JP6324885B2 - 溶接方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両の外板に骨部材を溶接する方法に関する。
鉄道車両の構体は、図19に示すように、外板1510の内面に骨部材が接合されてなる。骨部材には、外板の長手方向(横方向)に延在した横骨部材1511と、外板の縦方向に延在した縦骨部材1512とがある。
外板と骨部材の接合には、従来スポット溶接が採用されていたが、スポット溶接では外板の意匠面(外面)に溶接圧痕が残る。そこで、近年はレーザ溶接が採用されている(特許文献1参照)。レーザ溶接では、骨部材を長手方向一端から他端まで一直線状に連続溶接する。これにより横方向の溶接線1521及び縦方向の溶接線1522が形成される(図19参照)。
特開2011−73674号公報
しかし、レーザ溶接を行っても外板の意匠面(外面)に溶接痕が生じる。溶接痕は図20に示す溶接部断面のように、溶接入熱による収縮によって溶接線に沿った折れ線となって現れる。そこで、溶接痕が目立ちにくいように、外板の研磨目に平行な方向に多くの溶接線を配置している。しかし、全ての溶接線をこの方向に配置することはできず、研磨方向と直交する縦方向の溶接については溶接痕が目立つ。そのため、外板の意匠面には溶接痕が目立つ場所と目立たない場所とが混在し、車体の外観が好ましくない。
そこで、本発明の目的は、溶接線の方向に関わらず、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくする方法を提供することである。
本発明の溶接方法は、鉄道車両の外板に骨部材をレーザ溶接する溶接方法であり、
複数の溶接領域を前記骨部材の長手方向に離して順に形成し、
前記溶接領域は前記骨部材の長手方向長さが幅方向長さより長い領域であり、
各溶接領域において、前記骨部材の長手方向に平行な一本の直線上の部分と前記直線上以外の部分とを含むように一又は複数の溶接線を形成し、
各溶接領域内をレーザ溶接するときに、
溶接機に設けられ、底部が開口した直方体状のケーシング及び前記ケーシングの内側に配置された直方体状の押圧部を、前記外板の上に配置された前記骨部材に近付け、前記ケーシングの底部を前記骨部材により閉塞するとともに、前記ケーシング及び前記押圧部により前記骨部材と前記外板を加圧することによって、前記溶接領域を包囲する包囲部を加圧する工程と、
前記包囲部を加圧した状態で、加圧位置を変化させることなく、前記ケーシングと前記ケーシングの底部を閉塞した前記骨部材とによって囲まれた密閉空間にレーザを照射することにより前記溶接線を形成する工程を有する。
上記方法では、骨部材の長手方向に平行な直線上と直線上以外の部分に溶接線を形成することにより、レーザの熱を幅方向に拡散することができる。これにより、外板及び骨部材の角変形を緩和できるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、各溶接領域を溶接している間には加圧位置が変化しないため、安定した状態で溶接できる。これにより、熱のバラツキが生じにくくなるため、溶接痕がより生じにくい。さらに、各溶接領域を骨部材の長手方向に離して形成することにより、必要以上の溶接入熱を防ぎ、溶接痕がより生じにくくなる。
また、上記方法において、各溶接領域に一つの溶接線を形成し、前記一つの溶接線は、前記骨部材の長手方向に同じ周期で同じ非直線状のパターンを繰り返して形成されていることが好ましい。同じパターンの溶接を周期的に繰り返すため、溶接処理を円滑に行うことができる。また、非直線状のパターンとすることにより、レーザの熱を幅方向に拡散することができる。
さらに、前記一本の溶接線は、矩形状の凸部と矩形状の凹部が前記骨部材の長手方向に交互に並んだパルス列波形形状であるとともに、前記骨部材の長手方向に対して垂直な方向に沿った領域を有することが好ましい。パルス列波形では、隣り合う2つの凸部(2つの凹部)が頂点から基点まで同じ間隔で離れているため、レーザの熱が均一に拡散しやすい。これにより溶接痕がより生じにくくなる。
本発明によると、レーザの熱を骨部材の幅方向に拡散することできるため、骨部材及び外板の角変形を緩和できる。これにより外板の意匠面に溶接痕が生じにくいため、車体の外観が好ましくなる。
