JP6323668B2 - 柔軟部材の切断装置及びその方法 - Google Patents
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Description
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、余白がない剥離紙上の柔軟部材を確実に切断できるようにすることを目的とする。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
図1及び図2に第1の実施の形態に係る柔軟部材の切断装置の概略構成を示す。図1は、切断装置の正面図を示し、図2は側面図である。
切断装置1は、作業台などの上に載置されるベース2を有し、ベース2の上方には長尺の柔軟部材W1を搬送する搬送装置3と、切断台4が搭載されている。また、ベース2の上面の両側部からは、一対のサイドプレート5が鉛直上向きに延びている。一対のサイドプレート5のそれぞれの内側面には、切断ユニット10を上下に移動可能に支持するレール6が1本ずつ固定されている。切断ユニット10は、搬送装置3の上方に配置され、下部にカッター11が固定された本体部12を有し、本体部12の両側部にはレール6に摺動自在に噛み合うスライダ13が1つずつ取り付けられている。さらに、本体部12には、寄せ機構15が上下方向に移動自在に取り付けられている。また、切断装置1には、搬送装置3や切断ユニット10をコントロールする制御装置9が設けられている。
最初に、図1及び図2に示すように、作業者が、切断ユニット10を上方に待機させた状態で柔軟部材W1を搬送装置3上に載置する。この後、制御装置9が搬送装置3の各ローラ22〜23を同期して所定の方向に回転させ、柔軟部材W1の切断予定部分をカッター11の下に移動させる。なお、用途に応じて搬送装置3の送り量を制御することによって、搬送方向d1における柔軟部材W1の切断長を変化させることができる。
図8のタイミングチャートは、横軸が時間になっており、縦軸は上から切断荷重の変化、寄せ機構15にかかる反力、反力判定結果、カッター11にかかる反力、カッター11の柔軟部材W1への接触状態、寄せ機構15の動作状態を示す。初期段階では、切断ユニット10は加圧されておらず、カッター11及び寄せ機構15は柔軟部材W1に接触していないので、各種反力は発生していない。
第2の実施の形態について図面を参照して説明する。第1の実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施の形態は、寄せ機構15を柔軟部材W1からの反力に基づいて制御する代わりに、寄せ機構15の位置で柔軟部材W1の押し潰し量を制御することを特徴とする。
図9に示すように、切断装置51は、切断ユニット10の支持部31の側部にセンサ41Aが固定されている。センサ41Aは、レーザ光等を用いてベース2との間の距離を測定する構成を有する。
柔軟部材W1の切断予定部分をカッター11の下に配置したら、切断ユニット10を一対のレール6に沿って下降させる。最初に、押圧部材39が柔軟部材W1の上面に当接する。さらに、図10に一部を拡大して示すように、切断ユニット10を下降させると、柔軟部材W1が押圧部材39に押し潰される。このとき、柔軟部材W1の幅方向d2の両端部WP1が剥離紙W2より外側に膨出する。
(付記1) 剥離紙上に配置され、前記剥離紙と同じ幅を有する柔軟部材を搬送する搬送装置と、前記柔軟部材の搬送方向に直交して配置され、前記柔軟部材を切断するカッターと、前記カッターを挟んで少なくとも1つずつ配置され、前記柔軟部材を上方から押圧する複数の押圧部材を前記柔軟部材の搬送方向と直交する幅方向で、かつ前記押圧部材同士が互いに近接する方向に移動可能に有する寄せ機構と、を含むことを特徴とする柔軟部材の切断装置。
(付記2) 前記押圧部材に押し潰された前記柔軟部材の端部を前記剥離紙の幅以下になるまで前記押圧部材を移動させる制御装置を含む付記1に記載の柔軟部材の切断装置。
