関係に基づいて、接触部144aの中心の座標から接触部144aと測定対象物Sとの接触位置の座標が算出される。
なお、測定対象物Sから接触部144aに加わる力の方向を検出するセンサがプローブ140に設けられもよい。その場合、センサの検出結果に基づいて、接触部144aと測定対象物Sとの接触位置の座標を算出することができる。
撮像素子131と複数のレンズ132との位置関係、複数のマーカ143の位置関係、および複数のマーカ143と接触部144aとの位置関係等に個体差があると、算出される座標にばらつきが生じる。そこで、光学式座標測定装置300による測定を行う前に、個体差によるばらつきを防止するためのキャリブレーションが行われることが好ましい。キャリブレーション結果を固有データとして保持し、その固有データを測定対象物の測定の際に参照してもよく、またはキャリブレーション結果に基づいて、実際に測定を行う前に上記の各位置関係等の個体差を調整してもよい。
本実施の形態では、スタンド部112に対して主撮像部130が着脱自在であるので、主撮像部130をスタンド部112から取り外して主撮像部130のキャリブレーションを行うことができる。主撮像部130のキャリブレーションにより、主撮像部130の画角(視野角)θ、検出部130の撮像素子131とレンズ132の光軸との位置関係およびレンズ132の収差等を含む校正情報が求められる。求められた校正情報は主撮像部130のメモリ134(図4)に記憶される。
上記のように、主撮像部130のインターフェイス135(図8)に制御基板180が接続された際に、メモリ134に記憶される校正情報が制御基板180を介して図1の制御部220に与えられる。制御部220は、その校正情報に基づいて測定対象物の座標測定を行う。
通常、主撮像部130のキャリブレーションは、光学式座標測定装置300の使用者ではなく、専門知識を有する作業員が行う。そのため、主撮像部130を特定の場所(工場またはサービスセンター等)に輸送する、または光学式座標測定装置300の設置場所に作業員が来訪する必要がある。本実施の形態では、光学式座標測定装置300の全体ではなく主撮像部130のみを輸送することができる。これにより、輸送のための作業(梱包および積載等)が容易である。また、作業員が来訪する必要もない。したがって、主撮像部130のキャリブレーションを行うための労力、時間およびコストが削減される。
また、プローブ140に関しても、単体で輸送およびキャリブレーションを行うことができ、キャリブレーション結果を校正情報としてメモリ147に記憶させることができる。制御部220は、メモリ147から与えられる校正情報に基づいて、測定対象物の座標測定を精度良く行うことができる。
(6)測定例
光学式座標測定装置300による測定対象物Sの寸法の測定例について説明する。図12は、図2の表示部160に表示される画像の一例を示す図である。図13は、測定対象物Sの一例を示す図である。
図12には、撮像領域Vを仮想的に表す画像(以下、撮像領域仮想画像と呼ぶ)VIが示される。上記のように、撮像領域Vには、x軸、y軸およびz軸がそれぞれ設定される。本例では、載置台120の上面に平行でかつ互いに直交するようにx軸およびy軸が設定され、載置台120の上面に対して垂直にz軸が設定される。また、載置台120の中心が原点Oに設定される。図12の撮像領域仮想画像VIには、原点O、x軸、y軸およびz軸が含まれるとともに、載置台120の外周を表す線(図12の点線)が含まれる。
図13の測定対象物Sは、直方体形状を有する。本例では、測定対象物Sの一側面Saと、その反対側の側面Sbとの間の距離が測定される。測定対象物Sの側面Sa,Sbは、それぞれx軸に対して垂直である。
図14〜図18は、図13の測定対象物Sにおける具体的な測定例について説明するための図である。図14(a)および図16(a)は、載置台120、主撮像部130、プローブ140および測定対象物Sの位置関係を示す正面図であり、図14(b)および図16(b)は、プローブ140および測定対象物Sの外観斜視図である。図15、図17および図18には、表示部160に表示される撮像領域仮想画像VIの例が示される。
図14(a)および図14(b)に示すように、プローブ140の複数のマーカ143が撮像領域V内に位置するように、スタイラス144の接触部144aが測定対象物Sの側面Saに接触される。その状態で、図1の操作部170が操作されることにより、図14(b)に示すように、測定対象物Sと接触部144aとの接触位置が測定位置M1aとして設定される。この場合、測定位置M1aの座標が特定される。
同様にして、測定対象物Sの側面Sa上の3つの位置が測定位置M2a,M3a,M4aとして設定され、測定位置M2a,M3a,M4aの座標が特定される。続いて、図1の操作部170または操作部230が操作されることにより、測定位置M1a〜M4aを通る平面が、測定対象物Sの側面Saに対応する測定平面ML1として設定される。この場合、図15に示すように、撮像領域仮想画像VI上に、設定された測定平面ML1が重畳される。