鉄道車両の外観斜視図である。 第1実施形態に係る溶接方法を行った側構体の内側面の一部を示す斜視図である。 横骨部材に形成された溶接領域の拡大模式図である。 縦骨部材と外板とを溶接する工程を示す模式図である。 縦骨部材と外板とを溶接する工程を示す模式図である。 縦骨部材と外板とを溶接する工程を示す模式図である。 縦骨部材と外板とを溶接する工程を示す模式図である。 第2実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 変形例1に係る溶接領域の拡大模式図である。 第3実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 変形例2に係る溶接領域の拡大模式図である。 第4実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 変形例3に係る溶接領域の拡大模式図である。 第5実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 第6実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 第7実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 第8実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 第9実施形態に係る溶接領域の拡大模式図である。 従来の溶接方法で溶接した外板及び骨部材の斜視図である。 従来の溶接方法で溶接した外板及び骨部材の断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ここでは、本発明の第1実施形態である鉄道車両について、図1〜図7を参照しつつ以下に説明する。
〔第1実施形態〕
鉄道車両100は、図1に示すように、進行方向に長尺な直方体状に形成され、車両の長手方向に延在した側構体1,2と、妻構体3と、屋根構体4と、底部の台枠5とを備えている。側構体1と側構体2は同様な構成である。
側構体1は、図2に示すように、車両の長手方向(横方向)に延在した長方形状の外板10と、外板10の内側面にレーザ溶接された横骨部材11及び縦骨部材12とを有している。
外板10には窓や扉が配置される開口10aが形成されている。横骨部材11及び縦骨部材12は、外板10の開口10aが形成されていない部分に配置されている。外板10の厚みTは例えば約1.5〜2.0mmである。
横骨部材11は外板10の長手方向(横方向)に延在している。縦骨部材12は外板10の長手方向に直交する方向(縦方向)に延在している。縦骨部材12には、横骨部材11に重ねて配置されているものもある。横骨部材11に重なった縦骨部材12は、横骨部材11に溶接されている。横骨部材11及び縦骨部材12の厚みtは例えば約0.8〜2.5mmである。
横骨部材11は、長手方向に垂直な断面視において多くの場合、ハット形状に成形されている。横骨部材11は、凸状の突出部21と、突出部21の両側部から水平方向に延在したフランジ部22,23とを有している。フランジ部22,23は、外板10にレーザ溶接されている。レーザが照射された部分は、照射側から順に溶融し、外板の途中まで溶融して骨部材と外板を接合する。縦骨部材12は、横骨部材11と同様な形状である。
フランジ部22,23には、複数の溶接領域R1,R2,R3,R4・・・が横方向に並んで形成されている。隣り合う溶接領域(例えば、溶接領域R1と溶接領域R2)は離隔している。
図3には、溶接領域R1の拡大図を示している。溶接領域R1の横方向長さ(長手方向長さ)Lは縦方向長さSより長い。溶接領域R1には、1つのパルス列波形形状を有する溶接線30が形成されている。
溶接線30には、縦方向に突出した凸部31,32,33,34,35が横方向に並んで形成されている。凸部31,32,33,34,35は全て同じ形状である。隣り合う2つの凸部(例えば凸部33と凸部34)は連結領域36によって接続されている。連結領域36は横方向長さがI1である。このように溶接線30は、横方向に同じ周期で同じ凸部を繰り返して形成されている。
凸部33は、縦方向に延在した2つの縦領域41,42と、2つの縦領域41,42の上端部同士を接続する接続領域43と、を有している。接続領域43は横方向に延在し、隣り合う縦領域41,42と略90度の直角形状をなす。
連結領域36は、横方向に平行な直線l1上に存在する。接続領域43は、直線l1と異なる直線l2上に存在する。縦領域41,42は、直線l1,l2上以外の部分に存在する。直線l2は横方向に平行な直線であり、直線l1より上方にあるため直線l1と重ならない。直線l1,l2の線幅wは、溶接線30と同じ線幅wであり、通常は0.4〜1.0mm程度である。溶接線30はどの位置でも同じ線幅wであり、線幅wはレーザ溶接による溶融部分の幅である。
溶接線30の波高(縦方向長さ)W1は、溶接線30の1周期の横方向長さT1の0.25倍以上2.0倍以下が好ましい。波高W1は、溶接線30の振幅D1の2倍である(W1=2×D1)。
溶接領域R1をレーザ溶接した時、レーザの熱は少なくとも幅方向に長さW1まで拡散する。溶接線30の幅方向長さW1は5〜10mm程度であり、溶接線30の線幅wの5倍よりも大きいことが好ましい(W1>5×w)。
図2に示す他の溶接領域R2,R3,R4も上述した溶接領域R1と同様な構成である。本実施形態では、隣り合う溶接領域(例えば溶接領域R1と溶接領域R2)が離隔しているため、隣り合う溶接線30,30も離隔している。