(付記3) 前記押圧部材で前記柔軟部材の押圧するときに発生する反力を検出するセンサを有し、前記制御装置は、前記センサで検出する反力が所定値に達したら、前記押圧部材を移動させることを特徴とする付記2に記載の柔軟部材の切断装置。
(付記4) 前記剥離紙上の前記柔軟部材の厚さ方向における前記押圧部材の高さを計測するセンサを有し、前記制御装置は、前記センサで検出する前記押圧部材の高さが所定値に達したら、前記押圧部材を移動させることを特徴とする付記2に記載の柔軟部材の切断装置。
(付記5) 剥離紙上に配置され、前記剥離紙と同じ幅を有する柔軟部材を搬送装置上に載置し、前記搬送装置で前記柔軟部材をカッターの下方に搬送し、前記柔軟部材の搬送方向に直交して配置された前記カッターと、前記カッターを挟んで配置された一対の寄せ機構を下降させ、前記カッターより先に前記寄せ機構の押圧部材を前記柔軟部材に上方から当接させ、前記柔軟部材を押圧しながら前記押圧部材を前記柔軟部材の搬送方向と直交する方向で、かつ前記柔軟部材の中央に向かう方向に移動させた後、前記カッターで前記柔軟部材を切断することを特徴とする柔軟部材の切断方法。
(付記6) 前記柔軟部材を押圧しながら前記押圧部材を前記柔軟部材の搬送方向と直交する方向に移動させることは、前記押圧部材に押圧されて前記剥離紙の外側に膨出した前記柔軟部材を前記剥離紙の幅以下に寄せることを含む付記5に記載の柔軟部材の切断方法。
(付記7) 前記押圧部材で前記柔軟部材の押圧するときに発生する反力が所定値に達したら、前記押圧部材を移動させることを特徴とする付記5又は付記6に記載の柔軟部材の切断装置。
(付記8) 前記剥離紙上の前記柔軟部材の厚さ方向における前記押圧部材の高さが所定値に達したら、前記押圧部材を移動させることを特徴とする付記5又は付記6に記載の柔軟部材の切断装置。
3 搬送装置
9 制御装置
11 カッター
15 寄せ機構
39 押圧部材
41,41A センサ
W1 柔軟部材
W2 剥離紙
Claims (5)
- 剥離紙上に配置され、前記剥離紙と同じ幅を有する柔軟部材を搬送する搬送機構と、
前記柔軟部材の搬送方向に直交する幅方向に配置され、前記柔軟部材を切断するカッターと、
前記カッターのうち前記搬送方向の前と後において、前記幅方向に間隔をおいて配置され、前記柔軟部材を上方から押圧する複数の押圧部材と、
前記柔軟部材の前記幅方向で、かつ前記押圧部材同士が互いに近接する方向に前記押圧部材を移動可能に支持する寄せ機構と、
を含むことを特徴とする柔軟部材の切断装置。 - 前記押圧部材に押し潰された前記柔軟部材の端部を前記剥離紙の幅以下になるまで前記押圧部材を移動させる制御装置を含む請求項1に記載の柔軟部材の切断装置。
- 前記押圧部材で前記柔軟部材を押圧するときに発生する反力を検出するセンサを有し、前記制御装置は、前記センサで検出する前記反力が所定値に達したら、前記押圧部材を移動させることを特徴とする請求項2に記載の柔軟部材の切断装置。
- 前記剥離紙上の前記柔軟部材の厚さ方向における前記押圧部材の高さを計測するセンサを有し、前記制御装置は、前記センサで検出する前記押圧部材の前記高さが所定値に達したら、前記押圧部材を移動させることを特徴とする請求項2に記載の柔軟部材の切断装置。
- 剥離紙上に配置され、前記剥離紙と同じ幅を有する柔軟部材を搬送装置上に載置し、
前記搬送装置で前記柔軟部材をカッターの下方に搬送し、
前記柔軟部材の搬送方向に直交して配置された前記カッターと、前記カッターを挟んで配置された一対の寄せ機構を下降させ、
前記カッターより先に前記寄せ機構の押圧部材を前記柔軟部材に上方から当接させ、前記柔軟部材を押圧しながら前記押圧部材を前記柔軟部材の搬送方向と直交する方向で、かつ前記柔軟部材の中央に向かう方向に移動させた後、前記カッターで前記柔軟部材を切断することを特徴とする柔軟部材の切断方法。
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