続いて、図16(a)および図16(b)に示すように、プローブ140の複数のマーカ143が撮像領域V内に位置するように、スタイラス144の接触部144aが測定対象物Sの側面Sbに接触される。その状態で、図1の操作部170が操作されることにより、図16(b)に示すように、測定対象物Sと接触部144aとの接触位置が測定位置M1bとして設定される。この場合、測定位置M1bの座標が特定される。
同様にして、測定対象物Sの側面Sb上の3つの位置が測定位置M2b,M3b,M4bとして設定され、測定位置M2b,M3b,M4bの座標が特定される。続いて、図1の操作部170または操作部230が操作されることにより、測定位置M1b〜M4bを通る平面が、測定対象物Sの側面Sbに対応する測定平面ML2として設定される。この場合、図17に示すように、撮像領域仮想画像VI上に、測定平面ML1に加えて、設定された測定平面ML2が重畳される。
続いて、図1の操作部170または操作部230が操作されることにより、図1の制御部220において、決定された測定平面ML1,ML2の距離が算出され、図18に示すように、算出結果が撮像領域仮想画像VI上に表示される。なお、算出結果は、撮像領域仮想画像VIと別個に表示部160に表示されてもよい。また、2つの測定平面間の距離の算出条件等は、使用者により適宜設定可能であってもよい。
本例では、4つの測定位置に基づいて1つの測定平面が決定されるが、最少で3つの測定位置に基づいて、1つの測定平面を設定することができる。一方、4つ以上の測定位置を設定することにより、測定対象物Sに対応する測定平面をより正確に設定することができる。また、4つ以上の測定位置に基づいて、測定対象物Sの面の平面度を求めることもできる。
また、本例では、指定された複数の位置(測定位置)を通る平面(測定平面)が測定対象として設定されるが、測定対象物の形状に応じて、他の幾何学形状が測定対象として設定されてもよい。例えば、指定された複数の位置を通る円筒または球等が測定対象として設定されてもよい。この場合、設定された円筒の断面の径または球の半径等を求めることができる。また、設定された幾何学形状に関する角度または面積等が求められてもよい。
本実施の形態に係る光学式座標測定装置300が製造部品の良否検査に用いられる場合、実際に測定対象物(製造部品)の測定が行われる前に、測定すべき幾何学的特徴が光学式座標測定装置300に予め設定される。その幾何学的特徴に関して測定対象物の測定が行われ、その測定結果に基づいて、測定対象物が設計通りの形状を有するか否かが検査される。この場合、測定すべき複数の幾何学的特徴の各々に関して良否基準が光学式座標測定装置300に予め設定され、光学式座標測定装置300が、その複数の幾何学的特徴に関する測定対象物の測定結果と、予め設定された複数の幾何学的特徴に関する良否基準とをそれぞれ比較し、各幾何学的特徴に関して良否の判別を行ってもよい。また、複数の幾何学的特徴の測定手順と複数の幾何学的特徴に関する良否基準が光学式座標測定装置300に予め設定され、光学式座標測定装置300が、各幾何学的特徴に関して良否の判別を行うのに加え、複数の幾何学的特徴に関する測定結果と良否基準との比較結果に基づいて総合的に測定対象物の良否判定を行ってもよい。
(7)副撮像部の使用例
図3の副撮像部150によって測定対象物Sを撮像することにより、測定対象物Sの画像を表示部160に表示させることができる。以下、副撮像部150により得られる画像を撮像画像と呼ぶ。
複数のマーカ143と副撮像部150との位置関係、および副撮像部150の特性(画角およびディストーション等)は、例えば図1の記憶部210に撮像情報として予め記憶される。そのため、複数のマーカ143が撮像領域V内にある場合、副撮像部150により撮像される領域が図1の制御部220により認識される。すなわち、撮像画像に対応する3次元空間が制御部220により認識される。
上記のように、測定位置および測定平面等の測定に関する情報(以下、測定情報と呼ぶ)は、3次元空間で設定される。本実施の形態では、これらの測定情報を撮像画像と対応付け、撮像画像上に測定情報を重畳表示することができる。
図19は、撮像画像上に測定情報が重畳表示された例を示す図である。図19の例では、測定対象物Sの側面Saが副撮像部150により撮像される。その撮像画像SIに、測定位置M1a〜M4aを表す複数の球体の画像P1a〜P4aが重畳されるとともに、測定平面ML1を表す画像PL1が重畳される。
このように、実際に測定対象物Sが撮像されることによって得られる撮像画像上に測定情報が重畳されることにより、測定情報を使用者が視覚的に把握しやすくなる。また、一の測定対象物Sに対する測定を行った後に、他の測定対象物Sに対して同様の測定を行う場合、測定情報が重畳された撮像画像を参照することにより、他の測定対象物Sに対する測定を容易に行うことが可能となる。
(8)効果
