JP6323024B2 - 伝送装置及び伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、伝送装置及び伝送方法に関する。
ITU(International Telecommunication Union)−TG.709規格に示されるOTN(Optical Transport Network)伝送方式は、光ネットワークに流入するクライアント信号を格納してOPU(Optical channel Transport Unit)として伝送する方式である。OTUには、クライアント信号を格納するペイロードに加え、OPU(Optical channel Payload Unit)のOH(Over Head)やODU(Optical channel Data Unit)のOHが格納されている。
OTN伝送方式には、伝送レートの異なる複数種のクライアント信号を1つの信号に格納できる。複数種のOTUが定義されている。例えば、OTU0には、約1.25Gbpsまでのクライアント信号、OTU1には、約2.5Gbpsまでのクライアント信号が格納できる。また、OTU2には、約10Gbpsまでのクライアント信号、OTU3には、約40Gbpsまでのクライアント信号、OTU4には、約100Gbpsのクライアント信号が格納できる。そして、OTUには、複数種のODUが格納可能である。
複数種のODUとして、例えば、ODU0には、約1.25Gbpsまでのクライアント信号、ODU1には、約2.5Gbpsまでのクライアント信号が格納できる。また、ODU2には、約10Gbpsまでのクライアント信号、ODU3には、約40Gbpsまでのクライアント信号、ODU4には、約100Gbpsのクライアント信号が格納できる。
ODUは、下位レベルのODUを格納可能にし、例えば、ODU4は、ODU0、ODU1、ODU2やODU3を格納可能にし、ODU3は、ODU0、ODU1やODU2を格納可能にしている。しかも、ODUは、下位レベルのODUを多段にネストして格納できるマルチステージ方式を採用している。尚、下位レベルのODUを格納しているODUは、HO(High Order)−ODUとする。下位レベルのODUを格納していないODUは、LO(Low Order)−ODUとする。マルチステージ方式のODU4は、例えば、8個のLO−ODU0を夫々格納した2個のHO−ODU2と、4個のLO−ODU2を夫々格納した2個のHO−ODU3とを多重化したものである。
そして、OTNに準拠した伝送装置の分離部では、OTNから受信したOTU内のHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する。図16は、OTU内のHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。尚、OTUは、説明の便宜上、OTU4とし、OTU4内にはODU4が格納され、ODU4内にはHO−ODU3#1、#2及びHO−ODU2#1、#2が格納されている。更に、HO−ODU3#1にはLO−ODU2#1〜#4、HO−ODU3#2にはLO−ODU2#5〜#8、HO−ODU2#1にはLO−ODU0#1〜#8、HO−ODU2#2にはLO−ODU0#1〜#8が格納されている。
図16に示す分離部100は、ODU4分離部101と、2個のODU3分離部102と、8個のODU2分離部103と、2個のODU3処理部104と、8個のODU2処理部105と、セレクタ106とを有する。
ODU4分離部101は、HO−ODU4からHO−ODU3及びHO−ODU2を抽出すると共に、HO−ODU4内のマッピング構成を示すHO−MSI(Multiplex Structure Identifier)情報を抽出する。尚、HO−ODU4のHO−MSI情報は、80TS(Tributary Slot)で構成し、TS単位でODU4内の全LO−ODUのマッピング構成を示すMSI情報を管理している。また、TSは、OTU内の各LO−ODUのデータを格納するペイロード領域を識別するもの、言い換えると、当該ペイロード領域に格納されたLO−ODUを識別するものである。
各ODU3分離部102は、ODU4分離部101で抽出されたHO−ODU3からLO−ODU2を抽出すると共に、HO−ODU3のLO−MSI情報を抽出する。尚、HO−ODU3のLO−MSI情報は、32TSで構成し、TS単位でODU3内の全LO−ODUのMSI情報を管理している。
各ODU2分離部103は、ODU4分離部101で抽出されたHO−ODU2からLO−ODU0を抽出すると共に、HO−ODU2のLO−MSI情報を抽出する。尚、HO−ODU2のLO−MSI情報は、8TSで構成し、TS単位でODU2内の全LO−ODUのMSI情報を管理している。
各ODU3処理部104は、ODU3分離部102毎に備えられ、HO−ODU3内のOH等を監視し、HO−ODU3内の各LO−ODU2のデータをTS単位でMSI値毎に抽出する。各ODU2処理部105は、ODU2分離部103毎に備え、HO−ODU2内のOH等を監視し、HO−ODU2内の各LO−ODU0のデータをTS単位でMSI値毎に抽出する。
次に分離部100の動作の一例について説明する。ODU4分離部101は、HO−ODU4からHO−ODU3#1〜#2、HO−ODU2#1〜#2を抽出すると共に、HO−ODU4の80TS分のHO−MSI情報を抽出し、HO−MSI情報をセレクタ106に通知する。