また、縦骨部材12にも横骨部材11と同様な溶接領域が複数形成されている。縦骨部材12では、フランジ部に溶接領域R1,R2,R3,R4・・・が縦方向に並んでいる。
次に、横骨部材11及び縦骨部材12を外板10に溶接する方法を、図4〜7を参照しつつ説明する。図4〜7には外板10と横骨部材11を図示している。
図4に示すように、受け台50に外板10を配置し、外板10の上に横骨部材11を配置する。その後、横骨部材11のフランジ部23に溶接機60を近付ける。図4では1つの横骨部材11を示しているが、全ての横骨部材11及び縦骨部材12を外板10に配置してから、溶接機60を横骨部材11又は縦骨部材12に近付けるとよい。
溶接機60は図示しないロボットのロボットアーム70に接続されている。ロボットは天井に吊り下げられた台車(図示せず)に取り付けられている。台車は縦方向や横方向に移動可能である。台車やロボットアーム70を作動させることにより、溶接機60を上下方向及び左右方向に移動させることができる。
溶接機60は、底部が開口した直方体状のケーシング61と、ケーシング61の内側に配置された直方体状の押圧部62を有している。
この状態から溶接機60のケーシング61により、横骨部材11のフランジ部23及び外板10を加圧する(図5参照)。ケーシング61の底部がフランジ部23によって閉塞されることにより、ケーシング61内に密閉空間が形成される。また、図5の拡大図に示すように、ケーシング61内の押圧部62が溶接領域R1を包囲する四角枠状の領域(包囲部)80を加圧する。
この状態で溶接領域R1の溶接を開始する。ケーシング61内に照射されたレーザは、ミラー等によって照射方向が瞬時に変えられる(図6参照)。これにより、図6の拡大図に示すように、1つのパルス波形形状を有する溶接線30が形成される。
溶接線30の溶接が完了するまで、押圧部62は四角枠状の領域80を加圧し続ける。また、溶接線30の溶接が完了するまでケーシング61の底部をフランジ部23によって閉塞する。これによりケーシング61内のレーザが外部に漏出しないため、溶接中に作業者が溶接機60の周囲で作業することができる。
溶接領域R1の溶接が完了すると、図7に示すように、溶接機60を移動させて溶接領域R2を溶接する(図4(d)参照)。これを横方向に順に繰り返す。
上記では横骨部材11の溶接方法について説明したが、縦骨部材12の溶接も同様な方法で行う。縦骨部材12の場合は縦方向に溶接を繰り返す。
また、図2に示すように、縦骨部材12を横骨部材11に重ねて溶接する場合、横骨部材11を溶接する前に縦骨部材12を横骨部材11の上にセットしておいてよい。上述した溶接は断続的に行われるため、横骨部材11の上に縦骨部材12が配置されていても、横骨部材11の溶接に支障が生じない。
以上に述べたように、本実施形態の溶接方法によると以下の効果を奏する。
従来のレーザ溶接では、骨部材の長手方向一端から他端までを一直線状に連続溶接するため、溶接線幅内にレーザ光による熱が集中する。これにより溶接箇所での熱収縮量が多くなるため、角変形つまり溶接痕が生じやすい。しかし、本実施形態の方法では骨部材(横骨部材11、縦骨部材12)の長手方向に溶接領域R1,R2,R3,R4・・・を形成し、各溶接領域R1,R2,R3,R4で直線l1,l2上の部分と直線l1,l2上以外の部分とに亘って溶接線30を形成している。これにより、レーザ光による熱を幅方向に拡散することができる。よって、外板10及び骨部材(横骨部材11、縦骨部材12)の角変形を緩和できるため、外板10の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。そのため外板の研磨目の方向と溶接方向を合わせなくても、溶接痕を目立たなくすることができる。
さらに、パルス波形形状の溶接線30は、1本の溶接線からなるとともに、同じ周期で同じパターンの凸部が繰り返される形状である。このため溶接光の移動に複雑な制御を必要としない。また、一直線状でなく凸状とすることにより、溶接線30の幅方向長さW1を長くできるため、レーザの熱を幅方向に拡散することができる。さらに、溶接線30には凸部が同じ間隔Iで形成されているため、レーザの熱が均一に拡散しやすい。これにより熱収縮量に偏りが生じにくいため、溶接痕がより生じにくくなる。
また、本実施形態の溶接方法では、図6に示すように、溶接領域R1をレーザ溶接する間、四角枠状の領域(包囲部)80を加圧し続ける。これにより、溶接領域R1を安定した状態で溶接できる。従来の一般的な重ね連続溶接では溶接機ヘッドとともに加圧ローラを移動させるため、ローラの振動が加圧ヘッドに伝わり、安定した溶接が難しかった。しかし、本発明では溶接領域R1をレーザ溶接する間、加圧部分が移動することはないため、安定した状態で溶接できる。そのため溶接痕がより生じにくくなる。
さらに、溶接領域R1をレーザ溶接する間、溶接機60のケーシング61が横骨部材11のフランジ部23によって閉塞されるため、レーザ光がケーシング61の外部に漏出しない。したがって、溶接中でも溶接機60の傍で作業者が作業をできる。
