JP6324885B2 - 溶接方法 - Google Patents
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複数の溶接領域を前記骨部材の長手方向に離して順に形成し、
前記溶接領域は前記骨部材の長手方向長さが幅方向長さより長い領域であり、
各溶接領域において、前記骨部材の長手方向に平行な一本の直線上の部分と前記直線上以外の部分とを含むように一又は複数の溶接線を形成し、
各溶接領域内をレーザ溶接するときに、
溶接機に設けられ、底部が開口した直方体状のケーシング及び前記ケーシングの内側に配置された直方体状の押圧部を、前記外板の上に配置された前記骨部材に近付け、前記ケーシングの底部を前記骨部材により閉塞するとともに、前記ケーシング及び前記押圧部により前記骨部材と前記外板を加圧することによって、前記溶接領域を包囲する包囲部を加圧する工程と、
前記包囲部を加圧した状態で、加圧位置を変化させることなく、前記ケーシングと前記ケーシングの底部を閉塞した前記骨部材とによって囲まれた密閉空間にレーザを照射することにより前記溶接線を形成する工程を有する。
鉄道車両100は、図1に示すように、進行方向に長尺な直方体状に形成され、車両の長手方向に延在した側構体1,2と、妻構体3と、屋根構体4と、底部の台枠5とを備えている。側構体1と側構体2は同様な構成である。
従来のレーザ溶接では、骨部材の長手方向一端から他端までを一直線状に連続溶接するため、溶接線幅内にレーザ光による熱が集中する。これにより溶接箇所での熱収縮量が多くなるため、角変形つまり溶接痕が生じやすい。しかし、本実施形態の方法では骨部材(横骨部材11、縦骨部材12)の長手方向に溶接領域R1,R2,R3,R4・・・を形成し、各溶接領域R1,R2,R3,R4で直線l1,l2上の部分と直線l1,l2上以外の部分とに亘って溶接線30を形成している。これにより、レーザ光による熱を幅方向に拡散することができる。よって、外板10及び骨部材(横骨部材11、縦骨部材12)の角変形を緩和できるため、外板10の意匠面に溶接痕を生じにくくすることができる。そのため外板の研磨目の方向と溶接方向を合わせなくても、溶接痕を目立たなくすることができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図8を参照しつつ説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、第2実施形態の変形例1について、図9を参照しつつ説明する。変形例1において第2実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第2実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、本発明の第3実施形態について、図10を参照しつつ説明する。第3実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、第3実施形態の変形例2について、図11を参照しつつ説明する。変形例2において第3実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第3実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、本発明の第4実施形態について、図12を参照しつつ説明する。第4実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、第4実施形態の変形例3について、図13を参照しつつ説明する。変形例3において第4実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第4実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、本発明の第5実施形態について、図14を参照しつつ説明する。第5実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、本発明の第6実施形態について、図15を参照しつつ説明する。第6実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、本発明の第7実施形態について、図16を参照しつつ説明する。第7実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
次に、本発明の第8実施形態について、図17を参照しつつ説明する。第8実施形態において第1実施形態と異なる点は、溶接線の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
したがって溶接線の折返し位置(上端p1及び下端p2)に負荷がかかっても骨部材が外板から外れにくい。よって本実施形態では、第1曲折部1133b及び第2曲折部1133cが形成されていない場合よりも、外板と骨部材をより強固に接続することができる。
10,810 外板
11,811 横骨部材
12,812 縦骨部材
22,23 フランジ部
30,230,330,430,530,631,632,634,635,731,732,734,735,831,832,833,834,931,932,1030,1131,1132,1133,1134,1135,1931 溶接線
60 溶接機
61 ケーシング
62 押圧部
80 領域(包囲部)
100 鉄道車両
R1,R2,R3,R4 溶接領域
Claims (3)
- 鉄道車両の外板に骨部材をレーザ溶接する溶接方法であり、
複数の溶接領域を前記骨部材の長手方向に離して順に形成し、
前記溶接領域は前記骨部材の長手方向長さが幅方向長さより長い領域であり、
各溶接領域において、前記骨部材の長手方向に平行な一本の直線上の部分と前記直線上以外の部分とを含むように一又は複数の溶接線を形成し、
各溶接領域内をレーザ溶接するときに、
溶接機に設けられ、底部が開口した直方体状のケーシング及び前記ケーシングの内側に配置された直方体状の押圧部を、前記外板の上に配置された前記骨部材に近付け、前記ケーシングの底部を前記骨部材により閉塞するとともに、前記ケーシング及び前記押圧部により前記骨部材と前記外板を加圧することによって、前記溶接領域を包囲する包囲部を加圧する工程と、
前記包囲部を加圧した状態で、加圧位置を変化させることなく、前記ケーシングと前記ケーシングの底部を閉塞した前記骨部材とによって囲まれた密閉空間にレーザを照射することにより前記溶接線を形成する工程を有することを特徴とする溶接方法。 - 各溶接領域に一つの溶接線を形成し、
前記一つの溶接線は、前記骨部材の長手方向に同じ周期で同じ非直線状のパターンを繰り返して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。 - 前記一本の溶接線は、矩形状の凸部と矩形状の凹部が前記骨部材の長手方向に交互に並んだパルス列波形状であるとともに、前記骨部材の長手方向に対して垂直な方向に沿った領域を有することを特徴とする請求項2に記載の溶接方法。
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