ODU3分離部102Aは、HO−ODU3#1からLO−ODU2#1〜#4を抽出すると共に、HO−ODU3#1の32TS分のLO−MSI情報を抽出する。更に、ODU3分離部102Aは、LO−MSI情報をODU3分離部102A対応のODU3処理部104Aに通知する。図17の(A)は、ODU3分離部102A対応のLO−MSI情報である。TS1〜TS8はLO−ODU2#1でMSI値“80hex”、TS9〜TS16はLO−ODU2#2でMSI値“81hex”としている。更に、TS17〜TS24はLO−ODU2#3でMSI値“82hex”、TS25〜TS32はLO−ODU2#4でMSI値“83hex”としている。尚、hexは、16進数表記である。
また、ODU3分離部102Bは、HO−ODU3#2からLO−ODU2#5〜#8を抽出すると共に、HO−ODU3#2の32TS分のLO−MSI情報を抽出する。更に、ODU3分離部102Bは、LO−MSI情報をODU3分離部102B対応のODU3処理部104Bに通知する。図17の(B)は、ODU3分離部102B対応のLO−MSI情報である。TS1〜TS8はLO−ODU2#5でMSI値“80hex”、TS9〜TS16はLO−ODU2#6でMSI値“81hex”、TS17〜TS24はLO−ODU2#7でMSI値“82hex”、TS25〜TS32はLO−ODU2#8でMSI値“83hex”としている。
ODU2分離部103Aは、HO−ODU2#1からLO−ODU0#1〜#8を抽出すると共に、HO−ODU2#1の8TS分のLO−MSI情報を抽出する。更に、ODU2分離部103Aは、LO−MSI情報をODU2分離部103A対応のODU2処理部105Aに通知する。また、ODU2分離部103Bは、HO−ODU2#2からLO−ODU0#1〜#8を抽出すると共に、HO−ODU2#2の8TS分のLO−MSI情報を抽出する。更に、ODU2分離部103Bは、LO−MSI情報をODU2分離部103B対応のODU2処理部105Bに通知する。
ODU3処理部104Aは、ODU3分離部102AからのLO−MSI情報に基づき、LO−ODU3#1からLO−ODU2#1〜#4のデータを抽出する。そして、ODU3処理部104Aは、LO−ODU2#1〜#4のデータをセレクタ106に出力する。また、ODU3処理部104Bは、ODU3分離部102BからのLO−MSI情報に基づき、LO−ODU3#2からLO−ODU2#5〜#8のデータを抽出する。そして、ODU3処理部104Bは、LO−ODU2#5〜#8のデータをセレクタ106に出力する。
ODU2処理部105Aは、ODU2分離部103AからのLO−MSI情報に基づき、LO−ODU2#1からLO−ODU0#1〜#8のデータを抽出する。そして、ODU2処理部105Aは、LO−ODU0#1〜#8のデータをセレクタ106に出力する。
また、ODU2処理部105Bは、ODU2分離部103BからのLO−MSI情報に基づき、LO−ODU2#2からLO−ODU0#1〜#8のデータを抽出する。そして、ODU2処理部105Bは、LO−ODU0#1〜#8のデータをセレクタ106に出力する。セレクタ106は、LO−ODU2#1〜#8、HO−ODU2#1のLO−ODU0#1〜#8及びHO−ODU2#2のLO−ODU0#1〜#8のデータ、すなわちODU4の80TS分のLO−ODUのデータを出力できる。
特開2011−146917号公報
伝送装置では、ODU4からLO−ODUのデータを出力する際、ODU4から80TS分のLO−ODUのデータを出力することになるため、80TS分のデータを処理するODU処理部を備えればよい。しかしながら、伝送装置では、ODU4内に格納できる複数種のODUの組み合わせパターンを考慮すると、ODU3分離部102及びODU2分離部103毎にODU処理部104(105)を設ける必要がある。その結果、伝送装置では、HO−ODU3の2個分のODU3処理部(64TS)及びHO−ODU2の10個分のODU2処理部(80TS)の最大144TS分のODU処理部104及び105を設ける必要がある。従って、使用しないODU処理部が増えてしまうため、その回路規模が大きくなって消費電力が増加する。
一つの側面では、回路規模を小さくし、消費電力の削減を図る伝送装置及び伝送方法を提供することを目的とする。
一つの案の伝送装置は、第1の信号を格納した第2の信号をさらに格納した第3の信号から前記第2の信号対応の前記第1の信号毎に当該第1の信号を識別する第1の識別情報を抽出する第1の抽出部を有する。伝送装置は、前記第2の信号対応の前記第1の信号毎の前記第1の識別情報を前記第3の信号対応の前記第1の信号毎の前記第2の識別情報に変換する変換部を有する。更に、伝送装置は、前記変換部にて変換された前記第2の識別情報に基づき、前記第3の信号から前記第1の信号を抽出する第2の抽出部を有する。
回路規模を小さくし、消費電力の削減を図る。