また、図2に示すように、複数の溶接領域R1,R2,R3,R4が横方向に離れて形成されているため、レーザの熱がより拡散しやすい。これにより溶接痕がより発生しにくくなる。
さらに、従来のレーザ溶接方法では、横骨部材11に縦骨部材12を重ねて溶接する場合、先ず、外板10に横骨部材11を配置し、横骨部材11を溶接してから縦骨部材12を横骨部材11の上に配置し、縦骨部材12を横骨部材11に溶接していた。しかし、本実施形態の方法では、外板10に横骨部材11を配置し、その上に縦骨部材12を配置してから、横骨部材11の溶接及び縦骨部材12の溶接を行うことができるため、従来よりも工程数を低減できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図8を参照しつつ説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、1つの溶接線230が形成されている。溶接線230には、横方向に対して傾斜した凸部231,232,233,234,235が並んで形成されている。凸部231,232,233,234,235は全て同じ形状である。隣り合う2つの凸部(例えば凸部233と凸部234)は連結領域236によって接続されている。連結領域236は横方向長さがI2である。このように溶接線230は、横方向に同じ周期で同じ凸部を繰り返して形成されている。
凸部233は、傾斜した傾斜領域241と、縦方向に延在した縦領域242と、傾斜領域241の上端と縦領域242の上端とを接続する接続領域243とを有している。
連結領域236は、横方向に平行な直線l21上に存在する。接続領域243は、直線l21と異なる直線l22上に存在する。傾斜領域241及び縦領域242は、直線l21,l22上以外の部分に存在する。直線l21,l22の線幅wは、溶接線230と同じ線幅wである。
溶接線230の波高(縦方向長さ)W2は、溶接線230の1周期の横方向長さT2の0.25倍以上2.0倍以下が好ましい。波高W2は、溶接線230の振幅D2の2倍である(W2=2×D2)。溶接領域R1をレーザ溶接した時、レーザの熱は少なくとも幅方向に長さW2まで拡散する。
上記構成から、第2実施形態でもレーザの熱を幅方向(縦方向)に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。
〔変形例1〕
次に、第2実施形態の変形例1について、図9を参照しつつ説明する。変形例1において第2実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第2実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、1つの溶接線330が形成されている。溶接線330には、横方向に対して傾斜した凸部331,332が並んで形成されている。凸部331と凸部332は連結領域336によって接続されている。
凸部331と凸部332は同じ形状である。凸部331,332は第2実施形態の凸部231より横長形状である。連結領域336は横方向長さがI3であり、第2実施形態の連結領域236より長い(I3>I2)。このように溶接線230は、横方向に同じ周期で同じ凸部を繰り返して形成されている。
凸部331は、傾斜した傾斜領域341と、縦方向に延在した縦領域342と、傾斜領域241の上端と縦領域242の上端とを接続する接続領域343とを有している。接続領域343は、第2実施形態の接続領域243より横方向長さが長い。
連結領域336は直線l21上に存在する。接続領域343は直線l22上に存在する。傾斜領域341及び縦領域342は、直線l21,l22上以外の部分に存在する。
溶接線330の1周期の横方向長さT21は、第2実施形態の溶接線230の1周期の横方向長さT2よりも長い。
上記構成から、変形例1でもレーザの熱を幅方向(縦方向)に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、変形例1の溶接線330と第2実施形態の溶接線230を比較すると、変形例1の凸部331は第2実施形態の凸部231より横長形状であり且つ隣り合う凸部の間隔I2が長いため、変形例1の溶接線330では第2実施形態の溶接線230より溶接熱が分散しやすい。このため外板の意匠面に溶接痕がより生じにくい。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について、図10を参照しつつ説明する。第3実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、1つの波形形状を有する溶接線430が形成されている。溶接線430には、湾曲状の凸部431と湾曲状の凹部432が交互に横方向に並んで形成されている。このように溶接線430は、凸部431及び凹部432が横方向に同じ周期で繰り返して形成されている。