上記実施の形態に係る光学式座標測定装置300においては、主撮像部130が、予め定められた撮像領域Vを撮像するようにスタンド部112により一定姿勢で固定される。それにより、主撮像部130の位置および姿勢を調整するための作業が不要になる。その結果、測定効率が向上される。また、撮像領域Vが限定されるので、高い精度で測定を行うことができる。
さらに、主撮像部130がスタンド部112に対して着脱自在であるので、主撮像部130の校正およびメンテナンスを容易に行うことができる。それにより、主撮像部130の精度を維持するための作業負担が低減される。
また、上記実施の形態では、主撮像部130が斜め下方を撮像するようにスタンド部112により主撮像部130が固定される。これにより、光学式座標測定装置300の大型化が防止される。
また、上記実施の形態では、スタンド部112が設置部111に固定されるとともに載置台120が設置部111に設けられ、主撮像部130により撮像領域Vとして載置台120上の領域が撮像される。これにより、主撮像部130と載置台120とが一体的に保持されるので、光学式座標測定装置300の取り扱いが容易になる。また、使用者が撮像領域Vを容易に認識することができるので、測定効率がさらに向上される。
また、上記実施の形態では、主撮像部130に設けられるメモリ134に校正情報が記憶される。この場合、スタンド部112から主撮像部130が取り外された状態で主撮像部130の校正が行われても、得られた校正情報を処理装置200の記憶部210等に直接的に記憶させる必要はなく、主撮像部130のメモリ134に記憶させるだけでよい。そのため、主撮像部130の校正のための作業負担が低減される。
また、上記実施の形態では、プローブ140が有線または無線により制御基板180または処理装置200に接続される。これにより、プローブ140の取り扱いが容易になるので、プローブ140を用いた測定位置の指定が容易になるとともに、プローブ140の校正およびメンテナンスが容易になる。
(9)他の実施の形態
(9−1)
上記実施の形態では、保持部110の設置部111およびスタンド部112が一体的に設けられるが、本発明はこれに限らず、スタンド部112が設置部111に対して着脱可能であってもよい。
(9−2)
上記実施の形態では、主撮像部130により撮像されるプローブ140のマーカにLEDが用いられるが、プローブ140のマーカはこれに限定されない。例えば、フィラメント等の他の発光素子がマーカに用いられてもよく、蛍光色等の特定の色を有する非発光部がマーカとして用いられてもよく、特定の形状を有する非発光部がマーカとして用いられてもよい。
(10)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、光学式座標測定装置300が光学式座標測定装置の例であり、マーカ143がマーカの例であり、プローブ140がプローブの例であり、主撮像部130が撮像部の例であり、制御部220が算出部の例であり、スタンド部112が固定部材の例であり、設置部111がベース部の例であり、載置台120が載置台の例であり、メモリ134が第1の記憶部の例であり、メモリ147が第2の記憶部の例であり、把持部142が把持部の例であり、筐体部141が本体部の例であり、第1の方向D1が第1の方向の例であり、第2の方向D2が第2の方向の例であり、接触部144aが接触部の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
(11)参考形態
(1)本参考形態に係る光学式座標測定装置は、複数のマーカを有し、測定位置を指定するためのプローブと、プローブの複数のマーカを撮像する撮像部と、撮像部による撮像の結果に基づいて、プローブにより指定される測定位置の座標を算出する算出部と、撮像部が予め定められた撮像領域を撮像するように撮像部を一定姿勢で固定する固定部材とを備え、撮像部が固定部材に対して着脱自在である。
この光学式座標測定装置においては、プローブの複数のマーカが撮像部により撮像され、その撮像の結果に基づいて、プローブにより指定された測定位置の座標が算出部により算出される。
撮像部は、予め定められた撮像領域を撮像するように固定部材により一定姿勢で固定される。それにより、撮像部の位置および姿勢を調整するための作業が不要になり、測定効率が向上される。また、撮像領域が限定されるので、高い精度で測定を行うことができる。
さらに、撮像部が固定部材に対して着脱自在であるので、撮像部の校正およびメンテナンスを容易に行うことができる。それにより、撮像部の精度を維持するための作業負担が低減される。
(2)固定部材は、撮像部が斜め下方を撮像するように撮像部を固定してもよい。
この場合、光学式座標測定装置の大型化が抑制される。
(3)光学式座標測定装置は、測定対象物が載置される載置台と、載置台を保持するベース部とをさらに備え、固定部材は、ベース部に固定され、撮像部は、撮像領域として載置台上の領域を撮像してもよい。