図1は、実施例1の伝送システムの一例を示す説明図である。 図2は、実施例1のADMの一例を示すブロック図である。 図3は、OTU4のマッピング構成の例を示す説明図である。 図4は、実施例1のADMのHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。 図5は、各ODU3分離部で抽出したLO−MSI情報の一例を示す説明図である。 図6は、実施例2のADMの一例を示すブロック図である。 図7は、実施例2のADMのHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。 図8は、HO−ODUからMSI情報を抽出する際の動作の一例を示す説明図である。 図9は、MSI処理部の一例を示すブロック図である。 図10は、HO−MSI情報からPT及びODUステートを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。 図11は、OPU2及びOPU3対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する際の動作の一例を示す説明図である。 図12は、MSI処理部のMSI変換動作の一例を示す説明図である。 図13は、MSI処理部のMSI変換動作の一例を示す説明図である。 図14は、MSI処理部のMSI変換動作の一例を示す説明図である。 図15は、MSI値変換処理に関わるMSI処理部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図16は、HO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。 図17は、各ODU3分離部で抽出したLO−MSI情報の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する伝送装置及び伝送方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の伝送システムの一例を示す説明図である。図1に示す伝送システム1は、OTN側のWAN(Wide Area Network)2と、Sonet/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy)側のWAN3と、Ethernet(登録商標)側のLAN(Local Area Network)4とを有している。OTN側のWAN2には、複数台の伝送装置である光波長多重装置(以下、単にADMと称する:Add Drop Multiplexer)5が接続されている。Sonet/SDH側のWAN3には、複数台のADM9が接続されている。
LAN4には、クライアント6と接続する複数のL2SW(Layer 2 Switch)7が接続されている。OTN側のWAN2内のADM5は、LAN4内のL2SW7やASW(Aggregate Switch)8と接続して、クライアント6とWAN2との間の通信を中継する。
図2は、実施例1のADM5の一例を示すブロック図である。図2に示すADM5は、クライアントI/F10と、ネットワークI/F20と、クロスコネクト部30とを有する。クライアントI/F10は、L2SW7やASW8との間での通信を司るインタフェースである。ネットワークI/F20は、OTN側のWAN2との間での通信を司るインタフェースである。クロスコネクト部30は、クライアントI/F10とネットワークI/F20との間、クライアントI/F10同士間やネットワークI/F20同士間の通信を切替接続するスイッチである。
クライアントI/F10は、第1のI/F11と、符号化部12と、第1の変調部13と、第1の復調部14と、復号化部15とを有する。第1のI/F11は、例えば、ASW8やL2SW7との間での通信を司るインタフェースである。符号化部12は、第1のI/F11を通じてASW8やL2SW7からのクライアント信号の流入を監視し、その監視結果に基づき、クライアント信号のデータをLO−ODU内にフレーム化する。第1の変調部13は、LO−ODU内のデータを内部信号に変調し、変調した内部信号をクロスコネクト部30に伝送する。
第1の復調部14は、クロスコネクト部30からの内部信号をLO−ODUのデータに復調する。復号化部15は、LO−ODUのデータをクライアント信号に復号化し、クライアント信号を第1のI/F11経由でクライアント6側のL2SW7に出力する。
ネットワークI/F20は、第2の復調部21と、ODU処理部22と、多重部23と、第2のI/F24と、分離部25と、第2の変調部26とを有する。第2の復調部21は、クロスコネクト部30からの内部信号をLO−ODUのデータに復調する。ODU処理部22は、ODU内のOH等の検出や挿入等の各種信号を監視する。多重部23は、監視結果に基づき、複数のLO−ODUを多重化したOTUを生成する。尚、OTUは、例えば、複数のLO−ODUをHO−ODUに多段にネストして多重化したマルチステージ方式の信号である。第2のI/F24は、OTN側のWAN2との間での通信を司るインタフェースである。多重部23は、LO−ODUを多重化してOTUを生成し、OTUを第2のI/F24経由で出力する。
分離部25は、第2のI/F24経由でOTU内のHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する。ODU処理部22は、分離部25で抽出された各LO−ODUのデータを抽出する。第2の変調部26は、LO−ODUのデータを内部信号に変調し、変調した内部信号をクロスコネクト部30に伝送する。
図3は、OTU4のマッピング構成の一例を示す説明図である。図3の(A)に示すOTU4は、OTU4のHO−ODU4で構成し、HO−ODU4は、2個のHO−ODU3#1及び#2と、2個のHO−ODU2#1及び#2とを格納している。HO−ODU3#1は、4個のLO−ODU2#1〜#4を格納している。更に、HO−ODU3#2は、4個のLO−ODU2#5〜#8を格納している。HO−ODU2#1は、8個のLO−ODU0#1〜#8を格納している。更に、HO−ODU2#2は、8個のLO−ODU0#1〜#8を格納している。