凹部432は横方向に平行な直線l31上と直線l31上以外の部分とに存在している。凸部431は直線l31と異なる直線l32上と直線l31,l32上以外に存在する部分とを有している。直線l41,l42の線幅wは、溶接線の線幅wと同じ線幅である。
溶接線430の波高(縦方向長さ)W3は、溶接線430の1周期の横方向長さT3の0.25倍以上2.0倍以下が好ましい。波高W3は、溶接線30の振幅D3の2倍である(W3=2×D3)。溶接領域R1をレーザ溶接した時、レーザの熱は少なくとも幅方向に長さW3まで拡散する。
上記構成から、第3実施形態でもレーザの熱を幅方向に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。
〔変形例2〕
次に、第3実施形態の変形例2について、図11を参照しつつ説明する。変形例2において第3実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第3実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、1つの溶接線530が形成されている。溶接線530には、湾曲状の凸部531と湾曲状の凹部532を横方向に同じ周期で繰り返して形成されている。
凸部531は第3実施形態の凸部431より横長であり、凹部532は第3実施形態の凹部432より横長である。溶接線530の1周期の横方向長さT31は、第3実施形態の溶接線530の1周期の横方向長さT3より長い。
凹部532は横方向に平行な直線l31上と直線l31上以外の部分に存在する。凸部531は直線l31と異なる直線l32上と直線l31,l32上以外の部分に存在する。直線l31,l32の線幅wは、溶接線の線幅wと同じ線幅である。
上記構成から、変形例2でもレーザの熱を幅方向(縦方向)に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、変形例2の溶接線530と第3実施形態の溶接線430を比較すると、変形例2の凸部531及び凹部532が第3実施形態の凸部431及び凹部432よりも横長であるため、変形例2の溶接線530では第3実施形態の溶接線430より溶接熱が分散しやすい。このため外板の意匠面に溶接痕がより生じにくい。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について、図12を参照しつつ説明する。第4実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、横方向に傾斜した13本の溶接線631,632,633・・・が形成されている。13本の溶接線は全て同じ形状であり、略平行に配置されている。
13本の溶接線は、横方向に平行な直線l41上に存在する部分と、直線l41上以外に存在する部分とを有している。隣り合う2つの溶接線(例えば溶接線631,632)は、横方向に距離g1離れている。
上記構成から、第4実施形態でもレーザの熱を幅方向に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。
〔変形例3〕
次に、第4実施形態の変形例3について、図13を参照しつつ説明する。変形例3において第4実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第4実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、横方向に傾斜した5本の溶接線731,732,733,734,735が形成されている。5本の溶接線は全て同じ形状であり、略平行に配置されている。
5本の溶接線731,732,733,734,735は、横方向に平行な直線l41と、直線l41上以外の部分とに存在している。隣り合う2つの溶接線(例えば溶接線731,732)は、横方向に距離g2離れている。距離g2は第4実施形態の距離g1よりも長い。
上記構成から、変形例3でも第4実施形態と同様に、溶接線731,732,733,734,735が短い単位で分断されているため、熱変形をより一層抑制することができる。変形例3の溶接領域R1と第4実施形態の溶接領域R1とを比較すると、変形例3の溶接線間距離g2は第4実施形態の溶接線間距離g1よりも長い。このため変形例3の溶接領域R1では第4実施形態の溶接領域R1よりも溶接熱が分散されやすい。よって変形例3では第4実施形態よりも外板の意匠面に溶接痕がより生じにくい。
〔第5実施形態〕
次に、本発明の第5実施形態について、図14を参照しつつ説明する。第5実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、4つの溶接線831,832,833,834が形成されている。溶接線831と溶接線833は同じ高さに形成されている。溶接線832と溶接線834は溶接線831,833より高い位置に形成されている。4つの溶接線831,832,833,834は、縦方向に重ならないように形成されている。4つの溶接線831,832,833,834は全て同じ形状である。