この場合、撮像部と載置台とがベース部および固定部材により一体的に保持されるので、光学式座標測定装置の取り扱いが容易になる。また、載置台上の領域が撮像領域となるので、使用者が撮像領域を容易に認識することができる。それにより、測定効率が向上される。
(4)撮像部は、当該撮像部の特性を表す第1の校正情報を記憶する第1の記憶部を含んでもよい。
この場合、撮像部の第1の記憶部に記憶された第1の校正情報を用いて測定を行うことができる。そのため、固定部材から撮像部が取り外された状態で撮像部の校正が行われても、得られた第1の校正情報を他の記憶装置に記憶させる必要はなく、撮像部の第1の記憶部に記憶させるだけでよい。したがって、撮像部の校正のための作業負担が低減される。
(5)プローブは、算出部に有線または無線により接続されてもよい。
この場合、プローブの取り扱いが容易になる。そのため、プローブを用いた測定位置の指定が容易になるとともに、プローブの校正およびメンテナンスが容易になる。
(6)プローブは、当該プローブの特性を表す第2の校正情報を記憶する第2の記憶部を含んでもよい。この場合、プローブの校正により得られた第2の校正情報を、他の記憶装置に記憶させる必要がなく、プローブの第2の記憶部に記憶させることができるので、プローブの校正のための作業負担が低減される。
(7)プローブは、第1の方向に延びるように設けられ、使用者により把持される把持部と、第1の方向に対して角度をなす第2の方向に延びるように把持部の上端部に設けられる本体部とを有し、複数のマーカは本体部の上面に設けられ、本体部の端部に測定対象物に接触される接触部が設けられてもよい。
この場合、使用者が把持部を把持した状態で本体部の上面を撮像部に向けやすくなる。そのため、本体部の上面に設けられた複数のマーカを撮像部により容易に撮像することができる。
本発明は、種々の測定対象物の寸法等の測定に有効に利用することができる。
100 測定ヘッド
110 保持部
111 設置部
112 スタンド部
120 載置台
130 主撮像部
131 撮像素子
132 レンズ
140 プローブ
141 筐体部
141h 開口
142 把持部
143 マーカ
144 スタイラス
144a 接触部
145 電源基板
146 接続端子
150 副撮像部
160 表示部
170 操作部
180 制御基板
200 処理装置
210 記憶部
220 制御部
230 操作部
300 光学式座標測定装置
S 測定対象物

Claims (6)

  1. 複数のマーカを有し、測定位置を指定するためのプローブと、
    前記プローブの前記複数のマーカを撮像する撮像部と、
    前記撮像部による撮像の結果に基づいて、前記プローブにより指定される測定位置の座標を算出する算出部と、
    前記撮像部が予め定められた撮像領域を撮像するように前記撮像部を一定姿勢で固定する固定部材とを備え、
    前記撮像部が前記固定部材に対して着脱自在であり、
    前記撮像部は、当該撮像部の特性を表す第1の校正情報を記憶する第1の記憶部を含み、
    前記プローブは、当該プローブの特性を表す第2の校正情報を記憶する第2の記憶部を含み、
    前記算出部は、前記固定部材により前記一定姿勢で固定された前記撮像部により撮像された前記複数のマーカと前記第1の校正情報と前記第2の校正情報とに基づいて、前記プローブにより指定される測定位置の座標を算出する、光学式座標測定装置。
  2. 前記固定部材は、前記撮像部が斜め下方を撮像するように前記撮像部を固定する、請求項1記載の光学式座標測定装置。
  3. 測定対象物が載置される載置台と、
    前記載置台を保持するベース部とをさらに備え、
    前記固定部材は、前記ベース部に固定され、
    前記撮像部は、前記撮像領域として前記載置台上の領域を撮像する、請求項1または2記載の光学式座標測定装置。
  4. 前記プローブは、前記算出部に有線または無線により接続される、請求項1〜のいずれか一項に記載の光学式座標測定装置。
  5. 前記プローブは、
    第1の方向に延びるように設けられ、使用者により把持される把持部と、
    前記第1の方向に対して角度をなす第2の方向に延びるように前記把持部の上端部に設けられる本体部とを有し、
    前記複数のマーカは前記本体部の上面に設けられ、
    前記本体部の端部に測定対象物に接触される接触部が設けられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学式座標測定装置。
  6. 前記算出部は、前記固定部材により前記一定姿勢で固定された前記撮像部により撮像された前記複数のマーカに基づいて、前記プローブにより指定される測定位置の座標を算出し、設定された幾何学形状と算出された前記プローブにより指定される測定位置の座標とに基づいて前記幾何学形状に関する幾何的特徴を求める請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学式座標測定装置。
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