また、図3の(B)に示すOTU4は、OTU4のHO−ODU4で構成し、HO−ODU4は、10個のHO−ODU2#1〜#10を格納している。HO−ODU2#1〜#10は、夫々8個のLO−ODU0#1〜#8を格納している。
図4は、実施例1のADM5のHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。図4に示す分離部25は、ODU4分離部41と、2個のODU3分離部42と、10個のODU2分離部43と、セレクタ44とを有する。ODU4分離部41は、HO−ODU4からHO−ODU3#1、HO−ODU3#2、HO−ODU2#1及びHO−ODU2#2を抽出する。ODU3分離部42Aは、ODU4分離部41で抽出されたHO−ODU3#1からLO−ODU2#1〜#4を抽出すると共に、HO−ODU3#1のLO−MSI情報を抽出する。ODU3分離部42Aは、HO−ODU3#1内のLO−ODU2#1〜#4のデータをセレクタ44に出力すると共に、ODU3#1のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
ODU3分離部42Bは、ODU4分離部41で抽出されたHO−ODU3#2からLO−ODU2#5〜#8を抽出すると共に、HO−ODU3#2のLO−MSI情報を抽出する。ODU3分離部42Bは、HO−ODU3#2のLO−ODU2#5〜#8のデータをセレクタ44に出力すると共に、HO−ODU3#2のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
ODU2分離部43Aは、ODU4分離部41で抽出されたHO−ODU2#1からLO−ODU0#1〜#8を抽出すると共に、HO−ODU2#1のLO−MSI情報を抽出する。ODU2分離部43Aは、HO−ODU2#1のLO−ODU0#1〜#8のデータをセレクタ44に出力すると共に、HO−ODU2#1のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
ODU2分離部43Bは、ODU4分離部41で抽出されたHO−ODU2#2からLO−ODU0#1〜#8を抽出すると共に、HO−ODU2#2のLO−MSI情報を抽出する。ODU2分離部43Bは、HO−ODU2#2のLO−ODU0#1〜#8のデータをセレクタ44に出力すると共に、HO−ODU2#2のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
セレクタ44は、各LO−MSI情報に基づき、80TS分のLO−ODUのデータを選択出力し、LO−ODUのデータをODU処理部22に伝送する。ODU処理部22は、セレクタ44で選択出力されたODU4内の80TS分のLO−ODUのデータを出力する。
実施例1のADM5では、分離部25内のODU分離部42,43毎にODU処理部を設けなくても、ODU4分離部41対応の単一のODU処理部22を設けるだけで済む。ADM5は、ODU4内の80TS分のLO−ODUのデータを単一のODU処理部22で抽出できる。その結果、ODU処理部を144TSから80TSへと45%程度削減できるため、その回路規模を縮小し、その消費電力も削減できる。
しかしながら、上記実施例1では、LO−ODUのMSI値は同一伝送路で提供されるものではなく、様々な伝送路で提供される。従って、ODU3#1内のLO−ODU0#1〜#4のTS毎のMSI値と、ODU3#2内のLO−ODU0#5〜#8のTS毎のMSI値とがバッティングする場合がある。図5は、各ODU3分離部42A(42B)で抽出したLO−MSI情報の一例を示す説明図である。図5(A)に示すODU3#1内のLO−ODU0#1〜#4のTS毎のMSI値と、図5(B)に示すODU3#2内のLO−ODU0#5〜#8のTS毎のMSI値とが重複している。例えば、ODU3#1のLO−ODU0#1のMSI値と、ODU3#2のLO−ODU0#5のMSI値とが“80hex”で重複している。
ODU処理部22は、LO−ODU0#1及びLO−ODU0#5のTSに対応するMSI値が同一のため、LO−ODU0#1とLO−ODU0#5とを同一のODUと判断する。ODU処理部22は、ITU−TG.709/Y.1331の規定に基づき、同一MSI値を有するLO−ODUを同一LO−ODUと判断している。ODU処理部22は、16TS分のMSI値“80hex”で、LO−ODU0#1及びLO−ODU0#5を同一LO−ODUと判断し、LO−ODU0flex16と誤判定してしまう。
そこで、このような事態に対処すべく、異なるLO−ODU間でのMSI値の重複を防止するMSI値変換処理を備えたADM5Aの実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。
図6は、実施例2のADM5Aの一例を示すブロック図である。尚、図2に示すADM5と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図6に示すADM5Aが図2に示すADM5と異なるところは、ネットワークI/F20A内のODU処理部22と分離部25との間にMSI処理部50を設けた点にある。
図7は、実施例2のADM5AのHO−ODUからLO−ODUのデータを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。図7に示すODU4分離部41Aは、HO−ODU4からHO−ODU3#1、HO−ODU3#2、HO−ODU2#1及びHO−ODU2#2を抽出すると共に、HO−ODU4内のHO−MSI情報をセレクタ44及びMSI処理部50に通知する。