溶接線831と溶接線833は、横方向に平行な直線l51上に存在する。溶接線832と溶接線834は、直線l51より上方の直線l52上に配置されている。直線l52は横方向に平行な直線である。
上記構成から、第5実施形態でもレーザの熱を幅方向に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、溶接線831,832,833,834が短い単位で分断されているため、溶接による入熱の放熱が、幅方向だけでなく、溶接線の端点から長手方向へも拡散するため、熱変形をより一層抑制する効果がある。
〔第6実施形態〕
次に、本発明の第6実施形態について、図15を参照しつつ説明する。第6実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、2本の溶接線931,932が形成されている。溶接線931は溶接線932の下方に形成されている。溶接線931,932は横方向の同じ位置から延在している。溶接線931と溶接線932は上下方向に離隔している。
溶接線931は横方向に平行な直線l61上に存在し、溶接線932は直線l61より上方の直線l62上に存在する。直線l62は横方向に平行な直線である。直線l61,l62の線幅wは溶接線931,932と同じ線幅wである。
上記構成から、第6実施形態でもレーザの熱を幅方向に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、線幅wの溶接線931,932を上下方向に離して形成することにより、溶接線931の2倍の線幅2wの溶接線を1本形成する場合に比べて、溶接による入熱を幅方向に拡散できるため、熱変形をより一層抑制する効果がある。
〔第7実施形態〕
次に、本発明の第7実施形態について、図16を参照しつつ説明する。第7実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、横長の四角枠状の溶接線1030が形成されている。溶接線1030は、下横線1031と、その上方にある上横線1032と、下横線1031と上横線1032の左端同士を接続する左縦線1033と、下横線1031と上横線1032の右端同士を接続する右縦線1034とを有している。下横線1031と上横線1032は上下方向に離隔している。溶接線1030は溶接端が存在しないように形成されている。
下横線1031は横方向に平行な直線l71上に存在し、上横線1032は直線l71より上方の直線l72上に存在する。直線l72は横方向に平行な直線である。左縦線1033及び右縦線1034は、直線l71,l72上に存在しない。直線l71,l72の線幅wは溶接線1030と同じ線幅wである。
溶接線1030は、例えば、図16のA地点を始点としてレーザ溶接で四角枠を描くことによって形成される。A地点では始点と終点が結合することで、溶接の端点が存在しないように形成される。
上記構成から、第7実施形態でもレーザの熱を幅方向に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、線幅wの上横線1032と下横線1031を上下方向に離して形成することにより、2倍の線幅2wの溶接線を1本形成する場合に比べて、溶接による入熱を幅方向に拡散できるため、熱変形をより一層抑制する効果がある。
また、溶接の始点及び終点では、一般的に溶接欠陥が発生しやすい。さらに、始点および終点は、外力がかかった場合、結合が破壊する始点となりやすい。溶接線1030の端部(例えば左端や右端)には溶接の始点と終点が存在しないため、溶接線1130の端部でも外板と骨部材を強固に接続することができる。
〔第8実施形態〕
次に、本発明の第8実施形態について、図17を参照しつつ説明する。第8実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
溶接領域R1には、横方向に対して傾斜した5本の溶接線1131,1132,1133,1134,1135が形成されている。5本の溶接線は全て同じ形状であり、略平行に配置されている。隣り合う2つの溶接線(例えば溶接線1131と溶接線1132)は、横方向に距離g2離れている。
溶接線1133は、傾斜線1133aと、傾斜線1133aの上端部において右下方に向かって折り返された第1曲折部1133bと、傾斜線1133aの下端部において左上方に向かって折り返された第2曲折部1133cとを有している。溶接線1133の上端p1及び下端p2には溶接の始点及び終点が存在しない。溶接線1131,1132,1134,1135も、溶接線1133と同様な形状である。
5本の溶接線1131,1132,1133,1134,1135は、横方向に平行な直線l81上と直線l81上以外とに存在している。