図8は、HO−ODUからHO−MSI情報を抽出する際の動作の一例を示す説明図である。図8に示すOTU4は、ODUOHと、OPUOHと、OPU Payloadとを有する。OPUOHは、PSI(Payload Structure Identifier)を有し、PSI内にPayloadType及びTS単位のMSI値が格納してある。ODU4分離部41Aは、図8に示すPSIからPayloadType及び、ODU4のHO−MSI情報を抽出する。
ODU3分離部42Aは、ODU4分離部41Aで抽出されたHO−ODU3#1からLO−ODU2#1〜#4を抽出すると共に、HO−ODU3#1のLO−MSI情報を抽出する。ODU3分離部42Aは、HO−ODU3#1のLO−ODU2#1〜#4のデータをセレクタ44に出力すると共に、HO−ODU3#1のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
ODU3分離部42Bは、ODU4分離部41Aで抽出されたHO−ODU3#2からLO−ODU2#5〜#8を抽出すると共に、HO−ODU3#2のLO−MSI情報を抽出する。ODU3分離部42Bは、HO−ODU3#2のLO−ODU2#5〜#8のデータをセレクタ44に出力すると共に、HO−ODU3#2のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
ODU2分離部43Aは、ODU4分離部41Aで抽出されたHO−ODU2#1からLO−ODU0#1〜#8を抽出すると共に、HO−ODU2#1のLO−MSI情報を抽出する。ODU2分離部43Aは、HO−ODU2#1のLO−ODU0#1〜#8のデータをセレクタ44に入力すると共に、HO−ODU2#1のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
ODU2分離部43Bは、ODU4分離部41Aで抽出されたHO−ODU2#2からLO−ODU0#1〜#8を抽出すると共に、HO−ODU2#2のLO−MSI情報を抽出する。ODU2分離部43Bは、HO−ODU2#2のLO−ODU0#1〜#8のデータをセレクタ44に出力すると共に、HO−ODU2#2のLO−MSI情報をセレクタ44に通知する。
セレクタ44は、各LO−MSI情報に基づき、ODU4内の80TS分のLO−ODUのデータを選択出力し、LO−ODUのデータをODU処理部22に出力する。ODU処理部22は、セレクタ44で選択出力されたODU4内の80TS分のLO−ODUのデータを抽出する。
図9は、MSI処理部50の一例を示す説明図である。図9に示すMSI処理部50は、識別部51と、変換部52と、監視部53と、変更部54とを有する。図10は、HO−MSI情報からPT及びODUステートを抽出する際の動作の一例を示す説明図である。識別部51は、ODU4分離部41AからのHO−MSI情報に基づき、図10に示すように、例えば、ODU4、ODU3#1、ODU3#2やODU2#1等のODUステートを識別する。変換部52は、ODU4分離部41AからのPayloadType(PT)を識別する。尚、PayloadTypeには、1.25Gbps/TS又は2.5Gbps/TSの2種類ある。
変換部52は、PayloadType、ODUステート、各ODU3分離部42及びODU2分離部43からのLO−MSI情報に基づき、OPU3及びOPU2対応のLO−ODUのMSI値をOPU4対応のLO−ODUのMSI値に変換する。変換部52は、OPU2及びOPU3対応のLO−ODUのMSI値を80TS分のOPU4対応のLO−ODUのMSI値に変換する。図11は、OPU2及びOPU3対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する際の動作の一例を示す説明図である。変換部52は、ODUステート及びPayloadTypeに基づき、OPU2及びOPU3対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する。変換部52は、ODUステートがODU3、PayloadTypeが“1.25G”の場合、変換表200Aを参照し、OPU3対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する。変換部52は、ODUステートがODU3、PayloadTypeが“2.5G”の場合、変換表200Bを参照し、OPU3対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する。変換部52は、ODUステートがODU2、PayloadTypeが“1.25G”の場合、変換表200Cを参照し、OPU2対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する。変換部52は、ODUステートがODU2、PayloadTypeが“2.5G”の場合、変換表200Dを参照し、OPU2対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する。
監視部53は、変換部52で変換されたOPU4対応のLO−ODUのMSI値及び、識別部51からのODUステートに基づき、OPU4対応のLO−MSI値の変化又はODUステートの変化を検出したか否かを判定する。変更部54は、OPU4対応のLO−MSI値の変化又はODUステートの変化を検出した場合、OPU4対応のMSI値の内、未使用のMSI値を取得する。変更部54は、変化を検出したMSI値又はODUステート変化を検出したLO−ODU対応の全てのMSI値を未使用のMSI値に変更する。
また、監視部53は、OPU4対応のLO−MSI値の変化又はODUステートの変化を検出した場合、異なるLO−ODU間で重複したMSI値があるか否かをTS単位で判定する。変更部54は、異なるLO−ODU間で重複したMSI値がある場合、OPU4対応のMSI値の内、未使用のMSI値を取得する。更に、変更部54は、重複したMSI値の内、変化のあったMSI値若しくはODUステート変化のあったMSI値を未使用のMSI値に変更する。その結果、OPU4対応の80TS分のMSI値の内、異なるLO−ODU間で重複したMSI値の発生を回避できる。
図12は、MSI処理部50のMSI変換動作の一例を示す説明図である。例えば、TS1〜TS4をLO−ODU2#1、TS5〜TS8をLO−ODU2#2、TS9をLO−ODU1#1、TS10をLO−ODU1#2としている。また、LO−ODU2#1のMSI値を“0x80”、LO−ODU2#2のMSI値を“0x80”、LO−ODU1#1のMSI値を“0x82”、LO−ODU1#2のMSI値を“0x83”としている。
監視部53は、LO−ODU2#1のTS1〜TS4と、LO−ODU2#2のTS5〜TS8との間でMSI値“0x80”が重複していると判定する。変更部54は、未使用のMSI値“0x81”を取得している。
変更部54は、LO−ODU2#2のTS5〜TS8のMSI値“0x80”を未使用のMSI値“0x81”に変更する。この際、変更部54は、TS5〜TS8以外のMSI値を変更することなく、TS5〜TS8以外の他のTSのMSI値に影響を与えないものとする。
図13は、MSI処理部50のMSI変換動作の一例を示す説明図である。例えば、TS1〜TS4をLO−ODU2#1、TS5をLO−ODU1#1、TS6をLO−ODU1#2等とし、TS1〜TS4のMSI値を“0x0A”、TS5のMSI値を“0x01”、TS6のMSI値を“0x02”としている。
監視部53は、TS3の“未使用”を検出すると、MSI値の変化又はODUステートの変化の検出と判定する。変更部54は、TS3の“未使用”を検出した場合、TS1〜TS4のLO−ODU2#1以外のMSI値を変更することなく、TS3と同一のLO−ODU2#1対応のTS1、TS2及びTS4のMSI値を未使用のMSI値“0x07”に変更する。
図14は、MSI処理部50のMSI変換動作の一例を示す説明図である。例えば、TS1〜TS4のLO−ODU#1とし、TS1〜TS4のMSI値を“0x0A”、TS5のMSI値を“0x01”としている。そして、LO−ODU#1のTS1〜TS4にTS5の追加が発生したとする。
監視部53は、LO−ODU#1のTS1〜TS4にTS5の追加が生じた場合、すなわちMSI値の変化を検出したと判定する。変更部54は、TS5の追加が生じた場合、例えば、TS1〜TS5以外のTS6〜TS10のMSI値を変更することなく、TS1〜TS5のMSI値を未使用のMSI値“0x07”に変更する。
次に、実施例2のADM5Aの動作について説明する。図15は、MSI値変換処理に関わるMSI処理部50の処理動作の一例を示すフローチャートである。図15においてMSI処理部50の監視部53は、OPU4のLO−ODUのMSI値又はODUステートの変化を検出したか否かを判定する(ステップS11)。監視部53は、OPU4のLO−ODUのMSI値又はODUステートの変化を検出した場合(ステップS11肯定)、TSnの“n”を1に設定する(ステップS12)。尚、“n”は、TSを識別する16進数の番号である。監視部53は、n=80であるか否かを判定する(ステップS13)。監視部53は、n=80の場合(ステップS13肯定)、全てのTSの対象選択が完了と判断し、OPU4対応のMSI値又はODUステートの変化を検出したか否かを判定すべく、ステップS11に移行する。
監視部53は、n=80でない場合(ステップS13否定)、次のTSを対象選択すべく、n=n+1に設定し(ステップS14)、対象TSnのOPU4のMSI値又はODUステートの変化を検出したか否かを判定する(ステップS15)。監視部53は、対象TSnのOPU4対応のMSI値又はODUステートの変化を検出した場合(ステップS15肯定)、対象TSnのMSI値が更新済みであるか否かを判定する(ステップS16)。
監視部53は、対象TSnのMSI値が更新済みでない場合(ステップS16否定)、対象TSnと同一グループのTSがあるか否かを判定する(ステップS17)。尚、対象TSnのグループは、対象TSnのLO−ODUに相当し、同一グループのTSは、同一のLO−ODUに属するTSに相当する。
監視部53は、対象TSnと同一グループのTSがある場合(ステップS17肯定)、対象TSnのMSI値が他のグループ内のTSのMSI値と重複しているか否かを判定する(ステップS18)。MSI処理部50の変更部54は、対象TSnのMSI値が他のグループ内のTSのMSI値と重複している場合(ステップS18肯定)、図12及び図14に示すように対象TSnの属するグループのMSI値を未使用のMSI値に変更する(ステップS19)。更に、監視部53は、未使用のMSI値に変更した後、n=80であるか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。
変更部54は、対象TSnのMSI値が他のグループ内のTSのMSI値と重複していない場合(ステップS18否定)、対象TSnの属するグループのMSI値をOPU4対応のMSI値に更新する(ステップS20)。更に、監視部53は、MSI値を更新した後、n=80であるか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。