上記構成から、第8実施形態でもレーザの熱を幅方向に拡散することができるため、外板の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。また、溶接線1131,1132,1133,1134,1135が短い単位で分断されているため、溶接による入熱の放熱が、幅方向だけでなく、溶接線の端点から長手方向へも拡散するため、熱変形をより一層抑制する効果がある。
また、外板と骨部材を剥離させる方向に外力を加えた場合、溶接線1131,1132,1133,1134,1135の上端p1及び下端p2に負荷がかかるが、上端p1及び下端p2は溶接の途中部分である。溶接の途中部分は溶接の始点及び終点(e1,e2)のような欠陥が生じやすい部分でなく、また破壊の始点となりやすい部分でもないため、溶接の途中部分は溶接の始点及び終点(e1,e2)より接合力が高い。
したがって溶接線の折返し位置(上端p1及び下端p2)に負荷がかかっても骨部材が外板から外れにくい。よって本実施形態では、第1曲折部1133b及び第2曲折部1133cが形成されていない場合よりも、外板と骨部材をより強固に接続することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の第1実施形態では骨部材の長手方向に隣り合う溶接領域(例えば溶接領域R1と溶接領域R2)が離れているが、これらが接してもよい。また、隣り合う溶接領域が接している場合、隣り合う溶接領域の溶接線同士が連続してもよい。
また、図15に示す第6実施形態の溶接線931の両端を、図18に示すように中央に向かって戻してもよい。図18では、溶接線1931には、直線部1932の左右両端部に環状の左環部1933及び右環部1934が形成されている。溶接線1931は、例えば直線部1932と左環部1933の接続点となる始点B1からレーザ溶接で左環部1933を描き、続けて直線部1932及び右環部1934を描く。溶接の終点B2は直線部1932及び右環部1934との接続点となる。
図18に示す構成では、溶接の始点及び終点が溶接線1931の端部(左端及び右端)に存在しないようにできるため、図16及び図17に示す構成のように、溶接線1931の端部でも外板と骨部材を強固に接続することができる。
また、図18に示す構成を、第4実施形態の溶接線631,632・・・、変形例3の溶接線731,732、第5実施形態の溶接線831,832及び第6実施形態の溶接線932等に用いてもよい。また、溶接線1931の左端部及び右端部を他の実施形態の溶接線の左端部及び右端部に採用してもよい。
また、上述の実施形態では溶接線の線幅が一定であるが、溶接線の途中で線幅を変えてもよい。
1,2 側構体
10,810 外板
11,811 横骨部材
12,812 縦骨部材
22,23 フランジ部
30,230,330,430,530,631,632,634,635,731,732,734,735,831,832,833,834,931,932,1030,1131,1132,1133,1134,1135,1931 溶接線
60 溶接機
61 ケーシング
62 押圧部
80 領域(包囲部)
100 鉄道車両
1,R2,R3,R4 溶接領域

Claims (3)

  1. 鉄道車両の外板に骨部材をレーザ溶接する溶接方法であり、
    複数の溶接領域を前記骨部材の長手方向に離して順に形成し、
    前記溶接領域は前記骨部材の長手方向長さが幅方向長さより長い領域であり、
    各溶接領域において、前記骨部材の長手方向に平行な一本の直線上の部分と前記直線上以外の部分とを含むように一又は複数の溶接線を形成し、
    各溶接領域内をレーザ溶接するときに、
    溶接機に設けられ、底部が開口した直方体状のケーシング及び前記ケーシングの内側に配置された直方体状の押圧部を、前記外板の上に配置された前記骨部材に近付け、前記ケーシングの底部を前記骨部材により閉塞するとともに、前記ケーシング及び前記押圧部により前記骨部材と前記外板を加圧することによって、前記溶接領域を包囲する包囲部を加圧する工程と、
    前記包囲部を加圧した状態で、加圧位置を変化させることなく、前記ケーシングと前記ケーシングの底部を閉塞した前記骨部材とによって囲まれた密閉空間にレーザを照射することにより前記溶接線を形成する工程を有することを特徴とする溶接方法。
  2. 各溶接領域に一つの溶接線を形成し、
    前記一つの溶接線は、前記骨部材の長手方向に同じ周期で同じ非直線状のパターンを繰り返して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
  3. 前記一本の溶接線は、矩形状の凸部と矩形状の凹部が前記骨部材の長手方向に交互に並んだパルス列波形状であるとともに、前記骨部材の長手方向に対して垂直な方向に沿った領域を有することを特徴とする請求項2に記載の溶接方法。
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