監視部53は、対象TSnと同一グループのTSがない場合(ステップS17否定)、対象TSnのMSI値が他のTSのMSI値と重複しているか否かを判定する(ステップS21)。変更部54は、対象TSnのMSI値が他のTSのMSI値と重複している場合(ステップS21肯定)、対象TSnのMSI値を未使用のMSI値に変更し(ステップS22)、n=80であるか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。
変更部54は、対象TSnのMSI値が他のTSのMSI値と重複していない場合(ステップS21否定)、対象TSnのMSI値をOPU4対応のMSI値に更新し(ステップS23)、n=80であるか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。
監視部53は、対象TSnのOPU4対応のMSI値又はODUステートの変化を検出しなかった場合(ステップS15否定)、n=80であるか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。監視部53は、対象TSnのMSI値が更新済みである場合(ステップS16肯定)、ステップS13に移行する。
図15に示すMSI値変換処理のMSI処理部50は、OPU4対応のMSI値又はODUステートの変化を検出した場合、対象TSnと同一グループのTSがあり、対象TSnのMSI値が他のグループ内のTSのMSI値と重複しているか否かを判定する。更に、MSI処理部50は、対象TSnのMSI値が他のグループ内のTSのMSI値と重複している場合に、対象TSnが属するグループのMSI値を未使用のMSI値に変更する。その結果、変化のあったグループのMSI値のみを更新し、変化のない他のグループのMSI値に影響を与えることはなく、無駄な処理を回避できる。しかも、異なるLO−ODU間でのMSI値の重複を防止し、LO−ODUの誤判定が防止できる。
MSI処理部50は、対象TSnのMSI値が他のグループ内のTSのMSI値と重複していない場合に、対象TSnの属するグループのMSI値を更新する。
MSI処理部50は、対象TSnと同一グループのTSがなく、対象TSnのMSI値が他のTSのMSI値と重複する場合、対象TSnのMSI値を未使用のMSI値に変更する。その結果、異なるLO−ODU間でのMSI値の重複を防止し、LO−ODUの誤判定が防止できる。
MSI処理部50は、対象TSnと同一グループのTSがなく、対象TSnのMSI値が他のTSのMSI値と重複しない場合、対象TSnのMSI値を更新する。
実施例2のADM5Aは、マルチステージ方式のOTU4からOPU2/OPU3対応のLO−ODU毎のMSI値を各分離部25で抽出し、抽出されたOPU2/OPU3対応のMSI値をOPU4対応のMSI値に変換する。ADM5Aは、OPU4対応のLO−ODUのMSI値に基づき、ODU4内の全LO−ODUをOPU4対応の単一のODU処理部22で一括処理する。その結果、従来、複数回に分けて行っていたデマッピングを纏めて行うため、デマッピング回路となるODU処理部22の回路規模を小さくし、その消費電力を削減できる。
ADM5Aは、LO−ODUの変化又はMSI値の変化を検出した場合、LO−ODUの変化又はMSI値の変化を検出したLO−ODUのMSI値を未使用のMSI値に変更する。その結果、異なるLO−ODU間でのMSI値の重複を防止し、LO−ODUの誤判定を防止できる。
しかも、ADM5Aは、未使用のMSI値を用いるため、重複のMSI値はなく、ODU4対応のMSI値を用いて80TS分のMSI値のLO−ODUのデータを出力する単一のODU4処理部で済む。その結果、その回路規模を小さくし、ADM5A全体の消費電力を抑制できる。
ADM5Aは、LO−ODUの変化又はMSI値の変化を検出した場合に、OPU4対応のLO−ODU毎のMSI値の内、異なるLO−ODU間でMSI値の重複を検出したか否かを判定する。ADM5Aは、異なるLO−ODU間でMSI値の重複を検出した場合、重複を検出したMSI値を未使用のMSI値に変更する。その結果、異なるLO−ODU間でのMSI値の重複を防止し、LO−ODUの誤判定が防止できる。
ADM5Aは、異なるLO−ODU間でMSI値の重複を検出した場合に、当該重複を検出したMSI値の内、変化を検出したMSI値を変更する。その結果、変化のない他のMSI値に影響を与えることがないため、無駄な処理を回避できる。
尚、上記実施例2のADM5Aは、LO−ODUを2段階にネストして多重化したOTUを例示したが、例えば、2段階に限定されるものではなく、ODUを3段階以上の複数段にネストして多重化したOTUにも適用可能である。
MSI処理部50は、変換部54をハードウェア処理で実現したが、変換部54をソフトウェア処理で実現しても良い。
上記実施例のADM5Aは、LO−ODUを格納したHO−ODUを複数段にネストして多重化したが、そのODUの組み合わせパターンは適宜変更可能である。
ADM5Aでは、異なるLO−ODU間でのMSI値が重複した場合、重複のMSI値の内、変化が検出されたMSI値を未使用のMSI値に変更したが、変化が検出されていない方のMSI値を変更するようにしても良い。
ADM5Aでは、図13に示すように同一LO−ODUのTS1〜TS4の内、TS3が未使用となった場合、TS1、TS2及びTS4のMSI値“0x0A”を未使用のMSI値“0x07”に変更した。しかしながら、TS1、TS2及びTS4のMSI値を維持するようにしても良い。
また、ADM5Aでは、図14に示すように同一LO−ODUのTS1〜TS4にTS5の追加が発生した場合、TS1〜TS4のMSI値“0x0A”及びTS5のMSI値を未使用のMSI値“0x07”に変更した。しかしながら、TS1〜TS4のMSI値を維持し、TS5のMSI値をTS1〜TS4のMSI値に変更するようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
5A ADM
22 ODU処理部
25 分離部
41A ODU4分離部
42 ODU3分離部
43 ODU2分離部
50 MSI処理部
51 識別部
52 変換部
53 監視部
54 変更部

Claims (7)

  1. LO(Low Order)−ODU(Optical channel Data Unit)を格納したHO(High Order)−ODUをさらに格納した最上位ODUから前記HO−ODUに格納された前記LO−ODU毎に当該LO−ODUを識別する第1の識別情報を抽出する第1の抽出部と、
    前記HO−ODUに格納された前記LO−ODU毎の前記第1の識別情報を前記最上位ODUに格納された前記LO−ODU毎の当該LO−ODUを識別する第2の識別情報に変換する変換部と、
    前記変換部にて変換された前記第2の識別情報に基づき、前記最上位ODUから前記LO−ODUを抽出する第2の抽出部と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記最上位ODUに格納された前記LO−ODUの構成の変化又は前記第2の識別情報の変化を検出したか否かを判定する判定部と、
    前記最上位ODUに格納された前記LO−ODUの構成の変化又は前記第2の識別情報の変化を検出した場合に、前記構成の変化が検出された前記LO−ODUを識別する前記第2の識別情報又は前記変化が検出された前記第2の識別情報を未使用の第2の識別情報に変更する変更部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記最上位ODUに格納された前記LO−ODUの構成の変化又は前記第2の識別情報の変化を検出した場合に、前記最上位ODUに格納された前記LO−ODU毎の前記第2の識別情報の内、異なる前記LO−ODU間での前記第2の識別情報の重複を検出したか否かを判定する重複判定部を有し、
    前記変更部は、
    前記異なるLO−ODU間での前記第2の識別情報の重複を検出した場合に、当該重複の前記第2の識別情報を前記未使用の第2の識別情報に変更することを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  4. 前記変更部は、
    前記異なるLO−ODU間での前記第2の識別情報の重複を検出した場合に、当該重複の前記第2の識別情報の内、前記構成の変化が検出された前記LO−ODUを識別する前記第2の識別情報又は前記変化が検出された前記第2の識別情報を前記未使用の第2の識別情報に変更することを特徴とする請求項3に記載の伝送装置。
  5. 前記変換部として、
    前記HO−ODUに格納された前記LO−ODU毎の第1の識別情報である第1のMSI(Multiplex Structure Identifier)値を前記最上位ODUに格納された前記LO−ODU毎の前記第2の識別情報である第2のMSI値に変換し、
    前記変更部として、
    前記最上位ODUに格納された前記LO−ODUの構成の変化又は前記第2のMSI値の変化を検出した場合に、当該構成の変化が検出された前記LO−ODUを識別する第2のMSI値を未使用の第2のMSI値に変更することを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  6. LO−ODUを格納したHO−ODUをさらに格納した最上位ODUから前記最上位ODUに格納された前記LO−ODU毎に当該LO−ODUを識別する識別情報を抽出する第1の抽出部と、
    前記最上位ODUに格納された前記LO−ODUの構成の変化又は前記識別情報の変化を検出したか否かを判定する判定部と、
    前記最上位ODUに格納された前記LO−ODUの構成の変化又は前記識別情報の変化を検出した場合に、前記構成の変化が検出された前記LO−ODUを識別する前記識別情報又は前記変化が検出された前記識別情報を未使用の識別情報に変更する変更部と、
    前記変更部にて変更された前記識別情報に基づき、前記最上位ODUから前記LO−ODUを抽出する第2の抽出部と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  7. 伝送装置は、
    LO−ODUを格納したHO−ODUをさらに格納した最上位ODUから前記HO−ODUに格納された前記LO−ODU毎に当該LO−ODUを識別する第1の識別情報を抽出し、
    前記HO−ODUに格納された前記LO−ODU毎の前記第1の識別情報を前記最上位ODUに格納された前記LO−ODU毎の当該LO−ODUを識別する第2の識別情報に変換し、
    変換された前記第2の識別情報に基づき、前記最上位ODUから前記LO−ODUを抽出する
    処理を実行することを特徴とする伝送方法。
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